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日本を巡る気になるニュース3⃣7⃣

No.415 15/04/05 14:54
匿名さん
あ+あ-

≫414

脅威としての中国か、中国とウィンウィンの関係か

私自身がどう考えるかといえば、『四国新聞』(3月29日付)と『週刊ポスト』(同30日発売号)の連載コラムで、日本は「米国と歩調をそろえて中国の挑戦を受けて立つ以外にない」と書いた(www.shikoku-np.co.jp/feature/hasegawa_column/20150329.htm
念のために言えば、コラムを執筆したのは、2本とも政府が不参加方針を表明する前の時点だ。私が政府方針に意見をそろえたわけでは、まったくない。鍵は中国の安全保障上の脅威をどう見るか、である。

中国は日本にとって脅威であり、欧州にとっては脅威ではない。今回のAIIBをめぐる対応が欧州と日本で分かれたのは、それが理由である。先に書いたコラムにもぜひ目を通していただきたいが、ここではマスコミの問題を含めて指摘しておきたい。

まず、中国には欧州に軍事侵攻する選択肢がない。中国が欧州に侵攻しようとすれば、核大国のロシアを陸から越境するか、テロの戦火が吹き荒れる中東を横切るか、それとも大艦隊を率いてインド洋から南アフリカを回って欧州に向かうかしかない。中国にとって、そんな選択肢はどれもありえないのだ。

だから、欧州にとっては中国が軍事的脅威ではありえない。ウインウイン(共存共栄)関係の原理に基づいたビジネスパートナーとして良好な関係を保っていればOKなのだ。そこで、AIIBに参加するという判断が合理的になる。

しかし、日本と米国は欧州とまったく事情が異なる。日本はどうかといえば、日本の領土である尖閣諸島に中国が領土的野心をみなぎらせているのは、言うまでもない。米国はというと、南シナ海で岩礁周辺の埋立工事を急ぎ、軍事基地建設を目論んでいる中国に警戒心を高めている。

中国が南シナ海のど真ん中にいくつも基地を築いて南シナ海全域を事実上、自国の勢力圏にしてしまえば、米国の同盟国であるフィリピンとタイは直ちに中国の直接的な脅威にさらされる。友好国であるシンガポールやマレーシア、インドネシア、ベトナムも同じだ。
つまり、米国にとって中国はビジネスパートナーである以上に、中国は戦略上の潜在的な脅威である。

続きます

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