気づかずに...妊娠初期のレントゲン検査を避けたほうが良い理由

妊娠初期のレントゲン

レントゲンが与える妊婦や赤ちゃんへの影響とはどんなものがあるのでしょうか?

レントゲンの影響

もしも、妊娠に気づかずにレントゲン検査を受けた場合の胎児への影響はどうなのでしょうか。現在では、特例を除いては胎児奇形などはないと言われています。 1回のレントゲン検査で胎児が受ける被爆量は胎児が被爆する量には程遠いのです。 従って、医療目的で行うレントゲン検査での被爆量は問題ないとされています。

妊娠初期のレントゲン検査

先程、話した通りに心配するほどの線量を浴びていません。 不安な方は、産婦人科の担当医に相談されると良いと思います。 

妊娠が解っている場合は、健康診断など検診のときは妊娠していることを医師側に報告しておきます。

 ICRP(国際放射線防護委員会)のデータによると、受精卵の死滅、胎児奇形を起こす放射線量は、100ミリシーベルト以上と言われています。

通常のレントゲン検査でこの数値を超えることはありませんので安心してくださいね。 妊娠8~15週が胎児の受ける放射線影響の危険性が最も高い時期です。 妊娠8週前、25週以降ならかなりの量の放射線を浴びても影響は受けないと言われています。 

放射線治療をするのでなければ、通常の検査では数値的に低く問題はありません。 歯科で行うレントゲン検査も問題ありません。 しいていえば、マンモグラフィ(乳房撮影)、CT、造影剤を使用しての胃の検査などの特殊な検査は、医師と相談されるのが望ましいでしょう。 

最近は、フィルムの感度も良くなっているので被爆量が減少しています。 よく鉛の入った防護エプロンをレントゲン検査のときに付けるように言われますが、あまり効果はないと最近の報告では言われています。

まとめ

大切な赤ちゃんのことなのでレントゲン検査ひとつとっても気になることですよね。放射線という言葉を聞くとどうしても敏感にならないわけにはいかないのではないでしょうか。だからこそ、妊娠初期のレントゲンが問題あるか否かは知っておいたほうがよいことだと思います。参考にしてくださいね。

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