思い出

直ぐに仕返しされた。またわざといやらしい方法でSNSを通じて。この人どんなよ？という悪印象はこの頃からだったな。性格悪い？と思った最初のきっかけは、その前からだったけど。

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会ってお土産を渡す。その事を多分ここに書いていた。彼は多分ここの住人。値段も調べたみたいだった。本当は5000円位のものにしても良かったけど知り合って間もないし、止めておいた。喜んでくれてたと思うし、そう書いてもいた。

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この時点で既にお金に関するよくわからないブロックと辛辣な暴言には気づいていた。暴言に関しては私が〇〇な人が嫌いと言ったのを自分のことを言われたんだと勘違いしてのことだろうと思った。あれは元カレのことを言ってたのに。発言を悪く受け止めるタイプってこともこの辺に気付いた。

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誰かにカン違いさせるような言葉を何人かの前で堂々発言。私は即座に嘘くさいなと思った。本当にそうだったらこんなところでこんな言い方しないもんだよ。この人狙ってやってる。策士の部類だ。

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周りにいる人達はみんな浮き立っていた。楽しかったけど何か上辺だけで深い話はしない。彼は途中で抜けて電話しに行った。彼女がいるなと直感したのに私にはそれを話さなかった。その日私は2度目の彼の部屋へ。まだ疑いは微かなものだった。

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凄くいい日だったけど何かを感じる。隔たりなのかな。この人誰かいる。扉が空いてなかったし私自身も開けられなかった。警戒心がお互いにあった。そりゃいるよね、素敵な人だし。でもいるならいると教えてくれてもいいのになと思った。隠されないよりマシなのかな？なんて自問自答していた。

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確か帰り道には泣いた気がする。素直な反応だった。この頃の私はとても純粋な思いを輝かせていたし、周りもそうだった。私の心にインクが落ち始めていた。1滴、2滴、、、

インクは私の心が生み出したもの？それとも、、、

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あの話にはドキドキした。あの歌や、言葉の意味、恋愛の予感はあったと思う。期待したのに連絡が来なくて、待っても、待っても。そのうち大きな節目がやってきた。

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もうこの頃にはすっかり毒がまわっていた。
物語を見てるみたいだった。すさまじかく気持ち悪かった。彼も乗り気みたいだったから空気を読んだんだ。奥さんみたいに見張りをしてきた。怖かった。

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