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通行人( ♀ 3Sqq1 )
13/05/13 23:02(更新日時)

習い事の先生に告白された。

歳は私より14歳上。

はっきり言って、好みでも何でもない。

だって、おじさんだもん。


困った顔してたら、
「とりあえず付き合ってみて下さい」

「僕の事をまず、知って」

と、言われた。

仕方なく、付き合う事になってしまった。



それから、全てが変わった。

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No.1938869 13/04/16 18:22(スレ作成日時)

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No.51 13/05/07 09:20
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

以前の住まいは引き払われていた。

携帯も解約されていた。
もう先輩と連絡を取る手段はなくなった。

逃げ出す手段もなくなった。


どこからバレたのか、調べようはなかった…



今は新しい住まいが何処なのか…


それすら解らないまま、新しい生活が始まった。

私は部屋から出られない。


先生が仕事に行ってる間は、ベッドに繋がれてた。

先生が戻ると自由に動けた。


先生が帰ってくるのが、とても楽しみになってた。


身体に付けられた先生の「印」。

これを見るたびに、先輩を思い出した。


それと同時に、先生の狂気に支配された。



怖い…………








それしかなかった。



No.52 13/05/07 09:34
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生は仕事から帰ってきたら、私が居るか真っ先に部屋に確認にくる。


私を確認したら、そのままセックスが始まる。


先生のセックスは、とても優しい。


まぁ…
先生以外と経験が無いから、比べようがないんだけど…………



いつも気持ちのいいキスから始まる。

キスと同時に愛撫されて、濡れるのが自分でも解った。


私が濡れると、先生は喜ぶ。


私の感じる顔を見ると、先生は気持ちいいと先生は言っていた。


他の人も皆、そうなのかな…



先生を怒らせなければ、気持ちいい事ばかりしてくれる。



私が笑うと先生も笑う。

私が感じると先生も感じる。

私がイクと先生もイク。

私が不安になると先生も不安になる。



何か…



面白いな………




No.53 13/05/07 09:49
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生は私が居なくなると、どうなるんだろう…


私が消えてしまうと…



先生が先生じゃなくなりそうな気がする。



眠る先生を見ながら、ぼんやりとそんな事を考えていた。




私は先生にとって、どんな存在なんだろう…



私にとって、先生は…







解らない…


No.54 13/05/07 11:44
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生が休みの日には、外に連れ出してくれた。


それが待ち遠しくて、とても楽しみだった。

外に出してくれるのが嬉しいのか、先生と出かけられるのが嬉しいのか…

それは自分にも解らなかった。



先生は私の事を「愛してる」と呪文のように毎日言う。

私は言った事がない。

だって…


「愛」って、なんだろう?


知らないし、解らない。


私に母がいなかったから、解らないのかな…



お母さん…


あなたが居たら、教えてくれましたか?


No.55 13/05/07 12:00
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

母は私を産んで、直ぐに出ていったらしい。


父が私を育てる事が出来ず、父方の祖母に育てられた。


5歳になった時に、父が再婚した。

でも私は父に引き取られることはなく、祖母に育てられた。


祖母が中学生の時に他界した。


それから、父と義母と妹と一緒に住み始めた。


義母は身体が弱かったが、いい人だった。


父と再婚した時には、お腹に妹がおり私を引き取れなかったと教えてもらった。

何度も謝られたが、何も思わなかった。



違う…

解らなかった。





暫く家族ごっこをしたが、高校を出た後一人暮らしを始めた。


わざわざ家から遠い学校を選んだ。


家は居心地が悪かった。


一人暮らしを始めた時、何か解放された感じがして嬉しかった。

No.56 13/05/07 12:43
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

卒業するまで、とても大変だった。

経済的な負担をかけたくなかったので、奨学金を貰いバイトしながら通った。

だから、卒業して就職するまでに友達や異性と遊ぶ時間はなかった。


仕事にも慣れ、やっと一息ついた時に習い事を始める余裕が出来た。


人生初めての習い事。


とても楽しかった。

本当に世界が広がった感じがした。

大袈裟かもしれないけど、本当に世界が広がった。



とても新鮮な気持ちになった。

仕事にもハリが出た。



そんな時に、先生と出会った。

No.57 13/05/07 19:06
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生に初めて会った時の印象は…


緊張し過ぎて記憶にない。


通い始めて暫くして、話し方が丁寧な方だなぁって思ったぐらい。


尋ねた事に対して、尋ねた事以上に説明してくれた。


逆に色々尋ねられ、鬱陶しく感じる事すらあった。


あまりいい印象はなかった。


そういえば、帰りの送迎の時に、ルートの関係か二人になる事が増えてきた。


今から考えれば、作戦だったんだろうな。


No.58 13/05/07 19:18
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

そして告白されて、私の人生が変わってしまった。

あの時断れば、違う人生になってたのかな…


それとも、結局こうなったのかな?


先生の印は消えない。


消せない限り、先生からは逃げられないような気がする。



No.59 13/05/07 19:55
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「先生…」


「ん?なんですかー?」


「一人で外に出たい」



「んー?」
「それは難しいねぇ」



「どうしてもダメ?」



「うん。ダーメ」


「そっかぁ…」



「一人で出かけたら、お仕置きするからね」



「はい…」



そう言って先生はキスしてきた。


「はっ…あ…」



「あ…んっ…」



私は先生の腕の中で眠りに落ちる。



目覚めると先生が横にいる。



「先生…」



「んー?」



「外に行きたい」



「今日は仕事だから、留守番の日でしょ」


「でも…行きたい…」
「どうしても海に行きたい…」



「行きたいの…」



「お願い…………」




「ムリ言わないで。」


「お仕置きしてもいいから…」


「だから…」




「お願いします…」




何故か解らないけど、この日はどうしても海が見たかった。


No.60 13/05/07 21:10
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「もう…今日は、どうしたの?」

「聞き分け悪いと、お仕置きするよ?」



「お仕置きしてもいい」
「だから…」


「だから…」


「お願いします…」




「…………」



「ちゃんと帰ってくるから…」


「…………」



「わかった」



「ありがとう!先生」

「ありがとう…」



この時、とても嬉しくてホッとしたのを覚えてる。



海まで先生が送ってくれた。


No.61 13/05/07 21:23
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

その日は一日中、海の声を聞いていた。

裸足で歩いたり、寝転がったり、居眠りしたり…

陽が落ちても、ずっとその場にいた。


ずっとその場から動けなかった。


そうしたら
先生から電話がかかってきた。


「もうすぐ着くよー」

「はい。」


先生と合流しても、まだ帰りたくなかった。


「もう帰ろうよ」



「もう少し…」
「もう少しだけ…」


陽が落ちて、月明かりもなく真っ暗になった。


「また連れてきてあげるから、もう帰ろう」




「はい…今日は、ありがとうございました」


「また来ようね」




「うん。また連れてきてね」



「ありがとう」



No.62 13/05/07 21:30
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あや………」



「今から、やりたい」



「え?」
「今???」


そこは普通のSAの駐車場。

「急にどうしたの?」
「潮風でべたべただから、帰ってシャワー浴びてから…」


言い終わる前に始まった。

No.63 13/05/07 21:44
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「やっぱり…いやっ…」
「シャワー浴びてから…」


いきなり先生が入ってきた。

でも、直ぐ気持ち良くなってしまう。


先生が、深く入ってくる。

子宮の辺りを、ぐりぐりされると変になる。

それを楽しむように、先生はぐりぐりする。


「あっ………んっ…」

浅く突いてくる時、指でも触られる。

触られると、直ぐにイってしまう。

挿入したままイカせるのが、最近の先生の好きなパターンみたい。


イった私を押さえつけて、乳首を攻めて突いてくる。

気持ち良すぎて変になる。


それを見ながら、先生も果てる。


気持ちいい…





初めて先生に言った。






「もっと…」
「もっとしたい」


恥ずかしかったけど、もっとして欲しかった。


No.64 13/05/07 21:59
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

私が上になって、先生を押さえつけた。


気持ちいい…


挿入されながら、胸を攻められるのは気持ちいい。


先生は知ってる…



またイカされる。


そんな事をずっとされてた。


気持ち良くて、気持ち良くて…




いつの間にか又、眠りについていた。


「ん…っ」


「はっ…あ…あっ…」


先生があそこを舐めてた。


「これ気持ちいいでしょ」


「ん…あっ…うん…」



また大きくイカされた…




No.65 13/05/09 17:47
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「普通」って、なんなのかな…


「世間」って、なんなのかな…


たぶん…


ううん。絶対に私たちは「普通」じゃない。


私の知ってる「普通」は、こんな生活じゃない。

私の…






でも…たぶん…
先生にとっては「普通」の世界。

特別でも何でもない「普通」の生活。


先生は物知り博士だ。


だとしたら…


先生が正しいのかな…



何が正しいのか、よく解らない…



そういえば先輩は、元気にしているのかな…


結局急に辞めてしまって、みんなに迷惑をかけちゃったな…



心配してるかな…



元気ですって事だけでも、伝えられないかな…




連絡先覚えてないや…



No.66 13/05/09 17:50
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

あ…


先生のパソコン…


先生の事だから、私の携帯のデータをコピーしてるはずだ。


パスワード…




ムリだなぁ………




何とかならないかなぁ…



No.67 13/05/09 18:08
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「先生…」



「んー?なーに?」



「私の携帯のデータって…」


「パソコンに入っるでしょ?」



「急にどうしたの?」



「入ってるでしょ?」



「…………」
「全部入ってるよ」




「先輩の…………」


「連絡先…教えて欲しいの」



怖い…
先生が怒るのが解った。


「………どうして?」



怖い…………


目が…


全部が怒ってる…




頑張れ私!


「元気な事を伝えたいの」

「急に居なくなっちゃったから、心配してると思うんです」

「それだけ伝えたいの」




先生が近づいてきた…




「あや………」




あ…
抱っこぎゅーだ…





「先輩に会いに行こうか」


えっ………!?




「え???本当に!?」



「今から会いに行こうか」



「は…はい!」



凄い…

怒ってない?




とても優しいキスをされた。



最近、抱っこぎゅー
って、よくされる。


抱っこぎゅーされると、とても安心する。


眠る時も抱っこぎゅーって、してくれる。



とても安心する。



No.68 13/05/09 18:16
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生は本当に連れて行ってくれた。


久しぶりの元職場。


やっぱりドキドキする。

店の前に立ち尽くしてたら、先生が


「ドキドキする?」
「頑張って行っておいで」

って、抱っこぎゅーしながら押し出してくれた。

「いらっしゃいま…」



「あー……………っっっ!やちゃん!!!」



「お久しぶりです…」


急に辞めた事を、職場の皆さんに謝った。


先輩も居た。


ドアの外で待ってる先生を見つけた先輩は、難しい顔をしていた。


「あや!ちょっとこっち来て!」





奥の休憩部屋に連れて行かれた。




No.69 13/05/09 18:29
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あや!お前急に居なくなって…」

「どれだけ心配したと思ってんだ!」



「ごめんなさい。携帯も解約されて、連絡しようにも出来なくて…」



「私は元気です」

「だから…もう…大丈夫です」



「心配かけてごめんなさい」


「色々ありがとうございました」



「お前…今、どこに住んでるんだ?」


「解んない(笑)」

「普段は家から出ないし、出かける時は車だから」



「お前…」


「今からでも間に合うぞ?」


「逃げるなら、今から手伝うぞ!」

「あいつ外だろ?裏から逃げよう!」



サイゴノ チャンス カモシレナイ…


「先輩…」




「ありがとう…」


No.70 13/05/09 18:48
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「ありがとう」



「でも…」



「先生の所に帰ります」


「あや!?」



「…………最近ね…」

「先生と居ると安心するの…」



「だから…」



「一緒に居たいの…」





「あや…お前…」




「ありがとうございました。さよなら」


「ちょっと待って!」



「これ持ってけ!」



そう言って、先輩の自宅の住所や家電、携帯、アドレスと先輩へ繋がる連絡先を渡された。


「先輩…これ…」


「気が変わったら、何時でも連絡してこいよ!」


先輩は優しい…

こんな優しい人、他に知らない…



「さよなら」



「また来いよ!」




さよなら先輩。


No.71 13/05/09 18:52
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「先生!」


「ただいま!」




「お帰りなさい」


私が先生を、抱っこぎゅーってした。


だって、先生が泣いてるように見えた。



手を繋いで一緒に帰った。




その日は私がご飯を作った。


先生の好きな惣菜パンを焼いた。


先生は私が好きなシチューを作ってくれた。


二人で台所に立つのも楽しいな。

No.72 13/05/09 19:19
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あや…」



「はい?」


「帰ってきてくれて、ありがとう…」


「本当は…凄く怖かったんだ」


「向かってる時も、怖くて怖くて…」


「店の中で、あやが見えなくなった時、本当に怖かった」


先生…


「だから…」


「あやが戻った時に、泣きそうになったんだ」



先生…




「先生…」
「私の帰る所は、先生の所でしょ?」


「あや…」



「これ、先生の好きにしていいよ」



先輩がくれた連絡先を渡した。


「あや…これ…」



「先輩がね、逃げたくなったら連絡しろってくれたの」


「でも…もう必要ないから」


「先生の好きにしていいよ」




「あや。これは持ってなさい」

「あやが逃げたくなったら、逃げてもいいよ」



先生…?



「先生…なんで?」
「なんで、そんな事言うの?」


「あやの事、嫌いになった?」


「私は、どこにも行かないよ」

「先生の側に居たい」




「だから…そんな事言わないで…」



解らないけど、何だか怖かった。

No.73 13/05/10 09:47
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

その夜初めて先生の背中を見て眠った。


先生の背中は大きかった。


布団の隙間を、初めて見たような気がした。


寒かった。




でも目覚めた時、先生が抱っこぎゅーってしてくれてた。


心地よくて、そのまま又眠りに落ちた。

No.74 13/05/10 10:05
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

いつもと変わらない朝。

その時、先生の携帯がなった。


「え!?」

「いや…ちょっと…そんな急に…!」



はぁ…

先生が大きなため息をついた。


「どうしたの?」


「弟が…」
「暫く泊まりに来るって…」



「弟?先生…弟が居たの???」



「今夜来るって…」


はぁ…




「あ…」

「暫く居るって事は、私…どうしたらいい?」


「ここに居て大丈夫?」


「もちろん居て大丈夫だよ!」

「ただ…あいつ女癖が悪いから心配なんだ…」

「僕の居ない時が、心配だ…」



「私は気にしないから、大丈夫よ?」



「うーん…」




「うーん…」




先生がこんなに心配するって事は、本当に女癖が悪いんだと思った。


どうしよう…



私…お荷物だ…

No.75 13/05/10 11:12
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あや。とりあえず仕事に行ってくるから」

「弟が来ても、居留守使っててね」



「はい!行ってらっしゃーい」


心配そうに先生は、仕事へ行った。



弟さん…


どんな人だろう?

歳は何歳なんだろう?

男前かな?

背は高いのかな?

なんの仕事しているんだろう?


気になる事は、沢山あった。


とりあえず部屋を片付けとかないと…


シーツを変えて掃除して、ご飯の用意まで終わらせる事にした。




ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン


インターフォンには、知らない男の人が映ってた。



弟さんかな?と、思ったけど居留守した。



夕方にもやってきたけど居留守した。



19時をまわった頃、先生と弟さんが帰ってきた。

No.76 13/05/10 11:51
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「はじめまして。あやと言います」



「あれ?兄貴同棲してたの?なかなかやるねぇ(笑)」

「しかも若いし、可愛いし」

「俺好みだわぁ(笑)」



「お前!変な事するなよ!」



「はいはい。解ってるって!」



そんな話をしながら、ご飯を食べた。




「あや。あいつ日中ずっと家に居るみたいだ」


「ずっと?」
「どうしよ。二人っきりになっちゃうね…」


「日中何処かに行っとく?」

「あいつと二人っきりは、絶対ダメだ」


どこに行くか、暫く二人で考えた。

No.77 13/05/10 19:09
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生に送迎してもらって最初は、ビジネスホテルで過ごしてた。


先生が来たら、セックスして家に帰った。


天気のいい時は、海を散歩したりした。

映画を見たり、買い物したり…


色々して過ごした。



弟さんは、私が仕事に行ってると思ってたみたい。


まぁ…
先生と一緒に出て、帰ってきたらそう思っても不思議はないか…


作戦は成功してた。



でも、先生はイライラしてた。


弟さんは、先生と正反対の人だった。

使ったら、使いっぱなし。
食べたら、食べっぱなし。
脱いだら、脱ぎっぱなし。


弟さんは、やりっぱなし君だった。


一週間目の朝早くに、唐突に弟さんは出て行った。


先生はホッとしてたみたい。



先生に行ってらっしゃいをした後、久しぶりにゆっくりしてた。


No.78 13/05/10 19:28
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

ピンポーン。
ピンポーン。
ピンポーン。



画面を見たら、弟さんだった。


忘れ物でもしたのかな?

カチャ。

「どうしたんですか?」
「忘れ物~」


「あやちゃん仕事は休み?」


「あ…はい」


「嘘でしょ(笑)」
「あやちゃんは、無職でしょ」


「違います。今日は休みなんです。」




「ふーん」


なんだろう…

何だか嫌な感じ。


「ねぇ~」
「お腹空いたー」
「何か作ってよー」


「忘れ物は?」


「まずは、腹ごしらえしてから~」


「俺、風呂入ってくるから適当に作ってよ」


「宜しく~」



え………っ…………



まずい。


先生に連絡しないと…




ぷるる…

ぷるる…

ぷるる…




出ない…


「先生。あやです」

「弟さんが忘れ物って、帰ってきて…」

「今、お風呂入ってます」
「どうしよう…」





「あー!さっぱりした」
「あやちゃんも入ってきたら~(笑)」




「私は大丈夫です」


「焼飯とスープ出来ましたよ」


「ありがとう~」

「うん。美味い!」
「いいお嫁さんなるよ」


「ありがとうございます」


なんだろう…


何だかざわざわする。


先生…


どうしよう…



No.79 13/05/10 19:45
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

げぷ。


「美味かったー」
「ごちそうさん」


「あやちゃん」


「はい?」



「俺ねー」

「兄貴の事、大っ嫌いなんだー(笑)」



「あやちゃんは、兄貴のどこがいいの?」


「どこって………」



そう言えば…
どこが好きなんだろう?


「…………えっと……」



「兄貴の事、大っ嫌いたからさー」

「兄貴の大事なもの壊すの、好きなんだよねぇ(笑)」



「それって、性格悪くないですか?(笑)」


「うん。俺って最低野郎だからねー(笑)」




怖い……………



先生…………





「………」

「洗い物してきますね」


胸がどきどきする…

どうしよう…



プシュッ。

「やっぱり風呂上がりのビールは、美味いよねぇ」



そう言いながら、弟さんが近づいてきた。


No.80 13/05/10 20:01
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あやちゃん」


「きゃあっ!」
後ろから、抱っこぎゅーってされた。


「ちょっ…」

「離して下さい!」



「やーだ(笑)」
「あやちゃん可愛いよねぇ」

「いい香りするねぇ」



怖い怖い怖い…………


弟さんの指が動き出した。


「嫌だってばっ!」
「離して!」


「やーだ(笑)」
「俺ねぇ~」
「あやちゃん可愛いから、Hしたくなっちゃった。」


「やっちゃっおっかなー(笑)」


「兄貴と比べてみてよ(笑)」


「いやっ」
「離して!いやっ!」


「俺って、性格悪いからね~(笑)」



うなじから、キスされ始めた。


No.81 13/05/10 20:38
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生とは違う身体が、離してくれない。

先生とは違う…


「あ……っ…はっ…」

服の中で指が動いて…


「あっ…」



「嫌っ…!」離し………て……


「いや…あ…」



「凄いねぇ。あやちゃん」
「感じやすいんだねぇ~」

いや…

先生…………


先生…


助けて………



「えっ…」


「なんだこれ?」


え………


あっっっ!!!



先生の印!




「これ兄貴がしたの?」


「…………」


そう言いながらも、弟さんの指が止まる事はなかった。


くちゅくちゅくちゅ…




頭の芯がくらくらする…



「兄貴はあやちゃんの事が、大好きなんだね~」

「そのあやちゃんを、俺のもんにしたら…」

「面白くなりそう(笑)」


「はっ…はぁ…はぁ…」
いや…はぁはぁ…


先生…………




「凄く感じてくれてるね~」

「兄貴より気持ちいいでしょ?(笑)」


「やめて…」
「お願……………」


んー………っっっ


先生とは違うキス…


「はぁはぁはぁ…」

身体に力が………




「そろそろイっちゃいな(笑)」


「いや…」
「はっ…」

いや…でも…

先生と違うのに気持ちいい…


「あっ…あ…」

「い…や………ぁ…あーっっっ!」



はっ…
はぁはぁはぁ…
はぁはぁはぁ…


「ん?イっちゃったかな?(笑)」


「イっちゃったあやちゃんも可愛いねぇ(笑)」


「じゃ。そろそろお邪魔しよっかなー(笑)」



「嫌…お願い…………」
「助けて………」



「いーや(笑)」
「兄貴のセックスと比べてみてよ」

「俺の方がいいかもよ(笑)」



先生…………







No.82 13/05/10 21:27
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

ガンッ!


「痛っっ!」

バシッ!



バンッッッ!!!


「痛ったぁ…」



「お前っっっ!」
「何やってんだ!」



先生…………



「あや!大丈夫か!?」


「出て行けっっっ!」

「二度と来るな!!!」



「ちぇっ(笑)」
「味見しそこねちゃった(笑)」


「あやちゃん」

「続きは又ねぇ(笑)」



「出て行けっっっ!」






「あや…」

「あや…」

「大丈夫?」



先生…



「ごめん…………」


「ごめん…………」





「怖かった…」



「ごめん…………」
「留守電聞いて、すぐに引き返してきたんだけど………」





「………」



「お風呂…入る…」




「うん…うん」
「用意してくるね」




No.83 13/05/10 21:33
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

サァ……………


サァ……………



サァ……………




まだ…
さっきの感触が残ってる…



気持ち悪い…………




先生とは違うキス…


身体…



指…




怖い…………


No.84 13/05/10 23:15
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

どうしよう…




先生に嫌われるかもしれない………


先生の言う事聞かなかったから…………


二人きりはダメって、言われてたのに………



どうしよう…



嫌われたら…




どうしよう…






コンコン


「あや」
「入るよ」



「そろそろ上がらないと、のぼせちゃうよ?」



「………はい…」



あんなことされて…

私は汚い………

………汚い………


「あや?」



「いやっ!」
「触らないでっっっ!」


「あや?」




「嫌………っ」

「あ…」

「いや…あの…違っ…」


「ごめんなさい…」



「二人っきりになって…ごめんなさい…」



「ごめん…な…さい」




怖い…………



怖かった…

No.85 13/05/11 20:33
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

あの日から、何だかギクシャクしてる。


先生は変わりないようにしてるけど…

やっぱり何だか違和感がある…


私もどうしたらいいか解らずに、何だかそわそわしてた。



「あや」


「はい?」


「海見に行こうか」



海…



「うん。行きたい」
「お弁当持って行こう」


二人で簡単なお弁当を作って出かけた。


まだ泳ぐには早い季節。
人気は少なかった。



手を繋いで、浜辺をずーっと歩いてた。


松林の中にベンチがあり、そこでお弁当を食べて休憩した。


食べ終わった後も、暫くそこで海を眺めていた。


海の声を聞いていたら、何だか穏やかな気持ちになっていった。

No.86 13/05/11 20:58
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

どれくらい眺めていただろう?

陽が陰り始め、ひんやりとしてきた。


「帰ろうか」


「うん」



手を繋いで歩きだした。


「先生…」



「うん?」



「ごめんなさい…」


「ごめんなさい…」

「ごめん…な…さい…」




「僕こそごめん…」

「あいつを、家に入れるんじゃなかった。」


「あいつは昔から、僕の大事なものを壊すのが好きなんだ…」


「また来るかもしれない………」



どくん…

どくん…


「あいつは、諦めが悪いんだ」


「先…生…」



「ごめん…」
「今回の事は、全部僕が悪い…」

「嫌な思いさせて、ごめん…」




「先生…」

「もし…」

「もし…私が弟さんに…」



私が弟さんに、やられたら…



怖くて聞けなかった。



「あや…」

「愛してるから」

「何があっても、愛してるから」

「あやが居ないと、僕は生きていけないんだ」


「愛してるよ」




「先生…」



「また助けてね…」



「うん」
「絶対に」




何だか安心した。


No.87 13/05/11 22:18
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

その夜は、先生に意識を失うほど激しく抱かれた。


目覚めては抱かれる。


その繰り返し。


何度もイカされ、先生も何度も果てた。


腕枕されて、深い眠りについた。



次に目覚めた時、先生はもう仕事に行っていた。

シャワーを浴びて、ぼーっとしてた。



何処かに出かける気分でもなく、部屋を片付けたりした。


No.88 13/05/12 11:09
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

なにもする気が、起きなかった。


なにもしないまま、1日が終わる事が多くなった。


あれから何日が経っただろう…


先生は…


いつもと変わらない。

私には、にこにこ笑顔しか見せなかった。


今も昔も、先生の考えてる事が解らない。


私は…


自分の事なのに、自分が解らないでいた。




ピンポーン。
ピンポーン。
ピンポーン。




誰だろう…


宅配屋さんだった。


「はーい」

カチャ。



「宅配でーす」






「うっそ(笑)」

「ごめんねぇ~」

「あやちゃんに、会いに来ました~」




お…とう…と…さん…




な…ん…で



全身が凍りつくのが解った。


声も出なかった。


逃げようと思っても、足が動かなかった。





「あやちゃん」
「捕かまーえーたー(笑)」


た…すけ…て…




No.89 13/05/12 11:17
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「んー。
やっぱり、あやちゃんは、いい香りがするねー(笑)」


そう言いながら、抱きよせられた。


「んー。可愛いよねぇ」
「大好き。大好き。」

「この間は、途中で邪魔が入っちゃったけどねぇ~」

「今日は、大丈夫だよねぇ~(笑)」


「今日は、沢山気持ち良くさせて頂きまーす(笑)」



「嫌…いやっ…」
「離して!やだっ!」

逃げられない…




「暴れたら、痛くなるからね~」

「縛っとくね~」




そして、手首を縛られた。

No.90 13/05/12 11:37
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

抱き抱えられ、ベッドルームに連れていかれた。


「あっ。シーツ替えたてだー(笑)」
「昨日、兄貴とやったから?」

「今日はね~。今から僕とだよ~(笑)」



「そうだ(笑)」
「目隠しも、してみよっか」


「兄貴と声が似てるから、解らなくなっちゃったりしてね~(笑)」


「じゃあ、まずは…」
「あやちゃん~。イっちゃおうか~」



「いやっ…」


助けて………



「お願いっ!嫌…」

「触らないでってば!」
「いやーっっっ!」



「はいはい。騒がないでね~」


弟さんの指が、私の全身を触りだした。



「はっ…あっ…あ…」


はぁはぁはぁ…



くちゅくちゅくちゅ

くちゅくちゅくちゅ


「あやちゃん」
「こんなに濡れて(笑)」
「嬉しいなー。感じてくれてるんだね~」


助け…て



弟さんにもたれるような姿勢で、遊ばれた。

左手は胸を…
右手であそこを…

楽しむようにキスをしてきた。


はぁはぁはぁ…

「いや…やめっ…」


「こんなに濡れてて、嫌じゃないよねぇ(笑)」

「まずは、イっちゃいなさい(笑)」



はっ…あ…
嫌…

先生…


助けて………




「あ…あーっっっ………」


「イッちゃったかな?」
「可愛いよねぇ(笑)」


「じゃあ、今度は上を向いてねぇ~」




なっ…


「あっ…嫌…いや…」


くちゅ…ちゅ…ぺろ…

「んー。いいねー(笑)」

「美味しい美味しい(笑)」

「ク〇ニでも、イッちゃいな(笑)」

No.91 13/05/12 12:13
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

もう…

なにがなんだか…


「あやちゃん…」

「気持ちいいでしょ?」

「気持ちいいって言って」


「…いや…」
「やめ…あっ…」


くちゅくちゅ…ちゅっ…

「あっ…そこは…いや…」


「んー?ここが気持ちいいのかなー(笑)」


な…あっ…


いや…


先生じゃないのに…
嫌なのに…



くちゅ…ペロッ…

「指で弄りながら舐めると、変になるでしょ(笑)」


「もっと変になってね(笑)」

「あやは、いいこだねぇ」


先…生

もう…


「あっ…あーっっっ……」


びくんびくん…
びくんびくん…


身体中が脈打つのが解る。




「じゅる…んー…じゅる…」

「あやちゃん潮ふいちゃったね(笑)」


もう、全身の力が抜けて、身動き取れなかった。



ぷるる…
ぷるる…
ぷるる…


「ただいま留守にしております。ご用の方は、メッセージをどうぞ」


「あや?」
「あや居ないの?」

プッ
プッープッープッ




「兄貴ぢゃん(笑)」
「え?何?」
「あやちゃんが居るかの、確認の電話?(笑)」



はぁ…はぁ…はぁ…


私が電話に出なかったから、先生心配してる…


先生…助けて………


もう…逃げられないよ…




「あやちゃん?」


「気絶しゃったかな?(笑)」



先生…






先…生



No.92 13/05/12 12:54
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「あや!」


「あや!」




う…ん………


「あや!」



「ん………先…生?」



「あや!」
「どうしたの!?何があったの!?」



「え…」

「な…に…って………」


弟さん…



「えっ…あ…」

どうしよう…



「あや?」



服…着てる………


下着も………



でも………

夢じゃない!
身体が…覚えてる…


散らかった部屋…

身体が………



「弟が…あいつが来たの?」


「え…」


ダメ…
先生に知られちゃいけない…


知られちゃ…



「ううん。疲れたから休んでただけ」



「先生…帰るの早かったんだね」

「あやが電話に出なかったから心配で…」



やっぱり…



「出れなくて、ごめんなさい…」


「ううん。何もなかったんならいいんだ」


「寝汗凄いよ」
「シャワーしてきたら?」


「はい」




ドキン
ドキン



ドキン…




気付かれた!?




大丈夫…


大丈夫…



隠せるよね…




No.93 13/05/12 13:25
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

なんで…

弟さん居ないんだろう…


気を失ってから、一体…………



身体中に指の…

舐められた感触が残ってる…



洗っても洗っても消えない………



先生…

どうしよう…


どうしたら…………



「…うっ………うっ…」


だめだ…
泣いたら目が腫れる…


でも…


「ふっ…う…」


どうしよう…

どうしよう…

どうしよう…




コンコン。


「あや。大丈…」



「あやっ!」



「どうしたの!?」

「貧血!?」



「あや…」





No.94 13/05/12 17:20
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

いや………


やめ…て…



嫌…

怖い…………


「いやーーーっっっ」

「やめてーっっっ」


「はぁ…はぁ…はぁ」



「あや!?」


「あ………」





「あや?どうした?」
「大丈夫?」



はぁはぁはぁ…
「怖い夢見ただけ…大丈夫…」



「お腹空いた!何か食べたい!」


「用意出来てるよ(笑)」


「ありがとうございます」


笑ってなきゃいけない




心配かけちゃいけない



知られちゃいけない…



笑ってなきゃ…





笑ってなきゃ…




「先生」
「散歩行きたい」





笑って…



No.95 13/05/12 17:50
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

「先生あのね~」



「先生~」


「先生~」



笑って…





「あや…」



「あや!」




「もう止めなさい」



「先…」



「僕の前で、頑張るのは止めなさい」


「言いたくなければ、言わなくてもいい」


「でも…言わなくて、頑張らなきゃいけないなら…」


「言って」




「あや…もう止めて…」


「先生…」



「なんで…解るの…?」



「言ったでしょ(笑)」
「あやの事愛してる。だから、全部解っちゃうんだ」


「あいつ…来たんでしょ?」



「………はい…」


「宅配屋さんだと思って、玄関開けたら…弟さんだったの…」


「それで…」



「それで…」




「解った。」




「でも…でも…途中で気を失って…」

「解らないの…どうなったか解らないの…」


「気付いたら、先生が帰ってて…」




「そっか。ごめん。」
「もう、頑張らないでね」



涙が止まらなかった…


No.96 13/05/12 23:38
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

先生はあれから何も聞いてこない…

何もなかったように、振る舞ってくれてる…


それがどんなに大変か…


本当に何もなかった事に出来たらいいのに…



弟さんの声と、先生の声は本当に似てる…


だから、先生が話す度に思い出してしまう。

先生が悪い訳じゃない…



でも…


怖くて怖くて、身体が硬直してしまう…



先生が私を呼ぶたびに、ドキッとする。



どうしたら…………






No.97 13/05/13 12:38
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

このままじゃいけない…

考えてみたら、いつも私は怖がってばかりだ…


そろそろ負けない心を持たないと…………



負けたくない。



このままは嫌だ。

No.98 13/05/13 18:36
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

でも…


一体どうしたら………




今は…

先生の声を聞くだけでも怖い…

身体が強張ってしまう…

先生…


悲しいだろうな…………


ごめん…





何とかしたいのに…



どうしたらいいのか…



弟さんのバカ…



大っ嫌い!



No.99 13/05/13 22:52
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

どうしたらいいのか解らないまま、時間だけが過ぎて季節は夏になってた。


表面上は変わらない生活。


週末は二人で、あちこちデートに出かけた。


あの夏の思い出で、忘れられないイベントがあった。


先生は元々、アウトドアが好きな人だった。


「あや」
「しまなみ街道行こう」


「は???」


突然過ぎて意味不明(笑)


この突然な提案で、旅行先がしまなみ街道に決まった。


自転車で走破…


インドアな私は、死んでしまいました(笑)


でも、途中で食べたコロッケは美味しかったー。

山の上で食べた、藻塩アイスも美味しかったー。

死ぬ思いで山頂目指したかいがあったって、感じ。


途中の景色も綺麗で…



あれこれ考えるのがバカらしくなった。



過去は過去。
弟さんの事は、どんなに考えても変わらない。


現在は先生と二人。
今、対峙しているのは先生。


未来は…
頑張るしかない。



過去の私に言いたい。


「負けるな」




現在の私に言いたい。


「頑張れ」



未来の私

過去の私を誉めて。



どうか…


未来の私と先生
笑ってて。


現在の私
頑張るから…



ずっと…
笑えるように頑張るから…



未来の私

待っててね。



No.100 13/05/13 22:57
通行人 ( ♀ 3Sqq1 )

しまなみ街道を走り終わった後、先生にプロポーズされた。


もちろん返事は「はい」

いつの間にか、私は先生の事を大好きになっていた。


一緒に時間を重ねて生きたいと思った。



現在の私は笑ってる。



先生も笑ってる。



子供も笑ってる。






未来の私

私…


頑張ったでしょ?



誉めてね。





先生…




愛してるよ。




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