最低男とバカな私
私はごく普通のOLです。周りからは「元気でマジメな姉御」と言われています。
でも本当は…ものすごく情けない、バカな女なんです。
なぜなら私の彼は、女好き・お金ナシ・嘘つき。なのに2年半別れられずにいるのです。
先日「もう一生、浮気・風俗・出会い系などはしない。この誓いを破ったら、名前を公開されても、刺されても構わない」と誓われました。
でもこの約束もいずれ破られるでしょう。その時スッパリ別れるために、気持ちを整理したくて、これから情けない身の上話をします。
反面教師にしたり、叱咤激励いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
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☆
裕一は今、私を選んで、私と一緒にいる
それで十分なはずだった。
でも……怖い。
今の幸せや、裕一との未来を…本当に信じていいの?
確かめたい…。
だから、知りたい…。
私と出会う前の裕一の事を。
そして、私と出会ってから付き合うまでの、裕一の真実を。
そうだ、mi○i…!
私は帰宅して、ゆっくり携帯を開いた。
今まで怖くて見られなかった…
mi○iの 裕一の日記。
ひとつひとつ、遡っていった。
菜々子です。
万が一、まだ覚えてくださっている方がいるといけないので、書かせていただきます。
長らく更新できなくて申し訳ありません。
母が癌になり、とてもこちらを更新したり覗いたりする気になれませんでした。
今はいったん落ち着きましたが、更新できるような心境ではないので……
できる時が来たら、しようと思います!
母の病を除いては、
私はいま、幸せです!!
☆
菜々子「…………」
何を言いたいか自分でも分からない。
裕一「ごめん。でもちゃんとケリつけて、今はお前と居る。菜々子を選んだ、それが俺の答えだからさ。もう何も心配しなくていいからね。」
菜々子「あ…あれ…だ…れ?」
裕一「聞いてどうするんだよ?またお前あれこれ考えるだけだろ?
もう過去だからさ。未来の事を考えようぜ。
ほら!バイト遅れるから、いくぞ」
駅までのバスの中。
2人は無言。
裕一はずっと、私の手を強く握りしめている。
私は虚ろな気分のまま……過去を振り返り、バラバラだった沢山の嘘をつなぎ合わせていた。
そして駅に着いてから言った。
菜々子「ねぇ…あれが工藤正美さん?こないだ電話の履歴にあった…。」
裕一「違うよ(笑)
じゃあバイト行ってくる!また電話するから、気をつけて帰れよー!」
ボーっと裕一を見送る。
どうしたらいいか……落ち着いてからゆっくり考えよう。そう思って家に帰った。
☆
まだ混乱したまま、これっぽっちも整理できていない頭で、どうしていいか分からない。
とりあえずデジカメの電源を切り、床に戻した。
頭が真っ白とは正にこの事だ。どうしていいか分からずオロオロして、私は部屋のドアに背を向けた。
部屋に入ってきた裕一。背を向けて立ち尽くす私をみて不思議だっただろう。
裕一「菜々子?どした??」
菜々子「……………」
声が…言葉が出ない。
裕一「ん?菜々ちゃん?」
肩を引き、振り向かせられた。
彼の顔をみた瞬間……また急に体が震え、涙が溢れる。
裕一「どうしたんだよォ?よしよし…」
ふわっと抱きしめられ、頭をポンポンとなでられた。
それが本当に
苦しくて 哀しくて…
どうしたらいいかわからない。でも、言うしかなかった。
菜々子「ごめん…ごめん裕一…。見ちゃったの…デジカメ…全部。」
裕一「ああ見ちゃったのか…。ごめんね菜々子…消しておくべきだった。菜々子に酷いことしてたんだ、俺。」
>> 254
〈主です〉
匿名254さん初めまして!レスありがとうございます。
皆様とゆっくりお話ししたくて、今さら感想スレのようなものを立てました↓
http://mikle.jp/thread/1462264/
最近は他の皆様にもお礼や返信が遅れていたので…
新スレでお礼や返信をさせていただく予定です。
匿名254さん・今までレスくださった方・感想やご意見のある方は……
新スレにてお待ちしています☺💕
よって、こちらのスレはレス制限させていただきますね。
今後ともよろしくお願いします。
お話の途中なのにレスして…楽しみにしている皆様、申し訳ありません。
…だけど、苦しくて
今の自分と重なって苦しくて…
読者の皆様すみません。
私は現在進行形ですが、、彼と別れるために、
…多目にみてください
m(_ _)m
☆
一つ嘘が発覚すると、連鎖するかのように、見ないフリをしてた沢山の嘘に気づいてしまう。
お盆休み…私との奈良。
電話や、お揃いのお土産の相手は、この人だったんだ。
私がいくらお願いしても「恥ずかしい」と嫌がった2人の写真…
この人とならたくさん撮るんじゃないか。
車でディズニーへ向かって…彼女の寝顔を撮り…たくさんはしゃいで…ホテルに泊まったんだ??
その数日後に会った時してたミッキーのピアス…この時に買ったんだね。
部屋にあったポップコーンのバケツを『店長からのお土産』と言って……
「ディズニーランドは中学以来いっていないよ。嘘でしょ~ってよく言われるけど」というエピソードまで話してたよね。
そして8月の終わり…
「奈良旅行のせいで金欠」と言うから…
責任を感じた私は、初めて人にお金を貸したのに。
何が奈良旅行のせいよ!
自分が…自分が…
複数の女に手を出してたからなんじゃん!!!
その時、裕一が廊下からやってくる物音がした。
☆
早くしなきゃ裕一がシャワーを浴び終えて戻ってくる。
衝撃に手が震えながらも、まだボタンを押し続けた。
謎の女性とゴハンを食べてる写真の次は……
その女性と、ホテルにいる写真だった。
浴衣を着て、
裕一が後ろから、
彼女を抱きしめている。
幸せそうな裕一の顔。
ああ…やっぱり…。
わかっていても決定的な映像は見たくなかった。
さらに遡ると、ディズニーランドで遊ぶ2人の写真。
車での彼女の寝顔。
日付を見る。
え………!!
それはお盆休みに、
私と2人で行った、
奈良旅行の翌日だった…。
一気に記憶がよみがえる
奈良でも裕一は、私から遠ざかって長電話をしていたっけ。
「不倫してる女友達からの相談だ」って。
そして
旅行からの別れ際。
「明日は友達と遊ぶんだ
楽しい空気を壊したくないから…連絡はしないで」
そう言われたのだ。
☆
この日デジカメを見なければ、私は違った人生を歩んでいたかもしれない。
・
・
・
デジカメのメモリーを遡っていく。
私との写真がいっぱい。
横浜開港祭…お花見…初日の出…クリスマス…紅葉…
でも、この先にあの…
問題の写真がある。
勇気をだしてボタンを押す…。
やっぱり…
写真は消されていなかった。
私より年上そうな女性が花束を抱えている。
私は苦しみながらも、ボタンを押し続けた。
次は…
また同じ女性と…
ご飯を食べてる写真!?
日付を見た。
あの日だ…!!
去年だけど覚えてた…
それは私が会えないって言った日。
私の親友の誕生日だったから。
しかも映っていたのは、私と付き合い始めてから一緒に行った事があるビュッフェのお店。
川崎まで遊びにいった時、「俺、前~に来たことあるんだよね🎵」と言って珍しく裕一が選んだ店だった。
…笑顔でご飯を食べる彼女の顔を何回も映してある。
私には
そんな事
しなかったね…
☆
その日は裕一の家に泊まることになっていた。
一緒に眠ると、とても幸せそうに、子供のように私に抱きついて、手を繋いで眠る裕一。
そんな所は、たまらなく愛おしくて、好きだった。
明日は裕一がバイト。
もう7月。暑くなってきたけど、草むしりも文句言わず頑張ってるんだよね…。
一緒に頑張っていこうね…
余計なことは、考えなくていいんだよね…
そう思って目を閉じた。
翌朝。
バイトの前に裕一はシャワーを浴びている。
私もその間に、着替えをしていた。
カチン…
足元で、金属音がした。
何だろう…
見るとそこには、裕一のデジカメがあった。
ああ…以前、このデジカメで女の子が花束もってる写真を見て、大ゲンカしたっけ。
あれから半年以上…
さすがに写真は削除してるかな…
エリサのプリクラ、何回言っても放置だった位だから、そのままかな?
見たくない気持ちもあったが、一度気になったらいてもたってもいられず、デジカメの電源を入れた。
☆
裕一の携帯で、一緒にニュースを見ようとした時だった。
ボタンを押し間違えて、電話の発信履歴の画面になった。
菜々子
家
Kくん
…
工藤 正美
ん?
正美って誰…?
聞いたことのない名前だ。怪しむ私に、裕一は珍しく慌てた。
裕一「…いや、別に俺、昔の人に気があるってワケじゃないからね」
と言った。
昔の人?どういうこと?正美って誰?
…エリサ関係?妹とか?
以前「昔別れてからも妹弟とは連絡とってた」って言ってたし…。
エリサのプリクラに妹の名前も書いてあったはずだが、あれは私が捨ててしまったっけ…。
それ以上裕一は何も言わなくなってしまった。
でも少なくとも、私が嫌がるような相手と連絡をとっていたんだ。
久々に、裕一に対する不信感が胸を覆った。
プリクラの件も思い出した。
…ダメだ!
裕一は今こうして私といる!彼の家族にも受け入れてもらっている。
それが彼の答え。それでいいじゃないか!
☆
さすがの裕一も、その言葉を聞いてハッとしたらしい。
裕一「そうだよな、危ねえ俺、変な方向に向かっちゃってたよな。ありがと菜々子。」
菜々子「夜のバイトするくらいなら……少しならお金も貸すから!
頑張って仕事みつけてすぐ返して!」
裕一「ごめんな…なるべく金も使わないし、すぐ仕事見つけるよ。」
その言葉どおり、裕一はバイトも頑張り、就活でも面接等にまでいくようになった。
どうしても不動産の世界に進みたいらしく……
経験者ではあるが、年齢も高く資格もない裕一を採用してくれる所はなかなかみつからなかった。
結局、6月末までに5万ほど貸した。
いつまでも就職が決まらず、お金を借りる関係。裕一のプライドは傷ついていたのだろう。私たちの間に気まずさが流れてきていた。
だから6月のバイト代で返してもらうことは、あきらめた。
就職したら、ちゃんと払ってもらおう。
そんな中…。
休日、裕一の携帯を一緒に見ているときに、事件は起こった…
☆
裕一のバイト代は12万。
私や家族に返済をすると、残りは5万しかなかった。
タバコに1万
交通費に1万
携帯代で3万
それだけで終わってしまう。
明らかにムリがあった。
裕一「これじゃバイト中の昼メシも食えないよ!菜々子どうしよう。
こうなったら俺、また夜のバイトしてもいいかな?
昔の知り合いが、ニューハーフクラブを経営しててさ。
オカマちゃん送迎のバイトしないかって声かけられてんだ。」
菜々子「ちょっと待って!
裕一…もうそういう世界には絶対戻らないって言ってたよね?
菜々子が悲しむからって。もう大人だからって。」
裕一「そうも言ってられない状況だろ?金ないんだからバイト増やすしかないだろ。」
菜々子「落ち着いて!本来の目的からズレちゃってるよ。今一番なのは就職を決めることでしょ?
昼も夜もバイトして、就活できるの?
就活が長引いたら…もうすぐ30歳でしょ?よけい就職しづらくなって一生バイト生活だよ!」
☆
あれ…。財布にお札が何枚か入っている。
そうか、月末にバイト代が支給されたんだ!!
なんで黙ってるの…
お金借りて悪いと思うなら、すぐ返すべきじゃないの…
結局私は大切にされてない!
単にプリクラだけなら深く傷つかなかった。
でも、そう気づいてしまったから…涙が流れた。
「約束だからね…」
私は一人つぶやいて
エリサのプリクラも
私とのプリクラも
ハサミで切って
…ゴミ箱に捨てた。
そして貸していた携帯代3万円を抜いてから、裕一にお財布を返した。
裕一「あれ!?金少なくない?」
菜々子「私のぶんのお金、裕一が返さないから自分で抜いたまでだよ。」
裕一「ずいぶん強引なことするね菜々ちゃん…」
菜々子「そっちこそお金が入ったの黙ってるなんて…ずいぶん卑怯だね。
だから私も、悪いけど全部プリクラ破って捨てたから。」
裕一「ああ…いいよ別に。どうせ処分したし。」
自分でそうしてくれていたら…どれだけ気分が違ったことか。
☆
でも…
その後何回みても、エリサのプリクラはそのままだった。
別れ際に
菜々子「今バイバイしたらすぐ取り出してよ!
次まだ入ってたら捨てちゃうからね!」
裕一「わかった!」
そう言い合うのに…
わざと出したくないのか?
本当にどうでもよくて忘れてしまうのか?
エリサのプリクラは入ったままだった…。
1ヶ月ほど経ったころ、また私はうっかり裕一のお財布を持ったまま帰宅した。
中を覗くと…
やっぱり入っている。
今までマトモに見たことがなかったが、よく中身をみたくなった。
エリサはクール系のキャバ嬢なのか…
太く長いストレートの髪
切れ長の瞳
でっかいサングラス
細長い小麦色の脚…
書かれてるコメントも
「メシ喰った」
「あの店マジやべえ」
…なんだか私とは
全然違った。
この エリサを愛し…
同棲し子供も宿し…
プロポーズしたという裕一。
裕一にとって、魅力的なのはこういう女性であって、私は…単に安心できる存在なのかもしれない。
☆
そう言えば…
エリサとその妹弟たちとさくらんぼ狩りをした時のプリクラを、以前財布に入れてたっけ。
本当はこんなにたくさんあったんだ。
別れたからって、捨てろとは言わない。
私だって、昔の彼との写真やプリクラ、思い出として少しだけ残してあったりする。
でも、肌身離さず…私とのプリクラを追加して、一緒にしておくことないじゃん。
外出時、裕一のお財布はいつも私が持ってた…こんなモノまで持ち運んでたなんて…。
でもきっと、裕一は深く考えてないはず。だから、ちゃんと話せば分かってくれる…。
喧嘩にならないよう、電話で軽く話した。
菜々子「ごめん、お財布もってきちゃったね。
でさ…中にエリサのプリクラ、いっぱい入ってて、悲しくなっちゃった。
捨てろとは言わないから、今度渡したらすぐ、どこかにしまっておいてね。」
裕一「え?そうだっけ?悪い悪い。何の意味もないから心配すんなよ!俺が好きなのは菜々子だけ!」
菜々子「うん…」
☆
どうせ100円しか入ってないお財布だもん……次に会うときに返せばいいよね?
そう考えながら、もう一度お財布を開いた。
うん…お札は入ってない。
確認して閉めようとした時、何かがポロッと落ちた。
ん……?
拾い上げると、私と撮ったプリクラだった。
なんだ、お財布に入れてたの? 裕一もカワイイ所あるじゃん💕
そう思って、元に戻そうとすると…
他にもプリクラがあった。
会社が倒産して、しばらく遊んでいた頃、Kくん達と4人ほどで撮ったらしいプリクラ。
“彼女 募集中”!?
…失礼ね、本当に私のことは何も話してないんだ…。
そして他にも。
たくさんの…
エリサのプリクラ…。
☆
一応、裕一の財布を覗いてみる。
残金…100円…。
どうしてこんなになる前に、調整とか相談ができないのか。
菜々子「あーもう!
じゃあ携帯は…私も長電話しちゃったし、バイトや就活も困るだろうから…、携帯代だけ貸してあげる!
交通費やタバコ代は、家族に相談して、何とかして!わかった!?」
裕一「ありがと」
…初めてお金貸した時ほどの深刻さが彼に感じられない。
気をつけなきゃ…と思いつつ、とりあえず2人でコンビニへ行き、携帯代を払った。
菜々子「携帯代3万円て高すぎない!?」
裕一「菜々子とも話すし、就活の情報交換で友達と電話したり、おサイフケータイとしてメシ代払ったり…月額サービスの着うたとか…」
菜々子「月々の携帯代も払えない人が月額サービスの着うた!?すぐ解約してっ!」
なんとか余計なサービスを解約させ…私は帰宅した。
家でバッグを開いて驚いた。
裕一のお財布!
入ったままだった。
☆
5月末にバイト代が支給されるまで金は使わない!
と言っていた裕一だが、
タバコは吸うし、
体力の要る仕事で飲み物やゴハンを買ったりで…
彼は結局、また携帯代が払えず、交通費さえなくなった。
裕一「菜々子~!本当にごめん、また少しの間だけ金貸してくれる?」
菜々子「やだ!
もう2度と貸さないって、何回言ったら分かるの⁉
どうせ いざとなれば私に借りられるって思ってるんでしょ。大間違いだからっ!」
裕一「本来ならGW前に貰えるはずのお金が入らなかったから、今回だけは仕方ないだろ。許してよ。すぐ返すから…さ!」
菜々子「それでも大丈夫って自分が言ったんでしょ!!?」
裕一「冷たいんだね…俺なら菜々子にそう言われたら、力になるよ?」
菜々子「それは本当の優しさじゃないよっ!」
裕一「じゃあ俺に就職もできないまま死ねって事ね!」
菜々子「違うってば!あぁもう、貸してっ!」
裕一の財布を奪い取った。
☆
裕一「それより菜々子、見て😃
またm○xiで日記書いたから読んでよ。俺、文才あるだろ?笑」
またm○xiの日記…。
確かに裕一は、文章を考えるのが得意だ。…誤字脱字が難点だが。
好きなアーティストの話や、私と出かけた時の話などが書かれていた。
(ただし相変わらず私の存在は匂わせない)
私はまた日記の部分だけ読んで…すぐ突き返した。
彼へのコメントは、見たくないような見ちゃいけないような気がした。
菜々子「うん、面白く書けてるじゃん」
裕一「だろ!?
…毎回こうして見せるのもなんだからさぁ、俺とマイミク(友達として登録)する??」
菜々子「え?あぁ…いいよ。」
何となく断れなくて登録はしたが、私が裕一のページを覗くことはなかった。
…あの日までは。
☆
GWが明けた。
裕一は月・火・木・金と週4日バイトを続けた。
土日は、私と過ごすため。水曜は、就活のための休みだ。
裕一「月12万くらいかぁ…困るよなぁ」
菜々子「就活と生活費が最優先だから、土日もバイトしていいよ!?」
裕一「週6日草むしりじゃ疲れちまうよ」
菜々子「そっか…。就活ガンバルしかないね。
あっそうだ、Kくんが就職した会社なんてどうなの?」
裕一「俺も一回頼もうとしたけど…
Kが先に紹介しようとしたヤツが、面接ドタキャンしたらしくて。社長が、もうお前の紹介なんて聞いてやらないって言ってるってさ。
しかもあいつ今の会社に入ってから風俗やらキャバクラにハマって、金なくて大変みたいだぞ。」
菜々子「えぇー!」
…私の知る限りKくんはマジメな人だったのに!
そう言えば私の後輩ちゃんと別れたみたいだし…
私は後輩にひどいヤツを紹介してしまったのかもしれない。
菜々子「そんな会社は行ってほしくないなぁ」
☆
GW。
お金がないから、裕一の家でのんびり過ごすしかできない。お金がないので外食できず、私まで夕飯をご馳走になった。
菜々子「きっとお母さん本当は嫌な思いしてるよ、私家に帰って夕飯食べるってば💦」
裕一「いいから!一緒にいてくれよ!菜々子と眠りたいの!」
菜々子「うん…」
こんな情けない状況で私を放っておいたら、他の男へ逃げられるとでも思うのだろうか。
今までの彼女たちは、浮気して離れていったというし…。
裕一はGW中、私を家に帰してくれなかった。
せっかくの連休なのに、毎日どこも行かず、体が腐りそうだ。
菜々子「明日はGW最終日だし、ちょっと出かけよう!
横浜でいま開港祭やってるじゃん!行こうよ!往復で数百円の電車賃くらい払えでしょ!?」
裕一「そーだな…」
幸い入場無料のチケットを持っていた。
未来のエコカーを見たり、巨大なクモの乗り物をみたり…
いい思い出になったな って、私は思ってた…。
☆
バイトは、アパートやマンションの草むしりをしたり…網戸や窓の洗浄をするものだった。
1日草むしりなんて裕一には耐えられないだろうと思ったが…何とか頑張っているようだ。
裕一「菜々子きいて!今のバイト、GWまでって契約だったけど、それ以降も続けていいって!」
菜々子「よかったじゃん!仕事みつけるまでの繋ぎにはピッタリだね!」
裕一「ただ…」
菜々子「え?」
裕一「そうすると1ヶ月契約になるから、給料でるの5月末になっちゃうんだ」
いまは4月末。
裕一の貯金はゼロに等しい。
菜々子「平気なの⁉
せめてこの一週間ぶんは払ってもらえるように交渉した⁉」
裕一「そんなの金ないの丸出しでみっともないだろ。言えるかよ。」
…みっともないけどお金ないのが事実だから仕方ないのに…
菜々子「じゃあどうするの!?」
裕一「なんとか金使わず過ごすよ。だから悪いけどGWも遊べないな。」
働いて就活もしながら1ヶ月、お金を使わないなんて…嫌な予感がした。
☆
4月になった。
もう、裕一の雇用保険の支給もおわってしまう。
裕一もなんとか、就職口を探そうとしていた。
私はグチグチ言わないよう心がけて、休日にはお弁当を作ってお花見したりした。
裕一「俺30歳手前だからさ、そもそも年齢でひっかかるんだよな、ムカつく!」
菜々子「嫌だねぇ」
…別の職種にすれば なんて言えばまた喧嘩になってしまう。
私には、話を聞いて見守るしかできなかった。
雇用保険は毎月使いきってしまっていた裕一。
このままではすぐ無一文になってしまう。
求人広告をみると、「ゴールデンウィークに向け短期で稼ぎたい人へ☆一週間の短期アルバイト」とあった。
裕一「これ良くね⁉アパートやマンションの保全だから…不動産とも少しは関係してるし!とりあえずの金も入るしさ!」
菜々子「そうだね!」
こうしてGW前に裕一は短期アルバイトを始めた。
☆
なんとなく…
裕一のm○xi日記なんて見たくなかった。
私もm○xi自体はやっていたが…
もし裕一のページを見たら、嫌な過去を知ってしまったり…ロクな事がなさそうだから。
だから、今日の日記だけ読んで、すぐ携帯を返した。
菜々子「これじゃ“一人で海にいって感動した”みたいな日記だね。」
裕一「もう子供じゃねえんだから、“彼女と海いったぜ☆”みたいなアホな日記書かないし。
ってか俺、あんま他人に彼女いるとか彼女の話とかもしないし。」
別にムキになられるほどの意味はなかったのだが…。
菜々子「そうだね、お子様じゃないからね」
裕一「だろ?」
この時は、後々この会話に苦しめられるとは思っていなかった………。
☆
でもまぁ…
私とのデートを日記に書いてくれるなんて、ちょっと嬉しい。
裕一「次に海へくる時は、仕事きめてるからな!」
菜々子「そうだねえ」
本当に…
早く決まりますように…。
菜々子「そういえばKくん就職は⁉」
裕一「ああ…決まったよ。家から超近い店だって」
菜々子「え!そうなんだ😃
Kくんの家から近いなら…私の家も近いじゃん!
職種は?」
裕一「あぁ…不動産」
菜々子「同じ職種になれたんだね⁉」
裕一「と言っても、前はお部屋探し。
今度は家を売ってる。
アイツ妥協して近所ってだけで選びやがって…
俺はまたお部屋探しがいいけどね。」
ふーん…なんだか、悔しそうだね。
…とは言えなかった。
裕一「ほら、日記書いたぞ!」
菜々子「はいはい」
>> 231
☆
私がそんな複雑な気持ちでいるとは夢にも思わない裕一は、
裕一「海を見ると心にグッとくるな。なぁ菜々子?なに、感動して泣いてんの(笑)」
などと笑っていた。
でも……
無言で海を眺め続ける私に、しばらくすると裕一も無言になった。
裕一「菜々子…、俺、頑張るからな。なんか海に心を洗われたよ」
菜々子「ほんと?」
裕一「おう!だからちゃんと着いてきてくれよ!」
そう言って、
携帯で海の写真を撮り始めた。
裕一「せっかくバイク乗って海まで来たんだから、久々に写真アップしようかな」
菜々子「写真アップ?どこに載せるの?」
裕一「m○xiだよ。Kが久々に日記書けってうるさくてさ。」
菜々子「へーぇ…」
同級生のKくんと開催した合コンで出会った裕一。
Kくんには、いまだに私達の事を話していない。
裕一も言おうとしないし、私も嫌だった。
前の彼女エリサの様にイイ女なら自慢気に話したのだろうか。
私も情けなくて話したくなかった。
☆
弟くんのバイクは、きちんと手入れがされていて綺麗だった。
奨学金で大学をでて、そのお金を返しながら車やバイクも管理できる弟…。
高卒のあと借金を作って、キャバクラのボーイながらキャバ嬢を中絶させ…会社が倒産しても遊んでばかりでお金がない兄。
比べることは良くないけど…裕一は裕一だけど…
やっぱり、情けないよ…DNAや環境のせいにはできないよ…
そんな事を考えながら、裕一の背中につかまる。
海まで2人乗りしても、私の心は晴れなかった……。
(2人乗りOKの車種です)
重苦しい気持ちのまま、海についた。
海風はまだ冷たい。
波も荒い。
ゴミばかり目立つ、湘南の海。
そう言えば、裕一の誕生日……私が直人と遊んだことを知って、サヨナラされかけたっけ。
この海に消えようとした…
あの時の私は、なぜそこまで思ったのだろう?
そこまでして手に入れた彼は…今…。
海を見ながら、心まで荒れて、涙がこぼれた。
☆
まだ3月。
春の海は、まだ冷たいし波も荒いけれど…
澄んだ水と空気が心を洗い流してくれるようで、私は好きだった。
菜々子「海みてスッキリしてこよ!」
裕一「そうだな。」
裕一の家は、頑張れば海まで歩ける距離だ。
運動がてら、歩いていこうと思った。が…
裕一「今日弟が車で出掛けてるから、バイク借りてくか!」
菜々子「えっ本当に?でも…勝手に借りていいものなの?」
裕一「大丈夫だろ。お前と2人乗りは初めてだな♪」
菜々子「うん…」
…弟くんは、雨の日は車で通勤し、それ以外はバイクで通勤している。
つまりいつでも、どちらかは空いている。
先日「職安にいく交通費もない」と訴えて、私からお金を借りたけど…
言葉巧みに話しただけで、本当は足があったんじゃ……
情けなくて、もう言いたくもなかった。
☆
裕一の雇用保険がおりるのは4月まで。
あと2ヶ月だけだ。
職が決まっても給料が入るまでには日数がかかるし……
気がつけばかなりピンチな時期だ。
菜々子「いま就活を始めるなんて遅すぎるんだからね!
見通しが甘すぎるよ裕一は!
お金は貸すけど…
これから必死に就活することと、お金は最低限しか使わないって約束できる!?」
裕一「はい…。菜々子、ごめんな…。」
こんな時だけシュンとしてみせて…全く調子がいいんだから…。
さすがの裕一もこの頃からようやく、遊びをやめて職安にきちんと通うようになった。
裕一「でもさ、仕事始めたら、また菜々子と休日が合わなくなっちゃうな。
だから今のうちに色々な所に一緒に行きたいのに…金ないし…マジでイライラする」
菜々子「ない袖は振れないもん、しょーがないよ。」
裕一「はぁ…。」
菜々子「じゃあさ、お金かけずに、海でも見に行こうよ!」
私も昔、そんな男と付き合ってました。
女の影があからさまでも、「俺はしてない。信用してくれないの?」と言われ、もしかして本当なら、私だけは信じてあげなきゃいけないって思い、苦しみました。
何でも聞いてって言う彼は、答えてくれてるようで、肝心な事には答えてくれず、疑問は積もり積もっていきました。
欲しくて欲しくて仕方なかったけど、彼とは最後まで得られなかった安心や安らぎを、今の旦那は当たり前のように与えてくれます。
自分の物はめったに買わないのに、私には奮発しちゃって、私が喜べば、満足そうに喜んでくれます。
良きパパ、素敵な旦那です。
私はあの男のどこに惚れてたんだろう。
間違って一生を共にするような事になってたら、私の人生終わってましたね。
主さんお別れおめでとうございます。
彼がまた足を引っ張って来ても、踏み台にしてやって下さい。
☆
菜々子「じゃあ消費者金融にでも借りて!裕一はそうでもしなきゃ浪費癖が治らないよ。悪いけど私はもう2度と、お金貸さないって決めてるから!」
裕一「実は…さ。」
裕一は、部屋の隅から小さな通知書をもってきた。
裕一「若いころ……カード使いすぎて、カード破産?してるんだよね、俺。
まだお金返してないから、借金できねーの…。」
私は驚きすぎて、声もでなかった。
借金まであったとは……。
そう言えば、以前に裕一が大型テレビを買ったとき、「本当はジャ○ネットで買おうとしたけど、断られた」と言ってたっけ…。
カード払いができないからだったのか…。
菜々子「借金って…」
裕一「あ、でも利息を払いすぎたから裁判おこしてさ、残りの金額は増えないし、支払期限もないから大丈夫!」
菜々子「…。」
何が大丈夫なんだろう。
借金してて、職はなくて、毎月の生活もままならないのに…頻繁に遊ぶなんて…
金銭感覚の違いは恐ろしい…。
☆
彼と誕生日を祝い…
ささやかな幸せを感じていたが、現実は甘くなかった。
裕一「菜々子ぉ…俺、また明日から携帯止まるから」
菜々子「え!また!?」
週3回は、元会社の人たちと遊んでいた裕一。お金なんて、なくなるに決まっている。
正直、2月中旬にはすでに残金が少ないだろうと気づいてたが…
いくら聞いても「大丈夫だよウルサイなぁ」と言うので、あえて放置していた。
…ほら、結局こうなるんじゃん!
裕一「職安にいくバス代もない…職安いかないと、このままじゃ雇用保険代ストップになる…」
菜々子「何してんの⁉
ロクに就活もせず遊んでて…雇ってくれる会社なんてないよ!社会をナメないで!」
裕一「うん。もうちゃんと就活するよ。悪いけど金貸してくれない?」
菜々子「私は貸さないから!家族に借りなよ!」
裕一「実は母さんにはすでに借りてる…もう貸さないって言われちゃってさ」
裕一の浪費癖は、思っていたより重症だった。
主です!!!
しばらく更新できず、心配をお掛けして申し訳ありません💦💦
仕事が忙しく……
また彼と別れた反動からか、休日も予定を入れすぎて、目一杯になっていました💦💦
そんな日々を反省し、ようやく落ち着いてきましたので、また更新再開させていただきます✨
よろしくお願いします!
>> 216
その人の事好きなんですか蓜
マジで好きなら最後まで信じてあげて下さい。
好きでも信じていい人間と悪い人間がいます。
誠実でない男にいくらつくしても、結局時間の無駄。
だいたい人を大切に出来ない人間はそう変われません。
マジで好きになってもらったのならなにしてもいいってことですか?
信じるに足らない人間を信じろっていうほうがおかしくないですか?
主さんはやっと最低男から逃げれるチャンスがきたのに
足をひっぱらないであげてください。
そんな男に尽くしたところでなにも残りません。
まともな相手に尽くしたら、きちんとした愛情で尽くし頑張った分だけ返ってきます。
人を大切に出来ない男は最後は自分のやってきたことがまわりまわって
ひとりぼっちになると思いますよ
その人の事好きなんですか蓜
マジで好きなら最後まで信じてあげて下さい。
- << 218 好きでも信じていい人間と悪い人間がいます。 誠実でない男にいくらつくしても、結局時間の無駄。 だいたい人を大切に出来ない人間はそう変われません。 マジで好きになってもらったのならなにしてもいいってことですか? 信じるに足らない人間を信じろっていうほうがおかしくないですか? 主さんはやっと最低男から逃げれるチャンスがきたのに 足をひっぱらないであげてください。 そんな男に尽くしたところでなにも残りません。 まともな相手に尽くしたら、きちんとした愛情で尽くし頑張った分だけ返ってきます。 人を大切に出来ない男は最後は自分のやってきたことがまわりまわって ひとりぼっちになると思いますよ
妤初めてレスします妤
菜々子サン、初めてまして坥
思わず一気読みしちゃいました
🐚
偽名と書いてありましたが『裕一』って名前がワタシの今彼と一緒だったので…昉
浮気な彼はむしろ元彼の方が当て嵌まるんですが…読みはじめたら気になってしまって淲
無事に別れられて良かったですね妤
ワタシも何だか考えさせられました坥 読みやすい文面なので続きが早く読みたいです昀
お忙しいでしょうが、無理せずほどほどに頑張って下さいね妤
☆
『傍にいさせてください』
裕一の一言で、私は胸がいっぱいになった。
…裕一と出会って一年。思えば苦しんでばかりだった。
でもこうして、『愛される幸せ』を感じられるようになってよかった・・・
裕一に半端に扱われていた頃と比べたら、いまの状況なんて幸せ。
会社が倒産して、今は彼にとって休息期間なんだよね・・・
ヤケで少し遊び過ぎるくらいイイか、信じて、支えになろう。
……そう思った。
誕生日は、ラーメンと買い物デート。ムードはないが、幸せ!
お金のない裕一だったが、時計好きな彼は、いままで貯めた時計屋のポイントカードのポイントで、お揃いの時計を買って(?)くれた。
裕一「ずっと一緒に時間を刻めるように!」
菜々子「うんっ!」
☆
翌月2月は 私の誕生日がある。
無職の彼に期待なんかしてない…でも…
高いモノなんて要らないけど、お祝いの気持がほしいな…
心がこもってれば、お祝いのカードでも充分。
何か考えてくれてるよね…?
お金の心配をする私をよそに、裕一は……
前の職場の、無職仲間と遊ぶようになってしまった。
カラオケ・ゴルフ練習・ご飯・飲み…。
裕一「なるべく金がかからないようにしてるから!
どうせもうすぐ働いて忙しくなるんだから、少しは好きにさせて!」
菜々子「ん…。」
『私の誕生日は大丈夫?』
なんて言えなかった。
そしてやっぱり…
月の中旬には、お金がなくなってきたようだ。
菜々子「あの…私ね、今度の誕生日、前から休みとってたの。
でも、裕一お金とかキビシイなら、他に予定入れちゃうね」
裕一「なんでだよ。金なくて情けないけど…傍にいさせてください。」
菜々子「裕一…。」
☆
さすがに私が家電に電話したので、彼のお母さんも驚いたのだろう。
しばらくすると、裕一の携帯から電話がきた。
裕一「もしもし菜々子?安心しろよ、携帯復活したから!」
菜々子「…お母さんに借りたの?」
裕一「おう!
何やってんのアンタ!って怒られたけどね。」
そりゃそうだ…。
裕一「4万借りたから、携帯代払ってもあと2万残ってるし、あと5日は余裕だわ!
久しぶりに前の会社の…K達とメシ食ってくる!」
菜々子「え…。あっそう。使いすぎないようにね!」
裕一「わかってるって!
でも、息抜きも必要だろ?」
…一体何の息抜きだろう?
借りたお金は、5日後に返さなきゃならない。
そして来月はそこからスタートするのだから、もっと厳しくなるのに……
なんで、先の事が考えられないのだろう。
結局裕一は、5日間でその2万も使い切った。
☆
裕一は、またまた携帯が止まってしまった。
お金を貸すのは嫌だし…
仕方なく、しばらくは彼の家電とやり取りすることになった。
裕一母「はい、清水です」
菜々子「もしもし?あの…えっと…。
裕一くんの彼女の…菜々子ですが、裕一くんいらっしゃいますか?」
裕一母「ああ!はーい、ちょっと待ってね。 裕一~!彼女から電話~!」
裕一「はいはい」
…まるで昭和のやりとりだ。
恥ずかしい。
裕一のお母さんは、この状況をどう思ってるんだろう………。
裕一「悪いね、あと5日で、雇用保険のお金が入るからさ。」
菜々子「うん…。」
裕一「それまではタバコも買えねーよ。ずっと家にいるわ」
菜々子「わかった。じゃぁね」
雇用保険のお金は、月17万くらいと聞いていた。
実家暮らしなら、不自由ない金額だろうに……。
☆
クリスマス当日は…
彼の部屋でキャンドルを灯し、チキンを食べた。
お金はないけど、
幸せなクリスマス。
そして、彼の家族と一緒に、ケーキを食べた。
裕一のお母さんと…
お母さんの恋人と、4人で。
お母さんの恋人が、何者なのかは知らない。
裕一も、一切説明してくれなかった。
でも、2人は幸せそうだった。それで十分な気がして、深入りはしなかった。
ケーキを食べて談笑していると……
なんだか裕一の家族に受け入れられたようで、
そして裕一自身にも受け入れられたようで、嬉しかった。
…年末は、弟くんも加わって、みんなですき焼きをした。
私の家族にもようやく…
『友達と遊んでくる』
ではなく、
『彼と会ってくる』
と言えるようになった。
ようやくやってきた、当たり前の幸せ。
しかし……。
年末年始に、
お金を使いすぎた裕一…。
1月末を待たずに、
お金が底をついた。
友香は結婚してて子供が二人いるママです。数年前まで独身の俺とお付き合いしてて、急に家庭を大事にすると一方的に別れたので悔しい😣尊重して付き合っていたのに➰。いまだに大好きな俺の気持ちにバカヤロー!
☆
裕一「なに泣いてんの」
菜々子「泣いてない」
裕一「いやいや、ブッサイクな顔になってるよ(笑)」
菜々子「何ヘラヘラ笑ってんの!誰のせいだと思ってるのよ!?」
裕一「自分自身のせいじゃん?顔に書いてあったよ、ペアじゃなきゃ嫌だって。
でも俺さー、1万とかの安っい指輪じゃ嫌なんだよねー。
アレルギーでちゃうから。
来年俺が就職したら、その時は高くていいヤツを一緒に買おうぜ。
だからとりあえず、今日はお前の指輪!!」
安い指輪だとアレルギーが出るのかは少し疑問だったが…
最初からその位ちゃんと話してくれたら、私だって嫌な顔はしなかったのに。。
でも、説明してくれた分だけでも、裕一が成長したなと思った。
菜々子「わかった!
来年はいっぱい稼いで、可愛いのを買おうね❤」
こうして私は指輪を、裕一には時計を買った。
ペアリングは来年へのお楽しみだ。来年は、もっとちゃんと幸せでいますように…
☆
裕一に何回電話しても…
出ない。
辺りを探し回ったが…
どこにもいない。
『クリスマスは指輪を買おう』
裕一の言葉、嬉しくて嬉しくて、ハッキリ覚えてるのに。
…幸せだったはずの今日。
私は何をしているの…。
本当に帰ったのか…。
その時ふと、
以前…出会った頃に裕一が話していた事を思い出した。
裕一「エリサの実家で同棲してるころ、ケンカする度に俺は家を出てってさ…
近所のマンガ喫茶に泊まって、翌朝エリサから電話がきて、俺を迎えにきたなー。」
裕一はいい思い出として話していたが、エリサもエリサの家族も、子供のような裕一に嫌気がさしたんじゃないのか。
ケンカする度、こんな風にキレて、どこかに逃げてしまうなんて。
少なくとも私は一度も、きちんと話し合って仲直りをしたことがない。。
もう帰ろう、と思ってエレベーターに向かうと…
裕一が、すました顔で上の階から降りてきた。
そういう男は
別れたあとに必ず接触しようとしてきますから
ここからが勝負です❗
会ったら負けですよ❗頑張って❗
壊れた心を立て直すこれから先が
一番つらいんだから。
でも乗り切った先に、極上の出会いがあります。
間違いなく、ここからが頑張りどころです。
☆
店内に溢れるカップル達。
みんな幸せそうに選んでいる。
この中で、
まだペアリングもないのに、彼女だけ指輪を買うカップルってどれだけいるんだろうか。
はーぁ。。
まぁ、苦手なら仕方ないのかぁ…。
でもそれなら、私も指輪じゃなくてよかったのにな……
グルグル考えていると、お決まりの逆ギレが始まった。
裕一「せっかく買うのにもうちょっと笑顔になれねーの?
マジいらつくわお前……。
俺帰る。」
そう言うと、店から出て行ってしまった。
店内は、相変わらず幸せムード一色で…
一人ぽっちの女の子なんかいなくて…
私は途方に暮れた。
どうして私たちはお互いに歩み寄れないんだろう?
きっとお互い子供なんだね…
目に涙が浮かんできて、恥ずかしすぎてお店を出た。
お店の外で裕一がまってたりして…と期待したが、彼はどこにもいなかった。
☆
クリスマス前の休日…
私たちは横浜に出かけた。
少し早いクリスマス🎵
買うのはお揃いの…
指輪だったよね。
嬉しいなぁ。
お揃いのブレスレットは、ケンカして壊れちゃったしね…。
でも裕一は、横浜へ向かう途中、衝撃の質問をしてきた。
裕一「でさ、俺には何を買ってくれるの?」
菜々子「へ?指輪でしょ?」
裕一「それは俺がお前に買うんだよ。だからお前は何をくれるのって言ってんの。」
菜々子「えーっ!ペアリングを買うんじゃないワケ!?」
裕一「指輪は邪魔だからしない、って、日頃から言ってたじゃん俺。」
菜々子「…それでも指輪してくれるのかと思って、超喜んでたのに、私…」
裕一「勝手に勘違いして勝手に落ち込まれてもなぁ。」
私は、うつむいたまま、お店に向かった。
裕一「とりあえず菜々子の指輪選ぶぞ!ほら!」
たどり着いたお店はクリスマスムード一色。幸せそうなカップルで溢れていた。
はじめまして😃
私も最後にレスしようと、ずっとロムだけしていたものです。
彼とお別れ出来たと聞いて飛んできました(笑)←いや笑うところではないんですが💦
菜々子さんの心の移ろいを早く読みたいですが、皆さん仰るように鋭気を養うのが先かと!
私もレス要らないんで、友達と、またはひとりで、好きなこと楽しんで下さいね✨
このまま最後までレスするのは待ってるつもりでしたが、思わずしてしまいスミマセン😢🙇。
菜々子さん✨よく頑張られましたね。
心は勿論だけど、脱力感で体が凄くしんどいのでは‥と心配になります。
(↑私は体の一部が無くなったかの様な喪失感で、一時期、疲労感もひどかったので‥😫)
でも菜々子さんなら✨
きっと🌟元気で楽しい毎日を取り戻してゆけると思います☀✨。
急がず‥、
まずはゆっくり
心身共に休めてあげて下さいね☺☕☁✨。
更新を続けて下さるのなら、菜々子さんが元気になられるのを見守りつつ、心待ちにしてます☺✨。
まだまだ暑いし体調に気を付けて、睡眠もよく取って下さい🌠✨。
※私へのレスはいいので👍
無理のないよう
くれぐれも、
菜々子さんのペースで 頑張って下さいね☺✨。
お別れしたんですね✨人との別れをよかったというのは失礼かもしれませんけど・・・よかったと思います。まだ話の途中で主さんがまだまだ彼を信じようと思っているところでしたので、どのような変化かわからないのですが、主さんの気持ちもふんぎりがつけたのですね。お別れのきっかけはスレにあったように約束が守られなかったからでしょうか❓すべてをはきだして、新しい生活に進んで下さいね✨これからも見守らせて下さい。
>> 190
《お知らせ》
主です。
様々ありましたが、
無事 昨日、
彼と別れました。
今は虚無感のような
不思議な感覚です。
でも、以前のような…
主さん、こんばんは😃
最初からずっと読んでますが、初めてレスします✋
本当は、話が最後までいったらレスしようと思って、ずっと見守ってきたのですが…嬉しい報告が聞けたので、レスしちゃいました☺
主さん、ひとまず…お疲れさま&おめでとうございます🎊✨
このスレには、厳しいレスもたくさんありましたが…私は主さんの“自分のダメなところをあえて公にする”勇気と前向きな姿勢に凄く好感を持っていました💕様々な意見があると思いますが、主さんは間違ってないと私は思います✋
もちろん客観的に見たら「何やってんだか…」になると思いますが、当人もそれを分かった上で“どうしようもない状態”ってあると思います⤵そんな蟻地獄から自分自身で抜け出すことができた主さんを、私はこれからも応援します‼
彼との様々な出来事で学んだことは、主さんにとってプラスになっていると思いますよ✨
これからも見守りますので、是非、彼との別れまでの話と主さんの心境の変化を最後まで綴ってくださいね😃
またいつかレスします✋
《お知らせ》
主です。
様々ありましたが、
無事 昨日、
彼と別れました。
今は虚無感のような
不思議な感覚です。
でも、以前のような迷いや寂しさはありません。
正直、10月に別れようとずっと心に決めていたのですが……
みなさんの体験談や励ましの言葉に背中を押され、少し早くケリをつけることができました。
ずっと弱かった自分が変われたこと、自分自身驚いています。
本当にみなさんのおかげです。
彼と別れるための手段としてこの身の上話を綴っていたので、もう当初の目的は果たしたのですが……
このまま最後まで綴ることで、今度は私が、同じように悩む誰かの背中を押せたらと思います。
応援してくれた・見守ってくれた全ての方へ……
本当に 本当に感謝しています☺
ありがとうございました。
私の感じてきたこと、別れの決意から実行まで…
全て正直に綴っていきますので、よければ最後までお付き合いください✨
- << 192 主さん、こんばんは😃 最初からずっと読んでますが、初めてレスします✋ 本当は、話が最後までいったらレスしようと思って、ずっと見守ってきたのですが…嬉しい報告が聞けたので、レスしちゃいました☺ 主さん、ひとまず…お疲れさま&おめでとうございます🎊✨ このスレには、厳しいレスもたくさんありましたが…私は主さんの“自分のダメなところをあえて公にする”勇気と前向きな姿勢に凄く好感を持っていました💕様々な意見があると思いますが、主さんは間違ってないと私は思います✋ もちろん客観的に見たら「何やってんだか…」になると思いますが、当人もそれを分かった上で“どうしようもない状態”ってあると思います⤵そんな蟻地獄から自分自身で抜け出すことができた主さんを、私はこれからも応援します‼ 彼との様々な出来事で学んだことは、主さんにとってプラスになっていると思いますよ✨ これからも見守りますので、是非、彼との別れまでの話と主さんの心境の変化を最後まで綴ってくださいね😃 またいつかレスします✋
- << 193 菜々子さんこんばんは✨ 良かった~ 決心ついたのですね✨ ずっと心配して読んでました😊 良かった、本当に良かったです😭 更新も楽しみにしてます。 菜々子さんに幸せが訪れますように…⭐
- << 198 はい✨続きのレス待ってますねo(^-^)o 最後まで見守りたいと思います☆
- << 199 菜々子さんこんばんは。 以前、高跳びの助走を始めたようなと仰っていましたが、跳べたんですね。 スレの更新を続けられるとのことですが、気持ちを引きずるようなことにならないように ちゃんと心の整理ができてからでもいいかと思います。 更新を心待ちにされている方々に怒られてしまうかもしれませんが、スレの更新よりも 菜々子さんがしっかり心の整理をされて、前を向いて幸せになる事が一番大事ですよ。
☆
写真の女の人は気になったが、それからは穏やかな日々が続いた。
一つだけ困るのは、裕一の就活が本当にうまくいかないこと。
裕一「せっかく半年は失業保険がでるし、しばらくゆっくりしようかな…」
どうも、倒産した前会社の同僚に、「しばらく休もうぜー」と言われ、その気になったらしい。
菜々子「悠長にしてるとあっという間に半年経つんじゃない!?」と私は急かしたが、
裕一「職安みてるけど不動産の募集がないんだよ。」と言うだけ。
でも、プライドを傷つけないように…
あまり強くは言えなかった。
そして、12月。
冬がやって来た。
裕一「初めてのクリスマス…豪華なお祝いはできないけど、許してな。」
菜々子「一緒にいるだけでいいよ。平日だから、仕事が終わったら会いにいくね!」
裕一「プレゼントは…指輪を買おう。」
菜々子「本当に⁉⁉」
指輪は煩わしいって言ってたのに…嬉しかった。
☆
裕一「俺はべつに菜々子と別れたくないけど…
お前がネチネチ疑い続けるならいいよ?別れても。
あーあ。俺は無実だから、悲しいけどね。。」
そんな言葉をブツブツ繰り返す裕一。
時間が経つにつれ、まるで洗脳のように、
『本当にただの友達なのかな』と思えてきた。
菜々子「本当に…?」
裕一「だから最初から心配するなって言ってるだろ?
俺はお前のモンだよ」
菜々子「………うん…わかった…信じる。」
私もずいぶん女々しい女だ。
真実を追及するよりも、好きって気持ちを優先させて、目をつむったのだ。
裕一「よかった…。ブレスレットが切れた時、正直俺 もうダメかなって思ったよ。」
そう言って抱きしめられる。
付き合ってもくれなくて悩んでいた頃とは、また違う。
「大切な女でも平気でだませる男かもしれない…。」という不安が、私の中で渦巻きはじめた……。
☆
裕一「さっきはごめん菜々子…。
でも、何も心配要らないから。俺がお前を、ずっと笑わせるからな。」
いつものパターンだ。
肝心な話し合いをしないまま、裕一が寝て、スッキリして仲直り……。
でも今回ばかりは、キチンと説明されなきゃ、納得いかない。
菜々子「じゃあ私の顔が晴れるように、正直に話して。
あの写真は何?
私と付き合うまで、遊んでた相手の写真??
もう過去なら、それならそれでいいから、お願いだから正直に話して…!」
これから先の裕一の言葉を、信じたいから。
精一杯の気持ちで言ったが、裕一には通じなかった。
裕一「ああもうイライラすんなぁ…。ただの友達って言ってるだろ!!
疑ってばっかで、病気だよお前。。
そんな事ばっか言ってると男は浮気するモンなんだよ。いいのか?
あー嫌だ、面倒くさい女!!」
あんな写真を見て、何も言わずニコニコしてる女の方が恐ろしいだろうに……。
正に逆ギレ。。
☆
私は泣き始めた。
写真を見たからじゃなく。
体が痛いのでもなく。
こんな状況のまま眠る、裕一の神経が情けなかったから。
そして何よりそんな人間を選んだ自分が情けなかった。
…ふすま一枚隔てた隣の部屋には、裕一の弟が眠っている。
全て丸聞こえだろうが…
気にならないのか?
そっか、
慣れた事だったりして…
そう思うと笑えてきて、涙が止まった。
もうイイや。
明日、裕一がいつも通り何事もなかったように接してきたら…
つまり、話をごまかすなら…
別れよう。
そうだ。
私も眠ろう…。
布団に潜り、目を閉じた。
あれ…
落ち着いたら、腕が痛い。
裕一に掴まれた所だ…
アザになっている。
ほんと馬鹿力…。
嫌だ嫌だ。
今夜でこの部屋も最後かな…
そんな事を考えながらウトウトし始めた頃……
裕一が目を覚ました。
普段は、一度寝たら絶対に起きない彼。
少しは、ドキドキソワソワしてたのかな……。
私は、眠ったフリをした。
裕一「…。」
急にギュッと抱きしめられて、私は目を開いてしまった。
☆
布団の上とはいえ、体を打ちつけられ、一瞬何が起きたのか分からない。
ジャララーッ…
何かが床に散らばる音がした。
私が裕一の、彼女になったと言われた日。
お揃いで買ったブレスレットがあった。
お互い、肌身離さず身につけていたのに…
糸が切れ、ブラックオニキス(石)が床に散らばったのだ。
「「…あ…。」」
ギュッと強く胸が締め付けられる。
2人ともそれ以上声が出せなかった。
私のブレスレットが切れたかと思ったが、切れたのは裕一のモノだった。
裕一「あぁ…お前が…あんな事するから…。」
菜々子「無理やり見ようとした事は、ゴメンナサイ…
でも、何の心配もないって言うなら、納得いく説明をして。
そしてこれからは、私を心配させない行動をして…!」
裕一はケンカすると、絶対マトモに話し合いができないのは知っていた。
ケンカしたら無言のまま寝て、起きたら何事もなかったかのように明るく接してくるタイプ。
でも…今回ばかりはキチンと話をしてほしかったから、私から折れた。が…
裕一「もういいよ、ネチネチ面倒くさい、お前。」
いつも通り、後ろを向いて眠り始めた…。
☆
だめだ。
このままじゃ、私も裕一もモヤモヤするだけだ。
菜々子「裕一ごめん…あのね、さっき見ちゃったの。デジカメ、少し遡って…。あのカラオケの写真、何…?」
裕一「はぁ…。何だそんな事?面倒くせーな。浮気なんかしてないから安心しろよ」
菜々子「じゃあなんで花束持ってたの?私そんなの聞いてないからビックリしたよ。話してくれたら、もう気にしないから。話してくれない?」
裕一「それお前と付き合う前の写真だし余計なお世話だよ。駅とかで偶然友達と会って遊びにいっても、いちいちお前に報告してないよ。」
菜々子「…偶然会った友達とカラオケ行って花束渡したってわけ!?」
裕一「そうなんじゃない」
菜々子「私には何でも正直に話せって言うのに、なんで裕一は正直に話してくれないの⁉
正直に話してくれないなら、自分で考えるから、もう一度デジカメ見せて!」
裕一「やめろよ!」
腕を掴まれ、体ごとガンっと振り払われて、私は布団に吹き飛ばされた。
☆
帰り道も、頭の中でグルグル考え続けた。
あの写真で裕一が着てた服は、お盆休み、カレー屋さんに行った日に買ったもの……。
それ以降、女友達とカラオケにいったなんて、聞いてない。
あの花束は何…?
2人きりだったの…?
もっと遡って見れば良かった……
花束……
そういえば、女友達の誕生日プレゼントは何がいいか、って、聞いてきた事があったっけ。
裕一「菜々子?…どうした、急に顔が暗くなったけど?体調悪い?」
真剣に考えすぎて、ものすごい表情になっていたらしい。
菜々子「…別に…。」
ダメだ。
疑ったりしないと決めたのに、顔がひきつってしまう。。
裕一「何かあったんだろ!?何でも、正直に言えよ。」
菜々子「ううん…大丈夫。」
でも……
どう前向きに考えても、
やっぱりおかしかった。
菜々子「……。」
裕一「何だよ まぁた始まったよ。言う気がないならそんな態度とんな!」
そうだけど……。
無言のまま、
裕一の部屋についた。
※レス下さった皆様へ
遅くなりご心配をおかけして申し訳ありませんでした💦💦
連休明けで仕事が忙しく、疲れて更新できませんでした😢
その間たくさんのレスをありがとうございます!
皆様のご意見や経験談等を伺いたかったのが、スレを立てた目的の一つです。ありがたく読ませていただきました。
ただ、このペースでお一人お一人に返信させていただくと、本文(?)が書ききれない予感がしてきました。
ですので、時間がある時に、数名様ずつまとめてお返事をさせていただこうと思いますので、ご了承下さい。
いったん、本文(?)を進めさせていただきますね。
気付いたときには手遅れです。
彼女には新しい素敵な方がいました。
私は死ぬほど後悔しましたが、時既に遅いです。
彼女には大変悪い事をしたと思う気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
今では私も大切な家庭を気付きあれ以来浮気など一切せずに幸せになれました、
風の噂で彼女も幸せな家庭を築いたと聞き安心しました。
すみません私の体験など参考になるか解りませんが、
私が言えることは、彼に何が大切な事か気づかせられるのは貴方だけです。
当時の私・彼はあくまで回りに誰も居なくなって寂しいから貴方だけに固執する時期がありますが、自分に余裕が出来ればまた繰り返すはずです。
今は辛いかもしれませんが、別れて二度と会わない事が貴方と彼の幸せになる唯一の道だと思います。
必ず貴方のような心がある方なら良い方はきっと現れますので別れなさい。
主さん全て読ませていただきました。
胸がキューっと締め付けられる思いがしました・・・。
私はほぼ同じ経験をしています。
それは、祐一のほうですが・・・。
わたしは昔、定職にも付かなく女癖が悪く何股も掛けるは浮気しまくるは文句言われれば別れるってそんな事を繰り返していました・・。
ある時、ある女性に出会いました。
その女性は、わたしがどんなに悪たれつこうがずーーーっと傍で私を怒ったり、怒鳴ったりしてもまたいつもの様に私を信じて尽くしてくれました。
それなのに私は治る所か酷くなる一方で違う女と同棲しました。
流石に愛想つかされて彼女は去っていきました、
人間は失ってから初めて大切なものに気付きます。
長いので続きます。
私も親友も友達も浮気を何度もされ悩みました。別れられなくて。良いところがあるからと思ったり一緒にいて楽、今さみしくてこの人がいないと自分は、、、ですとか思い出がよぎったり一途とか洗脳だったり。
私はボロボロになりました。彼が職を失い少し会えなくなり目がさめました。それまでは別れたいのに好きで、自分がいやでした。
親友はふっきって彼とやり直せて結婚し、友人は苦しんでいます。別れたいけど好きはつらいですよね。わかりすぎます。。
好きでいる限り離れられないかもしれません。ら別れたいと思ったらまわりの男の子人と会う機会を作ってほしいです。
私は当時まわりに相談しても、彼のいいところが忘れられないと、自分の意見を思うばかりでおれずにいて後悔しています。
やり直した友達もいますが、別れて真面目な人と幸せになりましょう☆
もっと素敵な方がいるんですよ世の中すてたもんじゃないんです。
みなさん 菜々子さんはココに彼氏の想いを綴っているので もう少し見守ってあげませんか❓一人一人に 答えているから なかなか 次の話しに進めないんじゃ💦
私はひたすら菜々子さんのスレを楽しみに読んでいるので みなさんからのレスがまじっていて 正直 じれったいし読みにくい(>_<)
もう少し 最後に意見しませんか❓更新が遅くなってるので みなさん控えてほしいです💦
すみません
菜々子さん、初めまして😄
私も今ダメ男と別れられずにいます💧
彼は浮気はないけど💦
お金にはだらしないし…
何度も私から別れを切り出しましたが数日するとまた彼から連絡きて別れられずにいる状態です💧
変わるから⤴この彼の言葉を何度信じてきたか
今度こそ、いつかは…
どこかでまだ彼を信じたい自分がいるのかな
奈々子さんこんにちは。
私も昔ダメ男と付き合ってました~💦
本当に嘘ばっかりやし、私の友達と浮気したり、お金せびられたり(笑)
今は私も別の人と結婚してまぁ幸せです。奈々子さんも早く気がついたらいいですね😉
でも私も2年くらいは付き合いました。お金2百万くら貢いだかも(笑)今は笑い話です。
別れるときはしつこくされて大変でしたよ。あんまりしつこいので警察呼んだら二度と来なくなりました。
奈々子さん幸せになってね。
いろんな意見があると思いますので経験上で…
お互いキレイスッキリ納得する別れなんて中々ありません。
今のままの状態で別れたら引きずりまた戻りますよ。
主さん自身が変わらないと彼からは離れないです。
時間の無駄なんかじゃありませんよ。
別れたら?時間の無駄?はまだ早いです。焦らなくてもいいんです。自分も周りも見えてない状況で終わらすと中途半端になりますよ
今の中途半端な気持ちで終われば必ず戻ります。
私は主さんの気持ちがどう変わるのか見守りたいです
再レスです💦
主様
心を整理しきって成長できる別れ方をとありますが、なかなか難しくありませんか😅
別れの理想ですよねそれは…
主さんがいつから別れを考え出したのかはわかりませんが、スレを立てた時にはすでに別れを意識し、過ごしているんですよね💦
別れる道を決めていらっしゃるようだし…。
でしたらもう別れたらよいのでは?
彼と過ごしながら心の整理をするより、別れて、淋しい悲しい気持ちを押し殺しながら、彼との思い出をこの様に綴り、心の整理をした方がよっぽど前向きだと思います。
なので155さんも時間の無駄とおっしゃったのでは…😅
だってスレ立てた時に別れていればもう一ヶ月は経つ事になりますもんね。
お互い納得のいく別れなんてほとんどないとわたしは思ってます。
人それぞれ考え方が違うと思いますが、わたしの意見です。
菜々子さんお疲れさまです。ずっと読ませていただいてました。
それにしても155さんのような、正直びっくりして読んだだけで引いてしまう方もいるんですよね…可哀想な155さん…
私は菜々子さんから強い心と優しい大きな穏やかな愛をもらっています。いつもありがとうございます。ゆっくりでいいので頑張って下さいね。
奈々子さん、レス読んでいて非常に誠実で真面目で器大きくて、素敵です。何事にも逃げないで、一つ一つ向き合っていく方なんだなと思いました。今はまた状況が違うのですね。話が終わるまでロムしてようかと思いましたが、奈々子さんのレス読んで本当大人の方だと思ってますます応援したくなりました。また見守らせていただきます✨話の途中でごめんなさい💦
>> 155
あんた今の人生無駄だね。別れる気ないくせに( ̄∀ ̄)
ズラズラ文章並べて何が変わるん?皆さんがくれたアドバイスもどうせ聞き流してるんだ…
匿名155さん
何を根拠にレスされましたか?
別れる気がなかったら、こんな所で恥を晒しません。
皆さんのアドバイスも、どれほど有り難く、勇気に変えているか…!
何一つ、聞き流してなんかいません。
まだ彼と別れていないからこうしたレスをされたのかもしれませんが、現在の私達は、今書いている状況とかなり違います。
「さっさと別れれば良し」でもないと思っています。
心を整理しきって、成長できる別れ方をしたいんです。
同情されたいならもっと違う文を考えて書きますよ。
私が必死の思いで書き始めたスレ。
不愉快にさせてしまったら申し訳ないし、否定的な感想や憶測を持たれても仕方ないですが、
「別れる気ないくせに」「同情されたいだけに決まってる」と、誤った憶測を決めつけてこの場に記載するのは、ご遠慮ください。
もし私のためを思ってこんな表現をされたのなら…今しばらく見守って頂けたら幸いです。
「偽善者」の文字はさすがにショックでしたが💦顔も見えない掲示板。仕方ないですね。
- << 164 菜々子さん…元気出して下さいね。 155さんは菜々子さんと同じくらいの年齢の女性です。155さんが以前に男性へレスしてるの見たことありますが言葉使いも別人みたいに女をアピールしてました。ここでは感じ悪いですね。私は菜々子さんが一人一人へ誠実に返レスされてるのを見て好感持ってます。 意地悪な人やすぐに中傷する心の狭い人達に比べ菜々子さんは器も大きく大人だと感じました。ショックな事を書かれても負けないで頑張って下さいね😃 応援してます⤴
>> 151
まだ今までの話の途中ですよね?
別れた方がいいとかは簡単に言えるけど、現実そんな簡単にいかないですよね。
好きになるのて理屈じゃないし。…
匿名37さん
再レスありがとうございます!
話はまだ3分の1?ほどの状況です。色々な事が分かり苦悩し始めるのはこれから。私の心の汚い部分も描いていきます。
匿名37さん、今の彼はとても素敵な方なんですね!巡り合わせですね。
私は…彼に出会ったことを恨んだ時期もありました。
でも、苦しいのは彼のせいじゃなく、弱く矛盾した自分自身に問題がありました。彼は彼らしく生きてるだけ。
そう気づけたから、今は彼をバカにしたり、彼と出会ったせいにしたり、恨んだり…そんな気持ちはありません。ただお互いの道をいこうと思います。
皆様のお陰で、どんどん前向きになる自分がいます。引き続きお付き合いいただき、何かあればレスお願いします!
>> 146
結局あなたは何も変わってないんじゃない?
身がボロボロになるまでその人といればいい
私はその人を好きになってどうしようもなく離れられなくなっ…
匿名146さん
レスありがとうございます。
掲示板って便利だけど難しいですね。
私は決別のヒントを探してミクルを見つけ、「これだ!」とスレを立てました。
理由は…
1・公開する事で「過去や自分自身を冷静に見つめ 整理して」描ける。
2・「変わる」と公言し決心ができる。
3・アドバイスやヒントが貰えるかも。
4・似た状況の人が一歩踏み出す勇気のキッカケや参考になれば…。
以上の決心や願いを込め、必死に綴っています。
実際、皆様に背中を押されたり、気づかされる事も多く、描いて良かったと思っています。
お陰様で、(私なりのペースですが)一歩を踏み出し始めました。
ですので、…様々な感想は覚悟の上だし有り難いですが、
「同情されたいだけだろ」「ここに描くな」と、スレの意義自体を疑い否定する表現は、控えていただけると嬉しいです。
もちろん私のお尻を叩く意味で厳しいお言葉を下さったかと思います。ありがとうございます。
あんた今の人生無駄だね。別れる気ないくせに( ̄∀ ̄)
ズラズラ文章並べて何が変わるん?皆さんがくれたアドバイスもどうせ聞き流してるんだろ? 偽善者だし皆に同情してもらいたくて書いてるしか思えない。
- << 162 匿名155さん 何を根拠にレスされましたか? 別れる気がなかったら、こんな所で恥を晒しません。 皆さんのアドバイスも、どれほど有り難く、勇気に変えているか…! 何一つ、聞き流してなんかいません。 まだ彼と別れていないからこうしたレスをされたのかもしれませんが、現在の私達は、今書いている状況とかなり違います。 「さっさと別れれば良し」でもないと思っています。 心を整理しきって、成長できる別れ方をしたいんです。 同情されたいならもっと違う文を考えて書きますよ。 私が必死の思いで書き始めたスレ。 不愉快にさせてしまったら申し訳ないし、否定的な感想や憶測を持たれても仕方ないですが、 「別れる気ないくせに」「同情されたいだけに決まってる」と、誤った憶測を決めつけてこの場に記載するのは、ご遠慮ください。 もし私のためを思ってこんな表現をされたのなら…今しばらく見守って頂けたら幸いです。 「偽善者」の文字はさすがにショックでしたが💦顔も見えない掲示板。仕方ないですね。
- << 177 あんたのせいで、主さん来なくなったよ! 荒らすのが好きで心のせまいかわいそうな人。
>> 142
私も主さんと似たような彼氏と現在付き合っているので、かなり気持ちは解ります💦
でも別れようと思ってるのに旅行に行くってのは、どうしたいのか理…
恋愛恐怖症142さん
レスありがとうございます。
旅行にいった理由は、
簡潔に言えば、
心の準備が不十分で。
今旅行をキャンセルしたり、ムリに彼から離れようとすると、かえって寂しくて失敗すると自己分析した答えです。(以前それで失敗済)
最近まで週の半分以上は彼といました。彼がいる生活が当たり前、生活リズムが出来上がっていて。
今、少しずつそれを減らしている状況です。焦らず、自分を見つめながら、確実にいこうと思っています。
彼にも薄々、その事は伝えてあります…。
同じような彼とお付き合いされてるんですね。貴女は貴女なりの答え、見つけてくださいね!
まだ今までの話の途中ですよね?
別れた方がいいとかは簡単に言えるけど、現実そんな簡単にいかないですよね。
好きになるのて理屈じゃないし。第三者からするとそんな男なんだけど、主さんのように裕一タイプを好きになり苦しんだ方もいるはず。そこから抜け出した人もいたり、まだ切れない状況の人もいたり。
私は前回も言いましたが今彼と付き合ってなかったら裕一タイプにハマってました。そして今彼以下の人だったら裕一タイプにいっていたでしょうね。
それだけ今彼の存在は私には大きい人です。
時間のある時にゆっくり書いてほしいです。
まだまだ展開楽しみにしています。
- << 161 匿名37さん 再レスありがとうございます! 話はまだ3分の1?ほどの状況です。色々な事が分かり苦悩し始めるのはこれから。私の心の汚い部分も描いていきます。 匿名37さん、今の彼はとても素敵な方なんですね!巡り合わせですね。 私は…彼に出会ったことを恨んだ時期もありました。 でも、苦しいのは彼のせいじゃなく、弱く矛盾した自分自身に問題がありました。彼は彼らしく生きてるだけ。 そう気づけたから、今は彼をバカにしたり、彼と出会ったせいにしたり、恨んだり…そんな気持ちはありません。ただお互いの道をいこうと思います。 皆様のお陰で、どんどん前向きになる自分がいます。引き続きお付き合いいただき、何かあればレスお願いします!
主さん💕はじめまして🌱😉
今日初めて主さんのスレを見つけ👀あっという間に引き込まれ💨先程一気に読破しました✌✨
何となく昔の辛かった恋愛のひと駒(辛い方の)を思い出し💧胸がキュン😣💦
多分主さんはとても真っ直ぐで純粋✨な方ですね💡しかもちょっと姐御肌⁉
だからそんな彼でも「いつかは✨」て善意で見てあげれるのでしょうね👍
私もそれで過去随分泣かされましたのでよくわかります🙊
概ねダメな彼↘でも、時折ふと見せる素顔や無邪気さ✨過去の生い立ちなどからくる哀愁🍂?など…何だか女心を惹きつける要素満載な彼?☝💦
あ~わかる②~o(≧ω≦)
でもそれも今では遠い過去
結婚してそんな日々も浄化され
もはや懐かしい位なのですが💦久々に恋する胸キュンストーリー💕思い出させてもらいました
勿論頭では「あ~主さん🌊今すぐやめて~✋」て思うのですが…でも辛い恋愛を経たからこそ今の平凡な日常の有り難みとか大切さ✨に私自身気付けてるのも事実です☺👍💦
なので主さんも今は辛いかもしれませんが…決してマイナス面ばかりではない筈です🏁
将来必ずプラスに転じ💨
幸せを掴める日を信じて頑張ってくださいね✊✨
応援してます💕
- << 159 アドバイザー149さん レスありがとうございます! 似た過去から脱して、幸せな日々を送られているのですね✨ おっしゃるように、この2年半の経験をムダにせず大きな糧とできるように! 他の誰でもない、自分自身で一歩を踏み出さなければ、貴女のような未来は迎えられませんよね。 勇気を振り絞りますので、応援よろしくお願いします😢💦
一気に読みました。
主さんは皆さんにとても律儀に誠実にレスを返しています。
彼と正反対の性格だから強く惹かれてしまうんでしょうね。
愛は遺伝子を複製するための感情に他なりません。あなたが自分自身に欠けていると思う物を彼は持っているのでしょう。
このままの関係が続くなら主さんはお金の本当の恐ろしさを知る事になるような気がします。
続編を楽しみにしています。
- << 157 社会人147さん レスありがとうございます。 なるほど、正反対の性格だからこそ惹かれたのには、理由があるのですね。 そうなんです、金銭感覚というのは、ものすごく深刻な問題ですね。トラブルになって彼を恨んだりもしたくないから… 彼のためにもサヨナラしなくちゃですよね。 頑張りますので、ぜひ見守ってください。
結局あなたは何も変わってないんじゃない?
身がボロボロになるまでその人といればいい
私はその人を好きになってどうしようもなく離れられなくなった事に対しては、何も言わない
仕方ないことだと思う。
けれどこんなとこに書く暇あんなら
仕事しなよ
同情やあなたの気持ちわかる!
みたいな意見が欲しいだけじゃないの?
そんなんじゃ絶対変わんない
そいつの顔面ぶん殴るくらいの勢いでいたら?
それが無理なら
ずっと好きでいればいい
一度ボロボロになって、考えな。
- << 156 匿名146さん レスありがとうございます。 掲示板って便利だけど難しいですね。 私は決別のヒントを探してミクルを見つけ、「これだ!」とスレを立てました。 理由は… 1・公開する事で「過去や自分自身を冷静に見つめ 整理して」描ける。 2・「変わる」と公言し決心ができる。 3・アドバイスやヒントが貰えるかも。 4・似た状況の人が一歩踏み出す勇気のキッカケや参考になれば…。 以上の決心や願いを込め、必死に綴っています。 実際、皆様に背中を押されたり、気づかされる事も多く、描いて良かったと思っています。 お陰様で、(私なりのペースですが)一歩を踏み出し始めました。 ですので、…様々な感想は覚悟の上だし有り難いですが、 「同情されたいだけだろ」「ここに描くな」と、スレの意義自体を疑い否定する表現は、控えていただけると嬉しいです。 もちろん私のお尻を叩く意味で厳しいお言葉を下さったかと思います。ありがとうございます。
☆
紅葉まつりは
楽しくて 嬉しくて…
帰り道のレストランでも デジカメの写真を見返すことにした。
裕一「ここから右だから。右のボタンね。」
裕一がヤケに念を押すので、古い写真の画像が気になったが、言うとおりに見続けた。
裕一「トイレいってくる」
菜々子「うん」
…………
……………
やっぱりさっきの様子が気になったので、写真の画像を遡っていった。
紅葉の写真……
紅葉の写真……
…………?…………
裕一の
カラオケ姿の写真。
次は、カラオケで花束を持った女の人の写真。
あぁ 会社が倒産した時、送別会があったもんね……
あれ
でも
裕一 私服……。
…??????…
頭が「?」だらけになった時、裕一が戻ってきた。
裕一「どうした?暗い顔して」
…何の写真だか分からない。分からないのに疑って、ウルサイ女と思われたくない……
菜々子「…ん~ん、何でもない!」
☆
また次の土日。
就活は平日にしているし…せっかくだから出かけたい。
でも裕一のお金は、早くも尽きかけていた……。
裕一「金なくても楽しめる所なんて存在しねーよな…」
菜々子「いっぱいあるよぉ!じゃあ…紅葉を見に行こ!」
裕一のお母さんに車を借りて、湖の紅葉まつりに出かけた。
お母さんにも、ようやく挨拶できて良かった。
紅葉まつりでは、たくさん写真を撮って…楽しい!!
…そうそう。
こういうのが、普通のカップルの、当たり前の幸せだったっけ😃
気づけば、裕一は誰かと電話やメールをしなくなっていたから、デートはスムーズだ。
菜々子「そういえば、不倫のコは?あんなに頻繁に電話やメール来てたのに。」
裕一「あー…あのコはもう良いんだ。実は別の男とも不倫してたらしくて。もう相談のるのバカらしいからさ。」
菜々子「“仕方なく好きになっちゃった”はまだ分かるけど、複数と不倫じゃあね…」
裕一「だからもう気にすんな。あ、お前が悲しい顔するから、女友達との連絡も、必要以上にしないからさ。」
菜々子「うんっ!ありがとう」
私も主さんと似たような彼氏と現在付き合っているので、かなり気持ちは解ります💦
でも別れようと思ってるのに旅行に行くってのは、どうしたいのか理解出来ない😫結局別れたくないのでは⁉
- << 153 恋愛恐怖症142さん レスありがとうございます。 旅行にいった理由は、 簡潔に言えば、 心の準備が不十分で。 今旅行をキャンセルしたり、ムリに彼から離れようとすると、かえって寂しくて失敗すると自己分析した答えです。(以前それで失敗済) 最近まで週の半分以上は彼といました。彼がいる生活が当たり前、生活リズムが出来上がっていて。 今、少しずつそれを減らしている状況です。焦らず、自分を見つめながら、確実にいこうと思っています。 彼にも薄々、その事は伝えてあります…。 同じような彼とお付き合いされてるんですね。貴女は貴女なりの答え、見つけてくださいね!
☆
裕一「菜々子に俺の秘密を見せるよ」
見せられたのは…
高校の卒業証書だ。
あれ???裕一…
近所の高校を中退したって言ってたよね??
…その卒業証書は、県内で一番レベルの高いS高校のものだった。
…普通科 卒業…
…清水 裕一…
菜々子「えぇー!?」
裕一「カッコ悪ィから普段は黙ってるんだけど」
菜々子「何がカッコ悪いの」
裕一「ガリ勉て感じじゃん」
菜々子「ガリ勉だったの裕一!?」
裕一「中学のころ親父が不倫して出てったから、その反動で勉強は頑張ったね。高校時代は遊びまくったから、ギリギリの卒業だけどな。」
そう言って見せられた彼の高校時代の写真は、ガン黒ギャル男だった。
菜々子「ひえー!こんな男子、絶対仲良くなれない(笑)」
裕一「ハハ、若気の至りだな。当時6股かけてたもん俺。卒業アルバムは、前の彼女の家に置いてきちまったけど」
菜々子「6股…。」
彼がS高校だった証拠は、この卒業証書だけ。
誤字脱字は多いし、簡単な暗算もできない人なのに…本当だろうか?
でもそんな事どうでも良かった。
もう…彼女だもん。
嘘はナシだよね。
今までの分も大事にしてね♪
☆
菜々子「え…?彼女?」
裕一「そーだよ?もう菜々子は、俺の彼女だよ」
菜々子「いつから彼女になったの⁉待ってろって言ってたのに!」
裕一「だから待たなくていいよ?もうお前が彼女だから。」
菜々子「ええー💦💦」
半年以上もこの時を待たされて、「本当に好きだーと思ったらその時に言う」と言われてたのに、こんなタイミング。
結局、いつからキチンと付き合ったのか、分からないじゃん……
とにかく携帯灰皿を買って、就活グッズを買って。
この日から(?)私は、裕一の「彼女」になった。
………買い物から裕一の家に帰ると、裕一は「俺の秘密を見せる」と、押し入れから大きな箱を取り出した。
☆
裕一の就活に必要なモノを揃えるため、一緒に買い物にいくことになった。
彼はそれまで会社の車を使っており、自分の車は持っていなかったため、電車で出かけた。
そんな事も新鮮。
土日に裕一と買い物なんて!
幸せだなぁ~。
私は買い物のついでに、どうしても裕一に持たせたいものがあった。
「携帯灰皿」だ。
裕一は、車にいれば灰皿を使ったが、屋外ではポイ捨てした事が何回かあった。
毎回怒っても、ヘラヘラして治らなかった。
裕一「俺も昔はちゃんと携帯灰皿もってたんだよ? でも前の彼女がポイ捨て派だったから、つられて慣れちゃったな。」
そんな調子だった。
でも、もうすぐ私を選ぶというなら、言わせてもらおう…!
菜々子「今日は、携帯灰皿も買おうね!私、ポイ捨てなんかする人は大嫌いだからね!」
裕一「わかった!携帯灰皿買うよ。もうしない。…そう言えば俺、タバコ吸わない彼女はお前が初めてだ。」
菜々子「…え…彼女?」
>> 137
>>先日「もう一生、浮気・風俗・出会い系などはしない。この誓いを破ったら、名前を 公開されても、刺されても構わない」と誓われました。
>>でもこの約束もいずれ破られるでしょう。その時スッパリ別れるために、気持ちを整 理したくて、これから情けない身の上話をします。
菜々子25才さんがこのスレを立ち上げた最初の投稿の一部を勝手に引用させていただきました。
「約束が破られた時には別れられるように」という前提条件があるのだから、旅行に行くのも特におかしくないかと。今は約束が守られているのですね。
もう一度だけ信じたいと思った経緯を含め、続きを楽しみにしています。
- << 152 メトロさん 度々のレスありがとうございます、励まされています。 旅行だけでなく、まだ日常を彼と共にしている私です。 でも今は、万全の体勢を整えて、高飛びのジャンプに備えて助走を始めたような……そんな心境なんです。 私と同じような状況にいるご友人がいらっしゃるとのお話でしたよね。 いずれ、彼女のような人が「一歩を踏み出したい!」と思ったときに、このスレを見て勇気を出せるように……頑張るつもりです。 どうか見守ってくださいね。
〈レス下さった皆様へ〉
遅くなり申し訳ありません💦
彼とのことを綴りながらも、旅行までいって……
なぜ?と思われても仕方ないです。
色々考えた結果、今回はあえて旅行にいくことを決めました。
その経緯もいつか描けたらと思っていますので、見守っていただけたら幸いです。
主の気持ちに気づいているようでしたら裕一はきっと、「奈々子は何を言っても何をしても俺についてくる。こいつは俺しかいない。」と思っているかもしれないですよ💧
状況は全く違いますが、恋愛体質で恋愛依存症な私は、彼氏と別れる時にいつもこんな風に思われています。
もし依存している様なら別れはかなり辛いです。
それとスレタイに不倫と風俗と書いてありますが…これからですよね⁉
菜々子さんはきっと、私の予想❓ですが、洗脳されてるんじゃ…と思うんです(TДT)
洗脳されると、離れたくても離れられないし、(私が変わらせてあげる)みたいな感じになってしまうんですよね😥
自分が強くならなきゃ、何も始まりません。
別れなきゃいけないと思ってるのに彼と旅行へ行くんですか😲💦
どんな気持ちで一緒に過ごしてるんですか…😅
彼は主さんの気持ちわかってるんですか?
別れなきゃ、別れたいと思ってても彼にはヘラヘラしてるんですよね⤵主さんは心の中で彼や彼の周りの人もバカにしてるし。。なのに彼の前ではヘラヘラ~
まず、旅行へ行ったりなど、彼と過ごす時間を減らしてみたらいいんじゃないでしょうか😅
それも我慢?できないならもうグチグチ悩まず彼と一緒になればいいと思います。
こうやって彼の嫌な事など書き綴りながら一緒に旅行へ行くとか何で?と思います😅
>> 118
私は元キャバ嬢です。不倫する子が多いというか、客だけに限らず男は利用するもの、と見てる子は多いと思います。
結局、キャバ嬢の出会いはお客さ…
れいかさん
レスありがとうございます!
元キャバ嬢さんなんですね、先日は失礼なことを書いてしまったかと思います。ごめんなさいね。
今後もう一度、キャバ関係の話が登場するのですが、気をつけつつ正直に綴っていきますので、よろしくお願いします。
ちなみに彼は転職し、キャバ嬢から依頼される事はなくなりました。
でも…。
当時はキャバ嬢達のおかげで成績がよかったのですが、今の職は「住宅」を売るため、コネもなくあまり売れないようです。
またお部屋探しの職に戻りたいみたい。後戻りです。
…貴女に失礼なことを書いたはずなのに、“頑張ろうね”と言ってくださるんですね。
何だかその言葉で、やっぱり「私自身が一番愚か」だったことに、心底気づかされました。
これから頑張れそうですので、どうか見守って下さい!
>> 120
☆
裕一「あのさ、俺の部屋のテレビ古いじゃん。こないだ入った30万で新しいテレビ買おうと思う」
菜々子「良いね!安いのなら」
すぐ外食…
菜々子さーん✋ずっと更新を待ってるものです☺💦
最近 覗いても覗いても更新があまりされてないから寂しいです😫💦
私菜々子さんと同じような恋愛したから凄く気持ちわかるんです‼
首を長くして待ってるので よろしくね☺
菜々子のファンより😁
- << 129 匿名124さん レスありがとうございます! そしてこんな情けない話でも楽しみにして下さって、ありがとうございます💦💦 同じような恋愛をされたんですね… どのようにして別れたのか、教えていただけたら幸いです! 更新頑張りますので、引き続きよろしくお願いします☺
☆
裕一「あのさ、俺の部屋のテレビ古いじゃん。こないだ入った30万で新しいテレビ買おうと思う」
菜々子「良いね!安いのなら」
すぐ外食費や買物で浪費してしまう彼。
その位ならモノに変えた方がいいと思った。
裕一「だよな!どうせ就活以外は出かけないから、金使わないし。雇用保険も入るし。」
数日後、彼の部屋にやって来たのは…
最新 41型テレビ 20万円!
…ああ。やってしまった。
裕一「すごいだろ⁉これで映画観たらすごいぜ!」
菜々子「…お金大丈夫なの?」
裕一「大丈夫って言ってんだろ!ノリ悪リィな!」
菜々子「はぁ…。まいっか。すごいねテレビ!」
裕一「だろ♪あ、明日さ、履歴書とか買いに行くんだ。付き合ってよ。ついでに、お前の服でも買うか!」
菜々子「うん!」
それでもまだ、幸せだった。
- << 124 菜々子さーん✋ずっと更新を待ってるものです☺💦 最近 覗いても覗いても更新があまりされてないから寂しいです😫💦 私菜々子さんと同じような恋愛したから凄く気持ちわかるんです‼ 首を長くして待ってるので よろしくね☺ 菜々子のファンより😁
☆
それから間もなく。
裕一の会社は、本当に倒産してしまった。
でも幸いなことに、最後に30万ほど支給されるらしい。
裕一に貸していたお金を返してもらい、少しスッキリした。
雇用保険のお金がもらえるまで、このお金でやりくりしなきゃね!
裕一「すぐ新しい会社を見つけるから心配すんな!」
菜々子「気合い十分だね!いいよ裕一っ!」
……でも。
裕一は前と同じ職種にこだわっていた。
ただでさえ不況で会社が倒産した業界だ。
なかなか求人がない。
さらに裕一は29歳で、決して若くなかった。
書類選考で落とされる。
なかなか転職先は見つからなかった。
…それでも私は嬉しかった。
今まで休日が全く合わず、夜遅くに会って眠るだけだったのに。
毎週末、ずっと彼といられる。
土日の朝、彼とゆっくり目覚められるだけで、本当に幸せ!
でもそれは、ほんの1~2週間しか続かなかった。
私は元キャバ嬢です。不倫する子が多いというか、客だけに限らず男は利用するもの、と見てる子は多いと思います。
結局、キャバ嬢の出会いはお客さんになるから羽振りのいい人=ある程度地位のある人。大抵は家庭持ちだったりするんですよね。
裕一さんは不動産業しているならキャバ嬢は彼を利用しているんだね。きっかけはそこにあるんだろうね。縁はなかなか切れないかも。
主さんは真面目な方でこれからも心配です。しっかりと見届けていきたいと思います。頑張ろうね。
- << 126 れいかさん レスありがとうございます! 元キャバ嬢さんなんですね、先日は失礼なことを書いてしまったかと思います。ごめんなさいね。 今後もう一度、キャバ関係の話が登場するのですが、気をつけつつ正直に綴っていきますので、よろしくお願いします。 ちなみに彼は転職し、キャバ嬢から依頼される事はなくなりました。 でも…。 当時はキャバ嬢達のおかげで成績がよかったのですが、今の職は「住宅」を売るため、コネもなくあまり売れないようです。 またお部屋探しの職に戻りたいみたい。後戻りです。 …貴女に失礼なことを書いたはずなのに、“頑張ろうね”と言ってくださるんですね。 何だかその言葉で、やっぱり「私自身が一番愚か」だったことに、心底気づかされました。 これから頑張れそうですので、どうか見守って下さい!
☆
菜々子「もう一人の彼女って?別の元カノとも連絡とってたの!?」
裕一「ううん、なんでもない」
裕一が「男としてケジメをつける」と言ったのを、エリサや元カノ達の事だと思った私は、本当にバカだと思う。
だって、
「他に好きな人はいない」って
その言葉を、ただただ信じて、待ち続けてきたから。
ケジメをつけるなら、もう安心していいんだね?
彼女は大切にするって、嫌がるような事もしないって、言ってたもんね?
…裕一…
…大好きだよ…!
…選んでくれて ありがとう…
幸せがこみ上げて、私は精一杯のラブソングを、泣きながら歌った。
今までのことは、もうどうでもいいや。
付き合ったら、きっと幸せになろう!
…ね、裕一☺
この日が、裕一と出会ってから、一番幸せだった日かもしれません。
分かっているようで、何も知らなかった、希望に溢れたこの日が…。
>> 104
裕一って、
デート中に席たって長電話なんて失礼な事しちゃうほど好きな女いるのに
主が少し男友達とチョイ出かけたくらいなのに、あの嫉妬の仕方…
浮気症な人間程、嫉妬深かったりしません?
自分がそんな人間だから、人間て誰もがそうゆう事するって思う心理になるのかも。
事実、私自身が裕一タイプだから。
矛盾しているようだけど…一応それで筋が通るかな?
裕一タイプの私は、心底信じた真面目な旦那に裏切られて、目が覚めました💦
自分で自覚しない限り目が覚めないと思う。
そして守るべき大切なもの…私の場合は子供だったけど、それを見つけられない限りは死ぬまで変わらないと思う。
- << 121 匿名116さん 裕一タイプでいらっしゃいますか👀💦 彼は、浮気症なせいで(?)、今までの彼女達にも見切られてきたのに… それでも変わらないんだから、一生このままなんでしょうね。 いつか、私じゃない他の誰かでもいいから、彼を目覚めさせてあげて欲しいです。 価値観て本当に本当に、難しいですね。
☆
裕一が初めて、「待っていて」と言った…「答えを出す」と。
待ちに待ったはずの言葉なのに、実感も喜びもイマイチなのは何故だろう…。
気分屋の裕一の言葉だ。あまり期待しないでおこう。
私は「へ~そうなの?」と、とぼけた返事で受け流した。
数日が経った。
裕一が、思いきり歌いたいと言うので、カラオケに行くことにした。
その、エレベーターの途中。
裕一「菜々子…。俺といて楽しい?」
菜々子「?楽しいよ」
裕一「俺本当に決めたよ。お前を幸せにするって。でも男として、ケジメつける事があるから、あとちょっと待っててな。」
菜々子「ケジメ?エリサはもういいの?…大好きだったんでしょ?」
裕一「…エリサは、暴力男と復縁して静岡にいったよ。いきなり“もうメールも電話もしないで”ってメールがきた。」
菜々子「…私で紛らわすつもり…?エリサの家にある荷物もちゃんと引き取るの?」
裕一「ああ…そうだな、取りに行かなきゃな。 あとは、もう一人の彼女も……いや、何でもない(笑)」
>> 113
主です。
不倫友人のくだりで「さすがキャバ嬢」と話したために、不快な思いをされた方、本当に申し訳ありません。
キャバクラ批判のスレではないので、この件は話を終わりにさせて下さいね。
私が裕一にそう言ったのには理由があります。
…彼は当時、不動産業をしていました。キャバ嬢である友人達が、よく裕一を頼って部屋を借りていました。
その理由のほとんどは
・不倫用の部屋
・離婚したから
・結婚するが大家さんに職がバレると入居できないから、ごまかして
でした。
彼は「キャバ時代の女友達は大体浮気したりされたりで、結局離婚するから客になるわ。特にキャバ歴が長いコは高確率。」とよく言っていました。
(あくまで彼の談なので、実際どうかという話は控えさせて下さい)
なので、不倫相談をされた時さ「あぁまたキャバ嬢ね、さすが」と言ってしまいました。
もちろん、キャバ嬢が皆そうだなんて思いません。様々なご事情もあるでしょう。そういう方が見たら気分を害されますよね。ごめんなさい。
沢山の方が見られる掲示板なのに、本当に失礼しました。
主さん初めまして昀
最近見させてもらってます。
お辛いでしょうが
頑張って下さいね。
あと不倫話の時に出てた
「さすがキャバ嬢」ってのは
偏見ではないでしょうか。
キャバ嬢でも必死に
頑張ってる方もいらっしゃるかと思います…
《※ご覧の皆様へ》
何回か「このレスにスレする」という方法で投稿してしまいました。
見苦しくて申し訳ありません。
このスレを立て、綴っているうちに、心の底にしまっていた過去や感情が次々蘇り、苦しんでいます。
あまり眠れず、ボーっとしています。
彼と会っても、昔のことばかり思い出して、突然涙したり。
彼はそんな私を理解できず、最近少しイラついています。
こんな風にして、虚しく終わっていくものなのかな。。。
今、テレビで歌を聴いてました。
愛。
愛って何でしょうね…
少し苦しいけど、引き続き、身の上話にお付き合い下さいね。
>> 108
☆
10月。
相変わらず裕一はお金がなく、彼の実家(団地)に泊まっていた。
私は裕一の部屋にこもったまま、彼がお風呂や食事をしてくるのを待った。
ご家族の声は聞こえるが、挨拶・顔合わせもできないまま。
もの凄く息苦しくて、悲しかった。
私、何してるんだろ…。
菜々子「なんで、私をご家族に隠すの?彼女じゃないから?他にも女の子がいるから?…挨拶くらいした方がいいんじゃないの?」
裕一「うちは昔から友達や彼女が部屋に入り浸ってたから、気にされてないよ。」
菜々子「私は嫌だよ。…ずっとこんな風に、居心地悪いままでいなきゃいけないの?」
裕一「…悪い。本当に悪いと思ってる。」
それからしばらくして突然、裕一が真剣に話し始めた。
裕一「俺さ…もう、答えは見えてるよ。菜々子、お前が好きだよ。俺は、お前を選ぶ。でももう少し、待ってて欲しい。」
>> 101
☆
9月。
裕一やK君の会社は、本当に潰れそうな雰囲気だが、裕一はのほほんとしていた。
裕一「そういえばさ、女友達がもうすぐ誕生日で。…
☆
裕一「菜々子…おはよう。」
菜々子「おはよう」
裕一「…あのメール、どういう事?急にどうしたの?」
菜々子「え?」
裕一「“もう会えない”って……どういう事?」
菜々子「裕一……。寝ぼけてたんだね。それ、私じゃないよ……。」
裕一「え?…そっか。あ、そんな事よりさ、明日からまた電話止まるから。」
菜々子「え!?またお金ないの?どーするの!?」
裕一「ないモンはないんだから、仕方ないよな。」
菜々子「仕事で携帯使うんでしょ、困るじゃん!」
裕一「だからさ。ないんだから、仕方ないだろ。」
こうして今月も、3万を貸した。
ついでに、謎のメールの件もごまかされてしまった。
他の女とも会ってること丸バレだけど。
裕一は今月、携帯代だけでなく生活費さえ足りなくなって。
ご飯も食べられない。
また追加で1万円貸すハメになった…。
裕一って、
デート中に席たって長電話なんて失礼な事しちゃうほど好きな女いるのに
主が少し男友達とチョイ出かけたくらいなのに、あの嫉妬の仕方は何?
イミフな我が儘坊っちゃんだね~
裕一ってなんか少しメタボちゃん?
- << 107 匿名24さん 本当にちょいメタボです… お知り合いかと思いました(笑) 彼は今、31歳。 若気の至りならともかく、31歳で我がまま坊ちゃんじゃ、どうしようもないですよね。 何やってるんだろ、私…。
- << 116 浮気症な人間程、嫉妬深かったりしません? 自分がそんな人間だから、人間て誰もがそうゆう事するって思う心理になるのかも。 事実、私自身が裕一タイプだから。 矛盾しているようだけど…一応それで筋が通るかな? 裕一タイプの私は、心底信じた真面目な旦那に裏切られて、目が覚めました💦 自分で自覚しない限り目が覚めないと思う。 そして守るべき大切なもの…私の場合は子供だったけど、それを見つけられない限りは死ぬまで変わらないと思う。
私もだけど、みんな一度は裕一さんみたいな女好きに頭悩ましたことあるんじゃないかなぁ?普通は冷める…ものだけど、主さんは今は意地になってるんだろうね。
裕一さんに足元見られてるよ。主さんが一途にいてくれるから安心して遊ぶんだろうね。これからも女関係で悩まされるよ。
女好きな男は結婚しても子供が出来ても治らないよ。
- << 106 れいかさん レスありがとうございます。 もう決して若くないのに、見る目もなく冷静になれなかった私は本当にアホですね。 彼も可哀相だけど、本当に生まれもった病気のようです。治りませんよね… ここで書いてスッキリして、前を向きたいと思います☺ ぜひ見守ってくださいね。
まだまだ展開がどうなるのか…
早く別れた方がいいとか当たり前なんですけどね。
私は裕一タイプの人と付き合ってました。読めば読む程似てて懐かしいと思ったり。
でも、私はその裕一タイプにはハマらなかったんです
女から連絡きても会ってる事わかっても気にもならなかったんです。一切干渉しなかったんです。
なぜかと言うと私には裕一タイプと付き合う前にかなり惚れこんだ人がいてその人と別れて裕一タイプと知り合い付き合ったけど、惚れこんだ彼が忘れられず…裕一タイプは私が他の女みたいに嫉妬しない事が反対にムカツクとか言いだす、なんでそんな余裕なのと言う、だって私の頭は惚れこんだ彼でいっぱい、裕一タイプといれば彼を忘れられるかと思ったけど全然ダメ…これが裕一タイプと先に付き合ってたら主さん状態だったかもと思います。そして彼が忘れられずたまらず連絡し復縁し2年だけど幸せです。裕一タイプにも正直に伝え彼にも正直に話しました。主さんの気持ちに余裕が出たらまた変わるかと思うんですが。どれだけ余裕⁉と言われ私みたいな女初めてでムカツク2⃣とよく言われました。ムカツク程イイ女になって見返してやってください。
- << 105 匿名37さん 体験談、興味深く読ませていただきました。 彼も、離れようとすると追いかけてきます。 でもそれは、私のことが大切だからじゃなく、自分から離れていかれるのが嫌なんですよね。 ムカツクくらい良い女になって見返す… 本当に、そうなりたいです。 どうぞ見守ってください!
☆
9月。
裕一やK君の会社は、本当に潰れそうな雰囲気だが、裕一はのほほんとしていた。
裕一「そういえばさ、女友達がもうすぐ誕生日で。俺の誕生日にプレゼントくれたから返したいんだけど…何がいいと思う?」
菜々子「えー?何がいいんだろう。友達は何をくれたの?」
裕一「別に…。」
別に…って、何なんだろう。
菜々子「裕一と出逢ってすぐの頃、私の誕生日に花束をくれたよね。あれは嬉しかったなぁー!」
裕一「花束なんて買ったことなくて恥ずかしかったけど、お前は花が好きだからな。」
菜々子「ありがとう!…でもさすがに女友達に花束じゃ、恋人みたいだしね。…雑貨とかにしておけば?」
裕一「…そうだな。サンキュ。」
……その数日後。
裕一は朝から妙な電話をしてきた。
- << 108 ☆ 裕一「菜々子…おはよう。」 菜々子「おはよう」 裕一「…あのメール、どういう事?急にどうしたの?」 菜々子「え?」 裕一「“もう会えない”って……どういう事?」 菜々子「裕一……。寝ぼけてたんだね。それ、私じゃないよ……。」 裕一「え?…そっか。あ、そんな事よりさ、明日からまた電話止まるから。」 菜々子「え!?またお金ないの?どーするの!?」 裕一「ないモンはないんだから、仕方ないよな。」 菜々子「仕事で携帯使うんでしょ、困るじゃん!」 裕一「だからさ。ないんだから、仕方ないだろ。」 こうして今月も、3万を貸した。 ついでに、謎のメールの件もごまかされてしまった。 他の女とも会ってること丸バレだけど。 裕一は今月、携帯代だけでなく生活費さえ足りなくなって。 ご飯も食べられない。 また追加で1万円貸すハメになった…。
>> 96
この手の相談を拝見して何時も思うのだけれど、男性もそうかも知れませんが、大概女性に多いのは自分が《馬鹿、愚か》という事に気づく時や感じる時…
匿名96さん
レスありがとうございます。
そうですね。
彼がダメ男なのはさておき…そういう男と分かっても《自分で》彼を選んでる。
《ダメな彼》だから苦しめられてるのではなく、《ダメな自分》……私自身の問題です。
被害者面で《彼》のせいと思っているワケではなく…
《彼》と別れる=《ダメな自分》を変えること。
…もはや、どうしようもない自分自身との戦い・葛藤がテーマです。
他に意見を下さった方は、私の問題であり自業自得なのは十分承知の上で、
「彼がダメ男なのは分かってるんだよね、じゃあ変わらなきゃ!」と、背中を押して下さっていると思います。
どうしても過去の回想は「彼のせい・彼は酷い」というニュアンスになりがちですが、根底では「こんな事があっても冷静な判断ができないバカな私」というつもりで書いていますので、ご理解ください。
また何かありましたら、よろしくお願いします!
>> 95
この手の相談を拝見して何時も思うのだけれど、男性もそうかも知れませんが、大概女性に多いのは自分が《馬鹿、愚か》という事に気づく時や感じる時は、大抵相手(彼氏や旦那)ありき(前提)でモノを言うじゃないですか?
それってどうなのかなぁって思う時があるんですよ。
話を追っていくと、貴女から見て《ダメな男》と別れられない自分が馬鹿っていう表現は、《ダメな男》とさえ付き合ってなければ自分はまともな女で馬鹿ではないとなる訳ですよね?
あくまでも相手に責任があって、そのせいで自分は馬鹿(愚か)という言い分は、些か都合良くはありませんか?
貴方の事を理解しようとフォローに回ってる人達の意見も、全て《相手が馬鹿、ダメ男》ありきな物言いなのでちょっと引っ掛かるんですよね。
確かに相手は《ダメな男》なのかも知れません。
でも今一度冷静になって彼氏と切り離して、1人の人間として本当の自分自身とは何なのか?そして自身に何か問題はないのかと、じっくり考える時間も必要だと思うんですよねぇ!!
『相手がこうだから』って考え方だと逃げ口上な気がして、今後の恋愛も成就しにくいのでは?と感じてしまいます。
- << 100 匿名96さん レスありがとうございます。 そうですね。 彼がダメ男なのはさておき…そういう男と分かっても《自分で》彼を選んでる。 《ダメな彼》だから苦しめられてるのではなく、《ダメな自分》……私自身の問題です。 被害者面で《彼》のせいと思っているワケではなく… 《彼》と別れる=《ダメな自分》を変えること。 …もはや、どうしようもない自分自身との戦い・葛藤がテーマです。 他に意見を下さった方は、私の問題であり自業自得なのは十分承知の上で、 「彼がダメ男なのは分かってるんだよね、じゃあ変わらなきゃ!」と、背中を押して下さっていると思います。 どうしても過去の回想は「彼のせい・彼は酷い」というニュアンスになりがちですが、根底では「こんな事があっても冷静な判断ができないバカな私」というつもりで書いていますので、ご理解ください。 また何かありましたら、よろしくお願いします!
本当に、見ていて切ないです😢
私も、16歳の時に、20歳のダメ男と付き合ったのですが、大切にされていたんだなぁ…とか愛されていたんだなぁ…といった思い出もなく…
とても辛い恋愛をしました😢
泣きながら、追い掛けていたっけな…
追い掛けても、追い掛けても、追い付けなくて
身近にいた、私を好きだと言ってくれた男性の傍にいようと決めた途端に、初めて私を追い掛けて来てくれ…
その勢いで結婚しましたが…
結局…
捨てられました
私名義の借金まで残して…
今は、お陰様で、優しい彼に出会い、再婚13年目です
私の娘も、再婚当初、まだ小さかったので彼を本物の父親だと思い育ちました
愛されて、育ちました😢‼
今、とても幸せです😢‼
どうか、別れる勇気を‼
- << 97 匿名92さん お言葉、本当に胸に染みました。 私も実は最近、彼に結婚の話をされています。 でも…… 匿名92さんのような未来が、目に見えていて😢😢 せっかく最初から分かってるんだから、踏み留まらなきゃですよね。。自分の責任だから。 匿名92さんは、素敵な人と再婚されて本当に良かったです! どうぞ、応援よろしくお願いします!!
☆
ある朝、彼に電話をすると…
携帯が止まっている!
料金を払えなかったらしい…
その日は場所を決めて待ち合わせをしていたので、それでも会えた。
裕一「営業で携帯使うから、月4万くらいかかるんだ。でも今、残高2万💦あと5日間、どうするかな…」
菜々子「同僚とか、家族に借りなよ💦」
裕一「旅行とか行ってたのに、借りれねーよ…」
お金を人に貸すことだけは嫌だった。
でもまぁ5日間だけだし…私と奈良に行ったせいでもあるし…
私も電話できなきゃ困るので、3万円を貸した。
裕一「菜々子、本っ当にありがとう!お前が金に困った時は、俺が助けるからな。」
私は貯金は十分あるし💢
人に借りたりしないよ…。
貸した3万円のうち、携帯代に2万、残りの1万も、5日間で使い切ったようだ。
5日後、すぐにお金は返してもらったが、裕一の「金がない」は余計にひどくなっていった…。
見てて切なくなりました😢
恋愛って、誠実な真面目な人を好きになりたいけど、どうしても少しチャラチャラした不真面目な人に惹かれてしまうものですよね🍒(笑)
今もその人と、お付き合いがあるみたいですが😞
主さんも、もう25歳で…もう決してチャラチャラしてる男に足止めくらう歳でもないと思います😞
10代とかなら別ですが⤵
今も変わらない、クソ男なら今後一緒にいても、自分を不幸にしかしないし、自分に利益がないです⤵⤵
もう、結婚してもおかしくない歳だし、そんな男バイバイして😍
もっと素敵な人と、幸せになってください❤
- << 95 ラブラブ89さん レスありがとうございます! 本当、10代とかであれば、いいお勉強って言えるけど、そんな歳じゃないですからね…! 客観的に言われると、焦ります😁💦 応援ありがとうございます!!
主さんこんにちわ🌻
自分の過去と重なり、物凄く共感しています。自分もバカな男に裏切られども別れられず3年程棒に振りました。
しかも、恋敵が居れば居るほどおかしな対抗心、女の意地が邪魔をして別れられなくなるんですよね。
一緒に居れば虚しく、離れていれば不安で…という気持ち、とてもよくわかります。激ヤセもし、消えてしまいたいと思ったこともありました。別れた方が幸せになれるというのも頭ではわかるんですけどね、それが難しいんですよね。
自分は、ある時急にふっ切れて バカ男とは自分の都合の良いように付き合おう!と思い始めたら、不思議と他の男の人に目が向けられました。出会いから2年程過ぎたあたりでした。時が解決してくれることもあるのでしょうし、主さんがこの様なスレを立ち上げているのもそういう時期なのかも知れませんね。
今では女関係に真面目な旦那に出会い2児の息子にも恵まれ幸せに暮らしています。あの激ヤセを取り戻したいぐらい太りましたし💦
あんなに心底好きだったはずのバカ男のことも、今や気持ち悪い😨二度と会いたくない👎といった具合です。
主さんに幸せが訪れますよう🍀
応援しております💪
- << 91 ♂♂ママさん レスありがとうございます。体験談、とても励まされました! 本当にそうです…妙な女の意地や独占欲が働いていて、自分が情けないです。 でも最近、少しずつ冷静になってきました。皆さんのお陰です。 ♂♂ママさんのように、しっかり前に進みたいと思います!! 応援、よろしくお願いします。
☆
初めて入った裕一の部屋。
広くはないが、テレビやクーラーがあって快適な印象だった。
意外にまとまっていてキレイな部屋。
ふぅん………
あ!
奈良で買った物が置いてある♪
ん!?
…ディズニーの、ポップコーンの入れ物が置いてある…。
しかもその横には…園内のガイド“最新版”…。
不倫してる上司は、こんな物までお土産にするのか…?
裕一「上司が、“お前が行った体で会社のブログを書け”とか言うんだよね(笑)」
…?意味不明。
…なぜ裕一が行ったことにして会社のブログを書くの…?
百歩譲ってそれが本当でも、嘘のブログを書くために、ポップコーンの入れ物を渡す意味が分からない…。
何?
本当は誰がいったの?
裕一なら、誰と?
せっかくの“初めての彼のお部屋”は、また悲しいだけの思い出になった。。
ただ、中途半端なまま変わらなかった彼との関係は、この頃から大きく変わっていく―――――。
☆
裕一「それにしてもさ、俺本当にお金ないわ。どーしよう。しかも、俺の会社どうも倒産しそうなんだよね(笑)」
菜々子「え⁉本当なの⁉どーするの」
裕一「元々小さな会社だからな…。そんな時なのに、俺の上司は社内のバツイチ女と不倫してて、浮かれちゃって仕事にならないし。ますます倒産が近づいてるよ。」
菜々子「何それ⁉周りも公認の不倫…⁉」
裕一「そうじゃないけど、バレバレなんだよ。こないだもディズニーにいったらしくてさ。色々お土産もらったよ。」
…じゃあ、あのお盆の時のピアスも不倫のお土産なのだろうか…。
そしてようやく、裕一の家に着いた。
どうしよう!?
ご挨拶していいの?
でも何て言うんだろう
彼女とは言えないけど、友達と言って泊まるのも変だし…
ドキマギしている私を、裕一はさっさと自分の部屋に通した。
誰にも顔を合わせず、挨拶もできなかった…。
☆
裕一「オヤジは…俺が中学生くらいの時、外に女作ってさ。
子供もできて。
籍はそのままだけど、それからずっと、そっちと暮らしてるんだ。
今もたまに家に郵便物を取りに来たりするけど、母と弟はやっぱ、完全にオヤジを拒否してるね。
でも…俺だけはオヤジと普通に連絡とってる。」
菜々子「そう。何となく予想してたけど、大変な事があったんだね…。」
裕一「別に仕方ない。人を好きになるのは悪い事じゃないし、理屈じゃないと俺は思うからさ。 母だって最近は、いい男みつけて、幸せそうだよ。」
菜々子「…それならよかった、本当に。」
でも、まだ中学生だった裕一、さすがに父親の事は相当苦しんだろう。
私なら、裕一のお母さんや弟のように、今も憎んでいるはず…
裕一は、どうして受け入れられるんだろう?
傷ついた果てに、悟りを開くように、受け入れた?
それとも…父に共感できるような性分だから?自分も。
裕一「壊れた家庭で育ったら俺みたいになっちまうんだよ。
だから、俺は結婚したら絶対浮気はしない。」
菜々子「説得力ない(笑)」
そんな話をしながら、裕一の家に向かった。
☆
裕一の家は…
いわゆる団地。
「父親は近所に住んでいて、ずっと家にいない」とは聞いていた。
理由は「いつか言うよ」と言うので、聞けなかった。
でも、家に行くとなったら、最低限のことは知っておきたい。聞くなら、今しかない。
菜々子「裕一は…お母さんと、弟さんと暮らしてるんだっけ?…あ…そういえば。お父さんって…?」
☆
お盆も、終わってしまった。
裕一とたくさん一緒にいられて嬉しかった反面、同じくらい悲しい思いもしたな…。
8月の後半になると、裕一は会う度「お金がない」と言い始める。
裕一「奈良旅行がデカかったなぁ。あれで使いすぎた!」
…奈良への2泊3日で無くなる程の貯金しかなかったの!?
とビックリしたが、それでも私と旅行したいと思ってくれたんだぁと解釈してしまった。
今までは毎週、割り勘でホテルに泊まっていたが、そんなお金もない様子。
菜々子「お金ないのにムリして泊まることないよ。私も、正直キツかったし」
裕一「でも、菜々子と一緒に眠りたいしな。……うちに泊まるか?」
初めて、裕一の実家に、泊まることになった!!
ふと裕一をみると、珍しくピアスをしていた。
昔あけた穴が残っているのは知っていたが、ピアスをしているのなんて初めて見た。
しかもよく見ると…
ミッキーの形。
菜々子「どうしたの?ミッキーのピアスなんて。」
裕一「え?ああ…たまには休みだから、いいかなって思って。」
菜々子「ふーん…。ディズニー、行ったのかと思った。」
裕一「俺、ディズニーなんて中学生以来いってねぇよ。お土産なら、よく貰ったけど。エリサも好きでさ。でも、前の彼とディズニーで撮った写真みせられて、ムカついたから、一度も一緒には行かなかった…な。」
…じゃあそのピアスは、エリサのお土産なんだろうか。
諏訪湖にいけない分、エリサを想って付けてるの?
それとも誰かにお土産でもらったの…?
その日はもう、自分が惨めすぎて、裕一と泊まりにいったりもせずに、まっすぐ帰宅した。
☆
カレー屋さんからの帰り道。
湘南の海沿いを車で走った。
江ノ島と夕日が美しい。
でも、今の私にはやけに物悲しくみえた。
裕一「今日さ、長野の諏訪湖で花火大会があるんだ。知ってる?」
菜々子「…?知らない」
裕一「日本一の花火大会。俺、毎年いってたんだよね。」
菜々子「いいなぁ」
裕一「エリサとの思い出の場所でさ。付き合い始めた頃にいって、絶対毎年見に行こうって、他の人とは行かないって、約束したんだ。プロポーズしたのも、花火見ながらだった…。」
菜々子「去年の夏はもう別れてたんでしょ?それなのにエリサと行ったの?」
裕一「毎年いくって決めてたから、一人で行ったよ。花火見ながら泣いた(笑)」
菜々子「今年は?行かなくていいの?」
裕一「ああ…。いいんだ、今年は…。」
裕一にも、そんな悲しい思い出があるんだね。
私もその、裕一が大好きな花火大会に、連れて行ってって言いたい。
でも、ダメなんだね…。
遠く夕陽が滲んだ。
☆
裕一が土日に休めるなんて、お盆と年末年始しかない。
お盆休みの終わりの土日は、普通の恋人のように、デートできた。
海の近くの有名なカレー屋さんでは、短気な裕一が行列に1時間も並んでくれた。
…ようやく席につき、料理が運ばれてきた時、また裕一の携帯が鳴った。
裕一「あぁ、不倫のコからだ。ちょっと電話してくる」
そう言って店の外に出て行き、戻ってこない。
時と場所を考えてよ…
20分くらい経った。
せっかくの料理もみな、冷めている。
裕一「悪い悪い!」
菜々子「料理冷めちゃったよ…。お店混んでるんだし、こんな時くらい、電話は後回しにしたら?」
裕一「お前は本っ当に小さい女だな。あのコも色々ある合間に電話してきてんだよ。笑顔で待てないわけ?」
菜々子「ごめん…。」
…毎回そのコと裕一の電話が終わるのを、笑顔で待ってるのに…
こんな時くらい…って言うのもダメなの…?
有名なカレーは、冷めて、悲しくて、何の味もしなかった。
☆
奈良旅行の翌日。
私の会社にはお盆休みがないので、普通に出勤した。
裕一は友達と遊んでいるため、私は夜、地元の同窓会にいった。
そこには、裕一と出会った合コンを一緒に開催した、Kくんもいた。
K「菜々子!元気?どう最近、彼氏できた?俺はおかげ様で好調だよ。」
Kくんは、私が合コンに連れて行った美人と付き合っているのだ。
…裕一は、今も私と会っている事を、周りに話していない。
私もこんな半端な状況、情けなくてKくんや会社の子に話せなかった。
菜々子「私は相変わらずだよ!合コンに来てた皆さんは元気!?みんな、彼女できた?」
K「○○君は彼女できて、××君たちはダメ。裕一さんは…全然自分のこと話さないから、謎なんだよね。仕事ではお世話になってて、大好きな先輩だけどさ。」
菜々子「そーなんだ…。」
K「それより菜々子、痩せたね!合コンの時と全然違うじゃん。」
菜々子「そう!?」
帰って体重計に乗ると、半年で7キロ痩せていた…!
美味しくご飯を食べれない日が多いから。。
おろしてしまった子供のことでも考えてるんだろうか…。
怖くて聞けなかった。
でも、その時裕一の心に、私がいない事だけは、何となく分かった。。。
それからも奈良をたくさん回った。暑いけど、楽しい!幸せ!
…せっかくだから2人で写真をたくさん撮りたかったが、裕一は「恥ずかしいからいいよ」と言う。
ほとんど2人では写真を撮ってくれなかった。
でも、そういうタイプなら仕方ないよね……。
…楽しい旅行も終わりが近づいてきた。
裕一は、「会社のパートのオバチャンへ」と言って、自分とお揃いで、鹿のイラストのデジカメ入れをお土産に買った。
会社のパートのオバチャンと仲がいいのは知っている。
でも…お揃い……?
不思議に思ったが、まぁ仲良しなんだろうと納得して、奈良を後にした。
裕一「奈良、本当に楽しかったな。…あっそうだ、明日は、友達と遊ぶんだ。まだ何するかは決まってないけど。でさ、久しぶりに会う友達で、ゆっくり話したいから、できれば電話とかは…」
菜々子「わかった、しないよ」
…女と遊ぶのかも。でも、私にはこの奈良旅行がある!
そう思えば少し気が楽だった。
☆
(↑メインの話の印です)
待ちに待った奈良旅行の日がやってきた。
裕一はお盆休みの始め。
私はお盆休みのない会社だから、月曜に有休をとった。
土~月の二泊三日だ。
でも、裕一は新幹線でも、食事の時も、電話がかかってくると、どこかへ行ってしまう。
せっかく2人で初めての旅行なのに…。
でも、慣れた事だし、せっかくの空気を壊したくなくて、嫌な顔はしなかった。
着いたのは、裕一が楽しみにしていた、平城宮跡。
広い広い草原の中に、平城宮の床や柱の跡だけが再現されている。
青い空、緑の野原、白い平城宮跡…。
確かに美しいコントラストだけど、残念ながらお盆!!
暑かった!!
汗かきの裕一は、シャツの色が変わっている。
でも裕一は。。。
真剣な顔でその場所に座り、iPodを取り出して、…目を閉じて歌を聞き始めた。
…失ってしまった愛する人を想う、悲しい歌を…。
私は、声をかけられなかった。
長い時間が過ぎた。
裕一「…今見たこの空、俺は絶対忘れない。」
裕一…
何を考えてるの…?
何を想ってたの…?
しばらくして、仕事を終えた裕一が約束のお店に入っていくのが見えた。
なかなか出てこない。
すると、メールが来た。
裕一「やっぱり。待っててくれる訳ないよ…な。どうしたらいいか分かんないけど、菜々子を失いたくないです。」
ゆっくりお店から出てきた裕一。とても小さく見えて、寂しくて悲しくて、私は電話をしてしまった。
菜々子「…すぐ近くにいるよ…。でも…許した訳じゃない。」
すぐに走ってきた裕一。
裕一「許した訳じゃなくても…ここにいるって事は、まだ想ってくれてるって、とらえても良いんだよな?」
菜々子「昨夜は何してたの…。」
裕一「友達と遊んでただけだよ?連絡とれなかったのは悪かったけど。」
菜々子「本っ当にただの友達?」
裕一「そうだってば(笑)」
…100%嘘だと誰でも分かる。
なのに、裕一と結局離れたくない私は、その言葉で自分を騙してしまった。
また、離れられなかった…。
裕一は、明らかに他の女と会っている…。
遊びにいく時はいつも、(相手は言わないけど)「出掛けてくるね」って言うのに…。
私は今さら何故かやけに悲しくなって、裕一にメールをした。
菜々子「なぜいきなり着信拒否されて、一晩も連絡とれなかったのか…。私は疲れ果てました。もう裕一を信じる気力も根拠もないよ。他で楽しくやってください。サヨナラ。」
すぐ裕一から電話があったが、出なかった。
…すると、裕一からメール。
裕一「菜々子、ごめんなさい。信頼を失っても仕方ないよな。でも俺は菜々子とサヨナラなんてできない…。一緒に奈良にいくのは、菜々子以外に考えられないです。失いたくない。」「もしこんな俺をもう一度信じてくれるなら…今夜、俺の仕事が終わるのを、近くの店で待ってて下さい」
…何をしてたのか、どこにいたのか弁明がない。
やはり女遊びだ。
でも、このメールを読むと、裕一の中で私、少しは大きな存在になっているのかな……
心が揺れた。
夜。
私は裕一に言われたお店には行かなかった。
…お店の近くに隠れて、そっと様子を伺っていた。
変われない彼にいつまでも期待しない方がいいと思うよ。
良い経験したと思って、前に進みなさい。
所詮、その彼はその程度で、まだまだ子供。 もう十分、わかったんじゃない❓
また浮気してるよ。
彼。
今主はキープされてるよ。
どうするの❓
菜々子「普通の女の子は、夫に不満もないのに浮気なんかしないよ!最低!…家族や友人の前で誓った愛を、刺激欲しさに裏切れるなんて…。そんな女の気持ち?私には分からないよ!彼もバカだよ!」
裕一「…でもさ、ある意味、彼の愛情はすごくない?彼女が結婚してても、好きなんだよ?」
菜々子「…彼女が本当に彼の事を想ってたら、すぐ離婚して彼の元にいくか、彼を苦しめないために別れるはず!ズルい女だよ!…彼も頭悪すぎ!そんな不倫やめるべき!」
裕一「なるほどね…。」
…私は何を熱くなっているんだろう。
その彼が、裕一かもしれないと思うから?
それともその彼が、今の自分と重なって歯がゆいから?
…そんなやりとりの日々が続いた。
8月の始め。
ある夜、裕一は、全く電話に出なかった。
何度か続けて電話をすると……。着信を拒否された。
お盆休みに一緒に行く予定の、奈良旅行について相談しようって約束してたのに………。
それからも度々、裕一は不倫女の話をするようになった。
不倫相手の彼は本気で、離婚してほしがっている。
でも彼女は「逢いたいね…」としか答えない。…と。
でも、不思議なことがいくつかあった。
まず、その女からの相談の電話は、私から離れて会話をすること。
それと、最初に聞いた時は不倫相手の彼も裕一の友人だと言っていたのに、その事に触れなくなったこと(忘れている様子)。
最後に、その女の本音を私に聞いてくること…。
なんだかよく分からない。
相談を聞いているようで、裕一は女の気持ちを分かっておらず、むしろ知りたがってる。
もしかして……その彼が、、裕一…?
何となくそんな気がして、私は必死に不倫女を否定した。
>> 54
お邪魔して本当にごめんなさい。
7さん、自分の尺度(価値観)では測れないこともありますよ。
第三者からしたら明らかにおかしなことでも、当事者は必死にもがいてるんです。
まさしく主さんは、そんな状況…でも、それじゃいけないって気づいたから、ここにスレ立てたんじゃないかな。
覚悟を決めるために個人の日記ではなくブログ的に公開することをえらんだと勝手に推測してます。
疑問を突きつけるより、ここは黙って見守るべきだと思いますよ。
- << 60 匿名55さん ありがとうございます。 本当におっしゃる通りの心情で、このスレを立てました。 そして今、一つ一つ思い出し噛み締めながら描くことで、少しずつ光が見えてきています。 批判も、応援も、そっと見守って下さる方も。皆さんが私の肩を押してくれていると感じています。 これからもよろしくお願いしますね。
主さん、とても読みやすい文章で、
いつもドキドキハラハラと引き込まれる様に読ませて頂いてます。
途中でお話の腰を折るといけないかな。。。と思い、レスはしてなかったのですが、
私も離れるに離れられない彼氏の事で、
悩み苦しんだ時期がありますので、
主さんのお気持ち凄く良く分かります。
こういうレスを立てると、多かれ少なかれ批判のレスが来たりする事もあるかと思いますが、
たとえどんなレスが来ようと、主さんが、
これからの未来は本当の幸せに向かって歩いて行こう!と言う強い気持ちと決心を持っていれば、どんな事も大丈夫ですよ😃
私も応援してます、頑張って下さいね☺
- << 59 社会人53さん レスありがとうございます! 同じように苦しんだ体験をお持ちなんですね… そんな方から励ましをいただけると、こんな私でも……このスレが終了する時、次のステップに辿り着ける気がします…! これからもよろしくお願いしますね☺
本当にさっきまで相談を聞いていただけなのかは別として、不倫しているという女友達の話には興味があった。
裕一がどんな環境で価値観を築いてきたのか、知りたかったから。
裕一「その娘はさ、旦那が嫌いなわけじゃないけど、刺激のない毎日が退屈で、飲み会に行ったんだ。で、彼と出会った。既婚者とは言わないままホテルに行って…初めて“私 既婚者だけど良い?”って聞いたら、彼は“良いよ それでも好きだから”って。」
菜々子「彼は独身なの?」
裕一「独身、彼女ナシ。」
菜々子「で…2人はどうしたいの?」
裕一「女の子は“どうしよう”って。男の子は、好きだから苦しんでる。」
菜々子「“どうしよう”って何?彼を好きだから悩んでるの?離婚したいの?それとも不倫から抜け出したいの?」
裕一「……。よく分からないんだよね。」
菜々子「変なの…。さすがキャバ嬢。」
裕一「キャバ嬢じゃない、看護婦だよ。」
…そんな看護婦が身近にいるんだ…。
何だかショックだった。
菜々子「…どこの人を送ってきたの?なんでこんな座席が倒れてるの?おかしいよ」
裕一「またそういう話かよ!あーもうせっかくいい気分が台無しだ、最悪だよお前!帰る?」
菜々子「……」
間違いない、裕一は女と2人だったのだ。
しかも…
いつもそばにいる私より、他の女と誕生日を過ごすことを選んだんだ………
エリサ?
いや、なぜか裕一はエリサと会うときは正直に言ってくる。
しかも最近裕一の口からエリサの名前は聞かない。
しかも裕一が来た方と、エリサの家は逆方向。
女の勘でわかる。
エリサじゃない…。
じゃあ誰…………?
お互い黙ったまま、車は走り続けた。
裕一「女友達のさ、相談を聞いてたんだよ。いま、不倫してるんだって。」
…なんで相談するのに2人で横たわる必要が?とは、もう面倒で聞かなかった。
裕一「実は不倫相手の男も俺の友達でさ…話し込んじゃったんだよ。」
…さすが元キャバクラのボーイ…まともな友人もいないのか……。
裕一「わかったよ…。もう会わないなんて言わないから。 俺は菜々子のこと…好きだよ。 他に気になる女もいない。こんなに毎日のように会ってるんだし、分かるだろ?」
菜々子「……本当に?」
裕一「…本当だよ。また明日の夜、会いに行く。お台場あたりで、メシ食おう。」
…涙が止まらなかった。
本当に?
裕一の心には…
他に誰もいないの?
それなら私は、いくらでも待っていられるよ。。
サヨナラせずに済んだことと、裕一の言葉に涙を流しながら帰宅した。
翌日。
裕一「もしもし菜々子?今ようやく地元の奴らを車で送って、お前の家に向かってるからな!」
菜々子「うん♪」
…しかし裕一の車は、彼の地元とは正反対の方から走ってきた。
……?……
まぁ深く考えないようにしよう。
そう思って助手席に乗ると…
転がってしまうくらい、座席が後ろに引かれ、倒れている。
運転席も助手席も!
…これでは後ろに人が乗れるはずがない…。
直人はやけに上機嫌に「遅くなったな!出掛けようぜ!」とはしゃいでいた。
- << 57 下から3行目 名前間違ってませんか❓ 直人になってます💦
菜々子「裕一なんかを好きになって 、もう私には何も残ってないから。」
裕一「あー…そういうの止めて?そうやって引き止めようとしても無駄だから。」
菜々子「じゃあもう放っといて。どっか消えて!」
裕一「おいおい…」
菜々子「裕一はどうせ明日も女の子と遊びにいくんでしょ!私がどんなに想っても…そばにいても。」
裕一「違…」
菜々子「それなのに、私が親友の直人と一度遊んだのが許せないの!?私は、そんな時も裕一の事しか考えられなかった。。しかも最近は一人で抱え込んでたのに。。。もう沢山だよ!」
死にたいと…
思った訳じゃない。
でも、私の行く先はもうそこにしかない気がして……
海に向かった。
のん気に女と電話している間に私を死なせて 後悔すればいい。
…私は裕一の車の鍵を握りしめた。
裕一が乗っているのは、会社の車。
私が海に入れば、会社にも知られることになるだろう。
女達の耳にも届くかな。
社会から追われてしまえ…!
…こんな時なのに、私はやけに冷静だった。
でもちょうどその時、裕一が電話を終えて、走ってきた。
裕一「何してる!?」
菜々子「…もう…他に道がないから。」
私たちは車を停めて、公園で話した。
菜々子「直人は大切な友達!むしろ裕一との事、相談に乗ってくれてたんだよ!」
裕一「…でもその男さ、お前に惚れてると思うよ。大事にしてもらえば?いい男じゃん」
菜々子「違うってば!」
裕一「…もうどーでもいいよ。菜々子は、俺の周りの軽い女と違って新鮮で、今まで楽しかったよ。でもここで終わりだ。…明日は朝早いからさ、帰るよ。」
菜々子「やだ…」
裕一「…あ…電話だ。」
裕一は私から離れて、長電話を始めた。
女からのお祝い電話だろう。私が近づこうとすると、遠ざかる。
あぁ…。
こんな事になるなんて。
優しい直人とのデートを理由にして、こんなチャラい裕一に振られるなんて。。
…目の前は湘南の海だった。
今の私に生きる価値はない
この海に消えたら…
もう友人や家族に後ろめたさを感じなくて済む。
裕一の胸に、消えない傷となって残ればいい…。
私はボーっと…
夜の海に向かい始めた。
裕一は、やはり不機嫌そうに、携帯電話を返してきた。
裕一「…ご飯でも食べる?」
菜々子「え?友達と出かけるんじゃないの?」
裕一「そんな気分じゃないから、明日の朝からにしてもらった。」
菜々子「そ…そう。じゃあ誕生日だし、ご飯ご馳走するよ!」
裕一「やっぱりご飯要らない…。」
ふぅっとため息をつく裕一。
菜々子「あのさ…。見たんでしょ?携帯。だから、文句があるんでしょ?ハッキリ言ってよ!」
裕一「…もう…会わない方がいいな。色々苦しんでたみたいじゃん。悪かったね。」
菜々子「苦しんでたのは事実だし、他の子に愚痴って悪かったけど…最近は他人に話してないよ!?」
裕一「…つーか他にもいい男いるんじゃん?しかも、随分信頼してるみたいだし。…まさかディズニーデートしてたとはね。やるねお前。真面目なフリして…一途に待ってるフリしといてさぁ。」
裕一は声を荒げたりはしなかった。
低いトーンで淡々と話されるのが、息苦しかった。
14日に日付が変わってすぐ、裕一の車に携帯を忘れた私。
14日の朝に気づいてからずっと、気が気ではなかった。
…裕一は仕事のあと泊まりで出かけると言ってたのに…
…何より…
…携帯を見られたら…
…どうしよう……。
幸い、裕一と出会った合コンに参加した子に携帯を借りられたので、電話ができた。
菜々子「裕一!私だよ!車に…携帯忘れちゃったの。どうしたらいい?」
裕一「あー…。渡しにいくよ。…仕事終わるの、俺の会社の近くで待ってて。」
菜々子「出かける前なのにごめんね」
裕一「…別に良いよ。話もあるしさ。」
菜々子「わ…わかった。」
裕一の声で分かった。
彼は携帯を見たのだ。。
気が重かったが、裕一の仕事が終わるのを待った。
★レスをくれた皆様へ★
旅行にいっていたためレスが遅れて申し訳ありません💦
そして、様々なご意見ありがとうございます。
皆様のおっしゃる通り、裕一はお気楽・自己中なチャラ男。
一生治らないでしょう。
離れられなかった私はもっとバカです。
でも…私は変わりたい。
好きだから仕方ない…と結婚して、周りの人や子供を不幸にしたくないから。
この身の上話を終えるとき、現在進行形で「別れました!」と皆様に報告できるように…
一つ一つ思い出し、噛みしめながら書いていきますので、お付き合い下さいね。
まだ途中のレスなのでどのような展開になり成長していくのでしょうか…
今の段階ではまだまだ恋愛に毛が生えた状態かなって思いましたが…
文章が読みやすいのでレスアップされると読んで次を楽しみにしています。
女って…
追われると逃げるくせに、こっち向かない男にはやっきになっちゃうんだよね
今の菜々子さんがそうかな
ところでこの男、14日生まれって~お気楽もんの天然でしょ
人生悩んだこと無いかも
おめでたい男なはず(笑)
一生懸命お勉強していい大学に入ろう!
~なんて言う貴方の周りの友人とは、確かにチョイ違うタイプだったんでしょうね
だから惹かれただけかもよ
そして、裕一の誕生日が近づいていた。
…7月14日だ。
裕一「俺、誕生日の夜から翌日まで、地元の友達と泊まりで遊んでくるから。」
菜々子「…友達って?女の子?」
裕一「女もいるけど…みんな一緒だからさ。」
菜々子「…そっか。それなら仕方ないね」
裕一「でも15日は夕方に帰ってくるからさ、それから遊ぼうよ」
15日は裕一の休日。
私も有休を取って、夕方からだけでも、お祝いする事にした。
裕一が誕生日になる瞬間は、一緒にいた。
壊れていた名刺入れをプレゼントして…明日会う約束をして別れた。
だが!!
バカな私は…
裕一の車に……
携帯を忘れていったのだ!
その中には…
裕一のことを愚痴る内容…
直人とのデート…
全て詰まっていた。
直人に「結局変われなかった」と言えなくて、気まずくて…
その後あまり連絡をとらなくなってしまった。
もう7月になった。
2月に出会った裕一。もう夏が近いのに、こんな関係のままなんて…。
裕一は相変わらず、女の子と水族館にいっただの、そんな話を私に聞かせて、私は気が狂いそうだった。
でも、
裕一「お盆休みには、一緒に奈良にいこうよ。平城宮跡からみる空は最高なんだって。」
菜々子「本当に!? 」
裕一「何か…お前と見たいんだよ。俺の、夏休み一番のビッグイベントだから!」
菜々子「嬉しい!楽しみにしてるね!」
そんな安い約束で浮かれていた。
後に、「奈良」と聞くだけで吐き気さえ覚えるほどの、トラウマになるとも知らずにーー。。
直人とのデートは、もちろん友達としてのデート。
でも、裕一に黙って男の子と会うことで、復讐するような気分だった。
私も捨てたモンじゃないよ!いざとなったら、見捨ててやるんだから!…と。
直人は、慣れないレンタカーで遠方から迎えにきてくれた。ディズニーでは、走り回って楽しませてくれる。夜景スポットもリサーチ済、レストランも予約済!
夢のようなデートだ。
でも…裕一がこんなに大切にしてくれたら…裕一だったら…というグルグルが消せない。
直人「男はさ、大切な女のためなら、いくらでも頑張れるんだよ。喜ぶ笑顔を見たくて、守りたくて。 …でも最近の菜々子、悲しい顔しかしてないね。今日も時々泣きそうだった。そんな顔、する女じゃなかったよ?そんな顔させる男、俺らは認められないよ…。」
菜々子「……」
直人「帰ろっか。」
菜々子「直人…ごめんね。。」
私を正しい方へ導くために、これほど頑張ってくれたのに。
私は何故か、かえって裕一への想いを募らてしまったよ。。
…どうすればいいの…
…ごめんね 直人…
…ごめんね みんな…
>> 30
匿名7さん
レスありがとうございます。
1つだけ訂正させてください。
詳細を書かなかった私が本当に悪いのですが、友人の直人は、決してチャラくありません。
大学時代ずっと一緒に猛勉強し、男女の域を越えた親友のような存在です。
今私が書いているのは2年前の状況なんですが、直人は去年できた彼女を宝物のように大切にしている、真面目な人です。
直人は、当時の私の気持ちをよく理解してくれていました。
離れたいのに離れられない(付き合ってさえいなかったのに)。周りが説得しても無駄。
だから自分と遊びにいって、「裕一以外にも男は沢山いるよ」「他の男の子だって楽しいだろ?」と、私自身に気づかせようとしてくれたんです。
また続きで色々書きますね!
説明不足に気づかせて下さってありがとうございます!
裕一はまだ、前の彼女エリサと連絡をとっていた。
エリサの妹弟とも仲が良かった裕一は、4人でさくらんぼ狩りに出掛け、のん気に私へ写メを送ってきたりした。
その日の「仲良し最強組!」と書かれたプリクラまで財布に入れている…
私を何だと思ってるんだろう。虚しい。。「菜々子がいま一番大切な人」という言葉だけ信じて、待っているなんて……。
そんな時、大学時代の男友達、直人から連絡があった。
直人「よぉ菜々子!お前…結局例のチャラ男の元に戻ったわけ⁉バカだなー」
菜々子「ゴールデンウィークに、あれほど皆に励まして貰ったのに、最低だよね…」
直人「恋は盲目、仕方ないな。あっそうだ、GWに約束したろ、俺とパーっとディズニーデートしようぜ!」
菜々子「えぇ⁉」
直人「気分転換だよ。今さら変な気は起こさないから安心しな(笑)」
菜々子「そうだね…」
今の私にできる、裕一への精一杯の裏切りだった。。
私が「やっぱり会いたい」と電話した日…
一緒に飲んでいたのは、フィリピン人の女、リーズだった。
裕一「ただの友達だよ。日本をまだよく知らなくて、妹みたいな感じでさ。」
友達?フィリピンパブの女でしょ?カモにされてるだけじゃん!バーカ。
裕一はしばらくリーズと遊んでいたが、リーズに旅費を出してほしいと頼まれ、カモにされてると気づいたらしい。
リーズの名前は出なくなった。
キャバクラのボーイだったから、風俗にはひっかからないんじゃなかったの?
私もさすがに、裕一を見下すようになってきた。
翌日、裕一の仕事帰りを待って車に乗り込んだ。
一週間会わなかっただけ。なのに、すごく懐かしい。
裕一「よう。……久しぶりに見ると、やっぱり可愛いな。」
菜々子「ん。」
裕一「あ!俺さ、急だけど、今から行きたい所があるんだ、いかない?」
菜々子「え?うん…」
裕一「よーし。」
車で着いたのは、山奥にある、隠れ家のような温泉施設。
OPENしたばかりで、とても綺麗だ。
ただ、必ず会員登録をしなければならないらしい。
裕一が、私の分まで、申込書を記入していた。
裕一「…はい。」
手渡された会員証には
“清水 菜々子”
…彼の名字。。。
やっぱり、女の喜ばせ方を知ってる男なんだね…。
分かっているが、嬉しかった。
こうして結局、私は裕一の元に戻ってしまった。
でも裕一は、私といる間にメールや電話をする頻度がますます増えた。
裕一「悪いけどこれから、飲みにいくんだ。友達、待たせてるからさ。もう電話切るよ。」
菜々子「友達って…女?」
裕一「だったら何?もう行くよ。」
菜々子「やだ!電話切らないで!行かないでよー!」
こんなに泣いたのは子供の時以来。
惨めに人にすがるのも、人生初。
でも何としてでも、サヨナラしたくなかった。
裕一「分かったよ。明日の夜、俺の仕事終わったら会おう。今日は、もう大分待たせてるから。分かったな?」
菜々子「…うん。」
こういう男ってアバウトだけど~なんか魅力あるんだよね
なんだろう、包容力?
知的な魅力とは真逆なおばかさんの魅力? わかる様な気がする
てか普段見慣れないヤツだからね~、
めずらしさもあってひかれてくんだろね
んで、どうなったの?
ゴールデンウィーク最終日。
やっぱり私は耐えきれずに、裕一へ電話してしまった。
裕一「…菜々子?どうした、何だか久しぶりな感じだな。もう連絡はないかと思ってたよ。」
菜々子「…私も、連絡する気はなかったよ。」
裕一「じゃあ何で電話を?」
菜々子「…。」
私は泣いてしまった。
菜々子「裕一を忘れようと思った。でも、忘れられないの。」
裕一「あのさ…。悪いけど、菜々子は心が小さいよ。俺も大人だ、女友達と遊ぶくらい普通なのに、嫌な顔してさ。また戻っても、ダメになるだろ。」
菜々子「自分でもそう思うよ!でも……でも……会いたいんだよ……。」
気がつけば泣きじゃくっていた。
自分から女好きの裕一を見限ったはずなのに、私は苦しくていっぱい泣いた。
ご飯も吐いた。
夜、寂しくて死にそうになる。
今頃他の女と遊んでるかな
エリサの家にいるのかな…
頭の中をグルグル回る。
ちょうどゴールデンウィーク。
仕事がなくて、不幸中の幸いだった。
私は気晴らしに、地元や大学時代の友人達と、飲みやカラオケにいった。
裕一の話をして泣く私をみて、みんな驚き、一緒に怒ってくれた。
私よりもたくさんの涙を流してくれた女の子がいた。
男の子達は、「今からそいつを 殴りにいこうかー」と、チャゲアスを唄って笑わせてくれた。
ディズニーデートに誘ってくれた人もいた。
…私には、こんなに大切にしてくれる人達がいる!
あんな男には、きっと本当の仲間なんていない!
でも……
でも……
裕一……
やっぱり…会いたいよ。
相変わらず、裕一はマメに連絡してきて、頻繁に会っていた。
でも、相変わらずメールや電話ばかりしていた。朝早くに女から電話がくる。
女友達と2人で遊びにいく事も多く、私は疲れ切っていた。
そしてついに4月の終わり、唐突に別れを告げた。
菜々子「裕一は信用できない。毎日毎日苦しいよ。もう会えない!」
今までに来たメールや電話の履歴、写真は全て消した。電話にも出なかった。
本当は、それによって私が大切だと気づいて欲しかった。
でも、裕一からの電話は、すぐ来なくなった……。
私が裕一と出会ったのは2月のはじめ。それからもう、桜の季節がやってきていた。
案の定、裕一はエリサとお墓参りにいった。ついでにお花見まで。
いい気はしないが、親の都合で殺された赤ちゃんに罪はないもんね…。そう自分に言い聞かせた。
裕一は、エリサの実家に顔をだすようになった。犬と戯れながら電話を掛けてきたりした。
…信じられない。
裕一「エリサに気があるワケじゃない。でも、あの家は俺にとって、家族だから。エリサの妹弟とも仲がいいからさ。」菜々子「そう…。じゃあ裕一は、彼女ができても、結婚しても、エリサの家にいくのね。」
裕一「彼女ができたらいかないよ。俺は絶対に浮気しないし、彼女が悲しむなら、しない。」
遠回しに、「お前は彼女じゃないから文句言うな」と言われたんだ。悲しい。悔しい。
でも、バカな私はエリサに対抗心を燃やしていった。
私の存在にいつか気づいて、ショックを受ければいい。
私はエリサの事ばかり気にして、裕一には他に本命がいることに、気づいていなかった。
前の彼女エリサは声が大きく、電話の声が丸聞こえだった。
エリサ「裕たん元気?ひさしぶりー」
裕一「ああ、元気だよ。久しぶりだな。どうした?」
エリサ「だって…もうすぐ赤ちゃんの命日じゃん!お墓参り連れてってよー」
裕一「ああ…そうだったな。」
そう。
エリサは昔、裕一の子まで堕ろしたのだ。
でも、エリサが浮気して別れくせに、また連絡してくるなんて…。
裕一「別々に行けばいいだろ。彼氏に怒られるぞ。」
エリサ「あんなヤツとは別れたもん。暴力するし。…後悔してる。」
裕一「お前が浮気したんだろ?何を今さら(笑)」
エリサ「だって裕たんは狼でカッコいいけど、女遊び酷かったんだもん」
裕一「俺は何も遊んでないよ」
エリサ「そうかなあー」
裕一「そうだよ。とにかく落ち着け。また連絡するよ。」
そして電話を切った。
裕一「ごめんな。でもアイツには一度裏切られてるし、もう、過去の事だから。」
裕一は平静を装ってたが、嬉しいんだろう。
ヨリを戻すなら戻せばいい。
そうしたらスッパリ諦められる……と思った。
裕一は、私を彼女とは呼ばなかった。
裕一「菜々子は今、一番大切な人。でも2回連続で彼女に裏切られた俺だ。すぐ彼女とは言えない。お互いの事をもっと知って、好きだって心から思ったら、その時に付き合おうって言うよ。もう子供じゃない。軽い恋愛はしたくない。」
…そんなに慎重なら、なぜ体の関係を持ったの!?
不満だったが、過去を引きずってるなら、しばらく裕一に寄り添おうと思った。
…でもその頃から、私といても頻繁にメールや電話をする裕一の行動が、気になり始める。
キャバクラ業の人からも、戻ってこいと電話が掛かってきていた。
何か変…。やっぱり、チャラい人なのかもしれない。でも、彼の言葉を信じて、待っていた。
そんな頃。
ある日のドライブ中、裕一へ前の彼女から電話がきたのだ。
前の彼女は、彼が働いてた店のキャバ嬢。2人の関係がバレて、お互い店を辞めた。
彼は、なんと彼女の実家で同棲していたそうだ。
親や兄弟とも仲が良く、家族同然だったのに…
結婚の約束までしたのに…
と、彼は寂しそうに言った。
私はそれが悔しかった。
そんな子と私は違うよ!
私が本当の、あったかい幸せを教えてあげる!
などと言っていた。
そしてついに、体の関係も。
私はこの時点で、もう付き合っていると思っていたのだ……
数日後、約束どおり2人で食事にいった。
裕一「俺、前の彼女には2人連続で浮気されたんだ」
…かわいそう!
裕一「でさ。最初に言っとくけど、俺…前職はキャバクラのボーイだったんだ。」
…ん?驚いた。
裕一「ひかれても仕方ない。でも、最初に正直に言っとこうと思って。」
…そう言われたら、過去は過去だし、今マトモに働いてるからいいと思えた。
裕一「そういう所で働いてたからこそ、キャバクラや風俗にハマったりしないからね。」
菜々子「そうだよね!よかった!」
恋は盲目。
今はすっかり真面目なんだと、勝手に信じ込んでいた。
それから毎日頻繁にメールや電話がきた。
私は土日休み、裕一は火水休み。
デートはできない分、よく食事にいった。
裕一は口が上手いし、私の街のことをよく知っていて、楽しい。
…でもそれは、前の彼女も住んでる街だからだった。
家まで車で送ってもらう途中も、「運命?」と思ってしまうような事が次々に起きた。
まず流れてきたのは、私が大好きなアーティストのアルバム。
話して分かったのは、彼が、私の祖父母のすぐ近くに住んでいること。
さらに、大学時代の男友達の同級生でもあったのだ。
なんだか、とても他人とは思えなかった。
話はどんどん盛り上がった。
家に着く前に少し話そうという事になり、車通りのない田舎道に停車した。
その時……なんと車のサイドミラーに、小鳥がとまったのだ。
思わず笑いあって…
手を繋いだ。
「恥ずかしくてそっち見れない」と言う彼。
可愛いなぁ。
好きだなぁ。
…この人と付き合うんだろうなぁ。と思ってしまった。
近日中にご飯でも食べにいこう。と約束して、サヨナラした。
この時点では、まさかまさか、あんな男だとは、夢にも思っていなかったーー。
カラオケで夜が明けた。
もう朝6時。
女の子達は帰宅。
男の子達は仕事だ。
だが仕事前にいったん帰宅するらしい。
私はご近所であるKくんの車に乗せてもらう事になると思っていた。
するとKくんに向けて裕一が言った。
「Kは仲よくなった○○ちゃん達を送ってけよ」
…え?
そしてうつむいて言った。
「菜々子ちゃんは、俺が責任をもって、送っていくからさ。」
正直、生まれてきて一番っていうほど、嬉しかった。
合コンの二次会は「朝までカラオケ」に決まった。
私は正直吐きそうで嫌だったが、周りは盛り上がっていたのだ。
幹事の責任を感じて、帰れなかった。
仕方なく、すぐ一人でトイレに行って吐いた。すると、帰る部屋も分からなくなってしまった。
女子達に電話やメールをしたが、全く返事がない。
もう何もかも嫌になって、ロビーのテーブルで潰れていた。
そこに裕一が探しにきたのだ。「戻ってこないから心配になった」と。
「でも、2人でここにいたら空気を壊すから、みんなの部屋に帰ろうか」と。
大人だなぁと関心した。
部屋に戻ったら、他のメンバーは私がいなかった事にすら気づかずに盛り上がっていた。
…でも裕一だけは、そっと隣にいてくれた。
私はこの時点で、恋におちてしまったように思う。
すると、トイレの前で裕一が電話をしていた。
忙しい人なんだなと思った。
席に戻ってしばらくして、私は携帯電話のストラップがないことに気づいた。
仲良しの先輩がくれた、有名な縁結びのお守りだったのに……
こんな時に無くすなんて。
やっぱり合コンなんてやらなきゃよかった!!
クラクラする頭で後悔していた。
みんな一緒に探してくれた。でも、見つからない。
諦めてお店をでようとした頃、廊下に落ちていたお守りを、裕一が見つけてくれた。
おかげでみんなも盛り上がっている。
良かったねって笑う裕一に、私は、なんとなくドキドキし始めていた。
>> 5
最後の使徒さん
コメントありがとうございます。
ご意見ごもっともです。
私もこのスレを読んでいたら、同じように言うと思います。
でも本当…
い、いや、自分も、貴女が何を言っても、彼と別れられないだろうなーって思ったからこそ、あのように書いたんです(爆
だって別れるって事は、これまでの自分を否定する事になるから。
普通みんな、自分が長い時間を費やしてやってきた事を、無駄だったなんて、おいそれとは認めたくないでしょ?
だもんでまだまだ、貴女はもっともっと、ボロボロになるまで、多分彼と別れられません。
- << 12 最後の使徒さん その通りですよね。 でも、弱い自分にもう負けたくないです。 頑張りますね。 厳しくも温かいメッセージありがとうございます。
遅れてやってきた裕一は、Kくんの先輩。
ガッチリして穏やかそう。
後輩に慕われてる兄貴という印象だった。
私の男好きな先輩は、すぐに彼を狙い始めたのが分かった。
私はそんな空気に嫌気がさして、飲めもしないお酒を飲み続けていた。
そして…珍しく酔ってしまった。気持ち悪い。トイレにフラフラと向かった。
匿名4さん
ありがとうございます、励まされます。
今の私は、自分が情けなくて、周りにも相談ができません。
…それなのに普段、友人の恋愛相談には偉そうに答えてるんです、「そんなバカ男やめときな!」って。
一番バカな男に恋をしてしまったくせに。
書いてスッキリして、前を向きますね!
よろしくお願いします。
>> 3
約束はいずれは破られると思っているなら、今すぐ別れた方がスッキリすると思うんですけどf^_^;
最後の使徒さん
コメントありがとうございます。
ご意見ごもっともです。
私もこのスレを読んでいたら、同じように言うと思います。
でも本当に情けないのですが、まだ見限れませんでした。
おっしゃる通り、彼にまた裏切られる前に、自ら気持ちを整理してケリをつけたい。
そのためにここに書いて、スッキリすることを決めました(名前は架空ですが)。
バカ女の見本と笑っていただいて構いませんので、どうか少しお付き合いください。
- << 9 い、いや、自分も、貴女が何を言っても、彼と別れられないだろうなーって思ったからこそ、あのように書いたんです(爆 だって別れるって事は、これまでの自分を否定する事になるから。 普通みんな、自分が長い時間を費やしてやってきた事を、無駄だったなんて、おいそれとは認めたくないでしょ? だもんでまだまだ、貴女はもっともっと、ボロボロになるまで、多分彼と別れられません。
合コンには3人連れていった。
社内で有名な美人と、ノリが良く話の面白い子と、…合コンの会話を聞いて無理やり参加してきた男好きの先輩。
まぁ先輩が危険なことはKくんに前もって伝えたし、他はなかなかの人選!
恋じゃなくても、みんなで仲良くなれたらいいな、と思っていた。
カレンダーどおり土日休みの私達に対して、彼らは火水休みの営業マン。
女子を気遣って、金曜の夜に合コンは開催された。
そして当日、仕事が忙しかったからと、男子4人は遅れて店にやって来た。
見れば…
Kくんと、イケメンが1人。あとは…かなり秋葉系の2人。
Kくんとイケメンは、美人とノリのいい子の前に座り、すぐ盛り上がり始めた。
私と先輩も…失礼にならないよう話し続けた。
でも、先輩は明らかにヤケになっていた。
合コンなんてこんなモノか…と思っていた時、遅れてもう1人の男子がやってきた。
それが彼。
裕一だった。
- << 7 つづきはー? 聞きたいにょ〰
学生時代の私は、自分から恋をする事はなく、自分にベタ惚れの人とばかり付き合っていた。
そのせいか、いつも上から目線で、相手の嫌な所ばかり見て、すぐ別れてしまっていた。
いつか一生懸命に好きになれる人と出会いたいと願っていた。
大学を卒業し社会人になったが、職場は若い女性ばかり。
出会いがないので、私も含め彼氏のいない女の子達は少し焦っていた。
そんな時、小学校の同級生であるKくんから、「うちの会社は男ばっかりで出会いがないんだよ、合コンしようよ!」と誘われた。
合コンなんてした事ないけど…Kくんなら安心だよね…
そう思って、会社の同僚を連れて、合コンをする事が決まった。
この合コンによって人生が狂うことも知らずに、私は喜んでいたーー。
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