どこでもドア

結婚ってなんだろう。
好きだから結婚した？好きの感情は死ぬまで変わらない？
ううん、そんなことない。人は変わる。私も変わる。感情も変わる。

いくら後悔しても、今は今でしかない。進むしかないんだ。
もう後悔しない為に、私は私を生きよう！

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夫は、子供が大事すぎて頭でっかちになっている。
この前なんて、マイタケを子供に与えただけで「お前、子供を殺す気か？東北のおがくず使ってたら被爆するんだぞ！」と私を罵った。それを聞いた子供は私に「ママ、〇〇を殺す気なの～？」とあの可愛い声で問いかけた。私はおかしくなりそうだった。もう限界に近い。

どうすることもなく私は布団に潜り込み、夫の声から逃げるようにウォークマンのイヤホンをつけ大音量で音楽を流した。心臓がドクドクしていた。

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結婚したのは２４歳の時。仕事場で知り合った人だった。
今思えばその時から、こだわりの強い人だった。
オーガニックにこだわっていたっけ。

私も彼の話を聞いているうちに、身体に良いものを選ぶ力を身につけるようになっていった。無農薬、有機栽培、低農薬、オーガニック。食べ物を買う時には、裏の表示をみるようになり、スーパーで買えるものがほとんどなくなっていった。

でも私は、彼のことを勉強家だと思っていたし、なぜだかすべて正しいとすら思っていた。それは、私自身知識を付ける努力をしていなかったし、彼がたくさん本を読んでいて知識が豊富だと思っていたから。今思えば、彼は偏りはじめていたんだ。

人は時に、見たことのない景色を見ようとすると
見たくない景色まで見えてしまうことがあるんだ。

私は、もうあのときには戻れない。

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最低の旦那だな！

離婚しなよ！


好きな男が出来たんでしょ？

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>> 4 それがですねぇ。。。

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この日記は、私の気持ちを書いていて、愚痴にもなるかもしれない。
でもきっと夫は夫なりの意見があると思う。
どちらかが悪いとかそういうのではなく、きっと合わない。きっとそれだけ。
いつか互いに笑顔で生きられる、そんな日が来ますように。。。

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私は23歳のとき、人が怖くて地下鉄で泣きそうになることがあった。ネットで色々調べると『社会不安障害』に当てはまっていた。私は、自分の症状に名前がついてホッとした。

精神科では、薬を処方された。SSRIのルボックス(ハッピードラッグ)。飲み始めて10日目、私を自殺願望が襲った。頭にあるのは刃物。切りたい②。自分を切りたい。そんな強い薬だった。

でも私はそれでハッピーになれた。簡単に言うといつも酔っぱらっている状態?

そんなときに今の夫と出会った。彼曰く、あの時の私はおかしかった。浮き沈みが激しく周りが大変だった。可哀相だと思った。・・・らしい。

私の彼への気持ちは50％。結婚するつもりなんてなかった。
その当時から性格が合わない、それがわかっていたのに…。

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私の実家には大型犬２匹がいた。雑種のボーダーコリー系とラブラドール系。
父親と２人暮らしだった私、高校生のときに父親のタクシー会社で生まれた子犬をもらったんだ。それが、ラッキーとリンだった。年数を追うごとに、音響シャイが激しくなっていったリン。屋根から雪が落ちる音、それだけでブルブル震えてよだれを垂らし、瞳孔が開き、心拍数が上がり、家中を徘徊し、私や父親に助けを求めてくる。

寝るときが大変だった。眠ることが出来なかった。
寝ているときに音響シャイが始まり、おかしくなったリンは
私の身体を踏み顔を踏み、ハァハァよだれを垂らし徘徊。
私はそんなリンを鬱陶しく思うようになっていった。

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2011年、彼が仕事をやめて私とPCの基金訓練に通うようになった頃、彼は私の実家の近くに引っ越してきた。そうそう、何度か彼とは別れたんだった。彼は人をバカにして笑うバラエティーが嫌いだった。私はロンハーなどが好きだった。そんなのが続き、私が土下座をして別れてもらったっけ。

冬、リンが音響シャイでまた更にひどくなっていた。
そんなとき、彼がうちへ手伝いに来てくれたんだ。
リンに辛く当たってしまう私、彼の存在が大きかった。

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2012年、私の実家で彼も生活するようになった。
父親は、リンの行動を見て「仏さんが怒っているのかも」などと言い出した。(
リンは音響シャイのときに、仏壇によじ登ることがあった）
まさに神頼みだ。父は、お寺に相談すると考えた。
それを聞いた彼は私の父親に対して怒っていた。何も調べもせず神様だと?!何考えてるんだ!と・・。まさに彼の言うことは正しい。

彼は、音響シャイを扱っている動物病院を見つけた。そして通うようになった。しかし、音響シャイ改善にはトレーニングと投薬を必要とした。

彼も一緒になってやってくれた。
むしろ、彼が一番やってくれたかもしれない。

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どうしてだかわからない。結婚することになった。
今思うとなぜ？と思う。リンの件があり、彼の存在が大きくなったのだろうか？

そして妊娠発覚。結婚を決めていたとはいえ、結婚する前に妊娠した。
リンの件をまだ継続中に。。。

動物病院の先生は「家のハリにリードをくくりつけて、リンちゃんをつないで、そこを安全な場所だと思わせるトレーニングをしましょう」と提案した。それまで何度も何度も色んな所に繋いでも、音響シャイになったリンの力は物凄く、家を破壊するまでになっていた。

壊れ続けていく実家。何年も色んな方法をしてきた父親と私。
壁に穴を開けてハリを出す提案に父親はもう諦めていた。

父親が出した答え。それは『保健所』だった。

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彼は、人の家で一緒に住むストレス、父親の行動、犬の件。すべてにストレスを抱えるようになった。特に、保健所問題があってからは実家を出ていく覚悟だった。というか、彼がもう私の実家にはいたくなかったのであろう。犬の件、私たちはネットで必死に探した。里親を。私は、手放したくなかった。６年間一緒にいたリンとラッキー。でもどうすることも出来なかった。ラッキーも多少音響シャイがあったけど、近所の人が引き取ってくれることになった。

私が子どもを産んだと同時期、リンも里親が見つかった。
と同時に、私は25年間暮らした実家を離れることになった。

彼の実家近くでアパートを借り、子供と３人で暮す。

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これは、大事だ。書いておかねば！

結婚を決めて、彼が私の実家で暮らすようになって、私が妊娠したときに
彼はオンラインゲームを始めたの。理由はストレス発散。
ファイナルファンタジー。はぁ、これでどれだけ喧嘩したんだろう…。
どこかの誰かとチャットしながら遊べるゲーム。彼は画面を見てニヤニヤしながら文字を打ち込んでいた。楽しそうだった。

私は、一緒にいたかった。
うーん、一緒にいたのに、一緒にいなかった。

一緒にいたら「何する？」。
私は何もしなくても良かった。ただ一緒に入れれば。

でも、彼の頭は常にネットと繋がっていた。
私は寂しかった。ドラマを見れば「こんな演技下手な奴のドラマ見てんの？しかもこんな暗いドラマ。お前好きだよな～」なんて辛かったな。

一度、首をくくったことがある。ドアノブに。
リードでやったんだけど、どんどん耳が聴こえなくなっていく感じがあったな。

最終的に「く、苦しい…」って思ってやめたんだけどさ。
本当、なんかあのときめっちゃ辛かったな。

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結婚指輪のことでも激しく喧嘩した。

私は、結婚指輪がどうしてもほしかったんだ。
でも彼は・・・「なんか縛られるみたいで嫌だし、そんなの必要ない」と一点張り。
私は泣いた。憧れだったから。でも何時間も言い合いをして諦めたのは私だった。

だからほら、幼稚園のママ、みんな指輪してるよ？
でも私だけしてないの。まぁ、もう慣れたけどね。

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引っ越し代、彼は「俺の親に出してもらう」と言った。
でも私は貯金があったから「夫婦になるんだし私が出すよ」と100万円だした。
家具やその他モロモロにすべて消えた。今思えば彼の親に出してもらえばよかったと思ってる。

彼は、リンが里親に行くまでの間を、誰よりもリンと過ごしてきた。
そしてリンも彼を一番に信頼していた。
里親の所に連れて行ったのは彼。号泣したのは彼。
一番辛い思いをしたのは彼ときっと、リン。

彼は、私の父親を恨んでいる。

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あ。そうそう、妊娠前に私はルボックスを断薬した。何か月かは激しい頭痛とめまいが私を襲ったけど、なんとかやめることが出来た。やめようと思ったきっかけは、私がいつか子どもを産みたいと思ったから。

そんな中、新たな場所で３人の生活が始まった。

TVは、ない。
小さいころからTVっ子だった私には辛い現実だった。

しかし、彼は子供が５～６歳になるまでは家にTVは置かない！人だった。
私は音楽と携帯のワンセグでしのいだ。

彼は私の父親を憎んでいる。
何か私に気に喰わないことがあれば私の父親をバカにした。
「あいつ早く死んでくれ！」とまで言った。

私は、自分をバカにされるより、父親をバカにされることが一番辛かった。そんなことを彼はきっとわかっていたんだろう。毎回父親を出して私を罵る。「あいつがどれだけ俺にストレスを与えたんだ！全部あいつのせいだ！」

私は父親と連絡すら取らなくなった。

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５歳に母親を亡くし、それからずっと父親と２人で生きてきた私。
私は父親を好きだった。だけど、嫌いになった。?・・嫌いにさせられた?

初めての場所での暮らし。初めての子育て。TVのない生活。

私にとって監獄だった。

彼は仕事をしていない。あのときの理由はなんだっけな？
私に育児を任せられないだっけな？色んな理由があったな(笑)
あ、ストレス溜まっているだっけな?

実家生活のとき、泣いて喧嘩してオンラインゲームをやめてもらったの。
そしてアパートに来てからは、オフラインになった…。信長の野望ってやつね。

彼は毎日、武将の名前を考えていたっけ。

もちろん育児は参加してくれていた。仕事をしていないのはどうかなって思ったけど、毎日一緒にいれて嬉しかった。今思うとそんな気がする。

彼は料理が上手いので色々教えてくれた。
でもときどきうるさかったな。姑みたいだった。火加減とかね。

料理にラップ?の破片が入っていた時には何時間も説教くらったな。ダイオキシンがどうのってさ。私泣いてたな。そんな日、何回かあったわ。

言いなりだったな。

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彼のこだわりはどんどん強くなって言った。
2011年に原発爆発したことで、海は壊滅だとネットや本で読み、魚は食べちゃダメ。もちろん海産物も。魚を使って出来ている加工品、ちくわもね。

どんどん④、エスカレートして、今では肉、魚、乳製品、加工品、添加物、きのこ、北海道四国九州以外の食べ物は、子供に与えてはいけないことになっている…。

因みに、母乳期間を終えた私は彼曰く「何を食べてもいい。好きに食べな。でも子供にはあげないでね」という。肉に関しては飼料が遺伝子組み換え使ってるから。プラス、卵と肉と乳製品は、本来人間の身体には必要ない。と知識を得たから。

プラス、うちの子がアトピーだから。
というか、アトピーがあってもなくてもきっと制限するんだろうな。

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私は何回か発狂した。頭がおかしくなったんだ。育児も全く楽しくない。
でも、一人で子育てをしているわけではない。

近くに夫の両親が暮らしている。夫の両親はかなり前に離婚しているが、お互い近くに住んでいた。だから、よく子供の面倒をみてくれている。子育てに関しては恵まれているほうだろうと思う。

でも本当に育児が辛かった。
この環境にも絶望していた。

世間と繋がりたい。そう思った。

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夫とは、何度も何度もTVについて喧嘩した。
彼の意見は「お前だけ観るならなんぼだっていい。でも子供に見せるな」。
私の意見は「100％見せないのは無理」。

本当に何度も何度も・・・。


そんな中、私の父親から連絡がきた。
「実家を売ろうと思うんだ」

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2014年クリスマスイブ、私は家庭裁判所に行って調停を申し立てた。
それまで何度かバイトをした夫。仕事をやめた理由、それは私がちゃんと育児が出来ず、仕事に集中出来ないから、私が夫に心配をかけるからだった。そのときは深夜のバイトを始めたばかりだった。

私は、父親のことを「ぶっ殺したい」と言われたり、「お前といると不幸になる」と言われたり「子供が大きくなるまで仮面夫婦でいい」と言われたりもう無理だった。

でも、結果は不成立。

夫は私に「俺の方が離婚したい、お前といてなんの特になんの？親権くれるなら今すぐにでも離婚してやる」という。夫は、子供を愛している。

別居も無理だった。「連れ去りになるからな！！」と言われた。

調停期間中、一時時期優しかったな。キスしてきたりさ。
「他にいい人見つかるよきっと」なんて言われたときはなんか涙が出てきてさ。
やっぱり離れられないなんて思ったっけ。

今思えば、そう思えているうちが花だったんだね。

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2015年5月から子供を保育園に預けることにした。
私は、子供と一緒にいるのが辛かったから。
一緒にいても、何をしていいのかわからない。
どう接してあげたらいいのかわからない。私、子供のことを愛してないんじゃないかってくらい、やる気がなかった。母親失格だと思う。だからこそ、離婚へ踏み切れないのかもしれない。結局、夫や夫の両親がいなければ生活できないんだから・・・。

私は仕事を始めた。夫は深夜のバイトをやめて配管工になったがすぐにやめた。
理由はなんかあったはずだけど忘れた。

保育園は週に３回ほど利用した。私の仕事がシフト制だったから。
夫の意向で給食の保育園だったけど、すべてお弁当を持たせることにした。アトピーをうまく使ってこじつけた。

私は約１年間、週に何回だったかもしれないけど、お弁当を作り、おやつとカナダ産無農薬の麦茶を持たせ、保育園に通わせた。もちろん祖父祖母の協力の元に。

でも、保育園に通う前にひいた子供のアトピーが悪化した。保育園を退園して幼稚園に入園するというときに夫は私に言った。

「ていうか、お前の弁当最悪だったから。子供のアトピー悪化したべ。お前が食べさせてるものが悪いからだぞ」

私は、ショックだった。ていうか、給食で良かったのに。あんたがしたいっていうからしたのに。私は言った「じゃぁ給食にすればよかったじゃん！」
すると「給食だったらもっとひどくなってた」といった。

後の祭りだ。

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夫は去年８月、仕事を始めた。私が働いてるところから紹介してもらった場所だ。
未だに続いている。良かった。こんなに続いているのは初めてだ。

私はと言えば、働き出して、自分のお金でTVを購入した。
調停で話し合った結果、間に入った裁判官に「旦那さん、あなたの言っていることは一般的ではない」と言われ、しぶしぶOKしたからだ。その際、色々条件を付けられたけど、今では自由に観ている。

もう夫の言いなりにはなっていない。

この前だって怒った夫が私のほっぺをギューってしたけど
私は笑って止めた。もう怖くない。殴るなら殴ればいい。
前にお酒を飲んだ父親に殴られたことがあるからもう平気。
強いのは女、泣けさえすればみんな私の味方なんだから。
まぁ、でもその涙は計算で出てくるものではないけどね・・・。

あれ？話ずれてる？

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ほっぺをギューってされたときの喧嘩の内容。

夫が子どもの幼稚園のお弁当週５日と夕ご飯すべて担当するという話合いをしたから。全部自分でしたいんだって。アトピーが良くならないのは私の食事のせいだから、全部俺に任せてくれっていうの。

でもね、その代わり私が子どもにあげるのは夫がOK出したものだけ。
もちろん肉や魚なんてあげられない。

あ、言ったっけ？幼稚園、給食とお弁当の混合なんだけど、うちだけ全部お弁当OKにしてくれたの。アレルギーだし、アトピーだからさ。理解のある幼稚園で良かったね。

あ。話戻してと。５時間くらい話し合ったのね。てか言い合いか。
拒んだよね私は。だからギューってやられたよね。痛かったけどさ。

色々考えるわけよ。喧嘩したときに夫がときどきいうのは「俺は子供が小学生になってから離婚考えてるよ」。そんなこと言われたらさー、え？お弁当全部作ったり、夜ご飯全部作ったりするのってもしかして、裁判で有利になるため？なんて考えちゃうわけよ！

でも違うのね夫って。きっと本当に子供のことを考えてる。
それは私からみてもわかるの。でも熱すぎて、イタイんだよね。

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もう、洗濯も別だし、ご飯も別。

あれ？これって卒婚ってやつ？
知らないうちに流行りに乗っかってた？なんつってね・・・。

今のところは、幼稚園のお弁当とおやつは夫が担当。
私はいつも通り子供との夜ご飯作ることになった。

夫が休みの日は、夫が子どものご飯を作ってるけどね。
てか夫って、このアパートをセカンドハウスとしか思ってないんだよね。
自分の実家超近いからさ。実家に子供部屋を作っちゃうくらいに・・・。

前に聞いたことがある「このアパート安心できる場所？私は安心できないんだけどさ」って。そしたら「お前がいなければ俺は安心できるけど」って言ったの。

あれ、これって仮面夫婦？

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私には自由な時間がきっとたくさんあるんだ。
こうしてる今も、休日の夫が実家で子供と過ごしてる。
私は満足。子供といても何をしていいのかわからないんだから・・・。

でも本当、ウォークマン買って良かった！
夫のグチグチいう声や私を罵る声などをさえぎることが出来る。

それまでバクバクしてた心臓を穏やかにしてくれる。

私には逃げる場所が必要だった。

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実家は・・・・売った。
父親は１人でアパートに暮らすようになった。
とーっても悲しかった。実家がなくなる。涙が止まらなかった。
でもどこかで少しホッとしていた。父親ももう年だったからだろうか。
夫は知らない。教えたくもない。

私は、父親とまた普通に戻った。父親も夫を嫌っていて「将来のことをきちんと考えろよ」と言ってくる。私のアパートに入らないのは「あの夫と同じ空気を吸いたくない」からだそう・・。

夫とは、毎日険悪なムード。

ワンオクの歌詞で言えば『プレッシャーヒガミそれに勝つためにただ嫌な奴で♪』
今の私はきっと嫌な奴だ。嫌な奴でいないと負けてしまう気がして。

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でも寂しかった。
そして私は、友達を作るサイトに登録した。
薬を止めた私はまた元の臆病な自分に戻っていた。

サイトに行っても・・友達っていっても・・・

何人かとメールをしたけど、どの人もつまらなかった。

でも、出会ったんだ。のび太と。

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見つけたのは「カラオケ♪」と題されたものだった。
私は自ずと男性を探していた。

カラオケ行きませんか的な内容だった。
男性の歌声が大好きな私は、「カラオケ行こうと言ってるってことはオンチではない」と確信して、思い切ってメールをしてみた。

mie:こんにちは。〇〇の〇〇に住んでいるものです！
　　　まずはメールからでもいいでしょうか？

のび太:メールありがとうございます！
　　　　全然メールからでもかまいませんよ☆
　　　　少し人見知りなので、むしろメールからの方が…（笑）

のび太は文面からすぐに優しい人だとわかった。
たかが文字、されど文字。文章には相手の感情が乗っている。

のび太：mieさんはカラオケに行ったらどんな曲を歌いますか？？

mie：うんと、絢香とかEXILEとか♪
　　　最近はワンオク歌いたいなって思ってるけど
　　　英語が多すぎて難しいと思う。

　　　ゆずは桜木町を歌ったけど、女なのに高いところにヒィヒィ言ってるよ(笑)

　　　のび太くんはどんな感じですか？
　　　というか何歳ですか？

のび太は34歳だった。でも自分のことをおじさんだと思っていた。

mie：おじさんじゃないですよ。私、結婚して子がいるんだけど
　　　旦那は３７歳だから^^全然おじさんじゃないけどな～。
　　　まぁ見た目にもよるかー。
　　　
本当に34歳はおじさんではないと思った。むしろ頼れる兄貴的な歳である。

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仕事中に、メールを返信してくれていたのび太は、後でガッツリ送ります！とメールをくれた。共に、「おじさんじゃないって言葉、俺の宝にします…(笑)」とも書いてあった。

私は返信した。

mie：ちょっと待ってください！
　　　おじさんって自分で思った時点で負けですからね！

　　　まぁ私なんて25歳で子供産んで
　　　約２年すっぴん生活で、やっと化粧再開し始め
　　　気づけば28歳でやべぇ若さがっ!!!って感じなんですがね(笑)

　　　いやいやまだ②28歳だぞ!
　　　そうだ!!人生これからじゃないか!!
　　　って思いつつ〇〇(サイト名)。

その後、夜にガッツリ内容のメールが届いた。

のび太：メールの返信はいつでもイイですよ。
　　　　そこはお互い気楽な感じで、ストレスフリー的な方向でいきましょ！
　　　　さて、何から答えましょうか？
　　　　えーと、〇〇区在住。
　　　　最近自分はおじさんだと思い始め、負ける寸前までいきましたが、
　　　　ある人の言葉を得て立ち上がることを決めた敗者復活の男、34歳です。

のび太のメールはとても文章が長かった。とても嬉しかった。そして織り交ぜてくる笑い。他の人とはまるで違うものだった。他の男性とも何度かやり取りをしたのだけれど、みんな友達募集の投稿をしている割に、メールの内容が薄いし一言二言で返ってくるので、とてもつまらなかった。

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のび太は、自分のことを小心者だと言った。

mie：こうやって投稿できているので
　　　小心者だとは思わないのですが…ｗ
　　　結構勇気いりませんこれ？
　　　誰かとカラオケ行きたいって思って
　　　現実に募集出来てる時点で私からしたら尊敬です。


次の朝、メールが来た。

のび太：おはようございます。

　　　　そうでしょ？
　　　　投稿とかしてすごいっしょ？
　　　　もっと尊敬してイイよ。（笑）
　　　　でも正直、〇〇に投稿したのは良いものの、本当に「一緒にカラオケに行きましょ　　　　う！」っていう人が現れたらどうしようって、少しビビってます（笑）


のび太とのメールが楽しい。そう思えた。

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のび太は〇〇に住んでいた。

mie：おはよう！
　　　えーっめっちゃ遠い！
　　　私は仕事場が〇〇(街)だから普段会うことはなさそうだねｗ

　　　てかもうタイトルがカラオケ行く気満々だよね(笑)
　　　すごい積極的だなって印象。私も投稿したけど１日でやっぱいいや
　　　って消した。
　　　なかなかガッって合う人っていないんだろうなって思っちゃって。
　　　う～ん中途半端に合う人だったら微妙かな…なんてグダグダ考えてしまいｗ

　　　投稿したからには着地点があるはずなんだけど
　　　私はその着地点を探る勇気がなかった＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

なんて本当はもっと長い文章だけど、色々送っていたら、のび太から珍しく短い文章が。

のび太：今度カラオケ行きましょーねーーーー？

mie：おうっ。行こう行こう。
　　　のび太め、どこが小心者だ！！(笑)

のび太：メールでは強いのだ！本当は断られると思ったけどね(笑)

mie：え？そうなの？
　　　断るとしたらたぶん私に問題があるときだわ。
　　　でも行きたいなとは思ってるよ☆
　　　まだ願望だけど(笑)でも行きたい。かな^^●

　　　あのね、これはね、心の準備必要ｗ

ドキドキした。きっと緊張して会うことなんて出来ない、内心そう思っていた。でも会いたい、会ってみたい・・・そんな自分がいたのも確かだった。

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のび太：いつか行けたらいいなぁ的な感じでいるので、その時が来たら行きましょね！
　　　　とりあえずカラオケ行きたい願望は一致したので、俺も心の準備を…（笑）
　　　　何か共通して歌えるものがあったら、2人で歌ったりしてみたいな〜✨

ガッツいていないところも好きだ。本当に下心がないんだとわかる。
むしろ私の方が下心があるのではないか？

のび太：家事に育児に仕事に大変だよね。
　　　　2、3歳児ってめっちゃ可愛くて時々行動が読めなくて宇宙人みたいだよね。
　　　　幼稚園で年少の先生やってた頃が懐かしいっす。

mie：先生やってたのか～w(ﾟoﾟ)w
　　　今はやめちゃったの？

　　　それが育児も家事も仕事も精一杯やってます！
　　　毎日ギリギリで大変です！って感じの人ではないから悲しいよね。

　　　夫の方が育児熱心でさ…(意見が色々ちがってワヤな毎日)。
　　　私の方が行動男って感じ…;

　　　私はいっぱい怒っちゃうし、イライラもたくさんするし
　　　いっぱい泣かせちゃってるし。どうしても良いお母さんになれない。
　　　みんなそんなもんだろって思うかもだけど、何かが違う。

　　　のび太は子供が好きなんだね。それだけで素敵な人だと感じる。
　　　きっと、優しい人なんだろうな。幼稚園の先生ってだけで尊敬の域。

私は嘘をつきたくなかった。

のび太：おう、尊敬してくれたまえ！（笑）
　　　　のび太さんって素敵っ！！ってなってイイよ（笑）

私の中ではすでに「のび太さん素敵っ！」が発生していた・・。
　　

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mie：そっかー先生も色々あるんだね。

　　　てかわかった！！！！
　　　だからカラオケ上手いんだ！！
　　　保育園や幼稚園の先生ってみんな声がめっちゃ通るなぁって
　　　感心して見てたんだよね。
　　　なるほど～(ー∇ー)!!
　　　てか先生ってお母さん達からモテない？

のび太：もう、モテてモテてモテ過ぎて子どものお母さん達に誘惑されまくって困ってた　　　　　よ。隣のクラスのイケメン先生が。

　　　　ん、ちょっと待ってよ…？
　　　　カラオケは好きだけど、カラオケが上手いとは1回も言ってないからねっ！！
　　　　ハードル上げないで（泣）
　　　　勘弁してください、ジャイアン！（泣）
　　　　たしかに声だけはデカイけど。
　　　　そこは合ってる（笑）

　　　　HYとかはあんまり好みじゃない感じかな？

mie：隣りのクラスのイケメン先生(笑)
　　　あれ？のび太もイケメンだったよねたしか。

　　　HYはNAOと３６６日かな♪
　　　AM11:00、ラップあったよね。
　　　あ、そこはのび太担当だからいけるか^^

のび太：のび太はメガネとったら超絶イケメンなんだけどねー、モテちゃうと困るから、
　　　　あえて、あ・え・て、モテないようにカムフラージュしてるわけさ。
　　　　イケメンもここまで来ると辛いっすよ？
　　　　　
　　　　AM11：00イイね^_^
　　　　ラップはのび担当に任せろyo!

　　　　何回も言うけど、ハードル上げないで！！！！！！！
　　　　今、相当高いよ？
　　　　テレビ塔ぐらい高いよ？

　　　　テレビ塔ってちょっとダサかったね…スカイツリーぐらい高いよ！！

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mie：のび太強え～ｗ

　　　メガネとったらイケメンなの？
　　　そりゃやばいね。絶対はずしてやる(笑)

　　　今日もありがとう！
　　　とりあえずおやすみ！！

のび太：こちらこそ、メールありがとね！
　　　　ちょっと楽しい……かも！

この日、のび太とメールを始めて２日目。

同時に前にメールしていた人からも私にメールが届いた。

携帯番号とともにmieさんと、デートしたいです(bﾟv`*)と書いてあった。手汗が出てきた。デートしたいだなんてとても嬉しい言葉だった。ありがたかった。

でも私はなんか萎えていた。私にはもうのび太がいる。そんな風に思った。

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家では相変わらず、夫と冷え切った生活。
でものび太の存在があったから、PCの前では笑顔でいられた。

そのサイトは、メールの返信が来るとPCのメールBOXにダイレクトにぶっこんでくる。夫と共有してるPCなのでいつもハラハラしていた。

いや、やましいことはないのだけれど・・・。

だから、のび太と一緒にそのサイトを離れた。2人だけで会話メールを出来るように。

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そこにはもう一人のび太が存在した。私は、のび太だと思い込み、メールを打った。いーーーっぱい送ったんだけど、結局別人だった。結構変なことを書いて送ったので、別人ののび太に軽くひかれてしまった。

そして、やっと本物ののび太を発見。

メールを出来るようになった。

のび太：今日は休みだよ。
　　　　どこでもドア使うと9割がたしずかちゃん家の風呂に行っちゃって
　　　　「のび太さんのエッチー！」ってなっちゃうから、今禁止されてるんだ。
　　　　もうこの歳になると逮捕されちゃうからね（笑）

mie：まぁね、しずかちゃんはお風呂率高いからね。
　　　仕方ないね。じゃぁヒトカラでも行ってくるのかい？

のび太：ああ、行ってやるさ！
　　　　大部屋でも何でも来いやーーーー！

（のび太は、初めてヒトカラに勇気だして行ったときに大部屋だったので怖いらしい)

mie：おお！強きだｗまぁ、外めっちゃ曇ってるけどね(笑)
　　　一応言っておくけど、タケコプターは今日はやめた方がいいよ。

のび太：今タケコプターつけて窓から飛び立つ寸前だった…教えてくれてありがとう！
　　　　どこでもドアで行くわ！あ、間違ってしずかちゃん家の風呂に！

mie：私、のび太とメールする前に何人かと〇〇(サイト名)でメールしたんだ。
　　　昨日久々にメールきて(２日あいただけ)、デートしたいってケー番送ってきて
　　　くれた人がいたんだけど。いあいあ、デートって…と。あからさまだった。
　　　てかね。私にはもう、のび太がいるからサヨナラ！的な(笑)
　　　メールでも人柄ってあるもんね^^
　　　
　　　どんな想像してるんだろー？
　　　ネットって顔が見えないからさ、想像(妄想)しちゃうよねきっと。勝手にさ(笑)
　　　理想の相手を想像みたいなｗ
　　　
　　　
　　　だってほら。のび太はメガネかけてて～イケメンで～優しくて～
　　　歌が上手くって～筋肉あって～面白い。想像自由Hooo！！

　　　あ。スカイツリー超えたね。









　　　

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mie：めっちゃマシンガンしてる。助けて。

のび太：よし、パーマ当ててやったぜぃ！サザエさんパーマ完成！
　　　　マシンガン嫌いじゃないよ^_^俺もたまに乱射するし（笑）
　　　　・・筋肉と面白さ加わっちゃった…（泣）やめろっ！！

mie：うんじゃ、子供とお風呂入ってくるわ～^^覗くなよ！絶対覗くなよっ！！
　　　いやぁ～んのび太さんのエッチ～！！！！！

のび太：どこでもドアー！！
　　　　間違ってしずかちゃんとこ行っちゃった…（泣）
　　　　最初の目的はカラオケ仲間だったんだけど、カラオケよりも
　　　　今はこのメールのやり取りが楽しみになっちゃってます俺（笑）
　　　　のび太もパーマします。週一で。
　　　　あの髪型維持するの大変なんだからー！！！

mie：週一!?女子力ハンパないね、のびのび太がパーマだなんて。あと言い方ねｗ
　　　パーマ当てたって言ったから「え？大阪のおばちゃん？」って思ったわ!
　　　てか男のパーマってどんなの？…ん？どれどれお姉ちゃんに見せてごらん？

のび太：超サラッサラなストレートパーマだよ。

mie：のびちゃん、そろそろ年齢を考えようね^^

のび太：いやだ。いやだ〜〜〜〜〜！！！

mie：おちつけ！おちつくんだのび太！
　　　悲しいが、リアルな世界では30代での男性のｽﾄﾊﾟｰは斬新すぎるんだ。
　　　現実は厳しいんだよのび太。。。

　　　ん？ってかのび太キャラが壁になってどこまでが本当なのかわからないじゃないか！
　　　さてはスカイツリーを崩壊させるために私を翻弄しにかかっているな！！！！

　　　今調べたら男性のｽﾄﾊﾟｰは現代に存在するではないか！！ごめんよ。
　　　仕方ないんだのび太。私は君の小学校時代の姿しかしらないのだから・・・。
　　　許しておくれ。君ももう立派な、立派な大人の男なんだな。

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のび太：その通り…のび太はもう大人です。
　　　　実はメガネもやめてコンタクトです。
　　　　ドラえもんはお金のためにリサイクルショップに売りました。
　　　　短パンもさすがにダサいのでやめました。
　　　　いろんなところに毛も生えてます。

mie：メガネはかけてていーよー。お姉ちゃんメガネフェチだから…。
　　　え？ウザい？だよねー(笑)てかドラえもん売られちゃったよ！！！！！！！！
　　　むしろ買い取り金額いくらだったんだろう。

のび太：２万

mie：妥当か

のび太：妥当だね（笑）
　　　　あいつ、ネズミでたらうるさいんだよねー。
　　　　どら焼きどら焼きってがっつくし。
　　　　最近錆びて来てたしね。

mie：まぁ、ずいぶん稼いでくれましたよ。

のび太：まぁ、ポケットだけ外しといたけどね。

mie：のび太強え～。ドラえもんの唯一必要とされるポイント(笑)

のび太：やめて！！
　　　　ドラえもんの夢を壊さないで！！（笑）

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mie：てかメル友で楽しくなっちゃうのあるあるだよねー。

のび太：あるあるなの？？俺はこんなに続いたの初だよ(￣^￣)ゞ

mie：私何回か他の人とメール続いたことがあるよ。
　　　でもね、返しが面白いのはのび太が初だ(笑)

のび太：そうなんだ^_^mie面白いからな〜（笑）毎回腹痛いわっ！！

mie：あ、いや。褒められると穴に入りたいな。どこかに穴ないかな。。。
　　　うんいっぱいあるけどどれも小さすぎるわ。

のび太：この前危うく白シャツにコーヒー吹きそうになったわっ（笑）

mie：どんだけだよっ（笑）

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mie：あ～これでまた会うのが長引く～～。
　　　でもね、私、前よりもまともになったんだよ。
　　　そう、私ものび太と同時に大人になったのさ。

のび太：かっこいい！！

mie：そして、色々知った。見たことのない景色を見ようとすると
　　　時として見たくないことまで見えてしまうことがあるんだ。

のび太：俺のメールって文字化けとかしてる？
　　　　(急に真面目)

mie：そうさ。それが人生ってもんさ。
　　　嫌でも進んでいかなきゃいけないことがあるんだ。

mie：ちょッ！せっかく格好よく！！！！おうのび太め！

のび太：やばい！惚れちまう✨✨✨

mie：文字化け？してないよ？ってかもっと化けていいよ。
　　　化けちゃいなよ！ほらぁぁ！！

のび太：ごめんごめん…タイミングが（笑）ごめーんちゃーい。

mie：化けろ。化けるんだ！！私のことは気にするな！！いいから早く化けちまえ！！
　　　いやぁぁん！のび太さんのエッチ～～～！！！！

のび太：よしっ！はぁっ！！

のび太：くだらねぇ（笑）けどウケる（笑）（笑）（笑）

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はぁ。楽しかったな～。のび太とのメール。
またいつか・・・

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のび太：今急携帯でにメール送信できなくなった！！
　　　　今iPad使ってるから遅いわ（泣）
　　　　助けて（泣）（泣）（泣）

のび太：ほら、文がめちゃくちゃに（泣）

mie：ipad…触ったことないしね(笑)
　　　ん？mieの方がめちゃくちゃだから安心しなさい。

のび太：直った（笑）

mie：大丈夫さ。明日は必ずやってくる！！

mie：明日来るの早かったなｗ

のび太：すぐ来た(笑)

mie：お風呂を覗こうとするからこうなるんだよ。まったくのびくんったら。

のび太：ドラえもんがどうしてもって言うからさぁー。

mie：そっかぁ。それなら仕方ないよね。ドラえろんめ！！

のび太：ドラエロん（笑）

mie：なんかー、今日はいっぱいメールしたねｗてかほぼ会話？
　　　でも携帯なおってよかったね！
　　　さてと、そろそろ昼寝からドラえろんが…いあ我が息子が起きるであろう。

mie：さらばだっ！！！！シュタタタタタッッ！！！！

のび太：うむ。またね～。

mie：いあいあ。普通に答えないで(笑)なんか恥ずかしいわ！！

のび太：真面目かっ！

mie：(^_^)b

ここまでが4月23日のメール。

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結構リアルタイムでメールのやり取り(チャット的な)が出来てとても楽しかった。
のび太とメールしていると元気がでた。

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4月24日

のび太：おはよ(( _ _ ))..zzzZZ
　　　　ちょっとメールの通知設定変えてみたから
　　　　暇な時でいいので試しに何か送ってくれたら嬉しいです。
　　　　
　　　　素敵で感動的で心に残る最高のスペシャルな涙するような
　　　　それでいて笑えるような特別な思い出のメッセージを5文字以内で。



私は、仕事から帰ってきてPCを開いたらこの内容だったのでしばらく悩んだ。でも答えは出なかった。うむ、頭から離れないこの言葉にしよう。






mie：チン玉遺跡～

mie：これうちで流行ってんのよ。あ。ただいま！てかおはよ！
　　　う～ん、すべったな。

mie：というか私、昨日セロトニン大放出だったので
　　　今後は大人しくしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)

mie：〇〇(サイト名)で出会ったころのように・・
　　　　もう変人だなんて呼ばせない！！

のび太：おかえりチン玉！
のび太：移籍
のび太：間違った
のび太：遺跡

mie：よぉ

のび太：チン玉移籍しちゃった（笑）

mie：ｗｗｗ

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mie：てかむちゃぶりだよね～

のび太：やればできる子だから。おかげで快適になったよ、ありがとう！

色んなメール会話したけど、私は昔逆ナンをしたことがある話になった。
逆ナンくんとの会話は一々また書くのが面倒なので貼っておこう。。
http://mikle.jp/threadres/1498892/p8/　の386番目から390番まで。

のび太：すげぇ〜！お見事！！
　　　　　今からメガネ屋行ってくる！

mie：こらこらｗあの時本当に頭おかしかったからできたことだね。
　　　いい思い出ですわ。

のび太：でもすごいね^_^そんなに寂しかったのかい？

mie：そうだねー。さみしくてさみしくてしかたなかったんだろうね。
　　　妄想と現実の区別がつかなくなるくらいに。

のび太：俺はナンパする勇気ないから〇〇(サイト名)。
　　　　余計寂しくなったわ(笑)夜は涙で枕を濡らして…布団噛んで寝てるよ（泣）

mie：かわいそうに・・・。

のび太：〇〇(前のサイト名)ももうやめようと思ってる。

mie：えー？そうなのー？のび太のくせにー。

のび太：やっぱりドラえもんがいないと・・・

mie：大丈夫さ。ドラえろんはいつも君の心の中にいるから。

のび太：だから、ドラエロん（笑）
　　　　そっちならいるか（笑）

mie：うむ（笑）

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mie：ねぇ、のびくん！また今日もメル友率が高まってしまったぞ！！

のび太：おう！高めろ高めろ！！

mie：高める＝会うのが遠のく　のではないか？
　　　そして私が変なやつだということが日に日にわかってきてしまう！！

のび太：いや、最初から…

mie：こら（笑）
のび太：すまん（笑）

mie：まぁ③、そうなったら会う気も失せてしまうのでは？
　　　メールで満足しちゃう的な？

のび太：どうだろね（笑）俺はmieにいつも元気もらってるよ^_^
　　　　ニヤニヤしながらメール見てるよ（笑）

mie：いや～ん！のび太さんのエッチー！！！

のび太：数秒でもいいから会ってみたいなって思ってるよ。

mie：お決まりですよね
のび太：鉄板です

mie：数秒ってどういう意味？ｗ
　　　カラオケでは数秒ではきかんぜよ！

のび太：俺の歌声がジャイアンでも？

mie：え？まぁ、愛想笑いを振りまくよね。

のび太：強い！

まぁその後色んなメール会話をしたのだ。

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カラオケでのクセニついても教えてくれたんだ。

のび太：それでも、一緒にカラオケに行ってくれますか？？

mie：のび太さん素敵～とか言われないの？

のび太：のび太さん素敵はよく言われる。
　　　　あとのび太さんのエッチ〜！！ね。
　　　　のび太のくせにも。

mie：それはデジャブだ。いつか行こうね^^

のび太：いつかね^_^

mie：うん^^

のび太：いつか行けたらイイな^_^

mie：だから、メル友にいそしんじゃいけないんだよ私たちは！
　　　どんどんメル友化していくんだから～
　　　現実で会うぞぉ。目標だのび太！！

のび太：おう！目標だ！

mie：でもちょろちょろっとはメールしよっか(笑)

のび太：そうだね～（笑）メール楽しいもんね～（笑）

mie：あ～のび太め。ネットの魔の手に乗ってはいかんぜよ！！我慢だ！！

のび太：どっちだよ（笑）

mie：ちょろくらいで（笑）

のび太：いや、ちょろちょぐらいでお願いします（笑）

のび太：こういう、くだらないのが堪らんわ（笑）

mie：OK（笑）じゃ、ちょろちょくらいで、またなんかメールしようぜぃ！
　　　あくまでちょろちょでね。

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のび太：OK（笑）ちょろちょって何？（笑）

mie：たまにってことだよ！メル友化しないために！！
　　　それまではお互い練習だ！

のび太：おぃ、忘れてたけど練習だ！
　　　　今日もありがとう！

mie：PCが固くなってきたぞ！これはやっかいだ。仕方ない、こうなったら！！！

mie：あ。今日もありがとぉぉぉ(*^_^*)!!!!

のび太：こうなったら、の続き！！気になる！！

mie：それは、ご想像にお任せします(笑)じゃね☆

のび太：うそーーーん！（笑）



この日の会話メールはこれで終了。

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のび太は、絢香の歌を歌が好きらしい。私は絢香を歌う人なのでのび太は喜んでいた。
のび太とは結構好きなジャンルが合うほうだった。

のび太の投稿の内容は、ゆずなどをパートごとに分けて練習して合わせて歌うことだった。
私は最近、ゆずを聴いていなかった。でも、のび太と一緒に歌うためにウォークマンにゆずの曲とHYとLOVEFOREVER入れて毎日寝る前に布団に入りながら聴いた。

でもきっと会うのはずーっと②先のことだろう。
そんな風に思っていた。私だって、のび太と同じ。
会う勇気なんてない。

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