注目の話題: ずっと抱えている悩みです; 母が亡くなるかもしれない。後悔しないためには？; たぶらされないか

愚痴

No.86　16/07/18 23:39
社会人あ+あ-

法華経の守護の梵釈・日月・四天等さのみ守護せずば仏前の御誓むなしくて無間大城に堕つべしと・おそろしく想う間今は各各はげむらむ、大田の親昌(ちかまさ)・長崎次郎兵衛の尉時綱(ときつな)・大進房が落馬等は法華経の罰のあらわるるか、罰は総罰・別罰・顕罰・冥罰・四候、日本国の大疫病と大飢渇(けかち)と同士討と他国よりせめらるるは総罰なり、疫病(やくびやう)は冥罰なり、大田等は現罰なり別罰なり、各各師子王の心を取り出して・いかに人をおどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干の吼うるなり日蓮が一門は師子の吼るなり、故最明寺殿の許ししは禍(とが)なかりけるを人の讒言(ざんげん)と知りて許ししなり、今はいかに人申すとも聞きほどかずしては人のざんげんは用い給うべからず、設(たと)い大鬼神のつける人なりとも日蓮をば梵釈・日月・四天等・天照太神・八幡の守護し給うゆへに罰(ばつ)したかるべしと存じ給うべし、月月・日日に強(つよ)り給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし。

我等凡夫のつたなさは経論に有る事と遠き事はおそるる心なし、一定として平等(へいら)も城等(じょうら)もいかりて此の一門をさんざんとなす事も出来せば眼を塞(ひさ)いで観念せよ、当時の人人の筑紫(つくし)へか・さされんずらむ、又ゆく人・又かしこに向える人人を我が身にひきあてよ、当時までは此の一門に此のなげきなし、彼等は現(げん)はかくのごとし殺されば又地獄へゆくべし、我等現(げん)には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設(たと)えば灸治(やいと)のごとし当時は痛(いた)けれども後の薬なればいたくていたからず。

彼の熱原(あつわら)の愚癡の者ども・いゐはげまして・をどす事なかれ、彼等にはただ一円におもい切れ・よからんは不思議わるからんは一定とをもへ、空腹(ひだるし)とをもわば餓鬼道ををしへよ、さむしといわば八寒地獄(はっかんじごく)ををしへよ、をそろししと・いわば鷹にあへる雉猫にあへる鼠を他人とをもう事なかれ、