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愚痴

No.148　16/12/31 07:16
社会人あ+あ-

唯授一人の血脈相丞は、日蓮と血脈相丞された僧侶がその教えを確実に理解出来る様に僧侶たちが跡目に選んだ僧侶に引き継ぐ事を唯授一人の血脈相丞と言われ、僧侶のみに与えられる相丞。

その僧侶が認めた御本尊のみに血脈があり、その外の御本尊には血脈が無く、法華経や題目や唱題を行い、生涯離れず、確信を持っていても、無益であると日蓮は仰せ。

仮に生死一大事の血脈相丞を持っていても、無意味であると言う。

生死一大事の血脈相丞は、僧侶在家などに血脈相丞され、差別なく平等に与えられる血脈。

妙法を信じ、一生涯、離れることなく、貫く事、それをしても、唯授一人の血脈相丞から離れれば、もはや生死一大事の血脈相丞とは言えない。

だからご利益はない。

本当にそれが事実なら、日蓮は上行菩薩なのだろうか？

疑います。

何故なら、確かにそれまでは繋がっていたと言えます。

決定事項の中に法華経、すなわち、妙法が必然であり、それを守護する必要もあるが故に出世した身の自分自身であり、生まれる場所にも制限され、半ば強制であった身の自分自身を何も真実を知らずに切り捨てた僧侶のやり方は正しいとは言えない。

俗を切らず、正せば良いだけの問題。

それを嫌いだから、切り捨てたとか切ったとなれば、これは日蓮の思想に相違した事になる。

同じ日蓮仏法を学び、共に歩んで来た同志、僧侶と俗は関係なく。

日蓮も僧侶俗男女互いに嫌うべからずと言われていたにも関わらず、しかも、確実に妙法の血脈は流れていたにも関わらず、僧侶はそれを知らずに、切った。

すなわち、宇宙からの一本の光を僧侶の理想の為に自らが切った。

その罪は軽いのか？

血脈よりも軽視したのか？

愚かな選択である。

しかもそれだけに止まらず、世間に新興宗教、法華経に傷を付けた。

その因果は明白であり、世に放ったのは間違いなく法主たる僧侶。

その罪は軽いのか？

正さず見放し世に放った罪は軽いものか。

しかも、法華経に傷をつけて悪いイメージを植え付けさせて、妙法を軽く見られている現在。

その罪は決して消える事のない事実であり、これからもその流れは世間に悪影響を与え続ける。