妊娠9ヶ月に始まる「腹痛」。安心な腹痛と危険な腹痛の違いとは

更新日 19/03/27 17:41

妊娠9ヶ月の腹痛は安静にして治まるのなら大丈夫

妊娠9ヶ月ともなれば「前駆陣痛」や胎動、便秘などで腹痛に襲われる機会が多くなります。

あまりの痛さに、「陣痛ではないか」と怖くなったり、「赤ちゃんになにかあったのかな」と不安になったりしますが、30分安静にしていて引くような痛みや、「規則的な痛み」がなければ安心して良い腹痛です。

後期になると痛くなったりするんですかね妊娠9ヶ月お腹痛い

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痛みが来る間隔が30分や10分など「規則的」な兆候がある場合や、破水があった時、また悪心や吐き気、頭痛などを伴う時はすぐにかかりつけ医へ連絡しましょう。

妊娠9ヶ月の腹痛の主な原因とは

まずは便秘の痛みです。

子宮が大きくなったので少なからず腸を圧迫しており、この時期は便秘に伴った腹痛を訴える人が多いのです。

他には赤ちゃんの胎動が原因の場合があります。

赤ちゃんの位置が内蔵を圧迫して下腹部がシクシク痛んだり、激しい胎動にピリッとした痛みが走ったりと辛い症状が起こる事があります。

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陣痛の見極め方

陣痛は基本的に「生理」と同じ種類の痛みと考えてよさそうです。

ギューっとお腹が張ってきて、グリグリと追いつめられるような痛みのようで、それは下痢の時の痛みとよく似ています。

本陣痛が起こる前に「前駆陣痛」があります。

前駆陣痛の場合は安静にしてたらスーッと楽になるものですが、本陣痛になると楽になったり、痛かったりに波があり、そしてその波は「30分おき」「20分おき」と規則正しく訪れます。

陣痛が来ても分からないのでは…と心配する方もいらっしゃいますが、陣痛は必ずわかりますから安心なさってくださいね。

ピークの波が来ている時は身動きがとれず、息をするのがやっとの状態。この最大限の痛みが来る頃になると陣痛が10分おきになっており、そろそろ産院へ向かう用意をするタイミングでもあります。

腹痛にもし不安が残るようなら

痛みが残って不安だったり、大丈夫だと思っていてもどうも心細い時は一度受診するようにしましょう。そして受診して聞いたことを紙に書き、次に痛みが来た時に参考にすれば安心できますよ。

赤ちゃんを守れるのはママだけです。質問する事は恥ずかしくも、迷惑な事でもありません。あなたなりの安心できる環境を整えるようにしてみましょう。