注目の話題: 真剣に悩んでいます。; 年収400〜600の男性; 離婚後の手当について教えてください

ゆりかご

レス1 HIT数 747 あ+ あ-

匿名
06/05/13 13:17(更新日時)

物語を書く事に興味を抱いて書いてみたくなりみした。
下手な話かも知れませんが読んでくだされば嬉しいです。

誤字、脱字や分かりにくい表現等がありましたら、ご容赦ください。
長い物語の場合は、切れますがよろしくお願いします。

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No.99892　06/05/13 13:11(スレ作成日時)

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No.1 06/05/13 13:17
匿名0

「あっ……」
私は、懐かしいものを見つけたと思った。
それは、ひっそりとなんの存在感もなく、ただそこにあった。
時代を疑う程、風化し茶色くなった何枚かの写真とガラクタ……
「………」それらの入った箱を置き、じっと見つめていた。一点に視線を落としてだじっと……

それはまだまだレトロな1970年頃だったか、私が15歳の時だった。
いやに暑い夏だったのを覚えている。……
「ハハハハハ」
笑い声が不格好な秘密基地に響いた。
僕らが作った基地だ。
今、僕の隣に座っているのがジーン。彼はいわゆるガキ大将だ。

眼鏡をかけたローリーに、チキン(臆病者)の王様のサム。
僕達はいつも一緒だった。それぞれにいろんな事情を抱えている事も………
ある日、みんなで旅に出ないかとサムが誘ってきた。
旅と言ってもそんなに大きなものじゃなくちょっと町から出る程度だった。その時点では……
どうせ休みで暇な我らは行くに決まっていた。
「面白いのか」ローリーが言う。
「家にいるよりはね」ローリー以外の全員が口を揃えてこう言った。
「ｸｸｯ」声を殺したように笑ったあと、サムが一人でゲラゲラ笑った。
僕らは呆れながら、サムを見て笑った。