ここにいるよ…お父さん

懐かしい夢をみた
幼い頃、わが家は夏休み、春休み、冬休み決まって家族旅行に出掛けてた

父は独身の頃から水商売の経営をし母は父の会社の経理をしていた

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>> 1 父は夜の仕事をしているためアタシ達兄弟とはすれ違いの生活を送っていた
そんな中で月に一度、第二火曜日父は従業員にお店を任せ家族全員で外食するのが恒例になっていた
幼いアタシ達は毎日毎日食事会まで後何日だと数え楽しみにしていた

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>> 2 アタシが幼い頃の父は本当に優しく家族想いのいい父親だった
普段アタシ達兄弟と接するｺﾄがないからと父は必ず日曜日の朝早くから得意の料理で朝ごはんを作り、そして夕方の出勤まで遊んでくれていた
幼い時は気付かなかったが土曜日でお店が忙しく日曜日朝方帰ってきて一睡もせず料理を作ったり遊んだりしてくれてたのだ

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>> 3 そんな優しく家族想いの父が段々と変わってしまった
アタシが中学一年になってから月に一度の食事会も『お母さんとお前達の四人で行ってこい』と言いお金だけ母に渡し仕事に行ってしまうのだ
母に『なんでお父さん行かないの』と聞くと母は『お父さん仕事が忙しいから我慢してね』と寂しそうに言った そんな寂しそうな母の顔を見るとアタシ達はそれ以上何も聞けなかった

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>> 4 父は毎年恒例だった家族旅行も行かなくなってきた

『なんで？なんで？』と聞いても『仕事があるから』と父…


悲しかった…

寂しかった…


当時母は車の免許を持っていなかった
父の居ない初めての家族旅行…電車を何度も何度も乗り換え お母さん、アタシ、妹、弟の四人でやっと目的地にたどり着く

• << 7 周りを見渡すとお父さんに肩車されている子供が目に入る 弟が『いいなぁ』と一言 四人無言のままチェックイン 毎年楽しみにしてた家族旅行なのに… 全然楽しくなかった お父さん何してるのかな…

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ポエムはブログへ。

• << 9 同じような経験をされた方と雑談したいので

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>> 5 父は毎年恒例だった家族旅行も行かなくなってきた 『なんで？なんで？』と聞いても『仕事があるから』と父… 悲しかった… 寂しかった… … 周りを見渡すとお父さんに肩車されている子供が目に入る

弟が『いいなぁ』と一言
四人無言のままチェックイン
毎年楽しみにしてた家族旅行なのに…
全然楽しくなかった
お父さん何してるのかな…

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>> 7 旅行二日目…

朝から家に電話をした
お父さん起きてるかな～

プルル～プルル～

いくら電話を鳴らしても出ない…

母に『お父さん電話出ないよ』と言った

母は『……』

無言のまま…

何故か嫌な予感がした

• << 11 父にお土産を買った 妹、弟の三人で父が気に入ってくれそうな物を必死で探した お土産は《ネクタイピン》にした そして帰宅 夕方の出勤に間に合う様に帰ってきた 『ただいま』 『お帰り』 父にお土産を渡す 父は箱を開けて中を見た 『ありがとう』と一言 お土産の箱からピンを出すｺﾄなく仕事に行ってしまった

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>> 6 ポエムはブログへ。 同じような経験をされた方と雑談したいので

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💡中傷・批判をお控え頂けるようよろしくお願いいたしますm(__)m
不愉快な方はスルーして下さい

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>> 8 旅行二日目… 朝から家に電話をした お父さん起きてるかな～ プルル～プルル～ いくら電話を鳴らしても出ない… 母に『お父さん電話出な… 父にお土産を買った
妹、弟の三人で父が気に入ってくれそうな物を必死で探した
お土産は《ネクタイピン》にした
そして帰宅
夕方の出勤に間に合う様に帰ってきた
『ただいま』


『お帰り』

父にお土産を渡す
父は箱を開けて中を見た

『ありがとう』と一言
お土産の箱からピンを出すｺﾄなく仕事に行ってしまった

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>> 11 せっかく一生懸命選んで買ってきたのに…


悲しくて…涙が出た


そして月日は流れ

アタシ中学三年生
高校受験で塾通いの毎日
そんなある日
無言電話…

初めは一日2、3回の無言電話だった
しかし日がたつにつれ
一日に10回以上無言電話が掛かってくるようになる

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>> 12 あまりの無言電話の多さに電話番号を変えた

しかし一日も経たない内にまたすぐに無言電話

絶対におかしい

新しい番号を知っているのはアタシ達家族と父方母方の祖父母、叔父叔母

そして…お店の従業員のママだけだ

もしかして…




嫌な予感は的中する

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>> 13 ある日…


県外の高校を受験する為、同じ高校を受験する友達と友達のお母さんとの三人で学校見学に行った

その帰り道…

サービスエリアでアタシは見てしまったのだ

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>> 14 見覚えのある車

あの車…

『ママｻﾝの車だ』

そして次の瞬間

ママｻﾝと楽しそうに話す父がいた

二人はベッタリとくっつき腕を組んでいた

その瞬間、アタシは悲しみよりも怒りが込み上げ二人の所まで走って行った

『腕なんか組んで何してるんだよ‼』

叫んだ瞬間二人は驚き振り返る

そして組んでた腕を慌てて離す

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>> 15 二人の顔色が変わっていくのがわかる

そしてアタシも怒りで顔色が変わる


周りの人はどうでもよかった…

アタシは父に怒りをぶつけた

『お父さんが不倫してるのは気付いてた。でもまさか本当にこの女とはね。一体どうゆうつもり』

父は無言のまま…

そして女にも言う

『あんたなんでしょ！無言電話。わかってるんだから一日に何十回って無言電話しやがって頭おかしいんじゃない』
『楽しかったでしょ。何にも知らないお母さんにちょくちょく会いにきて悩んで苦しんでるお母さん見て』
『あんたのせいでお母さんは…お母さんは‼』

悔しくて悔しくて涙が出た


母は父の態度が変わり無言電話がはじまってから心労で心臓が悪くなりよく発作を起こしていた
そして48ｷﾛ（身長163）あった体重もみるみる内に痩せてしまい37ｷﾛにまで落ちていた

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>> 16 アタシは怒りがおさまらず
女に

『この泥棒猫が‼お前なんか』

と叫んだ瞬間

バシッ

左頬に激痛が走る

今まで一度も手を挙げなかった父が叩いたのだ

アタシはどうしようもない怒りと苦しさ

そして頬の痛みで泣き崩れた

すぐに友達と友達のお母さんがアタシの元に駆け寄り友達のお母さんが父に

『連れて帰りますから』

と言いアタシを車の所まで連れてきた

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>> 17 友達のお母さんは自分のハンカチタオルを水で冷やしアタシの頬に当ててくれた
そして友達は泣きじゃくるあたしの手をずっと握ってくれてた

『今日うちに泊まる？』
と友達のお母さん

『そうだよ！うちに泊まりなよ』
と友達

アタシも泊まりたかった

しかし家にいるお母さんが心配で

『大丈夫です。家に帰ります。迷惑かけてごめんなさい』

この日は嫌々ながらも自宅へ帰る

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>> 18 『ただいま…』

アタシは友達のお母さんに頭を下げそのまま２階の自室へ行く

友達のお母さんは母に今日のｺﾄを言っている

そしてー。

コンコン

『みゆ入るよ』
お母さんが入ってきた

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>> 19 『ホッベタ大丈夫？』
母はそう言いながら頬を触る

『うん…』

長い沈黙の後、母が

『辛い思いさせてごめんね』と泣きながら謝って来た


『アタシは大丈夫だよ！お母さんお父さんの不倫相手誰が知ってるの？』と聞いてみた

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>> 20 母は悲しそうに笑いながら
『何となく気付いてたよ』と言った

その時ー

父が帰ってきた

父は帰ってきたとたん暴れだし食器や本など色んな物を投げている

投げる物が無くなると次はアタシの部屋に来てアタシに殴りかかってきた

母は必死にアタシをかばおうとしている

しかし父の力にかなうはずなくもなく投げ飛ばされ、アタシは父に殴られ首を絞められる

母の『やめてぇー』と言う叫び声で一階にいた妹、弟が泣きじゃくりながら父の体にしがみつく

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>> 21 妹、弟は小さい体で必死にしがみつき

『お父さんやめて』

『お姉ちゃん死んじゃうよ』

と泣き叫んでいる


朦朧とする意識の中、やっと父の手がとまった

全身が痛い

そして熱い

母が泣きながらアタシを抱きしめている

もう…嫌だ

この日をきっかけにわが家は崩壊へと進んでいく

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>> 22 母が病院に行こうとタクシーを呼ぼうとしている

アタシは『やめて！大丈夫だから』と言う

病院に行き、警察沙汰にでもなったら…アタシ達家族は本当に終わってしまう

妹、弟の為にも我慢しなければ…

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>> 23 氷で全身を冷やす

もうすでにアザになっている

体は見えないからいいとして顔…

どうしよう…

ちょうど今日から五日後から冬休みがはじまる

アタシは五日間、風邪で熱があることにし学校を休むｺﾄにした

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>> 24 心配した友達と友達のお母さんが様子を見にきてくれた

アザだらけの顔は見せられない

マスクをして玄関へ

風邪だと伝えた

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>> 25 それからの父は完全に開き直り外泊は当たり前
生活費も家に入れなくなっていた

貯金はもしもの時の為にと使わず心臓が弱い母は無理をしながらパートの仕事をはじめた

そしてアタシも新聞配達のバイトをはじめる


冬のバイトは辛かった
寒さで手がちぎれそうに痛い

そんな寒いバイト中に父と父の車にのった愛人とすれ違う

アタシに気付いたのに父は知らないふりしてそのまま行ってしまった

悲しかった

辛かった

情けなかった

涙がとまらない…

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>> 26 15歳のアタシは限界にきていた

この思いを誰かにぶちまけたい

散々迷った中

父方の祖母に電話をした

これで少しは変わるかな…
期待してた











考えが甘かった…

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>> 27 おばぁちゃんはやっぱり父のお母さん

そう思った

アタシが今までのｺﾄ言った後、おばぁちゃんは

『不倫したお父さんが悪いんじゃない！お母さんが悪いから不倫されるんでしょうが』
『それに父親に文句を言うあんたも悪い！殴られて当たり前！いちいちそんなくだらないｺﾄで電話してくるんじゃない』
と電話を切られてしまった
そういえば…

去年のお正月に母と叔母達が宴会してる別の部屋で言っていたっけ…

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>> 28 『お義母さん（おばあちゃんのｺﾄ）もホントすごいわよね！やっぱりお父さん達の母親よね』


※父は五人兄弟（男）である。兄弟全員不倫をしている

お母さん達の話しを聞いてみるとこうだった…


おばあちゃんはおじいちゃんと知り合う前に不倫をし妊娠。そしてその不倫相手の子供を産み養子にだしたらしい。


ちなみにおじいちゃんも不倫ばかりしていた

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>> 29 だからおばぁちゃんは不倫している父をかばったのか

でもホントに情けない


情けないと言うより汚い


家族全員不倫してるなんて

そしてあんな人達と同じ血があたしには流れている


考えただけでも…

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>> 30 そしてクリスマス、大晦日、お正月当たり前のように父は愛人と過ごしていた


前までは父がいないと寂しいと思っていた

しかし今は父がいないほうが楽しく過ごせ幸せだ


相変わらず父は家にも帰ってこずお金も入れなかった

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>> 31 アタシは通っていた塾も辞め志望していた県外の高校も取り辞めた


母に『高校だけはちゃんと出なさい』と言われ仕方なく地元の公立高校を受験することにした


本当は働きたかったのに…

お金のｺﾄが心配で心配で新聞配達のバイトを無理言って増やしてもらった

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>> 32 そして高校受験前日

母が夕食にトンカツを作ってくれた

家族四人で楽しい食事

明日は受験なので早めに寝ようとした時一本の電話

『もしもし？』とアタシ

すると女性の声で
『みゆｻﾝ？』

『…はい』

あの女だった

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>> 33 『今日はね、あなたに報告があるの。実は私妊娠しちゃった！もちろんマスターの子供よ もう嬉しくて嬉しくて あっあなた明日受験なんでしょ？いい事続きで合格するといいわね～アハハハ』と言い切ってしまった


血の気が引くのがわかった
全身に痺れのようなものが走り震え出す

どうして…

どうして…アタシばかりこんな目にあわないといけないの？

しばらく呆然と立ち尽くす

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>> 34 そんなアタシに母が声をかけた


『みゆ？どうしたの？』


『何でもないよ！ただの間違い電話だったよ』


母には絶対知られてはいけない


アタシは何事もなかったように自室へ向かう


もうどうにかなりそうだ


ショックが強すぎて貧血起こしそうになり吐き気も襲ってくる


頭も割れそうに痛い


誰か…


誰か助けて…


お願い…

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>> 35 その夜

アタシは一睡も出来ずに受験日を迎えた


ストーブを付けても寒い


震えが止まらない


頭も痛い


いつもと様子が違うアタシに母が気付いた


『みゆ具合悪いの？』
とアタシのオデコを触る


『大変！熱があるじゃない さぁ熱計ってみなさい』と体温計を渡された


「38.8度」


だからキツイのかぁ…


体温計を見てもアタシは驚かなかった


小さい頃がいつもそうだった


友達とケンカしたり辛いｺﾄがあると 決まって熱を出していた


でもさすがに今回は熱が高すぎる

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>> 36 ボーッとする

フラフラする…

どうしよう…今日は試験なのに

病院行く暇なんてない

とりあえず家にある薬を飲んで母とタクシーで受験高校に迎う

集合場所に着き母が引率の先生を探す

先生に熱があり体調が悪いｺﾄを伝えた

体育館に集まり説明がはじまった

フラフラ状態のアタシは説明聞く余裕もなかった

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>> 37 心配してくれた引率の先生が保健室で受験出来るよう手配してくれた

フラフラしながら先生と保健室へ…


ボーッとする中試験を受けた

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>> 38 一日目…


二日目…


そして試験が終わった…


多分ダメだろうなぁ…
何を書いたのかも覚えてない…


試験最終日の夜

またあの女から電話があった

• << 44 『…もしもし』 『あっ！みゆﾁｬﾝあたし』 ｶﾞﾁｬ これ以上何も聞きたくない ﾌﾟﾙﾙ〰ﾌﾟﾙﾙ すぐに電話が鳴る 母が電話に出てしまう 仕方なく電話に出た…

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主さん横ﾚｽ失礼します🙇


女酷い…ありえない。


主さん続きお願いします。

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>> 40 ﾚｽありがとうございます✨見てくれてる方いるのか不安でした😅
実は一昨日から風邪引いてて寝込んじゃってました😓体調良くなったら更新しますので良かったらまた見て下さい😌

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ひどいですね😣💦
なんか主さんの気持ち考えたら息が詰まりそうです😔
お父様も相手もひどすぎます。
裏切られるのは本当に辛いですものね…

お身体を大事にゆっくり更新してください😊

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>> 42 ﾚｽありがとうございます✨
裏切られるのは本当に辛いです😞
あんな父親と血が繋がってると考えただけで吐き気がします😣

読みにくい所もあるかもしれませんが引き続き読んで頂けたらうれしいです😁✨

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>> 39 一日目… 二日目… そして試験が終わった… 多分ダメだろうなぁ… 何を書いたのかも覚えてない… 試験最終日の夜 またあの女… 『…もしもし』


『あっ！みゆﾁｬﾝあたし』


ｶﾞﾁｬ


これ以上何も聞きたくない

ﾌﾟﾙﾙ〰ﾌﾟﾙﾙ


すぐに電話が鳴る


母が電話に出てしまう


仕方なく電話に出た…

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>> 44 『…はい』


『あんたアタシから逃げられるとでも思ってるの』


女の言葉で凍り付く


『何ですか？』


『ねぇお母さんにみゆﾁｬﾝから言ってくれない？』
『早く離婚しろって』


『……』


一体この女はどこまでアタシ達家族を苦しめるのだろう…


『それじゃまた電話するから』

• << 48 女はそう言うと電話を切ってしまった あんな女に言われたくないアタシだって一日でも早く離婚してほしい しかし母は心臓が悪い いつ体調が悪くなるかわからない そんな状態で子供三人抱えて離婚するには無理がある アタシが働けたら… 一日でも早く大人になりたかった

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うぅぅ…（泣）（泣）（泣）…
早く続きよみたい‼
横っ失礼しました🏃💨

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>> 46 ﾚｽありがとうございます✨読みにくい所もあるかもしれませんが更新頑張りますので引き続き読んで頂けたらうれしいです😆✨

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>> 45 『…はい』 『あんたアタシから逃げられるとでも思ってるの』 女の言葉で凍り付く 『何ですか？』 『ねぇお母さんにみゆﾁｬﾝか… 女はそう言うと電話を切ってしまった


あんな女に言われたくないアタシだって一日でも早く離婚してほしい


しかし母は心臓が悪い


いつ体調が悪くなるかわからない


そんな状態で子供三人抱えて離婚するには無理がある

アタシが働けたら…


一日でも早く大人になりたかった

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>> 48 それから数日が経つ…


合格発表の日


朝早く一本の電話


またあの女だろうか


そう思いながら電話がある部屋にいく


すると


『もしもし？』


しまった


母が電話に出てしまったのだ

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>> 49 どうしよう…


そう思いながら母には近づく


『えっ！？はい・はい』
と言いながら母が涙ぐむ


母が受話器を置き振り向いた


どうしよう…どうしよう


アタシはそんな思いで母の言葉を待つ


すると…母が

• << 51 『じぃちゃんが…』 『じぃちゃんが死んじゃった…』 父方の祖父が亡くなったのだ アタシは力が抜けた じぃちゃんには悪いがてっきりあの女だと思っていたアタシは内心ホッとした じぃちゃんは食道癌だった

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