誰も見ない月

レス56 HIT数 3564 あ+ あ-


2007/04/05 18:48(更新日時)

こんにちは
小説を書いてみようと思います。
はじめてなので下手ではあると思いますが、どうぞ暖かい目で見て頂けたらと思います。
良かったら感想も書いてください。

よろしくお願いします。

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No.430320 (スレ作成日時)

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No.51

終章



高校を卒業した日、僕たちは久しぶりに秘密の場所に集まった。
総一は東京の大学に、優はフラワーアレンジメントの専門学校に行くらしい。僕は地元の国立大学に進学が決まった。
「みんなバラバラか~、なかなか会えなくなるね」
優がしみじみと言う。
「間隔が広がるだけだろ?なんにも変わんないさ」
僕が言うと、総一は頷いた。



僕たちはそれから、予定を合わせて、一年に一回はここに集まっていた。
四年後、僕たちは夏の終わりに顔を合わせた。
総一は大手商社に就職、優は東京の花屋で働いているらしい。
僕は何の因果か、小説家になっていた。
「久しぶり、冬馬」
「冬馬!元気してた~?」
変わらない二人に、ほっとする。
「ああ…久しぶり、総一、優」
今日は満月だった。
明るい月…
思えば僕には、暗くて見えない物が沢山あった。
でも今は、司があの月の様に優しく照らしてくれている。
だから、全てでは無いけれど、確かに見えている。

「あっ、月見草だ」
突然、優が叫ぶ。
優が指さした先に、一輪の花が咲いている。

(皆…久しぶり)

月見草はゆらゆらと、僕たちに微笑んだ。

No.52

最後まで読ませて頂きました!
もの悲しくも、温まる様なお話で良かったです。

No.53

あとがき



たった今、完結しました。
ここまで読んで頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

この小説を高校二年の冬から書き始めて、人生初の小説という事もあって、戸惑いながらもなんとか、ここまで書いて来ました。
それもまた、皆さんのお陰です。

話は変わりますが、多分次回作は書かないと思います。
それは、もちろん高校三年ですから、受験という理由もあります。
しかし、一番の理由はこの小説が、自分の中での何かの区切りの様な物になっているからです。
もし読みたいと言ってくださる方がいらっしゃるなら、すいません。


もう一つ、皆さんにお願いしたいのですが、ぜひ感想を書いていってください。
あなたに読んで頂いた証を、残してもらいたいんです。なんでも構いません。
そうすればこの物語も喜ぶと思います。

最後にもう一度、読んで頂いてありがとうございました。



作者より

  • << 55 一気に読ませていただきました。 胸の奥に何か染み渡る 作者の心が見えた感じがする作品でした。 とても、良かったです。 これだけの表現力を持って次回作を書かないのは勿体無い事ですが、自分自身の一つの区切りとして決意を持って本作品を仕上げられたのですから何も言えません。これからの学園生活をエンジョイしながら受験頑張って下さい。 アル🍺

No.54

感想ありがとうございます。
最後まで読んで頂けて嬉しいです。

No.55

>> 53 あとがき たった今、完結しました。 ここまで読んで頂いた皆さん、本当にありがとうございました。 この小説を高校二… 一気に読ませていただきました。
胸の奥に何か染み渡る
作者の心が見えた感じがする作品でした。
とても、良かったです。
これだけの表現力を持って次回作を書かないのは勿体無い事ですが、自分自身の一つの区切りとして決意を持って本作品を仕上げられたのですから何も言えません。これからの学園生活をエンジョイしながら受験頑張って下さい。
アル🍺

No.56

読んで頂いてありがとうございます。
受験頑張ります。

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