記憶か記録か…ドラマ日記 8
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連ドラの感想、まとめ等
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>> 22
【2024秋ドラマ】〚短文投稿〛
「スノードロップの初恋」5話迄終了。
陸(岩瀬洋志)の美大の同級生・亀山役を、何でわざわざ年の離れ…
【2024秋ドラマ】
「オクトーSeason2」全11話終了。
【最後の感情捜査】
何かもう身も蓋もない終わり方。
救出の為に別荘に行ったら、紫織がフラッシュバックを起こしてさくらを朱梨だと思い込み、山神から朱梨を守ろうとナイフを振り上げていて、止めようとナイフを持つ手ごと掴んだ風早共々山神の上に倒れ込んだら、山神の胸にナイフが刺さっていた。
直ぐに警察を呼べば、紫織は精神鑑定を受けて無罪になると思うのだが、風早は紫織が一時的にでも昔の状態に戻ってしまった挙げ句、朱梨を守る為に山神を殺そうとした、その事実を知る事で心野が傷付く事を恐れ、遺体を外に隠し、山神が襲って来たから応戦し弾みで刺してしまった事にしたと言う。
そんな嘘、心野には見破れるし、結局事実を話す事になるのは自明の理なのに…。
事実を話し、心野の為ではなく俺は俺の為にやったと言い直したら、心野も風早班の皆もそれを受け入れるって、どういう世界線なの?
物に残る感情を読み取る捜査官をタイ人にする必要性は無かったし、翻訳画面を見ながら会話する設定も、飯豊さんはまあまあ守っていたけど、グレートなんて途中から全く画面を見なくなって、あんた日本語のヒヤリングは出来るのか!ってツッコミながら観てたんだけどw
大人の事情がドラマをダメにする典型だな。
脚本=三浦駿斗 演出=中茎強
>> 47
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」9話迄終了。
【ライオンを助けたい!】
愛生はあれだけの暴力を受けて、夫はDVだけで…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」10話迄終了。
【最大の嵐…愛の掛け違い】
樺島(会社の部下だとばかり思っていたら、取引先の建設会社の社長だった)逮捕で義兄の春一社長から縁を切られ、愁人を連れて昔の養護施設に行ったけど既に廃園、あの時恐らく祥吾は愁人を道連れに死をイメージしてたよね。
ライオンのぬいぐるみに内蔵していたGPSが功を奏し、寸前で追い付いた洸人。
前回洸人は、弟の自由を奪って依存して来たと言って、「(祥吾と)貴方は違います!」と柚留木から強く否定されていたけど、ずっとその事が頭に有ったらしく、だから愁人を守りながら祥吾に投げ掛けた言葉に、洸人の心の揺らぎも反映されていて、それを祥吾も感じ取ったから、そして自分を見て泣き出した息子の気持ちも感じ取ったから、殴ってでも奪い返すという気持ちは生まれなかったのだと思う。
「相手の為にと言いながら結局は自分の為に相手を縛って、家族だからって…」「本当は気付いていたんでしょ?」「楽ですよ。気付かないまま終わらせられたら。でもきっとそれじゃダメなんです」
柚留木は愛生を救い出し、匿名で警察に通報をして祥吾は逮捕され、愛生母子を含む小森家の安心安全生活は始まったけど、洸人の心の揺らぎは治まらず…家出?
本当の家族再生を描いてから終わらせるみたいで、最終回も楽しみ。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=泉正英
- << 56 【2024秋ドラマ】 「ライオンの隠れ家」全11話終了。 【僕たちの新しい始まり】 大学の在学中に突然両親が亡くなり、自閉スペクトラム症の弟が一人残されて、兄弟二人だけで暮らす事を余儀なくされた兄の洸人は本当に大変だったと思う。 みっくんは決まりを守って生活する事が第一で、それが崩れるとパニックを起こしてしまうから、みっくんが毎日穏やかにくらせる様にする事だけを考えて洸人は生きて来た。 でも突然現れた6才の愁人(愛称ライオン)に兄弟の生活リズムは乱され、みっくんは何度もパニックを起こしていたけど、小さなライオンは守ってあげなくてはという自覚が芽生えたからなのか、いつの間にかライオンが隣に寝ても大丈夫になり、激しいパニックも起こさなくなっていた。 洸人はそれに気付いた時に、ひたすら規則正しく凪の様な生活をして来た事が、みっくんの為ではなく自分が楽だからだったのではと思い至り、このままこの家で4人で暮らす事が正解なのか、自分の時間が持てるからって、自分は一体何をやりたいのか等々、一人になって考える時間が洸人には必要だった。 そして洸人は大学に入り直し一人暮らし、みっくんは自分でグループホームに入ると言い、愛生母子はこの家に残ると決めた。 4人は“ライオンのプライドの仲間”、そう捉えればプライドはいつでもそこにあるという結論、素敵だった。 脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
>> 48
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」7話迄終了。
【消えない火】
史実として自然発火→爆発的火災→炭鉱長が水没を決断…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」8話迄終了。
【ダイヤモンド】
誠が島の医者では分からない病気に罹り、亡くなった進平に代わり鉄平がリナに付き添い長崎の病院に連れて行く。健康保険証が必要で(島の病院は会社の物なので無料だった!)、ここで初めてリナは未入籍で誠は無戸籍という衝撃の事実を知った鉄平。
直ぐに荒木誠として出生届を出した鉄平。という事は、自分の子供として…だよね。リナは自分の戸籍を動かせない事情は話したのだろうし、そうなれば自分しかいない。
で、あのリナが小舟で逃げたシーンで、舟を漕いでいたのは鉄平だった。ヤクザが島に来たからなのかな?そして鉄平は二度と戻らなかった、それは何故?
鉄平と朝子が何故結ばれなかったのか、そのきっかけが誠の病気だったとは。優しい鉄平ならああいう選択をするのだろうなって、まあまあ理解出来るギリギリの線を突いて来たな。
鉄平の日記に書かれたあの時代の人々の真っ当な生き方と、理念が子供に引き継げないのなら、引き継げる企業に会社は売ってしまうという決断をしたいづみの潔さに感化されたらしい玲央が、“これからは笑って生きたいから”と、ミカエルに風俗に売られたアリサを助けて警察に駆け込むという大胆な行動を見せた。
初めて現代パートに少しは意味が見出だせたけど…。私はまだ“現代”は要らなかった派だな。
脚本=野木亜紀子 演出=府川亮介
- << 57 【2024秋ドラマ】 「海に眠るダイヤモンド」全9話終了。 【あの夜/記憶は眠る】 初回の次の週が総選挙で放送休止、その関係で9、10話合わせて第9話として最終回にした。(配信は9、10話分離のディレクターズカット版) 【あの夜】では文字通り、約束したのに朝子がいくら待っても鉄平は来なかった、それっきり島には戻らなかった鉄平に一体何が有ったのか、“リナと駆け落ち”の真相、澤田の素性(実は誠)等が描かれ、【記憶は眠る】では鉄平の逃亡生活、端島閉山、朝子と玲央の端島上陸、その後、鉄平が最後に暮らした家を二人で訪ねた事等が描かれた。 前回、誠は鉄平の子として届けたのかと思っていたら、戸籍上はまだ生きていた義姉と亡くなった進平の子として届けていたのね。誠を小鉄の兄に誘拐されて取り戻し、その後のリナ母子を守る為に、小鉄を殺したのは自分だと告げて、一人全国を逃げ回っていた、朝子を守る為にも関係を断ち切るしかなかった。 一生独身だった鉄平の、端島を望む終の棲家の庭には一面のコスモスが咲き乱れ、あれで朝子の気持ちも救われたのではと思えた。 鉄平と玲央がそっくりというのは、年老いた朝子の脳内だけの話で、血縁は無かったという考察潰しには笑ったな。 現代部分をもっと削ぎ落とせば、さらなる傑作になったのではと、そこだけはちょっと残念かな。 脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子、福田亮介
>> 32
【2024秋ドラマ】
「嘘解きレトリック」6話迄終了。
【少女探偵団結成!手鏡に隠された秘密とは…?!】
嘘にも色々な嘘がある…
【2024秋ドラマ】
「嘘解きレトリック」全11話終了。
【私もここに住みます!大波乱を呼ぶ謎の美女】
人は様々な嘘を付く。その嘘にも色々な心情が含まれている事を、左右馬の助手として人の嘘を聞き分けている内に知る事になる鹿乃子。
奉公先のお嬢様だけど親友で、大好きな人が結婚する事を素直に祝福出来ない蘭子(加藤小夏)は、おめでとうと嘘を付くのが苦しくて家出をして来た。
蘭子に、家に帰ってずっと嘘を付き続ける事を勧める左右馬が言う。
「何もかも思い通りになるなら、誰も嘘なんて付かない」
「ただ事実ではないというだけでなく、嘘には付く人の願望が有る、欲が有る、願いが有る」
その言葉が腑に落ちた蘭子は、上手く嘘を付き続けると決める。
原作の台詞なのかは知らないけど、確かにそうだなと私も腑に落ちた。
蘭子に、先生が誰かと結婚しても側に居るのかといたずらっぽく聞かれた鹿乃子は、私は先生の助手ですからと答えるのだが、それが嘘だと自分で気付く。鹿乃子、淡い恋心を自覚!でもそれだけ。そこが良い。
昭和初期設定の作り込みと、ほんわかした主人公二人に惹かれ、事件やミステリーもどことなくほんわかしていて観ていて疲れない、楽しいドラマだった。
左右馬の過去とか家族とかは一切出なかったので、続編でやってくれたら嬉しいな。
脚本=村田こけし 演出=永山耕三
>> 50
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」9話迄終了。
【最重要神、命の危機!救世主は荒ぶる神スサノオ】
2週間待たされて楽し…
【2024秋ドラマ】
「全領域異常解決室」全10話終了。
【その答えは、神のみぞ知る―悠久の時を超えた絆】
前回が少々期待外れだったので、最終回がどうなるのか心配だったのだが、ストーリーと演出、演技で“これぞ全決の世界観”というのをきっちりと魅せてくれて、納得、満足の最終回だった。
寿はヒルコに会った事が無く、最初の接触は電話だった(それが本当にヒルコだったのかは不明)というのが、IT長者相手にしてはアナログだなとは思ったけど、言葉だけで寿を信者にしてしまうのだから凄腕。
そしてヒルコの本命だと思っていた直毘は、ヒルコを名乗りはしたが、人間として唯一事戸渡しを修得した役小角が、人魚の肉を食べ生き長らえていたのだと興玉が指摘し、直毘もそれを認める。変わり果てた人間の姿に絶望し、そろそろ寿命が尽きそうなので、死ぬ前に神と人間の総入れ替え=修理固成を達成するのが目的だったと。
事戸渡しの他に呪苻と神器という便利な物も操っていたので、如何にも神様っぽかったけど。
神様のヒルコは別に存在しているのかは不明のままで終了した。
二宮は一応ヒルコを匂わせて病院から逃亡。
興玉は雨野に事戸を渡したけど、人差し指だけ浮かせていたので、多分雨野は全決の記憶を持ったままでいる。
溝端淳平が京都室長として新たに登場。
なのでこの続きは多分有ると思う。期待して待とう!
脚本=黒岩勉 演出=石川淳一
>> 52
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」10話迄終了。
【最大の嵐…愛の掛け違い】
樺島(会社の部下だとばかり思っていたら、…
【2024秋ドラマ】
「ライオンの隠れ家」全11話終了。
【僕たちの新しい始まり】
大学の在学中に突然両親が亡くなり、自閉スペクトラム症の弟が一人残されて、兄弟二人だけで暮らす事を余儀なくされた兄の洸人は本当に大変だったと思う。
みっくんは決まりを守って生活する事が第一で、それが崩れるとパニックを起こしてしまうから、みっくんが毎日穏やかにくらせる様にする事だけを考えて洸人は生きて来た。
でも突然現れた6才の愁人(愛称ライオン)に兄弟の生活リズムは乱され、みっくんは何度もパニックを起こしていたけど、小さなライオンは守ってあげなくてはという自覚が芽生えたからなのか、いつの間にかライオンが隣に寝ても大丈夫になり、激しいパニックも起こさなくなっていた。
洸人はそれに気付いた時に、ひたすら規則正しく凪の様な生活をして来た事が、みっくんの為ではなく自分が楽だからだったのではと思い至り、このままこの家で4人で暮らす事が正解なのか、自分の時間が持てるからって、自分は一体何をやりたいのか等々、一人になって考える時間が洸人には必要だった。
そして洸人は大学に入り直し一人暮らし、みっくんは自分でグループホームに入ると言い、愛生母子はこの家に残ると決めた。
4人は“ライオンのプライドの仲間”、そう捉えればプライドはいつでもそこにあるという結論、素敵だった。
脚本=徳尾浩司、一戸慶乃 演出=坪井敏雄
>> 53
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」8話迄終了。
【ダイヤモンド】
誠が島の医者では分からない病気に罹り、亡くなった…
【2024秋ドラマ】
「海に眠るダイヤモンド」全9話終了。
【あの夜/記憶は眠る】
初回の次の週が総選挙で放送休止、その関係で9、10話合わせて第9話として最終回にした。(配信は9、10話分離のディレクターズカット版)
【あの夜】では文字通り、約束したのに朝子がいくら待っても鉄平は来なかった、それっきり島には戻らなかった鉄平に一体何が有ったのか、“リナと駆け落ち”の真相、澤田の素性(実は誠)等が描かれ、【記憶は眠る】では鉄平の逃亡生活、端島閉山、朝子と玲央の端島上陸、その後、鉄平が最後に暮らした家を二人で訪ねた事等が描かれた。
前回、誠は鉄平の子として届けたのかと思っていたら、戸籍上はまだ生きていた義姉と亡くなった進平の子として届けていたのね。誠を小鉄の兄に誘拐されて取り戻し、その後のリナ母子を守る為に、小鉄を殺したのは自分だと告げて、一人全国を逃げ回っていた、朝子を守る為にも関係を断ち切るしかなかった。
一生独身だった鉄平の、端島を望む終の棲家の庭には一面のコスモスが咲き乱れ、あれで朝子の気持ちも救われたのではと思えた。
鉄平と玲央がそっくりというのは、年老いた朝子の脳内だけの話で、血縁は無かったという考察潰しには笑ったな。
現代部分をもっと削ぎ落とせば、さらなる傑作になったのではと、そこだけはちょっと残念かな。
脚本=野木亜紀子 演出=塚原あゆ子、福田亮介
「2024秋ドラマのまとめ①」
1位「海に眠るダイヤモンド」(TBS)
現代の描き方には一部不満が有ったので、傑作とまでは言い切れないのだが、端島の炭鉱の活況から閉山一斉離島迄の、人々の生活をリアルに描いた過去部分と、“鉄平の生き方に感化されて生き直しを決めた現代の玲央”とのシンクロ部分はとても良かったので1位にした。
2位「宙わたる教室」(NHK)
原作未読なので、どの程度脚色をして仕上げたのかは分からないのだが、とにかくそれぞれの人物設定が上手かったし、たとえ落ちこぼれても、教師や仲間との良い巡り合わせが有れば、能力を伸ばし本来持つ力を発揮する事か可能なのだというテーマも、分かりやすくて良かった。
3位「ライオンの隠れ家」(TBS)
本筋は家族がテーマのヒューマンドラマなのだが、それを全面に出すだけだとフックが足りないと考えて、途中迄はサスペンス仕立てにしたのかなと思うし、それはそれで面白かったけど、突き動かされたのは、甥っ子が混ざる事で変化して行く小森兄弟の姿だった。
【他にハマったドラマ】
「全領域異常解決室」(フジテレビ)
「嘘解きレトリック」(フジテレビ)
【今期の演技MIP】
「ライオンの隠れ家」で自閉スペクトラム症の青年を演じた坂東龍汰。台詞や表情は勿論、手足の指の独特な動き迄加えたそのリアルな表現力に脱帽。
※放送局は私が関東地区で視聴した局名を記載
「2024秋ドラマのまとめ②」
「嘘解きレトリック」(フジ)
昭和初期設定と主人公二人のほんわか設定が効いていて、ギスギスさが無く観やすくてとても癒やされた。続編希望。
「モンスター」(フジ/カンテレ制作)
初回の心理カウンセラーはモンスターだと思ったけど、それ以外は神波父娘も含めてモンスターとは思えず、タイトルと中身が乖離していたなと。最終回の説教台詞も私は苦手。
「オクラ迷宮入り事件捜査」(フジ)
風呂敷を広げ過ぎて脚本家が上手く回収出来ず、どんどんつまらなくなって行った印象。
「スノードロップの初恋」(フジ/カンテレ制作)
そうなるのだろうなという終わり方で、取り立てて書く事も無いけど離脱する程の駄作でも無かったという印象。
「全領域異常解決室」(フジ)
興玉の「僕も神です」実は皆神だった!で沸いたなあ。構成の巧みさが見事だった。一度のリアタイでは分かり難い所が若干難点だったかな。続編希望。
「ザ・トラベルナース」(テレ朝)
面白さは有ったけどSeason1のフォーマットが好きだったので、余計な枝葉は増やさないで欲しかったかなあ。院長の設定は滑ってたよね。
「オクトー~感情捜査官心野朱梨~」(日テレ/ytv制作)
物の残留感情が読める人物をタイ人にした意味が不明。風早が罪を被った事といい、要らぬ設定ばかりでSeason1に比べるとかなり格落ちした印象。
「2024秋ドラマのまとめ②」の続き
「放課後カルテ」(日テレ)
全て学校内の話として起承転結した第8話(場面緘黙症の1年生児童の話)が一番良かった。合唱でまだ声は出せないけど「イヤーッ」の所で手を挙げられた時は涙腺崩壊した。ドラマの企画としては合格点。
「3000万」(NHK)
4人の脚本家が練り上げた設定と展開は面白かったのだけど、主人公夫婦の自らドツボにはまりに行くスタイルが原因のハラハラ・ドキドキが多過ぎて、観ていて辛くなる部分が多々有り、そこが少々難点だったかな。役者陣は素晴らしかった。
「離婚後夜」(テレ朝/ABC制作)
起承転結の“起承”迄はスムーズな流れで良かったのだけど、“転”の部分の作り方が若干態とらしさが勝ってしまった為、そこから“結”に掛けても盛り上がらずに終わってしまい、残念だった。
「マイダイアリー」(テレ朝/ABC)
清原果耶に当て書きした様な主人公と、大学の仲間5人による群像劇。ヒーリングドラマ…ではなかったよね。深夜の30分ドラマ向きだったかも。
※秋ドラマは計14本を全話視聴した。
初回を視聴したドラマは25本で、その内、途中離脱はGP帯が6本、深夜帯が5本だった。
※()内の局名2つは、(視聴局/制作局)を表示
【2025冬ドラマ①】
(月曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※最初から観ないと決めた作品は省略
月〜木(深夜迄)
「119エマージェンシーコール」無し/橋本夏/水田成英/清野菜名 △←内容不安
「秘密~THE TOP SECRET」漫画/佐藤嗣麻子/松本佳奈/板垣李光人、中島裕翔 △
「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」無し/高橋悠也←不安/佐藤祐市/波瑠 △
「東京サラダボウル」漫画/金沢知樹/津田温子/奈緒、松田龍平 ◯
「まどか26歳、研修医やってます!」漫画/前川洋一/井村太一/芳根京子 △
★「アリスさんちの囲炉裏端」漫画/今西祐子/篠原哲雄/馬場ふみか △
「問題物件」小説/松田裕子/紙谷楓/上川隆也 ◯
★「五十嵐夫妻は偽装他人」漫画/土城温美/池田千尋/新川優愛、塩野瑛久 △
★「晩餐ブルース」無し/山西竜也/こささりょうま/井之脇海、金子大地 △
「プライベートバンカー」無し/小峯裕之/西浦正記/唐沢寿明 ◯
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」無し/政池洋佑/及川拓郎/香取慎吾 △←内容不安
★「未恋~かくれぼっちたち~」無し/吉田ウーロン太/木村淳/伊藤健太郎 △←内容不安
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
②に続く
【2025秋ドラマ②】
(金曜から曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断 ※最初から観ないと決めた作品は省略
金〜日
「法廷のドラゴン」無し/戸田山雅司/堀江貴大/上白石萌音 △
「クジャクのダンス、誰が見た?」漫画/金沢知樹/田中健太/広瀬すず △
★「家政婦クロミは腐った家族を許さない」漫画/本山久美子/湯浅弘章/関水渚 △
「相続探偵」漫画/西荻弓絵/菅原伸太郎/赤楚衛二 △
★「ホンノウスイッチ」漫画/泉澤陽子/髙橋洋人/宮近海斗、葵わかな △
★「トーキョーカモフラージュアワー」漫画/ヒコロヒー←不安/吉川鮎太/松倉海斗 △
「御上先生」無し/詩森ろば/宮崎陽平/松坂桃李 ◯
「フォレスト」原案有り/山岡潤平/高橋明広/比嘉愛未、岩田剛典 △←内容不安
「ホットスポット」無し/バカリズム/水野格/市川実日子 ◯
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2025冬シーズン枠外ドラマ】
(曜日順)タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
○多分全話観る △初回を観て判断
㈫「家政夫のミタゾノ7」無し/八津弘幸/片山修/松岡昌宏 ◯
㈬★「物産展の女」小説/石井聡一/石井聡一/平祐奈、山口紗弥加 △ (全2話)
㈭「ふたりソロキャンプ」漫画/北川亜矢子/二宮崇/森崎ウィン △ (東京MX・ドラマニア枠)
㈭★「週末旅の極意2」無し/いとう菜のは/青木達也/石田ひかり ◯ (全8話)今回は家族旅の話
㈮★「風のふく島」無し/オムニバスドラマ ◯ ※「姪のメイ」の流れを汲むドラマ
㈯「リラの花咲くけものみち」小説/水橋文美江/谷口正晃/山田杏奈 ◯ (全3話)
㈯★「最高のオバハン中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」小説/西荻弓絵/渋谷未来/大地真央 △←初回のみの視聴になる可能性大
㈯★「それでも俺は妻としたい」原作小説、脚本、演出/足立紳/風間俊介、MEGUMI △ (BSテレ東・真夜中ドラマ枠) ※TVer見逃し配信有り
★印は23時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
【2025冬ドラマ】
「東京サラダボウル」(NHKEP,NHK)出演=奈緒、松田龍平、中村蒼、三上博史 他
黒丸の漫画原作。《ドラマ10・45分枠》(全9話予定)
【サソリと水餃子】
公式サイトによると『ミドリ髪の国際捜査の警察官&ワケありの通訳人のコンビが、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾っていく』話で、影でレタス頭と呼ばれている主人公の東新宿署鴻田刑事(奈緒)が、バディにと目を付けた元刑事で、現警視庁通訳センター中国語通訳人の有木野(松田)と、言葉の壁で後回しにされがちな助けを必要とする外国人に寄り添い、事件や問題を解決して行く…という事なのかなと。
事前に情報を入れないで観たので、当初はレタス頭でゲテモノ食いをする奈緒に違和感しかなく、何でこんな演出?と思ったら、後から知ったのだけど原作漫画に忠実なだけだった。でも何も分からない状態であのビジュとゲテモノはキツかったな。
鴻田「東京は人種のサラダボウルだよ。人種が溶け合うるつぼじゃなくて、色々違う人達がそのまま存在してるサラダボウル」
なるほどね。それを主張する為のレタス頭なのかはまだ不明だけど。
ごちそうすると言ってゲテモノだけ注文して食べ始める鴻田に対し、何も言わず静かに水餃子を注文して食べる有木野、この対比が効いてたし、良いバディになりそうな雰囲気も漂う初回だった。
脚本=金沢知樹 演出=津田温子
【2025冬ドラマ】
「アリスさんちの囲炉裏端」(製作委員会)出演=馬場ふみか、佐藤瑠雅、加藤雅也 他
キナミブンタの漫画原作。《BS-TBS火曜ドラマ9・30分枠》※テレビ神奈川で視聴
【囲炉裏端とサンドイッチ】
これは“癒やし系古民家田舎暮らし囲炉裏端で飯テロドラマ”という事でいいのかな?
都会者が観たら多分憧れて癒やされる設定だ。
主人公のアリス(馬場)は東京に出てから10年を経て、祖母の死をきっかけにUターンした設定で、子供時代の祖母との暮らしが有っての今だから、あれだけスムーズに事が運ぶのよね。
このドラマは田舎暮らしのリアルを描きたい訳ではないみたいなので、こういう設定がベストなのかも。
囲炉裏で焼いた厚焼きベーコンを、同じく軽く焼いたバケットに野菜と挟み、タルタルソースを掛けたサンドイッチの美味しそうなことよ!毎回飯テロ攻撃を受けそうだな。
一つだけ不満は、相手役の佐藤くんが全く16才の晴海には見えない事。実年齢が馬場さん29才、佐藤くん23才の6才差なのだけど、馬場さんがもっと若く見えて、佐藤くんが落ち着き過ぎてるから3才差位にしか見えず、高校生の晴海が、幼なじみで10才以上年上のアリスに恋心を抱いて行くというコンセプトには、合わないのではないかなと少し心配。
脚本=今西祐子 演出=篠原哲雄
【2025冬ドラマ】
「プライベートバンカー」(EX)出演=唐沢寿明、鈴木保奈美、上杉柊平、夏木マリ、橋爪功 他
オリジナル作品。《木曜ドラマ・54分枠》※初回は6分拡大
【これは実在する仕事です】
主人公の庵野は資産管理だけでなく、生活や仕事の困りごと等、顧客の依頼には全て応えるとの事で、ファイナンシャルプランナー+秘書+弁護士+税理士みたいな役割りを担う、相当な切れ者なんだろうなと勝手に想像していたのだが…。
確かに知識も有るし弁も立つのだけど、今回投資詐欺を仕掛けて来た宇佐美(要潤)も東堂(袴田吉彦)も抜けてて、端から庵野の敵にはなれない様な軽い男達という、コメディ寄りの描き方だったので、庵野の凄味みたいなものが感じられず残念だったし、このドラマをどう捉えて観て行ったら良いのかも少し迷ってしまう。
で、資産家を渡り歩いて行く話なのかと思っていたら、クセ強めの天宮寺家の御家騒動がメインになるみたいで、それだとちょっと食指が動かないんだけど…。
思ってたのとだいぶ違うので、様子見はするけどもしかしたら離脱も有り得るかも。
脚本=小峯裕之 演出=西浦正記
【2025冬ドラマ】
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」(CX)出演=香取慎吾、志尊淳、冨永愛、安田顕 他
オリジナル作品。《木曜劇場・54分枠》※初回は15分拡大
区議に立候補する為のイメージアップ作戦の一環で、亡くなった妹の家族を呼び寄せて同居し、義弟の正助(志尊)と一緒に彼の子供二人を育て、生活者目線を持っている事をアピールしようと目論んでいる主人公の一平(香取)。これだけだと相当嫌なヤツに映るけど、実際の生活では慣れない家事や子供の世話に彼なりに頑張って取り組んでいて、全然最低男では無かったし、保育園児の下の男の子(朝陽=千葉総二朗)に、努力せずに逃げる事は許さないという厳しさも見せたけど、子供は一平に懐き始めていて、それが最低男ではない何よりの証拠。
頭からあまり説明が無いまま話が進んでいたので、若干戸惑いながら観ていたのだけど、途中からある程度の説明は入って、言わんとする事は大体分かったし、何より主人公がタイトルに反して根は良いヤツそうなので、そこは安心して観られそう。
後は小生意気な上の女の子(ひまり=増田梨沙)が、なるべく早めに主人公の軍門に下る事を望む。
脚本=政池洋佑 演出=及川拓郎
【2025冬ドラマ】
「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(TX,テレパック,製作委員会)出演=関水渚、高橋光臣、阿久津仁愛、大熊杏優、藤原紀香 他
きづきあきら、サトウナンキの漫画原作。《ドラマ24・30分枠》
【理想の家族のため…醜い害虫は駆除!!】
灰原家は妻の翠(紀香)が起業した美容機器メーカーの社長、夫の蒼太(高橋)は名ばかり役員、長男の千翠(阿久津)は高校生、長女の緋莉(大熊)は中2で引きこもりという4人家族。その豪邸に3ヶ月前、家政婦の黒見(関水)がやって来た。
翠は家事は苦手でリビングが荷物とゴミの山、黒見に見られて恥じるのだが、黒見は「奥様が仕事に専念出来る様に家事を担当するのが家政婦、私に対して恥じたりしないで下さい」これですっかり翠の心を掴んだ黒見は、家政婦としての仕事振りも完璧で、翠からの信用も得てしまう。
ここからがちょっと怖くて、翠の親友でビジネスパートナーの真希子(しゅはまはるみ)が横領している事を黒見が指摘(何故知ってる?そして家政婦がそんな事迄知ってる事に、何故翠は疑問を持たない?)すると、真希子は翠の致命的?な秘密の暴露を仄めかし、その後、黒見に呼び出された真希子は橋の上から川に突き落とされてしまう。
って事は、3ヶ月後、灰原一家を殺したのも黒見なの?怖っ!
黒見と翠のそれぞれの秘密が気になる。
脚本=本山久美子 演出=湯浅弘章
【2025冬ドラマ】
「フォレスト」(ABC)出演=比嘉愛未、岩田剛典、ファーストサマーウイカ、水野美紀、堀部圭亮、黒沢あすか、松田美由紀 他
原案:龍居由佳里。《日曜10時のドラマ・54分枠》
【人は、嘘をつく】
公式サイトの惹句は『愛と嘘が絡み合う究極のラブサスペンス』で、真実が明らかになった時に、主人公達は人間不信の森(フォレスト)に迷い込んで行く…というドラマらしく、暗そうだし、出演者にこれと言って観たい人も居ないので、最初からパスするか迷ったのだが、脚本家の龍居由佳里さんが原案を出し、脚本自体は別の人が書くという変則チームライティングみたいな形に少し興味が有ったので観てみた。
主人公・楓(比嘉)の母親・鈴子(松田)のキャラが威圧的独善的で、子供の時から娘の自由を一切許さなかったという設定で、楓は苦しんだ末に家を出て母子関係を断ち切った。そんな中、純(岩田)と知り合い←かなりのわざとらしいシチュエーションだった→1年前から同棲中。少なくとも楓は幸せを感じていた。それを母親が、満を持して壊しに掛かる。
純にも隠し事が有って、こっちの嘘はどうやら鈴子への復讐絡みの様な…。
鈴子の役がもっと上手い役者だったら観るのが辛くなりそうなんだけど、松田さんなんで逆に客観的に観れそうで助かる(オイオイ)
取り敢えず少し様子見してみる。
脚本=山岡潤平 演出=高橋朋広
【2025冬ドラマ】
「ホットスポット」(NTV)出演=市川実日子、角田晃広、鈴木杏、平岩紙、夏帆、田中直樹、小日向文世 他
オリジナル作品。《日曜ドラマ・55分枠》
【未知との日常】←視聴後にこのサブタイトルを改めて見て、秀逸だなと感心してワロタ。
公式サイトが謳う『地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー』とは何ぞやと思いながらも、バカリ脚本だし、地味目だけど上手い役者ばかりを揃えているのを見て、多分間違い無いだろうと予想しながらの視聴。
地元系エイリアンとは、地元の富士浅田市で生まれ育った、宇宙人の父と日本人の母を持つハーフエイリアンだけど、見た目は普通のおじさんのホテルマン高橋(角田)の事だった。
同僚の遠藤清美(市川)が自転車でよろけてトラックに轢かれる寸前に、自転車ごと持ち上げて飛んで助けた事で、その能力に疑問を持った清美から問われた高橋は、誰にも言わないでと念押しした上で、自分は宇宙人なんだと告白する(誰かに喋りたかった雰囲気もダダ漏れでw)。
清美はそれを幼なじみの二人(みなぷー=平岩、はっち=鈴木)に即話し、「会いたい」からの顔合わせ。ここまでの、言葉は控え目ながらもちょいちょい要求が図々しくなる清美に笑ったし、言われるままに控え目な能力を3人に見せる高橋にも笑った。
計算し尽くされた脚本なので安心して観られそう。
脚本=バカリズム 演出=水野格
【2025冬ドラマ】
「119エマージェンシーコール」(CX)出演=清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、中村ゆり、佐藤浩市 他
オリジナル作品。《月9・54分枠》※初回30分拡大※途中地震に関する報道特別番組の為突然中断し、その後突然再開して全編放送は果たした。
【緊急通報指令!声で命をつなぐヒーロー達】
119通報を受けてそれぞれの担当に出動要請をする指令管制員の話という事で、当然指令室や消防局内だけの話では動きも少ないし、尺も持たないだろうからどうするのかなと思っていたら、新人管制員の主人公・粕原(清野)は、仕事終わりや休日に自分が通報を受けた現場に行き、現場を確認しながら通報の記憶とすり合わせをして、脳内妄想反省会をする、それを映像として見せるという形を取って来た。行くのは勝手だけど、鎮火後の火災現場や、店舗の部外者立入禁止場所に無断で進入するのは許されないし、指導員に注意されると「そんなに駄目なんですか?」って、そりゃ勝手に中に入るのは駄目でしょ。
何かアンサングシンデレラの石原さとみを思い出す、同僚にとっては暑苦しい存在の主人公。
それプラス、“良過ぎる聴力”の持ち主で、通報のバックの音も聞き漏らさないという、超管制員向きの設定。
初回は主人公に共感出来なかったけど…、作り自体は至って真面目なので、まあ様子見かな。
脚本=橋本夏 演出=水田成英
【2025冬ドラマ】
「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS,TBSスパークル)出演=芳根京子、鈴木伸之、高橋ひかる、大西流星、吉村界人、小西桜子、奥田瑛二 他
水谷緑の漫画原作。《火曜ドラマ・57分枠》
【研修医はお客様?!イマドキ研修医の第一歩】
お約束なのかもしれないけど、1年目研修医の無知やヤラカシを強調し過ぎた導入部にはシラケたし、そういうテイストのドラマにするなら次はパスかなあと思いながら観ていたのだが、中盤からラストに掛けての主人公まどかの自覚無きミス、そのカバーに奮闘する先輩医師達、その後のコード・ブルーで先着してしまったが為に、患者を蘇生する事になったまどかが、先輩到着迄何とか命を繋ぐ流れと、そこで見せる芳根さんの戸惑い演技や泣き演技は良かったので、取り敢えず様子見をしようかなと。
他に良かった点は、指導医菅野(鈴木)を始めとした先輩医師達に、何だコイツみたいな、こういうドラマに有りがちな嫌なヤツが居なくて観やすい事。
逆にちょっとこれはと思ったのは、とにかく登場人物が多過ぎる事。新人研修医仲間だけでも5人もいるのに、研修医の先輩と専攻医、指導医に各部の専門医…もう落ち着かないったら。
脚本=前川洋一 演出=井村太一
※今回、脚本協力で4人の脚本家もクレジット。公式サイトには脚本としても載っているので、これも今流行りのチームライティングなのかな
【2025冬ドラマ】
「問題物件」(CX)出演=上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 他
大倉崇裕の小説原作。《水10・54分枠》※初回は15分拡大
【奇妙な不動産ミステリー!借りたら必ず死ぬ部屋】
リアタイ視聴していたのだけど途中で寝落ち。翌日録画で再視聴。
15分も拡大するから中身が間延びするんだよね。
若宮(内田)のポエマータイムは全カットして、犬頭(上川)と若宮の無駄話も整理すれば、通常枠で十分行けた筈。
初回は、不動産ミステリー以外の部分は、“犬頭ってもしかして犬太(室長の愛犬)の化身なの?”だけに絞った方が散漫な印象にならずに済んだのではと思う。
情報を入れずに観たので、思っていたのとは全然違う内容でびっくりしたし、寝落ちする位テンポも悪かったので離脱も過ったのだが、室長(宮世)の愛犬が可愛くて、中々の名演技もするので、もう少し様子見をしてみようかなと。犬頭の正体も気になるし。
通常枠になってもテンポが悪いと感じたら、離脱の可能性もあるけど。
脚本=松田裕子 演出=紙谷楓
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」2話迄終了。
【始末書とネームタグ】今回はゲテモノ食いは一切無しで一安心。
有木野がシェンに話す形で、取り調べ通訳人が行う逐次通訳の特徴等の説明が有って、全ての言葉を一言一句全部訳すとか、なるほどなと納得。
後先考えずに単独行動をしてしまう鴻田。有木野が助けに来なければ殺されてたかもで、少しはおとなしくなるのかね。
脚本=金沢知樹 演出=津田温子
「プライベートバンカー」2話迄終了。
【殺人犯を暴き…7032億を守れ!】天宮寺家の醜い後継者&相続争いになるなら嫌だなと思っていたら…。中身は確かにそうなんだけど、絶妙なコメディタッチで描かれているので、これなら行けるかなと。長男は一応知識も有って色々策を弄してはいたけど、所詮庵野の敵ではなく、夫婦揃って庵野の掌で転がされていてスカッとしたし笑ってしまった。ネックは鈴木保奈美の存在よね。使い方が難しい。
脚本=小峯裕之 演出=西浦正記
「日本一の最低男」2話迄終了。
【男性カップルの危機救えるか?!】商店会長を取り込む為に、その息子(朝陽の保育園の剣聖先生)の同性婚を支援し、疎遠になっている親子の仲を一平が取り持とうとする話。古巣のテレビ局は多様性週間。一方、多様性は支持者の意見が割れるから、選挙で扱うなという黒岩代議士。政治は現実的だ。
脚本=政池洋佑 演出=及川拓郎
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「法廷のドラゴン」(TX)
惹句〔将棋✕痛快リーガルドラマ開廷!!〕
主人公(竜美=上白石萌音)が奨励会で、初の女性プロ棋士を期待されながらも挫折し、母の勧めで弁護士に転向した設定で、常に将棋脳で思考し、依頼人の裁判に臨むという話が面白そうと思って観たのだが、将棋の事はボワッとしか分からない自分からすると、将棋盤と駒の動きの映像や、専門用語のモノローグで彼女の戦略を表現されてもスッとは頭に入って来なくて、そこがネックになるという致命的な欠陥が…(あくまでも私にとってはね)。
高杉真宙、小林聡美との共演は魅力的なので様子見はしてみるけど。
脚本=戸田山雅司 演出=堀江貴大
「アンサンブル」(NTV)
惹句〔法廷から始まるリーガルラブストーリー〕
観る予定は無かったのだが、TXのリーガルドラマが微妙だったので、こっちも覗いてみたのだが、惹句にある通りラブ要素が強めで、恋愛トラブル裁判→恋の教訓→自分達の恋愛に生かす…という流れで進む話らしいのだが、初回の裁判で相手方弁護士として知り合ったばかりなのに、昔の彼との別れを引き摺る女に、男は早くもアプローチ、そこに偶然昔の彼氏も現れてって、リーガルの必要性ある?一応次も観てみるけど。
脚本=國吉咲貴、諸橋隼人、ニシオカ・ト・ニール 演出=河合勇人
※これも流行りのチームライティングなの?
【2025冬ドラマ】
「御上先生」(TBS)出演=松坂桃李、吉岡里帆、奥平大兼、蒔田彩珠、及川光博、常盤貴子、北村一輝 他
オリジナル作品。《日曜劇場・54分枠》※初回25分拡大
【destruction】
拡大版でも最後迄集中して視聴出来た。
作り手のベースに描きたい事、主張したい事がしっかりと有れば、それがドラマの推進力となり、自ずと惹き付けるものが内包されて行くのだろうなと強く感じさせてくれる初回だった。
まだ御上がどんな人物で、何故名誉職の副校長ではなく担任職を強く望んだのか、3年の担任として1年間で何を成し遂げたいのか等、明確には示されていない。
それでもこの官僚教師が生徒に投げ掛ける言葉の数々を聞いていると、只者ではない、きっと良い意味での何かをやってくれそうと思えて来る、期待してしまう、そう感じさせてくれるだけで導入部としては十分だし、自分としては期待値急上昇の初回だった。
公式サイトの惹句〔令和の18歳と共に、日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう、大逆転教育再生ストーリー〕
君達はエリートではなく上級国民予備軍と生徒を煽り、真のエリートとは自分のエゴに打ち勝ち他者の為に尽くせる、弱者に寄り添える者の事を言うと、彼らが目指すべき道を示す御上。
これからどう展開するのか楽しみ。
脚本=詩森ろば(脚本協力=畠山隼一、岡田真理) 演出=宮崎陽平
- << 85 【2025冬ドラマ】 「御上先生」2話迄終了。 【-awareness-】 初回に出た言葉「personal is political(個人的な事は政治的な事)」=個人的な問題は社会的、政治的な問題でもある…がおそらく全体を通してのテーマになるのだろうと思う。 それは逆に言えば、他人事(ひとごと)も一旦自分事として捉え考えてみるという事でもあり、各々が先ずそういう思考をする社会であれば、必然的に弱者に寄り添う事の出来る人が増えるのではないか。 初回の国家公務員採用試験会場での刺殺事件と、神崎が書いた冴島先生の不倫記事は繋がっている(バタフライエフェクト)と御上が指摘していたので、あの犯人は多分冴島の息子なのだろうとは想像していたのだが、結弦(ゆづる)という名前で娘だとは思わなかった(御上が拘置所に会いに行き、面会室に現れたのが結弦役の堀田真由という演出は中々パンチが効いていた)。 これまで記事を書いた後の事迄は考えた事も無かったという神崎は、冴島の退職は自分のせいだと考えられる様にはなったのだが、更に娘が殺人犯という事実が追い打ちをかける。 冴島はあの記事は最後の一押しになっただけと神崎に言っていた。そもそもあれって本当に不倫だったのかな。 次回は結弦が犯行に至る迄が描かれるらしい。そこで明かされるかな? 脚本=詩森ろば(脚本協力=畠山隼一、岡田真理) 演出=宮崎陽平
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「秘密~THE TOP SECRET」(カンテレ)
【死者の脳は何を語る?かつてないほど切ないバディ誕生】
原作漫画を知っている人からしたら、もしかしたらお門違いの感想になるのかもだけど、犯罪の加害者、被害者の死後、脳を特殊なMRIでスキャンして映像化し、真実を知るという設定は面白いのだけど、室長の薪を演じる板垣李光人が“頭脳明晰、記憶力と洞察力に優れた天才”には見えないのよね。ビジュアルは原作に寄せて板垣くんを選んだ様なのだが、漫画とドラマの世界観の創出は別物だと思ってるので、何か凄い無理しているみたいに映って、ドラマに入り込めなかった。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=松本佳奈
「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(CX)
【「忘れない女」瞬間記憶能力で難事件に挑む】
カメラ・アイを持ち検挙率の高い刑事・柊(波瑠)の活躍を描く話なんだけど、柊は子供時代に母親が殺されるのを目撃、カメラ・アイで全てを記憶していて、それがトラウマになっているという設定なので、とにかく主人公が暗く、犯罪者に対しては憎しみが強く暴走しがち。それはいいとして、何であんな男口調で問い詰めたり怒鳴ったりさせてるの?波瑠が設定を消化し切れていなくて、観ていて痛々しくてドラマに入り込めなかった。
脚本=高橋悠也 演出=佐藤祐市
※両作品とも次を観て離脱するか決める
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」2話迄終了。
【あなたは、誰?】純or涼介どっち問題。楓には涼介は亡くなった弟で、母親が自分を涼介と思い込んでるから合わせている(ママと呼んでる岩ちゃんが何か可愛い)と説明した純だけど、水野美紀からは何で名前を偽って…って言われていたから、純も嘘なのか?そんなに複雑では無さそうだし、登場人物が少なくて観やすいのが、今の所の良い点ね。
脚本=山岡潤平 演出=高橋明広
「ホットスポット」2話迄終了。
【しょうもないお願い】はっちの学校の体育館の天井に挟まったボールを、高橋の能力で取って欲しいという、もう便利屋の始まりみたいな扱いで、それでも格好良く取って、ついでに校庭に地上絵を描いていた愉快犯4人にボールをぶつけて倒す高橋だが、3人は待機の車の中でお喋り三昧というね。最初のボールを挟んだのは、ママさんバレーでやらかしたみなぷーで、それは墓場迄ナイショというオチまで付いて、今回はほぼコント。でも笑えた。
脚本=バカリズム 演出=水野格
「119エマージェンシーコール」2話迄終了。
【工事火災発生!命を救う現場を繋ぐ思い】お出掛けが一度だけで、初回よりは観やすくなったけど、粕原の超聴力設定はどこ行った?兼下がパウダーが有るかもと気付いてから連絡する迄の演出、何であんなにグズグズさせたの?意味不明。
脚本=橋本夏 演出=水田成英
- << 86 【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛 「フォレスト」3話迄終了。 【隠しても、消えない罪】前半は代わり映えのしない話が続いたので眠くなってしまったが、鈴子の使用人の三倉が、純のクリーニング店を物色し写真を撮り始めてから、何が起きるのかと目が覚めたのだけど、主目的は葉山に命じられた、純が脅迫状の送り主かどうかを調べる為で、それは大した話では無いのだが、3年前のホテルビュッフェで肉に毒を掛けたと思われる犯人が被っていた帽子と同じ物をがそこに有った事で、俄然純への疑惑が高まったのだが…、でも例えば三倉が誰かの指示であそこに置いてから写真を撮ったとも言える訳で。 純は26年前に涼介が失踪した現場に、関係者にしか配られていない例の頓挫した新規ホテル宣伝テレカが落ちていた事で、失踪に鈴子もしくはその関係者が絡んでいると確信し、それを調べる為に楓に近付いたらしく、もしそうなら都合の悪い誰かが純を陥れようとしている可能性も出てきたな。 脚本=山岡潤平 演出=高橋明広 「ホットスポット」3話迄終了。 【生き返る】清美達3人組の集まりに、特に用もないのに誘われたら参加する高橋。ずっと友達が居なかったからなのかなとも思ったが、もしかしたらあの3人とは気兼ねなく宇宙人の事を話せるからなのかなと。そう思うとちょっと切なかった。今回も起承転結の効いたほぼコントでワロタ。 脚本=バカリズム 演出=水野格
【2025冬ドラマ】
「晩餐ブルース」(TX,DASH,製作委員会)出演=井之脇海、金子大地、草川拓弥、穂志もえか、石田卓也 他
オリジナル作品。《水ドラ25・30分枠》
【ホロホロお肉のカレーライス】
公式サイトの惹句〔ただ晩ご飯を一緒に食べるだけの「晩餐活動=晩活」が心を癒やす!〕
飯テロドラマだと思って観始めたら…。
テレビ局のドラマデイレクターらしい優太(海くん)が、仕事に忙殺されて睡眠不足っぽくて、食事もきちんと取らずに疲れ果てて帰った部屋はゴミの山で、そのままベッドに倒れ込み仰向けに寝たら、ツーっと涙が一筋耳の方に伝うシーンを観て、胸が締め付けられた。
そこからの高校時代の友人達との再会。何かを感じたらしい料理人の耕助(大地くん)が、優太を自宅での夕食に誘い、ホロホロお肉のカレーライスを作って振る舞う。
ここでも優太は、多分久し振りにきちんと食事をして、それがとっても美味しい事に気付き、知らずに涙を流してしまう。そっとティッシュを渡し「また晩活しよう」と耕助。実は耕助も何か問題を抱えているみたいで…。
料理も凄く美味しそうで飯テロではあるけど、人間ドラマとしてもしっかりと描かれそうな感じで、脚本も良いけど演出が凄く良かったなあ。
海くん大地くんもとても良かったし、これは拾い物かも!!
脚本=山西竜也 演出=こささりょうま
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」3話迄終了。
【赤ちゃんとバインミー(前編)】前回予告の段階で(前編)表示をしてくれる親切さ。でも全然中弛みなんかなくて、日本人と帰化中国人夫妻の子供が誘拐される話なので、ずっと緊張感を持って観てた。鴻田は別件でドラッグストアに潜入捜査をしていて、オムツを探してた片言の外国人男性が、子供の月齢を言えなくて「お尻がこのくらい」ってジェスチャーをした時に、鴻田は何で何も疑問を持たなかったのかな。そこだけうん?って思ったけど、この後どうなるのか楽しみ。
脚本=金沢知樹 演出=川井隼人
「まどか26歳、研修医やってます!」2話迄終了。
【どう働くのが正解?イマドキ研修医vs化石オヤジ】2ヶ月前は点滴の針さえ上手く刺せなかったのに、菅野の適切なサポート付きとはいえ、ヘルニアの手術を初執刀し、普通に終えてたのにはびっくりw
化石オヤジって外科医の西山の事で、前回も感じたけど、仕事には厳しいし、二言目には俺達の時代は…って言っちゃう人だけど、でも指導もフォローも的確で、有りがちな無理難題を吹っかけたりはしないのよね。だから、このドラマ良いかもって思った所はある。
脚本=船橋勧 脚本協力=松井香奈、村野玲子、原野吉弘 脚本監修=前川洋一 演出=山本剛義 ※完全にチームライティングだよね
- << 87 【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛 「東京サラダボウル」4話迄終了。 【赤ちゃんとバインミー(後編)】鴻田はオムツや離乳食を買いに来るワンに親切に接し、ワンも多分良い人認定していたと思うのだけど、それだけに鴻田が警察官と分かった時はショックだったと思う。彼はオーバーステイで、それを悪の組織に付け込まれ利用されていた。結局、頭から悪人とは決め付けない鴻田を裏切れず、ワンは俊を抱いて出頭した。 この事件のカラクリに気付き、出国空港を予想して手配を進言した有木野と、その人間性でワンの出頭に繋げた鴻田に、素直に感謝した捜一の八柳には、嫌な奴だと思っていただけにびっくり。結局彼は、有能なのに何かの為に自己犠牲で辞職した有木野が許せないだけなのか。 脚本=金沢知樹 演出=川井隼人 「まどか26歳、研修医やってます!」3話迄終了。 【初めての試練!医師が避けて通れない道--】消化器内科で担当したのは、まだ若いのにスキルス性胃癌末期の中山。手術は出来ず抗癌剤も効かず、苦しむだけの中山を緩和ケアに移す決断をする手塚。自分に出来る事は毎日顔を出し、患者の話を聞く事しかないと決めたまどか。中山はまどかに感謝して亡くなる。急にシリアスタッチ、中山を演じた小久保寿人の名演技も有って、見応えの有る一編に仕上がっていた。 脚本=前川洋一 脚本協力=村野玲子、原野吉弘、松井香奈、船橋勧 演出=井村太一
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「プライベートバンカー」3話迄終了。
【一族内で誘拐!!娘ムコ社員の逆襲】沙織(土屋アンナ)の婿の宏樹役が玉木宏でびっくり。ゲストで友情出演って有るけど誰の頼みで受けたのかな。沙織を覚醒させる為の重要な役だったけど、上手いし貫禄も有るし説得力が有って良かった。結局美琴は子供の誰かに後を継いで欲しいのかな。
MEGUMIに浮気の証拠写真を見せて、発言をけしかける庵野の姿がミタゾノみたいで笑えた。
脚本=小峯裕之 演出=西浦正記
「日本一の最低男」3話迄終了。
【不登校を利用!?姪っ子失踪で大ピンチ】不登校児には親がもっと厳しく対応しなければという、今時アウトな考えの区長に揉み手で追随したり、ラスト、自分のプロフィールの下書きに不登校児キャンプの実績を追加して、左口角を上げてニンマリする一平は最低男だったけど、でもキャンプを計画して参加者を集めて、無事に実施して児童と保護者から喜ばれていた、実行力の有る一平は全然最低では無かったなあ。
脚本=政池洋佑 演出=村上牧人
「法廷のドラゴン」2話迄終了。
【プラグを抜いて1億円賠償!?】竜美が決めた将棋の戦法とその解説だけは頭に入れて、それ以外の都度駒を動かして竜美が考える部分は流し見しておけば良い。この鑑賞方法で十分楽しめる…筈!なのでこれは継続視聴決定。
脚本=戸田山雅司 演出=堀江貴大
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS,TBSスパークル)出演=広瀬すず、松山ケンイチ、森崎ウィン、瀧内公美、成田凌、藤本隆宏、磯村勇斗 他
浅見理都の漫画原作。《金曜ドラマ・54分枠》
【最愛の父の遺した秘密-時代を超えた無上の愛が今、動き出す-】
これは面白かった。2002年の一家殺人事件については、当時担当した赤沢刑事(藤本)が主人公(心麦=広瀬)に説明するという形で台詞を利用していたけど、それ以外は普通の会話台詞や演出で、何が起きて主人公を始めとする登場人物がどう動いているのかを描き、視聴者が想像して筋読みをして楽しめる様に作られていた。
2002年の事件で死刑囚となっている遠藤(酒向)がもし冤罪で、当時彼を検挙した心麦の父・春生(リリー)が、後にそれを確信したが証明する手立てが無く、最終手段として放火を装い自死、そこで二度目の冤罪が生まれ、娘に手紙で託した指定弁護士の松風(松山)と娘が、真実に辿り着く事を期待した…という線も有るのかなと。
他に5人の冤罪候補もいたから、それがどう関わるのかにもよるけど。
心麦が一家殺人の生き残り説は、2024年のクリスマスイブの時、2002年1月生まれと思われる林川家の次女は22歳でもうすぐ23歳の筈。でも心麦は父とラーメンを食べながら21歳って言ってたのよね。
脚本=金沢知樹 演出=田中健太
- << 90 【2025冬ドラマ】 「クジャクのダンス、誰が見た?」2話迄終了。 【地獄に堕ちても知りたい秘密-死刑囚父子が掴んだ光】 遠藤父子についての“警察、マスコミ揃い踏みでの冤罪の作り方”みたいな描写が続き、22年前だと有り得たかなあと思える所が怖い。父親の力郎は自白していたのね。 息子の友哉は、父親が死刑囚と知った上司からクビにされ、その家に放火し逮捕されたが、近くの倉庫の放火もお前だろうと言われ否認し続けたが、「調書にサインさえすれば悪い様にはしない」と言われた時に、“親父はきっと罪を犯していない、ただ疲れたんだ”と気付いた。 だから今回は、容疑者の最強の防御策である黙秘を貫く事を決めたのだろう。 恐らく弟の保険金を心麦からネコババする気満々の伯母は、神井からのDNA鑑定協力依頼にホイホイ乗っかり、血縁関係無しとの結果が出た。 一家殺人の生き残りの歌ちゃんが心麦と思ってる視聴者が多そうなんだけど、私は1歳違う年齢が引っ掛かっていて…。 あと今回、心麦が父の手紙を赤沢に渡したら、妻の京子の目が異様に泳いだの、あれは何だろう。赤沢が「この世で一番許せないのは、嘘を付いて罪から逃げようとする奴だ」と吐き捨てた時も、京子の目は泳いでた。何か怪しそうな赤沢はミスリードで、京子の方が何か秘密を抱えてるのかね。 あと、神井の動きも凄く気になる。 脚本=金沢知樹 演出=田中健太
【2025冬ドラマ】〚視聴離脱したドラマ〛
タイトル/原作/脚本/演出/主演/※脚本演出は複数の場合メインのみ記載
「問題物件」小説/松田裕子/紙谷楓/上川隆也《2話で離脱》
最後に長々と犬頭のカラクリ説明。構成がつまらない。犬太の出番が減ると魅力も激減する事が分かったので、今回で離脱する。
★「五十嵐夫妻は偽装他人」漫画/土城温美/池田千尋/新川優愛、塩野瑛久《初回で離脱》
塩野くん目当てで観たけど、肝心の脚本までモダモダしてて、これは次も観る気にはなれなかった。
★「未恋~かくれぼっちたち~」無し/吉田ウーロン太/木村淳/伊藤健太郎《初回で離脱》
伊藤くん目当てで観たけど、設定も惹かれないし、脚本演出もテンポが悪いし、弓木の台詞は聞き取れないし(字幕なし放送)で、これも次も観る気にはなれなかった。
★「ホンノウスイッチ」漫画/泉澤陽子/髙橋洋人/宮近海斗、葵わかな《2話で離脱》
宮近くんとわかなさんのカップルは“画”として可愛らしくて、ホンワカとした雰囲気にも好感が持てたから次も観たのだけど、聖の元カノ楓(石川恋)の設定があからさまで、一気に観る気を失った。何であんな幼稚設定にしたの?石川恋も役を選べないのかね。
★は深夜ドラマ
【2025冬ドラマ】
「相続探偵」(NTV)出演=赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬、落合モトキ、石井正則、渋川清彦、三浦貴大、加藤雅也 他
西荻弓絵/幾田羊の漫画原作。《土ドラ9・54分枠》
【或る小説家の遺言】
公式サイトに[爽快感あふれる相続ミステリー]とあるが、あの相続調査3人組に爽快感は無かったなあ。3人とも何かキャラ付けが微妙で惹かれる部分が無かった。
それを補ってくれたのが、初回だから奮発したのか豪華なゲスト陣。特に高嶋政伸が演じた秘書の桜庭のキャラ付けが面白くて、慇懃無礼な態度→探偵に工作を暴かれて壊れる所まで、これぞ高嶋政伸の面目躍如という感じで、彼のお陰で最後迄観ていられた様な感じだった(策士の橋爪功も流石だった)。
なのでこれ、ゲストキャラの魅力がそれ程でも無い場合、ストーリーと主人公達の逆転劇だけで惹き付ける力は有るのかなって少し心配だ。
まあ様子見はしてみるけど、離脱の可能性も有りだなあ。
脚本=西荻弓絵 演出=菅原伸太郎
※様子見をした日テレ土ドラ10「アンサンブル」については、リーガルも恋愛も中途半端な上に、瀬奈の母親が何か変で、優には実母に捨てられたらしい過去が有って…とか、脚本があちこち手を伸ばして纏まらず、観ていても気持ちが乗らないので、2話で視聴離脱する。
- << 91 【2025冬ドラマ】 「相続探偵」2話迄終了。 【その女、危険につき】 まあ、事件(後妻業の女の保険金詐取目的連続殺人)の概要としては、都合が良過ぎてファンタジーなんだけど、初回よりは3人の役割分担(それぞれどういう分野の仕事が出来るのか)がクリアになって観やすくなった。 あとはやはり“命綱”であるゲストのキャスティングが今回も上手くて、宮内ひとみ(旧桜庭ななみ)は“ファンタジー後妻業の女”として存在感と説得力が有ったし(私がこれまでに観たドラマの中の桜庭ななみ史上、最も美しくて、灰江に真相を暴かれ、涙で濡れた目で彼を見詰めるシーンにはドキドキした)、生保会社社員役の矢柴俊博も、彼の持ち味であるとぼけた感じと、清濁併せ呑む感じが役にマッチしていて良かった。 灰江が借金をしていて、“名もなき毒”であっても、依頼したら用意してくれる裏稼業の男と、灰江を付け狙う週刊誌の記者も新たに登場し、益々爽快感からは遠ざかって行く様な気もしてるのだが、取り敢えず視聴継続してみようと思う。 脚本=西荻弓絵 演出=菅原伸太郎 ※様子見してた「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」柊の特性であるカメラ・アイが捜査には殆ど活かされず、母親が殺される場面の記憶にのみ集約されているのが不満。観たい役者も惹き付ける物も無いので、これにて離脱する。 脚本=高橋悠也 演出=佐藤祐市
>> 76
【2025冬ドラマ】
「御上先生」(TBS)出演=松坂桃李、吉岡里帆、奥平大兼、蒔田彩珠、及川光博、常盤貴子、北村一輝 他
オリ…
【2025冬ドラマ】
「御上先生」2話迄終了。
【-awareness-】
初回に出た言葉「personal is political(個人的な事は政治的な事)」=個人的な問題は社会的、政治的な問題でもある…がおそらく全体を通してのテーマになるのだろうと思う。
それは逆に言えば、他人事(ひとごと)も一旦自分事として捉え考えてみるという事でもあり、各々が先ずそういう思考をする社会であれば、必然的に弱者に寄り添う事の出来る人が増えるのではないか。
初回の国家公務員採用試験会場での刺殺事件と、神崎が書いた冴島先生の不倫記事は繋がっている(バタフライエフェクト)と御上が指摘していたので、あの犯人は多分冴島の息子なのだろうとは想像していたのだが、結弦(ゆづる)という名前で娘だとは思わなかった(御上が拘置所に会いに行き、面会室に現れたのが結弦役の堀田真由という演出は中々パンチが効いていた)。
これまで記事を書いた後の事迄は考えた事も無かったという神崎は、冴島の退職は自分のせいだと考えられる様にはなったのだが、更に娘が殺人犯という事実が追い打ちをかける。
冴島はあの記事は最後の一押しになっただけと神崎に言っていた。そもそもあれって本当に不倫だったのかな。
次回は結弦が犯行に至る迄が描かれるらしい。そこで明かされるかな?
脚本=詩森ろば(脚本協力=畠山隼一、岡田真理) 演出=宮崎陽平
>> 78
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」2話迄終了。
【あなたは、誰?】純or涼介どっち問題。楓には涼介は亡くなった弟…
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」3話迄終了。
【隠しても、消えない罪】前半は代わり映えのしない話が続いたので眠くなってしまったが、鈴子の使用人の三倉が、純のクリーニング店を物色し写真を撮り始めてから、何が起きるのかと目が覚めたのだけど、主目的は葉山に命じられた、純が脅迫状の送り主かどうかを調べる為で、それは大した話では無いのだが、3年前のホテルビュッフェで肉に毒を掛けたと思われる犯人が被っていた帽子と同じ物をがそこに有った事で、俄然純への疑惑が高まったのだが…、でも例えば三倉が誰かの指示であそこに置いてから写真を撮ったとも言える訳で。
純は26年前に涼介が失踪した現場に、関係者にしか配られていない例の頓挫した新規ホテル宣伝テレカが落ちていた事で、失踪に鈴子もしくはその関係者が絡んでいると確信し、それを調べる為に楓に近付いたらしく、もしそうなら都合の悪い誰かが純を陥れようとしている可能性も出てきたな。
脚本=山岡潤平 演出=高橋明広
「ホットスポット」3話迄終了。
【生き返る】清美達3人組の集まりに、特に用もないのに誘われたら参加する高橋。ずっと友達が居なかったからなのかなとも思ったが、もしかしたらあの3人とは気兼ねなく宇宙人の事を話せるからなのかなと。そう思うとちょっと切なかった。今回も起承転結の効いたほぼコントでワロタ。
脚本=バカリズム 演出=水野格
>> 80
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」3話迄終了。
【赤ちゃんとバインミー(前編)】前回予告の段階で(前編)表…
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」4話迄終了。
【赤ちゃんとバインミー(後編)】鴻田はオムツや離乳食を買いに来るワンに親切に接し、ワンも多分良い人認定していたと思うのだけど、それだけに鴻田が警察官と分かった時はショックだったと思う。彼はオーバーステイで、それを悪の組織に付け込まれ利用されていた。結局、頭から悪人とは決め付けない鴻田を裏切れず、ワンは俊を抱いて出頭した。
この事件のカラクリに気付き、出国空港を予想して手配を進言した有木野と、その人間性でワンの出頭に繋げた鴻田に、素直に感謝した捜一の八柳には、嫌な奴だと思っていただけにびっくり。結局彼は、有能なのに何かの為に自己犠牲で辞職した有木野が許せないだけなのか。
脚本=金沢知樹 演出=川井隼人
「まどか26歳、研修医やってます!」3話迄終了。
【初めての試練!医師が避けて通れない道--】消化器内科で担当したのは、まだ若いのにスキルス性胃癌末期の中山。手術は出来ず抗癌剤も効かず、苦しむだけの中山を緩和ケアに移す決断をする手塚。自分に出来る事は毎日顔を出し、患者の話を聞く事しかないと決めたまどか。中山はまどかに感謝して亡くなる。急にシリアスタッチ、中山を演じた小久保寿人の名演技も有って、見応えの有る一編に仕上がっていた。
脚本=前川洋一 脚本協力=村野玲子、原野吉弘、松井香奈、船橋勧 演出=井村太一
- << 95 【2025冬ドラマ】 「東京サラダボウル」5話迄終了。 【ティエンと進】 今回は介護施設で特定技能外国人として働くティエンに対する、日本人同僚の複雑な感情に起因する傷害事件(各人が被害届を出さなかったので、軋轢の末の揉め事)の話。技能実習生に始まり追加された特定技能制度に於いても、互いの認識・感情にズレが生じると、こういう事も(もっと酷い事も)起こり得るという事なのね。 理想に燃えて来る外国人に対し、一生懸命教えても長くても5年で帰国してしまう、例え相手が日本人でも、始めから最長5年で辞めると分かってたら、単純な作業だけで高度な技術なんて教えていられない、という言い分も分からないでもない。 そして外国人の方が優秀で、比べられた日本人が入居者から注意され続けた場合の複雑な心境ね。 鴻田「自分より下の存在ならいいけど、脅威を感じたら追い出すの?」 今井「日本人が彼らを働かせてあげてるのではない、彼らに働いて貰っているのです」 少子化の進む日本では、日本人の労働力だけではもう回っていかないのだから、まずは意識・認識を変える事、そこからですよという話だった。 知り合いの話。上の子が幼稚園に入った時は2クラスだったが、2年後の去年、下の子が入ったら1クラスしかない。 今の日本はそういう状態。 色々深く考えさせるストーリーだった。 脚本=金沢知樹 演出=水元泰嗣
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「晩餐ブルース」2話迄終了。
【かぼちゃとズッキーニのほくほくグラタン】どうやら耕助はメンタルをやられて退職し、カウンセリングを受けていて、退職を優太に言えない事を悩んでいたのだが、耕助の職場に行ってみた優太はそれを知ってしまい…。葵に何か聞いているかと言った時の葵の返事が秀逸。「本人に聞けばいいんじゃない?直接聞けないなら見守ってやりゃあいいじゃん。それが友達でしょ?」
結局次の晩活で耕助の方から伝え、「知ってた、ごめん」「何か今恥ずかしい」「俺も」で、ウマそうなグラタンを食べてこの話は解決。
優太は晩活の日は、職場でも同僚に分かる位には表情が明るくなってるし、“グラタン”から帰宅した日は部屋を片付ける気にもなっていて、こういう細かい描写を丁寧に重ねているのが本当に良い。
脚本=山西竜也 演出=こささりょうま
「プライベートバンカー」4話迄終了。
【会見をやり直し!?ドンの裏金を暴け!】
今回は“嘘が付けない”だけが取り柄で、親の金と重鎮代議士久松(堺正章)の引きで代議士になった次男の昴をピックアップ。まあ誇張はされてるけど、あれだけ中身が無くても当選の可能性を秘めてると思えてしまう日本の選挙って凄いなw
鈴木保奈美は素人代表解説要員としての配置なのだろうが、脚本演出が空回りしてて要らない雰囲気ダダ漏れ。
脚本=神田優 演出=山本大輔
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「日本一の最低男」4話迄終了。
【ひとりで生きる?家族と生きる?人生の選択】血の繫らない父親と最近同居を始めたばかりの伯父さんに、初めての生理が来た…とは中々言えないよね。都さんには言えそうだったのにタイミングが悪くて言えず、切羽詰まって万引きをしてしまったひまり。娘の一大事だというのに、引き取りに行ったのが都というのは、“正助何やってんだ?”という思いは有るけど、これでとにかくひまりは都には何でも話せそうという繋がりが出来たので、生活環境的には良かったなと。
都の口からいきなり“太陽の光は17万年前のもの”と出た時は、態とらしいなと思ったのだが、最後にそれは中学生の一平が都に言った事で、“自分らしく居られる学校や街を作りたい”と言っていた事も明かされる。なるべくしてなるのか?政治家に。
益々どこが最低男なのかって話になっているw
脚本=蛭田直美 演出=村上牧人
「法廷のドラゴン」3話迄終了。
【殺人罪vsAI将棋!?】日本の刑事裁判に於いて起訴後の有罪率は99.9%。将棋に於けるAIの勝率も99.9%。そこに風穴を開けるには?という話だったけど、警察検察の調べは結構杜撰だったw役者の好演で形にはなっていたけど。
このドラマ、竜美の両親も含めて、レギュラー5人が皆フワッとしてるのが何か心地良いのよね。
脚本=戸田山雅司 演出=片山修一
>> 82
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS,TBSスパークル)出演=広瀬すず、松山ケンイチ、森崎ウィン、瀧内公美…
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」2話迄終了。
【地獄に堕ちても知りたい秘密-死刑囚父子が掴んだ光】
遠藤父子についての“警察、マスコミ揃い踏みでの冤罪の作り方”みたいな描写が続き、22年前だと有り得たかなあと思える所が怖い。父親の力郎は自白していたのね。
息子の友哉は、父親が死刑囚と知った上司からクビにされ、その家に放火し逮捕されたが、近くの倉庫の放火もお前だろうと言われ否認し続けたが、「調書にサインさえすれば悪い様にはしない」と言われた時に、“親父はきっと罪を犯していない、ただ疲れたんだ”と気付いた。
だから今回は、容疑者の最強の防御策である黙秘を貫く事を決めたのだろう。
恐らく弟の保険金を心麦からネコババする気満々の伯母は、神井からのDNA鑑定協力依頼にホイホイ乗っかり、血縁関係無しとの結果が出た。
一家殺人の生き残りの歌ちゃんが心麦と思ってる視聴者が多そうなんだけど、私は1歳違う年齢が引っ掛かっていて…。
あと今回、心麦が父の手紙を赤沢に渡したら、妻の京子の目が異様に泳いだの、あれは何だろう。赤沢が「この世で一番許せないのは、嘘を付いて罪から逃げようとする奴だ」と吐き捨てた時も、京子の目は泳いでた。何か怪しそうな赤沢はミスリードで、京子の方が何か秘密を抱えてるのかね。
あと、神井の動きも凄く気になる。
脚本=金沢知樹 演出=田中健太
- << 98 【2025冬ドラマ】 「クジャクのダンス、誰が見た?」3話迄終了。 【逆転-溢れ出す裏切り者の欲望…私の知らない父の顔】 今回も面白かった。 DNA鑑定と、ネコババ伯母とねちっこい神井の言葉の追い打ちで、一時は父への疑問を持ってしまったものの、戸籍抄本を取りに行き、一人では怖いからと事務所で中を見たら、山下春生、静香の長女と記載されていた事(但し特別養子縁組をしたなら、その記載は可能。でも歌とするには1歳違いの年齢がネック)、そして何より拠り所である両親との思い出、母亡き後の父との思い出を信じる、父を信じると決めた心麦。心から愛されていたと思えるのは強いし、確信に繋がる。 警察はあの手紙はラーメン屋の染田が偽造したと断定し、昭和風圧迫取り調べで赤沢が追い込むが否認。でも廊下を歩く友哉を見た途端、自分が書いたと認めた。だとしたらあの300万円の出所は何処? そして手紙の存在を既に知っていた新キャラの阿南検事(瀧内公美)と、彼女と電話でやり取りをしていたカラビナ付きリュックの男(声は渋め)は、冤罪隠蔽派なのだろうか。 ラスト、川を流れて来た遺体は染田?だとしたら自白をしたのに拘留はされなかった(カラビナ男がさせなかった?)って事なのか。 今回はっきりしたのは、春生は力郎の冤罪を確信し、友哉に謝罪し神井もそれを知ってたって事だけかな。 脚本=金沢知樹 演出=青山貴洋
>> 84
【2025冬ドラマ】
「相続探偵」(NTV)出演=赤楚衛二、桜田ひより、矢本悠馬、落合モトキ、石井正則、渋川清彦、三浦貴大、加藤雅也 …
【2025冬ドラマ】
「相続探偵」2話迄終了。
【その女、危険につき】
まあ、事件(後妻業の女の保険金詐取目的連続殺人)の概要としては、都合が良過ぎてファンタジーなんだけど、初回よりは3人の役割分担(それぞれどういう分野の仕事が出来るのか)がクリアになって観やすくなった。
あとはやはり“命綱”であるゲストのキャスティングが今回も上手くて、宮内ひとみ(旧桜庭ななみ)は“ファンタジー後妻業の女”として存在感と説得力が有ったし(私がこれまでに観たドラマの中の桜庭ななみ史上、最も美しくて、灰江に真相を暴かれ、涙で濡れた目で彼を見詰めるシーンにはドキドキした)、生保会社社員役の矢柴俊博も、彼の持ち味であるとぼけた感じと、清濁併せ呑む感じが役にマッチしていて良かった。
灰江が借金をしていて、“名もなき毒”であっても、依頼したら用意してくれる裏稼業の男と、灰江を付け狙う週刊誌の記者も新たに登場し、益々爽快感からは遠ざかって行く様な気もしてるのだが、取り敢えず視聴継続してみようと思う。
脚本=西荻弓絵 演出=菅原伸太郎
※様子見してた「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」柊の特性であるカメラ・アイが捜査には殆ど活かされず、母親が殺される場面の記憶にのみ集約されているのが不満。観たい役者も惹き付ける物も無いので、これにて離脱する。
脚本=高橋悠也 演出=佐藤祐市
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「御上先生」3話迄終了。
【-beginning-】
御上に“personal is political”を教えたあの青年は、やはり御上の兄だった。亡くなったのだろうとは想像していたが、まさかの自死。それも放送室で何かを主張する放送をした直後に。生徒に呼ばれて駆け付けた御上は、衝撃のその姿を見てしまった。多分(捨て身の覚悟で)学校を改革したい御上の意識の原点は、そこに有るのだろう。
隣徳学院にFAX送信された一文。
「隣徳はくにのまほろば このくにに平川門より入りし者たち数多あり お前の不正をわたしは観ている 倭建命」
平仮名のくにが意味するのは何か。
お前とは理事長で、文科省と繋がり裏で大きな不正を働いているという事か(北村一輝と及川光博、そこに林泰文も絡んでいるなら、悪事しか思い浮かばないわ)。
そして冴島の不倫騒動にはやはり裏が有りそうで、何らかの不正を知って正そうとして嵌められた…その闇の危険性を知ったからこそ神崎に、これ以上この件に関わるなと遮断した様に見える。
ラストの槙野の墓参は、素直に受け取ればあれは亡き御上の兄が眠る御上家の墓で、槙野は改革の為に御上と裏で結託しているのかなと。
引きが強くて1時間があっという間に過ぎてしまうドラマだ。
脚本=詩森ろば 協力=畠山隼一、岡田真理 演出=宮崎陽平
- << 99 【2025冬ドラマ】 「御上先生」4話迄終了。 【-fate-】 槙野が墓参していたのは高見家の墓で、回想から想像すると高見は同僚で、入院中に窓から飛び降りて自死した。 御上の兄は命を賭して何かを訴えたが、御上が生徒に言っていた様に恐らく状況は1ミリも変わらなかった。 だから御上は状況を変えられる方法を考えて、それに、高見の死で色々考えたであろう槙野も加わっているが、絶対に塚田に悟られてはいけないので、“御上を売った人物”と御上に思われ、対立関係にあると周囲に思わせていると見た。 教科書検定の展示で、滝沢文科副大臣を怒らせた隣徳祭後、槙野が電話で御上を「人事は永田町が握ってるんだ」と叱責、御上が「それ脅し?でも生徒に手を出したら許さない」と返す、この会話を二人は態と塚田に聞かせていた様に感じたのよね。 是枝が読み解いた様に、平川門は裏口でまほろばは漢字が同じ理事長、隣徳は政治家の子供を裏口入学させ、何らかの見返りを受けている、それに御上達が鉄槌を下せるかという事なのだろう。 今回は教科書に於ける日米の違いや、日本の検定制度の是非等に時間を掛けた為、前回迄に提示されていた件については進展は殆ど無く、ただただ想像する、想像する事だけがどんどん増えて行く感じで、その構成に少々焦れったさを感じてしまう。 脚本=詩森ろば 協力=畠山隼一、岡田真理 演出=嶋田広野
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」4話迄終了。
【戻りたい、何もなかったように】篠田は純の母親の主治医でもあり、母親が呼ぶ涼介だと思っていたから、何で純という偽名を?って事だったのね(回収はしてくれたけどな〜んだって話)。焦点は涼介失踪の真相、3年前のホテルのビュッフェで菌を撒いたのは誰なのか、今回の鈴子に毒を盛ったのは誰なのか辺りに絞られるのかな?
脚本=山岡潤平 演出=松嵜由衣
「ホットスポット」4話迄終了。
【自力】今回も前回同様ほぼほぼ良く出来たコント仕様。それにしてもホテルマンとしてはポンコツで、口だけは達者な高橋に、結構有能な清美が都度イラッとしてるのには笑ってしまった。高橋も、コンビニ強盗の頭に遠距離からカラーボールをぶつけて倒した所なんか、流石宇宙人!って位カッコいいのにねw
ラストに出て来た池松壮亮と前田旺志郎は、ドラマのテイストを変える役割り?
脚本=バカリズム 演出=山田信義
「119エマージェンシーコール」3話迄終了。
【急増・外国人通報!エリート管制員の葛藤】もう粕原の超聴力は封印w。2話は兼下、3話は新島、次回は与呉を順にピックアップ。粕原の突出は控え目にして、管制室全体の話に振って来た。ドラマとしてはこっちの方が落ち着くから良い傾向。
(それにしても色々不運に見舞われて、役者やスタッフが気の毒)
脚本=橋本夏 演出=並木道子
- << 100 【2025冬ドラマ】 「フォレスト」5話迄終了。 【出会わなければ、よかったのに】 前回書いた今後の焦点3つの内、菌を撒いたのは純の母の茜と判明。 純への告白によると涼介失踪から3ヶ月後位に、突然見ず知らずの男(葉山)から大金を押し付けられて、息子の失踪の事は忘れる様に言われ、驚き悔しかったけど借金という背に腹は代えられぬ事情があり使ってしまったと。ずっと忘れずにいたあの男が、ホテルの鈴子社長と二人でテレビに出ていた事で、またあの悔しさがぶり返し、ビュッフェに菌を撒いて復讐をしてしまったと。(金を使ってしまった後ろめたさから、純を涼介と思い込んでる風を装っていただけで、正気は保っていた様子。葉山は金を渡したあの時から、多分ずっと誰かに茜を見張らせていたのだろう。今は施設の担当職員が手先) 吸入器の血は涼介の物と判明。という事は、葉山(又は鈴子)運転の車で涼介を轢き殺してしまい、鈴子の指示で遺体は何処かに遺棄した可能性が高い。 吸入器を現場で拾い、純のテーブルに置いたのは真琴で、轢き逃げ時に同乗していて口止めをされていたのではと予想。 鈴子に毒を盛ったのは、積年の恨みを持つ妹の孝子で、涼介の件とは無関係なのかなと。 さてどうなりますか。 脚本=山岡潤平 演出=松嵜由衣
- << 101 【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛 「ホットスポット」5話迄終了。 【個人的ニュース】池松(岸本)・前田(松崎)コンビは「月曜から夜ふかし」の取材クルーで、身の回りで起きた個人的ニュースというテーマでインタビューしまくると、これまでのエピソードがちょこちょこ回収されて行くのが面白かったし、その中でも人間わざとは思えない、眼鏡を掛けた男の数々のエピソードに二人は食い付き、宿泊先が清美の勤務先のレイクホテル浅ノ湖で、由美(夏帆)が小野寺くん宇宙人説を得意気に話した為、仕方なく清美は高橋に支配人と由美にはカミングアウトする様に促し、支配人は兎も角として、由美は地雷だろうとヒヤヒヤしたら全然信じて無くて、テレビのインタビューだから盛り上げただけと言って、普通に退勤して行ったのには笑ってしまった。あれだけ食い付いていたのにw 脚本=バカリズム 演出=松田健斗 「秘密~~THE TOP SECRET」3話迄終了。 【亡き友と同じ顔の青年】前回の誤記を以下に訂正。“第九の4人は錯乱し、2人は自殺、1人は精神科に入院、鈴木は病院から脱走し、貝沼の脳と映像を破壊し、自分の脳も撃とうとしたが撃てずに薪に銃を向け、正当防衛で薪が殺した” 第九は鈴木の脳を保管し、薪はそれを全部見た設定だったのね。よく分かって無かったけど、今回を観てそうだったのかとスッキリ。 脚本=佐藤嗣麻子 演出=松本佳奈
- << 102 【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛 「119エマージェンシーコール」4話迄終了。 【「絶対」の重責、心に秘めた熱いもの】 今回は見応えがあった。 救急救命の現場で「絶対助けます」は御法度なのかをテーマに、与呉の異動の切っ掛けとなった、救命士時代に娘に絶対助けるからと言って父親を助けられなかった過去、78歳妻からのコールに、82歳夫を「絶対助けますから…」と言いながら、高齢の妻に心マは無理な事を考慮せず助けられなかった粕原の“絶対”の判断ミス、コールに「絶対助けます…」と言って、色々な幸運(倒れた父親の心マを頼んだ娘が、心マやAEDの講習を受けたばかりだった事、駐車していたSAから直接一般道に出られて、そこから救急救命科のある病院まで、新興住宅地に新道が開通していたのを、前回の“お出掛け”で粕原が確認していた事)が重なり救助出来た与呉と管制室全体の歓喜と、いくつかのケースを描写して、結論としては御法度ではなくてケースバイケース、心から出た言葉で全力を尽くすなら、結果はどっちに振れたとしてもお互いに納得出来るのではないか…みたいな感じだったな。 与呉のトラウマになったケースの相手は小学生だったから、どうして!って反応は仕方ないと思うけど、最近は大人でも訳の分からない連中が居るから難しい問題ではあるね。 脚本=小柳啓伍 演出=水田英成
【2025冬ドラマ】
「秘密~THE TOP SECRET」2話迄終了。
【鏡の中に生きる私】
貝沼は脳の記憶をスキャン出来るMRIを開発する為に、28人もの人間を殺していた。貝沼の記憶を見た薪以外の第九室員は皆錯乱し、3人は自殺、鈴木は自分を撃てずに薪に殺してくれと懇願、銃を向けられたので仕方なく薪が撃つ。皆が錯乱した映像を全部観てもメンタルは崩れなかった薪だが、自分が殺した鈴木の亡霊には苦しんでいた。
今回は私が慣れたからなのか、李光人くんへの違和感はそんなに無かった。薪を監視する為に送り込まれた岡部役の高橋努の台詞量が膨大で、こなす為には早口にならざるを得ず、上手い筈の高橋さんの台詞が棒に聞こえてしまい、少し気の毒だった。もう少し整理出来なかったのかな。
新たな殺人事件の犯人役は池脇千鶴だったけど、クレジットを観るまで気付かなかった。「その女、ジルバ」の時は、まだ顔に面影が残っていたので、池脇さんという事は直ぐに認識出来たけど、「アンメット」のゲストに続いて、眼鏡を掛けた今回も全く気付けず、それ位風貌が変わってしまった。でも短時間だったけど、辛い現実と楽しい妄想世界の狭間を漂う芝居の上手さは流石だった。
このドラマは取り敢えずもう少し様子見をしてみる。
脚本=佐藤嗣麻子 演出=松本佳奈
>> 87
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「東京サラダボウル」4話迄終了。
【赤ちゃんとバインミー(後編)】鴻田はオムツや離乳食を買い…
【2025冬ドラマ】
「東京サラダボウル」5話迄終了。
【ティエンと進】
今回は介護施設で特定技能外国人として働くティエンに対する、日本人同僚の複雑な感情に起因する傷害事件(各人が被害届を出さなかったので、軋轢の末の揉め事)の話。技能実習生に始まり追加された特定技能制度に於いても、互いの認識・感情にズレが生じると、こういう事も(もっと酷い事も)起こり得るという事なのね。
理想に燃えて来る外国人に対し、一生懸命教えても長くても5年で帰国してしまう、例え相手が日本人でも、始めから最長5年で辞めると分かってたら、単純な作業だけで高度な技術なんて教えていられない、という言い分も分からないでもない。
そして外国人の方が優秀で、比べられた日本人が入居者から注意され続けた場合の複雑な心境ね。
鴻田「自分より下の存在ならいいけど、脅威を感じたら追い出すの?」
今井「日本人が彼らを働かせてあげてるのではない、彼らに働いて貰っているのです」
少子化の進む日本では、日本人の労働力だけではもう回っていかないのだから、まずは意識・認識を変える事、そこからですよという話だった。
知り合いの話。上の子が幼稚園に入った時は2クラスだったが、2年後の去年、下の子が入ったら1クラスしかない。
今の日本はそういう状態。
色々深く考えさせるストーリーだった。
脚本=金沢知樹 演出=水元泰嗣
【2025冬ドラマ】
「まどか26歳、研修医やってます!」4話迄終了。
【医師か-女子か-神と呼ばれる医師が見せた景色とは】
今度のローテは泌尿器科で、指導医は診察部長でもある角田(奥田瑛二)。スタッフから神と呼ばれ尊敬されている理由は、立ち回りが凄い点。時間があれば院内を歩き回っているのは、素の患者と触れ合う事で、ちょっとした変化に気付いたり様々なヒントを得る為。「医者は患者から学ぶ事の方が多い」が持論。
その話を聞き、意思の疎通が上手く出来ていなかった担当患者の成田(佐々木希)が、少し前に救急救命医のパーカーのロゴを凝視していた事を思い出し、成田も同じロゴのマグカップを持っていた事から彼女の趣味(DDTプロレス)に気付き、突破口を開いたまどかの超視力と記憶力と推理力は、どこかのドラマの優秀な刑事並みではないかw
ドラマが始まる前は研修医の群像劇かと想像していたけど、他の同期は今何科に居るのかさえ不明な位、まどかの成長物語に特化しているのは意外だったが、ローテで科ごとの指導医や担当患者によって、日々成長させて貰ってるまどかという視点のドラマも、これはこれで各科の違いも比較しやすいし十分見応えはある。
脚本=松井香奈 脚本監修=前川洋一 脚本協力=村野玲子、原野吉弘、船橋勧 演出=山本剛義
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「晩餐ブルース」3話迄終了。
【ぐつぐつキムチ鍋と熟考アイス】今回は耕助が何故仕事を辞めたのかが描かれたけど、脚本主導で演出が一歩下がった印象があり(両方共1、2話から交代した)、有りがちな話にしか映らなかった。
優太は先輩Pからダメ出しの嵐で、貧乏揺すりが止まらない。マニュアルではなく、感性の違いからダメ出しをされるクリエイティブな仕事って、メンタル的にはキツいだろうなと、ふと思ってしまった。
葵も加わった晩活のキムチ鍋、最後のシュレッダーチーズが溶けたシメが堪らなく美味しそうだった。
脚本=灯敦生 演出=川和田恵真
「日本一の最低男」5話迄終了。
【保育園を救えるか!?一斉退職!ストライキ決行!?】今回の正助の勤務する保育園に関する話(仕事量が多く過重労働、更に新しい取り組みを始めようとする新園長に反発した保育士5人が一斉退職、保護者が転園すると騒ぎ出し、一平の入れ知恵で保護者と結託して保育士がストライキ)は、設定が現実と乖離していて、説得力に欠けてたな。
そしてやはり昔から知ってるから、都の一平評が一番的確なんだろうな。「あの人は周りを巻き込む天才。いつも目茶苦茶で失敗も多いけど、何かを変える力がある…」これって政治家向きってことじゃない。
選挙利用の企みが正助にバレてしまいさあ大変!
脚本=政池洋佑 演出=及川拓郎
- << 104 【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛 「晩餐ブルース」4話迄終了。 【カリじゅわ唐揚げ】ああ、やっぱりクリエイティブの世界は難しいなあ。このドラマのPやDはテレビ局の社員としての上下関係も有るから、余計に頭を押さえ付けられてる感じに映るのかも。 今回は企画が通らない、優太と同期の上野Pに、会議では優太が援護し、耕助に教えて貰ったレンジで仕上げる唐揚げを会社で作って、上野に食べさせてた。少し前迄は優太は今の上野より酷いゾンビ(by耕助)状態だったのにね。 落ちている時に美味しいご飯を誰かと一緒に食べるって、気持ちを明るくさせる効果が有るのね。 脚本=灯敦生 演出=川和田恵真 「日本一の最低男」6話迄終了。 【二人の父親!どちらを選ぶ?家族って何?】ひまりの思惑通りに、こども食堂の特集をテレビで観た実父の康太(奥野瑛太=好演)が匿名の寄付で接触し、一平に見つかると陽菜の愛情を利用して結婚し、仕事が上手く行かなくなったら辛くて逃げたと懺悔する。一平は利用から始まったって一緒に居ると勝手に生まれちゃう何かがある、…それを世界では愛って言うんじゃないの?と説教。言葉にしたら、そういう感情を自分も実感してるって事に気付いたらしい一平。康太のお陰で分裂回避! 次回は一平を恨む元部下と、頑固親父の登場でどうなる? 脚本=蛭田直美 演出=谷村政樹 ※やっぱり蛭田さんの脚本の方が訴求力が有るな
>> 90
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」2話迄終了。
【地獄に堕ちても知りたい秘密-死刑囚父子が掴んだ光】
遠藤…
【2025冬ドラマ】
「クジャクのダンス、誰が見た?」3話迄終了。
【逆転-溢れ出す裏切り者の欲望…私の知らない父の顔】
今回も面白かった。
DNA鑑定と、ネコババ伯母とねちっこい神井の言葉の追い打ちで、一時は父への疑問を持ってしまったものの、戸籍抄本を取りに行き、一人では怖いからと事務所で中を見たら、山下春生、静香の長女と記載されていた事(但し特別養子縁組をしたなら、その記載は可能。でも歌とするには1歳違いの年齢がネック)、そして何より拠り所である両親との思い出、母亡き後の父との思い出を信じる、父を信じると決めた心麦。心から愛されていたと思えるのは強いし、確信に繋がる。
警察はあの手紙はラーメン屋の染田が偽造したと断定し、昭和風圧迫取り調べで赤沢が追い込むが否認。でも廊下を歩く友哉を見た途端、自分が書いたと認めた。だとしたらあの300万円の出所は何処?
そして手紙の存在を既に知っていた新キャラの阿南検事(瀧内公美)と、彼女と電話でやり取りをしていたカラビナ付きリュックの男(声は渋め)は、冤罪隠蔽派なのだろうか。
ラスト、川を流れて来た遺体は染田?だとしたら自白をしたのに拘留はされなかった(カラビナ男がさせなかった?)って事なのか。
今回はっきりしたのは、春生は力郎の冤罪を確信し、友哉に謝罪し神井もそれを知ってたって事だけかな。
脚本=金沢知樹 演出=青山貴洋
- << 105 【2025冬ドラマ】 「クジャクのダンス、誰が見た?」4話迄終了。 【運命が覆る22年間の告白-反転する天国と地獄】 今回は屋台のラーメン屋店主染田の、死に至る迄の事情と心麦への告白、春生が力郎の冤罪を確信し、息子の友哉に謝罪する場面を神井に撮影させていた事、カラビナ付きリュックの男が暗躍し、阿南検事は自分の車の後部座席にその男を乗せる程度の関係はある事、等が描かれた。 はっきりしたのは、あの心麦への手紙は春生自信が書いた事と、力郎は冤罪と春生は確信していた事位かな。 春生は真犯人が誰か、気付いていたのではないかな。で、裏付けとなる物を調べていた。 リュック男が暗躍し、染田を脅して取り調べで嘘を言わせ、友哉の事も陥れようとしている位だから、そうまでして隠蔽したい真犯人といったら、もう警察絡みか有力政治家絡みとしか思えず、もしかしたら警察の押収品のヤクが真犯人に流れていたとかも有り得るのかな(林川一家のあの殺し方は、サイコパスかヤクでハイになってたかとしか思えない位残忍)。 染田が脅され追い込まれての自殺だとしたら、あの紙袋の一千万は何処に行った? 心麦の母親が染田に、よく食べるから体が大きいのと言っていたのは、1歳誤魔化していたからなの? 赤沢は妻が勧める体に良い水を常に飲んでいるけど、あれってフラグ? 脚本=金沢知樹 演出=田中健太←プロって感じの撮り方が随所に
>> 92
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「御上先生」3話迄終了。
【-beginning-】
御上に“personal is …
【2025冬ドラマ】
「御上先生」4話迄終了。
【-fate-】
槙野が墓参していたのは高見家の墓で、回想から想像すると高見は同僚で、入院中に窓から飛び降りて自死した。
御上の兄は命を賭して何かを訴えたが、御上が生徒に言っていた様に恐らく状況は1ミリも変わらなかった。
だから御上は状況を変えられる方法を考えて、それに、高見の死で色々考えたであろう槙野も加わっているが、絶対に塚田に悟られてはいけないので、“御上を売った人物”と御上に思われ、対立関係にあると周囲に思わせていると見た。
教科書検定の展示で、滝沢文科副大臣を怒らせた隣徳祭後、槙野が電話で御上を「人事は永田町が握ってるんだ」と叱責、御上が「それ脅し?でも生徒に手を出したら許さない」と返す、この会話を二人は態と塚田に聞かせていた様に感じたのよね。
是枝が読み解いた様に、平川門は裏口でまほろばは漢字が同じ理事長、隣徳は政治家の子供を裏口入学させ、何らかの見返りを受けている、それに御上達が鉄槌を下せるかという事なのだろう。
今回は教科書に於ける日米の違いや、日本の検定制度の是非等に時間を掛けた為、前回迄に提示されていた件については進展は殆ど無く、ただただ想像する、想像する事だけがどんどん増えて行く感じで、その構成に少々焦れったさを感じてしまう。
脚本=詩森ろば 協力=畠山隼一、岡田真理 演出=嶋田広野
- << 106 【2025冬ドラマ】 「御上先生」5話迄終了。 【-confidence-】 今回は遂に実現した神崎と結弦の面会の様子と、花宝財団主催のビジコンに取り組む3-2の生徒達の姿が主に描かれた。 神崎はあの不倫スクープが結弦の殺人の動機だとばかり思っていたのだが、週刊誌の記事が出る迄(つまり事件後迄)知らなかったと言われてしまう。それでも自分の父親への子供っぽい反発で書いた記事が招いた結果に変わりは無く、責任の重さを痛感している神崎は、結弦が刺殺した被害者の母親にも会いに行き、結弦宛の手紙を託される。 渋谷くんも父親からの虐待被害者だったのか。 記事で結弦も同様だったと知り、戸惑い複雑な心境に陥ってしまった母親の苦悩が率直に書かれた手紙。 動揺を隠している様にも見える結弦や、責任を痛感している神崎に対し、御上が唐突に話し出した“ある映画から得た教訓”「本当に悪い奴はそこにはいない=この面会室にもいない」って辺りは、作者の作為が若干前に出て来てしまっている様な…。 神崎は、冴島は不倫をする様な人間ではない、何か裏があると確信している様な感じなのだが、そもそもこの不倫ネタを神崎に吹き込んだのは、一体誰なのか。 鍵はそこに有る様な気がするのだが。 脚本=詩森ろば 協力=畠山隼一、岡田真理 演出=嶋田広野
>> 93
【2025冬ドラマ】〚ちょこっと感想〛
「フォレスト」4話迄終了。
【戻りたい、何もなかったように】篠田は純の母親の主治医でもあり、…
【2025冬ドラマ】
「フォレスト」5話迄終了。
【出会わなければ、よかったのに】
前回書いた今後の焦点3つの内、菌を撒いたのは純の母の茜と判明。
純への告白によると涼介失踪から3ヶ月後位に、突然見ず知らずの男(葉山)から大金を押し付けられて、息子の失踪の事は忘れる様に言われ、驚き悔しかったけど借金という背に腹は代えられぬ事情があり使ってしまったと。ずっと忘れずにいたあの男が、ホテルの鈴子社長と二人でテレビに出ていた事で、またあの悔しさがぶり返し、ビュッフェに菌を撒いて復讐をしてしまったと。(金を使ってしまった後ろめたさから、純を涼介と思い込んでる風を装っていただけで、正気は保っていた様子。葉山は金を渡したあの時から、多分ずっと誰かに茜を見張らせていたのだろう。今は施設の担当職員が手先)
吸入器の血は涼介の物と判明。という事は、葉山(又は鈴子)運転の車で涼介を轢き殺してしまい、鈴子の指示で遺体は何処かに遺棄した可能性が高い。
吸入器を現場で拾い、純のテーブルに置いたのは真琴で、轢き逃げ時に同乗していて口止めをされていたのではと予想。
鈴子に毒を盛ったのは、積年の恨みを持つ妹の孝子で、涼介の件とは無関係なのかなと。
さてどうなりますか。
脚本=山岡潤平 演出=松嵜由衣
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