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遠隔操作で丸裸‐温泉やトイレなど驚異の高画質で盗撮②

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ニュース速報
17/01/17 17:53(更新日時)

ここがネットワークを使えば、どこからでも操作できるパソコンの遠隔操作との違いだ。盗撮カメラに至ってはある程度、レンズの近くにいないと遠隔操作は不可能なのだ。この事実から思い出されるのが'09年に発覚した「遠隔操作・トイレ盗撮」事件だ。
「男性教師とその妻が“2人で楽しむため”という理由で、横浜市の体育館にある女子トイレの、トイレットペーパーの芯の中に小型カメラを設置。そして、妻が隣の個室から“遠隔操作”を行って盗撮行為に及んでいたのです」(社会部記者)

今から4年も前の事件だが、当時から遠隔操作カメラは出回っていた。しかし、操作可能な距離が短いため、妻は隣の個室に忍び込んでいたのだろう。
しかし、現在は15メートルまで距離が伸びているのだ。
「男子トイレと女子トイレは、隣接しているところがほとんど。女子トイレの個室にカメラを仕込めば、男子トイレの個室から遠隔操作も可能なわけです」(前出・盗撮事情に詳しいライター)

また、もっとも事件が表ざたになることの多い「パンチラ」盗撮も遠隔操作が使われるようになった。
「よく携帯電話やスマホのカメラ、またペン型カメラを女性のスカートの中に差し込み捕まっている男性がいますけど、正直アホ。真後ろから女性に近づいたらバレるだけ。本当のマニアは靴先に小型カメラを仕込み、電車内で対面に座っている女性のスカートの中を遠隔操作レンズの向きを調整しながら撮影していますよ」(前出・盗撮マニア)

この方法なら不自然に足を動かすことなく、手元のリモコンで簡単に激撮できるという。我々の想像をはるかに超えて進化している盗撮実態。そして、パソコンのネットワーク回線を使った遠隔操作盗撮も。
「ネットワークカメラです。ネットを通してディスプレーごしに会話できる機能で、随分前からありましたが、あれこそ最強の“遠隔監視システム”なのです」(前出・盗撮事情に詳しいライター)

パソコンの内部にレンズを仕込んでおくと、コンセントが差し込まれている間、延々と映像と音声がネットワーク経由で届くという。まさに「PC遠隔操作事件」同様、どこからでも盗撮犯は自分のパソコンを使って操作できるのだ。こうなれば、狙われた女性は私生活も丸裸にされてしまう。
「もちろん、そのためには盗撮したい相手のパソコンに仕込まないといけない。しかし、彼氏や男友達が女性宅に遊びにいったとき、こっそりパソコンに仕掛けられたら…。まだ事件にはなっていませんが、すでに被害を受けている女性は大勢いると思います」(同)

狙われた女性は、着替えや自慰行為などの私生活の全てを晒すことになります。
プライベート丸裸の時代がやってきた。