LINEの中の君　お兄ちゃんからありがとうを伝えたい２

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匿名さん
2016/09/19 22:44(更新日時)

６月下旬頃、某チャットにハマった。理由は手っ取り早く女性と話が出来て、自分の好きな時間に話せると思ったからである。
いざチャットをはじめてみると、なかなか相手が来ない。そんな時、女性がメッセージを出し待機していた。とりあえず入室してみた。初めてのチャットのせいか話をしても噛み合わない。あえなく退出した。（仕事では主に営業をしていたので、話は苦手では無いと思ったが、チャットは勝手が違った。）
そんなある日、以前撃沈した相手が入ってきた。ハンドルネームが違ったから判らなかったが、話しをしていくうちに以前の人と判った。「以前もお話ししましたね」と伝え、「雑談しませんか？」と書き込んだ。相手も了承してくれて、それからは他愛の無い会話をした。次の日も来てくれた。何回かのやり取りを重ねるうちに私をお兄ちゃんと呼ぶようになった。８つ下の彼女とＬＩＮＥのＩＤを交換し、チャットからＬＩＮＥに移行した。

「ただいま」「おかえり」からはじまる他愛の無い会話。初めのうちは素性を隠してのやり取りではあったが、４日ほど経って思いきって素性を話した。すると相手は（以下Ｙと呼ぶ）、突然怒り出しフラれた。正直訳が解らなかった。基本的には嘘はついていないが、知り合ったキッカケがチャットであった為、素性は明かさなかっただけであった。フラれた時は、正直「ハァ～？なんなの？」と思い３日ほどイライラした日を過ごした。またチャットを再開したら、Ｙが入室した。「何しに来たの？」と言いたいところを抑え、会話を再開。はじめはぎこちない会話だったが次第に楽しい気分になった。Ｙも「この前はごめんなさい」と言ってくれて、あらためてＬＩＮＥを再開することとなった。

再開後は今まで以上にお互い正直に話すことになった。日を重ねるうちに、Ｙは鬱を患っている事を告白。突然フラれた時の事を思い出し納得することができた。そして私の気持ちはＹを守りたい、支えたいと思うようになっていった。ネットで鬱に関しての基本的な知識も勉強し、できるだけＹへ質問的な事は極力聞かず、聞かれたことには素直に答えるように会話をする様に努めた。次第に元彼が今でも好きな事、鬱を隠して付き合い自分から離れた事を聞くようになった。私はあまり良い気分ではなかったが、毎日の会話でＹに癒され、元カノへのモヤモヤした気持ちは無くなっていた。