終わらない恋~Love Letter~
あなただけを、ただ、想う…
16/03/04 16:43 追記
気が付いたら、このスレをたててから
もう5ヶ月以上も経っていました…
レスも半分以上も進んでいました…
一人で色々と過去を思い出したり、
今この時に思った事を書き込んでいますので…
読んで下さっている方々(なぜか読んでしまった方々?)には解りづらい事が多いかと思います。
それでも偶然ふと目にして読んで下さった方々も、定期的に読んで下さっている方々も…
どうもありがとうございます
16/12/31 20:53 追記
最後まで読んで下さった皆様、
どうもありがとうございました。
今年も今日で終わりですね。
良いお年をお迎え下さい!
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今日は…
昨年と同じく、この時期にしては、暖かい一日だった。
その代わり…
天気は昨年と違って、小雨が降った。
それは、まるで…
空が少し泣いているようで…
私も少し泣いた。
そして…
それは、とても…
静かで哀しい雨。
それでも…
“あなたをただ想う”
強い風が昨日を連れ去っていく…
私の“想い”も一緒に連れ去ってくれたら良いのに…
“あなたは?一瞬でも私の事を思い出してくれたのかなぁ…?”
小さな独り言は…
大きな風に、さらわれて消える…
新しい季節を運ぶ風
「春嵐」
今年の風は…
とても冷たい。
あなたに初めて出逢ったのは
遠い夏の日…
自分の“想い”に気が付いた私は…
いつか傷付きたくないから
それが怖くて、あなたから離れた。
逃げた。
そうすれば忘れられるのだと…
楽になれるのだと…
あの頃の私は…
そうする事が正解なのだと自分に言い聞かせて…
蝉の声が静かになって寂しくなってしまう前に…
黙って、あなたの前から姿を消した。
それでも…
どんなに距離が離れても
心は…あなたから離れる事が出来なかった。
自分の“想い”からは
逃げられない事を思い知らされた。
春・夏・秋・冬…
何度も季節を見送っても
この“恋”を見送る事は出来なかった。
そして
あなたがいる幸せな四つの季節
何度か繰り返して…
最後に会ったのは春の始まり
桜の花が咲く前に…
私の髪に触れた、あなたの手に…
“何か意味はあるの?”
なんて…少しだけ淡い期待をしてしまったりして…
この日を最後に何の前触れもなく会えなくなるなんて…
いつか、こんな日が来るかも知れない…
いや…いずれ、必ず来る…
そんな事くらい解っていたけど…
それが“この日”だなんて…
思ってもみなかった。
“別れ…”
いつかくる別れ…
いつかくるサヨナラ…
私は
それまでに“想い”を伝えらるのだろうか…?
それとも
その時に伝えるのかなぁ…?
現在進行形の「好きです」
過去形完了形「好きでした」
どちらになるのかは解らないけど…
私は一生あなたを忘れる事はない…
あなたにも私を忘れて欲しくない…
それには
この“想い”を伝えるより他にはない。
あなたと最後に会ってから
もうすぐ一年…
もう一年…
まだ一年…
遠い昔のようにも思えるし、
昨日の事のようにも思える…
矛盾だらけの
「空白の366日」
この会えない時は
また次に会える
「待ち合わせ」の時間だと…
そう思いたい…
そうなのだと自分に言い聞かせる。
最後に交わした約束…
あなたは覚えていてくれてるのかなぁ…?
あなたにとっては、ほんの小さな事…
何気なく言った一言だったのかもしれない。
だって…それは…
忘れても良いような約束だから。
でも
私にとっては、とても大きな事…
その“約束”があるから
まだ、あなたと切れていないんだって
そう思えるから。
でも、その約束は…
覚えていてほしいけど
しばらく忘れたフリをしておいてほしい…
なんて…
そんな事を思ってしまったりもする。
その約束が果たされた時
その瞬間に「サヨナラ」が来そうで…
とても怖いから。
嫌い…
嫌いになれたら、どんなに楽だろう?
あなたの嫌いなところを探してみたり…
あなたの悪口を言ってみたり…
嫌いなところ…
見当たらない。
きっと嫌いな部分も好きなのです。
あなたの悪口…
嘘。
本当は、そんな事は思っていない。
無理矢理に嫌いになれるのなら、とっくにそうなっている…
無理矢理に悪口を言ってみても、何だか逆に、「あなたが好き」だと言っているだけのよう…
誰かと一緒にいると
余計に寂しく感じる事がある…
“どうして目の前にいる、この人があなたではないのだろう…”
“あなただったら良いのになぁ…”
なんて、そんな事ばかり考えてしまうから。
それなら…
一人で目の前の景色を見つめて
そこにいるはずのない“あなた”を映している方が良い…
あなたと出逢ってから
本当の“宝物”とは…
目に見えない物だと知りました。
目に見えないから不確かで…
いつ失ってしまうのか不安で…
失ってしまってから気が付く物なのかもしれなくて…
どこにあるのかさえも解らず…
どこにしまっておけばいいの?
どうしたら誰にも奪われない?
どうしたら、あなたに見せられるの?
“不確かな世界”で見つけた
“確かな物”
“確かな想い”
今の、どうしようもない状況…
あと、どれだけ続くのだろう?
もし、何か最悪な事があって、例えばそれが長く続くとしても…
それより先の、もっと遠い未来に微かな望みを持てば乗り越えられるのかなぁ…?
それが単なる想像や妄想だとしても…
小さな“光”を信じていければ…
少しは楽になれるのかなぁ…?
昨日
あなたに贈る今年は少し遅れてしまった
“プレゼント”を選びに行きました。
ずっと渡せてないこの“想い”
“届くと良いなぁ…”って思いながら…
平日の少しだけ人が少ない街…
“2月のイベント”が終わって少しだけ落ち着いた、昨年と同じ店に行きました。
“自分用に同じ物を買っちゃおうかなぁ…”
なんて…
ショーケースを眺めて楽しくて…
すると、私の大好きな音楽が聴こえてきた…
スマホのアラーム…
目覚ましが鳴った…
夢でした…
いつか正夢になりますように。
今日は4年に一度の閏年の29日…
あなたと初めて出逢ってから二度目の閏年…
4年前の閏年はあなたと離れていた…
そして今年も、あなたと離れている…
今まで閏年とか特に気にした事もなかった。
でも、あなたに恋をして何だか急に不思議に思ったり、特別に感じてしまった。
今日から3月…
あなたに最後に会ってから、もう1年が経とうとしている。
“1年は早いなぁ…”なんて呟く…
あなたを想いながら…
会えない時間は長いはずなのに…
長くて…長過ぎて
会いたくて…会えなくて
苦しかった…
今でも苦しいはずなのに…
それなのに…
気が付けば1年経っていた。
時が経つのは、やはり早いのだなぁ…
よく「人生なんて、あっという間だよ!」と言われる意味が良く解った。
言葉って…
こんなにも難しかったんだ…
伝えるって…
こんなにも難しかったんだ…
普通に誰かと何時間も話す事は出来るのに…
あなたへの“大切”な“想い”
それは話すのに、ほんの数分間もかからない。
でも…
あなたに、それを伝えられるまでに、あとどれだけの月日が必要なの?
哀しくて…
哀しすぎる…
何が、どうして、こんなに…
解らなくて…
都合の良い事ばかり考えてしまう。
ズルい考え…
所詮は叶わない事だと解っている。
それでも、つい、頭をよぎる…
“私は、あなたを忘れてしまいたい”
でも…
“あなたに、私を忘れて欲しくない”
今この瞬間も、あなたは同じ空の下にいるはずなのに…
何だか…
もういなくなっちゃった気分になる。
どこにいるの?
あなたという存在は…
時々、私が観た“夢”や“幻”
そんなふうに思う時がある…
いや…
“夢”や“幻”だったのなら…
その方が楽だった。
あなたという存在は…
“現実”であるから苦しいんだ…
今日は頬を撫でる春風…
(春と呼ぶには、まだ少し早いかなぁ…?)
それが、とても心地よくて…
こんな日は特にあなたを思い出す。
ギュッと…胸を締め付けられる…
こんなにも暖かい優しい風なのに…
心が苦しくなってしまう。
あなたの笑顔に…
また会いたい…
今日は再び冬に逆戻りしたような冷たい風…
見上げた夜空に
白い息が浮かんでは消えて…
また、あなたの事を思い出していた。
「寒くないの?」って私に言った、いつかの冬の、あなたの声が聴こえてきそうで…
だから…
もう少しだけ観ていよう…
いつかの、あの日と変わらない夜空。
終わらない命なんてない…
あなたも私も…
誰もが皆…
平等に失うんだ…
いつか必ず終わりが来る…
解っているのに…
命を失う前に、あなたを失うのが怖い…
命の、その手前にある恋を失うのが怖い…
私は何て愚かな人間なのだろう。
「なくす」
人は必ず、いつか何かを…誰かを
“無くす”“失くす”“亡くす”
どれも辛く苦しく…哀しい
人は始めから何も持ってなんかいないのに…
何も持たずに産まれて来るのに…
「なくす」を考える事…
怖い…
「幸せ」
“幸せになりたい”
それは…きっと誰でも願う事…
でも「幸せ」って何だろう…?
私は、最近やっと気が付きました。
「幸せ」って、そんなに大きな事ではなくて…
“あの時は幸せだったなぁ…”って
後になって気が付くくらいに…
とても些細な事で小さな事なのかも知れない…
毎日「小さな幸せ」は、あるはずだと…
気付いているはずなのに…
なくしてから、過ぎてしまってから余計に気が付くものなのだと思う。
外は雨…
真夜中の雨は好き…
声を出して泣いても
雨の音が隠してくれるから。
でも…
雨とともに涙は流れても…
“哀しみ”も“想い出”も…
何も…
雨は流してはくれない。
それでも…
このまま…
雨が止むまで…
朝が来るまで…
真夜中の雨音を聴いていたい…
真夜中の雨に心を委ねていたい。
足元の「小さな春」に気が付いた…
私の心が…
そして、誰かの心が凍てついていても、
いつかの、あの日のまま止まっていても…
こうして必ず季節は巡る…
こんな「小さな花」でさえ
前に進む事を忘れていない。
大切な事を教えてくれている。
“日が長くなったなぁ…”
海の前だと、それを強く実感する。
季節が変わると、
目の前に広がる景色も変わる…
当たり前だけど…
あなたに出逢って改めて気が付きました。
“キレイだなぁ…”
“あなたにも見せたい…”
美しい風景を届けたい…
そう思える「誰か」がいる幸せ…
でも、届かない…
届けられない…
切なく溢れるこの“想い”
だいぶ前に誰かに聞きました。
「遠い昔から多くの人々が海の水の量と同じ位たくさんの涙を流してきた」
「今も、毎日どこかで、多くの人々が、たくさんの涙を流している」
ハッキリと覚えてはいませんが…
そんな感じの言葉でした。
それは…
喜びの涙?
哀しみの涙?
痛みの涙?
解らないけど…
きっと…今も、どこかで誰かが、
私と同じ涙を流しているのだろうなぁ…
夜は、まだ冷える…
今夜も肌寒い。
夜空に、ぼんやりと浮かぶ月…
“天気が良ければキレイだったのに…”
そう思いながら、また、あなたの事を思い出していた…
「今日は満月だね。月がキレイだよ」
いつか、あなたが私に言った言葉…
些細な一言…
満月の夜が来るたびに思い出す。
お月様にお願い事をすると、叶うって本当なのかなぁ…?
半信半疑…
それでも…
私は、いつも…
今でも…
あなたの事を…
「桜」
また今年も大好きな花が咲き始めた…
“出逢い”と“別れ”の季節が始まる…
「桜」は…
今まで、どれだけの、
“出逢いと別れ”を見てきたのだろう?
そして…
今年も、たくさんの、
“出逢いと別れ”を見ているのだろう。
今までも…これからも…
何百年…
何千年…
人は出逢いと別れを繰り返して生きていく…
「別れがあるから新しい出逢いがある」とは言われても…
“別れの痛み”は何度経験しても慣れない…
慣れない方が良い?
慣れてはいけない?
慣れる必要は無い…
“痛み”は忘れてはいけないんだ…
“別れが痛い”のは、きっと…
“大切だったから”
“大切にされていたから”
その、どちらかだと思うから。
飛行機雲…
“流れ星みたいだなぁ…”
流れ落ちる星に願いを懸けるように…
青空を走る一筋の白い光のような、
飛行機雲に、誰かが願いを懸けているのだろう。
それは…
その飛行機雲の先にいる人への想い…?
それとも別の誰かの事を想っているの…?
そんな事を考えながら
ずっと青い空に溶けて消えるまで
白い飛行機雲を眺めていた。
「また今度ね」って、
君が手を振って笑うから…
すぐに、いつでも会えると思っていた。
いつも傍にいた君
いつも私を見守ってくれていた君
そんな君が…
急に…いなくなってしまった。
君がいる事が、
当たり前のような日々だったから…
まだ“いない”とリアルに感じない。
最後の最後まで私を…
心配そうに見ていた。
見送る側の私を…
見えなくなるまで、君は見送ってくれた。
いつものように
「また今度ね」って…手を振りながら
「どうもありがとう」
「嬉しい」
「ごめんなさい」
たくさんの大切な言葉達…
伝えられる時に伝えなくては…
明日は、もう会えないかもしれないから。
でも…
あなたには…
まだ伝えられていない
心からの…
一番伝えたい大切な言葉
私の“想い”
私は、あなたの「何」になったら良いの?
「友達」…
もう遅いかなぁ…?
「恋人」…
私じゃダメかなぁ…?
「他人」…
「全く知らない人」…
最初から、やり直したい…
戻りたい…
私は、これから「何」になれるのだろう?
3月も今日で終わり…
急な「どしゃ降りの雨」
街には、たくさんの傘…
色とりどりの「傘の花」
あの日…
あなたが差し出してくれた傘を思い出している。
雨の夜は好き…
雨の音は好き…
でも…
もうすぐ満開になる「桜」が気になった。
この「どしゃ降りの雨」に耐えられるのだろうか?
それを思うと3月最後の日の、この雨は…
今夜は複雑な気分だなぁ…
通り雨だった…
「どしゃ降りの雨」を避けたくて入ったカフェ
窓の外を眺めて…
行き交う人々…
その人の数だけ、皆それぞれに、
色々な“想い”を抱えながら生きているのだろう…
幸せそうに笑う人…
うつむき加減な人…
少し悲しそうな人…
でも…
その心の中は誰にも解らない。
通り雨…
カフェの外には…
忘れ物の「傘」
「桜色」
風に舞い散る花びら…
「4月の雪」は…
もう次の雨で終わる…
「短い春」の始まりを告げて…
毎年のように、当たり前に
鮮やかに…潔く去っていく。
“行かないで…”
なんて…
私の小さな独り言を無視して…
雨にうたれ…
風に吹かれ…
アスファルトに降り積もった、
「4月の雪」は…
車が通る度に宙を舞い、
再びアスファルトへ落ちていく…
そして、数日もすれば、消えてなくなる。
今年の春も美しく咲き誇った「桜」は…
あっという間に散り、雪のように消える。
でも…
来年もまた美しい花を咲かせる。
“何度散っても、また咲けば良い”
弱い私には…
そんな力強い「桜」の木の声が聴こえた気がする…
毎年、一瞬の「春の夢」を見せてくれる…
美しく、はかない薄紅色の「4月の雪」を降らせてくれる、その木々は…
もう「葉桜」へと変わる準備を始めていた…
何だか…まるで…
“いつまで君は立ち止まっているの?”
そう言われているみたいで…
ずっと…
ずっと…怖くて動けずにいる…
そんな私を笑っているみたい。
この季節になると、毎年ここへ来ている。
今年の「春の始まり」は考えても解らないような、答えも出ない事を、ここで考えていた。
“あの頃の私は、今の私を見て、どう思う?”
“未来の私は、今の私を見て、どう思う?”
子供と呼ぶには、もう遅く…
大人と呼ぶには、まだどこか幼く…
深夜からの大雨で…
今年の「春の始まり」は「終わり」を告げた。
来年もまた…
その次も、ここへ来よう。
いつか、あなたとここへ来たい…
夕映え…
いつかの、夕映えに照らされた、
あなたの横顔
あなたの笑顔
もっと見ておけば良かったなぁ…
だって、恥ずかしかったんだ…
あなたの横顔を、そっと見る事さえ
あなたの笑顔を、遠くから見る事も
あの日は戻らない…
写真のように、残しておきたかったのに…
…そうじゃない
私は、心のどこかで覚えている…
残っている…
今も
だから、こんなに
苦しくて、泣きたくなるんだ…
忘れていない…
忘れられない…
忘れたくない…
6:30p.m.
本当は…解っている。
この「答え」は…
誰に尋ねても、どれだけ想像しても
「正解」なんて解らない事くらい…
あなたにしか解らない…
あなたに問うしかない…
そして、それは…
確認しても、しなくても
「答え」は一つだという事も…
私は、解っている…
ただ…
その「真実」を知るのが怖いだけ。
あなたの本当の気持ち
あなたは何を見ているの?
あなたは誰を想っているの?
一瞬…
一秒…
一分…
一日…
生きている限り、
「時」は確実に失われていく…
時計の針は止まっても…
時間は止まる事はない…
私は…
「その日」「その時」を
“思い通り”に生きられたのか?
“想い通り”に行動できたのか?
答えは…
「できなかった」
周りの景色は刻一刻と変化しているのに…
それに気付かないフリをしていたんだ。
「言葉」
それは…
人を酷く傷付ける
“刃”にもなる。
相手が立ち直る事も出来ない程にまで…
そして、それは…
人を抱きしめる事も出来る、
暖める事も出来る、
“優しさという名の最大の武器”にもなる。
相手が一生、忘れる事が出来ない位に…
本来なら、後者の使い方が、
「正解」なはず…
なのに…
何故に前者の使い方を選ぶ人がいるの?
「君は強いね」
そう言われてきたから…
そうならないといけないと思って生きてきた。
「優しいコだね」
そう言われているから…
そうでありたいと思って生きてきた。
そうやって
作り上げてきた「私」
本当の「私」は…
私にも解らない。
一度、全て手放してみるか…
一度「終わり」にしてみるか…
そうする事で見えてくるものもある…
かもしれない…
違う…?
やはり私は…
人は…
ズルいのだろう。
奪われる前に自ら失う方が傷は浅くて済む…
終わらされる前に自ら終わらせた方が楽だから…
それを、どこかで解っているから、そうしたいだけなのだろう。
本当の失う…終わる
それが、どんな形なのか?
そんな事は知らない。
知らないくせに…
「それ」をしようと思うのは…
ズルさであり、弱さである。
「神様」っていると思う?
もし…
「神様」がいるのなら…
“一度だけでいい…会いたい”
“一言でいい…声が聞きたい”
このお願いは…
贅沢ですか?
叶えてはもらえませんか?
そうですね…
きっと…
贅沢なお願いなのでしょうね。
人と人との出逢い…
それは…
一瞬でも「奇跡」なのだから。
自分の“心”が解らなくなったのなら…
その時は
“自問自答”をすれば良いのだと気が付きました。
「おはよう…」
“朝、目が覚めた時に誰を想った?”
“今日は、誰を想って涙を流した?”
“今日は、誰を想って祈った?”
「おやすみ…」
“今夜は、誰を想って眠りにつく?”
その問いに素直に答えれば…
答えは解るという事。
例えば…
それが…
哀しかったり、切なかったりで
認めたくはない…
そんな答えが出てしまったとしても。
「おやすみ…」
切ないよ…
あなたに、届けたい…
でも…この声は届きはしない。
君に、伝えたい…
でも…この声は伝えられない。
「おやすみ…」
だから、眠る前に
心の声で届けるよ。
心の中で伝えるよ。
“あなたが哀しい思いをしないように”
“君が独りにならないように”
「運命」ってあると思う?
私は…
ずっと信じてた。
でも…
今までずっと…
“良い事”ばかりを、
「運命」だと思い込んでいた。
自分にとって都合の良い事ばかりを…
哀しく切ない「運命」もあるのに…
それらからは目を背け、耳を塞ごうとしていたんだ。
「おやすみ…」
あなたは、もう眠ったかなぁ…?
あなたが穏やかな気持ちで眠れていますように。
私は…
君が、側にいなくても…
眠りにつく一秒前まで…
君を想うよ。
「おやすみ…」
あなたは独りじゃないよ。
私も…
君がいるから怖くないよ。
「ダンデライオン」
花言葉の一つは…
“別離”
でも…
私はサヨナラなんて言わないよ。
だって、
また会えると信じている…
いつか逢えると信じているから。
「ダンデライオン」
花言葉を、もう一つ…
それは…
“真心の愛”
「葉桜」…
今年も、またこの季節がやって来た…
花びら舞う季節は、
あっという間に終わりを告げ…
新しい風を運んできた。
新しい風…
だけど…
毎年、懐かしい香りがする。
それは…
とても優しくて
どこか切なくて
いつも苦しくなる
そんな少し早い初夏の香り…
葉桜の下で
木漏れ日がつくり出す「影」を観ていた…
陽が落ちるにつれて、だんだんと消えていく「影」を…
“いつか時と共に、こうして、あなたの「影」も消えていくのだろうか…?”
なんて…
そんな事を思いながら…
ずっと観ていた。
消えたら心は楽になるの?
消えたら心は痛くなるの?
今の私には、まだ解らないよ…
今の私には…あなたが…
この痛みが愛しい…
愛しい、あなたの「影」
「おやすみ…」
静かな夜の闇の中…
目を閉じると、
あなたの声を少しだけ思い出せる…
“元気でいるよ”と…
だけでいい…
声を聞かせて。
「おやすみ…」
君は誰かの温かい声を聞いて、
もう眠っているのかなぁ…?
あなたの心の傷が
少しでも癒されますように…
君の優しい心が
傷付きませんように…
今夜も…
また私は眠れぬ夜を過ごしそう。
「形ある物は、いつか壊れる」
でも…
「形ない物も、いつか壊れる」
“ガラス玉”のように、形ある物の方が、
壊れる様子が目に見えるから…
諦めもつく…
かも知れない。
形ない物…
目に見えなくて…
壊れた事に気が付かない…
気が付かないように…と
なかなか諦められない。
「雨」…
夜の湿った風…
少し甘い雨の匂いがする…
モノクロの景色の中…
たくさんの色の傘が、
私を通り過ぎて行く…
あなたの傘を探す…
あの雨の日の、あなたの傘は…
どれだけ探しても見付からない。
小さな頃…
“子供”だった頃に、
欲しかった「物」は…
今なら、容易く手に入る…
そんな「物」ばかりのように思える。
でも…
大人になってから、
欲しいと思う「もの」は…
そう簡単には手に入らない…
そんな「もの」ばかり。
いつまでが“子供”で、
いつからが“大人”なのか…
それは良く解らないけど…
でも…
そんな事に気が付くようになったという事は…
私も、少しだけ“大人”になった…
という事なのかなぁ…?
目に映るもの…
静寂に包まれた町…
暗闇…
ライト…
誰もいない…
独りの夜の街のドライブ
聴こえてくるのは…
好きな音楽…
アスファルトを走るタイヤの音…
風を切る音…
そこにあるのは…
私自身とそれだけ。
あなたがいない事を忘れられる…
私の大好きな時間
「おはよう…」
今日も、あの日の君がくれた、
“大丈夫だよ”の一言を思い出すだけで頑張れるよ。
あの一言は…
いつでも私の大切な“御守り”
「おはよう…」
届かないかなぁ…?
届かなくても…
私の声…
“ありがとう”
君に伝えるよ。
やわらかな陽射しに、5月の風に、
想いを託して…
人は出逢ったその瞬間から、
別れへと向かう。
まるで、サラサラと落ちる砂が過ぎ行く時を知らせる「砂時計」みたいに…
「砂時計」のように逆さまにして、
時間を戻せるのなら…
最初から、やり直せるのなら…
雨上がりの空を見上げて…
例え虹が見えなくても…
視線を落とせば、そこには
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
「花の虹」がある。
だから…
悲しくて、辛くて…
うつ向いてしまっても…
“独りで泣かないで”
ちょうど桜の咲く時期から桜の終わり頃になると、
よく見かける街路樹は…
「ハナミズキ」
花言葉…
“返礼”
“私の想いを受けて下さい”
この木の下で心の中で、
君に“ありがとう”と言ったら…
私の“想い”は受け取ってもらえますか?
君に伝わるのかなぁ…?
「おはよう…」
今日は…
“母の愛”に“感謝”を込めて…
毎年、少し恥ずかしいなぁ…
「カーネーション」を贈ろう。
今年は何色がいいかなぁ…?
花言葉…
赤“母の愛”
ピンク“感謝”
青“永遠の幸福”
まだ止みそうにない
「5月の雨」…
私の視界を遮る無数の雨粒
その向こう側にある景色の中に…
いつまでも、ずっと…
あなたの姿を探してしまう。
これからも、きっと…
あなたの姿を映してしまう。
「おはよう…」
眩しい朝日…
アラームよりも先に目が覚めた。
そんな久しぶりの晴れた朝は、
まだ眠たい。
「おはよう…」
この空の下…
遠い空の下…
何処かに君がいる…そう思えば
今日も一歩ずつ…
ほんの小さな一歩でも…
少しずつ前へ進める気がする。
「おはよう…」
今日も、晴れの日…綺麗な空
この春の優しい陽気みたいに、
あなたの心も、
穏やかでありますように。
「おはよう…」
こんな朝の始まりなのに…
君を想うと、
私の心が、ざわめくのは…
どうして?
訳もなく寂しい夜…
暗闇に、たった独りでいると、
あなたを想い出す…
あなたと過ごした日々を。
あの頃「嘘」なんてなかった…
今頃になって気が付く。
あなたがくれた、
ささやかなプレゼントも…
走り書きのような、あなたの文字が書いてある、
小さなカードも…
まだ捨てられていない…
私の心も。
私と、あなたを繋いでいた
脆くて細い“糸”は…
いつからだろう…?
複雑に絡んでしまって、
ほどけなくなってしまった。
ほどけなくなってしまったのに…
切れてしまったように…
見失ってしまった。
激しい雨音と雷鳴で目が覚めた。
いつまでも忘れられずにいる
行き場をなくしたままの
「片恋」…
この雨と共に流れてしまえば
どんなに楽だろう…
繋いだ手を離したのは私…?
それとも…
あなたが離れていったの…?
もう本当に繋いだ手は離れてしまったのか…?
それすら解らない。
そんな疑問は…
この雷鳴にかき消されてしまえば
どんなに楽だろう…
ずっと“心の引き出し”の中に、
しまっておきたかったのは…
大切すぎて…
失くしてしまうのが怖かったから。
そっと隠しておきたかった。
でも…
あまりにも長い時間、
しまっておきすぎたから…
どこにあるのか
解らなくなってしまった。
名前も知らない
小さな花…
思えば、幼い頃から、この季節になると
すぐ傍に咲いていた。
小さくて決して華やかではないけど…
心が暖かくなる…
優しい気持ちになれる…
君のような存在の花だと思った。
…君なら、きっと…
この小さな花を一輪、差し出せば
それだけで…
笑顔を見せてくれる。
「サンセット」…
ここなら、良く見えるんだなぁ…
一人で、こんな遠くまで来れるようになった。
独りで、ある程度の事は出来るようになった。
でも…
まだ、そんなに強くはない。
君が想うよりも…
ずっと臆病で
あなたが思うよりも…
もっと脆くて
人がおもうよりも…
きっと弱いのです。
見たいものは見れなくて…
見たくないものを見てしまう。
聞きたい事は聞けなくて…
聞きたくない事を聞いてしまう。
知りたい事は知らなくて…
知りたくない事を知ってしまう。
いつからか、そんな
“気が付かない方が良い”事に、
気が付いてしまった。
出逢った頃の私達は…
ただ無邪気に、はしゃいでいた。
私が…
自分の中に芽生えた“想い”に気が付くまでは…
気が付かないフリをして、
ずっと無邪気なままでいたのなら…
もっと、ずっと近くにいられたの?
“あの時こうしておけば…”って、
よく考えてしまう。
そんな事を考えても意味なんてないのに。
はしゃいでた、あの頃には
戻れない…
無邪気だったあの頃を想うと切ない。
どうすればいいの?
「おはよう…」
今年も春が終わりを告げて、
もうすぐ梅雨が始まり…
夏が来る事を予感させる何とも言えない息苦しさで目が覚めた朝。
毎年この季節は色々な意味で息苦しい…
今日は曇り…
それでも、その雲の上には、いつもと変わらず太陽は存在している。
「おはよう…」
あなたが、君が…
例え雲に隠れて見えなくても、いつもと変わらず、光を届け続ける
「太陽」の存在に気が付きますように…
今日も…
あなたと、君の心に…
暖かい光が届きますように…
あなたに出逢い、恋をして…
「初恋」とは…
“初めて恋をする”という事ではなくて、
“初めて本気で恋をする”という事なんじゃないかなぁ…?
って…そう思うようになりました。
それは…
今までに無い程に痛くて…
理由もなく不安になって…
どうしようもなく辛くて…
それだけ苦しいのに…
それ以上に…恋しい。
「初恋」
今年最後の「5月の雨」は…
何も見えなくなるくらい…
何も聞こえなくなるくらい…
私の記憶を、さらうように、
いつまでも激しく降り続いた。
それなのに「5月の雨」は…
何も見えなくなっても
あなたの姿を映し出し…
何も聞こえなくなっても
あなたの声を蘇らせる。
来年もまた…
これから先も5月が巡ってくる度に…
「5月の雨」が降る度に。
「おはよう…」
今朝、君は、どんな夢を見て目覚めたの?
もし…
楽しい夢を見て目覚めたのなら…
今日が、その夢の続きのような幸せな1日になりますように。
もし…
怖い夢を見て目覚めたのなら…
“夢で良かった…”
って安心して笑顔で始まる1日になりますように。
何だか久しぶりに、ずいぶん前に
よく聴いていた音楽を聴いてみた…
一気に過去に戻った不思議な感覚がした。
まだ本当に「子供」で…
歌詞の意味なんて解らないのに、
ただ…好きで繰返し聴いていた。
今、聴いてみると…
その歌詞の意味が良く解る。
それから…
そんな歌詞の意味なんて解らなかった
まだまだ「子供」だった頃の私は…
あれから何年も経った現在、
歌詞に自分の“想い”を重ね合わせ、
涙したり、感動したり、共感したりするなんて思ってもいなかっただろうなぁ…
そして…
こんな歌の世界のような苦しくて辛い「恋」をするなんて…
想像もしていなかった。
忘れるまで
好きでいても良いですか?
何もかも忘れる事なんて出来ない。
たとえ記憶が薄れ…
いつか記憶が無くなるとしても…
私の“心”から消える事はない。
ただ…
愛しい“恋心”を忘れるまで…
好きでいても良いですか?
「おはよう…」
6月初めの雨の朝…
少し予報外れの天気。
あなたが傘を忘れて、
雨に濡れませんように…
今の私は…
あなたに傘を届ける事も出来ないから。
「おはよう…」
君は、きっと…
誰かに傘を差し出しているのだろうなぁ…
それでは、君が雨に濡れてしまうのに。
君は…
君は、そんな人。
忘れたいから眠りたい…
でも、目を閉じると
あなたが浮かぶ…
あの頃のままの…
もう、ほとんど記憶に残っていないのに…
あの笑顔も…
優しい声も…
心が覚えているから。
まだ、目を閉じると
涙が溢れてくる…
だから、私は今日も
眠れぬ夜を過ごし…
気が付けば、また朝になる…
あなたがいない、朝が来る。
あの通りを曲がった所に、
細い道がある…
それは…
あなたと私の
「想い出の道」
あれから一度も通っていない…
…通れない。
もう、あなたはそこにはいない…
あなたに出逢い
あなたに恋をし
あなたと別れた
「想い出の道」
そこに行けば…
あの頃の私たちが、そこにいて
無邪気に笑っている気がして…
余計に切なく胸を締め付けるから。
あの頃の私たちを
素直に“懐かしいなぁ…”なんて
まだ、そんなふうに思えない。
まだ、「想い出」になんて出来ない。
後悔をしても…
後戻りは出来ない。
戻れないから、進むしかない。
今までは…
あなたという「道標」があったから
回り道をしても
前に進む事が出来ていた。
君という「一筋の光」があったから
先が見えずとも
道を照らしてくれていた。
でも…
道標を見失い、光が見えなくなり
どこへ、どう進めば良いのか解らなくなってしまったから…
少し立ち止まって考えたいけど…
立ち止まると置き去りにされそうで…
怖い。
素敵な音楽は、
世代・ジャンルを問わず
自分の心境などに合うものだけではなく、
そうではなくても
1曲、1曲に、それぞれ物語があると思う。
聴いていると目の前にスクリーンが拡がるみたいに。
誰かの人生の物語を観ているような。
美しさも、はかなさも…
喜びも、哀しみも…
例えハッピーエンドではなくても…
響いた言葉やメロディーは、
耳に残り
心に強く刻まれる。
いつまでも…
いつまでも…
恋愛も同じようなものなのかもしれない。
どんな結末を迎えようとも…
苦しみも、辛さも…
恋しさも、優しさも…
心に残り
魂に深く刻まれる。
出逢い…
それは…突然起こる想定外の出来事だと思っていた。
でも…
あなたに出逢って、それは…
色々な条件が揃った時に起こる
奇跡なのだと思うようになった。
だって…
あの日の天気
あの日の気温
あの日の時間
その、どれかが違っていたら…
何かが、ほんの少しだけでも違っていただけで…
あなたに出逢っていなかったはずだから。
どんなに時が経っても、
鮮明で、色褪せない記憶は…
いつか
もっと月日が流れて…
歳を重ねて…
その日が来て…
あなたを、君を、思い出す時…
美しいセピア色となり、
心の中で蘇るでしょう。
何度観ても飽きない映画のように。
何年経っても聴く度に深みが増す音楽のように。
今までに、どれだけの
「後付けの理由」で逃げてきたのだろう…?
それは…
「理由」ではなくて「言い訳」
本当は出来たはずの事を何かのせいにして、
しなかった。
本当は伝えられたはずの事を誰かのせいにして、
言わなかった。
後付けの理由は…
後悔となり…
後々まで心に重く、のし掛かり続ける。
後付けの理由は…
自分の心についた「嘘」でもあるから。
「恋」とは…
少し大袈裟な表現になるけど、
「人の人生」そのもの…
そんな感じがするのです。
恋を失うと何だか…
この世の終わりのような気持ちになってしまうし…
「恋」だけが、
「家族」には抱かない感情…
「友達」には抱かない想い…
そんな様々な「人の心」が一気に溢れてくるから。
だから、恋が一番難しく、複雑な気がするのです。
そして…
とても曖昧で不思議。
なぜ君の事が気になるのだろう…?
君と私は、
どこか正反対で、何かが同じで…
例えば…
私が「青」が好きだと言ったなら
君は「赤」が好きだと言うと思う
それなのに…
君の事が気になるのは…
“一人”ではないけど“独り”
そんな感じがしたから…
そんな部分が私と同じような気がしたから。
それに、なにより…
君は、私にないものをもっている…
それは私に欠けているもの。
“「夏風邪」って長引くなぁ…”
ここ数日間、私は鼻声で…
そんな自分の声で、
あなたの事を、また思い出した。
よく風邪をひく人だった…
私は、
「また風邪?」って…
笑いながら聞いて…
あなたは、
「そう。また風邪だよ」って…
笑いながら答えた…
そんな些細なやりとり…
それだけで…
それだけなのに…
その時間は…
いつまでも私の特別な時間。
「夏風邪」の「微熱」のように…
いつまでも冷めない。
浅い眠りの中…
あなたの夢を見た。
目が覚めると、どんな夢だったのか…
すぐに忘れてしまったけど。
実際には、
もう…
ずっと会っていない。
顔も声も覚えていない…
でも…
夢で会ったのは
間違いなく、あなただった。
目が覚めて、すぐに夢だと気が付いて…
それなのに…
あの頃と鼓動の速さは変わらない…
あの頃と心臓の音は変わらない。
ただの夢なのに…
あの頃と同じで別れ際が哀しくて…
もう二度と会えない気がした。
この世の中に…
「100%」なんてないと思う。
土曜日の天気予報…
降水確率「100%」は外れた。
「100%」なんてない…
なのに私は…
“あなたにまた会える”
“どこかで君に逢える”
その確率を、
「100%」あり得ないと…
そう思い込んでいる。
どうして…?
逆に「0・1%」は必ずある、
ごく僅かな確率を信じる事が出来ないのだろう…?
きっと…
始めから僅かな期待をしない方が、
期待が外れた時に、
落胆する確率が低下するからだろうなぁ…
例えば…
降水確率「20%」という低い確率でも、
雨に打たれるのが嫌で傘を持って行く…
「雨対策」みたいに。
まだまだ弱い自分の心を守ろうとしているんだ。
雑踏の中で見つけた、
あの日のあなたの傘…
擦れ違う瞬間…
私は、傘の柄を倒した…
それは…
もし、あなただったら…
久しぶりに会うのが恥ずかしいとか、
何を話したら良いか解らないとか、
気まずくて隠れたいとか…
横殴りの雨を避けたいとか…
そんな理由ではなく…
擦れ違うその傘は…
“あなたではない”
それを解っているから…
その現実を認めたくなくて…
見ないようにするため…
私は、傘の柄を倒した。
曲の歌詞や、詩の一節…
その意味は、人により、それぞれ解釈は違う。
それに、時と共にまた違う解釈に変わってきたり…
そんな感じで…
あの時のあなたの言葉…
最後の些細な一言…
あの時、私が勝手に解釈をして、
悪い想像をした。
でも…
時が経てば…
もしかしたら解釈も変わってくるのかもしれない。
いずれにしても…
それは私なりの解釈、想像であり…
本当の意味は…
あなたしか知らないのだけど。
君からもらった「優しさ」は…
君に返したいけど…
君に返す事は出来ないから…
他の誰かに返そうと思う。
君がくれた分だけ…
君がくれた以上に…
たくさんの誰かに渡そうと思う。
でも…
本当は…
いつか君に返したい…
他の誰でもなく君に渡したい。
変化することは当然で…
変化しなければ退屈で…
それに…
変わらないものなんてないのかもしれない。
でも…
変化しない方が良かった…
そのままの方が良かった…
そんな事もあると思う。
いつも続きを考えていたはずが…
いつしか終わりばかりを考えるようになってしまった。
いつも何をしようか考えていたはずが…
いつしか何をすれば良いのか解らなくなってしまった。
いつからこんな風に変わってしまったのだろう…?
昨日までの雨が嘘のように、
晴れた朝…
遠く…かすかに蝉の声が聴こえてきた。
眩しい陽射しに…
あの夏の日を思い出す。
そんなに昔の事ではなくて…
あなたは今も、どこかにいるはずなのに…
梅雨の晴れ間に聴いた蝉の声と、
眩しい陽射し…
何故だろう…
あの夏の日の感覚が蘇るとともに…
遠い夏の日の夢みたいに思えてくるのは…
こんな晴れた日に…
こんな気持ちになるなんて…
どうかしているなぁ…
「沈黙」の中にも「言葉」は存在する。
とても大切な「一言」が…
あの日…
あなたに最後に会った日…
あなたとの会話の途中で、
私は…
黙ってしまった。
その沈黙の中には…
ちゃんと言葉はあったんだ。
あなたには伝えられなかったし…
あなたには気付いてもらえなかったけど…
大切な一言がうまく言葉にならなくて、
黙ってしまったんだ。
メールの文字も同じ…
その一行の後の空白の中に…
大切な一言が存在していると思う。
ただ…
それを伝える事も…
それを受けとる事も…
同じくらいに難しい。
平気な顔をしているのは…
強がりなんかではなく…
冷めているわけでもない。
笑っているのは…
楽しいからではなく…
嬉しいわけでもない。
困らせたくないから…
困る顔を見たくないから。
現実(本当)を知るのが怖くて…
現実(本当)の自分を見せたくない。
突然…
あなたの顔や声をハッキリと思い出す瞬間がある。
何故なのか解らないけど…
思い出す度に…
ときめくというよりも、
押し潰されそうな気持ちになる。
不安でたまらない気持ちになる。
どう表現したら良いのか解らないくらいに…
複雑なこの“想い”は…
誰にも言えない…
誰にも言わない。
ただ…
一人で懸命に、あなたの顔や声を忘れようとする。
こうして突然現れる…
あの日のままのあなたは…
あの日よりもっと…
私の心を苦しくさせる。
雨音で眠りにつき…
雷鳴で目が覚める。
この雨音が止んだら…
本格的な夏が来る。
蝉の声と…
眩しい陽射しは…
いつかの夏の日…
あの日のあなたを連れてくる。
初めて出逢った夏の日も…
少し距離が近づいた夏の日も…
もう戻ることはない。
解っている…
解っているから…
夜明けが早くなることが…
夏が来ることが…
哀しいことのように思えてくる。
それでも季節は止まらず…
この雷鳴が消えたら…
いつかのあの夏ではない…
これから新しい夏が来る。
もう少しだけ…
雨音…止まないで…
雷鳴…消えないで。
君には…
「嬉しい」とか「楽しい」とか
そのまま言えていた…
「寂しい」とか「悲しい」とか
そのまま言える気がした…
そんな君にまで…
いつしか…
そのままの自分を見せることが怖くなってしまった。
少しずつ遠慮をしたり…
変に気を遣ってみたり…
いつもの、そのままの自分でいられなくなってきて…
そのままでいることって何だろう…?
そのまま…って何だかとても難しいことのように思えてきて…
また自分で自分を窮屈にしてしまう。
誰でもいいわけではない…
でも…
理由なんてどうでもいい。
今でも全然、解らないから。
どうしてこんなに恋しいのか…
どうしてこんなに悲しいのか…
どうしてこんなに不安なのか…
これからも解らないと思う。
初めから理由なんてなかったから。
ただ…
あなただった…
「自由」と「不自由」の境界線は、
一体どこにあるのだろう…?
誰かを想うことは自由…
でも、それが…
この想いが私を縛り付けている。
いっそ想うことを禁止してくれたのなら…
不自由にしてくれたのなら…
諦められるのかもしれない。
自由だからこそ…
伝えようか迷ったり…
会いたいと願ったり…
自由に揺れる心が止められず…
ずっと同じ場所を行ったり来たりするように…
ここから動けなくなる。
いつか一度だけ待ち合わせをした
あの場所は「違う景色」に見える日が来るのだろうか…?
変わらないものなんてなく…
あの場所も刻一刻と変化しているはずなのに…
季節も行き交う人々も…
町の音も色も違うのに…
私には…
今でも…
あの場所が「同じ景色」に見える。
あれから時間が止まっているかのように。
何も変わらない…
あなたが来ないこと以外すべて。
「おはよう…」
雷鳴で目が覚めていた日々が遠い昔のように、
蝉の声で目覚める朝が来た。
夏が来る…
「おはよう…」
もう何度目の夏だろう…?
長い雨が止んで、甘く懐かしい雨の香りを、
夏の熱くて息苦しい風が連れ去っていく…
夏が来た。
よく晴れた「青空」…
太陽が海を眩しく照らしているこんな日は…
空と海が一つに見える。
でも…
本当は…
空と海は果てしなくかけ離れていて…
一番近くて
一番遠い…
決して一つになれない「青」…
海の「青」は深くて…
空の「青」は遠くて…
海より深い“想い”は…
空より遠くに感じられる。
あんなに近くにいたはずなのに…
こんなに遠くになってしまった…
ジグソーパズルを組み立てるように…
1ピースずつ…
少しずつ…
気持ちを整理していこうとする…
でも…
いつも最後の1ピースがなくなってしまう。
いつまでも完成しないジグソーパズルのように、
いつまでも整理ができない私の気持ち…
最後の1ピース…
見つからない…
どこかが欠けていて…
どこかに埋められない空間がある。
何が足りないのだろう…?
何をなくしたのだろう…?
今も解らないままで…
最後の1ピースを探す。
「7月7日」…
今年も夜空を見上げる…
今にも雨が降りそうな暗い空。
雲に覆われて見えなくても…
その雲の向こう側の…
星の煌めきに…
願いをかける。
きっと多くの人々が…
星空の下…
曇り空の下…
雨空の下…
想いを馳せ…
静かに祈る。
いつか…
また…
もう一度…
“あの人に逢わせて下さい…”
数日ぶりの雨に少し心が安らぐ…
雨傘が日傘に変わり…
雨雲が夏雲に変わり…
春服が夏服に変わり…
急に周りの風景や、街の様子が
「夏色」へ変化して…
私の心は、それに付いていけなくて…
夏のどこかはしゃいだような雰囲気は
私を虚しくさせていたから。
この雨は…
ほんの少しの間だけ
“夏が来た”ことを忘れさせてくれる。
生命が続く限り…
四つの季節は繰り返し続いていく。
晴れの日も雨の日も繰り返し続いていく。
その四季の中すべてに、
あなたとの日々があり…
晴れの空に、
あなたの笑顔が映る。
雨の音に、
あなたの声が聴こえる。
この命が続く限り…
望んでいたのは…
「大げさ」な事ではなく…
一秒だけでも会いたい
一言でも声が聴きたい
そんな些細な事なのかもしれない。
でも、それは…
「大げさ」ではなく、
「当たり前」でもなかった事を思い知らされた。
その途端、それは…
「叶わぬ願い」のようにさえ感じた。
遠く…
「届かないもの」のように思えた。
あの日君がくれた
「大丈夫だよ」って言葉は…
力強く…
優しく…
あの日からずっと…
私の心に大切に残っている。
大事な御守り。
でも…その君の言葉に少し不安や胸騒ぎを覚えた。
「大丈夫だよ」…
その一言の後に、もっと何か続きがあるような…
そこにはもしかして…
「サヨナラ」が含まれていたら…とか。
今でも…
そんな事が頭をよぎる。
週末の金曜日、夏の街を歩いた。
本当に…
嫌だというほど「夏」らしい一日だった。
アスファルトの照り返し…
蜃気楼…
熱風…
そんな中、流れてきた音楽に足を止める…
それは「冬」の歌だった。
一つ前の恋を思い出した。
その曲は…
冬の恋…
終わった恋の歌だった。
“懐かしいなぁ…”
“何故このタイミングで…?”
“夏なのに…”
“数年前の冬の曲…?”
とか…
色々な事を考えながら、しばらくその音楽に耳をかたむけていた。
それから…
今でも後悔している事…
私が、ずっと考えないように…思い出さないようにしてきた事…
それを敢えて思い返した。
その恋が終わった時…
私は…
その人の事を「薄情」だと思った。
その人の気持ちを考えずに…
ただ…
いなくなるその人の事を「薄情」だと思った。
“私はどうなのか?”
そんな事は棚にあげて…
些細なその人の言動に気付かずに…
最後にその人を見送った駐車場…
私は…
振り向きもせずに去った。
私の方が「薄情」だったのかもしれなくて…
最後に見たその人の表情が…
少し怒っているような…悲しんでいるような…
そんな感じだった事は覚えている。
後になって…
ずいぶん時が経って…
その人の「優しさ」に気が付いた。
「薄情」な人が、最後の最期その日まで、
私の好きな色や、好きな香りを覚えているはずもない。
…夏の熱風に、自分のつけている香水の匂いが香った…
ずっと変わらない自分の香りと…
冬の終わった恋の歌…
その人が好きだと言ってくれた香り…
泣きながらよく聴いていた冬の音楽…
一つ前の恋を思い出した夏の一日。
共に過ごした時間は、
長くなくても…
交わした言葉は、
少なくても…
人は何年生きられるのか…
そんな事は解らないけど…
二人で過ごした時間…
それは共有した二人だけのもの。
たとえ形には残らなくても…
どんなに時が経っても…
限られた時間の中の、ほんの一部でも共有できた事実は消える事はない。
いつか終わる…
その日がきても…
消える事はない。
こうして…
何度も自分に言い聞かせてみても…
“もっと長く一緒にいたい”
“ずっと話していたい”
どうしても…
そう願ってしまう。
これは…
欲張りな事なの…?
梅雨明けの青い空…
そこには眩し過ぎるくらいに真っ白な、
「夏雲」…
小さな頃は、見ているだけで胸が高鳴った。
これから先のこと…
明日のこと…
未来のこと…
想像するだけで楽しかった。
今は、「夏雲」を見ると…
空が狭く感じる。
あなたがいる同じ空…
君へと続いている空…
「夏雲」に邪魔されて、
遠くなってしまう気がする…
狭い空の下で…
ひとりぼっちになってしまう気がする。
「夏雲」の向こう側…
これから…
明日…
その先の未来…
ひとりで想う…
“人を想う事”とは…
“相手の幸せを願う事”だという。
私は…
“あなたの幸せの隣にいたい”
“あなたの笑顔の近くにいたい”
“夢を見ている君の傍にいたい”
これは、裏を返せば…
私の“幸せになりたい”という願いで…
きっと…
私のワガママなのだろうなぁ…
出逢った遠い夏の記憶も…
私の想いも…
いっそ海に沈められたら、どんなに楽だろう…
水面の煌めきは…
あの日のあなたの笑顔を思い出す。
私の心音は…
あの日のまま…
何も変わらず…
潮騒よりも騒がしくて…
あなたが私の心の中に存在している限り…
ずっと…
ずっと…
どんなに忘れようとしても…
どんなに捨てようとしても…
この想いは、どこにも、やり場がない。
この鼓動が静まることもない。
どれだけ平気なフリをしても…
人に嘘はつけても…
自分の心に嘘はつけない。
自分の心はごまかす事はできない。
あなたによく似た後ろ姿の人を見かけるだけで…
“あなたではない”
と解っているのに…
心臓って正直だなぁ…
どうしたら良いか解らないくらいに…
鼓動が速くなる。
もう、こんなに長い間あなたに会っていない…
ほとんど記憶に残っていないあなたの姿…
それでも…
“あなたではない”と解る。
という事は…
もし、それがあなただったら…
あなただったのなら…
私は、すぐに“あなた”だと解るのだろうなぁ…
そう考えるだけで…
鼓動が速くなる。
今でも…
息苦しくなるくらいに…
あの夏…
「線香花火」の始まりのように心にともった小さな灯は…
やがて大きな火花となっていた。
雨が降っても…
涙に濡れても…
風が吹いても…
心が揺れても…
いつか火花がまた「線香花火」の終わりのように、今にも消え落ちそうな小さな炎になってしまったとしても…
できるだけ長く続くように…
消えてしまわないように…
それを祈る…
私は…
この心に生まれた灯を守りたい。
伸ばした髪は…
あなたに会えなかった月日。
切られた髪は…
あなたを想い続けていた時。
生まれて初めてだった…
リラックスできるイスで…
シャンプーの良い香りで…
本来なら、特に女性にとっては楽しみであり、
気分転換ができるはずの場所で…
こんなに切なく悲しい気持ちになるなんて。
何だろうなぁ…
うまく言えないこの感情…
何だろう…?
ハサミで切られて足元に落ちていく髪を見ていたら…
あなたと過ごした月日…
あなたを待っている時…
何かがなくなってしまうような…
そんな感情でいっぱいになった。
髪は軽くなったのに、
気持ちは軽くならなくて…
色は明るくなったのに、
気持ちは明るくならなくて…
手入れは楽になったのに、
気持ちは楽にならなくて…
“鏡の前の新しい私”は…
複雑な想い…
「未来」は自分自身で創るもの。
誰に何を話しても…
誰に何を聞いても…
最終的な結論を出すのは自分自身。
私は、これから先どんな決断をするのだろう…?
この恋の終止符の打ち方は…
まだ決めてはいない。
想いを伝えるのだろうか?
伝えず逃げるのだろうか?
それとも…
フェイドアウトするのだろうか?
いつか、それを決める時が来て…
やがて、それより先の「未来」で
その私の決断(言動)に対して後悔をしたとしても…
“あなたに出逢ったこと”
そして…
“あなたに恋をしたこと”
それだけは…
絶対に後悔なんてしない。
寄せては返す波…
夜空に咲く色とりどりの花火…
夜明けとともに騒ぎ出す蝉の声…
たくさんの人々が行き交う街…
足音…
笑い声…
色々な夏の音が聴こえてくる。
この夏の日のどこかで…
あなたは呼吸をして…
今を生きている。
8月の町…
この夏の音のどこかに…
あなたの鼓動が聞こえるはず。
でも…
他の音が騒がし過ぎて…
あなたの足音…
あなたの笑い声…
あなたの鼓動…
あなたの音が探せない。
恋をすると“生きている”と強く感じる。
「心」は色々な感情を知る…
「涙」は色々な意味を持つ…
辛い事、苦しい事の方が多い気がする。
だからこそ“生きている”と強く感じる。
逃げる事も、忘れる事も出来ない事は解っているけど…
逃げたくなる…
忘れたくなる…
どれだけ遠く離れても…
どれだけ時間が過ぎても…
どうしても逃げられないのは…
いつまでも忘れられないのは…
どれだけ遠くへ行っても…
自分自身からは逃げられないから。
どれだけ時間が経っても…
その記憶は心に刻み込まれ続けるから。
この空の下で出逢った恋…
青空を見上げ、あなたを想う。
雨が降っても…
雨宿りをするように、あなたを待つ。
雪が降っても…
白い景色の中で、あなたを探す。
いつの日か…
この想いが…
すべてが…
あの空に消えるまで。
時おり訪れる大好きな街がある。
都会の喧騒…
地下鉄が通過する瞬間の熱風…
多くのバスや車が走る音…
思わず肩がぶつかりそうになるくらいに人で溢れる交差点…
イベントで盛り上がる、ほんの数時間の非日常的空間…
決してゆっくりと休日を過ごすような街ではないのかもしれないけど…
私は、この街が好き。
この騒がしい街のカフェで静かに過ごしながら…
“この街なら偶然あなたに会う事はない”
“ほんの少しの偶然を期待する事もない”
あなたと私には何の共通点もない街だから。
また…
結局あなたの事を考えていた。
さっきまで晴天だった外は急な大雨…
太陽の光に照らされて輝いていた街路樹が、無数の雨粒で霞んで見える。
その光景は…
落ち着かないのに何故か落ち着く。
矛盾だらけのこの街…
矛盾だらけの私の心…
恋する想い…
会いたくて…
あなたと過ごした日々を思い返していた。
些細な会話…
あなたの笑顔…
ただそれだけで…
それだけの事で…
私は幸せだった。
そう思うと…
何故だろう…
泣けてくる。
会えなくて寂しいときに、
楽しかった過去を思い出すと悲しくなるんだ。
それは、まだ私は、あなたの事を…
“過去の想い出”になんて出来ていないから。
“過去の想い出”になんてしたくはないから。
“過去の想い出”となんて生きたくないから。
あなたに出逢って…
私の心は呼吸をし始めたのだと思う。
あなたに出逢うまで私は知らずにいた…
“呼吸をすることがこんなにも苦しい”
ということ…
体温を上回るほどに熱い、
真夏の空気を吸い込むことが苦しいように…
誰かを想うことが、
こんなにも苦しいなんて知らなかったから。
あの頃の私は…
“あと何日経てば、あなたに会える”
また、あなたに会えるまでの日を数えていた。
その日までを指折り数えるのが…
楽しくて…
嬉しくて…
緊張して…
色々な感情で良く解らなくなるくらい、
その日が待ち遠しかった。
今の私は…
“最後にあなたに会ってから何日経ったのだろう”
あなたに会えなくなってしまってからの日を…
それを数えている。
長すぎて…
悲しすぎて…
もう、どれだけの日々を数えてきたのか…
覚えていたくないくらい…
いつになったら、この数をリセットできるのだろう…?
いつになったら「0」になるのだろう…?
いつになったら…
あなたに会えるのだろう…?
“これ以上…辛い日々を数えたくない”
君は優しいから…
私は、君がいるとダメになる。
君がいないと…ダメになる。
君はとても優しいから…
きっと、それに気が付いて、
いつか私の事を…突き放す。
君は強いから…
私がいなくても…
私が心配しなくても…
絶対に大丈夫だよね。
君はとても強いから…
私は…君のようになりたい…
そう思うんだよ。
いつか…
いつの日にか…
君に追い付けたのなら…
どこかで…
また…
そう思いたいんだよ。
どうして心の中にある大切な想いは、うまく伝えられないのだろう…?
言葉で伝えようとすると…
息が詰まったみたいに、
うまく言えなくなる。
文字で伝えようとすると…
指が止まってしまって、
うまく書けなくなる。
心の中にある大切な想いは…
言葉や文字で簡単には表現が出来なくて…
伝えようと努力をしても、
全ては伝わらず…
伝えられるのは、ほんの一部分だけだったり…
逆に誤解されてしまったり…
心の中を全部そのまま見せられたのなら楽なのになぁ…
空は薄い雲に覆われて、
月明かりも見えない暗い夜…
真昼の太陽の熱が冷め、
涼しい風が吹いている。
セミの声が鳴き止んで、
鈴虫の声が聴こえてる。
まだ陽が長くて、
騒がしく眩しい夏の町は…
夜になると秋の気配を感じさせる。
毎年こうして、ゆっくりと夏が秋へと変わっていく…
今年も…
あなたのいない夏が終わろうとしている…
雲の切れ間から降り注ぐ月の光…
やわらかくて優しい光…
君も、どこかでこの月を観ているの?
あなたも、この月の光の下で眠っているの?
同じ月明かりの下にいるはずなのに…
何も見えなくて…
声も聞こえない。
まるで、違う月明かりの下にいるようで…
寂しくなる…
冷たくて悲しい光…
距離が近づきそうになると、
離れたくなる…
こうして一定の距離を保とうとするのは…
近づくことによって、
いつか離れてしまうことが余計に不安になってしまうから。
だから、一定の距離を保ちたい…
そうすれば、これ以上、距離を縮めることは出来ないかわりに…
これ以上、離れることもないと思うから。
そんな事ばかり考えてしまう…
“人と深く関わる事が得意ではない”
“深く関わって裏切られる事が怖い”
私の、こんな所は…
何だか、あなたも似ている気がする…
本当は、もっと君に話したい事があった…
君に見せたいものがあった…
本当は、もっと君に聞いてほしい事があった…
君に見てほしいものがあった…
それよりも…何よりも…
君がくれた言葉…
その一つ一つが今でも心に在ること…
これからも在り続けること…
それを伝えたかった。
目には見えない大切なもの…
それを見てほしかった。
私に出来ること…
君に返せるものなんて、何一つなくても…
今、君が見ている景色の中に…
「悲しみ」や「苦しみ」が無いことを…
いつも…
いつも…
ただ…
それだけを願う。
一体、何日ぶりだろう…?
雨音と風の音で目が覚めたのは…
セミの声も、鈴虫の声も聴こえてこない朝。
雨は…
夏の熱を洗い流し…
風は…
次の季節を運んでくる…
どうしてかなぁ…?
夏が来るのは何だか苦しくて切なかったのに…
夏が終わるのは何だか寂しくて…
夏を惜しむ気持ちになるのは…
きっと…
私の記憶の中の、
どの季節にも“あなた”が存在しているから…
どの季節の中でも“あなた”を思い出してしまうから…
今の「夏と秋の中間」の季節にも…
“あなた”が存在している。
“あなた”を思い出している。
最初から、ひとりだったなら…
“あなた”という存在を知らなければ…
今こんなに寂しいなんて思わずに済んだの…?
人生の中のほんの一瞬…
途中であなたに出逢ってしまったから…
この先の道がこんなに不安になるんだ。
…そうじゃない…
私にとっては、
この寂しさも、不安さえも…
“あなた”が存在しているという…
大切な“証”なんだ。
人生の中で
色々な道で
たくさんの人と出逢う。
一瞬だけ目が合った人…
ただすれ違っただけの人…
一言だけ言葉を交わした人…
それから時間を共有した人…
でも、どちらかというと
擦れ違う事すらなく、
出逢う事もなく、全く関わらない人の方が多く存在する。
こんなにたくさんの人がいるのに…
そんな人生の中で、
私は、あなたに出逢った。
目を合わせ、言葉を交わし、
同じ時間を共有した…
あの道で…
一生忘れられない人に出逢った。
寂しさを少しでも忘れたいから、
他の誰かと騒いでも
無理に楽しく笑おうとするだけ
“私は何をしているのだろう…”って…
余計に寂しくなる。
悲しみを少しでも忘れたいから、
他の事で気を紛らわそうとしても
そこで新しいことを発見するたびに
“君に話したいなぁ…”って…
何だか悲しさが増してくる。
痛みを少しでも忘れたいから、
美しい景色を眺めてみても
それが美しければ美しいほど
“あなたと一緒に見られたら…”って…
どこかが、また痛くなってくる。
他の何も…
君の代わりになんてならない。
他の誰も…
あなたの代わりになんてならない。
そんな事は解っているはずなのに…
君からもらった文字…
読み返す事が辛い。
私を元気付けてくれた
たくさんの言葉達…
私に暖かい光をくれた
色鮮やかな言葉達…
寂しくなった時…
悲しくなった時…
苦しくなった時…
そんな時に読み返そうと、
ずっと消さずにいるけど…
読み返せない。
君は…
もう…
私から見える場所にはいないから。
読み返さない。
君からもらった言葉を見ると…
もっと寂しくなるから。
いつも私に笑顔をくれた君…
暖かい光を届けてくれた君…
そんな君に…
もう…
私の想いは伝わらない事が悲しいから。
もう…
私の声は届かない事が苦しいから。
私は…
今でも君に…
“ありがとう”って
私の想いを伝えたい。
「ありがとう」って
私の声を届けたい。
どうすれば私の想いは伝わるの…?
どうしたら私の声は君に届くの…?
どうして、あの時あなたは私に弱さを見せたのだろう…?
どうして、あの時あなたは私の哀しみを受け止めてくれたのだろう…?
…どうして
今頃になって私は、そのことに気が付いたのだろう…?
お互いの弱さや哀しみを解り合おうとしていたこと…
どうして、あの頃の私は…
それに気が付かなかったのだろう…?
ふいに見上げた空は、
雲の流れが早くて…
灰色に曇っていた「夕空」は、
いつの間にかオレンジ色に染まっていた…
まるで、
秋が急いで夏を連れて行こうとしているようで…
美しいのに…
どこか悲しい「夕空」は…
“同じ夏は二度と戻らない”
“同じ秋は二度と巡ってこない”
そう言っているみたいだった。
だから…
もっと見ていたかった。
記憶に…
心に焼き付けておきたかった。
ずっと…
忘れないように。
あの場所に行けば…
いつでも会えると思っていた…
あの場所へ戻れば…
またそこにいると思っていた…
今は…
あの場所には…行けない
そこに行っても、あなたには会えない。
あの場所へは…戻れない
そこへ戻っても、あなたはいない。
違う場所を選んだあなたは…
もう私の知らないあなたになっているのかも知れない…
違う道を歩いているあなたは…
もう私が知りたいあなたではないのかも知れない…
私の知らないあなたを知るのが怖い。
私の知りたいあなたを知るのが怖い。
今までに、どれだけの手を振りほどいてきたのだろう…?
優しい手…
暖かい手…
優しい手に甘えることの方が楽で…
暖かい手にすがることの方が楽で…
その方が簡単だってことは解っている…
でも、私は…
それを望まなかった。
楽でなくても構わない…
例え、もし、あなたの手が、
冷たい手だとしても…
私は…
あなたの手をとりたい。
こんなことを思うのは、
おかしいのかなぁ…?
今、羨ましいと思うのは…
他の誰でもなく、
「あの頃の私自身」
だって…
あの頃の私は、
あなたの笑顔を見ることができて、
あなたの声を聞くことができていたから。
今、愚かだと思っているのも…
他の誰でもなく、
「あの頃の私自身」
だって…
あの頃の私は、
また、あなたの笑顔を見ることができると思っていて、
また、あなたの声を聞くことができると思っていたから。
こんな辛い日々が来てしまうなんて…
あまり深くは考えていなかったのかも知れない…
「今の私」は「あの頃の私」のことが、
羨ましくて…
愚かに思えて…
何だか憎らしくてたまらない…
これは…
おかしな感情なのかなぁ…?
中秋の名月…
今年は曇りで見られなかった。
でも…心のどこかで
“見えなくて良かった”
って…少しホッとしている…
それは…
いつかの秋の始まり、
偶然あなたと一緒に見上げた空…
あの日は、ちょうど中秋の名月だったから。
綺麗な月だった。
特別な月を二人で見上げた…
特別な秋の始まり…
「特別」だったからこそ、
思い出すと「特別」に切なくなってしまうから…
“見えなくて良かった”って…
“見えない方が良かった”って…
今年はホッとしている。
来年は見えるか解らないけど…
毎年、この秋の始まりの空を見上げて…
月を探して…
あなたを思い出して…
切なくなるのだろう…
この“切なさ”は…
「特別」な時間を共に過ごした
そのほんの僅かな幸せな一時の
「代償」みたいに思えてくる。
星占いを信じるような子供でもないのに…
いつか見た自分に都合の良い占い結果を、
どこかで信じている…
信じていたい。
“当たらないなかぁ…”
“当たると良いなぁ…”
解ってる…
そんな簡単に思い通りにいかないって…
そんな単純にうまくいくはずないって…
それでも…
そんな砂の粒くらいの小さな望みだとしても…
まだ捨てたくない…
まだ捨てられない。
9月も半分以上過ぎたこの町に、
雨が降り続きそう。
秋の虫の声…
秋の夜の月…
そして、
秋の長い雨…
やがて、
秋の嵐が来るこの町は…
いまだに夏の熱を帯びている。
毎年この町の夏は長くて…
今年もまだ、
終わりそうで終わらない。
大切なものを見つけると、
優しくなれる…
強くなれる気がする…
でも、だんだんと、
その大切なものの存在が…
心を苦しくさせる…
心を臆病にさせる…
守り方が解らなくて、
守りたくても守れない気がして…
いつか、
なくなってしまうのが怖くて…
だから、
大切なものから逃げたくなる。
大切なものは…
壊れた瞬間に、
割れたガラスの破片のように
心に痛く刺さることを知っているから。
最後に話したことは…
どんな話だったかなぁ…?
普通すぎて…
何でもないことで…
もう覚えていない。
覚えていない。
覚えていない…
…嘘
ハッキリと覚えている。
ずっと忘れたフリをしているだけ。
最後にしては、
いつも通りで…
他愛もなくて…
それが最後になるなんて思っていなかったから。
それで最期だなんて思いたくないから。
これからも、ずっと…
忘れたフリをしていよう。
「秋の嵐」が通り過ぎた数日前のことが数年前のことのように思えてくるくらいに…
空の色…
雲の形…
風の音…
全てが違って見える。
それなのに、
身体の熱はこもったままで、
まだ…夏を引きずっている。
涼しくなりだした夜の町で…
独り…
ゆっくり熱が引くのを待つ…
これから少しずつ夜が長くなる町で…
どうすればいいの…?
笑顔を思い出すと、
涙が止まらない…
優しい言葉を思い出すと、
悲しくて仕方ない…
足音を思い出すと、
耳を塞ぎたくなる…
後ろ姿を思い出すと、
目を覆いたくなる…
どうすればいいの…?
すべて覚えていたいのに…
すべて忘れてしまいたくなる。
澄んだ夜空に、
星がひとつ流れ落ちた…
“…願い事を言いそびれた…”
そういえば…
昨年の今頃も、
こんな事あったなぁ…
もし、
1年前…
あの流れ星に願いをかけられていたのなら…
今でも…
まだ、あなたに会えていたの…?
もし、
さっき見た流れ星に願いをかけられたのなら…
いつか…
また、あなたに会えたのかな…?
あなたの“心”は、
あなたのもので…
私のものではない。
そんなことくらい…
頭の中では良く解っている。
それでも…
心の中を正直に言うと…
私のものではなくても、
誰のものでもなくても…
少しだけでいい…
“独り占めしたい”
ずっとじゃなくて良い…
全部だなんて言わない…
少しだけで構わない…
私だけに…
少しの“時間”“心”をもらえたなら…
まだ真昼は暑く…
それでも、真夏のように刺すようではなく、少し柔らかな陽が降り注ぐ午後…
足を延ばし、静かな時間が流れる場所へ出掛けた。
久しぶりに来た。
お気に入りの窓際…
いつもの席…
優しい人の笑顔…
素敵なBGM…
温かいコーヒー…
おかしいなぁ…
ここへは一人で来ているのに…
あなたと一緒に来たことなんてないのに…
また、あなたのことを思い出してしまう。
そう…
今まで、ずっと…
どこにいても、誰といても
いつも、あなたのことを考えていたから…
前に、ここに来たときにも
あなたのことを想っていたから…
どこにいても、誰といても
いつも、あなたのことを思い出してしまうんだね…
いつの日か…
あなたに全てを話せる日が来るのだろうか…?
私は…
あなたに会えると思うだけで、
周りの音が聴こえなくなるほど
鼓動がうるさくて…
どうしようもなかったこと…
あなたに会える日は、
いつもより早く目が覚めて
早く出掛けた…
それでも、
予定時間の5分前にしか着かなかったのは…
そこへ辿り着くまでの間
途中で何度も寄り道をしては
呼吸を整えていたから…
あなたから問われたことに
ちゃんと答えなかた…
答えられなかった理由も…
あなたの話を
ちゃんと聞かなかった…
聞いていないふりをした理由も…
全部、全部…
あなたは知らない。
何も、何も…
あなたは知らない。
もしも…なんて
きっと、ほとんど有り得なくて…
いつか…なんて
多分、あてにならなくて…
それでも…
もしも…いつか…
この先の未来に、あなたに会える日があるのなら…
その日までの時間を早送りしたい。
たとえ、その日までの何百日…
何千日がムダになったとしても…
それでいい…
それがいい。
だって、もうこれ以上
彷徨う意味もなく…
漂う理由もない。
私の心が還る場所は決まっているから。
あの時なぜ君が私の前に現れたのかは解らない…
でも、君が現れてから、
私は、どこか許された気持ちになったんだ。
“ゆっくり、いこう(生こう)”
“ゆっくり、生きればいい”って…
君が教えてくれた。
それまでの私は、いつもなぜか
無理をしていた。
自分で自分を追い込んでいた。
そうしないと不安でたまらなくて…
何だか悪いことをしている気分にさえなっていた。
そのことが自分で自分を苦しめていると解っていたのに…
そんな私を君は楽にしてくれた。
“ありがとう”
もう君には伝えられないけど…
“本当にありがとう”
もし、君に伝えたとしても…
「お礼を言われる覚えはない」
とか…
「たいしたことしてない」
って…
君は、そう言って笑うんだろうなぁ…
それでも…
これだけは君に言いたい…
約束したい…
「私は…もう無理に笑うのだけは、やめようと思う」
「おやすみ…」
穏やかな気持ちで眠りたい。
風の音も、雨の音も
何も聞こえない…
静かな夜に…
そう祈る。
「おはよう…」
優しい気持ちで目覚めたい。
あなたも、君も
きっと誰でも…
眩しい朝に…
そう願う。
「10月」…
今年は秋が来るのが遅れている。
夜になって冷やされた町の空気が
太陽が昇るとまた、だんだんと熱せられるのを繰り返している。
まるで、
目覚めては、また眠って…
同じ夢を何度も何度も繰り返し見ているように…
こんな日々の中で、
繰り返し、繰り返し
あなたを思い出しては…
あの日々が夢だったように思えることが今でもある。
“夢なら、それで構わない…”
あの日々が、あなたという存在が…
夢だったら、そのうち忘れられるでしょう?
「10月」…
今年の秋は…
短い秋になりそう。
大雨の夜…
こんな夜に、切ないバラードに耳を傾けている。
他には何もせずに…
ただ、そうして過ごす時間。
ただ、それだけ…
そんな夜。
周りの全ての音を消してしまう程の
大きな雨音…
そこに微かに聴こえる儚げな歌声…
ただ、それに耳を傾けて
思いきり泣くことも…
今の私には必要なこと。
決して無駄ではない
大切な時間。
誰といても…
楽しい時間を過ごしても…
いつも、心の中から寂しさが消えることはない。
それは…
「誰か」がいないことが寂しいのではなく、
「あなた」がいないことが寂しいから。
その寂しさだけは、
どこにいても、
誰といても、
何をしていても…
ずっと消えることはない。
なんてことない一日…
それでも…
誰かにとっては、
特別な一日…
記念日…
嬉しいことがあった日…
奇跡のような一日…
反対に…
悲しいことがあった日…
忘れてしまいたい一日…
いつも、どこかで、誰かに
何かが起きている。
私と、あなたが初めて出逢った日…
再会した日…
誰かにとっては、
なんてことない一日だったのだろうけど…
私にとっては、
特別な奇跡のような一日だった。
また、いつか…
私に、そんな幸せな奇跡の一日が訪れる日が来るのかなぁ…?
「おやすみ…」
今日が…
明日が…
今を懸命に生きる、
心の優しい誰かにとって、
穏やかな一日でありますように。
あなたの記憶の中の私は、どんなだろう…?
多分…もしかしたら…
あまり良い印象として残っていないのかもしれない。
だって、
私は、あなたの前では
どうしていいか解らなくて…
うまく笑えなかったし、
素直に喜んだりできなかったから。
もっと笑えればよかった…
もっと素直になれたらよかった…
思ってもいないことや、
余計なことを言ってしまったり…
子供じみたことをしてしまったから。
もっと大人になれたらよかった…
でも…
どんな印象だったとしても…
少しでも覚えていてくれるのなら…
それでいいんだ…
忘れられるよりはマシだから。
「バイバイ」
「サヨナラ」
小さな頃、その言葉は
単なる次に会う日までの約束の言葉だと思っていた。
日暮れまで遊んで…
「また明日」って
そんな感じで大きく手を振って…
今の私には…
その言葉は、そんな簡単なものだと思えない。
「バイバイ…」
「サヨナラ…」
次に会う日までの約束なんかじゃなくて…
本当に、それが最後になるかもしれなくて…
「また明日…」
そんな保証はどこにもないってことを知った。
「(人は)別れるために出会う」
そんな名言があるのですが…
これは、
“最高の別れ方をするために(最後に後悔しないように・いつ別れが訪れてもいいように)出会った人との毎日を大切に…”
という意味みたいです。
あなたに出逢って、
「私」は「私」で良かったと思った。
あなたと過ごせて、
「私」は「私」でいたいと思った。
君と話せて、
「私」は「私」で良いんだと思った。
君がいなくなって…
「私」は「私」の弱さをまた思い知った。
独りだから知ることと…
一人では解らなかったこと。
「おはよう…」
秋桜が咲いている…
「秋桜」…
秋と春は正反対の季節。
“秋の桜”は、
足元を埋めるように咲く…
“春の桜”は、
空を覆うように咲く…
正反対だけど…
秋と春は、
どちらも少し寂しくて…暖かくて…
短くて、曖昧な季節だと思う。
「おはよう…」
いい天気…
優しい朝…
心も晴れの一日になりますように
あなたに出逢って恋をして、
私は、色々なことに気が付いた。
たとえば私は…
誰かに想われることも幸せだけど、
誰かを想えることの方が幸せなんだなぁ…って
そんなことに気が付いた。
それは、
誰かに幸せにしてほしいのではなくて、
誰かと幸せを見つけたいと思うから。
ささやかでもいい…
あなたと一緒に、
小さな幸せを見つけられたら…って
思ったから。
優しい雨音で目が覚めた…
まだ起きる時間ではないけど…
静かな雨音で目が覚めた。
“今日は一日、雨なのかなぁ…?”
そんなことを考えながら、
まだ半分フワフワとした
眠気が残っている中、
心地よい雨音を聴いている…
こんな朝は、
何だか少し平和で、
ちょっと幸せで贅沢な気分になる。
微かに聴こえる雨音を聴きながら、
二度寝しよう…
いつかの夏の日だった…
何故だか解らないけど、
あなたの横顔を見て、
不安になったことがあった。
あなたの笑顔を見て、
胸騒ぎを覚えたことがあった。
今思うと、
“いつか、こんなふうに会えなくなる日が来る”って…
嫌な予感がしていたのかもしれない。
あの時に引き返していたのなら…
あの日を最後にしていたのなら…
今こんなに苦しまずに、
この恋を終わらせることが出来ていたの…?
繋いでくれる手を放すこと…
痛い…
抱きしめてくれる腕を振りほどくこと…
痛い…
包み込んでくれる言葉を受け取れないこと…
痛い…
それでも、私は…
どんなに痛くても、
どんなに苦い涙を流しても、
どんなに心が苦しくても…
あなたを想うことを選んだ。
もっと心が苦しくなっても…
あなたを想う痛みを選んだ。
あなたを想い、
苦い涙を流すことを選んだ。
何度も、何度も思った…
“忘れられたら楽なのに…”って…
確かに…
忘れられたら、
あなたを想う痛みや苦しみから解放される。
あなたを想い、
眠れぬ夜を過ごすことも、
涙を流すこともない。
その代わり…
一緒に過ごした時間も、
優しい笑顔も、言葉も…
なにもかも全て忘れてしまう。
いつか、どこかで会っても
もう…全く解らなくなる。
「大好きな人」が
「見知らぬ人」になってしまう。
そうだとしたら…
“忘れられたら楽なのに…”だなんて、
本当にそう思えるのだろうか…?
晴れた午後にひと休みをした…
桜の樹の下…
花はなく…
少しだけ残っている葉も、
やがて、全て枯れ落ちていく…
春は、あんなに沢山の人がいて、
満開の花の下、あんなに賑やかだったのに…
夏は、緑が沢山きらめいていたのに…
今は誰もいない。
今は何もない。
ただ…静かに樹だけが佇んでいる。
それでも、呼吸をしているのが聴こえる…
誰も見ていなくても、何もなくても…
これから、木枯らしにひたすら堪えて、
また力強く咲く準備をしている。
強くて美しい樹…
私の大好きな樹。
“優しさ”をもらえた時に…
“感謝”の気持ちと共に、
“不安”な気持ちになる。
“優しさ”をもらえることは、
決して当たり前ではないと解っているから
ただ、ただ素直に“感謝”だけでいいのに…
私は“不安”になってしまう。
どうしてだろう…?
何が不安なのか…
ハッキリとは解らないけど…
“いつか冷たくされる日がくるのではないか…?”とか…
そんな感じなのかもしれない…
そんなことを思ってしまう私は…
「他人」を信じられないの…?
「自分」を信じられないの…?
「誰も傷付かない恋愛」
という言葉を時々、聞くけれど…
でも、それは
“理想”とかそんなものでしかなくて…
どんな形の恋愛でも、
それが純粋な恋だとしても…
“誰も傷付かない”なんてことは
絶対にあり得ないと私は思う。
たとえば私だったら…
私の好きな人に、
“想っている人”や“恋人”がいるとかってなった場合…
絶対に傷付くから。
誰に何をされた訳ではなくても、
単なる私の片想いの恋だとしても、
一人で勝手に傷付くから。
信じるということは、
とても難しい…
何を信じれば良いのかさえ
解らなくなることだってある。
疑うことは、
とても簡単で…
何の根拠もないことを想像し
疑うことが得意になっていく。
信じても…
信じようとしても…
人に欺かれ、
期待を裏切られることがあるから…
もう失望したくないから…
疑うことで、
信じる気持ちを抑えようとする。
信じることの方が大切なのに…
本当は信じたいのに…
時々ふと…
“もう一生このまま会わない方が良い”って…
そう思うことがある。
それは、諦めとは少し違って…
“あの頃のままのあなた”
“私に向けてくれた笑顔”
そのまま私の心の中にしまっておきたいから…
“あの頃のままの私”
“あなたに言いかけた言葉”
そのままあなたの記憶の中に残しておいてほしいから…
このままの方が…って
本気でそう思うことがある。
それは、諦めではないからこそ…
もし偶然にどこかで会ってしまった時に…
“その時あなたが他の誰かに笑顔を向けていたら…”
私は、それを見て絶対に耐えられないから。
“その時私があなたに言葉をかけたとしても、あなたが聞いてさえもくれなかったら…”
私は、今よりもっと辛く哀しくなるから。
「おはよう…」
空の青…
太陽の光…
花の色…
風の薫り…
私から見えている、
この短い季節は…
空の青が濃くて、
太陽の光はやわらかな眩しさで、穏やかに秋の花を照らしている…
優しい風に触れたくて、
深呼吸をしながら高く伸ばした手…
指の間をすり抜けた風は、
少し冷たいけれど…
温かく心に染み込んでいく。
「おはよう…」
この短い季節の穏やかで優しい暖かさを、
どこかで同じように感じているのなら、
嬉しいな…
「悲しい時には泣けばいい」
泣いた…
独りで泣いた…
それでも悲しみは消えない。
あなたを想いながら
泣き続けた…
泣き止んでも
あなたを思い出して
心の中では、ずっと涙が止まらない…
どれだけ泣いても
あなたを想い続けた日々が長すぎて
涙が追いつかない。
季節はずれのヒマワリ…
秋の風の中…
終わってしまった夏を思い出す。
あなたがいない夏は、
あの頃…
あなたがいた夏とは
全然違う夏だった…
秋の空の下…
過ぎた夏の日々を思い浮かべる…
終わってしまった今年の夏のあなたを想う…
“今年の夏は、あなたはどんな日々を過ごしていたの…?”
季節はずれのヒマワリ…
夏に取り残された
私の独り言みたい。
こんなことをしても意味ないのに…
あなたとの文字のやり取りを読み返してしまった…
始めの頃は、うるさいほど
絵文字だらけで…
たくさんの色がついていた。
それが…
やり取りが減る度に
絵文字も減っていった…
だんだん色がなくなっていった。
特に理由なんて見当たらなくて…
ケンカをしたわけでもないから。
私に解ることは…
私は、いつからか
はしゃいでいるのを隠そうとした…
とか、多分そんな感じで…
でも、
あなたのことは何も解らなくて…
最後は、一つも色なんてない
私の真っ黒な文字だけで
終わったまま…
あなたと実際に一緒に過ごした時間は、
全て足しても、ほんの数十時間で…
でも、
あなたを想い続けた時間は、
あなたと出逢ってからこれまで
私が生きてきた日々…
どれだけ一緒にいたか…などの
時間の長さは関係なくて…
どれだけ想ったか…
それが重要なんだと思う。
それでも…
本当の事を言うと…
これから先、
また一緒にいられる時が来たら…
また一緒に過ごせる時間が増えてほしいなぁ…
そう…いつも願っている。
何の見返りも求めず、
いつも私を想ってくれる人がいた。
私に好きな人がいることを知っていても…
「一緒にいられるだけで幸せだよ」
そう言ってくれた人。
ある事情で、今年の春…
桜の花が咲き始めた頃…
遠くへ行ってしまった。
その人と時々来ていたお店で、
ランチを食べなから、思い出して
泣きそうになった。
私を想ってくれた人…
私が手を振りほどいた人…
望めば一緒にいてくれたのに…
辛かった。
こんなに悲しくても痛くても、
それでも私は…
苦しいひとりぼっちの「片恋」を選んだ。
私らしいといえば私らしい選択。
でも…
“このお店には、しばらく来たくない…”
もう街は冬の準備を始めている。
今年の夏は、とくに長くて…
秋が短かったのに…
もう冬へ変わろうとしている…
冬に変えようとしている。
たくさんの色で華やいでいく街…
それとは真逆に…
私の心は、
色を失っていくように思えた。
「両想い」
それは…一瞬の出来事。
想いが通じ合った、その一瞬で…
その次の瞬間から、
また怖くて不安になって…
誰も人の心は測れない…
“いつまで今と同じ想いでいてくれるの?”
誰も人の心は覗けない…
“いつか心変わりしてしまうの?”
「片想い」
それは…
恋をしている限り、
ずっと続いていく…
時計の長針・短針・秒針…
それが重なりあうように…
一瞬だけ重なり合った心は…
いつからか、
少しずつ、ずれていった。
噛み合わない言葉…
伝わらない表情…
届かない想い…
そうやって、
少しずつ、歯車が狂っていった。
これ以上どこか修正しようとすれば、
余計に壊れてしまいそうで…
そのまま、
放置してしまっている。
気が付けば…
ここに書き込みを始めてから、
もう1年以上が過ぎていた…
あなたに会えなくなってから、
時が流れていくのが早い…
私の焦りのように。
1年前の今頃は…
私は、まだいつでもあなたに会えると思っていた。
“次に会える時は何を着ていこうかなぁ…?”
服を選んだり…
それだけで楽しくて…
“次の2月はメッセージカードを添えてプレゼントを渡せたら良いなぁ…”
何て書こうか…?
それだけで緊張して…
そう…
何でも、いつか終わりが来る。
誰でも、いつか別れが来る。
そんな事くらい解っていたけど…
でも…
こんなに早く…
こんなに悲しい日々が訪れるなんて思わなかった。
もう…
本当に終わりなの…?
私は…
今でも…
あなたに会いたい…
こんなに苦しい日々が続いても…
それでも…
いつか…
あなたに会いたい。
「おやすみ…」
雨が降っている。
哀しい過去は、
雨粒と共に流れてしまえばいい…
苦しい今は、
雨音と共に消えてしまえばいい…
「おやすみ…」
優しい明日を雨空に祈りながら…
雨雲の向こうの見えない満月に、
幸せな未来を願いながら…
今夜は眠りたい。
夜空に浮かぶ、
手の届かない月…
今まで何度、届かない願いを…
届かない想いを話してきただろう…?
そこから静かに私を照らしている月に…
嬉しくて笑顔がこぼれた…
そんな、つかの間の幸せな時間も…
悲しくて…
どうしようもなく痛くて、痛くて…
涙が止まらなかった日々も…
ずっと静かに私を照らしていた月に…
今も…
…そこからだったら、
あの人の笑顔が見られるの…?
あの人の声が聞こえるの…?
今夜も…
届かない月に…
届かない声を…
届け続けている…
きっと静かにあなたを照らしている月に。
あなたの隣にいた私は、
いつも緊張していた。
でも、なぜか
とても心地よくて…
ずっと…
ずっと…
あなたの隣にいたい…
そう思っていた。
会話の内容なんて何でも良かった。
ただ…
ただ…
一秒でも長く
あなたの隣にいたかった…
帰り際
私を見送って、去っていく
あなたの後ろ姿を…
引き留めたくて
気付かれないように
少しだけ…振り返って見ていた…
でも…
ほんの少し
“気付いて…”って…
そう思いながら見ていた。
あなたの後ろ姿…
今でも覚えてる…
最後に見たあなたの後ろ姿…
ずっと覚えてる…
ずっと忘れてない。
お願い…
少しの間だけ
寄り添っていてくれないかなぁ…?
少し疲れたから…
大丈夫。
解っているよ。
寄り掛かったりしない。
「寄り添う」と、
「寄り掛かる」は
似ているようで異なること…
解っているから…
絶対に寄り掛からない。
そうやって、生きていたいから…
寄り掛かってしまうと、
相手にも負担が掛かってしまうし、
私も、なかなか立ち上がれなくなるでしょう?
寄り添うなら…
お互いに負担にはならないし、
温かい気持ちになれるでしょう?
だから…
少しの間だけ…
隣に寄り添わせて…
すっかり葉も枯れ落ちてしまった
桜の樹の隣に座った。
この街のイルミネーションを最後に見たのは何年前の冬だったかなぁ…?
あの冬は、まだ…
こんなに冬の始まりが、
冷たくて寂しいなんて…
気が付かなかった。
あの冬は、まだ…
こんなに辛くて苦しい恋をするなんて…
思っていなかった。
こんなにあなたを好きになるなんて…
思っていなかったから。
イルミネーションの輝きの周りには、
たくさんの人の笑顔が溢れている。
私は…
小雨が降っている空を見上げた…
その方が寂しくない。
そういえば…
あなたと私は、
一つだけ…
お揃いのものを持っていた。
偶然でも…
あなたが私と同じものを持っていることを教えてくれた時…
嬉しかったな…
あなたはもう捨てちゃったかなぁ…?
私は今でも持っているよ。
それを見ると…
あの頃を思い出して…
あの頃に戻りたくなって…
辛い…
もう…捨ててしまおうかなぁ…?
でも…
あなたには持っていてほしい。
それを見て、
時々でもいい…
一瞬でもいい…
私のことを思い出してほしい。
送られてきた文字を消去しても…
お揃いのものを捨てても…
あなたが書いてくれた文字…
あなたがくれた物…
何もかも捨てたとしても…
そんなことをしても、
心の中から、
あなたを消去することは出来ない。
あなたへの想いを捨てることは出来ない…
伝えようとした…
でも、
伝えられなかった…
もしかしたら、
伝えようとさえしなかったのかもしれない。
いずれにしても、
私は…伝えていない。
伝えもせずに、
ただ好きでいることしか出来なかった…
それなのに、
“気付いてほしい”
そう願ってしまう…
自分勝手な願いだと解っていても…
あなたと一緒にいられた
あの頃の私の笑顔は…
きっと…
すごく…
ぎこちない笑顔だったと思う。
自分でも、
“ひきつっているだろうなぁ…”って
解るくらいだったから。
一緒にいられる…
それだけで嬉しくて…
どうしようもなくドキドキして…
それを隠すのが大変で…
うまく笑えなくて…
それでも…
絶対に…
本当に…
心からの…
幸せな笑顔だったのだと思う。
あなたと一緒にいられる
ほんのわずかな時間が…
私にとって…
幸せの全てだったから。
「幸せな夢」を見た…
それは…
確かに、あなたの後ろ姿だった。
私は、
思い切って名前を呼んでみた。
あなたは、
振り向こうとした…
「残酷な夢」を見た…
振り向こうとしたあなた…
その、あなたと私の間を
知らない誰かに遮られ、
あなたの姿が見えなくなった…
目が覚めて…
夢だと解っても…
それから、
息もできないくらい心が苦しくて…
いつまでも鼓動が落ち着かなくて…
ずっと、ずっと…
眠れなかった…
「ONE…」
たった「一人」のあなた
たった「一つ」の想い
たった「一言」の言葉
「ONE…」
臆病な私は…
かけがえのない人に…
今も大切な想いを届けられず…
今日も一日の終わりに…
一人…
伝えられないその一言を…
そっと心に、しまい込む…
この町に雪が降ることは、
ほとんどない。
降ったとしても積もることは、
全くと言っていいほどない。
そんなこの町にも、
ひとつ前の冬は雪が降り積もった…
どこまでも続く…
真っ白な世界…
奇跡のような…
美しい光景…
もし…
この冬にまた…
雪が降り積もったのなら…
白い奇跡が降り積もったのなら…
あなたに会える奇跡を信じられる気がする。
白い景色に足跡を付けて…
一歩ずつ進んで行けば…
白い世界のその先に…
あなたがいそうな気がする…
例えそれが幻でも…
あなたに会える気がする。
あのまま何事もなく、
ずっとあなたに会えていたのなら…
長い時間をかけて、
「完全な友達」になれたのかもしれない…
「完全な友達」になるには、
まだ一緒に過ごした時間が短すぎて…
「友達」にもなれずに離れてしまったから…
初めに覚えた「恋心」が焼き付いたままで、
いつまでも消えてくれない。
あなたがいる場所が好きだった…
あなたがいる風景が…
時間が…
好きだった。
あなたがいれば、
すべての季節が愛しく思えた。
春の色彩…
夏の音色…
秋の感触…
冬の香り…
あなたがいるだけで、
すべて…
何もかもが違って見えて…
何もかもが優しく…
美しいと感じられた。
それは…
あなたは「普通の人」
だけど…
あなたは「特別な人」
だから。
まるで「漂流郵便局」へ届けられる手紙のよう…
宛名も書いてなく…
差出人も解らない。
どれだけ想いを綴っても、
決して「あの人」へは届かない…。
解っているけど…
いや…
解っているから…
書けるのかもしれない。
「大好きなあなたへ」
あなたと最後に会った冬のある日…
あなたは私に、いくつか質問をしましたね。
私は…
戯けたり、笑ったりしてごまかしました。
何故だか解りますか?
ただ単に恥ずかしかったから…というのと、
それから、もし答えてしまったら…
そこで終わってしまうかも…
もうあなたに会えなくなってしまうかも…って
それが怖かったからです。
でも、こうして以前のように会えなくなってしまうと解っていたのなら…
私は、きっと…
多分、答えていたかもしれません。
あの頃の私はまだ…
“いつか必ず別れは来る”
頭では解っていても…
心では認めたくなかったから。
“いつか”来る別れを、
少しでも“先送り”したかったのです。
だから…
答えられなかった…
答えたくなかった。
あなたがいくつか質問をした…
最後の質問…
「どうして………………?」
その答えは…
「あなたのことが好きだからです。」
どれだけ遠回りをしても…
どれだけ寄り道をしても…
最後に辿り着ける場所は…
あなたの傍がいい。
それが、ほんの僅かな時間だとしても…
あなたに辿り着ける未来があるのなら…
これから先も…
いつまでも続く暗く長い夜を
乗り越えていける。
気が付けば…
いつの間にか495でした…
このスレは、もうすぐ終わりますが…
読んで下さっている方々…
どうもありがとうございます。
共感を押してくれている方々もいらっしゃって…
“私と同じような想いをしている(したことがある)のかなぁ…?”
“それとも…私の気持ちを何となく解って下さっているのかなぁ…?”
などと、そんな事を考えていました。
でも、それよりも私は…
“誰かが私の話に優しく耳を傾けてくれている…”
勝手にそんな風に思ったりして、
温かい…不思議な気持ちになっていました。
このような私の独り言の書き込みに、ここまでお付き合い下さり、
本当にどうもありがとうございます!
あなたに会えなくなって…
「空白」の時間を過ごしていた。
でも、本当は…
「空白」なんかじゃない。
その間に、
どれだけ呼吸をして
どれだけ心臓は動いたのだろう…
数えきれない。
出逢い…別れ…
喜び…悲しみ…
思い返せば色々とあった。
それだけ長い時間が経ってしまった。
その間に、
あなたも変わったのだろう…
“私の知らないあなた”
それを知りたくなくて…
あなたに会えなかった日々を…
あなたが変わっていく日々を…
私の中で、
「空白」にしておきたかっただけ。
今は「別の道」にいる
あなたと私。
もし、この先どこかで…
あなたの歩く道と、
私の歩く道が繋がって…
また会える日が来た時に…
その時…私は、あなたに
「今、幸せですか?」と…
聞くことができるのだろうか…?
まだ、そんなこと聞けそうにない。
それは、もしかしたら…
私は、あなたの「幸せ」を
私にとっての「不幸せ」だと思ってしまうかもしれないから。
だから…
会いたいけど…
今の私のままでは…
まだ会えない気がする…
それでも…
やっぱり会いたい。
あなたがいる場所へ辿り着くまでの時間…
流れる景色…
交差点から見上げた空の色…
信号機の点滅…
小道に転がっている石を踏んだ感覚…
扉が開く音…
そんな日常の断片が、
私にとって何よりも特別で…
何よりも大切だった。
その向こうには…
あなたがいる場所があったから。
普段なら気にも留めないような、
どんなに些細な日々のひと欠片さえも、
私にとっては特別だった。
そこには…
誰よりも大切な…
あなたがいたから。
あの日…
風に舞う桜の花びらのように
突然、舞い降りた「恋」は…
夏の陽射しのように眩しく…
秋の夕空のように
紅く心を染め…
真っ白な雪のように
私の心に降り積もる。
いつか…
歳をとって
記憶が色褪せても…
四つの季節の中で
想い出す「あなた」は…
最後の最期まで
煌めき続ける…
私の「宝物」
はじめに…
好きになった理由はなく…
いまでも…
好きでいる理由は…
「好き」ただ…それだけ。
いつでも…
あなただけを、ただ、想う…
いつしか…
それが生きている理由になった…
理由もなく好きになった
「その人」は
私の生きる理由になっていた。
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