堕天使

レス17 HIT数 2016 あ+ あ-


2012/10/23 16:52(更新日時)

鏡に向かい仕上げのルージュを塗ったのを確認した。

今宵もバッチリメイク完成。

と言っても、彼氏などいない。

私は何処の誰かも知らない男性のために丹念に化粧をしたのだ。

何故なら、私自身が商品だからだ。

私は…所謂、援交、、

ハッキリ言って買春をしていたのだ。

とても父親を憎んでいた。

こうなったのも…全て…

ありとあらゆる、ふとした刹那の瞬間ができると父親を憎む心が生まれた。

負の感情しかあの時の私にはない。。


☆メンタル弱いので、あまり攻撃しないで下さいね…^^;
不快に思ったらスルーしてくださいm(_ _)m

No.1860984 (スレ作成日時)

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No.1

お前は、バカで顔も悪い、性格も悪い。
いいとこねぇじゃねぇか、ノロマだしぼ〜ッとしてるし云々。
人間は顔か頭が良くなくちゃダメなんだ。
あーだのこーだの、、

いつものがまた始まった。
最後の方は、あんまりよく覚えてない。

ただ、私の心に響きわたり刻まれたのは確かだ。

私は産まれながらに残念な人間なんだ。と思った

今度は、母親に飛び火した。

お前なんかと結婚しなければもっと顔も良かったんだろうなあ〜
さくらがバカなのは全部お前が悪いんだぞ!

とにかく私は失敗作らしい。

No.2

子供は女四人。
父親は男の子を欲しがっていた。

私は二番めで、明らかに予定外の望まない妊娠でできた子供だった。

産まれてこなければよかった。とも思ったが、きちんと避妊しない、家族計画を考えないSEXをした親が悪い。
私が産まれたのは私の責任ではない。

女四人なのも神様が決めた事で私が悪いわけではない。

確かに私はボ〜ッとしてるし、頭も顔も悪い。

よく両親は私の不具合について悪口を言っていた。

姉とも差をつけられてるのはわかっていた。

他の姉妹も、お父さんてさくらちゃんにだけ何か違うよね、、と言っていた。

別に悪口言われたっていいよ。

ただ、産まれてきて良かったんだろうか??

No.3

当時はまだ出会い系サイトというものはなく、
伝言ダイヤルが主流だった。

ある番号に公衆電話から電話をかける。
女性は無料で、繋がったらメッセージが流れる。
メッセージを残して下さい、とアナウンスが流れたら
大体の自分の希望を言って電話を切る。

21歳の女子大生です。今夜割り切りで会える人を探してます。場所は○○辺りが希望です。メッセージ待ってま〜す!

こんな感じだ。
女子大生なんて嘘。たまに19歳にもなったりする。

メッセージを残し一旦アパートへ帰る。

1時間くらいしたら男性からの伝言を聞きに再び公衆電話へ。

土日、祝日ともなると、たくさんの男性から伝言が入っていた。
男性も数うちゃ当たる的な感じでよく同じ人から伝言が入ってることが何度もあった。

まあ、ヤレればいいんだからそんなもんだろう。

No.4

初めて、援交をした日…
わけもわからず、場所を指定し、相手がどんな人か非常〜にドキドキした。

たいていメッセージには男性が電話番号を残してってくれるので、条件の良さそうな人の番号をメモってその場で(こっちは非通知)電話をかける。

プルルル…はい、もしもし。

みんなすぐに出た。

あ、伝言聞いたんですけど…

あ〜、今から行くからどこ?
で、2・5くらいでどう?

はい、はい、○○の前で待ってます。
服装はキャミソールにスカートで…


男性は慣れたものだ。
こっちは初めてだというのに、、

ヤリ目だからてっとり早く済ましたいのだろう。

こっちも現金もらえればいいんだから…

近くのホテルに入り、服を脱がされ裸になった時、
両親の顔がチラついた。

あたしが今こんなことしてるなんて思いもしないだろう。

どうなってもいいや。

お金さえもらえれば…

ちょっとのガマンだ…

No.5

一回、ヤッてしまうと次からは何とも思わなくなった。
むしろ、こんなに簡単にお金が手に入るのか…と驚いた。

さっそくデパートで洋服買おう♫

ワンピースやサンダルを買いまた今夜も伝言やろう♫と思った。

欲しいものが簡単に手に入る。

私の感覚は完全に麻痺していた。

見ず知らずの男性の車に夜乗り込む…

こんな恐いことを何とも思わなかった。

厳つい車、厳つい顔なのに、良い人…もいた。

こんなことしたら危ないよ〜みたいなことを言い、

私がホテル行こうと催促しても、勃たなそうだから話しだけして一万あげるよ。

近くまで送ってくよ。

と話しだけして一万くれた。

私は現金が欲しいのに…

ホテル行ってSEXしてお金もらいたかったのに…

あんまり深入りしても良くないから、まあ、いいか。

とその夜は諦めた。

No.6

なぜ、私が援交なんかするようになったのか…

両親は私の容姿が悪いことを子どもの頃から散々言い続けた。

しかも頭も悪いと来たもんだ。

救いようがない。

両親、特に父親は何をするにも決まってバカ、と言った。

お前は頭も顔も悪いんだから

何度も何度も聞き飽きた言葉だが、どうしようもない。

両親と食卓を囲むのは苦痛だった。

外食した時も私の容姿に始まり、頭の悪さ、

人間はいい学校を出ないといい会社に入れない、いい人と結婚できないことを散々聞かされた。

思春期に入り、また太ったんか?
顔がパンパンだな!
バカは太ってるんだから
と言われたが、父親の腹のベルトもパンパンで今にもはち切れそうだった。

No.7

バカでも成長をし、年月は過ぎ、受験生になる。

親は私をA高校へ入れようと必死だった。

A高校は進学校でも無いが、悪くもなく…

地元の間では最低でもA高校。と言われている学校だった。

というか、進学校と中間のレベルの学校が無く、進学校が無理だと言われた人たちがA高校を受験するのでそれなりにレベルは高かったと思う。

私は高校へ行ってもみんなと一緒に過ごしたかったのでB高校へ行きたかった。

しかし、三者面談で母親は担任にA高校へ行かせようと思ってます。落ちたら二次募集で本人の希望するB高校を受験させようと思います。

と言った。
教師経験の少ない20代の担任は、はあ…、そうですか。
と言った。
私の思いなんて通らなかった。

正直、私の成績ではA高校は無理だった。

姉が私立へ行っているので2人私立はキツイ。

私も経済的負担をかけたくなかったから、B高校へ行きたかった。

しかし、両親は見た目を気にし、A高校くらい行かなきゃみっともないと言った。

模擬テストの結果ばかりを気にし、グチグチ言われ、
はあ…とため息をつく両親。
食卓で顔を合わせれば、行けるとこねぇぞ。と言われた。
(そんなことない、B高校なら合格圏内じゃないか…)なんて言われたら殴られそうだから言えなかった。
毎日がグレー一色だった。

思いきってB高校にいきたいと言ったら、母親は金切り声を上げて怒り狂った。

無理だ…
私の人生なんてありゃしない。

No.8

結局、A高校に願書を出しに行った。

進学校を無理だと言われた人たちもかなりいた。

内申点が足らないのに…

でも私の意思は通らない…

結果、不合格。

滑り止めの私立へ行くことになった。

子だくさんなのに、バカな私にお金をかけることになった。
だから、私はB高校がいいって言ったのに…

これから3年間、バカな学校バカな学校言われ続けた。
もう将来は決まりきった、みたいなことも言われた。

こそこそとバカな学校行って…と悪口言われてるのを何度も聞いた。

本当に家族なんだろうか?

母親は興奮するとA高校に落ちたからしょうが無く私立行かせてるんだぞ!!
と言ったが無理やり受験させたのは誰だろうか…?

No.9

みっともない。
バカ。
人生決まった。

言葉の暴力?になるかはわからないが、少なくとも私の魂は傷ついていた。


この頃から両親とは話しをしなくなった。

摂食障害にもなり、食べては吐くを繰り返していた。

標準体重ではあったが、もっと痩せないと…!
と不必要に焦り食べては吐くを繰り返した。

辛い胸の内を保健の先生にだけは話した。

保健の先生はみんなからうるさいババアと嫌われていたが、とても優しかった。

学生のうちから化粧したり髪染めたりマニュキュア塗るのがどうしても許せないそうだ。

私はよく保健室へ顔を出した。

保健の先生は、私が摂食障害で苦しんでいることを親に話して知ってもらう。と言ったが、
私は、また、頭がオカシイと言われどうせ責められるだろうと思ったからお願いですから言わないで下さい!と懇願し先生と私だけの秘密にしてもらった。

No.10

親とは相変わらずだった。

私が話しをしないことを頭がオカシイんじゃないかとよく姉と言っていた。

頭がオカシイ?かもしれないが心を開くということをやめただけである。

言っても無駄だから。

学校へは適当に通っていた。

偏差値が高くない学校だから、成績は良かった。

一応、真面目な生徒として通っていた。

見た目も地味な感じなので多少授業をサボっても何も言われなかった。

姉は附属の大学へ進学。
私は就職。と両親の中で決まっていた。

まあ、バカに金かけても無駄だからそんなもんだろう。
妹たちもいるし。

No.11

高3になった時、初めて彼氏ができた。

多分、マニアなんだろう…

私のことが大好きで暇があれば私に会いたいと言うちょっとストーカーっぽい部分もあった。

住んでいる所は離れていたがわざわざ電車に1時間以上もかけ駅で待っていることもよくあり、ウザいと思った。

五分だけでも会いたいと言い、駅で待っていたこともあった。
当然五分で帰るはずもなく帰りが遅くなり母親に責められる。

友達とカラオケ言ってた、と嘘をつく。

彼氏と会ってる時は帰ったら何て嘘をつこう、、そればかりで全然楽しくなかった。

最悪だが、彼に対しても本当に好きなのかわからなかった。

母親は執拗に私の行動を怪しんだ。

彼からの電話は非常に冷たい対応をした。
またさくらにですか!?とも言った。

友達はバイトしたり彼氏と遊んだり、お泊りしたりして楽しんでいた。

ウチはバイトなんてとんでもなかった。
彼氏ができたなんて言ったら出てけ!と言われるだろう。

母親は私が彼とSEXをしてるのではないか?!
と疑ってたかもしれないだろうが、そんなことはしてなかった。

ダメな子ども代表としての意見だが…

子どもの事を必要以上に干渉したり机の中見たり、探り過ぎると、逆に子どもは親に隠れて付き合うようになったり本当の事を言わなくなる。

過干渉もほどほどに…。

No.12

最初のウチは良心というものがあり、ためらっていたが…
身も心も割りきった。

お金もらえるし、SEXしてる間は気持ちよくなれる…
一時だけだし…

そんなことを繰り返し見ず知らずの男とSEXした。

No.13

こんなことを繰り返し
お金が入ると、デパートへ行き洋服やバッグを買って満足していた。

毎夜、街へ繰り出し見知らぬ男と交わる…

身を安売りし、2〜3万の女になる。

でも、こんな私だが…昼間は看護学生だった…。

No.14

たった数か月前は、准看学生として病院に勤務し、
自分でいうのも変だが真面目に勤務していた。

看護師になりたいわけではなかった。

むしろ、なりたくない職業だった。

キツそうだし人間関係も大変そうだ。

それに、昔、病院でガラの悪い看護師に怒られてから看護師には良いイメージを持っていなかった。

それなのに何故…?

と、いうのは、、またしても両親である。

高3になり進路を決める時、何もやりたい事がなかった。
私は就職すること。と決まっていたので
どうしようか?と言ったら、
どうでもいい。と言う返事が返ってきた。

どうでもいいなら、自分で決めよう。。と求人が来ていた美容院の見習いの仕事の見学に行く事にした。

その事を話したら父親が激怒した。

No.15

何を言われたか、詳しくは覚えていないが…

またしても傷つく事を言われたのは確かだ。

散々、言われた後、看護婦になるように言われた…。

嫌だ…!
看護婦なんて絶対なりたくない!

私は涙を流し酸欠になりかけた頭で絶望を感じた…。

私の人生は自分で決められないのか…。

反抗したら殴られ、酷い言葉を言われるだけだ…。

ここでも本当の自分を隠し服従するしかないのか…

耳の横では、
さくらは看護婦は嫌なの⁈嫌なの!!?
とけしかけている…。

あの時、どうでもいいって言ったじゃないか…。

どうでもいいなら私の好きにしていいじゃないか…

その晩は泣いて夜が明けた…。

No.16

一つラッキーだったのは、就職先の病院が他県で全寮制だということだ。

しかも、観光地で有名な場所。

両親も病院ならいい、ということで家から離れることに反対しなかった。

私はこの家から離れられないと思ってたので、

看護婦になることへの抵抗はまだあったが、家を出れることが嬉しかった。

No.17

就職先の病院も決まり、あとは卒業を待つだけ。

相変わらず、親とは話をしなかった。


頭おかしい、おかしい、と繰り返し言われたが、

あんたらに心開くことやめたんだよ。

言ったって暴力で服従させるだけだから。

彼氏とは、適当に付き合っていた。

最悪だが、付き合うという感覚を知りたかっただけである。


当時はポケベルが連絡手段で、私は必要最低限のメッセージしか送らなかった。

彼氏は、ハートマークがメッセージに入って無いことを不満に思っていたし、私から会いたいというメッセージが無いことにも不満を持っていた。


ハートマークが入って無い、なんて女々しいことを言う彼氏がうざかった。

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