因果応報 波乱万丈

【幼少期～高校編】
「お母さん何泣いてるの？」
地方の小さな街に生まれ、貧しいながらも、楽しい家だった。
幼少期、多分幼稚園の頃に、アコム・プロミス・武富士っていう名前を知っていた。
父親が知らない間に借金をしていたらしく。小さい私に泣きながら話をしていたのを思い出す。
「お父さんが借金してたんだよ。300万お母さんどうしようかな」って。
結局、母親が独身時代に貯めた貯金と祖母に建て替えてもらって父親も反省するって事で事は収まった。

小学生の頃、友達に「毎日おんなじようなジャージ履いてるね」と言われたり。
でも、勉強は人一倍頑張ってた。家族円満に思えたその時、また事件がおきた。

• 共感0

【幼少期～高校編】
《繰り返す》
～借金をする人や、浮気をする人は繰り返すって何かの本で読んだ事があるけど～

小学生に入り、洗濯をしていた母親が、また悲しい顔をしていた。

「また借金してたみたい。」
どうやら、父親はまた借金をしていたらしい。当時ゲーム賭博が流行ってた時代で（一回1000円するらしい）それにはまり込んで、また100万近い借金をしていたらしい。母親と母の実家にしばらくいた。そんな中、父親が車で迎えにきてくれたのを思い出す。
借金が発覚する前に、家族旅行に行った。確か四国かどこか。父親は車の後部座席に木にくくりつける為の紐を積んでいた。
今思えば、なぜその当時に母親は離婚しなかったんだろうって思うけど、私も弟もまだ小さく、父親になついていた事もあり、何よりも母親は父親を愛していたんだと思う。

父側は自殺をする前に、最後の家族旅行と思っていたらしいが、勇気が無くなって泣きながら母親に誤ってた。

結局借金は、父親の祖父に借りて返済した。
母親が「あんなに借りて返済して粗品がこんなポーチ？」って言ってた。

• 共感0

【中学編】
《進学するには💰がかかる》
～奨学金制度なんて中学しか卒業していない両親は知らなかった～

中学に入り、母親はパートに出ながらも私の塾の費用を出してくれてた。

私は長女で、小さい頃から良い子でいれば両親が喜んでくれる。勉強も頑張れば、両親も喧嘩しない。って思ってた。

比較的勉強も頑張っていたので、塾の先生にも「絶対進学校に行きなさい。大学だって今のまま頑張れば、有名大学に入れるからって」

周りが進学する中、私は進学する道を諦めた。
「大学に行ったら💰かかるねぇ。でも行かせてあげたいね」って両親が夜中話してるのを聞いたから。

• 共感0

【高校編】
《マネージャー恋愛する》
～選手とマネージャーが恋愛する。小説で読むような事が実際あるものだ～

進学校に入るも、大学には行かないって決めてた私は、仲が良かった親友と、サッカー部のマネージャーになった。
選手に水をくんだり、ボールを片付けたり、試合の手伝いをしたり。そんな毎日が楽しかった。高校では、私が貧乏だから虐めるなんてなかったし。

親友は、副キャプテンと付き合って、私はキャプテンと付き合って。帰りは自転車に二人乗りして一緒に帰って。

初めてキスした。ドキドキした。

• 共感0

【専門学校】
《友達の影響》
～どんなによい子でも、付き合う友達に影響される。だから最近は、幼稚園から私学に入れる親も多いらしい。これは当たってる気がする～

キャプテンも有名大学に進学するって事で、勉強に専念したいからって理由で恋は終わった。進学校に通ってて、恋愛継続してる人達はホントすごい。

周りの友達も有名大学に進学する中、私は専門学校という道を選んだ。

理由は、就職率が良かった事とバイトで学費が稼げたから。
朝からは近所の食堂で夕方まで。夜からは旅館で仕出しの手伝い。幸い１人暮らしじゃなくて家から通ってたから、家にもわずかながら💰を渡してた。

そんな中、我が家に事件が起こった

• 共感0

【専門学校編】 《離婚》 ～慰謝料請求。内容証明。今ならそれが分かるけど、当時の私は無知だった～ 父親の仕事は夜も不規則だった。だから母親も安心してたんだろう。 18歳になった私は、夜中まで起きている事が多かった。 バイトが夜遅くで、学校の宿題をしてる時間がなかったから。そんなとこ、父親が誰かに電話してた。 「おやすみ。また電話するよ」って。「誰に電話してるの？」って言ったら、「会社の人だよ」って。その時は安心してた。そしたらとんでもない現場を目撃した。 朝から食堂でバイトをしてたけど、ローカル電車で一駅のところだった。そこは父親が働いている職場のすぐ近くで。 食堂のおばちゃんが、「あやちゃん、明日忙しいから朝8時前からお願いできるかな？」って言われて。仕事も楽しかった何より💰も貰えたからすんなり了解した。 8時前に駅を出たら、どこかでよく似た男性と女性が前から歩いてきた・・お父さんだ。 えっ？なんで？昨日電話で会社に泊まるって行ってたよね？ それに、最近仕事が忙しくて会社の宿って私達家族に泊まってる場所見せてくれたよね？ 洗濯機やテレビ置いてあったよね。。お父さんどういうこと？

• 共感0

【専門学校編】
《離婚》
～子供心に、母親を泣かせてはいけないって思った～

前から歩いてきたのは、間違いなく父親だった。それも手を繋いでる。頭がパニックになった。
「お父さん？何しての？」
その声に、父親や明らかに焦っていた。「あや、どうしたんだ？」どうしたじゃないって～の聞きたいのはこっちだよ。
そしたら、隣にいた女性は一目散に走って逃げていった。

おぃおぃ。怪しくなかったら逃げないだろ？絶対何かある！
そしたら父親は、「近くの売店で働いてる女の人で新聞買ったついでに駅まで歩いてきたんだ」って言い訳にしどろもどろ。何とかしなきゃ。母親に言っちゃだめだ。悲しむから。そんなどうしたらよいかわからない気持ちだった

• 共感0

私が軽はずみに言っていい事ではありませんがお辛い経験をされてきましたね。
続きが気になります。

• 共感0