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かりちゃん( ♀ 4NHA1 )
10/07/31 00:03(更新日時)

モヤモヤしている過去を

吐き出していこうかな


※実話です

No.1363670 10/07/06 00:36(スレ作成日時)

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No.1 10/07/06 00:39
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

はじめまして

幼い頃 母からよばれていた愛称『かりちゃん』です

うらみや つらみ
卑屈な言葉が 紛れ込んでしまうかもしれませんが

どうぞ お付き合いください

No.2 10/07/06 00:41
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

ただいま~学校からかえると


まず お米とぎ

小学2年生 かりちゃん

お母ちゃんから500円渡され 夕飯のしたくをする

No.3 10/07/06 00:42
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

宿題?そんなの後回し

さ、市場へ買い出しに


今日は カレーにしよう

ちなみに姉は家事をしないらしい

No.4 10/07/06 09:18
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

うちは6人家族

二世帯住宅 といっても
長屋のただの2階建て

祖父 祖母
お父ちゃん お母ちゃん
姉ちゃんに 私(かりちゃん)

6畳4畳半 台所
1階には 独りしかはいれない風呂 2階には
ベランダ お手洗いは両方についてます

No.5 10/07/06 09:22
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

学校から帰ると 御膳のうえに
500円 と 姉ちゃんと私のお小遣に50円玉が2枚

まず やらないと ひどいめに合う事

お米とぎ 掃除機
市場へ買い物

お母ちゃん働いているので 『おかえり』を言われた事がない

No.6 10/07/06 09:28
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

[曲がった幼少時代]

ある日 学校からの帰り道瞳がつぶれ
鼻からなにか固まりができている黒光りした猫が 私を見て
ニャーオ…
と何度も鳴きながら近づいて来た

※友達はいたが みんな習い事の前に少し遊ぶので時間があわない為 学校帰りに友達と遊ぶ事はなかった


見た目は 汚い猫だったが少し淋しいひとりぼっちの私には 可愛く思えた

No.7 10/07/06 09:35
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

お腹すいとん?

ランドセルを置き 残った冷やごはんに鰹節をかけて お椀を下においた

最初は 警戒していたのか口をつけません
私が少し離れると…

喉をゴロゴロいわせながら 鰹節ごはんを食べだした

春先のほがらかな日差しと まだ涼しい風がふく
とても きもちのいい
季節で 時間がゆっくり流れた


また 来てくれるかな…
ミーちゃん

No.8 10/07/06 09:40
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

何日かたった ある日
またミーちゃんの声がした

また冷やごはんと 朝の味噌汁の残り汁をかけ
食べさせた

私も忙しいので
またね と買い出しにでる

また言いますが
小学2年生でした

No.9 10/07/06 09:44
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

何日たったか

ミーちゃんが来なくなり 淋しい気持ちになりながら
おばあちゃんに聞いてみた

ミーちゃん知らない?

おじいちゃんが捨てに行ったで 可哀相にな

私はおじいちゃんに何で捨てに行ったのか泣きながらきいたが…

何も言わなかった

No.10 10/07/06 09:49
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

その夜ヒクヒク泣き止まらない私にお父ちゃんがこんな事を言った

おじいちゃんは野良猫をみつけたら 袋に入れて川へほりなげるんや…
可哀相やから猫は拾てきたらあかんで


涙はとまり


言葉がでなくなった


ミーちゃん……私のせいで殺されたんや…
ご飯やったから…

No.11 10/07/06 09:59
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

当時…アスファルトの道が少しずつ増えていたが

まだうちの前は 土でした
公園や空き地 子供のあそべる場所があった
花も豊富に咲かせて
実のなる木も近所には
あったものです

あの頃の 太陽の陽射しと今の陽射しが 全くちがう様に思えるのは
私が歳をとったせいかしら…

昭和の時代

市場の活気あふれる声
なつかしい記憶です

No.12 10/07/06 10:16
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

[曲がった幼少…]

あれ以来 よくめについたのが蝶 しろいちいさな蝶をつかまえ

おじいちゃんが玄関に飾ってあった日本人形のケースに何度もいれた

数時間たったら死んでしまうのに
私の心は 可哀相とは思わなくなっていた

-生後から-
生に対しなんの疑いもなくきた今までの自分の中で隠れていた事が
表れだした この出来事が境界線だったと

今になって思う

何かが壊れたか
忘れていた事を思い出したのか そんな気持ちになった幼少時代でした

No.13 10/07/06 10:29
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

ここで 父と母の話をしましょう

父は3兄弟の次男
叔父、叔母、父

この長男が出来がよく
当時は新聞配達してから学校へ 勉学もできたらしい
次女の話は またしましょう

父とゆうと ごく普通の貧乏さながら 身の回りの事は人まかせボンボンで育ったらしい
学生時代は浅草の古いアパートで暮らしていた自由きままな生活をしていたらしい

No.14 10/07/06 10:37
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

2階に住んでいた
おじいちゃんおばあちゃん

今おもうと 年齢的にも
おかしな祖父母

おじいちゃんが亡くなったのは 私が小学6年生
94才だと聞く

おばあちゃんが亡くなったのは中学2年生の夏 92才

父母が私達を30代で産んだとし

逆算すると 父はいったいいつの年代で生まれたんだろう……

No.15 10/07/06 10:42
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

盆と正月には 必ず
おばあちゃんをたずねて
たくさんの人が2階にくる

そのひとりに 松浦のおばあちゃん とゆう人がいる
なんだか身内らしい

後になって聞いた話だが

おばあちゃんが若い頃
見知らぬ男にレイプされ生まれた子供がこの松浦のおばあちゃんだとか

とゆう事は 父の1番上のお姉さん

おばあちゃんじゃなく
おばさんだったのだ

No.16 10/07/06 10:48
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

おじいちゃんが亡くなった時の葬儀

貧乏だった家には
想像もつかない程の立派な葬儀でした

政治家か芸能人か…

参列者はみたこともない綺麗なお嬢さんや どこぞの市長さんまできていたとゆう

どうやら四国では有名な地主の中の子供だったらしい

再婚どうしだったのかな
おじいちゃん おばあちゃん

No.17 10/07/06 10:53
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

お母ちゃん

奄美大島から出稼ぎに都会へきたらしい
何十人きょうだいの長女
父とは 母の職場に配達にきていた時に 恋をしたらしい

母が4つも年上で
どこの馬の骨かもわからない女なので
祖父母 兄弟から結婚は反対だったとゆう

父母共通の友人の協力で
手作り結婚式をしてもらったとか

外へだしてもらえなかった父は 小さなこまどから抜け出し 母と結婚式をあげたとか…

No.18 10/07/06 10:56
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

父と知り合う前にも
男がいたそうだけど

子宝には恵まれなかったとゆう

No.19 10/07/06 10:57
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

家族の紹介は このあたりで済みとし


恨みつらみの お話しましょうか

No.20 10/07/06 11:05
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

過去を 思い返すと


とても疲れます

じっくり書いていきたいと思いますので

おもいがつのるまで
しばらく おまちください

かりちゃんでした

No.21 10/07/30 22:59
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

小学2年生

姉につれられて 最寄りの駅まで行きました

今でゆう ママチャリですが 自転車屋さんまで意味わからないまま 運びました

『鍵をなくしたからはずして』
姉はそういい 新しい鍵をつけてもらっていました

合い鍵を私は受け取りました

No.22 10/07/30 23:03
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

数日たって

うちに 警察が2人

『わかるよね…署まできてもらうからね』

……?

姉と私 姉の友人

何か悪い事があったんだな と幼心にわかりました

あの日の自転車は
他人の自転車だったんだ

窃盗

小学2年の春
小さい親指で 母音を押した

  • << 26 失礼しました 『拇印』です

No.23 10/07/30 23:05
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

姉と私…

悪い事をしたんだ

親同士は 罪のなすり合い姉の友人の親は
『こんな悪い子とは、もう遊ばないで!』と
泣き叫んでいました

No.24 10/07/30 23:14
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

その夜

私は悪い事をした事を父に怒られる

と恐怖心で 食事ものどを通らず

泣き疲れと幼心ショックで父の帰りより速く眠ってしまいました

反省の気持ちと許しを得よとのはざまで 眠りが浅かったのか

両親の話声で めがさめた

No.25 10/07/30 23:24
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

『自転車とは、なかなか高い目を狙ったな…』

『それがね。○○の友達の親が泣き叫んで大変だったんだから』

『かりちゃんは被害者だな…着いていかなくてもいいのに。』


誰が 誰の話をしているのか 一瞬わからなかった
『自転車…あ…私たちが盗んだ自転車の話だ…お父さんに謝らないと』


『もっとうまくやれよだな…ハハハ』
『そうですよね…自転車くらいで警察につかまるなんて』


壊れてる こいつら

姉も私も 悪い事していないのか…くらい…なんだ…

No.26 10/07/30 23:27
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

>> 22 数日たって うちに 警察が2人 『わかるよね…署まできてもらうからね』 ……? 姉と私 姉の友人 何か悪い事があったんだな … 失礼しました

『拇印』です

No.27 10/07/30 23:45
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

記憶には 小学2、3年

珍しく母から 夜の公園に誘われた

20時くらいだったか

私は無邪気に誰も乗っていないブランコへ走っていき
5回ほどブラブラ揺れた時
『かりちゃんこっち、こっち~』


姉が何か紙袋をさげて
公園から細い路地うらへ歩いていきました。
小さな街頭がポツポツあるだけで 薄ぐらい細道へ

母は明るい公園から 姉へ手をふっていました

『お姉ちゃんどこ行きよん?かりちゃんも行く~』

No.28 10/07/30 23:50
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

私は姉と手をつなぎ

少し歩いたすぐ左手に
『質』と看板に明かりがついていました

後ろを振り返ると母が
こちらを見ていました


店にはいると 木製でできた 動物園でよく見る おりのような 柱が天井から私たちの背のたかさくらいまであり 私はジロジロ辺りを見回ししていました

No.29 10/07/30 23:56
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

『いらっしゃい。さっきお母さんから電話があったよ。その袋のやつおじさんに渡してくれるかな』

姉は紙袋から 赤い色のラジオカセットだった

『それ!お姉ちゃんが大切にしていたラジカセ…明菜ちゃんや聖子ちゃんの歌を聞いていた』


姉は目を赤くし 涙をグッとこらえながら おじさんにそのラジカセを渡した

それから 姉は 妹の私の手を 両手で ギュッとにぎりしめた

No.30 10/07/31 00:01
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

忘れもしない


3000円



……3000円 あのラジカセが3000円

姉は3000円を握らされ 私の手を引き

母のいる公園へ急いだ

『お母ちゃん!あのラジカセお姉ちゃんが大事にしてたの、なんでお金に変わったん??』

私は母に ビンタされた

『このお金でご飯を食べるんや』と……


たかが3000円の為に

幼かった私たちの心は
壊れつつありました

No.31 10/07/31 00:03
かりちゃん ( ♀ 4NHA1 )

はぁ……過去の記憶がよみがえり フラッシュバックで その時の気候も 薄暗さも よみがえってきます


疲れました

また かきます

ごきげんよう

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