🐫綴り方修行📝

レス43 HIT数 2792 あ+ あ-


2010/02/06 09:15(更新日時)

呆け防止のため?
綴り方修行してみます🐫

No.1159729 (スレ作成日時)

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No.2

便所掃除は終わった。しかし眠くて仕方がない。アフターメンテの資料作成をしようとデスクに座ったが、眠い。頭が働かない。そうだ、体操をしよう。富子は立ち上がった。

No.3

1、に便所掃除の描写
2、に体操の描写を挿入

No.4

富子は会社の便所掃除を始めた。

冒頭文

No.5

1、便所掃除に関する描写洋風便器の足元に置かれた薄汚れたマット。クリーム色のタオル地に茶色い葉っぱの模様。それをベランダに干す。うわっ、ギラギラした太陽が事務所の南側にあるベランダのアルミニウムの柵を燃え上がるように熱している。「これで雑菌はあらかた死ぬわ。洗濯しなくても。社長はケチでマットを洗う洗剤さえ買うのしぶるんだから」。富子はマットをふるってベランダの鉄柵に干した。→

No.6

ダラダラとトイレの便器にトイレのルックだかなんだかのドラッグストアで一番安いトイレ用洗剤をチュウチュウと絞り落とした。洋式水洗便所の水はいわゆるアクアブルウとでも言う色に変化した。透明な水色は美しい。ブラシで便器内側をこすり、その後、トイレットペイパーでその他の便器の部分や床を拭いた。トイレ用洗浄シートなどはあるわけがない。シンクの上の消臭剤もとっくに切れている。アスク○に頼む雑貨は一つ一つ相談して。トイレ用品は別」。富子は社長が3度程くちばしったセリフを思い出した。「トイレ用品・・・。買わなきゃ・・・」殆ど社長と富子しか使わない便所の掃除を富子は終えた。社長は男性、富子は女性、どちらも尊重すべく便座の上の蓋をバタンと下ろす。※要直し

No.7

天井に鼠の巣が一杯だ。茶色いモヤモヤした綿くずみたいな巣が、天井に張り付いている。天井からぶら下がる埃みたいにそれぞれ様々な形状で天井に張り付いている。小さいのから大きいのまで15個位あるだろうか。「鼠は天井に張り付いた巣を作るんだったっけ」富子は脳裏からその疑問を消すことはできなかったが、「これは鼠の巣である」という断定はどこぞのだれか、あるいはこの世界が決めた動かし難い事実であることもわかっていた。対処しなければならぬ。如何にして。富子は天井に鼠の巣の張り付いた台所の入口に呆然と突っ立ち、頭を巡らせた。右隣には富子の娘がやはり呆然と突っ立っている。娘は、この鼠の巣がいくつもいくつも天井からぶら下がる舘の主だ。富子の左隣には一人の男がいる。誰なのか。その男は富子と娘の陥っているこの窮地を脱するための知恵や力を持っている、そんな漠然とした気配を富子は感じた。

No.8

小蝿が数匹飛んでいる。ダイニングテーブルの上あたりを方向性の全く無い、複雑怪奇、それでいて妙に素早い飛行を繰り広げている。テーブルの上に飾るというより、ただ単にに「置いてある」のであるが、その二個のザクロの実が熟してきたのであろうか。富子は二個のザクロを手にとった。どす黒い暗紫色の果実はまだ堅い。幼女よりも老婆よりも色気の欠片もなく一生私は成熟いたしません、というように固く固く口を結んでいる。富子は二個のザクロを冷蔵庫の野菜室に入れる。ふと、流し台の上の棚にキャベツが4分の1置かれており、その上あたりを小蝿達があの奇怪な飛行を展開していた。そこは西日の当たる窓辺であり、野菜を置くにはふさわしくなかった。ああ、あそこだわ。富子はやっと小蝿の空中夢遊飛行の原因を突き止めたと思った。窓の側のキャベツに手を伸ばす。キャベツだけではなかった。使いかけの椎茸がスーパーのトレイに入ったまま3個残っている。富子はこんなところに野菜を置いたらすぐに腐っても当然だわ、とそれら二種の野菜をまたもや冷蔵庫の野菜室に入れた。

No.9

しかし、小蝿達の飛行はもっと激しく、連隊も数を増すばかりである。素早い。そして、くめまぐるしい。この一匹一匹が飛行機くらいに巨大だったら、どんな素晴らしい操縦士も航空機械工学の粋を尽した飛行物体でも、真似できない空中飛行ショーとなるだろう。富子はそんなバカげた妄想をしながら、窓辺の塩壷を動かし、あっと思った。そこにはバナナが3本置かれていた。それを取ると小蝿達が一斉にわーっとめちゃくちゃに狂ったみたいに辺りめがけて(目的もなく)飛び立った。バナナの一本の先辺りが茶色くどろっと溶けかかっている。今度こそ、みつけたわ。富子は腐ったバナナの半分を捨て、半分は食べ、残り2本は冷蔵庫の野菜室に入れた。富子は常々バナナという果物に関しては疑問を抱いている。→続きあり。※要推敲

No.10

民子と寝食を共にする男との一夜の描写。

→続く

  • << 12 男は浅蜊飯を食べている。昨日、彼は昆布、鰹の干物などと一緒に浅蜊を殻ごと入れてこの浅蜊飯を自分で炊いた。その残りを食べている。民子はキャベツと椎茸を刻み、味噌汁を作り、男に差し出した。男の茶碗の浅蜊飯はなくなっていた。もう少し食べる?男は酔っている。毎晩晩酌をして酔ってから米の飯となる。なので返事ができず、しばらくたって「もう少し」と茶碗を差し出す。民子はまた浅蜊飯をよそい、彼が食べるのを眺めたり、漬物や振掛けを出してやったりする。食べ終わってお茶を飲み煙草を一本吸い、小便をしてから、男はよろよろしながら階段を上り二階の自室に辿り着くとばったりとうつ伏せに敷きっぱなしの煎餅布団に倒れ込む。背も高く肩幅も広い日本人離れした身体は倒れ伏す時、ずしーんという音と振動を引き起こし、民子はこのやすぶしんの家が壊れるのではないかと思う。→続く

No.11

プラム・・・李に
関するメモ

続く

No.12

>> 10 民子と寝食を共にする男との一夜の描写。 →続く 男は浅蜊飯を食べている。昨日、彼は昆布、鰹の干物などと一緒に浅蜊を殻ごと入れてこの浅蜊飯を自分で炊いた。その残りを食べている。民子はキャベツと椎茸を刻み、味噌汁を作り、男に差し出した。男の茶碗の浅蜊飯はなくなっていた。もう少し食べる?男は酔っている。毎晩晩酌をして酔ってから米の飯となる。なので返事ができず、しばらくたって「もう少し」と茶碗を差し出す。民子はまた浅蜊飯をよそい、彼が食べるのを眺めたり、漬物や振掛けを出してやったりする。食べ終わってお茶を飲み煙草を一本吸い、小便をしてから、男はよろよろしながら階段を上り二階の自室に辿り着くとばったりとうつ伏せに敷きっぱなしの煎餅布団に倒れ込む。背も高く肩幅も広い日本人離れした身体は倒れ伏す時、ずしーんという音と振動を引き起こし、民子はこのやすぶしんの家が壊れるのではないかと思う。→続く

No.13

辰男がスーパーの袋から買って来た食材を冷蔵庫に移している。明るい赤い色が富子の視線を捉えた。輝いて目がくらみそうな朱に近い赤。あ、それ、と思わずつぶやいた。辰男はうんと言っただけで、冷蔵庫にその輝く果実や豆腐やビイルを黙々と入れて扉を閉めた。スーパーの透明の容器にその果実は盛り上がるように詰められていた。ひとつひとつに命が今にも薄い皮を破りそうに力強く張りつめている。ルビイよりも魅惑的に輝いている。辰男は車で会社に行くと必ず帰りに安くて種類の豊富なスーパーに寄り食材を買ってくる。時々果物も買って来た。だが、今まで辰男が買ってきたどんな食材よりもこの果実は富子の目を奪った。続く

No.14

>> 13 パタンと閉じられた白く冷たい冷蔵庫の扉を恨めしく思った。もっとあの世界中のみずみずしさの詰まった掌に乗る位の赤い玉を見ていたかった。辰男はもうイカの一夜干しを焼き、刺身を皿に盛り付けている。富子は昨夜の残りの煮物を温め皿に盛り、漬物を切る。辰男はビイルを呑むと機嫌が良くなり、よく喋った。富子は食事が終わる頃、冷蔵庫からスーパーの透明な容器に入った赤い果実を皿に二つ乗せ、辰男に差し出す。自分にも二つ。辰男の食事の世話をしていると自分も食べた気になり、富子は、辰男が二階の自室に上がってからはあまり食欲もわかず皿に残った物をつまみ、片付けてしまう事も多かった。少し前に辰男は櫛形にカットされたメロンを二度買ってきたが、富子は食指をそそられず一度目は腐らせてしまった。辰男は自分の分は食べ、あまり体調の良くない富子に、メロンを食べたらすっきりするよ、と気遣った。けれども富子はどうしても食べる気にならなかった。二回目は冷蔵庫にまた残っているメロンを辰男は、食べちゃうよ、腐っちゃうからと出勤前に、流しの前に立ったままかぶりつき皮をゴミ袋に放りこんだ。富子は謝りたかったが、その言葉が出なかった。※要推敲

No.15

李(すもも)に関する小品


ラフスケッチ


メロンの一件
李との比較考察
辰男
民子

李のイメージ
民子の記憶

エピソード

結末

No.16

海に関する小品

No.17

>> 16 「明日は衣類の整理をしたいわ」
「そうなの。じゃあ、俺も海には行かない」

健吉の言葉に文恵は驚いた。
「え」

「あなたは海に行きたかったのよね。海の日だし」
健吉は北陸の海辺育ち、漁師の次男であった。この季節は海が彼の全て、命還る場所なのだ。

「あなた、行かなくてもいいの」

「いいよ。二人で行かなきゃ意味がない」

「・・・」

・・・釣りは春からしょっちゅう、一人や仲間と行っているじゃない・・・。
文恵は不思議に思ったが、二人で海で泳ぎたいのだとなんとなく推測した。
「今年は沢山海で泳ぎたいって言ってたでしょ」

健吉の言葉通りだった。去年文恵は始めたばかりの事務の仕事で疲れきり、どこも出かける気がしなかった。手術もして体力も落ち、背中の傷も癒えていなかった。そのうえ足に酷いカブレが生じ海で泳ぐ気には到底なれなかった。
「今年は海に行きたいわ」
確かに春先に健吉に言ったのだ。

No.18

Mへの手紙
※愛しいMへ
読んでいてくれるんだね。
ありがとう。
君の的確な感想はとても嬉しかった。
種から作品化するにはエネルギーも集中力も体力もいる。
もう少し楽しみに待っておくれね。
駱駝より

No.19

※Mへの手紙2

元気かい
試験に向けて大変だね

君の誕生日までにサティを真似て
「李(すもも)の形をした小品」(笑)
をまとめプレゼントしたかったのだが、間に合わない
待っていておくれね
試験が終わったら二人でゆっくりしよう
身体に気を付けて


(君も現代物なにげに詳しいよね)

駱駝

No.20

李の続き


富子はガラスの小鉢に仲の良い双子のようにくっついている赤い二つの果物を見た。灯りを消すと光輝くのではないかと思うほど、明るい朱色の玉。下の方は少し黄色が残っているのが初々しかった。薄い皮が力一杯水滴を弾き中の果実を守っている。真ん中に入った筋が完全な球体からその果物を解放し、不完全さを与え、それ故に魅了する美を与えている。この筋がなければ単なる球。生き物ではなくなる。果物のその形は生き生きと命を発散し、ねえ、食べてと誘う媚薬を放出していた。富子は手を伸ばしかけたが、ふとこの果物の名前を確かめたくなった。冷蔵庫の扉を開け、まだ果物が幾つか残っているスーパーの容器の上に貼ってあるラベルを見た。

No.21

李の続き2



「山形県産プラム」
細長い赤いラベルにしゃれた白い斜体の文字が見えた。
プラム・・・。日本語ではなんと言ったかしら・・・。富子は思い出そうとしたが、なかなか思い出せない。辞書で調べるとすもも、李とあった。「そうだわ!すもも!なんて良い響きなんだろう」食べずとも口の中に果実の味が広がりそうだった。富子は果実を一つ手に取り、パンパンに張り切った皮に歯をたてた。プッという短い音がして皮が破れ、口の中に甘酸っぱい、そしてなんともいえない蠱惑的な刺激が舌を刺した。セルベスだったっけ。あんな品種改良した種類ではないわ。これは私が昔から食べてきたすももだわ。この酸っぱさ!辰男さんには悪いけれどこの味、この酸味はメロンとは比べものにならない。

No.22

李の続き3



メロンにも独特の芳しい刺激的な味があるけれど、ただ甘いだけ。この酸っぱさが良いのだわ・・・。富子は少女の頃、初夏になると働いていた母親が仕事帰りによくすももを買って来ていたのを思い出した。山や川や小学校の校庭で日暮れ近くまで弟をつれて遊び疲れて帰ってきて、すももが流しの水をはったボールにプカプカ浮いていると、嬉しくて嬉しくて、すぐに食べようとして叱られたものだ。だがこっそり一つ二つは塩をつけながら貪った。弟はあまりすももが好きではなかった。結局、気がつくと富子が全て食べてしまうということも何度かあった。そしてまた母親に叱られた。
富子はガラスの小鉢を見る。あっ、と思った。すももの種が山盛りになっている。テーブルに空になったスーパーの四角い透明の容器が転がっている。
夢中で貪り、最後の一個まで食べ尽くしていた。
富子は獣のように舌で唇を舐め、タオルで果物の汁の滴る顎や頬を拭う。
グラスに冷たい水を注ぎ一気に飲み干した。ぐっと胃から突き上げてくるものがあった。

No.23

李の続き4こみあげてくる何かをやっとのことで押さえながら富子は手洗いに立った「佐々木さん、あなたはご自分の病気のことを忘れてはいけませんよ。母体が危ない。それからこの間の検査の結果では卵巣機能も衰えていますからね。難しいですよ。あなたの身体のことを考えると有難いと思わなければね」医者は富子の目を見ずにカルテを見ながら言った辰男になんと言えばよいのだろう。帰りのバスの中で富子は涙が溢れた。晩婚の辰男は子どもを欲しがった。正月が開けたばかりのバスの中は、まだ冬休みなのだろう、子ども連れで混雑していた。それから半年過ぎた。医者は難しいと言っていた。この所体調の悪い富子は、歯磨きをして胃腸薬を飲むと布団に入った。隣の部屋から辰男の鼾が聞こえてくる。ただ遅れているだけよ。先生もこの歳では無理と言っていたもの。富子は李の酸っぱい味を思い出した。明日また買ってきてくれるように頼もうかしら・・・。目が覚めて窓を開ける。

No.24

李の続き5


狭い庭に一本だけ植えられた樹木、楓の木が新緑の黄緑、少し力強くなった緑、その中間を辿る緑、様々な緑の葉を微風に揺らしている。朝の光の中で葉達は魚のように煌めいている。富子はふと誰かに見つめられているような気がした。楓の木の方に視線をさ迷わせる。富子が顔を覗かせている窓の少し上当たりの枝に赤い色がちらと見えた。あら、楓にも実がなるのだったかしら・・・。富子はつま先立って良くみようとした。赤い色は動いているようでもある。

No.25

李の続き6


ハンカチか何かが風で飛んで来て引っかかっているのだわ。後で竿で取らなければ・・・。その時、風が吹いてザワッと楓の枝々が揺れた。富子は楓の細い枝に昨日食べた李のような輝く朱色のドレスを着た人形が座っているのを見た。ドレスの生地は柔らかく風に揺れて煌めいている。25センチ位の大きさに思えた。黄色い髪は緩やかにカールされ肩まで垂れている。また風が吹き枝々が人形を隠した。隣の女の子が留守の時にここで木登りして忘れて言ったのかしら。取りに行って渡さなければ・・・。とても良くできた高価そうな人形だもの。無くしたと思い泣いいるに違いないわ・・・。富子が窓を閉めようとした時、また少し強い風が吹いた。楓の枝が大きくうねった。細い枝に座った人形はじっと富子を見つめ、悪戯っぽく微笑んでいる。細い小さな脚をぶらぶらさせている。朱色のドレスの裾が翻るのが妙に眩しく、富子はめまいを覚えて畳に座り込んだ。完 要推敲

No.26

浅蜊飯に関するメモ


民子


家庭と言う枠に収まらない男


部屋
障子
網戸


雪豹


階段から落ちる


動物



サバンナ
草原

No.27

浅蜊飯に関するメモ2



原始


会社を飛び出す

No.28

タイトル


浅蜊飯の男

No.29

浅蜊飯の男のメモ

貝殻



貝殻(骨)を捨てる場所


貝殻の積もる家

No.30

浅蜊飯の男メモ


ドア1
荒れた海
岩場

ドア2
草原
サバンナ

No.31

李(仮題)に関する
推敲案

1、後半描写細かく

2、前半人形のエピソードかイメージを淡く挿入(あるいは幼女)


※Mちゃん、批評、ありがとう!

No.32

浅蜊飯の男メモ

放尿するということの意味

No.33

※Mへ
今向かっているよ
え、ケーキだけでいいのかい?
いつまでたってもホールケーキが好きなんだね

頭の中がイメージや着想で溢れて本業(何が本業なのかわからんが)がおろそかになっているよ

No.34

※Mちゃんへ
君が小さい頃よく食べた果物のタルトなら、ホールでもいいんじゃないかと思うよ
フ○○○のでいいかな
ロウソクが多すぎて刺しきれないね
(苦笑)

No.35

※Mちゃんへ
こんなことできるのも休みの時だけだよ
Mちゃんのご期待には添えないな

コツコツ地道にやるのみです

No.36

浅蜊飯の男メモ

男を通した

労働
社会背景

No.37

※Q先生へ

お元気ですか?
お元気ですよね
「浅蜊飯の男」は着想がどんどん広がり短編では収まりそうにありません

暫くしたらご連絡するかもしれません
そのせつはどうぞ宜しくお願い致します

No.38

※Mちゃんへ
その家を片付ける気はしないけど、そろそろやんなきゃね


思い出が詰まった家だからね

No.39

浅蜊飯の男


貝殻を捨てる


貝塚

No.40

※Mちゃんへ
Pの方が大変でなかなか書けないね

コンサートが終わるまでは無理だね

Sちゃんもまだ出来ないの?

と言うんですが

次の作曲家はSとSです

確か二人は仲良かったか関係があるかだよね

No.41

5月21日
昼食時のDは満席だ。かろうじて一つ空いていたテーブルに座って小麦粉でできた細い紐状の食物にひき肉、とまと、玉ねぎなどを煮込んだどろりとした物がかかった一皿にタバスコをたっぷり振りかけたもの、レタスなどに特徴といえばアボカドとナマハム、タコスの皮様のものがわずかに散らしてあるサラダを食べる。会社は入った頃は社長とさわ子の他に社員が二人いたが、一人は解雇、一人は「法政大をなめんなっ」と机をちゃぶ台返ししてやめて行った。これを要するに社長とさわ子だけになったと言えよう。社長は外出が多くさわ子は会社ではほとんど一人で電話以外は喋らない。あまりに言葉を発声しないため、帰り道で独り言を言っている自分に気がつくのである。さわ子の唯一の楽しみはDにおける密かな人間観察であった。左隅に井上陽水を真似たサングラスをかけ色の青白いうらなりキュウリをさらにナイフで削ったような顔の若い男か髪をボサボサに立てて落ち着かない様子で文庫本をめくっている以外、客には興味をひく人物はいなかった。さわ子はお気に入りのウェイトレスを目で追った。彼女は素晴らしい肉体をしているのがユニフォームの上からもわかる。→ ※要推敲

No.42

5月20日
――柿の実を少し残したんだわ。鳥が来てつついている――。
残りの柿の実は鳥がつついた後らしく、黒い穴を見せてダラリと枝にぶらさがっている。
内臓をつつかれて皮だけになった赤い死体。
それは干からびもせず、秋の陽を浴びて唇のように光っている。
さわ子は、鳥が柿の実をつつく様を見つめながら、コーヒーをすする。
社長から電話はない。毎朝9時過ぎにかかってくるのに。このところずっと朝の連絡はなかった。

No.43

一昨日

もっと詳しく書きたい
メモ
K先生のコンサート会場

フルートやクラリネットとのセッション

開演前か
休憩
私を見つけて話しかけてきた

あなたがそんなに才能のある人だとは思っていなかった

私が応援しよう

それは多分音楽活動のことらしい

古い形の指導者で引っ張っていく力がある

書きなさい

とも


先生はとても老けていて認知症のような目をしていた

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