こんな私でも💍⛪

レス193 HIT数 17082 あ+ あ-


2009/10/21 13:36(更新日時)

彼氏いないれき30年以上。

お見合い歴数えきれない
…。

もう私は結婚できないんじゃないかと思ってた…。

そんな私も今は優しい旦那の妻であり、可愛い👶の母親です🎵。

No.1158295 (スレ作成日時)

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No.1

私の男性に対する苦手意識はさかのぼれば小学生時代から始まっていたのかもしれない。

低学年の時は男子女子隔たりなく仲良くしていた。
いっぱしに好きな子なんかもいた。

高学年になってくるとなぜか一部の男子のいじめの対象になった。

「臭い」とか「寄るな」とか言われて無視されたり避けられたり…。
これが私の男性への苦手意識の始まりだった。

No.2

それでも仲の良い女友達もいたし、好きな男子もいて、楽しい小学校生活を送っていた。

この頃は彼氏が欲しいとかそんなことは考えない。
好きな子は数人いたし、その子と話せるだけで、席が隣になるだけで幸せだったし毎日が楽しかった。

純粋だった…。

No.3

中学に入ると周りに付き合い出す子も出てきた。

でも私は両親が厳しい人で
勉強第一。
バイトも禁止。
もちろん恋愛禁止。
髪はいつも母行き付けのおばちゃん美容室でおかっぱかショートヘアー。
分厚い眼鏡をかけ、服も母が買ってくる。
おしゃれなんて全く興味なかった。

部活はやっていたが、合唱部。女子だらけだった。

好きな男子はいたが、行動を起こすつもりは無かった。

そして、相変わらず男子のいじめの標的になっていた。
なぜなんだろう…。

ますます男子と喋るのが苦手になっていった。

No.4

それでもまだまだ彼氏がいる方が珍しかったし、女友達といる方が楽しかったので全く気にはしていなかった。

そんな私にも一人だけ私のことが好きなんじゃないかと噂になった子がいた。
その子はいわゆる不良で学校でも少し浮いているグループに属していた。
下校時間になると裏門に集まって下校する生徒達をからかって遊んでいた。
その中の一人が私によくチョッカイを出してきてきたのだ。
しかし、それは好意を抱いてくれていたのかただのイジメなのかよく分からなかった。
それでも恋愛系には全く縁の無かった私は舞い上がった。

No.5

もしかしたらいつか告白されるんじゃないだろうか…。

卒業式の日はソワソワしていた。


何も起こらなかった……。


自意識過剰。
やっぱりいじめられてただけか…。
なんだか恥ずかしかった。

ますます自分に自信がなくなっていった。

No.6

高校に入っても状況は変わらなかった。

同級生達はどんどん彼氏を作っていく。

でも不思議なものでいつも一緒にいる友人達の中には彼氏がいる子は一人もいなかった。
類は友を呼ぶんだろうか?

No.7

やっぱり男子からは「臭い」とか「デブ」とからかわれていた。

身長158cm体重65kg

確かにデブだ。
相変わらず分厚い眼鏡をかけ、外見もパッとしなかった。

同じ高校生でも結構みんなあかぬけていた。
校則ががかなり緩かったので茶髪の子もいる。パーマもかけている。
私服もみんな可愛かった。
そういう子にはやっぱり彼氏がいた。

あんな子たちに男子は惹かれるのかな…。

自分はあんな風におしゃれじゃない。あんな風に男子と気軽にしゃべれない。やっぱり魅力はないんだ…。

そういう子たちとは住む世界が違うと思っていた。

私は頑張っても無理…。

No.8

高校2年の時好きな人ができた。
同じクラスのバスケ部の子。
試合で彼の活躍をみて一気に好きになった。

別に告白したいとか彼女になりたいとか大それたことは考えなかった。

彼と一言はなすだけで、席替えで席が近くなるだけで友人に報告して大騒ぎ。

3年になってクラスが離れても廊下ですれちがうだけでドキドキして幸せな気分になった。

まだまだ人を好きになる力はあったみたいだ。

No.9

卒業式の日、一大決心をした。


告白しよう


はじめてだった。

振られてもいい。
どうせ明日からは別々の道。恥ずかしいことはない。

自分のクラスのホームルームが終わると急いで彼のクラスをのぞきにいった。


…いなかった。


彼のクラスは私より先に終わっていてもぬけの殻だった。

真っ直ぐ家に帰ったわけではないだろうが、どこに行ったかは分からなかった。


神様はチャンスすら与えてくれなかった。

No.10

大学は両親の希望通り医学部に進学した。
相変わらず、医者になるまでは
バイト禁止。
恋愛禁止。
と釘を刺されていた。

別に親に言われたからといって守る必要はどこにもなかった。

でも大学に入って同級生達がくっついたり別れたりしている中、私だけは茅の外だった。

こんな親だから私には彼氏ができないんだ…。

そう思っていた。

そう思いたかった…。

彼氏がいないのは私が悪いんじゃない。

そう思いたかった。

No.11

高校の時よりも男の人と喋る機会は増えたが、全く進展はなかった。

やっぱり大学でも同じような女友達ができた。

みんな男の影はない。

そんな狭い世界の中で安心しきっていた。

別に私だけじゃないし。

そのままなんの努力もせず数年が過ぎた。

No.12

大学四年生の時、一番仲の良い友達が10kgのダイエットに成功。

その数ヵ月後に彼氏ができた。

ショックだった。

前までは一人ものの寂しい女同士、いつも一緒だった。

それが彼氏ができたら遊ぶ回数が数段に減った。

たまに会っても彼氏のノロケ話。
普段のデートからHの話まで赤裸々に語る友人。
正直その時期は彼女と喋りたくは無かった。

しかも彼女は一年後には二股をかけだした。

…うらやましかった。

私は一人も彼氏がいないのになぜ彼女には二人も?

倫理感とかそんなのはどうでも良くてただ、彼女がうらやましかった。

No.13

彼女と私の違いってなんなのだろう?

はっきり言って彼女はお世辞にも可愛いとは言えないタイプだった。

私は短絡的にダイエットしたからか?と考えた。

よし、私もダイエットしよう!

No.14

まず、友人が成功したダンベルダイエットに挑戦した。

もともと飽き性の私は長続きしない…。

ジムにも通った。

それも途中で通わなくなった。

なかなかうまくいかない。

ある日、エステの看板の前を通りかかった。

これだ!!

母を説得して高い費用を出してもらってエステに通うことにした。

私は自分で努力するのを諦めたのだ。

No.15

エスに通えば優雅に楽に痩せられると思っていた。

が、実際は違った。

食事日記を書いて持っていき、細かくチェックされる。

施術もリンパマッサージは気持よかったが、その他は暑かったり痛かったり。

全然想像と違っていた。

しかし、成果は出ていた。

半年で-11kg。54kgになった。

痩せたら彼氏ができるかも。

淡い期待があった。

No.16

新しい服を買って、初めて合コンと言うものに参加した。

初めて会う人達とお酒を飲みながら喋るのは楽しかった。

ただ、

それだけで終わった。

その後も何度も合コンには参加した。

自分でも主催した。

でも何も起こらなかった…。

No.17

アドレスを聞かれたことはあった。

みんなに混じって。

ほとんど連絡は来ない。

まれに連絡が来て「ライブをするから見においで」と言われ、友人と見に行くと、終わってから彼女を紹介されたりした。

自分からアドレスを聞いたこともあった。

頑張ってメールを送っていたら途中から返信が無くなった。

しつこすぎたか…?

どうすればいいのか分からなかった。

その内リバウンドで体重が戻ってしまった。

結局痩せても何も起こらなかった…。

No.18

その内、恋愛とは無縁に見えた友人たちに次々と彼氏が出来始めた。

焦った。

でも大学に入ってから、男の人とはなす機会は増えたものの、私を女とみてくれる人はいなかった。
好きな人もいない。

どんどん不安になっていった。

このまま取り残されるんじゃないだろうか…。

No.19

雑誌やテレビなどで知識だけは増えていた。

たまに恋バナで盛り上がると頭の中だけの知識で経験もないのにいかにも経験者なフリをして強がった。

Hな話が出ても動じないように頑張った。

それでも分かる人には分かっていたみたいだ。

付き合ったことなんて無いって…。

私はこうやって一生強がって過ごすのだろうか…。

No.20

何もないままに大学六年間が過ぎた。

無事に医師国家試験に合格し、研修医となった。

病院で働くようになればまた新しい出会いもある。

もしかしたら…。

そんな淡い期待があった。

実際はほとんどの先生方が既婚。

独身男性でも彼女がいるか、失礼ながら彼女がいなくても不思議じゃないような人ばかり。

人のことを言える立場では無かったが、まだ、白馬に乗った王子様が現れるのを待っていた。

No.21

だが、周りを見渡すと職場内恋愛はチラホラあった。

どこにこんな人いたんだろう?

人のものになると素敵に見える。

そして、もう一つの疑問。

どうやってそんな関係になれるのか?

同じ職場だと噂も広まりやすい。変な行動をとるとすぐに周りにばれる。

ましてや振られたりしたら?

仕事もやりにくくなるし、周りからも変な目で見られるんじゃないか?

私には職場内恋愛は無理だ。

自分で理由をつけてそう決めつけていた。

No.22

同期に一人だけ同じく彼氏がいない子がいた。

一緒に仕事の愚痴や
「彼氏ほしいね~」
「目指せ、寿退職!!」
などと言い合っていた。

同じ境遇…。

そう見えて実際は全然違っていた。

彼女は病院内でも噂になるほどの美人でスタイルも良い。
仕事も出来て先輩たちからも可愛がられていた。

食事に誘われることも多多あり、数人から告白も受けていた。

彼女は彼氏を作ろうと思えばいつでもできる。
選んでいるだけだった。

本当に何もない私とはスタートラインが違っていた。

No.23

研修医が終わる頃、年齢は26才。
まだ一度も付き合ったことがないとは恥ずかしくて言えなかった。

その時点で同じように彼氏がいない子でも過去には彼氏がいた時期がある子がほとんどだった。

恋バナになる度にどう繕おうかと考えた。

No.24

大学を卒業してからも相変わらず合コンには参加し続けた。

段々と自分で主催する方が多くなっていった。

周りからは呆れられていた。

またやってるよ…。

No.25

そろそろ結婚する人たちも出てきた。

結婚式に呼ばれる度に思いっきりおしゃれをして出会いを探しに行った。

結婚式に出会いがあるなんて嘘だ…。

自分では頑張っていたつもりだったが、全く成果は上がらなかった。

今思えばギラギラしすぎていたのかもしれない。

No.26

大学での研修が終わって他の病院に転勤することになった。

そして初めての独り暮らしをすることとなる。

実家にいた頃は合コンでも飲み会でも少し遅くなると怒られたし、少し男の人と電話で話すだけで根掘り葉掘り聞かれた。

自由がない。

そんな不満が重なっていた。

古い官舎での生活だったが楽しかった。

ただ、もう26才。
結婚に焦りはなかったが、やっぱり彼氏の一人ぐらい欲しかった。

No.27

だが、その病院も既婚者ばかりだった。

やっぱりなかなか出会いはないか…。


私が転勤した数ヵ月後、同期の男の子が転勤してきた。

官舎での部屋も隣。

未婚らしい。彼女がいるかどうかは確認できなかったが、もしかしたら…。

期待に胸を膨らませた。

No.28

初めは彼の方から話しかけてきた。

丁度お昼休憩だった。
職員食堂で一緒に昼食を食べることになった。

ちょっと緊張…。

何しゃべればいいんだろう…。

第一声
「両親が、〇〇さんの両親にこの間会ったらしいよ」

どうやら親同士が知り合いらしい。

なんかテンションが下がった…。

No.29

変な行動をとると筒抜けになる可能性があるってことか…。

両親はいつも

「彼氏ができたら連れてきなさい」
(なんで両親のチェックがいるの?)

「付き合ってすぐに結婚した方がいい。年だけとって捨てられたら結婚しにくくなる」
(できたらそうしたいけどそううまくはいかないし)

「結婚前に体を許したら絶対だめ!!」
(今時そんな人いるんだろうか?)

などなど、口うるさく言われていて鬱陶しかった。
彼氏ができても両親には知られたくなかった。

まぁ、今までは両親が心配するようなことは全く起こらなかったわけだが…。

No.30

当時、同期は彼しかいなかった。

官舎でも隣同士だし、自然と仲良くなった。

昼食は連絡を取り合って一緒に食べた。
夕食も二人で食べに行ったり、時には部屋で飲みながら語ったりもした。

男性の部屋で二人っきりになるのは初めてだった。

こういう時ってよく
「雰囲気でそういう関係に…。」
とか言うよなぁ。

変なことを考えたりした。

だが、そんな雰囲気には全くならなかった。

彼は女友達も多く、こんなことは日常茶飯事だったようだ。

よく彼の部屋には知らない女性が出入りしていたから…。

No.31

いつしか、病院内では私達二人は付き合っているのではないか、と噂になった。

私には初めての浮いた話だった。

しかし、彼は私には恋愛感情はないようだった。

不思議と私もそんな対象には見れなかった。

昔から男女の友情は成り立たないと思っていたのだが、初めて男友達というのができて、

男女の友情ってあるのかもしれないと思った。

彼と出会ったことで男性に苦手意識を持っていた私に大きな変化をもたらした。

お互いに結婚した今でも夫婦で食事に行くなどのお付きあいをさせてもらっている。

No.32

彼は結婚願望が強く、よく恋愛や結婚の話もした。

彼の両親は厳しく、昔付き合っていた彼女などは両親の反対にあい、無理矢理別れさせられたこともあったそうだ。

もしかするとうちよりも厳しかったかもしれない。

それでも彼には彼女がいた。

うすうす気付いてはいたが、私に彼氏がなかなかできないのは親のせいでは無いのだ。

No.33

彼からは私が当時27才にして結婚に焦っていないのを不思議がられた。

彼はお見合い相談所にも登録し、お見合いパーティーにも積極的に参加し、今で言う婚カツをするほど結婚に対して前向きだった。

私は結婚はしたかったが、私の周りでお見合いをしている人は少なかったし、婚カツという言葉も無かった当時、私の中でお見合いと言えば自分で相手を見付けられない人がすがる駆け込み寺というイメージだった。

私はもっと自然なみんながしているような恋愛がしたかったのだ。

お見合いで結婚してしまえばもう、そんな恋愛ができなくなる。

そんな風に考えていた。

No.34

しかし、実は大学卒業と同時に早速両親がお見合い話を持ってきた。

両親はお見合い結婚で、よく言われている「三日で結婚をきめた」人達である。

お見合いであればある程度相手の素性が分かっている。

割と早くに結婚が決まるので結婚するのかどうかヤキモキする必要がない。

何より母の知り合いのお見合いおばさんが多かったため必ず両親がチェックできる。

だから私にもお見合いで結婚させたがっていた。

No.35

初めはお見合いを断っていた。

しかし、出会いの当てもなく、27年間彼氏が出来なかった私が、今後自分で彼氏を作って結婚出来る自信はない。

母に責められると段々と自信がなくなり、とりあえず会ってみようか。という気になった。

しかし、元々いやいやだったからお見合い相手に対する要求は厳しくなっていた。

No.36

そこから結局約八年間の婚カツが始まる。

初めはいやいやだったが、今思えば人間観察にもなったし、男性と二人きりで話す練習にもなった。

中にはこんな私に好意を抱いてくれる人もいて自信もついた。

お見合いも悪くなかったな。

その中でも印象に残っている人たちとのエピソードを書いてみようと思う。

  • << 70 前の文章読み返していたら、27才からお見合い開始したように書いてました昉 正しくは24才から8年間です。 すみません。 誤字、脱字多いですが、ご容赦下さい珵

No.37

初めてのお見合いで会った人は5つ上の人だった。

仲人さんの家であったのだが、ケーキを持ってきてくれてみんなでお茶しながら紹介してもらった。

その時に
「ケーキ少し交換しませんか?」

正直戸惑った。
初対面だし…。

交換して食べたが、減点1つ。

その後、二人で遊びに出たが、あいにくの雨だった。

ゲームセンターを見付けとりあえず中へ。

やりたいゲームをリクエストして二人でやることに。

一応お金は出してくれたが、
「高いなぁ」とブツブツ。

減点2つ目。

次はないな。と思っていた。

まぁ、向こうから断ってきたが…。

No.38

二人目は2つ上の人だった。
両家両親も一緒にホテルの喫茶店でお茶をしたあと、二人で食事に行った。

その時に
「僕たちの年齢だとあんまり周りも結婚してないよね?
だから僕もまだ結婚する気はない。
でも君とはお付きあいしたい」

と言われた。

ものすごく好みのタイプだったら待てたかもしれない。

しかし、失礼ながら私の好みのタイプではなかった。

とりあえず付き合って…。という気にはなれなかった。

No.39

帰ってから両親にその話をすると、

お見合いに来て、結婚する気がないというのは断られたんじゃないか?

と言われた。

確かにそうかも。私を傷付けない様な言い方をしてくれたのか?

翌日母が先方のお母さんに確認してくれたところ、別に断ったつもりないという。

それは彼のお母さんがフォローしてくれたのか、彼自信が本当にそう言っていたのか分からないが…。

まぁ、それなら。ということでその後何度か会ったが、やはり好きにはなれず、お断りすることにした。

No.40

三人目は12歳年上の人。

同業者の医者だったがとにかく話が理屈っぽくて難しい。

何かについて熱く語っていたのだが、つまらなかった。

お断りしよう。

帰ってから仲人さんにお断りの電話を入れた。

翌日仲人さんから電話があった。

「あの後、お母さん電話があって、やっぱりもう一度会いたいって事だったから先方に伝えました。」
と、日時を指定してきた。

は?昤昤

私が断ったのに勝手なことを!

帰ってから母と喧嘩になったが、

「お見合いは女性から断るもんじゃない!」

と。なんだか納得できない。

しかし、何度も変更する訳にいかないので取り合えず会うことにした。

「次会ってみて嫌だったら断るからね!!」

そう言って会いに言ったが、

彼から
「やはり、この話は無かったことに…」

……

私は振られたらしい。

なんだか府に落ちなかった。

No.41

四人目は1つ年上の人。
新幹線で一時間半の遠距離だった。

彼はありがたいことに私に好意を持ってくれて初めてアプローチしてくれた人だった。

「今まで付き合った人は向こうから?それとも自分から行くタイプ?」

リサーチなのかそんなことを聞かれた。

彼に悪気はなかったのだろうが、私の一番気にしている、答えに困る質問だ。
ここは正直に答えるべきなのか…。

悩んだ末にその場は

「まぁ、いろいろ」
と答えた。

その後も雰囲気のいいバーに連れていってくれたり、遊園地に行ったり。

頑張ってくれたと思う。

No.42

だが、私は小さいことに引っ掛かり、段々と彼のことが嫌になっていった。
まだ恋愛結婚にこだわっていたことも関係していたかもしれない。

遠距離だったのでいつもビジネスホテルに泊まるのだが、朝食つきのホテルで朝食食べてから行ったら
「朝食食べちゃったの?今から美味しいところに連れていこうと思ってたのに」

そんなの言われないと知らないし昤

とか、

彼がこっちに来てくれたとき、なぜか袖がかなり広がったボロボロのタンクトップを着てきて一緒に歩くのが恥ずかしかったり。

まぁ、本当にささいな事だったがそんなことが積み重なって嫌になっていった。

おそらく態度にも出ていたのだろう。

その内連絡がなくなっていった。

自分の母親に
「どう頑張っても拒否される。疲れた。」

と愚痴っていたらしい。

申し訳ないことをした。

No.43

五人目は話があってからなかなか予定が合わず、会うことができなかった。

なので母の提案により先に電話で話をしてみてはどうか。ということになった。

プロの仲人さんならあまり無いことかもしれないが、母の知り合いの紹介だったのでその辺は融通が聞いたようだ。

電話では話も弾みとっても楽しかった。

ほぼ毎日のように電話で話、珍しく早く会いたいと思うようになった。

それから約一ヶ月。

ようやく実際に対面できることになった。

声や話方しか知らない相手。

どんな人だろう。

緊張した。

……

なんか、イメージと違う…。

電話で話しているうちに勝手にイメージができあがっていたようだ。

それは相手も同じだったようで、その日以降会うことは無かった。

先に電話で。というのは失敗だったな。

No.44

六人目も母の友人の紹介の1つ年上の人。

でも待ち合わせ場所に登場した時から少し変わった人だった。

寒い冬だったが、マスク姿で登場。

彼の親に促されて少しだけマスクをとって挨拶してくれたが、すぐにまたマスクをかけ、移動。

風邪は引いてはなさそうだったが、冬だからか?

その後は両家で昼食を食べに行った。

みんながランチセットを頼む中、最後に注文した彼は
「チャンポンめん」

いや……

いいんだけどね…。

そしてその食べ方に両親も私も釘付け。

丼を腕で隠すようにしながらまず、上に乗っている具を全て食べ、それから麺をたいらげてからスープ。

なんか不思議な食べ方。

会話もこちらから聞かなければ何も答えない。

彼の両親が一生懸命フォローしてたが、

これは家族全員一致で即お断りとなった。

No.45

七人目は仲人さんに紹介してもらったのだが、仲人さんが日にちを間違えて遅刻するというハプニングがあった。

お互い写真付きの釣り書きを見ていたので無事に会うことができたが、仲人さんが来ないので電話して日にちを勘違いしていたことが発覚。

先に喫茶店に入って待つこととした。

しかし、全く会話が弾まない。

趣味は旅行と読書と書いていたので
「旅行はどんなところに行かれるんですか?」
と聞いても
「あまり行きません」

「どんな本が好きですか?」
と聞いても
「あまり読みません」

……

何を聞いてもこの調子。

向こうからの質問はなく、沈黙だけが流れた。

No.46

そうこうしてるうちにようやく仲人さんが登場。

早々に
「それじゃあ、二人で。」
となったが、これ以上何を話せばいいというのか?

夕食には少し時間が早く、どこかで時間をつぶしてから夕食に行くことにした。

丁度本屋の前を通ったのでほしい本もあったし、本屋に立ち寄っても良いかと尋ねると

「じゃあ、30分後にまたここに集合で」

え??

別行動ですか?

何の本を買うのかとか、どんな本に興味があるのかとか、知りたくないですか?

私の事が気に入らなかったとしてもこんなに態度に出す必要ないんじゃない昤?

半分切れつつ、やはり弾まない会話をしつつ夕食をとり、別れ際

「電話番号聞いていいですか?」

は?

何かよく分かりません。気に入られていたのか気に入られてなかったのか…。

帰宅後、電話も来ましたが、気に入られててこの態度ってことはこれ以上は無いな。

と思い、お断りしました。

No.47

八人目…。

の前に、実は私の両親は台湾から来ており、つまり、私は台湾二世ということになる。

帰化はしていたが、両親の日本語はなまっていたのですぐばれる。

母からは
「今でも差別は多少ある。台湾出身だと結婚しにくい。」
と言われていたが、私は差別されたと感じたことは無かったし、そんなの関係ないと思っていた。

しかし、このお見合いでその一端をかいまみることとなる。

No.48

お見合いは仲人さんと本人達三人でホテルの喫茶店であった。

仲人さんに紹介してもらうとき

「釣り書きに書かせてもらいましたが、しょうママさんは……ね?」

と言葉を濁された。

私としては隠すことでは無かったのでなぜ言いにくそうにしているのか不思議だった。

その後、当たり障りなく少しお話しして帰宅。

仲人さんからの返事を待った。

電話で「お断りします。」との返事。

まぁ、話の中に出た育児方針で食い違いもあったし…。

と思っていたら理由は
「台湾人だから」
と。

更に仲人さんは続ける

「彼のご両親は中卒だし、丁度良いと思ったんだけどね~。」

なんか…。

その発言って双方に失礼じゃない昤?

母に伝えると今までに釣り書きの時点で「台湾人だから。」という理由で断られることは多多あったらしい。

今の日本でもそんなもんか…。

勉強になった。

No.49

九人目は台湾の医者でからの留学→永住希望の人だった。

そのためには日本語検定に合格し、日本の医師国家試験に合格しなければならない。

もし、結婚してから合格できなければ私が台湾に行かなければならないのではないかと不安だった。

私は日本語以外できないのだ…。

だが、彼は台湾大学(日本でいう東大)出身で日本語も片言ながらできるから大丈夫よ!!

との母の強気の発言により押しきられた。

まぁ、今までの経験上、話がまとまるとは限らないし…。

会ってみよう。

No.50

彼は冬休みを利用して日本に来てくれた。
彼の母親も一緒だった。
父親は早くに亡くなっており母一人子一人で頑張ってきたそうだ。

日本語はつたなかったが一生懸命話してくれる様子は好感がもてた。

到着日は遅かったので皆で夕食を一緒に食べながら翌日に行きたいところを聞いた。

彼は産まれてから一度も雪を見たことがなく、スキー場に行ってみたいという。

翌日はスキー場に行くことになった。

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