🌷福diary🌷

2007年1月⛄の終わり…彼（現旦那）との出逢い💕
彼の職場にたまたま立ち寄り、私の完全な一目惚れ😍‼
それからの２日間、寝ても覚めても彼の顔が頭を過る…紛れもない恋の予感💕

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私は当時、まだ夫を亡くして１年と少し…そんな私の心も体も支えてくれてた人がいた。
彼に出逢うまでの私にとっては、私の心の拠り所だった人…でも、その人は妻帯者、決して許されることのない、結ばれることのない愛。
自分の為にも、子供のためにも、そして相手やその家族のためにも、このままじゃいけない…そう考えていた矢先の彼との出逢い。
私は迷わず出逢った彼を選んだ、それまで私を支えてくれた人のホントの気持ちも知らずに…。

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彼の顔が頭から離れず、一か八かの思いで渡した✉アドレス。返ってくるはずもない…と期待なんて少しもなかった。
✉アドレスを渡した日の夜🌙、てっきり友達からの返信✉だと思って開いた✉は、彼からの初めての✉だった‼
私は、前旦那を亡くしたこと、子供がいることを告白。嘘をついて彼と付き合うのは嫌だったし、当時は、“もう結婚👰はいいや…”と思っていた。
その日は、“これから✉のやりとりをしてもいいですか❓”的な話までで終わり。
それから丸１日音沙汰がなく…彼女がいるのかいないのか、もしかしたら結婚してるかも⁉それさえ聞いてないまま、自分の気持ちが膨らんで取り返しがつかなくなるのは嫌だ…と思い、“彼女はいますか❓結婚してますか❓”と、単刀直入に質問✉。
すぐに未婚、彼女なしの返信✉🎵これで踏み出せる‼お互いのプロフィールを交換…たまたま私の誕生日🎂が近く、彼の休日とも重なり、お祝いしてもらえることに💓子供も一緒に…と、当たり前のように言ってくれたことがホントに嬉しかったな😍

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誕生日をお祝いしてもらう前に、前の彼ときちんとしなきゃ‼と思い、“他に好きな人ができたから別れたい…”と素直に告白。
彼には家庭があったし、彼も私も家庭を壊すつもりはないと思っていたから、私に他に好きな人ができれば、別れは自然についてくるもの、彼が受け入れないわけがないと思い込んでいた。
でも、彼に支えてもらってたはずの私は、いつの間にか彼にとっての支えになっていたんだ…別れ話をした私に激しく抵抗する前の彼を見て、初めて気付いた。
でも私の気持ちは決まってる、前の彼のところに戻るつもりはなかった。
戻っても誰も幸せになれない。
人の不幸の上に成り立つ幸せなんてないんだ。
それまで妻帯者と知りながら付き合っていた私が言えることなんかじゃないけど…。

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誕生日前日…ドキドキしながら彼の迎え🚗を待った。
仕事してる姿とは少し違う、でも、やっぱり素敵✨

予め調べておいてくれたお店に向かう車🚗の中では、すぐに娘が眠ってしまい💦緊張しながらも、徐々にはずむ会話。
居心地が良かった🎵
更に夕飯を食べながら、娘とお絵かきしながら遊んでくれる姿に癒された。
私には花束💐のプレゼント。
誕生日に花束💐をもらったのなんて、何年ぶりだろう❓
帰りも家🏠の前まで送ってくれた。
でも、なんとなく私は、この恋は、これ以上は進まないな…なんて思ってた、彼に気に入られなかった気がしたんだ。
それでも一応、その日１日のお礼の✉を送った。
しばらくして、彼からの着信📲。
ドキドキしながら出た📱の向こうで、彼が真剣に告白してくれた。
“二人まとめてお願いします”…これって、“付き合って下さい”を通り越していきなりプロポーズ⁉と思えるような言葉。
かなりビックリはしたけど、断る理由なんてない、もちろん、“こちらこそ宜しくお願いします”🎵

そして始まった私達の恋💕

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お互いに理想の相手💕と認識を深めながら近づく距離。
ただ、その間にも、行ったり来たりの前の彼との別れ話。
半分ノイローゼ気味のやつれた前の彼の姿を見るのは辛かったけど、私は自分の意志は真っ直ぐに伝え続けた。
きちんと解ってもらって連絡もとらなくなるまでになったのは、別れ話をしてから半年近く経ってからだった。
私は前旦那とは亡くなる少し前から、離婚を考えるようになっていた。
“離婚”という言葉を旦那に対して出したことはない。
でも、予想もできない些細なことでキレて物に当たる…そんなことが度重なり、いつもビクビクしながら生活していたのは確かだった。
あまりの自分勝手さにも嫌気が差していた。
男女としての愛情はもう、私にはなかったんじゃないかと思う。

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彼と付き合い始めて２か月位経った頃…妊娠がわかった。
初めから“赤ちゃんが欲しいね”と、愛し合う時はいつも自然のまま。
彼と付き合ってから一度も生理がくることはなかった。
検査薬で反応が出た時の彼のはしゃぎっぷりは１年以上経った今でも忘れられない。
早速病院に行って診てもらう…反応は出るけどまだお腹の中には何も見えない。
娘の後、前旦那との間にできた子を一度流産してる私は、とっても不安だった。
どうか無事に育ってくれますように…そう願いながら一週間後の検診を待った。
妊娠反応が出てから２回目の診察。
私の嫌な予感は的中してしまった…心拍が確認できないままの流産。
手術の日が決められ、彼にも報告。
二人して泣いた。
きっと、今の私達には赤ちゃんを迎えるだけの力も余裕もないことを赤ちゃんは知ってたから、私達の元に生まれて来れなかったんだね…と自分に言い聞かせた。
私はお腹の中で赤ちゃんが育たなかったことはすごく悲しかったけど、彼が私と同じ気持ちでいてくれた…それが何よりも支えになった。
前の流産の時、私はホントに悲しかったのに、前旦那はその気持ちを理解してくれなかったから…

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流産の手術から一週間もたたない日の昼間、時間があったので、たまには彼に夕飯でも作ろうと、彼の家に行った。
前日の電話の時、“友達が遊びに来る”って言ってたから、飲んで騒いで雑魚寝して…また荒れた部屋になってるんだろうな～なんて思いつつ、ルンルンで入った家の中は、予想外に綺麗に片付いて、溜まってたゴミもない…
昨日来た友達は、ちゃんと片付けて帰る子だったのね～と、玄関から部屋に入ると…目に入ってきたのは、夢じゃないかと思う光景だった。
部屋の中に干された洗濯物、その中に女の下着、でも確実に私のじゃない…。
しばらく、今自分が目にしてるものが何なのか、何が起きてるのか、時が止まったみたいに何も考えられなくなった。

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しばらくして、ようやく現実を理解して、一人で考えても仕方ないことに気付いて、仕事中だったけど関係ない、彼に電話した。
“今、あなたの家にいるけど、絶対にあなたが使うものではないものがあるけど心当たりがある？”と聞くと、少し間があって“あるね”と…。
あっさり認められたことが怖くて、でも真実を知りたくて、震えながら“どういうこと？”って聞いた気がする。

彼からの答えは、“以前、一緒に住んでいた女が昨日荷物を取りに来た。バスも電車もない時間だったから泊めたけど、自分は布団で、女はソファーで寝た。友達は確かに来てたけど、女に気を使って帰った。洗濯機を貸して欲しいと言われて貸したけど、自分が家を出る時に下着が干してあったかはわからない。女より先に自分が家を出た。状況的に信じられないかもしれないけど、女とは何もない。”
でもそんな話、信じられる訳がない。
寝室にあった、前から置いてあったコンドームだってなくなってる…
それは女が持って帰った…っていうけど、それも信じられる訳がない。
私は“一度こういうことがあると、何かある度に疑ってしまうようになる。だからもう無理だよ…”と言った。

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彼は“もっと一緒にいたい、絶対に別れたくない”と。
私だって本当はもっとずっと一緒にいたい…でも、何もないと言われても信じられない、裏切られた…そんな気持ちで心の中がいっぱいになってる。
とにかく電話で話を終わらせられるような内容ではないし、彼の仕事が終わってから会って話すことにした。
彼と会うまでの数時間、私は私なりに自分と向き合って考えてみた。

昔から嫉妬深くて、相手を信じるってことが苦手だった私。
でも彼のことは何故か信じられた。
見た目は遊んでそうだし、現実、彼からはもちろん、彼の兄弟や友達からも、それまでは派手に遊んでたよ…って話も聞いていたのに。
だからこそ余計に、信じていた分、ありえない現実を目の当たりにした瞬間、どん底に突き落とされた気がしたし、たった２か月くらいの信頼関係だけど、音立てて壊れてしまった気がした。
“やっぱり男なんて信じちゃダメなんだよ…”って、心の中の自分が言ってる気がした。

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彼の仕事が終わって話し合い。

彼の顔を見ると、やっぱり私は彼が大好きなんだ、だからこそ、こんなに今起きてることが辛いんだ…って思った。
彼はただひたすら、“ごめん。信じてもらえないかも知れないけど本当に何もないから。今失った信用は、これからの態度で取り戻すから。もう悲しい思いは絶対にさせない”と言った。

私は彼の言葉を信じようと、自分が彼を好きな気持ちも大事にしようと、今回のことはとりあえず許すことにした。
今後２度と女を家には泊めない（どんな状況であろうとも）、荷物は取りに来させるのではなく宅急便で送るという約束をして。

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