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No.397 07/02/14 16:40
高校生389
あ+あ-

≫396

雷は船の甲板に立っていた。

⑫「虫ども…が」

ゆっくりと剣を抜く。

こうしている間にも連合軍の大艦隊は珍獣族の攻撃を受け、何隻も撃墜されていく。

⑫「我が剣よ見切れ…流れを死にゆく流れを」

⑫「雷鳴…」

一瞬、空気が変わったと思った時、空を飛んでいた珍獣族、船内に入り暴れていた珍獣が倒れていく。


船外

連合軍兵士「見ろ!化物どもが落ちていくぞ!」

兵士「おぉぉ」

船内

兵士「おい!こいつ…動かなくなったぞ!」

兵士「死んでるぞ!」








兵士「補佐官殿!!報告です!!」

補佐官は今まで将校たちが座っていた椅子に腰をかけている。満足気な表情だ。

補佐官「なんだ…いいことか?悪いことか?」

兵士は補佐官の前で完璧な敬礼をすると

兵士「はっ!いいことであります!!艦を襲っていた化物は突然絶命した模様です。後、地上部隊からの報告ですが、前衛部隊は半滅状態になりましたが、エルフどもが撤退を初めた模様…」

補佐官「そうかそうか!ふふ!いい事は重なるものだな!全部隊に報告しろ!このまま待機し、中衛部隊と後衛部隊が合流次第、前進せよと」

兵士「はっ!!」










空を飛べない珍獣族は冬の国に集まっていた。

デビル「あぁ」

「ゲラゲラ」

「ひっひひ」

珍獣族たちは仲間が落ちていくところを笑いながらみている。

エルフたちはそんな珍獣族を見て、呆れた顔をしている。

「見ろよ~レィクの奴間抜けな顔して落ちてやがる。ガハハハ」

「おいおい!レィクよりガガサハの方が間抜け顔だぜよ!ギヒヒヒ」

デビル「あいつら油断し過ぎ~調子乗りすぎ~かってに行くからこうなるのぉ」

デビルは大柄な珍獣族の肩に乗っている。

「チビ王よぉ。どうすけぇ?」

デビル「まぁ。今は腹を満たさないとねぇ。さぁ中に行こう…」

珍獣族はお互いの顔を見合って

「そうだなぁ」

「食おう食おう!」

「ゲラゲラ」

そんな様子を見ていた一人のエルフは

長老「なんなんじゃ、あいつらは…見た目もかわっとるが…中身も変わっとる」

エルフ兵「長老。奇襲作戦の実行部隊の皆さんが帰ってこられたようです!」

長老「わかった。行こう」

エルフ兵「こちらです」

長老は一度、列を作り笑いながら王宮の中に入っていく珍獣族を見て、肩を落とすと兵士の後についていった。

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