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一緒にお話つくろう会

No.269 06/12/07 02:35
匿名1
あ+あ-

≫268

秋の国は円形の国でその周りは城壁で囲まれているが、その円形の国の中心に高い塔の王宮がある。そして、王宮を中心に町が広がっている。

狭い国だが、町は機能良く建物が並んで、全く無駄が無い。凱はそんな町を抜け、城壁に向かった。

暗い空を照らすように城壁には松明がずらりと並んでいる。

弓や銃を持った兵士たちも連合軍の攻撃に備えて真夜中と言うのに城壁で見張りをしている。

凱は梯子(丈夫な階段に近い)を上り、城壁に上がった。

梯子を登るとすぐ近くに一人の兵士が立っていた。

⑦「どうだぁ?」

凱はその見張りをして兵士に話しかけた。

兵「あ、まだ起きていらしたんですか…心配なさらずとも、我々(秋の兵士)がしっかり見張っていますので。」

⑦「なに…戦っいの前はどうしても、眠れなくってよ!血が騒ぐっかなぁ…俺も一緒に見張るぜぇ!」

兵士「そうですか…私も同じですよ…戦いの前ってのは眠れません。まぁ私の場合は単にびびってるだけですがね(笑)」

⑦「ハッハッハ!誰でも戦うってのは怖いもんさぁ。俺でも死は怖い…」

兵「…」

戦いの事を考えているのだろうか二人は暗い空を見て、沈黙が続く。(※注:二人と言っても、凱近くにいるのが一人の兵士だけであって、城壁には何十人と見張りの兵士たちがいる)

凱はこのムードをどうにかしようと

⑦「あぁ…そう言えば!ここ(秋の国)って今日の戦いをしのいだんだろう?一つ疑問なんだが…上空からの攻撃(戦艦の攻撃)はどうやって防いだんだぁ?地上の攻撃はこの城壁があるけどさ…」

兵士「それはですね。見て下さい!アレを」

兵士は高い塔(王宮)を指さした。

凱は王宮の天辺を見た塔の先端は鋭くとがっといて、鈍い光を放っている。

兵士「王宮を中心にこの国を覆うように上空結界が張られています。」

⑦「結界ねぇ~冬の国のヤツみたいにか?」

兵士「いえ…あそこまで強力な結界ではありません。なにしろ冬の国の結界は人柱結界ですからね…この国の結界は生身の魔法使いたちによる結界ですから、身を捧げた結界よりは多少なりとも弱くなってしまいます。」

⑦「…冬の国の結界は連合軍に破られたんだぜ。その結界より弱い結界じゃぁ破れちまうんじゃないのかよ」

兵士「…」

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