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No.231 06/11/28 00:30
匿名1
あ+あ-

≫230

凱は夏の国の都市にいた。

都市のいたるところに武装した兵がいる。武装した兵士と言っても、まともな兵士のほうが少なく、大半は女人や子供であった。

凱はそんな町の中を歩きながら

⑦「ヤル気になったようだなぁ」

凱は腕に銀色のブレスレットをつけている。どうやら、通信機のようだ。ブレスレットから、シャドーの声が聞こえて来る。

「ガイ ナニカアッタラレンラクシテヨ スグニカケツケルカラ 」

⑦「あぁ~」

兵士「おい…武器を扱えない子供(本当に小さな子供たち)や怪我人、老人たちは秋の国の地下迷路に避難しろ!武器を扱えるものは誰でもいいから戦うんだ!」

どの国も戦闘体制を整える為に四苦八苦していた。シーラ星にはまともな船は無くなっているので、(船は皆、違う星に逃亡)地上で向かえうつしかないようだ。

女子供の兵士たちは瓦礫に身を隠している。

凱のもとに一人の兵士が駆けよって来た。

造船所で話しかけて来たエルフのようだ。

エルフ「あんたぁまだこの星にいたのか!悪いことは言わない!逃げたほうがいい…」

⑦「いや、俺は逃げない…ここで戦う…」

凱はそう言うと何かを確かるように剣の鞘に手をおく。

エルフ「なんでだ…お前さんはエルフじゃないだろ!なんで…死ぬような真似…」

⑦「死なねぇ~…よ!俺さまは不死身だからなぁ…ハハハハ…」

エルフ「そうか…共に戦ってくれるか…感謝する。」

エルフは深く頭を下げた。

⑦「止めろよぉ…俺は戦いが好きなだけなんだ」

「マッタク スナオジャナインダカラ ハガダナァ」

⑦「う、うるせぇ!」

エルフは少し笑ったが直ぐに元の深刻な顔に戻った。

エルフ「私はここ(夏の国)で総大将(軍隊の偉いさん)をやっていたんだが…まぁ今は部隊も壊滅し、いち兵士にすぎんがなぁ、一つ言わせてくれ、君も瓦礫に身を隠したほうがいい」

エルフは瓦礫に身を隠くす子供を指さす。

エルフ「我々は…まともな作戦すら立てる戦力はないが…いちよ作戦じみたことを…瓦礫に身を隠し、人一人いないように見せる。連合軍は町は壊滅していると思いこんで船(大型戦艦)から降りてくる。そこを狙う」

⑦「あ、だから瓦礫に隠れてるのか…」

「ガイ ソンナコトモワカラナカッタノ」

⑦「うるせぇ~」

凱は瓦礫に身を隠す、ほどなくして、空に轟音が響く。連合軍の艦隊が近づいてくる音、死を運ぶ音が…

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