注目の話題
どうしても結婚したいです。
彼氏に誕生日を偽られ?ました。
ホームランボールは小さな子供に譲るべきなの??

一緒にお話つくろう会

No.209 06/11/25 19:49
匿名1
あ+あ-

≫208

城の上に広がった黒い雲から、黒い雷のような光が竜王を襲った。

竜王が立っていただろう竜王城の屋根に隕石が落ちたような窪みがある。竜王の竜の姿はそこには無かった。竜王は竜人の姿に戻り倒れていた。竜王の体は傷だらけで、血が大量に流れだしている。

⑬「…っ」

竜王はまだ息があるようだ。微かに動いている。

⑩「まだ、生きてるのか!大した生命力だ!ハハハハ!」

クリスはどうにか体を動して竜王のところに行った。

①「竜王!しっかりしろ!」

クリスは竜王を抱くが反応がない。クリス自体もフラフラだ。

キックも側近をどうにかやり過ごし、竜王のところに来た。

⑭「竜王様!!」

ドラーも屋根の上におりたち。竜王を見つめる。

ドラー「…」

セレナはドラーの背中から降り、竜王に駆けよる。

⑭「早く回復の呪文を!」

③「わかってます!」

セレナは杖を竜王の体にあて、呪文を唱え初める。

魔法軍の魔法使いたちは竜王が倒れているところを中心に周りを囲むようにクリスを見ている。キメラの命令を待っているようだ。手を出してこない。

セレナは呪文を唱えるのを止めた。目には涙がこぼれている。

③「ダメ…私の力じゃ…血が止まらない」

クリス、キック、ドラーはセレナが泣いているのをただ見るしか出来なかった。竜王はすでにどんな措置をとろうが助からないのはわかっていた。出血が酷い。

キメラはそんなクリスたちを見て満足気な表情を浮かべていた。

魔法使いがキメラからの命令を待ちかねて

魔法使い「キメラ将軍!命令を!」

キメラは我にかえったように

⑩「…あぁ…殺れ…セレナ姫は殺すなよ」

魔法使い「御意…」

魔法使いたちは呆然と竜王の周りに立っているクリスたちに杖を向ける。

竜王は息はだんだん…

①「…行くよ!」

⑭「あぁ…」

③「ドラーさん!」

ドラー「わかってる」

クリスたちは圧倒的な数の魔法軍に挑んでいった。

209レス目(500レス中)

新しいレスの受付は終了しました

テーマ別雑談掲示板のスレ一覧

テーマ別雑談掲示板。ひとつのテーマをみんなでたっぷり語りましょう❗

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧