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No.199 19/09/16 15:34
メッテルニヒ=パレオロゴスAUT ( 40代 ♂ MLdWxe )
あ+あ-

≫198

さてしかしここで問題として、いわゆるコンポーサー・ピアニストと、ピアノ・オンリーのピアニストの違い、である。

世間ではよく前者のピアニストとしての演奏は、ピアニスト・オンリーと比べて演奏の細かい質が落ちると言う偏見があるが、果たしてどうか?

無論、リストやラフマニノフは例外と見なされたが。

私の考えはこうだ!
一概にコンポーサー・ピアニストに偏見持つのは間違っている。
例えば第二次世界大戦後、大体1950年くらいまでは、ベートーヴェンのソナタ全集を演奏し録音するのは、かのバックハウスを唯一の例外として、皆コンポーサー・ピアニストに限られる伝統があった。

シュナーベルもケンプも一応作曲家でもあったのだ。

恐らくベートーヴェン・ソナタ全集くらいになると、作曲が苦手なピアニストでは単に表面的に上手くても深い内容(形式、和声、対位法など)でコンポーサー・ピアニストで無いと理解が浅いと思われていたのか?

ただ反面ベートーヴェン・ソナタ全集を除いたケースでは、よくコンポーサー・ピアニストは自作のピアノ曲は上手くても、ピアニスト・オンリーの人と比べて他人の作品では演奏が劣るとも言われた。

確かにブラームスも自作以外の大曲、難曲はほとんど弾かなかったし、彼が初演したシューマンのグランドソナタ,Op.14はこの作品の評価が約百年後のホロヴィッツの画期的演奏までイマイチだった事を見れば、あまり良い演奏では無かったのかも!?

こうなるとヤハリ全般的に、自作を中心にしか弾かないコンポーサー・ピアニストは、他人の作品弾いて生計立てているピアニストより何か劣るのか?

リストもラフマニノフも、ピアニストである時は、他人の作品を沢山弾いたものだ。

まあリスト以前は、皆ピアニストは作曲家であり、普通は自作以外を滅多に弾かなかった。
リストは大作曲家でありながら、ピアニストとして他人の作品を沢山弾きまくった多分最初の本格派ピアニストだろう。

こうなると例えばショパンなど、ほとんど自作しか弾いていないから、真のピアニストとしてどれくらい評価できるのか、謎となる。
まあ彼の場合は自作の演奏の名人だったが、結核に悩まされ、どの道、演奏活動をコンスタントに続けるのは25歳以降、不可能であったのだが…。

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