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原作面白かったのに、映画は違ったってありますか?

No.8 13/12/18 00:36
秋扇公主 ( WOEx1b )
あ+あ-

ミロシュ・フォアマン監督の「恋の掟」(1989年)

ラクロの小説「危険な関係」を原作にした映画で、この小説は他にも何回か映像化されています。

「恋の掟」は、衣装や美術の面でのクオリティは高く、王朝時代のフランス社交界の華やかさを再現してはいるのですが、キャスティングや展開の面では大きく失敗しているとしか言いようがありません。

アネット・ベニングのメルトゥイユ伯爵夫人はコケティシュな雰囲気はありますが、社交界の花形貴婦人という観点からすると、やや腺が細く、華麗さに欠けた印象が拭えません。

コリン・ファースのヴァルモン子爵は優男にしか見えず、彼に関しては他のキャラクターを演じるには良くても、原作のヴァルモン子爵の魅力であるところの奸智や策士といった面を出すには、そもそも不適格だった感があります。

原作は社交界を舞台にした一種のピカレスク・ロマンであり、主人公はむしろ巧妙な悪党であることこそが主人公たる所以であるわけですから、そこを否定する様なキャスティングや演出には疑問を覚えました。

原作とは結末を変えている点も個人的には完全な改悪としか感じられません。

華麗な王朝ロマンスという面では及第点でも、小説「危険な関係」の忠実な映像化を期待すると、大きく裏切られる作品です。

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