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ヒマ人( 40代 ♀ )
12/11/22 00:52(更新日時)

毒を食らわば皿まで

【意味】 毒を食らわば皿までとは、悪事に手を染めた以上は、どこまでもそれに徹しようとたとえ。また、どうせここまでやったのなら、最後までやり通そうというたとえ。

【毒を食らわば皿までの解説】
【注釈】 一度毒入りの料理を食べてしまった以上、死ぬことに違いはない。どうせなら毒を盛った皿まで舐めても同じことだからと、居直って悪事を続けること。
「食らわば」は「食らう」の未然形に助詞の「ば」が付いたもので、「食べたら」の意味。
「毒食らわば皿まで」「毒食わば皿まで」「毒を食わば皿を舐れ」ともいう。

濡れぬ先こそ露をも厭え
【読み】
ぬれぬさきこそつゆをもいとえ

【意味】 濡れぬ先こそ露をも厭えとは、はじめは恐ろしいと思い慎んでいたような過ちでも、一度犯してしまうとどうでもよくなり、もっとひどいことでも平気でするようになってしまうというたとえ。

【濡れぬ先こそ露をも厭えの解説】
【注釈】 体が乾いているときは、少しでも濡れないようにと露をも避けようとするが、いったん濡れてしまえば、濡れることなどかまわなくなってしまうことから。
主に男女関係の過失について言う。


No.1845118 12/09/04 23:15(スレ作成日時)

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No.1 12/09/04 23:16
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )



会稽の恥
【読み】
かいけいのはじ
【意味】 会稽の恥とは、戦いに大敗した屈辱。また、他人から受けたひどい屈辱のこと。
【会稽の恥の解説】
【注釈】 中国の春秋時代、越王勾践が呉王夫差と戦って敗れ会稽山に逃げ込み、屈辱的な講和をしたという故事から。
その恨みを晴らすことを、「会稽の恥を雪(すす)ぐ」という。


No.2 12/09/04 23:25
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )



快刀乱麻を断つ
【読み】
かいとうらんまをたつ
【意味】 快刀乱麻を断つとは、複雑な問題や紛糾している事態を、ものの見事に解決することのたとえ。
【快刀乱麻を断つの解説】
【注釈】 「快刀」とは切れ味鋭い刀のことで、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。
よく切れる刀で、もつれた麻の糸を見事に断ち切るという意味から、複雑な問題やごたごたした事態を鮮やかに解決するということ。
単に「快刀乱麻」とも。
【出典】 -
【注意】 「怪盗乱麻を断つ」と書くのは誤り。
物事を解決するのではなく、単に「鮮やかだ」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「快刀乱麻を断つような包丁さばき」
【類義】 一刀両断


No.3 12/09/04 23:27
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )


先ず隗より始めよ
【読み】
まずかいよりはじめよ
【意味】 先ず隗より始めよとは、遠大な事業や計画を始めるときには、まずは手近なところから着手するのがいいというたとえ。また、物事は言い出した者から始めよというたとえ。
【先ず隗より始めよの解説】


【注釈】 「隗」とは、中国の戦国時代の人物、隗郭のこと。
どうすれば賢者を招くことができるかと燕の昭王に問われたときに郭隗が、「まず私のような凡人を優遇することから始めて下さい。そうすれば優秀な人材が集まってくるでしょう」と言ったという、『戦国策・燕』にある故事に基づく。
「隗より始めよ」「賢を招くには隗より始めよ」とも。
【出典】 『戦国策』
【注意】 「魁より始めよ」と書くのは誤り。

【用例】 「先ず隗より始めよというから、この企画を発案した私が自ら営業に回ろうと思っています」


No.4 12/09/04 23:28
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )



蝸牛角上の争い
【読み】
かぎゅうかくじょうのあらそい
【意味】 蝸牛角上の争いとは、些細なことや、狭い世界でのつまらない争いのたとえ。
【蝸牛角上の争いの解説】
【注釈】 「蝸牛」はかたつむりのことで、かたつむりの左の角に国を持つ触氏と、右の角に国を持つ蛮氏とが、かたつむりの角の飢えで領地を争ったという『荘子・則陽』の寓話から。「蝸角の争い」「蝸牛の角争い」とも。
【出典】 『荘子』
【用例】 「どちらが先に言ったとか、言わないとか、そんなことで一体いつまで喧嘩を続ける気なんだ?そういうのを蝸牛角上の争いというんだよ」


No.5 12/09/05 06:49
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )



学問に王道なし
【読み】
がくもんにおうどうなし
【意味】 学問に王道なしとは、学問を修めるのに、安易な方法はないということ。
【学問に王道なしの解説】
【注釈】 「王道」とは、王様専用の特別な近道という意味で、安易な方法や近道のこと。
ギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に基づく。
【注意】 勉強に関わる分野以外では使わない。
誤用例 「いくら運動神経が良くても、短期間で黒帯が取れるわけではない。学問に王道なしだ」
【類義】 下学して上達す/学問に近道なし/幾何学に王道なし
【英語】 There is no royal road to learning.(学問に王道なし)
【用例】 「学問に王道なしで、受験勉強は一夜漬けでできるはずがない」

No.6 12/09/05 06:50
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )



臥薪嘗胆
【読み】
がしんしょうたん
【意味】 臥薪嘗胆とは、仕返しのため、または目的を達成するために、長い年月の間苦労にじっと耐えることのたとえ。【臥薪嘗胆の解説】
【注釈】 春秋時代、越王の勾践に敗れた父である呉王の闔盧の敵を討つため、夫差は毎夜薪の中に寝ては仇討ちの心をかきたてた。
三年後、ついに会稽山で勾践を降伏させたが、勾践は復讐の念を忘れないため苦い胆をなめて、苦難の末に夫差を打ち破ったという故事に基づく。「臥薪」とは、堅くて痛い薪の上に寝ること。
「嘗胆」とは、苦い肝をなめること。
【出典】 『史記』十八史略
【注意】 短期間の辛苦に使うのは誤り。
誤用例 「臥薪嘗胆すること十五時間、ようやく作品が完成した」
【英語】 Perseverance under difficulties.(苦難続きの下での忍耐)
【用例】 「臥薪嘗胆の末、ようやく商売が起動に乗った」


No.7 12/09/05 06:57
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

風が吹けば桶屋が儲かる
【読み】
かぜがふけばおけやがもうかる


【意味】 風が吹けば桶屋が儲かるとは、あることが原因となって、その影響がめぐりめぐって意外なところに及ぶことのたとえ。また、当てにならないことを期待するたとえ。

【風が吹けば桶屋が儲かるの解説】
【注釈】 風が吹けば砂埃のために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。
鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かることから。
桶屋が儲かる因果関係をいった昔話から出たことばで、それぞれの話の筋は通っているものの一つひとつの話が必然性に欠けているため、あまり現実的とはいえないだろう。
【注意】 「風」を「追い風」の意味で使うのは誤り。
誤用例 「風が吹けば桶屋が儲かるというが、学生たちの間で流行したおかげで、我が社の製品の発注が激増した」
【類義】 大風が吹けば桶屋が喜ぶ

【英語】 It's an ill wind that blows nobody any good.(誰のためにもならない風は吹かない)
【用例】 「風が吹けば桶屋が儲かるで、あの企業が一部上場したときは他人事のように思っていたが、今はその影響もあって自分の会社も黒字になった」


No.8 12/09/05 06:59
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

火中の栗を拾う
【読み】
かちゅうのくりをひろう

【意味】 火中の栗を拾うとは、自分の利益にはならないのに、そそのかされて他人のために危険をおかすことのたとえ。また、あえて困難なことに身を乗り出すことのたとえ。

【火中の栗を拾うの解説】
【注釈】 十七世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが『イソップ物語』を基にした寓話で、ずるい猿におだてられた猫が、囲炉裏の中で焼けている栗を拾ったが、栗は猿に食べられてしまい、猫はやけどをしただけだったという話から生まれたフランスのことわざ。 【類義】 手を出して火傷する

【英語】 Take the chestnuts out of the fire with the cat's paw.(猫の足で火の中の栗を取り出せ)
To run risks for others.(他人のために危険を犯す)
【用例】 「今そんな仕事を引き受けるなんて、火中の栗を拾うようなものだ。君には何のメリットもないし、会社からいいように利用されているだけじゃないか」


No.9 12/09/05 07:21
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

渇して井を穿つ
【読み】
かっしていをうがつ


【意味】 渇して井を穿つとは、必要に迫られてから慌てて準備をしても、間に合わないことのたとえ。また、時機を失することのたとえ。


【渇して井を穿つの解説】
【注釈】 喉が渇いてから井戸を掘っても手遅れだということから。
『素問』には、「乱已に成りて而る後に之を治む。讐タトへば猶ほ渇して井を穿ち、闘ひて錐を鋳るが如し」とある。
「井」は「せい」とも読む。
「渇に臨みて井を穿つ」「渇に臨みて井を掘る」ともいう。
「穿つ」とは、「掘る」「穴をあける」の意味。
【出典】 『素問』

【注意】 ひどく欲しがる(喉から手が出るほど)という意味で使うのは誤り。
誤用例 「あと十万円さえあれば乗り切れると思うと、渇して井を穿つ思いだ」
【類義】 戦を見て矢を矧ぐ/諍い果てての乳切り木/飢えに臨みて苗を植う/溺るるに及んで船を呼ぶ/喧嘩過ぎての棒乳切り/敵を見て矢を矧ぐ/
泥棒を捕らえて縄を綯う
/難に臨んで兵を鋳る/盗人を見て縄を綯う/はまった後で井戸の蓋をする
【対義】 遠慮なければ近憂あり/暮れぬ先の提灯/転ばぬ先の杖/備えあれば憂いなし
【用例】 「明日の試験に備えて徹夜をしても、それまで怠けていたのなら、渇して井を穿つというものだろう」


No.10 12/09/05 07:29
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

渇しても盗泉の水を飲まず
【読み】
かっしてもとうせんのみずをのまず


【意味】 渇しても盗泉の水を飲まずとは、どんなに苦しいときであっても、決して不正なことは行わないことのたとえ。

【渇しても盗泉の水を飲まずの解説】

【注釈】 どんなに苦しい境遇にあった場合でも、決して悪事には手を出さないということ。
孔子が山東省を旅行しているときに、泗水にある盗泉という名の泉のそばを通りかかった。孔子はからからに喉が渇いていたが、「盗泉」という泉の名を嫌い、「名前だけでも身が汚れる」と言ってその水を飲まなかったという。
その故事を晋の陸機が詠んだ詩「渇しても盗泉の水を飲まず、熱しても悪木の陰に息わず(喉が渇いても、盗泉という名のついた泉の水は飲まず、熱くても、悪木と呼ばれる木の陰では休まない)」に基づく。
「渇すれども盗泉の水は飲まず」ともいう。
【出典】 『猛虎行』

【類義】 悪木盗泉/鷹は飢えても穂を摘まず/虎は飢えても死したる肉を食わず/熱しても悪木の陰に憩わず/武士は食わねど高楊枝
【対義】 背に腹はかえられぬ
【英語】 Better to be beaten than be in bad company.(悪い奴の仲間入りをするくらいなら殴られるほうがましだ)
【用例】 「喉から手が出るほど欲しい物件だが、渇しても盗泉の水を飲まずというように、悪事に手を染めるくらいなら私は不要だと断る」


No.11 12/09/05 07:31
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

勝って兜の緒を締めよ
【読み】
かってかぶとのおをしめよ


【意味】 勝って兜の緒を締めよとは、成功したからといって気をゆるめず、さらに心を引き締めろという戒め。


【勝って兜の緒を締めよの解説】

【注釈】 戦いに勝って、ほっと一息ついて兜を脱いだとき、ふいに敵が襲ってくるとも限らないから、勝ったとしても油断せず、さらに用心せよという意味から。
【類義】 敵に勝ちて愈々戒む
【英語】 Don't halloo till you are out of the wood.(森から抜けきるまでは歓声を上げるな)
【用例】 「勝って兜の緒を締めよで、二回戦は初戦以上に気を抜かずに戦おう」


No.12 12/09/05 08:03
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

河童の川流れ
【読み】
かっぱのかわながれ


【意味】 河童の川流れとは、名人や達人であっても、油断して簡単な失敗をすることがあるというたとえ。


【河童の川流れの解説】

【注釈】 泳ぎの上手な河童であっても時には川に押し流されるように、何かの名人と呼ばれるような人でも、時には失敗するということ。

【注意】 「河童が流れるように流暢に川を泳ぐ」の意味で使うのは誤り。
誤用例 「あの件は、まるで河童の川流れのようにスムーズに解決した」
【類義】 過ちは好む所にあり/得手に鼻突く/泳ぎ上手は川で死ぬ/川立ちは川で果てる/麒麟の躓き/孔子の倒れ/巧者の手から水が漏る/弘法にも筆の誤り/権者にも失念/才子才に倒れる/策士策に溺れる/猿も木から落ちる/釈迦にも経の読み違い/上手の猿が手を焼く/上手の手から水が漏る/千里の馬も蹴躓く/千慮の一失/知者の一失/知者も千慮に一失あり/長所は短所/天狗の飛び損ない/念者の不念/水の達者が水で死ぬ/百足のあだ転び/文殊も知恵のこぼれ/善く泳ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ/竜馬の躓き
【対義】 愚者にも千慮に一得あり/愚者も一得/千慮の一得
【英語】 The best horse stumbles.(駿馬もつまずく)
【用例】 「あの著名な先生がこんな誤字を書くなんて、河童の川流れというのは本当にあるもんだね」


No.13 12/09/05 08:08
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

勝てば官軍、負ければ賊軍
【読み】
かてばかんぐん、まければぞくぐん


【意味】 勝てば官軍負ければ賊軍とは、何事も強い者や最終的に勝ったものが正義とされることのたとえ。


【勝てば官軍負ければ賊軍の解説】


【注釈】 たとえ道理にそむいていても、戦いに勝った者が正義となり、負けた者は不正となる。物事は勝敗によって正邪善悪が決まるということ。
「官軍」とは、時の朝廷や政府に味方する軍勢のことで、明治維新で敗れた幕府は賊軍の汚名に泣いたという。
「賊軍」は「官軍」の反語で、朝廷や政府の意思にそぐわないとされた側の軍のこと。
単に「勝てば官軍」とも。

【類義】 小股取っても勝つが本/力は正義なり/強い者勝ち/泣く子と地頭には勝てぬ/無理が通れば道理引っ込む

【英語】 Might is right.(力は正義)
Losers are always in the wrong.(敗者はいつも悪いとされる)
Successful sin passes for virtue.(罪も成功すると徳として通る)
【用例】 「勝てば官軍、負ければ賊軍で、不眠不休でがんばってきた者も皆左遷されたらしい」


No.14 12/09/05 08:20
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

瓜田に履を納れず
【読み】
かでんにくつをいれず


【意味】 瓜田に履を納れずとは、疑念を招くような行為は避けよといういましめ。


【瓜田に履を納れずの解説】


【注釈】 瓜畑で靴が脱げても、ウリを盗むのかと疑われる恐れがあるので、かがんで靴を履き直すようなことはすべきではないということから。
「履を納れず」は、靴に足を入れるという意味。
『文選・古楽府・君子行』に「君子は未然を防ぎ、嫌疑の間に処らず、瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(すぐれた人は事件が起こる前にそれを予防し、あらぬ疑いを抱かれるような立場に身を置かない、瓜畑では靴を履き直すことをせず、スモモの木の下では曲がった冠を正すようなことはしない)」とあるのに基づく。
「瓜田に履を納めず」「瓜田の履」ともいう。
また、「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」と続けていうことも。

【出典】 『古楽府』君子行
【注意】 「君子危うきに近寄らず」と混同し、正しい人は危険なものに近づかないの意味で使うのは誤り。
誤用例 「瓜田に履を納れずで、報酬が大きいからといって、そんな危険な仕事をするべきではない」
【類義】 瓜田李下/李下に冠を正さず/李下の冠瓜田の履

【英語】 He that will do no ill, must do nothing that belongs thereto.(悪事をすまいと思う者は、悪事と思われることをしてはならない)
【用例】 「瓜田に履を納れずだ、誤解を招く行動は慎んだほうがよい」


No.15 12/09/05 08:26
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

伝家の宝刀
【読み】
でんかのほうとう


【意味】
伝家の宝刀とは、いざというときに出す、とっておきの切り札のこと。


【伝家の宝刀の解説】


【注釈】 家宝として代々伝えられてきた名刀という意味から、いよいよというとき以外は使わない切り札のことをいう。
「伝家」とは、先祖から代々その家に伝わるの意。
「伝家の宝刀を抜く」の形で、奥の手・切り札を駆使する意味に用いる。
「家伝の宝刀」ともいう。

【注意】 「天下の宝刀」というのは誤り。

【用例】 「そうか、営業部長が交渉してもだめだったか。ではいよいよ伝家の宝刀を抜こう、柴田くんに出向かせたまえ」


No.16 12/09/05 08:27
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

鼎の軽重を問う
【読み】
かなえのけいちょうをとう


【意味】 鼎の軽重を問うとは、権力者・権威者の実力や能力を疑うこと。また、代わりに権力や地位を奪おうとすることのたとえ。


【風が吹けば桶屋が儲かるの解説】
【注釈】 『春秋左氏伝・宣公三年』にある、天下を取りたい楚の荘王が、定王をあなどって無礼にも、周王室の宝物である九鼎の軽重を問うたという故事に基づく。
「鼎」とは、古代中国で煮炊きに用いた三本足の青銅器のことで、全国の銅を集めて九鼎を造り、王室の宝とされた。
このことから、帝王の位や権威の象徴とされるようになった。
多く、「鼎の軽重を問われる」という形で使われる。
【出典】 『春秋左氏伝』
【注意】 「要(かなめ)の軽重を問う」とするのは誤り。
権威のない者に使うのは誤り。
誤用例 「浮気がばれたら、妻に鼎の軽重を問われることとなるだろう」

【用例】 「あの政党が国民から鼎の軽重を問われるのも、時間の問題だ」


No.17 12/09/05 08:34
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

蟹は甲羅に似せて穴を掘る
【読み】
かにはこうらににせてあなをほる


【意味】 蟹は甲羅に似せて穴を掘るとは、人はそれぞれ分相応の考えや行いをするということのたとえ。


【蟹は甲羅に似せて穴を掘るの解説】


【注釈】 蟹は、大きければ大きいなりに、小さければ小さいなりに、それぞれ自分の体に合った穴を掘って住む穴を作ることから、人間も自分の身分や力量に応じた言動をするということ。
「蟹は甲に似せて穴を掘る」ともいう。
【類義】 一升枡に二升は入らぬ/根性に似せて家を作る/鳥は翼に従って巣を作る

【英語】 Cut your coat according to your cloth.(生地に応じて衣服を裁て)
Everyone stretches his legs according to the length of his coverlet.(掛け布団に合わせて足を伸ばせ)
【用例】 「蟹は甲羅に似せて穴を掘るというが、今の自分の仕事は分不相応だと思うことがある」


No.18 12/09/05 08:36
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

金の切れ目が縁の切れ目
【読み】
かねのきれめがえんのきれめ


【意味】 金の切れ目が縁の切れ目とは、金がなくなったときが、人間関係の切れるときだということ。


【金の切れ目が縁の切れ目の解説】


【注釈】 金があるうちは、ちやほやされたり慕われたりするが、金が尽きれば掌を返すように冷たくなり、関係が切れることをいう。
元は遊女と遊客の金銭によって成り立っていた関係をさした。
親しい人間関係も、結局は金次第であり、金があるときには慕ってきた者も、金がなくなると見向きもしなくなる。

【注意】 「金とは縁がない」の意味で使うのは誤り。
誤用例 「学生時代からずっと、金の切れ目が縁の切れ目で、家賃を滞納することも多かった」
【類義】 愛想づかしも金から起きる


【英語】 When poverty comes in at the doors, love leaps out at windows.(貧困がドアから入ってくると、愛は窓から飛び出していく)
Love lasts as long as money endures.(恋愛は金がある限り続く)
So long as fortune sits at the table friends sit there.(冨がテーブルについている限り、友人もそこに座っている)
【用例】 「金の切れ目が縁の切れ目というが、金を貸した時はあんなに慕ってきたのに、断った途端に電話にさえ出なくなった。寂しい人だ」


No.19 12/09/05 08:44
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

金は天下の回り物
【読み】
かねはてんかのまわりもの


【意味】 金は天下の回り物とは、金は一箇所にとどまるものではなく、常に人から人へ回っているものだから、今はお金が無い人の所にもいつかは回ってくるという励まし。


【金は天下の回り物の解説】


【注釈】 貧富は固定しないということ。
金がない者に対し、今貧しいからといって悲観するな、まじめに働いていればいつか自分のところにも回ってくるだろうという励ましの意味を込めて使う。
「金は天下の回り持ち」「金は世界の回り物」「金は世界の回り持ち」ともいう。

【注意】 「回り物」を「周り物」と書いたり、「回し者」というのは誤り。
【類義】 金は浮き物/金は湧き物/金銀は回り持ち/宝は国の渡り物/貧乏難儀は時の回り
【対義】 金と子供は片回り/金は片行き
【英語】 Money is a great traveller in the world.(金は世界の旅人である)
Money changes the hands.(金は手を変える)
【用例】 「金は天下の回り物だから、今のピンチをそんなに嘆くことはないよ」


No.20 12/09/05 08:45
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

金持ち喧嘩せず
【読み】
かねもちけんかせず


【意味】 金持ち喧嘩せずとは、喧嘩すると損ばかりで得がないことを金持ちは知っているので、人と争うことはしないというたとえ。


【金持ち喧嘩せずの解説】


【注釈】 喧嘩をすれば損をするので、利にさとい金持ちは人と争わない。
自分の立場を失わないように、保身のためもめごとを避けるのが金持ちの振舞い方だということ。
【類義】 金持ち舟に乗らず/金持ち身が大事/重宝を抱く者は夜行せず/千金の子は市に死せず
【英語】 Agree, for the law is costly.(訴訟は金がかかるから和解しろ)
【用例】 「変ないちゃもんをつけられても、会長は決して喧嘩を買わないよ。金持ち喧嘩せずだね」


No.21 12/09/05 09:33
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

禍福は糾える縄の如し
【読み】
かふくはあざなえるなわのごとし


【意味】 禍福は糾える縄の如しとは、幸福と不幸は表裏一体で、かわるがわる来るものだということのたとえ。


【禍福は糾える縄の如しの解説】


【注釈】 災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。
成功も失敗も縄のように表裏をなして、めまぐるしく変化するものだということのたとえ。
『史記・南越列伝』には「禍に因りて福を為す。成敗の転ずるは、たとえば糾える縄の如し」とあり、『漢書』には「それ禍と福とは、何ぞ糾える縄に異ならん」とある。
「糾える」は文語動詞「あざなふ」の命令形+完了を表す、文語助動詞「り」の連体形からで、「あざなふ(糾う)」は「糸をより合わせる」「縄をなう」を意味する。


【出典】 『史記』 『漢書』

【類義】 いい後は悪い/浮世の苦楽は壁一重/悲しみと喜びとは交互に相次ぐ/吉凶は糾える縄の如し/苦あれば楽あり/苦楽は相伴う/苦楽は生涯の道づれ/沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり/人間万事塞翁が馬/上り坂あれば下り坂あり/楽あれば苦あり/楽は苦の種、苦は楽の種/禍は福の倚る所、福は禍の伏す所

【英語】 Sadness and gladness succeed each other.(悲しみと喜びは交互にやってくる)
【用例】 「人生において禍福は糾える縄の如しで、予想もしなかったハプニングのせいで絶体絶命の危機に陥ったと思ったが、これがきっかけとなり以前より事態が好転したのだから、驚くばかりだ」


No.22 12/09/05 09:38
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

山の芋鰻になる
【読み】
やまのいもうなぎになる

【意味】 山の芋鰻になるとは、あるはずのないことが、時には起こるというたとえ。また、身分の低い者が急に出世することのたとえ。


【山の芋鰻になるの解説】


【注釈】 いくら山芋が鰻のように細くて黒っぽいものだといえ、山の芋が鰻になるなどあり得ないことが起こる意味から。
「山の芋が鰻になる」「山の芋鰻に化ける」「蕪は鶉となり、山の芋鰻になる」とも。

【類義】 蕪化して鶉となる/雀海中に入って蛤となる/鷹化して鳩となる/田鼠化して鶉となる/腐草化して蛍となる
【対義】 山の芋鰻とならず

【用例】 「あの万年平社員だった彼が、脱サラして商売を始めて、今じゃ年商一億円の社長だ。まさに山の芋鰻になるだよ」


No.23 12/09/05 09:41
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

株を守りて兎を待つ
【読み】
かぶをまもりてうさぎをまつ


【意味】 株を守りて兎を待つとは、古い習慣や過去に偶然成功した経験にこだわり、いつまでも進歩がなかったり融通がきかないことのたとえ。

【株を守りて兎を待つの解説】


【注釈】 昔、中国の宋の国の農民が畑仕事をしていると、兎が飛んできて、木の切り株につき当たって死んだ。
それを拾って以来、農民は畑を耕すのをやめて、切り株の番をして兎を捕ろうとしていたという故事から。
「株」は「くいぜ」とも読む。
【出典】 『韓非子』

【類義】 いつも柳の下に泥鰌は居らぬ/来るたびに買い餅/琴柱に膠す/守株/朔日毎に餅は食えぬ/二匹目の泥鰌を狙う/舟に刻みて剣を求む/柳の下にいつも泥鰌はいない/柳の下の泥鰌

【用例】 「株を守りて兎を待つようなことばかりしていては、出世も成功もないぞ」


No.24 12/09/05 09:45
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

壁に耳あり障子に目あり
【読み】
かべにみみありしょうじにめあり


【意味】 壁に耳あり障子に目ありとは、隠し事はとかく漏れやすいものだから、注意せよという戒め。


【壁に耳あり障子に目ありの解説】


【注釈】 こっそり話しているつもりの密談でも、誰かが壁に耳をあてて聞いているかもしれないし、障子に穴をあけて覗き見しているかもしれないことから、隠し事を話すときは注意するべきだということ。
単に「壁に耳」ともいう。
【注意】 「壁に目あり」は誤り。
【類義】 石に耳あり/垣に耳あり/壁に耳あり徳利に口あり/壁に耳石に口/壁に耳垣に目口/壁に耳天に口/こそこそ三里/天に口あり地に耳あり/昼には目あり夜には耳あり/耳は壁をつたう/藪に耳/闇夜に目あり

【英語】 Walls have ears.(壁に耳あり)
【用例】 「周囲に誰もいないことを確認したはずなのに、いつのまにか親友にしか話していないことがクラス中に知れ渡っていた。壁に耳ありとはこのことだ」


No.25 12/09/05 09:49
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

果報は寝て待て
【読み】
かほうはねてまて


【意味】 果報は寝て待てとは、運というものは人の力ではどうにもできないものだから、あせらずに時機を待つのが良いということ。


【果報は寝て待ての解説】


【注釈】 「果報」とは、仏語で前世での行いの結果として現世で受ける報いのこと。転じて、運に恵まれて幸福なことをいう。
「寝て待て」といっても、怠けていれば良いという意ではなく、人事を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないということ。

【注意】 「家宝は寝て待て」と書くのは誤り。
【類義】 運は寝て待て/福は寝て待て/待てば海路の日和あり/待てば甘露の日和あり

【対義】 蒔かぬ種は生えぬ

【英語】 Everything comes to him who waits.(待つ者はどんなことでも叶えられる)

【用例】 「精一杯の努力をしたのだろうから、ここに来て焦っても仕方ないよ。果報は寝て待てというから、気長にゆっくりしていれば良い結果が訪れるさ」


No.26 12/09/05 10:00
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

亀の甲より年の功
【読み】
かめのこうよりとしのこう


【意味】 亀の甲より年の功とは、年長者の豊富な経験は貴重であり、尊重すべきものだということ。


【亀の甲より年の功の解説】


【注釈】 亀は万年生きると言われており、それに比べれば人生の八十年程度は短く感じるとしても、年長者の経験から身につけた知恵や技術は貴ぶべきだという意味。
「劫」とは、きわめて長い時間。「甲」とは、甲羅のこと。
「亀の甲」と「年の功」の同音をかけてできたことわざ。
「亀の甲より年の劫」とも書く。

【注意】 「亀の甲より年の効」と書くのは誤り。
「年の功」を「年をとる」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「亀の甲より年の功というもので、数年前までは楽にできた登山も今は足が痛くて登れないよ」

【類義】 烏賊の甲より年の功/医者と坊主は年寄りがよい/医者と味噌は古いほどよい/一日の長/馬に道をまかす/老いたる馬は道を忘れず/蟹の甲より年の功/経験は学問にまさる/習うより慣れろ/松笠よりも年嵩/無駄に鳥居の数をくぐらぬ/老馬の智

【対義】 騏 も老いては駑馬に劣る

【英語】 Age and experience teach wisdom.(老いと経験は賢明さを教える)

【用例】 「世代や価値観が違うからと言って、親の言うことを否定ばかりしてはいけないよ。亀の甲より年の功で、君たち若者にはない知恵を持っていることもあるのだから」


No.27 12/09/05 10:03
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

鴨が葱を背負って来る
【読み】
かもがねぎをしょってくる


【意味】 鴨が葱を背負ってくるとは、うまいことが重なり、ますます好都合であることのたとえ。


【鴨が葱を背負ってくるの解説】


【注釈】 鴨鍋に葱はつきものだが、鴨が自分で葱まで背負ってやって来てくれれば、すぐに食べられて好都合であることから。
多くは、お人好しが、こちらの利益になる材料を持ってくることを言う。
略して「鴨葱」とも。

【注意】 直接その相手に対して使うのは失礼にあたる。
誤用例 「鴨が葱を背負って来て下さったようなお話を頂いてありがとうございます」

【類義】 開いた口へ牡丹餅/寝耳へ小判/寝耳へ水の果報

【対義】 蒔かぬ種は生えぬ

【用例】 「あんな高額な商品を買ってくれた上に、家族や友達にまで勧めてくれるなんて、鴨が葱を背負ってくるとはこのことだ」


No.28 12/09/05 10:08
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

烏の行水
【読み】
からすのぎょうずい


【意味】
烏の行水とは、入浴時間がきわめて短いことのたとえ。


【烏の行水の解説】


【注釈】 カラスが短い時間で水浴びをするさまから。
「行水」とは、たらいに湯や水を入れて体を洗い流すことで、人間に比べてカラスの行水はきわめて簡便である。

【注意】 「鳥の行水(とりのぎょうずい)」というのは誤り。

【用例】 「父の入浴は烏の行水で、十分もあれば風呂場から出てくる」


No.29 12/09/05 10:17
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

画竜点睛
【読み】
がりょうてんせい


【意味】 画竜点睛とは、物事をりっぱに完成させるための、最後の仕上げ。また、全体を引き立たせる最も肝心なところ。


【画竜点睛の解説】


【注釈】 「画竜」は竜の絵を描くこと、「睛」は瞳のことで「点睛」は瞳を点ずるということ。
多く「画竜点睛を欠く」の形で用いられ、「ほとんど完成しているが、最も重要なところが抜けている」という意味で使われる。
『歴代名画記・張僧ヨウ』にある以下の故事に基づく。

中国の南朝梁の時代、張僧ヨウという絵師が金稜の安楽寺の壁に四匹の竜の絵を描いた。 その竜は今にも天に昇っていきそうな勢いで、見た人々は息を飲んだが、なぜか竜の瞳が描かれていなかった。
なぜ瞳を描かないのかと絵師に尋ねると「瞳を入れると飛び去るからだ」と言うが、人々はそれを信じようとしなかった。そこで仕方なく竜の瞳を描き入れてみせると、竜は雲に乗ってたちまち天に昇っていったという。
「がりゅうてんせい」とも読む。

【出典】 『歴代名画記』
【注意】 「画竜点晴」と書くのは誤り。
【類義】 点睛開眼

【英語】 You do not give the finishing touch.(仕上げの一筆を忘れるな)

【用例】 「商品は素晴らしいが、どのようにコストを下げるのかという案がなければ、その企画は画竜点睛を欠くものだ」

No.30 12/09/05 10:22
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

画竜点睛を欠く
【読み】
がりょうてんせいをかく

【意味】 画竜点睛を欠くとは、物事をりっぱに完成させるための、最後の仕上げを忘れること。また、全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けていること。


【画竜点睛を欠くの解説】


【注釈】 「画竜」は竜の絵を描くこと、「睛」は瞳のことで「点睛」は瞳を点ずるということ。
中国の梁の時代、張僧ヨウという絵師が竜の絵を描き、最後に瞳を入れたところ竜が天に昇ったという故事から、「画竜点睛」は大事な仕上げの意味。
その仕上げを欠いてしまう意味から。
「点睛を欠く」ともいう。

【注意】 「点睛」を「点晴」と書くのは誤り。
「欠く」を「書く」や「描く」と書くのは誤り。
【類義】 九仞の功を一簣に虧く/仏作って魂入れず/仏作って眼を入れず/仏作っても開眼せねば木の切れも同然

【用例】 「細かいところはよく描かれているが、肝心の顔の部分が雑な仕上がりでは、画竜点睛を欠く」


No.31 12/09/05 10:24
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔
【読み】
かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお


【意味】 借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔とは、金を借りる時は優しいにこにこ顔をするが、返すときには不機嫌な顔をすること。


【借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔の解説】


【注釈】 「地蔵顔」とは、地蔵菩薩に似た優しい顔のことで、「閻魔顔」とは、地獄の閻魔大王のような恐ろしい顔のこと。
「返す時の閻魔顔」は、「返す時の閻魔面」「返す時の十三面」とも。
また、「借りる」は「借る」ともいう。

【類義】 借りる時の恵比須顔、返す時の閻魔顔/借りる時の大黒顔、返す時の閻魔顔/借りる時の笑い顔、済ます時の十王面/済す時の閻魔顔/用ある時の地蔵顔、用なき時の閻魔顔

【英語】 An angel in borrowing, a devil in repaying.(借りる時の天使、返す時の悪魔)
A borrowed loan should come laughing home.(借りられた金は貸し主の元へ笑いながら戻ってくるべきである)

【用例】 「借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔で、あんなに嫌な顔をされるなら、貸さなければよかったと思うよ」


No.32 12/09/05 12:33
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

枯れ木も山の賑わい
【読み】
かれきもやまのにぎわい

【意味】 枯れ木も山の賑わいとは、つまらないものでも、無いよりはましであるということ。また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだということのたとえ。


【枯れ木も山の賑わいの解説】


【注釈】 何もない殺風景なはげ山よりも、たとえ枯れ木でもあれば山の趣を添えてくれ、風情を賑わしてくれるということから。
自分のことを謙遜して言う言葉で、老人が若者に混じって何かをする際などに多く用いる。

【注意】 自分を謙遜して言う言葉なので、他人に対して使うのは失礼にあたる。
誤用例 「枯れ木も山の賑わいと言いますから、私の結婚式にはぜひ出席してください」

【類義】 蟻も軍勢/餓鬼も人数/枯れ木も森の賑わかし/枯れ木も山の飾り/歪み木も山の賑わい

【英語】 A bad vush is better than the open field.(悪い茂みでも、何もない野原よりは良い)

【用例】 「枯れ木も山の賑わいと言いますから、私も参加させていただきます」



No.33 12/09/05 12:34
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

彼を知り己を知れば百戦殆うからず
【読み】
かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず


【意味】 彼を知り己を知れば百戦殆うからずとは、敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。


【彼を知り己を知れば百戦殆うからずの解説】


【注釈】 『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける)」とあるのに基づく。
原典では「殆うからず」だが、「危うからず」と書いても誤りではない。
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」とも。
【出典】 『孫子』

【英語】 Know yourself as well as your enemy.(敵を知ると同時に自分自身を知れ)

【用例】 「彼を知り己を知れば百戦殆からずというから、過去の対戦ビデオを何度も見て試合に備えよう」



No.34 12/09/05 15:56
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

夏炉冬扇
【読み】
かろとうせん


【意味】
夏炉冬扇とは、時期はずれで役に立たない物事のたとえ。


【夏炉冬扇の解説】


【注釈】 夏の囲炉裏や冬の扇は、時期がはずれていて役に立たないことから。
『論衡』に「益無き能を作し、補う無きの説を納るるは、夏を以て炉を進め、冬を以て扇を奏むるなり(役に立たない才能を振りかざし、役に立たない意見を君主に提出するのは、夏に囲炉裏をすすめ、冬に扇を差し出すことと同じだ)」とあるのに基づく。

「冬扇夏炉」ともいう。
【出典】 『論衡』
【注意】 「時期はずれ」の意味を含まず、単に「あっても役に立たないもの、かえって邪魔になるもの」の意味で使うのは誤り。
誤用例 「どうせ作らないのに大きなホームベーカリーなんか買ったら、夏炉冬扇というものだ」

【類義】 寒に帷子、土用に布子/喧嘩過ぎての棒乳切り/月夜に提灯/昼の行燈/六日の菖蒲十日の菊/無用の長物

【用例】 「真冬に扇風機を出しっぱなしにしているなんて、まさに夏炉冬扇だね」


No.35 12/09/05 15:59
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

可愛い子には旅をさせよ【読み】
かわいいこにはたびをさせよ


【意味】 可愛い子には旅をさせよとは、我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。


【可愛い子には旅をさせよの解説】


【注釈】 自分の家を出て、なじみのない土地で暮らすことは苦労や困難も多いが、子は親元を離れ辛く苦しい体験をしてこそ成長するものだということ。
昔は現代のように交通機関が発達していなかったので、旅は辛く厳しいものであったことから。

「いとしき子には旅をさせよ」「思う子に旅をさせよ」ともいう。

【類義】 いとしき子には杖で教えよ/親の甘いは子に毒薬/親の甘茶が毒になる/可愛い子には薄着をさせよ/可愛い子には灸をすえ憎い子には砂糖やれ/可愛い子は棒で育てよ/獅子の子落とし/獅子の子育て/獅子の子を谷へ落としてその勢を見る

【英語】 Spare the rod and spoil the child. (鞭を惜しむと子供はだめになる)

【用例】 「高校は、厳しいことで有名な寮のある学校に行かせるつもりでいる。可愛い子には旅をさせよだ」



No.36 12/09/05 16:07
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

可愛さ余って憎さ百倍
【読み】
かわいさあまってにくさひゃくばい


【意味】 可愛さ余って憎さ百倍とは、かわいいという気持ちが強ければ強いほど、いったん憎しみの感情が沸けば、その憎しみは度もはなはだしいものだということ。


【可愛さ余って憎さ百倍の解説】


【注釈】 日頃から可愛がっていた者に裏切られたりして、ひとたび憎いと思うようになると、その憎しみは可愛さの何倍も強くなるという意味。
愛と憎しみは表裏一体であるということが伺える。
「可愛さ余って憎さが十倍」ともいう。

【注意】 可愛さよりも憎さが百倍強いという意味で使うのは誤り。
誤用例 「確かに彼女は美人だし、愛くるしい顔をしている。だが、性格を知ると可愛さ余って憎さ百倍だということがわかる」

【類義】 愛憎は紙一重/可愛可愛は憎いの裏/好いたほど厭いた

【対義】 憎い憎いは可愛いの裏

【英語】 The greatest hate proceeds from the greatest love.(最大の憎しみは最大の愛から生じる)

【用例】 「あれだけ目を細めて彼とののろけ話を披露していたのに、いったん裏切られたと思ったら鬼のような形相で彼をののしり始めたよ。可愛さ余って憎さ百倍というのは本当だね」



No.37 12/09/05 16:14
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

川立ちは川で果てる
【読み】
かわだちはかわではてる

【意味】 川立ちは川で果てるとは、人は慣れたことや得意なことほど油断し、かえって身を滅ぼしたり、災いを招くことがあるといういましめ。

【川立ちは川で果てるの解説】


【注釈】 「川立ち」とは、川辺で生まれ育ち、泳ぎの上手な人のこと。
川に慣れて泳ぎの上手な者は、油断から川で命を落とすことが多いことから。
「川立ちは川」とも。

【類義】 過ちは好む所にあり/得手に鼻突く/泳ぎ上手は川で死ぬ/河童の川流れ/木登りは木で果てる/才子才に倒れる/才子才に躓く/策士策に溺れる/長所は短所/水の達者が水で死ぬ/善く泳ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ

【英語】 The dog that kills wolves is killed by wolves.(狼を殺す犬は狼に殺される)

【用例】 「川立ちは川で果てると言うから、くれぐれもレースでは気を引き締めろ」



No.38 12/09/05 16:16
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

考える葦
【読み】
かんがえるあし


【意味】 考える葦とは、人間のたとえ。人間は自然の中でもっとも弱い一本の葦みたいなものだが、それは考えるという能力をもった存在だということ。


【考える葦の解説】


【注釈】 十七世紀の哲学者、数学者、物理学者であるパスカルの著書『パンセ』にある言葉。「人間は一本の葦であり、自然のうちでもっとも弱いものにすぎない。しかし、それは考える葦である」から。
人間とは孤独で弱い生き物だが、考えることができることは偉大であり、尊厳があるとした。

【出典】 『パンセ』

【用例】 「人間は考える葦だから、思い悩むことはなにもおかしなことじゃないよ」



No.39 12/09/05 16:23
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

眼光紙背に徹す
【読み】
がんこうしはいにてっす


【意味】 眼光紙背に徹すとは、書物に書いてあることを、表面だけでなく真意まで理解することのたとえ。読解力に長けていること。


【眼光紙背に徹すの解説】


【注釈】 「眼光」とは、物をじっと見るときの目の光のこと。「徹する」とは、貫いて奥深く達すること。
目の光が紙の裏側まで見通すほど読解力が鋭いということ。
「眼光紙背に徹する」「眼光紙背に徹る」「眼紙背に透る」ともいう。

【注意】 何度も繰り返し読むという意味ではない。
誤用例 「眼光紙背に徹するほど何度も読んだのに、未だに真意がわからない」
【類義】 行間を読む
【英語】 To read between the lines.(行間を読む)
【用例】 「もっと経験を積み、年をとったとき、眼光紙背に徹すれば君もこの法典が理解できるだろう」



No.40 12/09/05 16:37
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

閑古鳥が鳴く
【読み】
かんこどりがなく


【意味】 閑古鳥が鳴くとは、人が集まらずものさびしい様子。特に商売などがはやらず、さびれている様子をいう。


【閑古鳥が鳴くの解説】

【注釈】 閑古鳥とは、カッコウの別称。
人のいない山里でカッコウの鳴き声がもの悲しく聞こえるさまから。
「閑古鳥が歌う」とも。
「閑古鳥が歌う」とも。
【出典】 -
【注意】 暇があるという意味で使うのは誤り。
誤用例 「閑古鳥が鳴くほど暇を持て余していたから、彼からの誘いは嬉しかった」

【類義】 鳥の網張る宿/門前雀羅を張る/門外雀羅を設くべし

【対義】 門前市の如し/門前市を成す/門庭市の若し

【英語】 To have little business.(ほとんど商売にならない)

【用例】 「不景気で、温泉街も土産店も、閑古鳥が鳴く寂しさだ」



No.41 12/09/05 16:43
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

勘定合って銭足らず
【読み】
かんじょうあってぜにたらず


【意味】
勘定合って銭足らずとは、理論と実践は一致しないことのたとえ。


【勘定合って銭足らずの解説】


【注釈】 帳簿上では収支の計算が合って儲かっているはずなのに、手元の現金を数えてみると足りないことから、理論と実際とはなかなか一致しないということ。
「勘定合って金足らず」ともいう。

【類義】 算用合って銭足らず

【英語】 A fool often finds himself short of his reckoning.(馬鹿はしばしば銭勘定で足りない目に合う)

【用例】 「彼の計算はいつも正しくて立派だが、会社の経営はいつも上手くいっていない。勘定合って銭足らずなのだ」


No.42 12/09/05 16:45
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

韓信の股くぐり
【読み】
かんしんのまたくぐり


【意味】 韓信の股くぐりとは、将来に大志を抱く者は、屈辱にもよく耐えるというたとえ。


【注釈】 「韓信」とは、漢の天下統一に功績のあった名将。
韓信が若い頃、町のごろつきに喧嘩を売られたが、韓信は大志を抱く身であったからごろつきと争うことを避けた。言われるまま彼の股の下をくぐらされるという屈辱をあえて受けたが、その後韓信は大成し、天下統一のために活躍したという故事から。

将来に大望のある者は、目の前の小さな侮りを忍ぶべきという戒めである。
「感心なことだ」の意味で相手を褒める際、「韓信」と「感心」をかけて「感心の股くぐり」と洒落て使うことがある。

【出典】 『史記』

【類義】 堪忍辛抱は立身の力綱/堪忍の足らぬ人は心の掃除の足らぬ人/堪忍の忍の字が百貫する/堪忍は一生の宝/堪忍は万宝にかえ難し/堪忍は無事長久の基/ならぬ堪忍するが堪忍/なる堪忍は誰もする/忍の一字は衆妙の門/忍は一字千金の法則

【用例】 「小さな怒りやトラブルに心をとらわれるのは、大きな志がないからだよ。韓信の股くぐりということわざを知っているかい?君に大きな夢や目標があるなら、韓信の股くぐりを座右の銘として小事にとらわれることはやめなさい」



No.43 12/09/05 17:24
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

勧善懲悪
【読み】
かんぜんちょうあく


【意味】 勧善懲悪とは、善良な人や行いを褒めて勧め、悪い人や行いは懲らしめ戒めること。


【勧善懲悪の解説】


【注釈】 芝居などで、最終的に善人が栄え、悪は滅びるという筋書きに使われることも多い。
略して「勧懲」ともいう。
【出典】 『春秋左氏伝』
【注意】 「勧善徴悪」や「完全懲悪」と書くのは誤り。



No.44 12/09/05 17:25
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

肝胆相照らす
【読み】
かんたんあいてらす


【意味】 肝胆相照らすとは、互いに心の底まで打ち明けて、親しく交際することのたとえ。


【肝胆相照らすの解説】

【注釈】 『故事成語考・朋友賓主』に「肝胆相照らす、斯れを腹心の友と為す」とあるのに基づく。
「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、どちらも生命を支える大事な臓器であることから、転じて「心の奥底」「真実の心」という意味。
「照らす」は「知り合う」ということ。
互いに心の中まで打ち明けて、理解し合い、親しく付き合うことをいう。
【出典】 『故事成語考』

【用例】 「あの二人は肝胆相照らす仲だ」



No.45 12/09/05 17:27
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

邯鄲の夢
【読み】
かんたんのゆめ


【意味】 邯鄲の夢とは、人の世の栄枯盛衰は、はかないものであることのたとえ。


【邯鄲の夢の解説】


【注釈】 「邯鄲」とは、中国の戦国時代の趙の都市のこと。
盧生という貧しい若者が、邯鄲で呂扇という道士から不思議な枕を借りて一眠りしたときに、紆余曲折を経て立身出世を極めるという体験をした。
しかし、それは実際には店の主人が炊いていた黄梁もまだ煮え切らないような、ごく短い間の夢にすぎなかったという伝説に基づく。

【出典】 『枕中記』

【類義】 一炊の夢/邯鄲の枕/邯鄲夢の枕/黄梁一炊の夢/黄梁の夢/南柯の夢/盧生の夢

【英語】 Pleasure and come and soon go.(楽しみは来てすぐに去る)
Life is but a dream.(人生とは儚い夢にすぎない)

【用例】 「あんなにヒットした歌手も、借金がかさみ、今は田舎でひっそりと生活している。まさに邯鄲の夢だね」



No.46 12/09/05 17:39
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

艱難汝を玉にす
【読み】
かんなんなんじをたまにす


【意味】 艱難汝を玉にすとは、人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するということ。


【艱難汝を玉にすの解説】


【注釈】 「Adversity makes a man wise.」という西洋のことわざの意訳。
地中から掘り出された粗玉が、磨かれて美しい玉になるとう意味から。
「艱難」とは、困難にあって、苦しみ悩むこと。
【注意】 「困難汝を玉にす」とするのは誤り。
【類義】 苦労屈託身の薬/若い時の苦労は買ってでもせよ/若い時の力瘤

【英語】 Adversity makes a man wise.(逆境は人を賢明にする)

【用例】 「今は苦しいだろうが、克服できたときにあなたは人間として大きな成長を成し遂げているはずだ。艱難汝を玉にすということだ」



No.47 12/09/05 17:41
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

堪忍袋の緒が切れる
【読み】
かんにんぶくろのおがきれる


【意味】 堪忍袋の緒が切れるとは、我慢できる許容量を超えて、怒りが爆発することのたとえ。
【堪忍袋の緒が切れるの解説】


【注釈】 「堪忍袋」とは、堪忍する心の広さを入れる袋にたとえたもの。
その堪忍袋がふくらんで緒(しばった紐)が切れることから、じっとこらえていた怒りが爆発することをいう。
「堪忍袋の緒を切らす」とも。

【類義】 兎も七日なぶれば噛みつく/堪忍庫の戸が開く/こらえ袋の緒を切る/地蔵の顔も三度/仏の顔も三度まで/仏の顔も日に三度/無理は三度

【英語】 Patiencs provoked turns to fury.(忍耐強い人は怒ると激怒する)

【用例】 「今度という今度は、もう堪忍袋の緒が切れた。一体何度同じ過ちをくり返して、嘘ばかりつくのだ」



No.48 12/09/05 17:47
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

ああ言えばこう言う
【読み】
ああいえばこういう


【意味】 ああ言えばこう言うとは、相手の言うことに素直に従わず、いちいち理屈をこねてて逆らうこと。


【注釈】 「ああ」は、「ああでもないこうでもない」や「ああだこうだ」など、「こう」と並べて用い、口に出して言ったり、心の中で考えた事柄を漠然とさしていう語。


【類義】 西と言えば東と言う/右と言えば左/山と言えば川

【用例】 「本人は自分を賢いと思っているようだが、何でもああ言えばこう言う性格に、周りはうんざりしている」



No.49 12/09/05 17:48
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

合縁奇縁
【読み】
あいえんきえん


【意味】 合縁奇縁とは、人と気持ちが通じ合うのも、通じ合わないのも、不思議な縁によるものだということ。


【合縁奇縁の解説】


【注釈】 「合縁」は気心の合う縁、「奇縁」は奇しき縁(不思議な巡り合わせ)という意味。
「愛縁奇縁」「合縁機縁」とも書く。

【類義】 縁は味なもの/縁は異なもの味なもの/何事も縁/虫が好く

【用例】 「合縁奇縁というべきか、義理の兄弟とはとても気が合う」



No.50 12/09/05 17:49
ヒマ人0 ( 40代 ♀ )

挨拶は時の氏神
【読み】
あいさつはときのうじがみ


【意味】 挨拶は時の氏神とは、喧嘩や争いごとの際に仲裁してくれる人がいたら、それに従うのがよいということ。


【挨拶は時の氏神の解説】


【注釈】 ここでいう「挨拶」とは、争いの間に立って仲裁すること。
「氏神」とは、祖先をまつった神のこと。
争いが起きた時に仲裁してくれる人は、氏神様のようにありがたい存在なので、その仲裁には従い、早くおさめよということ。

【類義】 仲裁は時の氏神/時の氏神/仲人は時にとっての氏神

【英語】 Blessed are the peacemakers.(神の祝福を得るべき者、それはいさかいの調停者)

【用例】 「挨拶は時の氏神だ。強情をはらずに友人の言うことを素直に聞きなさい」



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