男女の別れまで…

出会って、３ヶ月した頃、もう一方の彼は、自分の感情を抑える事が出来ず、８月に会う約束を、前倒しの６月にしてくれと彼女に、話す。
「このままじゃ、俺自身が壊れておかしくなってしまう…」
「約束、破る事になるけど、お前を迎えに行く」出逢った当初、彼女の言葉を彼は、忘れずに居た…
「お前、言ってたやっか！サイトとかで会うの怖いから、会うなら、絶対そっちから私を迎えに来て！」て。
彼女は、出逢った彼に…年齢が上な事と…容姿に自信ない事で臆病になってたんだと思う。
出逢った彼も、九州から、見ず知らずの都会に出て来て…
若い頃から、ヤンチャさんで体にも彫り物。
顔とかにも、傷痕が残る人、殆どの人が敬遠して友達作る事なく１人ぼっちの寂しい人間。
そんな人が、彼女の優しさに触れ、会わない彼女に惹かれていったのかも？
そして、会う日を迎えた。彼は、彼女の住む土地に着き迎えに来る彼女をバスターミナルのベンチに座り待って居た。
彼女も、沢山の荷物が入ったキャリーバックを押し、ドキドキしながら彼の待つ場所へ。
お互い、照れ隠しのせいか、ぶっきらぼうに挨拶。喫茶店に入った。
打ち解けるのに、時間は掛からなかった。
その日は、初デート…
彼女の案内で、あちこちに。
手を繋ぎ、たまに彼女が車道側に行くと…
「危ないやろ!!」と、力強く引き寄せる腕に…
彼女は、ドキッと。
こんな感覚、久々に感じ、嬉しくなる。
ウィンドショッピング
食事・カラオケ・夜のバスに乗るまでの時間を過ごす。
次の日には、彼の住む土地へ。
バスの中では、感覚が空く席の間を埋めるようにずっと、ずっと、手を繋いで眠った。朝方早い時間に、到着。２人共、移動で疲れ、遊ぶ予定が彼の家に直行になった。
それから、結ばれるのに時間はかかる事なく、彼の腕に抱かれ一時の幸せな時間を過ごす。
彼女は、忘れ欠けてた、感覚・感情・五感が研ぎすまされ、何度となく…
それから、何日間かの短い同棲生活。
ペアの食器を揃え、食材も仲良く２人で買物…
彼は、何時もと同じく、仕事の休憩時間を見ては毎回メールをしてくれた。
直ぐ逢える２人じゃないから、これから先の事も色々話す。
直ぐじゃなくてもいいから、元々の彼氏と別れようにと…
「甘いケーキ食べたいなぁ～」て、言うと、会う前、電話で話した時みたいに…
「俺がケーキ１人で買うような人間に見えないだろ！恥ずかしい！絶対ないわ」て、、、、、、、続き→→→→

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>> 1 仕事帰り、帰って来た時の後ろ手に、不二家のケーキの箱。
見た目によらず、凄く凄く優しい彼…
今までに味わう事がなかった優しさに彼女は、大切に思われてる幸せを噛み締める毎日。
そんな時間は、アッと言う間…
とうとう、帰る日前日を迎えてしまう…
彼は、彼女に帰ってもらいたくなく引き止めるけど、彼女は、病院に行く事もあり、絶対帰らなければならない。
彼は、引き止める言葉の後に必ず、「フゥーッ！」
とため息を洩らす。
「心臓痛いわ～」
今夜は、寝れないよ…と。
別れの朝を迎えると、彼は、突然、仕事を休むと言い出す。
彼女を１人で返したくないみたいで、仕事を休みバスターミナルのある駅まで送る事に。
バスに乗る寸前まで…
「本当に帰ると？？」て、悲しい表情をする。
「また直ぐ、会いに来るけんね‥待っとって…」彼女も本当は帰りたくない気持ちを抑え、彼を諭すように話す。
バスが到着した…
一番最後にまわり、キスをした。
乗り込み、発射までの時間彼女は、彼の姿を探した。
彼が元居た場所にいない…帰ってしまったなぁ？そんな時、メールの着信音…
「反対側見てみな！」
人が入ったらいけない場所に彼が居た、彼女の席の側…
少しでも近くに居て送りたかったんだと思う。
バスが発車してからも見えなくなるまで彼は、その場所を動く事はなかった。
帰って来てからも、彼の態度は変わる事もなく…以前より、束縛するような言動が増えていった。そんな事が続いたある日、彼女の気持ちの浮き沈みで、出た言葉…
「何か、信用されてないみたいでイヤ！少しは、自由にさせて！少し、距離置こう？」
彼女の勝手な言い分に、大喧嘩…
罵り合い、お互い熱くなって傷付け合う…
そんな事があって、直ぐ彼から、謝りのメール…彼の言葉の恐怖感に、彼女は、気持ちがさめて、毎日何回もメールしてくれていた彼に、素っ気ない返事で返す。
一週間？位たった頃…
彼からのメールに、今のままメールしてるの良くない。
俺だって、融通聞かない男違う！
暫く、冷却期間置こう！それから、メールがピッタリ止む。
止めて、3日目彼からのメール…
我慢したけど、やっぱ無理！我慢出来なかった！そんなメールを見ても、彼女は、シカトしていた。
また、何日か過ぎ、彼からのメール。

続き→→→→→

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まだ、彼女の精神的な落ち着きなく8月に、会いに行く予定で購入していたバスチケットもキャンセルし、彼女が彼に会いに行く事を避けた。
それを境に、以前の彼にはなかった事…
メールは、毎日じゃなく、空く事が増えていった。
彼いわく、前みたいな風になりたくない！だから、ボチボチメールしていったらいいやろ。
でも、その時には、彼の気持ち揺れ動いていた頃だったんだ？て、今だからわかる。
以前のように、事前メールなくなるし、何してるか判らなく彼女は、不安な気持ちを抱く事が多くなっていった。
彼女の勝手な我が儘な言動から、彼の気持ちが不安定になり、その寂しさをサイトに再登録と言う行動に走らせた…

そんな事とも知らず、反対に彼女の気持ちが彼を求め、今更だけど‥
失いたくない！
大切な人だと思うようになっていた。
何時も、平日、メール続けてる時でも、間が空き会話が成立しなくなったり、前なら寝ない時間帯に、プッツリ返事なくなって、良く朝、寝落ちしてたとか…？
土日は、殆ど休みなのに彼女にメールがなくなって…
その間にも、彼女の勝手 な気持ちで別れ話をしてみたり…
そんな中、普通にメールしていても怒り出したり、その後何日も彼女のメールをシカトするようになってた。
そんな事が何回か繰り返してる中、11月に、彼に会いに行く話になり、バスチケットを購入。
今度会ったら、買い物行こうね‥
鍋しよう‥
布団もう一組買おう‥
彼女の誕生日過ぎた後だから、欲しいの買ってやるからな、て、楽しみに話してた。
それが、また、ちょっと笑わせようと、ふざけ半分で送った彼女のメールから…気に要らなかったらしくシカト。
それから、４日間無視が続き、やっと、彼からの電話…彼女は、嬉しさ一杯で出る。
彼の口から出た言葉……「色々、考えて見たけど‥やっぱ俺ら、終わりにしよう」
「男とも別れないみたいだし」て。
えっ？彼氏には、来年には一緒にいないからね‥て、話して待ってくれる言ったよね‥？
どうしちゃったの？？？不安当たってしまった‥来月、会いに来い！言ったよね？
色々、会ってからの事話してたよね？
本当の事、言って…お願いだから。

続き→→→→→

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彼女は、気付いていてた…判ってたのかも知れない…
でも、ちゃんと彼の口から聞きたいだけだった。
彼は、思い口を開き
「前に一度勝手に別れよう。て言った時あっただろ」
「あの時、以前のサイトに登録した」

好きな人が出来た、ゴメン！て。
彼女は、納得出来るはずもなく、そんな彼を責めた。

最後は、綺麗な形で別れたかった‥
また、お互い罵り言い合い、別れを迎える事に…
今更だけど‥あんなに大切にされて、好きになって、追い掛けて来てくれた！、そんな気持ちを重たく感じ拒んだのは、彼女。
涙枯れるまで、泣いたけど‥
まだまだ涙が止まらない！
まだまだ、忘れるなんて無理！

今でも、彼が好き…
もう、二度と触れる事も、言葉交わす事もない。
他の女の人にその優しさを向けてると、思うだけで苦しくなる。
彼女は、以前の自分を想い出し、余計、辛く悲しく涙する。

幸せで居てね…

そう思える日が来るのかと‥

今まで…ありがとう…
そして、今でも貴方が大好きです…

勝手な女でごめんね。
今なら、言える‥
愛してた…

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要するに追いかけてるうちは
楽しくても追いかけられると
飽きちゃう人でしょ？

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