過去れんあい
今から15年前の話......
あなたと私は出会いました。
『あ~授業めんどくさいなぁ。サボっちゃおうかな』そんな事を考えているとポケベルがバイブする。
見たことないベル番....
今から思えば子供の恋愛でただまっすぐに貴方を見ていました。
今なら絶対出来ない恋愛。
そんな恋愛を思い出してしまったので書いてみます。ただ文才はないのであしからず.....
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遥16歳 高校1年生★A県I高校入学。
地元の高校に通ってました。
これから花の女子高生が始まるとワクワクしてました。
うちは貧乏。もっと遊びたい、オシャレしたい。そんな軽い気持ちで中華料理の店でバイトしました。
もちろん親はバイトは大反対。
無視して勝手にバイトを決めちゃいました。
初めてのバイトに気持ちがワクワクしたのを覚えてます♪
初めてのバイト。
メニュー、値段、接客業....覚えることがありすぎて改めて社会人、働く事の難しさを知りました。
バイト仲間とも和気あいあいと仕事もして、バイトもしんどいながら楽しくやっていました★
そんなとき、最先端でポケベルが流行ってきました。(時代を感じるな....)
遥:ポケベル?なにそれ?
友達:遥、ポケベル知らないの?電話をプッシュすれば相手に文字を送れるんだよ。
ただ、文字数限られてるから考えて送らないといけないんだけどね。
遥:すごい!そんなことが出来るんだ!面白そう!欲しい!
それを聞いてそっこうポケベルをレンタルしに行きました
友達からもメッセージが入ったりたまに知らないメッセージ。
ベル番だけが入り友達になろうよー
ってメッセージが入ってくることもありました。
今なら怖い話ですが、メッセージを交換し、会ったり、遊んだりしてました。
バイトも忙しいながらも楽しくしてました。
忘年会、新年会だと言っては早めに店を閉めお酒を飲んだりお客さんの忘れ物の煙草を吸ったり、17歳で酒も煙草も知ってしまいました(笑)
アホながら楽しく男女も関係無くワイワイしてました。
この頃、親は何も言わなかったのがスゴい!やりたい放題してました(笑)
そんな頃、4つ年上のバイト仲間のタカシが仕事が終わった後、私に恋愛の相談をしてくる.....
タカシ『遥、実は俺、遥の友達のマキが好きなんだ....この前手紙渡したんだけど返事が無くて....遥、マキに聞いてくれないかな?』
遥『エッ!タカシ、マキの事が好きだったんだ。
ビックリ~いいよ。聞いてあげる』
タカシ『ありがとう、頼むわ』
その日はそのままタカシとバイバイした。
遥『タカシはマキの事が好きだったんだ。上手く行くといいなぁ♪』
二人の恋愛が上手くいくようにキューピッドにならなければ♪って今思えばかなりおせっかいな事をしていたと思います(´Д`)
遥:『マキ~タカシから聞いたよーマキ告白されたんだって。返事はどうするの?タカシ返事ないから不安になってたよ?』
マキ『マキ、断ったよ。あいつとは付き合いたくない。』
遥:『ちゃんと返事したんや。付き合いたくないなら仕方ないよね~』
その夜、タカシとバイト後、話をしました。
遥:『マキ付き合いは無理だって。仕方ないよね。』
タカシ:『好きだったんだけどな....』
涙ながら語るタカシを見て
遥:『タカシ落ち込まないで。きっと次の恋は上手くいくよ。がんばれ!!!』ってかなり励ましていました。
今思えばこんな奴、放っておけばよかった.....
これが男性に対しての最初の悪夢の始まり.....(--;)
タカシから恋の相談を受けては慰める。
そんなうちに私はタカシに恋心を抱いてしまうようになってしまった.....
遥:『振られたんだから次の恋しなきゃ。マキの事は忘れなきゃ!私じゃダメかな?』
タカシ:『......そうだよな。ありがとぅ。今度〇〇(夜景が綺麗なデートスポット)に行こうっか』
遥:『うん。行きたい!行こう♪』
ある日、タカシと〇〇にいく日が来ました。
めいいっぱいオシャレしてウキウキとしてまるでデート気分でお出掛けしました。
遥:『うわー夜景!すっごくキレイ!!』
タカシ:『喜んでくれたら嬉しいな』
ガラス貼りのエレベーター→エスカレーターを上がりかなりテンションup★
私、遥は高いところは大好きなんです。もう大興奮\(^o^)/
夜景を堪能したあとベンチに座ってイロイロ話してました。
今思えばどうでもいい話してたんだろうな.....
タカシと目が合いお互い沈黙。
見つめ合い抱きしめられキス.....
これが私の初キス。
恋愛もキスもその後の〇〇もタカシがす
べて初めてでした。
この頃はタカシが大好きでした。
この頃は.....
タカシとは順調に恋愛をはぐくみながら楽しい日々を過ごしていました。
ただ、会ってはプリクラ撮ったりご飯食べたり...
ある日、タカシが私の家に遊びに来ました。
なにげない会話をしてるうちに
目が合い....沈黙....
抱きしめられキスをして....
そして初H....
大好きな人とひとつになる....幸せ.....
なんて作り話(´Д`)
遥:『いったーーーーーーーい!!!!!無理!!無理ー!いやぁーー』
タカシ:『..........』
初エッチは痛くて痛くて泣きまくってた記憶しかないです...
おかしいな!?
1.会えばHばかり
タカシ:『歩き疲れたな....どっか休まない?』
遥:『そんなこと言ってさ、Hなんでしょ?嫌だよ....私、今日は生理だし、嫌だ....』
タカシ:『ちょっと休むだけやん。生理痛もきついやろ?ちょっと横になろうやー』
遥:『.............横になるだけなら』
タカシ:『我慢出来ない...』
遥:『嫌だって』
結局、断れなくHしてしまった....
なんでお腹も痛いし、辛いのにこんなことしなきゃいけないの??
これがタカシに対しての疑問を持った始まりでした.....
2.暴力????
タカシ:『なぁなぁ、遥。ジャイケンして負けたらホッペつねるゲームしない?』
遥:『えー負けたら痛いしー』
でも押されてしてしまう私.....
顔が腫れるまでつねるタカシ。
今でもそのプリクラみては嫌な思い出が甦る....
遊びだからって冗談半分で柔道の技をかけてくる.....
おかげで体はアザだらけ(T-T)
自分は悪くないのか
『遥の体おかしいんじゃないか?こんなに少しの打ち身でアザ出来るなんて病気やで!!!病院に診てもらえ』
なんていう始末......
もちろん病院いって採血もしました!!!!
異常無し。
当たり前じゃん!あんたが原因だーー
そんな恋愛に疲れた.....
別れたい......
考えて、考えて......
遥:『ごめんなさい!私と別れて!もうタカシと付き合い続けるのはツライ....』
タカシ:『遥ごめん。俺、遥の事を大切にしてなかった。これからちゃんと改めるから別れるなんて言わないで.....』
泣かれました......
男の人が泣くなんて......
そこまで私の事を思ってくれていたなら大丈夫だよね。
遥:『タカシを信じる...』
この時に別れていればまだまだキレイな恋心のまま終わっていたんだな.....
本当の悪夢はこれからでした。
タカシの行動は改めるわけでもなくエスカレートしていく....
ポケベルを勝手に見ては『これ誰や!?』
カバンを勝手に開けて探って煙草を取りだし奪い取る。
ベルの返事が遅いと家電かけてくる.....
束縛......
別れたいと言うと『〇〇買ってあげるからそんなこと言わないで.....』
私は物よりも自由が欲しかった.....
束縛に耐えられなくなり
小学校からの友達の瑠美に相談する。
遥:『瑠美ータカシの束縛がひどくって耐えられない(T-T)助けて』
瑠美:『遥、辛いとき私の家においで。その時だけでも忘れられるよね?』
瑠美の家は母子家庭。瑠美の母親はこの時スナックで働いていました。
瑠美:『気晴らしにお母さんのスナックに遊びに行かない?もちろんお酒はダメだけど....』
遥:『いってみたーい!!!』
遥:『こんばんはーおばさんお久し振りです。』
おばさん:『あら。遥ちゃん。いらゃい。』
カウンターの席に座り瑠美と楽しく会話。
あれ?おばさんにやけに積極的な男性がいるなぁ.....
お酒は飲んでいないが解放された私はテンションup★
その男性に絡みだしました
その男性も困ったのか後輩に助け舟を出していました。
その助け船で現れたのがマサト
そいつの出会いが私の人生をちょっと変えてくれました。
マサトとベル番を交換しその日は瑠美の家に泊まる。
束縛の無い夜....
ベルが入っても返さなくていい。
電話もかかってこない.....
自由って素晴らしい!!!
幸い彼は親の仕事の関係で隣県に引っ越した。
遊ぶなら今だーー
解放された私は毎晩の様にマサトと遊び呆けていました。
彼氏の束縛がひどくなるにつれ家に帰らなくなる私。
バイトのある日はバイトが終わってから瑠美の家に行き泊まる。
バイトが無い日はマサトと遊んで深夜に帰る日々.....
マサトは1つ年上のチャラい奴。
カラオケ行ったり、お茶したり、心霊
スポットまわったりバカなことしてました。
マサトは車が大好きで赤いZ乗っていたな....
走り屋もしてたのでドリフト見に行ったりマサトが走る時は助手席に乗せてもらったり、警察が来たらポリだ!逃げろ~なんて走って逃げたり(笑)若いときにしか楽しめない遊びを教えてもらいました。
今でもマサトの事は思い出します。
女たらしだったので呪い殺されてないか心配です(笑)
マサトは遊び人だったけど深夜まで毎日のように遊んでいる私には手を出さない。
それがとても心地よかった。
楽だった。
ただの友達。タカシの束縛をうまくかわしながらマサトとも遊んでいく。
マサトに付き合おうって言われて(今思えば二股....)2週間くらい付き合ったけどやっぱり友達がいいよねーって結局友達に戻る。
タカシと付き合ってるけどその間にマサトとH何回かしちゃったな。
別れてからは友達の関係でいてた。
マサトは遊び人に火が付いたのか私と別れた後4股かけてた。
マサトスゴいぜ!!今は連絡してないけど女に呪い殺されてないか心配になるわ....
ある日、毎晩の様にマサトと遊んでいた。タカシからベルはあったけど無視していた。
深夜に自宅に帰り部屋の電気を付ける
その直後.......
自宅の電話が鳴る....
母がとると無言で切れる
また電話がかかってくる....
次は私が電話をとる
遥:『もしもし?』
『.....遥?何時やと思ってるんや?ベルも無視して.....』
遥:『タカシ?なんで私が今帰ったって分かったん?』
タカシ:『今お前の部屋の明かりが見える道の前にいる.....(田舎だから周りには家はないので.....)
背筋がゾッとしました。
見張られてる......?
その日は適当に電話を切った様な.....
恐怖のあまり内容は覚えていません.....
朝、『おはよー』
母:『あんたまた遅くまで遊んで!!!』
無視。
お母さんうるさいなぁ。
朝御飯食べて着替えて自転車に乗りさぁ、登校だ♪
地元の高校だったので自転車通学。
田舎なので農道をノロノロ走っていると後ろからダダダダダ!!!!!!!なんか走る音が!!!
振り返ったとたん腕をガシってつかまれる!!!
タカシ.............
恐怖に体がこわばる.......
遥:『なんで、ここにいるの?』
タカシ:『お前と連絡つかないから友達に頼んで車でここに連れてきてもらった。話がある。いや、話をしよう』
遥:『私、学校あるし......』
タカシ:『すぐ話は終わる』
遥:『..............』
そのまま山手にある公園まで連れていかれる。
車に乗っている間タカシの友達にひたすら殺気を飛ばしていたと思います。
今でもあなたを恨んでいます......
山手の公園に着く。
私とタカシをおろした後逃げるように去る友達.....
遥:『話って?』
タカシ:『遥、俺、遥の事が本気で好きなんや!俺お前がいないとあかん!頼む!別れたくない!!!』
っていい土下座をしてきました.....
かなり引きました。でも、それよりも別れら殺される.....
それくらいタカシはおかしかったと思います。
あまりの怖さに『うん、わかった』と、言うことしか出来なく結局ズルズルと付き合いを続けていくしかなかったのです......
自転車を置いていた場所までタカシと歩くが
あれ?自転車がない!?
仕方なく徒歩で学校まで歩きました.....タカシと.....(T-T)
学校が見えてきた。内心ホッとする。
同級生のヤンキーに『遥~彼氏と登校か?朝から熱いねー』って冷やかされ私はものすごい殺気を飛ばしたと思います。
いつもなら絶えず冷やかすヤンキー達。
この日は話題さえも出ませんでした.....
きっとすごい形相してたんでしょうね.....
あの無くなった自転車は母が家に直していました。
母:『遥ったらこんなところに置きっぱなしにして~』ってな感じで
お母さ~ん、娘ラチられたんですけどー
心配してよー(T-T)今なら笑い話です(´Д`)
その日から毎日の様に届くタカシからの手紙......
内容は便箋にびっしり愛の詞
内容はあまり覚えていませんが
〇〇の曲に△△って詞があって遥に聞かせてあげたい、どうすれば俺の気持ちが分かってくれるんだろう.....
毎日、毎日届く手紙がそんな内容.....
ポストを開けるのも怖くて近くで見てるんじゃないか?
ベルもすぐ返さないと自宅に電話がくる!!!って必死になってベルを返していました。
この時は親にも言えなくて一人でずっと我慢していました......
学校に行けばホッとする。
ベルも返さなくていいし、友達と遊んでいるだけで気が紛れる......
ある授業中...
ブーブーブーブー
ベル.....!?
タカシ.....!?
違う..........
ベル番だけが入ったメッセージ.........
透からの最初のベル........
このひとつのメッセージが私の人生を大きく変えました......
誰だろう?
ベル友になろうとかかな?
暇だし返しちゃえ。
遥:『ベル友オッケーです。』
ブーブーブーブー
『よろしくです。』
遥:『どこに住んでいるの?』
ブーブーブーブー
『B県だよ。』
ふーん。隣県に住んでるんだ。そんなに
遠くないかな?
遥:『いくつ?名前は?』
ブーブーブーブー
『透って言います。19歳。大学生だよ。』
ふーん。1つ上か。
『私は遥。18歳。よろしくね。』
始めはそんなたわいもない会話。ベル友なんて一時の会話でたいがい終わり。
会うなんてほとんどないし、会っても一度が多い。
なぜか彼とはベルをしていた。
一ヶ月くらい。
その間にタカシに見つからないように透からのベルは消していた
ある日、
透:『一度会ってみない?』
遥:『........いいよ』
その日は学校を勝手に早退してセーラー服のまま透と待ち合わせのC県まで電車で行きました。
透.......
どんな人なんだろう.......
『遥?』
振り向く。
身長は私と変わらない、あどけない笑顔のあなたを私は今でも覚えています.....
透:『まさか制服できてるなんてビックリ!』
透は1つ年上だけどかわいい♪
当たり?
そんな軽い気持ちで透とその日は遊びました♪
白いスープラ。あなたの乗っていた車。
町ではほとんど見かけないけど私の記憶にはしっかり残ってます。
その日は沢山遊んで自宅付近まで送ってもらいました。
タカシの事もあり自宅は絶対教えたくなかった。
遥:『透、ありがとう。また遊んでね』
透:『遥、バイバイのチューして。』
笑いながら投げキッスしたの覚えています。
この時からかなりのバカっプルでした(笑)
透にはタカシの事は伏せて、友達として何回か遊んでいました。
手も繋ぐわけでなくただドライブしてただたわいのない会話をして遊ぶだけの関係.....
でも透の事がだんだんに好きになっていく....
でもタカシとは怖くて別れられない.....
そんな自分がすごく嫌で。
透:『遥、自宅近くに着いたよ』
遥:『ありがとう、透』
透が私の手を握る。
離さない、離せない。
目が合う。見つめ合う......
そのままキスをする.....
涙が出てしまった。
透:『なんで泣いているの?嫌だった?ごめん.....』
遥:『違う....嫌じゃない。ただ、私、透に言わなきゃいけないことがある....』
そして、透にタカシの事をすべて話しました。
透は黙って聞いてくれていました。
彼氏がいる、別れられない、束縛されてる
透は黙って話を聞いてくれました。
透:『俺が遥を助けることは出来ない?』
遥:『?』
透:『俺がタカシって奴に別れてくれって言うのはダメか?』
遥:『それは透に頼めないよ。迷惑かけるよ!私、自分でなんとかするよ!』
透:『なんとか出来ないからズルズル付き合っているんじゃない?』
図星です.......
ある日タカシとA県のある駅に呼び出した。
いつものように
遥:『タカシ、私タカシに対しての気持ちは無い。別れて欲しい』
タカシ:『無理!俺、遥無しでは生きていけない、お願いやから別れるなんてくだらんこと言わんといてくれや。』
別れ話をしても平行線......
そこに透が現れる。
遥:『私、好きな人が出来た.....タカシごめんなさい。別れて欲しい』
タカシが逆上して透を殴ろうとする。
ヤバい。
必死で止める。暴力は無いけど後は、男二人で話をしていた。
私は離れていたから内容は聞こえなかったけど.......
透に後で聞いたら"遥は最悪な女やからやめとけ"って超アピールしてたらしい。
タカシの奴め(((^_^;)
透が現れたからといってもタカシの行動はたいして変わらず。
タカシ:『お前は一時の感情に流されてる、早まるな』的なベルばっかり。
また、毎日の愛を語った手紙は続行中。
あの時は恐怖だけど、今思えばあんなしつこい男は天然記念物!!!(笑)
あまりのしつこさに耐えられなく母に相談。
母が怒りまくってタカシの家に電話を掛ける。
母:『もしもし、□□さんのお宅ですか?お宅の息子さんがうちの娘にしつこくて娘が困っているんです。あなたの方から止めてと、言ってもらいませんか?こちらは迷惑してるんです』
その日からピタッと連絡が来なくなりました。
母の行動に大感謝\(^o^)/
遥:『とおる~タカシから連絡は無くなった♪やったぁ♪』
透:『本当に?』
遥:『うん♪』
透:『遥好きだよ。』
遥:『私も.....』
ただ抱き合ってキスしてた.....
タカシからの束縛もなくやっと透と付き合える....
嬉しくてしかたなかった。
二人でゆっくりベルも気にせずゆっくり会える。
本当に幸せだった。バイト無い日は学校まで迎えにきてもらいドライブして話をして帰る日々。
Hももちろんしていたf(^_^;
タカシとは違って相手を考えるH....
Hが苦痛じゃなく愛情として受け入れられるようになれた。
若い二人。
歩く時、一緒にいてるときは常にベタベタしていた。
歩く時は手を繋ぐ。
話している時ももちろん♪
ただ絶対手を繋げない時があった。
それは運転中だけ。
透の車はMT車。運転中は手を繋ぐ事は出来ない。
まぁ、仕方ないかっ。
あなたのシフトチェンジする手の動きが好きだった.....
チェンジするごとに変わるマフラーの音、エンジンの音が好きだった.....
車も含めてあなたが好きでした。
話は変わるが私も車の免許を取り、今の時代でMT車(軽ワゴンだけどね(--;))乗ってます。
一人で運転する時は音楽は切りエンジンの変わる音を楽しんでいます。
今でも透が忘れられない。
透を忘れるまで私はMT車に乗り続けると思う.....
そんなたわいもない恋愛をしていくうち
に私の進路について考えないといけない。
私の夢は看護師。
透の住むB県の看護学校を受験し、その足で透に会う。
透:『試験はどうだった?』
遥:『難しかった......落ちたかも』
透:『遥、頑張ったから大丈夫だよ』
帰りは透に車で送ってもらう。
その道で車が事故を起こす
私、シートベルトしてなくてフロントガラスにオデコうつ。
ガラスひび入りひびに髪が挟まり戻った衝撃で挟まった髪の毛がブチブチ抜ける(T-T)
打撲より抜髪が痛くてたまらんかった。
オデコから血は流れるし抜髪痛いし、しかも試験は落ちるしで散々でした。
後遺症もケガも無く運がよかったのね。
ただ、私の右眉一部眉毛が生えていないゾーンがあります。
その時の事故で傷してから眉毛が生えてこなくなりました(ToT)
眉毛返せ~!!!
結局、進路も決まらないまま卒業式を迎えました。
透の奥さんになろうかな♪
遥:『ねぇ、透と結婚したい。永久就職したい。』
透:『結婚しよう。俺、本気で大学辞めて働こうと思ってる。』
遥:『大学は卒業したほうがいいんじゃないの?』
透:『大学に行っても....働いて自分の道を考えたい』
遥:『ゆっくり考えたほうがいいよ?』
しばらく透は大学通っていたみたいでしたが結局やめたみたいです。
ある日母が新聞を持ってきた。
B県のある病院が看護学校も併設してる。
来年度、看護学生募集!!そんなうたい文句の広告でした。
母:『看護助手募集してるよ。遥行ってみたら?』
遥:『B県?行きたい!履歴書送る!!』
そんな安易な気持ちで履歴書送り、病院は採用されました。
私も若かった。透の近くに行ける!!そんな軽い気持ちでB県の透の自宅付近にマンションを借り、即効引っ越ししちゃいました♪
タンス1つ、段ボール少しの荷物を軽トラに乗せあなたを追いかけてきました。
ずっと一緒だよ。これからは近くでいられるんだ......
夜、バイト終わった後透が毎日遊びにくる。
毎日会えるなんて幸せ.....
でも生温い高校生活を送っていた私に待っていたのは過酷な現実。
病院で看護助手といえばパシりみたいなもの。看護婦さんも先輩の助手さんもキツイ。
毎日怒られて、毎日の様に透の前で泣いていたみたいです。(私は全く覚えていなかったが....)
仕事も慣れて夜勤も入るようになり透と会えない日も増える。
なんか最近、透冷たいな.....
夜も早く帰るし.....
もう終わりかな......
遥:『透、私に愛情ないんでしょ。このまま付き合っても私はツライ。別れよう。』
透:『遥の事は嫌いじゃない。でも自分の気持ちが分からない....』
遥:『ダラダラ付き合ってもね。別れたほうがいいと思う。別れても友達だよ。』
透:『.........うん』
そんな話をして私達は別れました。
本当は透の事が好きで好きで仕方なくて.....
でもズルズルなんとなく付き合うのは嫌だから別れを決めました。
毎日の様に透と会う日から全く会わない日々に変わる......
透のいない寂しさにコンパや一夜限りの恋愛も多々した。
でもそんなことをしても寂しさは埋まらない......
仕事が忙しいのが幸いだった。
月に10回くらい夜勤をして忙しいさに寂しさを紛らわしていた。
夜勤した後、残業なんてよくあること。
遥:『今日もハードだったなぁ.....』
たまたま通りがかった事務員さん。
『遅くまでお疲れ様。駅まで送ろうか?』
この時声をかけてくれたのが9つ年上のヒロ
ヒロとは色々な会話をして駅まで送ってもらった。
それから数日経ったある日曜日、事務所に頼まれものの書類を持って行く。
』
遥:『お疲れ様です。』
ヒロ:『ありがとう。あっ.....ちょっと待って。』
遥:『....はい?』
ヒロ:『今度、ご飯食べに行かない?』
遥:『いいですよ。』
ヒロから携帯の番号のメモを渡される。
この時から時代はポケベル→ピッチ→携帯と変化を遂げていた......
この時の携帯はメールも出来ない通話しかできないものだったけどね。
*PS*高校3年の頃からPHSが流行りだして透からのプレゼントと持っていたことがあるなぁ。
いつでも電話が出来るよ。ってな感じで。
懐かしい。ふと思い出してしまった。
ヒロと連絡を何回か取り、ご飯を食べに行きました。
ヒロ:『実は前から△△さんがいいなぁ.....って思っていて。よかったら付き合って下さい。』
遥:頭の中.....(えっ?告白?どうしょう.....でも今はフリーだし、まっ、いっか。)
遥:『はい。いいですよ。』
そんな感じで一年くらい付き合ったがヒロの事は好きにならないまま別れる。
ヒロと付き合いだして数ヵ月。
私は看護学校一年生を迎える。(准看なので学校は2年制です。)
制服、勉強、年代は違うが(同級生は19~38歳までいました) 楽しい学生生活。
定時制の学校だったので朝から学校あるときは夜は病院勤務
昼から学校あるときは朝から病院勤務してました。
この時は仕事をするか勉強をするかの2つしかありませんでした。
勉強と仕事の両立はかなり大変でした。
中退者も多々いました。
私もくじけそうになったけど周りに支えられて辛い実習生活+テスト+仕事.....
乗り越えて行きました。
友達の支えってありがたい♪
私はいつも30代のおじ様と行動していました。
テスト前に一緒に勉強したり隠れてタバコ吸いに行ったり、修学旅行は公園でお酒を飲んでいた楽しい思い出もありました。
ヒロと別れてから同級生で12歳年上、32歳のおじ様から好き好きアプローチされるがいつも冗談で笑って交わしていました。
この時、気になっていたのが1つ年下のトモ
トモ:『遥ちゃん、今度買い物行こうよ』
遥:『いいよー行こう♪』
トモとは休みの日には買い物、カラオケ、遊園地行ったり、お互いの家に泊まりあいしたり。
トモは全く私に手を出してこない。それも心地よくてただの友達として遊んでいましたがトモといると楽しくて......
透のこと忘れている.....
いつしか、トモに恋心を抱くことになる。
トモと付き合って数ヵ月経つが全く手をだしてこない。
始めは大切にしてくれているのかな?
そんなことを考えていましたが次第に私に女の魅力がないのかな.....
そんな事を考えていました。
そんな事を考えるのも辛く結局、私から別れてといいました。
別れても以前と変わらない友達生活。
トモは彼氏より友達だな。
トモは結局、仕事と勉強の両立が出来なくなり学校は中退しました。
学校辞めてもトモとはずっと友達でした。
トモといると楽しい♪異性じゃなくて同性みたいに楽しい♪
私の予感は当たりました......
ある日、C県の花火大会にトモと出掛けた。
二人でキレイ~!すごい!ってはしゃぎながら花火を満喫(^.^)
そんな時
トモ:『遥ちゃん、実は僕、好きな人ができたんだ。』
遥:『マジで~?よかったじゃなーい♪ねぇねぇどんな人?かわいいの?今度紹介してよ♪』
トモ:『年上.....遥ちゃん驚かないでな。』
遥:『うん。多少の事なら驚かないよ♪』
トモ:『好きな人は男の人なんだ』
まじですかぁーーーー!!!!!!(゜ロ゜;
トモの最大の告白に衝撃を受けたのは言うまでもない。
だから私に手を出してこなかったんだ。
納得。そして安心する(´Д`)
この頃、携帯で出会い系サイトが流行りだす。
トモは彼氏とそこで出会ったみたい。
同じく私も出会い系サイトに手を出してしまう....
まなぶ.....
今の旦那と出会うきっかけ。
携帯の伝言板にメッセージを載せる。
マコ(偽名)っていいます。異性の友達募集(^-^)v仲良くしてください。
↑こんな内容を書いたと思う。
書いたとたんにバンバン返ってくるメッセージ。ビックリ。
あまりの数に伝言板を掲載しないに設定。
伝言板を見てみる。沢山あるなぁ....
『同じく異性の友達募集!楽しく飲みましょう。』
何気ないメッセージ
何回かメッセージを交換し、まなぶと会う事になる。
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