注目の話題
店員が水分補給してたら怒りますか?
20代のお姉さん
これって脈ナシですかね…?

復讐続行中……

レス244 HIT数 111729 あ+ あ-

梨花( ♀ ATnNxe )
10/10/24 18:49(更新日時)

怖い女かもしれない。

しかし私は、6年前の11月半ばのあの雨の夜…
誓った。

あいつとあの女に復讐するまでは、絶対死ねない。

運ばれる救急車の中で、朦朧とする意識の中で誓った。

どんな事をしても、何年かけてもあいつとあの女を奈落の底に落としてやる。

下準備に2年かけた。
復讐のために婚約者とも別れた。

そしていまだ続行中…

最後に後悔するか、胸がスッキリするかわかるのは近い将来。

No.1440008 10/10/11 01:17(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 10/10/11 01:32
梨花 ( ♀ ATnNxe )

閲覧される皆様へ

私にとっては人生を変えるような理不尽なめにあわされた為に、法に頼らず自分の手で、相手に心の底から詫びさせたいと思ってやってきた事です。

多少エグい事も、人間としてどうなの?と思われるような事もやってきています。

生真面目に生きてきてる方、まだ純粋な心をお持ちの方、正義感の強い方、そして説教好きな方はお読みにならないほうがいいかもしれません。

No.2 10/10/11 02:00
たも ( ♀ XLgr )

興味あります✨
ぜひ読ませてください📖

No.3 10/10/11 02:04
ベテラン主人 ( D7P71 )

プリズンブレイクのアレックスが復讐するシーンは素直に共感した。

No.4 10/10/11 02:10
梨花 ( ♀ ATnNxe )

私が救急車で運ばれたのは、肌寒い11月半ばの夜 中。

今でもハッキリと覚えている。

…あいつの表情、言葉
…あの女のうすら笑いを含んだような電話の声。

昨日のことのように、ひとつひとつ記憶にある。

No.5 10/10/11 02:32
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あの日から3ヶ月、私は入院を余儀なくされた。

最初の3日間は意識不明の状態。

私には愛する一人息子がいた。

私と息子と長いこと二人暮らし、支え励ましあって生きてきた。

息子の笑顔がみたいために、私は人の2倍も3倍も頑張ってきた。

その息子が、ただ一人の身内というので医者に呼ばれた。

「お母さんは今とっても頑張って闘っているよ、先生も看護婦さんも力いっぱいお母さんを応援して、できる限りのことはする。でもお母さんが、もうムリって思ったら、ゆっくり休ませてあげたいと思う。君は先生の言ってることわかるかな?」

「はい。
先生よろしくお願いします。母がもうムリって言わないように、絶対言わないようにお願いします。」

息子と駆け付けた婚約者は一睡もせず、見守り付き添ってくれていた。

No.6 10/10/11 02:37
旅人 ( 40代 ♂ Le5x1 )

あの~何があったかくらいは載せてほしいな~

No.7 10/10/11 02:49
梨花 ( ♀ ATnNxe )

すみませんが順を追って、読まれる方に説明をしていこうという気持ちで書いてるわけではありません珵
なので日記という形式をとらせてもらいました。

この病院でのことがあって、私は婚約者とも別れを告げ、残りの人生かけても復讐しようと思いました。

雨の夜の事は、おいおいわかってくると思います。
とても1日2日では書ききれません。

No.8 10/10/11 03:02
旅人 ( 40代 ♂ Le5x1 )

再び…。そうですか…日記代わりか…この掲示板ってそういうのあり??ま…いっか…悲しく虚しい事にならんでね、主さん。

怨みは悲しみしか生まれないから。
スカッと爽快…とはいかないよ…
そんなクズどもの為に一生を無駄にするより子供さん達と『これから』に期待を抱いて生きて下さい。

No.9 10/10/11 03:19
梨花 ( ♀ ATnNxe )

>> 8 ありがとう。
現在8割方、計画は終了しています。

最後はどんな気持ちになるか、私にもわかりませんが、目的は息子と私が、普通の生活をより良く、より楽しく暮らせ、相手方に私達を逆恨みする事なく、罪の意識、謝罪の気持ちを持ち続けさせる事に、重点を置いています。

長い年月かけて考え抜いたことです。

短絡的な思考や行動はいっさいしません。

No.10 10/10/11 03:33
梨花 ( ♀ ATnNxe )

意識不明の間のことで、私の記憶にあるのは…

夢だか現だかわからない。

今、何時だろう。

夕飯の用意しなくちゃ、息子にご飯食べさせなくちゃ。

ここどこだろう、すごく…眠い。

ダメダメご飯作らなくちゃ。

お母さ~ん

息子の声が聞こえたような気がした。

あとになれば、これが生死の境をさ迷ってたってことだとわかる。

息子に夕飯を食べさせる、息子の存在があったから、私は生きていた。

No.11 10/10/11 10:05
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「覚悟をして」

と医者に言われた息子

まだ中学生の息子に、天涯孤独になる覚悟など、どうやってしろと言うのだろう。

今でも
その時の息子の気持ちを考えると、胸が潰れそうな思いがする。

愛する一人息子に、こんな思いをさせたあいつらが憎い。

…憎しみ
…怨み
とてもそんな言葉ではいい表せない。

息子がいったい何をしたというの!
私があんた達に何をしたというの!!

No.12 10/10/11 14:34
梨花 ( ♀ ATnNxe )

…7年前 私はあいつと大阪→名古屋と離れてメールする間柄だった。
1日に1度か、2~3日に1度、長い時は1ヶ月あいた事もあった。

私にとっては、気晴らし暇つぶしの相手だった。

元気~?
今日からね、バイト兼観光で京都に行くの。

えっ俉
京都俉 俺、実家京都だよ煜
そっかぁ、京都かぁ煜
いいなぁ煜

同じ関西というので、あいつとの親近感は増した。

No.13 10/10/11 16:07
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつとのメールしていたは、私の当時の婚約者への反発のようなものだったかもしれない。

A型で何事にも几帳面な彼。

彼は私を必要以上に、大切に扱った。
腫れ物にでも触るように…

食事は毎食バランスよく彼が作る(彼はイタリアンのシェフ、私はとても好き嫌いが多いうえに少食)、テレビを見る時は身体が冷えないように、買い物も美容院も送り迎えつき

彼がそうするのには理由があった。

当時、私は難病を患っていた。彼のお母さんと同じ病気。私は入院通院をし、普通に日常生活が送れるまでに回復した。彼のお母さんはその病気で亡くなった。

お母さんのようになって欲しくない。
その強い気持ちが、彼の言動に現れていた。

私の事をこんなに考えてくれて…と感謝しつつも、管理されてるようで、うっとぉしいって気持ちも沸き上がってくる。

No.14 10/10/11 16:28
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつと親近感が増した私は、メールの頻度も増えた。
たまに関西弁が交じり、結構息抜きになった。

大阪と名古屋、離れているし会うこともない。

彼の事も言わず、適当な歳とハンネ

後で知ったが、メールの中であいつは何一つ嘘はなかった。
あの女の事以外は…

No.15 10/10/11 18:26
梨花 ( ♀ ATnNxe )

電話番号も、顔も知らない、気晴らし息抜きの相手のあいつに、連絡をする出来事が起きた。

あいつと同時進行で、あいつと同じハンネの、自称司法書士事務所に勤めているという、ちょっと賢そうな男とも、たまにメールしていた。

こっちの男は、会いたいと言い出した。
うざいからやめようと言うと脅してきた。しつこかった。

「会えない理由があるのか?」
「もしかして嘘ついてる?」
「歳ごまかしてる?」
「一回会えば気がすむから」

「俺の仕事知ってるよね?仕事柄、各方面に知り合いがいる。
騙して金でも巻き上げるつもりだった?
悪いけど、電話も住所も調べてある。」

そんなことできる訳ないと思って、強気でいた。

アドレスを拒否した。

その直後に知らない携帯番号から、立て続けに電話が入った。何度も何度もかかってくる。

ヤバい奴だったんだ、、

彼に言えず、あいつにメールした。

すぐ返事がきた。

メールじゃわかんないから、電話して

と携帯番号が書かれていた。

No.16 10/10/11 19:52
梨花 ( ♀ ATnNxe )

私はあいつに非通知で電話をかけた。

「あのね、メールしてた奴が電話も住所も調べた。
会えって脅してくるの。
アド拒否ったんだけど、知らない番号から、ずっと電話がくるの」

私は声優になったら?と言われるくらい、声が可愛いと言われる。
というか、結構いろんな声が出せる。

あいつには歳を若く言っていたから、それなりの声で…

案の定あいつは
「可愛い声だね。
大丈夫だよ。そんなに心配しないで。
その電番教えて」

私は何度もかかる電話番号をあいつにメールした。

あいつがその電話番号にかけて、何を言ったか私は知らないが、しつこい電話はピタッと止まった。

No.17 10/10/12 02:58
梨花 ( ♀ ATnNxe )

どんな男なんだろう…

初めて聞いたあいつの声は若かった。

「ありがとう。
もう電話かかってこない。ほんま助かった。ありがとう」

「いいよ~
サイトにはどんな奴がいるかわかんないから、気をつけないとダメだよ。
俺は大丈夫だよ。
また何かあったら言いや」

…ふんっ!!
俺は大丈夫?!!
お前が1番、大丈夫じゃなかったよ!


あいつとメールしなければ…
あの時、あいつに電話しなければ…

悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない。

No.18 10/10/12 07:09
梨花 ( ♀ ATnNxe )

その事があってから、急にあいつからのメールが増えた。

彼のほうは相変わらず、世話をやきすぎるし、ウザったい。

「病院に行く時は必ずタクシー使うんだよ」

定期的に診察に行く他、ちょっとでも変わったことがあれば、すぐ病院に行くようにとお金もいつも多めに渡してくれる。

しかし車の鍵は取り上げられていた。
一人でどこに行くかわからないから…

私は小さめの外車を持っていた。それも後日、あいつとあの女への、復讐の為に手放すことになる。

No.19 10/10/12 07:27
梨花 ( ♀ ATnNxe )

彼の私への心配は尋常じゃなかった。

こんなに心配してくれるうえに、何もかも面倒をみてくれる彼に、罰当たりなことに、私は息苦しさを感じていた。

後々、彼にはもっともっとお世話になるのに…

あいつとのメールは続いていた。
悪い奴ではなさそうだけど、自分大好き人間のようだった。

メールのことは彼にも話した。
隠れてこそこそするのは、イヤだったから…

「いいよ。梨花がメル友がいたり、友達、知り合いが増えることは嬉しいよ。」

と大人な返事だった。

私だったら、こうは言えない。彼女の私がいるのに女のメル友?ありえない!と怒っただろう。

No.20 10/10/12 07:39
梨花 ( ♀ ATnNxe )

ある日、病院に定期的にいってない事がバレて、通院も彼が付き添うことになった。

「ちゃんと行くから、ついて来なくていいよ」

「でも梨花、病院にはちゃんと行くっていう約束破ったよね。
先生に会って、診察のあと話しも聞きたいし」

「なんでよ。
身内でもないのに聞けないでしょ」

いい加減ウザいと思った。
毎日何もしないで、家にいるストレスも溜まっていた。

No.21 10/10/12 07:55
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「病院には必ず行くから、もう少しほっといてくんない!」

私は少し声を荒げた。

「もうウザいのよ!
1から10まで、あうだこうだ言われるのがイヤ!
ご飯だって好きなものを、好きな時に食べたい!」

彼は悲しそうな顔をした。

「ごめん。
心配なんだよ」

「何が心配?
こうやって元気になって退院したじゃない!
好きなもの食べて、外にでて適当に運動するほうが、身体によっぽどいいわ!
あれもダメ!これもダメ!アタシが歩くのは、この狭い家の中と駐車場までの短い距離だけ!
まるで篭の鳥じゃん!」

No.22 10/10/12 08:17
梨花 ( ♀ ATnNxe )

言い過ぎたと思った。

素直に言い過ぎてごめんなさい珵とも言えず、気まずい雰囲気の無言の時間が過ぎる。

彼は私の言葉に、ショックを受けているのだろう。

うまい言葉も見つからないまま、唐突に私は
「名古屋に行ってきていい?」と言った。
気晴らしがしたかった。

というより
一日でもいいから、彼から解放されたかった。

「名古屋?
あぁ、メル友くんの所ね。いいよ、名古屋を少し案内してもらったら、梨花も気晴らしになるかもしれないね。でも身体、大丈夫かなぁ?」

…えっ!いいの?

と私が思うくらい、すんなりOKしてくれた。

No.23 10/10/12 09:07
梨花 ( ♀ ATnNxe )

…この
名古屋行きが、私と息子の人生を大きく変えるなど、この時は考えもしなかった。

彼が、異性のメル友の所に行くのを許してくれたのも、
母親を助けることができなかった後悔と罪悪感、私だけはという強い義務感、愛情ももちろんあっただろうけど…

彼の中に、複雑な思いがあった事は、彼の表情から瞬時に読みとれた。

No.24 10/10/12 09:45
梨花 ( ♀ ATnNxe )

ちょっと中断して珵

世の中には、理不尽なことが山ほどある。
その最たるものが免罪事件。
とても比べものにはならないけれど

たとえどんな理不尽なことをされようと、復讐は褒められることではない。

失うものも、かえって犠牲になるものもある。

それでも許せないと思った私の気持ち

すべて終わった時に、自分がどんな気持ちになるか想像もつかない。

ただこの6年間、誰一人として、一言も言えなかったことを記してみようと思った。

6年の間に、私の性格も変わったのかもしれないし、気持ちも微妙に変わっていってるかもしれない。

No.25 10/10/12 15:30
疲れ気味 ( QJw1xe )

>> 24 主様
復讐とはよっぽど辛いおもいをしたのですか🙇
その勇気と…熱意…チョット羨ましい気もしないではないです🙇頑張れなんて言っていいのかなぁ😩
デモ…此処で見届けたい気もします🙇

No.26 10/10/12 16:25
梨花 ( ♀ ATnNxe )

>> 25 レスありがとうございます。

自分でも苦悩した末の決行です。

遠くから見守っていただけると嬉しいです。

No.27 10/10/12 21:25
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつに電話した。

「今から名古屋に遊びに行くよ。」

この前の電話の件以来、かなり私に傾いてきてる感じがしたから、強引に言ってみた。

「えっ? 今から?」

「うん、着くの夜になるかも。泊めてね」

「うん、泊まるのは全然構わないけど…
俺、仕事終わってバイト行ってるから、帰りだいぶ遅くなるよ。
なんでくるの?新幹線?」

名古屋へは、自分の車で行こうと思っていたが、彼が長い時間運転するのは、疲れるからダメだと言った。

今日、友達が滋賀に行くとメールしてきていたので、途中まで送ってもらい、その先は電車に乗ることにした。

No.28 10/10/12 22:10
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「滋賀までお友達に送ってもらう。あとは電車」

「滋賀から電車でくるの? バイト早くあがらせてもらって、滋賀まで迎えに行ってあげるよ。
ちょっと待ってもらうかもしれないけど」

女が泊まりにくるっていうから、ウキウキかぁ?

私は、声は若いし見た目も多少若く見られる、でもあいつにメールで言ってた歳と違うというのは、あいつにもわかるはず。

会ったら、正直に
「彼がウザいから、息抜きしにきた。
歳と彼のこと、嘘言ってごめんね」
と言うつもりだった。

もし、あいつが怒ったらホテルにでも泊まればいいと思っていた。

ワイワイはしゃぎながら、ナビなしの車で行ったので道がわからなくなり、結局私は三重県の松阪で、友達の車を降りた。
途中あいつにそのことを、メールで知らせていた。

No.29 10/10/12 23:03
梨花 ( ♀ ATnNxe )

松阪駅近くのファミレスであいつを待った。

松阪の地理がわからないらしく、あいつは何度も電話して道を聞いてきた。

あいつが着いたのは0:00過ぎ

私は1時間以上待っていた。

あいつが着いた。

「遅くなってごめんね。
道わかんなくて、俺ケイ 梨花?
はじめまして」

意外そうな顔もせず、あいつは挨拶した。

「こんなとこまで迎えにきてくれてありがとう。
はじめまして」

あれっ?
イメージと違うはずなのに…

「さっ、帰ろうか、俺んち散らかってるよ。いい?」

「う、うん
全然かまへんよ」

戸惑っていたのは私のほう、思ってたより若い。 歳は聞いてたけど、もっと若く見える。

…えぇ~こんなガキみたいなやつと…

ちょっと後悔した。

車もスポーツタイプの若い子向き

でも今から帰るわけにもいかず、あいつの車に乗り込んだ。

No.30 10/10/12 23:49
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「名古屋からけっこう遠かったよ。待ってると思って急いできたの。おなかすいてない?なんか食べて帰る?」

「梨花、免許ある?」

「ここから2時間半くらいかかるよ。
大丈夫?」

よくしゃべる男だ。

あいつの言葉をさえぎるように私は言った。

「ねぇ イメージと違うでしょ?
アタシ歳ウソついてたし、彼氏いるの。
それに病み上がりなの。ごめんなさい。」

No.31 10/10/13 00:42
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「えっ!病み上がり?
大丈夫なん?
しんどい?」

「ちょっと疲れたけど大丈夫。」

「彼氏いるのに、俺んとこ来て大丈夫なん?」

「大丈夫だよ。ちゃんとメル友のとこ行くって断ってきたから」

「そっか。
じゃあ、いいね」

アホなのか、天然なのか、人がいいのかわからなかった。

メールでやりとりしていたし、同じ関西人、30分もするとうちとけて、昔からの友達みたいに喋った。

こんなに解放された気分になったのは久しぶりだった。

No.32 10/10/13 01:09
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつのマンションに着いた。

冷蔵庫に何もないというので、途中コンビニに寄りビールやおつまみ、ポテチなどを買い込んできた。

あいつのマンションは2DK

ひとめで彼女がいるな。
と思わせる部屋だった。
部屋に並んだたくさんのぬいぐるみ、いい香りのする芳香剤、プーさんのラグマットにピンクの灰皿

…私よりあいつのほうが、困るんじゃないの?…
と思った。

しかし、あいつはなんら気にかけてなさそうに…

「ここがトイレ、ここがお風呂、一応洗ってるけど、イヤだったらシャワーだけにしたらいいよ。でもシャワーだけじゃ寒いかな?」
「俺明日は朝から仕事だけど、明日は帰らないでしょ?
日曜日になったら遊びに行こう」

No.33 10/10/13 01:32
梨花 ( ♀ ATnNxe )

メールでは、彼女いないって聞いていた。

「ねぇ、彼女いるんじゃないの?
アタシここに泊まって大丈夫なん?
あれだったら、今からでもホテルに電話してみるけど」

「あぁ、部屋でしょ。よく言われるよ。
女の子の部屋みたいって 俺ねUFOキャッチャーが好きなの昔から、これ全部ゲーセンで取ったんだよ。
彼女はいたけど、半年以上会ってない、距離おこうって言われてそれっきり、フラれたって事さ。」

No.34 10/10/13 07:33
梨花 ( ♀ ATnNxe )

…ほんとかなぁ?
まぁいっか彼女いたら、知らない土地に来て不案内だったって、すぐ帰ろう。
ただのメル友って言っても信用しないかなぁ…

いろいろ考えたけど、
とりあえず今日は遅いし、明日はホテルに泊まろう。

私があいつの所に行ったのは金曜日

あいつは、仲のいい友達がきてくれたみたいに歓迎してくれた。
日曜日までいて、名古屋で遊んで帰ろう。

あいつはよく喋った。
今まで、友達いなかったの?
と思うくらいに

No.35 10/10/13 07:43
梨花 ( ♀ ATnNxe )

子供の頃の事

学生時代モテた事

お姉さんと妹がいる事

仕事の事

バイトの事

いつのまにか疲れて二人とも寝てしまっていた。

翌朝、肩をチョンチョンとされて

「俺、仕事行ってくるよ。
もしもの時に1番近い救急病院書いてるから

昨日疲れたでしょ。
ゆっくり寝ててね。
できるだけ早く帰るけど、まだわかんない。

メールするよ。
お金は持ってる?」

No.36 10/10/13 07:54
梨花 ( ♀ ATnNxe )

「うん、大丈夫!
いってらっしゃい」

「そこにDVDとか入ってるし、パンとか牛乳買っておいたから食べて、じゃいってくるね」

渡されたメモには、救急病院とタクシーの電話番号 TSUTAYAとコンビニの地図が書いてあった。

No.37 10/10/13 08:12
梨花 ( ♀ ATnNxe )

私が年齢や彼のことで、嘘をついていたにも関わらず、あいつは親切だった。

アホなのか、天然なのか、人がいいのかわからないと再び思った。

あいつが仕事から帰ってきたのは10時すぎ
あいだ何度かメールがあった。

私が、今日はホテルとるとメールすると

え~っ!
今日土曜日だから、時間遅くなるけどいい所に連れていってあげようと思ったんだよ。
家で待っててよ。

と返事がきた。

それで10時過ぎまで、あいつの家で待っていた。

一応あいつには言わずに、ホテルはとっていた。

No.38 10/10/13 08:34
ライム ( 20代 ♀ NYdyxe )

ここまで読ませていただいて率直な感想を…
"あいつ"、めちゃめちゃイイ人😢
天然でさすがにここまでできないですよ💧

しかし、主さんの書きたい肝心な場面はこれからなのだろうなと思いながら読んでいます🍀

そして主さんも若かったんですよね…
いい彼氏がいるのに男のメル友が2人、会いに出向き、仕事帰りのメル友に迎えに来させといて1時間待たされたと不満気💧
自分のイメージに触れられないからと自分から切り出すあたりなんか可愛らしいですが、その後初対面の男の部屋で寝泊まり…😅

若さ故の言動、行動ですね😁

どんなことをされたのかこれから解明されるのでしょうが今のところまだまだ主さんに共感できる事はないですね😅
むしろ、"ちょっと痛い目に遭わなきゃなんじゃない?😜"とも思うくらいです(笑)

さーどうなるんだろう💡
楽しみです✨

  • << 40 読んでくれてありがとうございます。 ですよね、この後すごくすごーく痛いめにあってます(>_<) 私、若くないんです。 料理人の彼は7つ年下、あいつはもっと年下です。 別れた元旦那も年下でした。 たぶん声と外見と頭の中味瀨で、年下としかあわないんでしょうね。 性格はよくも悪くも、自由が好きです。 育った環境からだと思いますが… 長い日記になると思いますが、よければお付き合い下さい。

No.39 10/10/13 08:35
梨花 ( ♀ ATnNxe )

彼からは再三
「身体大丈夫?
お薬は飲んでる?
もしなんかあったら、〇〇〇〇ホテルの〇〇〇のとこに電話して後輩だから」とメールがあった。

彼は料理人なので、いろんなホテルや飲食店のシェフに知り合いがいた。

「うん、わかった。
日曜日に帰るつもりだけどいい?」

「いいよ、身体ムリしないで。
どこに泊まるの?」

私は予約したホテルの名前を言った。

彼は私を詮索したり、疑ったりしない。

信じることが1番の愛情と思っている人だった。

No.40 10/10/13 08:50
梨花 ( ♀ ATnNxe )

>> 38 ここまで読ませていただいて率直な感想を… "あいつ"、めちゃめちゃイイ人😢 天然でさすがにここまでできないですよ💧 しかし、主さんの書きた… 読んでくれてありがとうございます。

ですよね、この後すごくすごーく痛いめにあってます(>_<)

私、若くないんです。

料理人の彼は7つ年下、あいつはもっと年下です。

別れた元旦那も年下でした。

たぶん声と外見と頭の中味瀨で、年下としかあわないんでしょうね。

性格はよくも悪くも、自由が好きです。
育った環境からだと思いますが…

長い日記になると思いますが、よければお付き合い下さい。

No.41 10/10/13 10:09
梨花 ( ♀ ATnNxe )

彼が私に、一生懸命してくれるのも理由がある。

彼のお母さんと私は同じ病気、そして不幸なことに彼のお姉さんも同じ病気だった。

彼のお姉さんは全身性エリテマト-デスといって重症だった。

分類としては、私の病気と同じだが、その中にもたくさんの種類の病名があり、私は比較的軽く、彼のお姉さんは重症のほうだった。

私は入院も短く、通院で回復していったが、彼の家族は、彼と妹、あと入院しているお母さんとお姉さん

彼も妹も仕事しなければいけない。
まして彼は、仕事柄帰りも遅く、土日祝日休みなし

妹と二人で、重症の二人を看れなかった。

付き添いさんを雇うにもお金が大変だった。

私は入院して、一ヶ月もしないうちに元気に動き回れるようになった。

隣の部屋だった彼のお姉さんと仲良くなり、お姉さんの世話をした。

私が退院してからも彼のお姉さんに付き添った。
シモの世話も平気だった。

私が介護に慣れていたのは、父が長いこと入院していたのと、息子も重度の喘息で、家にいるより病院にいるほうが多かったから

彼はお姉さんのことで、とても感謝してくれていた。

No.42 10/10/13 10:18
梨花 ( ♀ ATnNxe )

そのお姉さんも、残念なことに亡くなった。

遺伝性なのかはわからないがわからないが、私の身内には私以外にいない。

そういうのがあって、彼は必要以上に私を心配する。

No.43 10/10/13 10:28
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつは仕事から帰ると、すぐシャワーを浴び
「ごめんね~
今からバイト行ってくる、パチンコ屋の清掃だから、1時間半いや1時間40分だけ待ってて珵
急いで帰ってくる。
帰ったらいいとこ連れてってあげる。」

といって原チャで出ていった。

また留守番…

でも部屋は男臭くないし、いちいちウルサイ彼もいないから気楽だった。

No.46 10/10/13 20:49
梨花 ( ♀ ATnNxe )

あいつはきっちり1時間40分たつと、メールをしてきた。

「今から帰るから、出かける準備しといてね。」

着替えもたいして持ってきてないから、来た時の服

あいつが帰ってから車で出かけた。

「どこ行くの?」

「映画に行って、今日は土曜だからレイトショーやってるの
それから、素敵なお店に連れてってあげる。
なんか食べた?
おなかすいてない?」

「晩ご飯食べてないけど、あんまりおなかすいてない」

「そっか、じゃ映画館でホットドックかポップコーン食べよか」

あいつは楽しそうだった。

これって普通のデートやん、と思いながらも私も夜遊びするのは久しぶりで嬉しかった。

No.47 10/10/13 21:06
梨花 ( ♀ ATnNxe )

それに彼みたいに、あれも食べなさい、これも食べなさい。牛乳もひとくちでいいから飲んで、野菜残したらダメだよ。

と子供みたいに言われないのが、気楽で1番嬉しかった。

ホットドックを食べて
「ワイルドスピード2」だったと思う…を観て、カクテルが何十種類もおいてある、照明が素敵な雰囲気のお店にいった。

長い時間遊んで、車の中で酔いをさますために仮眠して帰ってきた。

No.48 10/10/13 21:26
梨花 ( ♀ ATnNxe )

次の日曜日は、朝から起こされて朝マックにいき、ゲーセンに行き、
かっぱ寿司に行き
東急ハンズに行き

出歩き慣れてない私は疲れて、口数が減っていた。

ハンズで
「お土産だよ」
と、魔女の宅急便の黒猫キキ?のカゴに入った可愛いのを買ってくれた。

No.49 10/10/13 21:37
梨花 ( ♀ ATnNxe )

東急ハンズは、駅の所にあるのでバスで行った。
帰りはタクシーで帰りたかったけど、あまりお金を使わせるのもと思い、バス停に歩いた。

バスの時間には少し間がある。

「ちょっとあっちでタバコ吸ってくるよ。
すぐ来るから待ってて」

駅付近は路上禁煙地区なので、あいつは走ってビルの向こう側に行った。

…疲れたけど楽しかったな、大阪に帰ったら美味しいものでも送ってあげよう…

などと考えていたら、バス停に並んだ人の数が増えてる。

携帯を見たら、もうすぐバスの時間だ。

あいつは帰ってこない。

タバコ吸いにいってから、ゆうに10分はたってる。

No.50 10/10/13 21:45
梨花 ( ♀ ATnNxe )

えっ?!
置いてかれた??

そうは思えなかったけど、ただのメル友だもんな 初めて会ったんだもんな…

あいつが戻って来なかったら、ちょうど駅だしこのまま大阪に帰ろう。

そう思ってるとバスが来た。
私は並んでる人の列から離れた。

そこへあいつが走ってきた。
携帯を耳にあてたまま、私に乗れというしぐさをした。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

日記掲示板のスレ一覧

携帯日記を書いてみんなに公開しよう📓 ブログよりも簡単に今すぐ匿名の日記がかけます。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧