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みっちゃん雑記⑦

No.275　19/08/01 00:51
みっちゃん ( 50代 ♀ wyoiye ) あ+あ-

10歳くらい(？)の翔太に万引きを手伝わせてきた治(リリーフランキー)が、
「子どもに万引きさせて、罪悪感はないの？」と責められたとき
「俺はこれしか教えられることがないから」と言ったのも印象的だった。

その万引きを手伝わせていた子どもに、自分と同じ翔太という名前をつけて、自分を「父ちゃん」と言っていたのは、きっと教育も親の愛情も受けてこなかったんだと思った。
本当は、いろんなことを教えて、自分が父親にしてほしかったことを、
自分の代わりに体験させてあげたかったんじゃないかな。
だから自分の名前をつけたのかな？と思った。
(違うかもしれないけど)
親の愛情を受けて育ってないと、子どもへの愛情の注ぎ方が分からない人が多いし。

けど結局、治は一度も「お父さん」と呼んでもらえないまま、翔太の信頼を失うこととなる。
万引きで捕まった翔太を置いて逃げようとしたからだ。
それでも翔太は、本当に治が自分を裏切ったのか確かめようとする。きっと、そうじゃないと言ってほしかったんだろう。
でも治はバカ正直に「置いて逃げようとした。ごめん」と翔太に謝る。

万引きで捕まった後、翔太は施設で生活することになっていた。
施設に帰るためにバスに乗り込む翔太。
治はバスが動き出しても、犬のようにいつまでもバスを追って走っていたが、
見捨てられたと知った翔太は、振り返ることもしなかった。

なんか、それぞれの心情を思うと泣けた。

とにかく翔太が捕まった後の展開は泣いてばかりだった。