注目の話題
声を掛けられなくなった
美容院での会話が苦手
【愚痴】スーパーで起きた理不尽な出来事【聞いて欲しい】

日本を巡る気になるニュース4⃣4⃣

No.146 17/01/19 17:01
匿名
あ+あ-

≫145

内容

‘染井吉野’および関連するサクラの学名について、記載論文およびタイプ標本(学名の基準となる標本)をもとに分類を検討しました。
これまでタイプ標本が指定されていない学名には、新たにレクトタイプ(選定基準資料)やネオタイプ(新基準資料)を指定しました。
次にタイプ標本、あるいはタイプ標本が採取された原木からクローン増殖された個体を用いて形態観察および核DNAの分析をおこない、その親種について検討しました。
この結果、分析対象としたサクラは、いずれもエドヒガンと4種のサクラ(ヤマザクラ・カスミザクラ・オオヤマザクラ・オオシマザクラ)との種間雑種と認識されました。
これらの種間雑種には、それぞれC. × sacra(モチヅキザクラ)、C. × kashioensis(カシオザクラ)、C. × nudiflora(エイシュウザクラ)、C. × yedoensis という学名を適用するべきことが明らかになりました。

韓国済州島のエイシュウザクラは、これまでC. yedoensis の変種として扱われ、‘染井吉野’の起源とする説が唱えられてきました。
しかしエイシュウザクラは、エドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種のC. × nudiflora であり、‘染井吉野’が含まれるエドヒガンとオオシマザクラの種間雑種とは親種の組み合わせが異なることを明らかにしました。

今後の展開

生物について、正しく認識し、他者にも正確に伝えるためには、同じ生物に同じ名前を用いるべきであり、国際的に通用する学名をまとめた分類体系が必要です。しかし、これまでサクラの種間雑種は、形態から的確に分類することが難しく、さまざまな主張がありました。
本論文で4 つの種間雑種の学名とその親種の組み合わせが明確に示され、混乱していた分類体系が整理されました。
さらにこの分類体系が国際的に認められたことで、サクラの分類について正しい理解が進むことが期待されます。

2017年1月18日
国立研究開発法人森林総合研究所
www.ffpri.affrc.go.jp

146レス目(492レス中)
このスレに返信する

つぶやき掲示板のスレ一覧

日常のつぶやきはこちらで。日々の中で感じた事をポツリとつぶやいてみませんか❓

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧