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日本を巡る気になるニュース2⃣9⃣

No.451 13/12/12 08:20
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 「みな仁厚な人たちばかりだ」と中国にいた日本人についての印象にも触れている。
日中韓の関係については「弟(日本)の一族がみな悪いのではなく、その家の伊藤というものが悪い」とも語った。

 韓国を日本の保護国としたことについては、「日本の天皇の趣旨ではないと思いました。それで伊藤は天皇を欺き、韓国人をも欺いたので、韓国の独立を期するには、伊藤を亡き者にしなければならぬと思った」と説明。
「私は日本4千万、韓国2千万同胞のため、かつ天皇陛下と韓国皇帝陛下に忠義を尽くさんがために今回の挙に出た」とも述べている。

 つまり、安重根の世界観では、日本が韓国を併合しようとたくらんでいるのは、日本人や天皇陛下が悪いわけではなく、伊藤博文という“奸臣”が陛下の目を曇らせている。この奸臣一人を取り除けば、日本は「正しい道」に立ち戻るだろう−と考えたのだ。

 安重根は「東洋平和論」で、1894〜95年の日清戦争での清の敗北について「清国人は自ら中華の大国と称し、外邦を夷狄(いてき)と呼び、おごり高ぶること甚だしく、上下が和することがなかったので、このような恥辱に遭った」と中華思想からの脱却の必要性に触れていた。

 ただ、安重根が抱いた、王や皇帝に誤りはなく、悪い臣下がいるから政道を誤るという見方は、儒教の強い影響から王朝時代の中国や朝鮮でみられた典型的な考えだ。
中華思想の脱却を唱えながら、安重根もまた、同時代の清韓の官僚同様、王朝時代の思想に拘泥していたといえる。

韓国人は「日本の勝利喜んだ」

 安重根が描いていた当時の世界観は「東洋平和論」の序文にさらに鮮明に表れている。

 1904〜05年の日露戦争について「欧州の列国は全て道徳心を忘れ、中でもロシアは甚だしく、暴行残害は西欧と東亜の至る所に及び、悪に満ち罪にあふれ、神人ともに怒るに至った。そのため、天は機会を与えて東海の小さな島に過ぎない日本に強大なロシアを打倒させた」と記している。

 当時の韓国人や中国人の反応について「日本軍を歓迎し、運輸、道路建設、偵察、探索などに労苦をいとわず力を尽くした」とし、日本の勝利に「自分たちが勝ったように喜んだ」とも描いている。

 結論として「現在、西洋の勢力が東洋にやってくる禍患に対しては、東洋の人種は一致団結して極力防御するのとが最上の策であることは一尺の童子であっても、はっきりと知っている」と主張する。

 その上で「なぜ日本はこの順然の勢いをかえりみることなく、同種の隣邦を分割し、友誼を断絶して自ら鷸蚌(ぼういつ)の争いを現出して漁人を待つようなことをしでかすのだろうか。韓清両国民の望んでいるのは、日本の現在の政略を大いに断絶することだ」と訴えた。

続きます

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