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👑フリードリヒ3世の吸血NACHTBUCH(夜記)♦🌃

No.24 13/08/22 18:34
F.vハプスブルク=ホーエンツォレルン ( ♂ zNfWxe )
あ+あ-

≫23

それは次の事だ♦

ある日、私は図書室で調べものをしていたが…

この城では昼間、私以外に徘徊している者は稀で、時折、薄暗い廊下や中庭のジメジメした日の当たらない一角に、黒装束の者達は見かけるだけだったが、まあ城の主である大公からして、得体の知れない、不可解な人物だったから、夜型の生活なんだろう程度に思っていたわけだ。

そんな事より、私の不思議な発見は、図書室でラテン語の古い文書を探していた時、偶然はるかな昔、13世紀に書かれたらしい、私の偉大な先祖ルードルフ1世(ハプスブルク家初代のドイツ皇帝)と、ハンガリー国王ラースロー4世が交わした同盟書の件だ♦

こんな文書がまだ残っていた事自体、驚きだったが、それよりも連署のラースロー王の筆跡が、この城の主の大公の時折見る筆跡とひどく似ていると感じたのだ❗

不可解に思った私は、この文書を密かに部屋に持ち帰り、数日後、大公を訪ねて彼の部屋に入った隙に、机に積み上げられた書類の中から以前チラと見た大公の手記の切れ端をポケットにねじ込んだ。


そして自分の部屋に戻り、2つの文書の筆跡を丹念に比べたところ、矢張り同一人物が書いたと結論せざるを得なくなった🌀

色々理由を考え巡らせども、論理的な結論は全く思い浮かばず…

私も時代の子。
義父によって一応一通りのキリスト教(カトリック)の信仰心は持たされていたが、反面、真の父フリードリヒ2世が信奉していた<啓蒙思想>に深く傾倒していたのだ❗

そんな私が、聖書にある悪魔だの、人祖アダムらの数百年の生命だのを信じて、そんな説明で納得できる筈も無かった。


行き詰まった私は、ある日、意を決して、矢張り大公本人にこの疑問をぶつける事にした❗



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