👻GHOST LIFE👻

👻94👻
　捕まえる気はないと言っておきながら、マリアはミツキに“状況次第では狩る”と言う。状況次第とは？
「どゆ事？協力する事が成仏に繋がるなら、別にそれ以外の事しなきゃ捕まえないって事だろ？」要は変な事しないで、普通に楓に協力して、成仏させて、グッタリ疲れて幸人にグチ言って一日終わると。そういう事ではないのか？
「違います。」微笑んだまま否定された。
「まったく理解してない。こいつはバカだ！狩っていいな？」明らかに俺にイラつくミツキ。理解も何も説明がない！
「いけません。まだ説明が終わっていませんから。ミツキ、一旦引き落ち着いたら合流して下さい。」マリアが諭すように優しく言う。
「…時間の無駄だな。バカの相手はバカがすればいい。」ミツキは不機嫌そうに呟くと音もなく消えた。
「…何だっつの！クビにしろよ。あんなトンガリボーイ。」一言一言がムカツク。顔は見えなかったが…恐らく年下だ。
「働き者のイイ連れですよ。お気になさらずに。」その心の広さには感心する。
「で？」状況次第ってのが気になる。
「協力…しなければ元には戻れませんが、協力の内容…それが人を死に至らす要因になり得た場合は…。」狩るのか。

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👻95👻
　そんな事言われたら楓の復讐がどの程度か…ものすごく気になるじゃないか！
「ケガもナシ？」ないだろう。
「ナシです。」やっぱりない。
「人の死は運命か宿命、そのどちらかです。運命は自分で選択し、宿命は定められた死…それ以外があってはなりません。幽霊が人を救う事は稀にありますが、危害を加える事は容易で、それは許されない行為です。死に関与する事ないよう、私達がいますから。」そうだろう。“漂う者”はいつか自分自身を無くし“無の者”へと変わる。放っておけば秩序は荒廃し、訳の解らない理由で死ぬ奴が出てくる。だから“狩る者”が存在する。
「そか…。」でも、それならば俺はどうしたらいいのか。協力しなければ“漂う者”のまま、協力すれば…復讐なのだから楓は悟に危害を加えるだろう。そうなったら同罪…俺も狩られてしまう！
「…難しいですか？戻る為に協力しながらも、危害を加える事ないよう説得されてはいかがですか？」マリアはそう言うが…俺の説得が楓に効くか？
「まず、“漂う者”になるという事は宿命死だという事を理解してもらうといいですよ。」宿命死…という事は、楓は死すべくして死んだ事になる。寿命…だったんだ。

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こんばんは😊💕

主さん 筆が休んでますが お忙しいのかな❓

酷い夏風邪も流行ってるんで 心配です😊💦

変わらず 抜けそうな位 首 長～～～くして 続きをお待ちしています🙇💕💕💕

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>> 153 ✨あ～あ～あ～💦匿名様ぁあ💓御心配をおかけしておりまする～😺🌟引っ越しが明後日に迫り、この片付かない部屋をいっそのこと燃やしてしまうかウヒヒな私でしたがッ❗おかげ様で正気を取り戻しました☺いや…その…サボってましてすみません💧あまりにも自分が思ってるより話が進まなくて…😢思案した結果ありえないくらいサクサク進める事にしました👍💕急展開いらっしゃいにつき御注意下さい(笑)いつも本当にありがとうございます💕元気出ます☺よーし❗書きますよ～🎵✨

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>> 154 せっかくだから お引越し終わるまで ちゃんと待ちますよ☝💕 慌てず じっくりいきましょう😊💕

燃やしたくなる…わかります😁💕当方、成人してから引越し６回😂💦その都度燃やしてしまえと思ってました😁💕

まずは 環境整備して ○月○日から また書く😤 って宣言してもらえると チェックが楽かも😊💕

まずはお引越し 頑張って下さいね🙇💕

• << 157 ✨荷物は投げ置き、執筆してみました(笑)そうですね～日にちとしては8月最初の週は片付けとかで停滞予定ですかね💔ただ引っ越しは軽く言い訳に近いので💦毎週末にチェックしてもらうといいかもしれないです💡だいたいが土日休みなので🎵ただお盆は…いやいや週末は書いてみせます❗平日はさすがに仕事とかでムリっぽいので、週末チェックでお願いします☺頑張るんでまた励ましたって下さいね💕ありがとうございました😺🌟✨

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👻96👻
　宿命死…それは与えられた寿命。楓は殺されたにしろ、そうじゃないにしろ10歳が寿命だった。
「じゃあ…理解してねぇって事？」
「いえ…恐らく認めようとせず、あなたを巻き込んだのでしょう。」そうか…わかっててやってんのか。悟も大迷惑だ。いや…実際に悟が楓の死に関わってはいるんだろうが。しっかし…どう調べたらいいものか。
「マリア？ちょ～っと聞いてみたりするんだが、さっきのミツキ…あいつは置いといて、マリアは協力してくれんの？一緒に説得してくれたり、カルテ探してくれたり。」桜や幸人くらい協力的ならば、マリアを巻き込んでカルテ探しでも何でもしてもらった方がいい。マリアが微笑む。その表情に期待してしまうが…
「それはできませんね。私達はあくまでも“狩る者”です。本来ならばミツキの様に行動する者が多くいます。ただ今回は…何も知らない様なので忠告したまでです。それ以上は“導く者”でもなければ…。」断られてしまった…。予期していたが、俺一人で楓を止めるのはキツイ。
「カルテ…」マリアが呟いた。
「？」
「5階の一番東にカルテが保管してあるんですが、そこからの眺めが良いんです。是非御覧になって下さい。」

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>> 155 せっかくだから お引越し終わるまで ちゃんと待ちますよ☝💕 慌てず じっくりいきましょう😊💕 燃やしたくなる…わかります😁💕当方、成人し… ✨荷物は投げ置き、執筆してみました(笑)そうですね～日にちとしては8月最初の週は片付けとかで停滞予定ですかね💔ただ引っ越しは軽く言い訳に近いので💦毎週末にチェックしてもらうといいかもしれないです💡だいたいが土日休みなので🎵ただお盆は…いやいや週末は書いてみせます❗平日はさすがに仕事とかでムリっぽいので、週末チェックでお願いします☺頑張るんでまた励ましたって下さいね💕ありがとうございました😺🌟✨

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👻97👻
　マリアはやはり、心優しい“狩る者”だ。さりげなく…もないが、場所を教えてくれた。何でこんなに協力的なのかは不明だが、とりあえず手掛かりになる！
「さんきゅー！マリア」微笑むマリアは、
「状況次第では狩らなければいけないという事をお忘れなく。…説得できる事を願っています。」俺の隣でそう言い、消えた。瞬間移動…マリアは“空間移動”と言っていた。俺も早くできる様になりたいが…とにかく今は楓のカルテを見つけて手掛かりを掴む事が先だ。
　―5階の一番東“関係者以外立ち入り禁止”の看板が立っている。構わず扉を抜け、侵入した。
「広ッ！え～と…」どこから見りゃいいんだ？適当にファイルを手に取ってみる。
「田中…棚木…タ行か！」じゃあ“徳永楓”はこの辺だろう。ファイルを3つ程手に取り、開いてみる。
「十勝…戸川…こっちか？おッ！徳井…徳田…徳永愛…徳野？あれ？？」…ない。“徳永楓”がない。
「抜けてる？」おかしい…徳永愛から徳野になる間に“徳永楓”のスペースがあるのに…カルテはない。明らかに誰かに抜き取られている。首をかしげていたら“カチッ”っと鍵が開く音がして誰か入ってきた。ファイルを戻す暇はない。

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👻98👻
　散乱したファイルは俺の指をすり抜ける。ダメだ…人が見ていると触れない。
「ん？なぜファイルが…。」そう呟きそこにいたのは、白衣を着た医師。
「誰だこのオッサン…。」ちょっと焦ったが、よく考えたら俺の姿は普通の人間には見えていない。医師はファイルを拾い開く。
「…やはりないか。徳永め…。」徳永…？って楓…いや悟か？
「ふん！証拠は全て消した…。カルテごときでどうするのだ徳永…。」医師は口元に不適な笑みを浮かべ呟いた。何だ？この意味ありげな感じ…。フッと胸元のネームプレートに目がいく。
「山崎？…って。玲奈の…！じゃあこのオッサン！！」玲奈の親父…山崎病院の院長！？ってか、このオッサンめちゃくちゃ怪しい…もしかして悟と共犯なんじゃ…。や、待てよ？それじゃあ今の“徳永め…”ってのは？仲間割れか？何にしろ楓の死に院長と悟が関わっている！…と思う。じゃなきゃ今の台詞の説明ができない。
「まぁ良い。徳永の姪には悪かったが、玲奈の為だ。」院長は、とても玲奈と血が繋がっているとは思えない程の悪どい笑みを浮かべながらファイルを元に戻した。再び扉に鍵をかけて出ていく。
「玲奈の為…？楓に何かしたのか？」

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👻99👻
　話が枝分かれしてきた。悟が楓に何かしたのは間違いないだろうが…院長も？てか黒幕は院長な気がしてきた。院長と悟が楓に？
「わかんねぇな…玲奈の為？」一人で考えてもしかたない。楓に伝えた方が良さそうだ。いや、その前にカルテを回収するのが先か。悟が直接持っている訳はないだろう。とすると…
　2階東奥更衣室。
「あった！“徳永悟”」悟のロッカーを見つけた。“ｶﾞﾁｯ”鍵はしっかりかかっている。っが、俺には関係ない。顔と手をロッカーに突っ込み探してみる。
「カルテ…どこだ？ん～？？」…ない。
自宅に持ち帰っているのだろう。
「ハァ…しゃーねぇ。楓に伝えるか。」楓なら悟の自宅も知っているだろう。一つ溜め息をつき、ロッカーから頭を抜こうとした瞬間“gugugug…♪”携帯のバイブ音が響いた。悟の携帯画面に“徳永樹”から着信あり。留守電になり小さくメッセージが聞こえる。
『悟、終わったら連絡してくれ。例の血液サンプルの結果が解った。やはり楓のカルテと病名が違った！とにかくすぐ連絡しろ。くれぐれも院長に見つからない様に気をつけろ。』そして電話は切れた。カルテ…？血液サンプル？“徳永樹”…楓の、親父か！

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👻100👻
　楓に伝えよう！山崎病院の院長…玲奈の親父と、悟の兄…楓の親父までが話に加わってきた。ややこしい！！カルテは悟が抜き取って楓の親父に渡したのか？血液サンプルっていうのは解らないが…とにかく一度、楓に死んだ時の状況をよく聞かなければ…。俺が思案していると、真上から声がした。
「おい、そこのバカ。」いきなりだったので少しビビったが、すぐに誰だか解った。
「どこのバカ？」真上を見上げると、そこには予想通り黒いローブを着た不機嫌そうな奴がいた。
「バカが何をするつもりか知らないが…俺はマリアと違うという事を理解しておけ…。少しでもアノ“漂う者”の復讐に手をかした場合…即狩る。」相変わらず、目深に被ったフードで口元しか見えないミツキ。だが、その口元には嘲笑を浮かべている。
「危害を加える様な事はさせねぇよ。」
「ほぅ…バカもマリアの説明で少しは理解したか？」バカバカうるさいな…目上を敬え。と言い返して狩られてはたまらないので言わないが…嫌味な奴。
「楓は説得してみせるさ。」
「ふん…どうだかな。せいぜい残り少ない時間を楽しめよ。」ミツキはそう呟き、消えた。これは意地でも説得しなければ…マズイ。

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👻101👻
　北病棟で楓を捕まえた。…が、
「カルテ持ってないじゃーん☆」っと殴られた。
「いッ…、まぁ待て。話を聞け！」何か殴られ慣れてきた。
「はぁ？」うっとうしそうにする楓に状況を説明する。楓の死には悟以外にも院長が絡んでいる事、悟は兄である楓の親父にカルテを渡し何か調べている事、そして何より…楓が死んだのは寿命だったという事。
「楓…？」俺の説明に黙ってしまう楓。口を半開きにし、何か驚いている。
「どした？今の情報で何か解ったか？」
「…じゃあ…カエデが死んだのって…そんな…」うつむき呟く楓。何だか様子が変だ。マリアが言うには宿命死を理解してはいるが、それを認めようとしてないだけらしいが？
「…楓が死んだのはさ、決められた寿命だったから…どんな風に生きても、死ぬのは10歳だったんだよな？だから悟や院長が何をしたか原因は一緒に探そう！ただ復讐は良くな…」“ｺﾞｯ”殴られた。
「っるさいッ☆」マジでか…。結構まともに説得にかかっていたというのに…殴られて一言で終わりか！ショックを受ける俺を無視し、楓が窓をすり抜けて外へ飛んでいく。
「ぉい！待てって。」ヤバイ…俺の頭にミツキの嘲笑が浮かんだ。

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👻102👻
　焦った。このまま楓が復讐する為の行動に出たら、俺は楓を説得できなかった事になる。窓をすり抜け、見回すが楓はいない。いったい何に気付いた？考えても楓の突発行動が解らないし、その楓は見当たらないし、焦ると同時に半ばウンザリする。マジ…誰か助けてくれよ！桜はまだ選択者の所か？幸人は帰って寝てるか…。玲奈に聞いてみ…いや、ダメだ。玲奈に楓の話をしたらショックを受ける！玲奈は楓が死んだ事を知らないのだから…。
「お…落ち着け俺。」一人情けなく呟いた。く～ッ！優しいマリア様が助けてくれねぇかな？…ミツキの野郎が許さないか。
「楓～！返事しろ！俺の話し聞けーッ！！」とにかく叫んでみる。が…返事はない。代わりに真上から
「もう終わりか？意外と早かったな。」と嫌味な声がした。またお前か…
「ミツキ！」隣にはマリアの姿がある。
「説得失敗と見たが？」口元に相変わらずの嘲笑を浮かべ、楽しそうにミツキは、左手を俺にかざす。
「…ミツキ。」マリアがミツキを制止した。
「待てって！説得これからだし！楓が勝手に…」言い訳する俺にマリアは微笑みながら言う。
「説得…するんですよね？」少し言葉にトゲがある気がした…。

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👻103👻
　これはもう次に説得できなければ、マリア自ら俺を狩るかもしれない…そう思った。
「説得する為に今楓捜してんだよ！ちゃんと最後まで説得できてねぇんだ。もう少し待ってくれ。」マリアは了解してくれた様で、頷いた。
「お願いします。」そう言うと南病棟の1Fを指差した。楓はあっち…か！
「さーんきゅ！」言いながら俺は楓を説得する為、マリアが指差した方に全速力で飛んだ。後方でミツキの舌打ちが聞こえた…。

「チッ…いい加減にしろマリア！今回はいつもより酷い！」
「ミツキ…私達“狩る者”は、その地に関与していたという情報のみで、生前の記憶はありません。いつ死んだか…どの様に死んだのか一切不明です。」
「それが何だ？」
「それでも、深く関わった地や人には…惹かれるものではないでしょうか？」
「………さぁな。」

　―南病棟1F。正面ホールに楓はいた。
「楓！お前最後まで話を…」言いかけてハッとした。楓は…笑っていた。
「は！？ちょ…お前どした？」楓は俺を見てない。視線はエレベーターの方…。
「！…悟？」悟がエレベーターから降りてきた所だった。
「…死ぬのはね…楓じゃなかったんだよ☆」目は笑ってなかった。

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はじめまして！一気に読みました！おもしろい！おもしろすぎる！そして巧い！続き期待してます！

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>> 165 ✨御感想ありがとうございます💕旅人さんはじめまして🎵キラ猫と申します😺🌟一気に読んでくださいましたかッ❗そう言っていただけると、めちゃめちゃ嬉しいです✨幸せです🌠感動です😹明日から仕事がしばらく休みになるので第二部書き終えちゃいますよー☺待ってて下さいね💓どうぞこれからもよろしくお願いします🎵✨

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主さまこんにちはｖ
先刻あなたさまから自スレッドにレスを頂いた、スレ主の夜想曲でございます。まさか、論した作品の作者様ご本人からレスをいただけるとは思ってもいなかったので、何かとっても舞い上がっちゃってます♪『…たま～に足跡付けてってもらえたら幸せでニヤリとします…』…と仰られていたので、『ニヤリ』として頂くべく、早速レスしに来ちゃいましたよ～？(笑)
キラ猫さまの話は、ほんとに、読んでてすごくすごく楽しいですｗテンポよく、かつ解り易く進む話に、もう魅了されまくりな状態です！キラ猫さま最高！わ～ぁｖｖ(何)
また主様がオススメの小説スレなどを見つけましたら、ぜひお越し下さい。きばって読みにいきます(笑) …では長文失礼いたしました。今後もちょくちょくチェックしに来ますので、よろしくお願いしますｗ以上夜想曲でした～♪

(話の筋が見えてこない方は、お手数ですが↓のＵＲＬまでお願いします。(微妙に宣伝ｗ)）
http://mikle.jp/zatsudan1/dispthrep.cgi?th=27950&disp=1

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>> 167 ✨わぁい😺💕いらっしゃいませ💕夜想曲様🎵足跡ありがとうございます(笑)仕事終わりで疲れてましたが、思いっきしニヤリとさせていただきましたよ☺やっとお休みなので、更新頑張っていきますね👻これからもよろしくお願い致します💕💕💕✨

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ｷﾗ猫😺さん初めまして！
　　　〆
m⊆(_ _)⊇m
前から、気になってたので少し読むつもりが、ｷﾗworld👻➰にどっぷりハマり🌠10時半から三時間ちょい掛かって読まさせて貰いました😁
ｷﾗ猫😺さんの表現力の豊かさに😲ﾋﾞｯｸﾘです☝しかも、一人一人のｷｬﾗがたっていてｽﾄｰﾘｰも面白くもっと先が読みたくなるような展開は読者のﾊｰﾄ❤を掴みｸﾞｲｸﾞｲ引っ張って行きます😚更新大変でしょうが頑張って下さい😊
自分も負けじと同じ場所で📱小説頑張りたいと思います。
💪😤 むは～っ💨
すぐｽﾗﾝﾌﾟで一緒に書いている仲間に助けられてますけど…💦
｢話つく｣のアル🍺より
PS 遅らせばながら👰おめでとうございます🎉✨
では🙋

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>> 169 ✨御感想ありがとうございます💕アル様はじめまして😺🌟3時間もかけて一気に読んで下さるなんてッ❗すごく嬉しいです☺更新が遅れててお待たせしている方もたくさんいるので、お盆休みの間に更新張り切ってたんですが…思いの他忙しく、なかなか更新できずモダモダしています💔なるべく暇を見つけて更新していくので、これからもよろしくお願い致します🎵✨

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👻104👻
　そのまま楓は悟の方へ…。
「ちょ…オイ！？」口元はしっかり笑っているのに、目は笑っていない…その先には悟の姿。決定的だった。楓は…悟に何かするつもりだ！
「待てって！何が解った？」俺は楓の腕を掴み止めた。何も知らない悟が通りすぎる。
「…死ぬのは楓じゃない…離して！」楓は俺の手を振りほどき、悟の後ろ姿を見つめる。悟が角を曲がり見えなくなると、楓は壁に向かって歩き出した。
「？」悟に何もしなかった…。意味が解らない。楓は宿命死…寿命だった。必然だと楓も解っているハズ…その上で悟に危害を加えるかに思ったが？楓は壁を抜け、外に出た。うんざりだ…。だが何とか説得しなければ俺は…。
　壁を抜け中庭に出た。楓が止まり、振り返る。
「ショウ聞いて！めっちゃいいアイデア☆せっかくだから親友のレイナにも死んでもらおうと思うのッ☆」楓は無邪気な笑顔で俺にそう告げた。
「ッはあ！？ちょっと待…」俺の返事を待たずに、消える。
「マジかよ…バカじゃねぇの？…これじゃ本当に…。」うんざりしながら空を見上げると、黒いローブを着た2人が俺を見下ろしていた。
「…だから知らねぇって。あっち行けよ！」何でこうなる！

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👻105👻
　ちょっと泣きそうで、しかもキレそうだった。俺はちゃんと説得しようとしている！楓が聞く耳持たないだけだ！しかも悟に何かするのかと思ったら、今度は玲奈だ。もう楓が解らない…。でも…
「解ってるさ！あんた等の言いたい事はな。見てろって！絶対止めてやるから！！」玲奈に手は出させない！楓も説得する！巻き込まれたのにはうんざりだし、本当に俺はついてない。間違った選択をして死んだくせに、幽霊になってまで間違った選択をした。けど…玲奈に会えた事、楓に関わった事…無意味じゃない。玲奈みたいに聞こえるだけの人間がいる事を知った。楓とソウルシェアする事で“漂う者”や“狩る者”の知識も得た。巻き込まれたのなら…最後まで巻き込まれてやるよ！
「手ぇ出すなよ！？」マリアとミツキをすり抜け、玲奈の病室へと飛んだ。下でミツキの舌打ちが聞こえた気がした…。
　―玲奈の病室。
「玲奈！楓！」窓をすり抜け中に入ると…
「…れ？」誰もいなかった。楓が玲奈に危害を加えるであろう事は確か…なら病室に…待て。楓は消えたんだ。即座に玲奈の元に現れたハズ…玲奈が病室にいなかったとしたら？
「！」病室にはスケッチブックがなかった…。

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👻106👻
　スケッチブックがないという事は…玲奈はどこかで絵を描いている！
「…玲奈…楓…！」無意識に呟きがこぼれる。俺は病室の扉をすり抜けた。だが宛はない…長い廊下を、ただ視線だけがキョロキョロと行き交う。どこに行けば…。焦りだけが自分を支配している。楓や桜の様に瞬間移動ができれば！…瞬間移動？そういえば桜に、瞬間移動の方法を聞いた気がする。
「桜…どうしたらできるって？」自分に言い聞かせるように呟いた。すると…
「わぁッ❗」
「ッどわぁあ！？」心臓が停まるかと思った…いや、既に停まっている。とにかく驚いた俺は壁にひっついていた。
「わぁ～い🎵驚いたショウくんもカ～ワイイ💓」病院の廊下に和装黒髪少女…変な光景だった。いや、しかし知り合いだ。そう…桜だった。
「な…ななな何で桜が？」かなり焦っていた時に、何の前触れもなく、しかも突然に桜が現れた。俺としてはかなりの衝撃だ。
「ん❓ショウくん呼んだじゃん☺」
「呼ばない2。俺今そんな余裕ないし！」確かにまったくの独り言で桜の名は口にしたが…呼んではいない。
「も～😚照れなくていいのにぃ💕」
「うっせー！」だが、桜登場はありがたい。瞬間移動…できる！

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待ってました🙌


続きを楽しみにしてます🙇


頑張ってくださいね💪

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>> 174 ✨いつもありがとうございます💕皆様めちゃくちゃお待たせして申し訳ないです🙇🌟暇を見つけてはせっせと更新しますよう😺🌟そう❗家事をサボってでも…☺⬅今日お皿を洗ってない言い訳です(笑)うひぃ💔第二部そろそろクライマックス予定です👻引き続きよろしくお願い致します💕✨

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👻107👻
　とにかく急がなければ玲奈が危ない！
「桜！説明してる暇はないから、後でいくらでもしてやる！今すぐ玲奈の所へ瞬間移動してほしい！！」桜は、焦りでいっぱいの俺に首をかしげながら、
「ショウくん🌟“玲奈”って誰☺」と、ごもっともな意見をくれた。だが桜に説明するより何より、今は一刻も早く玲奈と…恐らくそばにいるであろう楓の所に向かわなければ！だから…もし俺が考えている事が可能ならば、桜に瞬間移動してもらえるハズ…！
「桜！人や場所のイメージで瞬間移動してるんだよな？だったら…それが“物”でも可能か！？」頼む…！
「あぁ💡私が知っててイメージできる物なら…」桜が言いながら俺の手を掴むと、軽い重力がかかり…
「この通り🎵」診察室にいた。
「何をイメージした？」俺が聞くと、桜は医者が首から下げている物を指差した。
「コレ💓」聴診器…。物のイメージでも瞬間移動ができる訳だ！
「一番近くにある物の所へ移動するの🌟物の場合は、人や場所と違って同じ物がいっぱいあるからね😉」一番近く…か。病院にたくさんある訳じゃないだろう。後は桜に解るかどうか…。
「桜…スケッチブック知ってる？」早く…玲奈の元へ！！

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👻108👻
　桜の手に触れる。
「行っくよ～ん🎵」軽い重力…瞬きの瞬間に場所は変わった。変わったのだが…
「あ！？」俺と桜はなぜか…子ども達の輪の中にいた。
「はい🎵スケッチブック👍」桜が得意気に言う。子どもがクレヨンで落書きしているソレは…
「違う桜！これじゃなくて…もう1回！！」スケッチブックというか“らくがきちょう”と書いてあった。そうだ…スケッチブックも種類は山程ある！桜が知っているかどうか…。
「えっ…💦これかな❓」体に軽い重力…桜と再び瞬間移動する。時間がない…自分でできれば…！場所がまた変わる。―非常階段？
「ショウくん🌟コレ❓」辺りに人の気配はない。桜が拾いあげたソレが俺の目に飛び込んできた。スケッチブック…裏表紙に“山崎玲奈”と持ち主の名前が書いてあった。
「…玲奈のだ！でも玲奈は？楓も…」誰もいない。どうしたらいい！この広い病院、捜している内に玲奈は…楓に…！
「…ショウくん⭐この絵の子ども捜してる❓」桜が広げたページには、玲奈の描いた楓がいた。
「あぁ、そいつ楓な。その絵を描いた玲奈が今、楓に狙われてんだよ！」焦りで早口の俺に救いの声は届く。
「ふふ～💕桜…この子知ってるよ☺」

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👻109👻
　玲奈の絵が、驚く程上手かった事に感謝した。桜は玲奈の描いた絵の楓を見て、誰だか解ったのだから。
「何で桜が楓の事…いや！それよりも早く！知ってるなら瞬間移動できるだろ！？」生きていた頃にはありえなかったくらい…必死な自分がいた。幽霊になってからの方が何かに必死になっている気がする…。しかも、それが誰かを救う為なのに驚く。
「何でショウくんがこの子に巻き込まれてんのか不思議だけど…💧ま、とにかく急がなきゃでしょ🌟」返事をするより早く、俺は桜の手に触れる…軽い重力。移動する瞬間、誰もいない非常階段の…寂し気なスケッチブックが瞳に映った。
　三度の瞬間移動でたどり着いた場所は…
「ここは…屋上か？」ほとんど独り言の様な呟きに桜が応える。
「屋上だね☺」病院の屋上…その隅の、給水タンクの影に人がいた。屋上の出入口からは死角になっているその場所にいたのは…
「玲奈…悟？」捜していたのは玲奈と楓だったのだが…なぜか悟がいた。楓の姿はない。…いや、それはおかしいだろう。桜は玲奈の描いた楓を見て、知っていると言い、そして瞬間移動したのだから…その先にいるのは楓じゃなければおかしい！楓は…どこに！？

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ようやく文がのってきましたね⤴続き期待してます✨

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>> 179 ✨旅人さん⭐こんにちは😺🌟応援ありがとうございます💕仕事と家事と睡魔と戦いながらなのでなかなか思うように進みませんが、楽しみにしてもらってるって思うと張り切っちゃいます🎵最近忙しくスローペースなので、一気に読みたい方は週末まとめ読みをオススメします☺待ってて下さいねぇ😉💕✨

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こんにちは。今某新聞社で携帯小説大賞やってて、作品読んでみましたが、主さんの作品のほうがよっぽどおもしろいですよ～。次回はぜひエントリーを！！

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>> 181 ✨こんにちは😺🌟いつもありがとうございます💕主婦なのに…この時間に仕事終わるとかありえなくないですかぁ💔（←すみませんグチです…笑）小説応募かぁ…ありますよね❗そんな風に言っていただいたら嬉しくてもー🌟応募してみたくなっちゃいます☺こそっと夢ですね✨ただあまりにも時間に余裕がなく、この小説もまとまりがないというか、本当に思いついたら進めようみたいな…💦オイッ👋ってツッコミが飛んできそうな勢いのスローペースで本当に申し訳ないです🙇明日こそ…明日こそぉ～😭引き続き御愛読よろしくお願い致します😺～🎵✨

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👻110👻
　楓の事をイメージして瞬間移動したのに、たどり着いた先は玲奈と悟？頭の中がごちゃごちゃして、よく解らない。どうしたものか…俺は桜に視線を送った。
「ショウくん…後でゆっくり説明してあげるけどね❓あの玲奈って子…楓だよ❗」桜は対峙する玲奈と悟から視線を外さないまま、いつもより真剣に応えてくれた。…が、そこが解らない。
「玲奈が楓？楓は玲奈？」自分で呟いて意味不明だった。
「そう…えっとね😥“憑依”解るかな❓外見は生きてる人間…でも中身は違うの❗玲奈の身体の中を、楓が支配している状態って言ったら解るかな❓」玲奈が楓で楓が玲奈…そういう事か。つまり…あれだ。楓が玲奈に憑いてる訳だ。
「って、ヤバイんじゃね！？玲奈の身体で楓が悟に何かしたら…」言いかけて、玲奈がこちらを向いたのに気付いた。影になっていて表情が見えにくいが、決して柔らかな印象の玲奈ではない。
「ショウ来ないでッ☆近づいたら…レイナがどうなっても知らないから！」俺に向けた声は、確かに玲奈のままだが…その生意気な口調は楓そのものだ。
「玲奈？」俺や桜の姿が見えていない悟は、戸惑った様子で玲奈と自分の背後を見回す。楓…何考えてんだ？

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👻111👻
　動くに動けず、しかも玲奈の身体を使って楓が何をするつもりなのかも…解らない。だいたい玲奈の目の前に悟がいる限り、何もできない。
「サトル？カエデね、ずっと…訊きたかった事があるの☆」玲奈が…いや、楓がうつ向きながら喋り出す。
「楓って…。楓は事情があって遠くにおるて…玲奈？」訳が解らない悟は、言いながら楓の側に近づこうとするが、楓はその分後ろへ下がった。
「来ないで！サトルのバカ！！レイナじゃないよ…カエデだよ！？何で解らないの☆」悟に自分の存在を叫ぶ楓…声が震えていた。
「な…何言って…楓は…」悟の顔が一気に青ざめていく。
「サトルどうして楓の事…殺したの？」
「殺し…え、おまえ…楓…え？」困惑しながら悟が後ずさる。
「カエデだってば！ねぇ！？どうして…？何でカエデじゃなくてレイナを選んだの！？」玲奈を選んだ？確かに院長が裏に絡んでいる。玲奈が関係しているのは明らかだが…選んだとはどういう事なのか。悟に視線をやるが、驚いたまま沈黙している。
「サトル応えて！カエデ知ってるんだよ？血液型の事…☆」血液型…？ロッカーで聞いた留守電で、楓の親父が血液サンプルがどうのとか言っていたが…。

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👻112👻
　今や完全にただの傍観者になっている俺の頭に、楓の親父が留守電に入れていた言葉が、そして院長の言葉が浮かんでくる。“血液サンプル”“カルテと違う死因”“玲奈の為”何だ？いったい何なんだ？まだ俺の中では、謎が解けない。
「認めないの！？カエデの事殺したくせにッ！」もはや殺意さえ感じられる程、楓の言葉には鋭さがあった。だが、悟は正面から楓を見据えて話し出す。
「…違う。楓…？楓…聞いてくれ。誤解や…俺は…楓も玲奈も助けたかった…。まさか院長があんな事しとるやなんて思えへんかった！楓も玲奈も…助かる思て…」
「何言ってんの！？全部院長のせいにして！カエデに毒薬打って殺したのはサトルでしょ？院長に言われて逆らえなかったんでしょ！だからレイナを治して…いらなくなったカエデの事殺したんだ！！」楓が叫ぶ。
「違う！」悟は即、否定する。2人はそのまま沈黙した。
「ショウくん…私解らない💦」桜が首を傾けて呟く。俺だって解らない。いや、解りかけている気はする。だが完璧に俺と桜は蚊帳の外だ。ちょっとは気を使ってもらいたい。この沈黙は話に入るいい機会…俺は思うままに疑問を口にした。
「楓、血液型って何だ？」

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はじめまして🙌待ってました～🙇家事育児に追われる💨生活の中で私の楽しみになっております💖これからも頑張ってくださいね😃

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>> 186 ✨いつもありがとうございます😺🌟はなさん、はじめまして😺💕忙しい生活の中でこんな…こんな自由気ままキラ猫の時間とやる気次第作品を見ていただけてッッ💦本当に嬉しいです🙇恐縮でございます🌟お子さんいると本当に大変ですよね❗そんなはなさんの支えに、少しでもなれるなら…かなりやる気出ますね😉楽しみにして待ってて下さい🎵頑張るぞ～う😼これからもよろしくお願い致しますね🙆✨

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👻113👻
　俺の言葉で楓が悟から視線を外す。
「…知りたい？ビックリするよ☆」俺と桜の方を向き、楓がそう言う。悟は何もない空間に話す楓を見て、見えない存在がいる事に気づいた様子で、少し横に移動した。
「サトル！動かないで…レイナがどうなっても知らないよ☆」楓が玲奈の姿で悟を脅す。悟は楓の言葉に反応し、静かに頷いた。玲奈の命は今、楓の手中にあるも同然…。
「おまえ…玲奈の身体に何かするつもりなら、許さねぇよ？」俺が許さないし…許されない。マリアは言っていた…人は運命死か宿命死、それ以外があってはならないと。幽霊が人の死に関与してはならないと。俺もそう思う。どんな理由でも…運命死だろうが宿命死だろうが、一度終わりを告げた人生にしがみつき、生きている人間の生を無理矢理に曲げる様な事をしてはいけない。そんなのただの逆恨みだ！どんな事をしようと…もう生きていた頃に戻る事はできない…たとえ楓がどんな理由で死んだとしてもだ。楓が悟の横を通り過ぎ、俺と桜の目の前に来る。
「レイナレイナレイナッ！レイナの事ばっかり…。死ぬのはカエデじゃなくてレイナだった…なのに？…ショウ教えてあげる☆血液型の事も…全部ね☆」

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👻114👻
　楓が語り出す…たどり着いた真実を。
「レイナ…血液の病気だったの☆すごく珍しい病気…カエデはレイナから聞いてた☆どんどん血液がダメになって…定期的に輸血しなきゃ死んじゃうの☆それに、毎年病気はひどくなっていってるんだって…絶対治らないんだって…。なのにレイナは治って、カエデが死んだ☆ね…ショウ？何でか解る？」解らない。治らない病気？毎年ひどくなる？玲奈が…。確かに楓が再入院した頃、玲奈は意識不明になる程、病気が進んでいた。だが今、病弱そうではあったが寝たきりではない。代わりに楓は…。まさか！俺の中で一つの答えが見つかる。それが…
「血液型…か？楓…おまえ玲奈と同じ血液型だった？…だから身代わりに死んだって思ってないか！？」
「そだよ☆」楓と玲奈が同じ血液型！
「でもそんなの…同じ血液型の奴なんていっぱい…」
「いないよ☆」俺の言葉を遮り、楓がスッパリ言いきった。
「は？」
「ま、知らないよね☆血液型って…本当はすごく細かいの☆何パターンも枝別れしていて…カエデとレイナのは特殊な血液型だから、日本に数人…世界で100人くらい…なんだよ☆」特殊な血液型…珍しい病気…楓と玲奈…繋った。

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👻115👻
　やっと楓がたどり着いた真実に、俺もたどり着いた。特殊な血液型で珍しい病気だった玲奈…しかも年々悪くなる一方で治らない。そこへ現れた健康な楓…。玲奈と同じ特殊な血液型…。院長である玲奈のオヤジは、玲奈の為に楓を…
「って事は…楓、おまえ本当に身代わりで殺され…」そんなの…そんなのってない！てか、するか普通？病院の院長だぞ？いくら自分の娘が瀕死だったからって！自分の娘が…もし瀕死…だったら？俺なら、どうするだろう。ほっとけばいずれ死んでしまう…助かる要素があれば、他人を犠牲にして…助けてしまうもの…だろうか。何ともいえない。
「ありえないっしょ☆カエデは健康だったんだよ？あの日…院長とグルんなったサトルに言われて、入院さえしなければ？サトルに睡眠薬飲まされなかったら？サトルに変な薬打たれなかったら…！カエデは今も…今でも生きてたんだよ！？何でみんなでレイナを選んだの！何で誰もカエデを助けてくれなかったの！？サトルの事信じてたのに！死ぬのはレイナでしょ！？何で…カエデが…」楓の叫びに胸がギュッとした。…あまりに楓が不憫だ。泣いている玲奈の姿をした楓を目の前に、俺は…何も言えなかった。

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>> 190 物語もいよいよ佳境に入ってきて、ますます目が離せませんね😄❗
ひとつだけ、気になることを…楓の台詞に☆←が使われすぎていて、少し読みにくいかと…。
特に、今のようなシリアスな場面には、真剣味が欠けてしまいもったいないと思います。
この作品を応援するがゆえ、あえて感想を伝えさせていただきました。ご気分を害されたら申し訳ありませんm(__)m
続き期待してます✨

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>> 191 ✨いつもありがとうございます😺🌟超スローペースで本当に申し訳ないでござりまする🙇って、確かに楓…☆マーク多すぎですね💡うわ～消したい～うわ～💔か…楓に気をつけるように言っときます(笑)←オイッ👋そろそろ第2部ラストです🎵本当にもうちょっとであります❗でも第3部もあります🙆たぶんもっとあります😽🌟どうぞ引き続きよろしくお願い致します😺💕✨

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頑張れ～🙌おやすみぃ🌠

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>> 193 ✨はなさん😺💕いつもありがとうございます💓同じ主婦仲間で何か元気出ます😽おやすみなさい🌠明日も更新できるといいな💕皆様からのエールが元気の源のキラ猫なのでした😺🌟✨

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👻116👻
　もし真実がそうなら…楓の気持ちも解らない事はない。ところが、切なくなってる俺の真横から雰囲気をぶち壊す桜の明るい声が聴こえてきた。
「ショウく～ん❗ふぁいと🎵」意味が解らない。冷たい視線を桜に送ると、ぷ～っと顔を膨らませる。
「何よーう😚あのね🌟その子…宿命死だよ❓忘れてな～い❓」
「！」桜に言われハッとした。例えばそれは…楓が玲奈と出会わなくても、楓は死ぬ事になっていたという事。そうだ宿命死…すっかり楓に同情して説得やら何やら忘れていた。バカか俺は！楓は寿命…どこを選択しようと…“宿命死”が待っていたんだ。でもそれはそれで…哀れだ。
「…誰？アンタ…」楓が桜を指差す。え？
「楓…桜の事知らないのか？最初に説明があったって言ってなかったか？」それで運命死と違って行動制限があり京都から出られないって聞いたが？
「ショウくん、ぶーッ❗ハズレぇ💕」この真剣な場面を桜はいちいち壊してくれる。
「桜は“運命死”担当☺“宿命死”は“狩る者”の担当だから、その子は私の事知らないの💕」マリアやミツキの担当か。
「おじゃまさま💓」桜はそう言い、消えた。…このシラケた空気をどうしてくれる気なのか…。

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👻117👻
　俺がしなければいけない事…それは楓の説得！何としても止めるってあれだけマリアとミツキに言いきったのに…しっかりしろ！
「楓…真実がどうだろうと、宿命死だぞ？例え玲奈と会わなくても…10歳が決められた寿命だったんだ。でもな、よく聴け？おまえと玲奈は出会って…親友になれた。おまえが言ってる事が真実なら、それって楓の血で玲奈が助かったって事だろ？なのに…おまえそれでいいの？今玲奈の身体使って、悟を脅して…それが本当におまえがしたい事か！？」もう自分が狩られるとか、マリアに言われたから止めるとかじゃない。これからまだ生きていく玲奈の為…それを支える悟や周りの奴等の為…そしていつか生まれかわり、再び生きるべき楓の為に俺は止める！
「ふッ…いいよ？これでいい…カエデじゃなくてレイナを選んだ奴等なんて…みんなみんな死んじゃえ―」“ﾊﾟｧﾝ”…泣きながら笑う楓の叫びを止めたのは…平手打ち。俺ではなく…ずっと楓の言う通り、動かなかった悟だ。…素直に驚く。悟も…泣いている。
「おまえがどう思っとったんかよぅ解ったわ！けど…そんな事言うたらアカン！俺や兄貴が…どんな思いで…」悟が玲奈を…楓を抱きしめた。

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👻118👻
　沈黙に包まれる2人を見ながら、思い出す。悟はずっと楓の話を否定していた。…楓の真実と悟の真実はきっと…違う。しかもおそらく、自分の死はこうだと思い込み聞かない楓より、カルテを抜き取り、血液サンプルで死因やらを調べている悟の方がたぶん…正しい。
「…動くなって言ったじゃん…玲奈がどうなってもいいの？」楓は怒っているが、さっきのように壊れた笑いはしていない。ただ…涙は止まらない様だった。
「おまえまだそんな―」言いかけた俺の言葉は遮られる…
「そんな事言うたらアカンよ…楓も玲奈も…誰も悪くないんやから…」俺の存在を知らない悟は、強く楓を抱きしめ話し出す。
「楓…覚えとるよな？再検査の為に入院しなさいって言うた日、俺があげたジュース飲んで、すぐ寝よったよな？あれな…後で解ってんけど、睡眠薬入っとった…。」楓の真実と合っている。やはり悟が渡したジュースに睡眠薬が入っていた。でも後で解ったって事は…
「知らなかったんだな？ジュースに睡眠薬入ってた事…」俺の呟きは当然悟に届いていない。
「だから何…知らなかったから許せ？バッカじゃないの！サトルのせいで死んだんだよ！？」楓が悟を突き飛ばした。

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👻119👻
　悟を突き飛ばした楓は、屋上の端のフェンスに背をくっつけ、
「サトルも…ショウも！近づいたら飛び降りるから！！」と叫んだ。悟が“ショウ”と呼ばれる見えない存在に視線を送った。俺よりやや左を見ている辺り、やはり俺の事を幽霊とも思っていない様に接する幸人や、声が聞こえる玲奈の特別さが身に染みて解る。
「解ったから！動かへんから…最後まで聴きぃや！？」
「っのバカ…！」悟の叫びと俺の呟きが被った。楓の気持ちは解るが…自分本意で身勝手な行動のせいで、玲奈が危険にさらされている事に腹が立つ。
「まだ言い訳するんだ？ふん…いいよ☆聴いてあげる！動いたら…知らないよ！？」俺もひっぱたいてやりたい！本当に…会った事もないが徳永社長…育て方間違いすぎだ。
「解ったから…！俺な…睡眠薬入ったジュースの事も…院長が楓にした事も…後から調べて知ってん。…楓言うたよな？身体中が痛いて…あれも気付かへんかったよ…玲奈の症状と同じやなんて。そんな事ありえへんから…気付いたんは…楓が死んでからなんよ…。悔しいわ…俺がもっと早よう気付いたったら…」悟がうつ向く。
「何それ…何…？サトルは…」本当に何も…知らなかった。

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こんばんは😊💕

こんないいトコでストップしてて １週間もおあずけ🐶🐾だと かなり苦しいです😂💦

続き 待ってますから 頑張ってくださいね💪💕

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>> 199 ✨いつもありがとうございます😺💕匿名さんや、見てくださっている皆様を長くお待たせしてしまって申し訳ないです💔実はちょっとプライベートで元気がないのです…😿ショボ猫です🙀皆様…キラ猫に元気を分けて下さい…皆様の応援が更新の活力です😽💕更新は必ず致しますので今しばらくお待ち下さいませ🙇🌟✨

• << 201 あらあら 早く元気になってくださいね😊💕 人生 いろんな事がありますが 全てがいつか、ネタとして 作品の肥やしになって行くものですから😏💕 これ、🎁です😊💕 http://j.pic.to/gpcz4 キラ😺さんに戻れますように…🙏💕

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