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我が進化とゼクロス(きさま)という
器の完成
これが最終段階だ
スーパーー
ライダァーーーー
閃光キック
ク・・・・ウ
・・・・フ
!?
・・・・・
!
ホオ
赤心小林拳
梅花
・・・・
何のつもりだ
どうした
JUDO
この技を知らないのか
フ・・・・
そんな
腐れ花
!!
ク・・・・
・・・・
どうした
JUDO・・・・
受け売りの
技だぞ
仮面ライダー
スーパー1
冲一也の・・・・な
・・・・
器めが・・・・
身の程を知るがいい
変んん 身!!
ク・・・・
どうせこれも
JUDOのの
創り出した
イメージ・・・・
!!
ヤツ・・・・は・・・・
!!
ジュドオオオ
光を・・・・
取り戻したか
ZX
キック
お おお おおおお
!!
この・・・・光は・・・・
・・・・・・
解ってるよ
ZX・・・・
穿孔
キック
JUDOが退いた
やはり・・・・
この技も知らないか
ナニ?
JUDO・・・・キサマ
この戦いの中で
1号と2号の進化を
演じなかった
そして
スカイ・・・・
ストロンガーの
強化型までも
どういう
事だ
キサマは歴代の
仮面ライダーを
ZXボディーの
プロトタイプと
言ったな
ツマリ
キサマはあいつらが
戦いの中で進化した
力までは持っていない
ちがうか
だから・・・・
どうした
負傷・・・・復元
そして更なる進化
それが仮面ライダー
としの本質
そして人間の持つ
可能性・・・・・・・
チ・・・・
ゼクロス(ヤツ)は・・・・・
!!
・・・・・バカな
これが我の
イメージだと・・・・
恐怖・・・・
これが
恐怖だと言うのか
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第30話 戦士の本質 仮面ライダーZX(村雨良) ツクヨミ JUDO
ク・・・・・・
・・・・・・・
そういう
・・・・事か
ツクヨミ・・・・
まんまと
キサマの思惑通りに
なった様だな
クク・・・・
この月面で・・・・
どこへ逃げる
ゼクロス・・・・
・・・・・・
!?
ゼ・・・・
クロス・・・・・
な・・・・
何だ?
聞こえるか・・・・
人工衛星を通じて
やっとだ
!? ・・・・その声
冲さん!!
すまない・・・・
月面ならば俺が
助けに行くべき
なんだが・・・・
まだ動けそうに
・・・・
ない
だが・・・・
そろそろ
迎えがいくはずだ!!
!?
迎え?
ム・・・・
何か・・・・
来る・・・・
!!
・・・・・・・・
・・・・・・・・
これは・・・・・
Vジェット
前の戦いで置き去りにした俺のマシンだ
ゼクロス・・・・君なら
乗りこなせる
共に地球に
帰還してくれ!!
なん
だと・・・・
!!
・・・・・
なんてパワーだ
ええい
さっさと焼き払え
!!
おのれ・・・・
又しても
ツクヨミ
そうだ・・・・
ここに来る時も
時速600キロという
速度で・・・・
こいつなら
かるい!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第32話 帰還 仮面ライダーZX(村雨良) 仮面ライダースーパー1(冲一也) 暗闇大使 JUDO より
ククク
クヒヒヒヒ
キングダーク
そしてRS装置(エネルギー物質変換装置)
悪魔の巨人は
神の雷(いかずち)を得た
ついにGODは・・・・
神をも超えたのだ
やめてくれ
呪博士
南原か
この偽善者め
RS装置の設計者は・・・・
キサマではないか
GODによる
監禁・・・・
脅迫・・・・
私に拒否する
事などできなかった・・・・
ヤメロ・・・・
ヤメテ・・・・クレ
!!・・・・
科学者(俺たち)が望んだのは滅亡の光じゃない
次世代への
エネルギー開発
人類を活かす
希望の光だ!!
黙れ
・・・・・・
記憶の情報に
無駄な感情が多すぎる
もっとシンプルに
できなかったのか
キサマも何か
言いたそうだな
・・・・え?
・・・・どいつも
こいつも・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第32話 帰還 呪博士 南原博士 科学者たち 神啓太郎 より
ちょっと・・・・みて!!
しぶといヤロウだ
まだ動いてやがる!!
!!
ゼ・・・
ゼク・・・・ロス
スマン
待たせた
チ・・・・
別に待っちゃいねえ
!!
ったく今まで
どこで何やってたのよ
え・・・・ああ
月面で・・ちょっと
月面?
話はあとあと
ダーリンを助けに
ダッシュよ!!
ダーリン?
変わりました・・よね
!
いったいどんな修羅場を
越えてきたんでしょうか
チッ
そうか
帰って来はったんか
良はん
ほな・・・・お目付け役の
ワイの出番という
事やな
アルベールはん
?
一寸法師という
日本の民話を
御存じか?
それによると
巨大な敵を討つには
その体内に入り戦うべし
とある・・・・
ホォ・・・・
捨て身のサムライ
魂だな・・・・
さよう
では・・・・参る!!
いやあーーーー!!
やっぱ高い所
恐ーーーーっ!!
・・・・なぜあいつに
スカイライダーの相棒が
務まったんだ
さあ
あた
んぎぎ
?
安心しい仲間や!!
はよっこれに掴まって
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第33話 燃える巨人 仮面ライダーZX(村雨良) ゴードン ウェイ・ペイ ペーカー アルベール がんがんじい コンラッド・ゲーレン 他 より
やめろ・・・・
おのれ・・・・
暗闇大使・・・・
!!
・・・・
隊長じゃないな・・・・
キサマが動かしているのか・・・・これを!!
チイィ・・・・
こんな時に・・・・
聞けよ!!
ヒ・・・・
たとえキサマが
隊長でなくとも聞け!!
そして伝えろ!!
あの時
隊長は
こう言った
生身の体では
仮面ライダーの能力には
遠く及ばない
だが・・・・
魂くらい・・・・
魂くらいは・・・・
そこで言葉は
とぎれてしまったが
今なら解る・・・・
魂くらいは
共にありたい・・・・
そう
言いたかったのだと
俺も神敬介という
男と出会った・・・・
だから
どうせ俺達も
キングダークを
道連れに逝く!!
え?
そうなん?
先に逝ってくれ
滝和也!!
・・・・・・・・・
フン・・・・
呪め・・・・・
死んじまった後まで
臆病な男だ・・・・
あんな小さな男では
科学者など
務まらんがな
君は・・・・敬介を知ってる様だな
!?
・・・・・・・・あんたは
俺のオヤジさ
GODに殺されちまったがな
チィ
神啓太郎めが・・・・
!!
ほお
たいした精神力だな
滝という男は・・・・
?
は・・・・
はなせ・・・・
サブシステムに
避難した呪を
そのまま押さえ
こんでいる
意識など
ないはずなのに
少しだけ
待ってくれ
脳神経を傷つけない
様にデータを消去
してみる・・・・
ほんなら
滝はんは・・・・
ああ・・・・君達を
無事に返さないと
あいつをためらわせて
しまうからな
・・・・
争いに巻き込んで
肉体まで切り刻んで・・・・
その償いが
戦わせる事とは・・・・
まったく・・・・
科学者ってやつは・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第34話 魂と共に コンラッド・ゲーレン がんがんじい 神敬介(回想) 呪博士 神啓太郎 より
残すは・・・・
アポロガイスト
・・・・そして
キングダーク
ち・・・・い
・・・・・
離せえ!!
暗闇大使は
キングダークごと
大首領の牢獄を
破壊しようとして
いるんだぞ
そうはさせんよ
呪・・・・
!!・・・・
神啓太郎か!?
!!
こいつら・・・・
南原・・・・
堂本・・・・
雨宮・・・・
ちぃ・・・・・
科学者共が
・・・・離せ・・・・
離せええ!!
!
おのれ・・・・
Xライダーーーー!!
ライドル
風車火炎返し!!
ヌ・・・・
ウ・・・・
!!
ライドル脳天割り!!
おの・・・・れ
いい気になるな・・・・
RS装置は
ロックされたままだ!!
大首領の復活は
止められはせんぞ!!
・・・・・・
!
ゼクロスキック!!
チイイ
!
!!
ツクヨミ
!!
み・・・・かげ
三影・・・・だと
!
!!
・・・・・
!!
魔方陣が
収縮してゆく・・・・
・・・・ねえ
・・・・さん
!?
・・・・これ
落下してへん?
そのようだ・・・・早く
脱出した方がいい!!
ヌ・・・・
グ・・ア
ぬ・・・・う
!!
!!
Xライダー!!
高っ
いいから行くぞ
敬介----・・・・
そうか
まだ終わって
なかったな・・・・
大 変 身
マーキュリー回路が
作動しない!?
さすがに・・・・
戦いが長びき
すぎたか・・・・
・・・・だが
俺には
まだ・・・・
親父に貰った
ダイナモがある
セッタップ!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第35話 セットアップ 仮面ライダーX(神敬介) 仮面ライダーZX(村雨良) がんがんじい コンラッド・ゲーレン アンリエッタ・バーキン 南原博士 堂本博士 雨宮博士 三影英介 アポロガイスト 呪博士 神啓太郎 より
セッタップ!!
あ・・・・
あかん
Xライダー
!!
おのれ・・・・
Xライダー!!
呪博士・・・・
GODとの
二度目の戦いか
・・・・それも
悪くない
戦う事しかできない
この体だが・・・・
だからこそ
戦いの中に
思い出が渦巻く・・・・
敬介--・・・・
・・・・・・・・
敬介----・・・・・
決着をつけるぞ!!
ヌ・・・・ウ
目覚めろ
マーキュリー!!
!!
マーキュリーだと?
真空・・・・
地獄車ああ!!
う・・・ああ
ああああ
・・・・・
マーキュリー・・・・
ワシの知らん・・・・
思い出・・・・か
強く・・・・
なったんだな・・・・
あの
泣き虫が・・・・
おの・・・・れ・・・・二度も
仮面ライダーに・・・・
倒される・・・・とは
ヒ・・・・
ヒヒ・・・・ヒヒ
どうだ・・・・
神 啓太郎
我が子に
殺される気分・・・・は
ヒヒヒ・・・・ヒ・・
頭を
動かさないで
強い洗脳を
受けたらしいわ
こっちは大丈夫です
・・・・
大丈夫だよ
神さんは・・・・
5分隊 唯一の
生き残り・・・・か
ち・・・・また やっかい者が 増えやがるぜ・・・・
あら?
仲間に入れてあげるの
さすが
・・・・
おい
! えっ
おい・・・・
動いていいのか
滝さん
立て・・・・
敬介
泣くな・・・・
強くなれ
敬介----・・・・
・・・・
・・・・!
あれ・・・・?
俺何やってんの?
クス・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』14巻 第36話 父 仮面ライダーX(神敬介) 村雨良 コンラッド・ゲーレン ゴードン ベーカー ウェイ・ペイ がんがんじい アンリエッタ・バーキン 滝和也 呪博士 神啓太郎 より
博士の
おかげです
そうか
単身で
ネオショッカーの
大首領に・・・・
ええ・・・・
奴は断末魔に
こう言ってました
大・・・・
回・・・・転
スカァイキック!!
おのれ・・・・
仮面ライダアアァ
覚えて
おくがいい
ここでネオショッカーが
潰(つい)えても・・・・
バダンは幾重にも
策を構えて
大首領JUDOの
復活を遂げて
みせる・・・・
・・・・・・・
JUDOの
復活・・・・・か
・・・・・
洋・・・・・
この戦い
勝てると思うか?
そう考えた
事は
一度や二度じゃ
ないですから
病み上がりで悪いが
お前には向かって
もらいたい所がある
はい
日本中に展開された
バダンの作戦も
各地に散ったライダーと
SPIRITS部隊によって
4つの組織を鎮圧
残る組織は
関東・東海・東北
北陸・九州・沖縄の
6地区となった
現在関東地区では
仮面ライダー1号が
「ショッカー」と交戦中
九州・沖縄地区
「ゲドン・ガランダー」を
アマゾン
東海地区
「ブラックサタン」を
ストロンガー
東北・北陸地区
「ドグマ・ジンドグマ」を
スーパー1が
戦っている
当初は戦った経験の
ある組織に戦力を
振り分けたらしいが
ゲドンとガランダーの
様に拠点を
分けられる事で
アマゾンライダーを
欠いた6分隊は
沖縄地区で苦戦
強いられている
ドグマ・ジンドグマと
戦う9分隊も
同じだ
スーパー1は
東北での戦いの半ば
北陸の支援を
するべく
奔走している
グレゴリー刑事は
9分隊と共に
東北に残った
・・・・・
そうか
頼むよ
ゼクロスと10分隊は
沖縄に向かいました
俺は東北に
行きます!!
洋・・・・
たとえ・・・・又
ボロボロになっても・・・・
必ず私が治してやる
博士として
じゃない
お前の亡き
親代わりとしてだ・・・・
解ってますよ
会長!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第38話 影の切り札 筑波洋 志度敬太郎 ネオショッカー大首領 より
静岡県 富士山麓----・・・・
超電・・・・
三段・・・・
キイック!!
フゥ〜〜
チィィ
余裕のツモリか
ストロンガー!!
余裕も余裕・・
超電子の技を
以てすれば
奇械人など大余裕だぜ
キ・・・・イィ
へ・・・・・
そうさ
妙だ妙だと
思ってたんだ
肝心の奴等が
まだ出て来ちゃ
いねえってな・・・・
キ・・・・
キサマは・・・・
なあ・・・・そうだろう
ジェネラル・シャドウ
東京----・・・・
はあ はあ
グ・・・・
まさか・・・・
まさか・・・・
奴等が参戦して
くるとは・・・・
!!
!!・・・・・
しまっ・・・・
どうした本郷
お前が
苦戦するなんてな
一文字
ま・・・・
しょうがねえか
テメエらまで
出てきたんじゃな
なあ
デルザー軍団!!
油断するな
一文字!!
奴等には
過去の記憶がある
俺達と戦った
記憶が・・・・
ナニ・・・・
ククク・・・・そうだ
我ら改造魔人は
大首領JUDO様
ある限り
何度でも蘇る!!
下等な人間の魂など
元から持ち合わせて
おらぬわ
ダブルライダー!!
キサマらの伝説も
これで終わりだ!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第38話 影の切り札 仮面ライダー1号(本郷猛) 仮面ライダー2号(一文字隼人) 仮面ライダーストロンガー(城茂) デッドライオン ジェネラル・シャドウ デルザー軍団 より
だから
怖いものじゃないって・・・・
なあ・・・・本当に覚えてないのかよ
ラジオ・・・・
・・・・あ
チ・・・・
チ
あのさ
なんでラジオなんです?
ウホン
マサヒコ・・・・俺にも
それ・・・・貸せや
?・・・・
モグラがラジオどーすのんさ?
これからも俺も生きていくために社会勉強しないとな
バッカみたい!!
そりゃ・・・・
ムリでしょ・・・・
え?
説明しましたよね
バダンが再生した獣人は過去とは全く無縁のものだって・・・・
そんな・・・・
ラジオの記憶なんて・・・・
ま・・・・
臆病な性質は受け継いでいるみたいですがね
ムカ・・・・
ほっといてくれません?
記憶なんかなくったって
こいつは俺の「トモダチ」すから
そいつはなぜ
アマゾンに協力したんだ?
村雨・・・・さん
いや・・・・
俺はまだ彼の事を知らなくて・・・・な
どうせ捕虜だろ
ムリヤリ協力させただけだろ 食料として取っておいた・・・・とか
愛よ!二匹は愛し合ってたのよ
あ・・・・
あんたらなあ
く・・・・
苦しいよお
体がひからびてゆく・・・・
!!
水・・・・!?
水だ・・・・
キサマ・・・・
アマゾン・・・・
やめろ・・・・
キサマの情けなど
受けるか・・・・
黙れ!!
水・・・・飲む!!
・・・・そうか
会ってみたいな
アマゾンという男・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第40話 ガランダー アマゾン(山本大介) 村雨良 岡村マサヒコ モグラ獣人(回想含む) ウェイ・ペイ ゴードン ベイカー より
うわああ
死ぬんスか!?
死ぬんスか!?
オレたち
チ・・・チチユー
速く回避を!!
しかし・・アンリさん
なぜヤツらはレーダーに映らなかったんですか!?
黙れ!!
バダン相手に「なぜ」などない!!
う・・・・お
アルベール
チイ
変 身
スマン・・・・
ク・・・・
クソ・・・・
袋の鼠か・・・・
!!
10分隊だ
10分隊が一方的に・・・・
あれは・・・・
まずい・・・・
ローターが・・・・
!!
ヌ・・・・う
ウッ
ウウ・・・・ウ
行こうか
他のライダーも
動き始めている
そして・・・・
10人目の
仮面ライダーも
10人目・・・・
「ゼクロス」
あちあち
!!
モグラ急げ!!
ゲホゲホ
モグラ・・・・
オレ・・・・「アマゾン」・・・・
ダメなんだよ・・そいつ
バダンの再生怪人ってだけで・・・・
別人っていうか・・
俺達の知ってる
モグラは・・・・
死んじまったまま・・
・・なんだ
チ・・・
チチ・・
・・・・・・・
そうか
あれが
「アマゾン」・・・・
6番目の
仮面ライダー・・か
ゼクロス
守るぞ・・・・!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第40話 ガランダー 仮面ライダーアマゾン(山本大介) 仮面ライダーZX(村雨良) 仮面ライダーX(神敬介・回想) 岡村マサヒコ 滝和也 アンリエッタ・バーキン ウェイ・ペイ アルベール 10分隊 6分隊 より
7分隊・・・・だいぶ苦戦しとるようだな
志郎・・・・
茂の様子は・・・・
・・・・・・・・
酷すぎる・・・・
これじゃ自己修復は
おろか
生命活動の
維持すらも・・・・
そ・・・・
そんな
茂・・・・
タックルに・・
ユリ子に
やられたってのは・・
本当なのか・・・・?
電波投げ
あれは・・・・
ユリ子じゃなかった・・・・
知ってんだろ・・・・・
バダンの
再生改造人間に
魂はねえ・・・・って事
・・・・・・
コク
つまり・・・・
過去の記憶なんざ
さらさらねえ
コクコク
まったく別の
素材から
でっちあげた
ニセもんだってな・・・・
んな事ぁ・・・・
わかってたはず
なのによ・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第41話 愛 城茂 風見志郎 立花藤兵衛 電波人間タックル(バダン再生改造人間・茂の回想) より
わしらが
撹乱するから
早く撤退してくれ!!
あれは
ネットアーム!!
志郎
そいつは
奇械人じゃ・・・・
ええ・・・・
しかし・・・・
へ・・・・
似てんだろ
・・・・俺に・・・・
当然だな
そいつは・・・・俺
ストロンガーの
プロトタイプ
キ・・
奇械人「スパーク」
それじゃあ
コイツは・・・・
よう五郎
テメェは
改造手術の失敗で
廃棄されたはずだぜ
お・・・・
おい!!
よっぽど
この世に未練が
あるらしいな!
ウルトラサイクロン
ユリ子・・・・
いや・・・
ユリ子じゃねえか
・・・・
けどよ・・・・
お前になら
殺されても・・いいか・・・・
なんてよ・・・・
らしくもねえ
どんな犠牲を
払ってでも
戦わせてもらうぜ
なにせよ・・・・
俺達はまだ
勝っちゃいねえ
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第42話 強 城茂 風見志郎 立花藤兵衛 奇械人スパーク 電波人間タックル(バダン再生改造人間・回想) より
おい 見ろよ----・・・・
城ってQB(クォーターバック)じゃなかったか?
FB(フルバック)だってよ
ええ〜〜
じゃQBは?
沼田だってよ
城だろやっぱ
ワアア
おいおいねばりすぎだよ
QBサック
されちまうよ
城はなにやってんだよ
いつもの機動力は
どうした!!
まだだ・・・・
出るな・・・・
茂!!
うおおお
ST RON GERRR(ストロンガー)
!!
はや・・・・・い
追い着く気か
あれに・・・・
いけえ
茂!!
STRONGERだ!!
おおおおおお
お
・・・・・
・・・・・・
ああああ
五郎よう
今回のアレはなんだ?
なんだって
なんだ?
すとろんぐ・・・・とか
がー・・・・ってやつ
「STRONGER」
の事か?
俺のボールコントロールと
お前の俊足をいかした
アサイメント名(さくせん)だ
「より強く--・・・・」
今の俺達に
相応しいだろうが
見てろ!!
“今日は”負けたが
次は勝つ!!
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第42話 強 城茂 沼田五郎(茂の回想) 記者たち より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
五郎ーーーー!!
バッカヤロウ
テメェ
何やってんだよ
なにが
「より強く・・」だ
俺達はまだ
勝っちゃあいねえ!
ああ・・・・
そうなんだよ
「ブラックサタン」?
聞いたないか
海外からの
思想テロ集団か
人体実験てあたりが
いかにも宗教批判
って感じで
おい
その話・・・・
聞かせてくれよ
茂は
沼田五郎の
事はロクに
話さなかったが
だがその男の
敵を討つために
自らブラックサタンに
その体を改造させた
そこまでできる
ほどの親友だったと
いう事だ
それが・・・・・
ストロンガーの
失敗作として
ゴミみたいに
廃棄されて・・・・
今・・・・また
目の前に現れる
とはな・・・・
・・・・しかし
そのおかげで
ストロンガーの
破損したオリジナル
パーツを移植できる
!
それじゃ・・・・
まさか・・・・
茂は・・・・
自分で・・・・
・・・・だめですよ
おやっさん・・・・
茂は俺達
・・・・いや
神の助けをも
拒むでしょうね
だからよう・・・・
俺の方が強えって!!
だったら俺は・・・・
もっと強い!!
----・・・・
五郎・・・・
ミュウ
ミュ・・・・
!?
バチバチ
漫画『仮面ライダーSPIRITS』15巻 第42話 強 城茂 沼田五郎(回想) 風見志郎 立花藤兵衛 ブラックサタンを知る記者(回想) ブラックサタン戦闘員 より
ブラックサタンの
害虫駆除は
俺専門の
仕事なんだからよう
ぬかせえぇ
バッ バチィ バリバリバリ
!!
あれは・・・・
電撃の中に・・・・
タックルが・・・・
変 身
!!
・・・・・
スパーク・・・・
STRONGERRR
・・・・
残像・・・・・
・・・・・か
・・・・・?
!!
しまった
来るぞ
天が呼ぶ
地が呼ぶ
人が呼ぶ
悪を倒せと
俺を呼ぶ
俺は正義の戦士
仮面ライダー
ストロンガー
チ・・・・チィ
調子に乗りやがって
オヤッさん
ピラミッドへ
回り込んでください
何をする気だ
そいつは茂に
聞いてください
!!タイタン
こっちだ!!
チィ・・・・
ヌウ・・・・まだまだ
!?
なんだ・・・・
真っすぐだと!?
つまらん小細工を・・・・ タイタン ストロンガーを先にやれ!!
グ・・ ウウ・・
今だ
・・・・・
タイ・・・・タン
この力・・・・
カブトローが
いただくぜ!!
・・・・へっ
周りが止まって見えやがる・・・・
!! チ・・・イイ
う・・・・おおおおお
行けえ 茂!!
おお 五郎!!
!!
ST RON GERRRRR
う・・・・・わあ
茂ー!!
あいつは病み上がりなんだぞ タイタンの火力に巻き込まれたら・・・・
!!!
? なんだ?
まだ戦っとるのか?
大人しく
姿くらましてりゃいいものをよ・・・・
キサマ・・・・
ヒ・・・・ヒイィ
まてコラあ
バダン デルザー ブラックサタン なんでもこいや一匹残らず
ぶっ潰してやる!!
回復しすぎだ
まったく・・・・
いつまで続ける気だ・・・・
・・・・さあ・・・
そこは茂(あいつ)のこだわりでしょう
こだわり?・・
ええ
天に召された女と・・・・
大地に眠った男の分まで
悪を倒せと・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』16巻 第43話 正義の戦士 仮面ライダーストロンガー(城茂) 沼田五郎(回想) 風見志郎 立花藤兵衛 デッドライオン 百目タイタン より
コラアアア
何してくれてんだ
あんたら・・・・
そいつは・・・・
俺の・・・・
んげ・・・・
と・・・・
こいつが
テメエの・・・・
何だって?
あ
いえ
昔・・・・
「モグラ獣人」ってのが
ゲドンを裏切って
人間の味方をしたって
話だが
そんな奴と
こいつとはまったくの
無関係だ
こいつはな
バダンが貯め込んだ
肉と骨から作った
紛い物なんだよ
バダン製なら
俺達の怨みを買っても
しかたがねえだろう
ペッ
ル・・・・セエ
ウルセェぞ
ゴリラ
たとえ
何ベン作り直された
としても
そいつは俺の
トモダチなんだよ
アマゾン・・・・
と・・・・
どうしたんだ?
モグラ・・・・アマゾン
忘れても・・・いい
・・・・
トモダチ
なくても・・いい
それでも・・・・
モグラの生きている
この世界・・・・
アマゾン・・・・守る
漫画『仮面ライダーSPIRITS』16巻 第45話 交錯 アマゾン(山本大介) 岡村マサヒコ 滝和也 ゴードン モグラ獣人(再生) より
ピギ
チ・・・・
チチュ・・・・
目ぇ覚めたか
小僧
テメエが「トモダチ」とか ぬかしてる その獣(ケダモノ)はよ
バダンがでっちあげた
亡霊にすぎねえんだよ
ゴキイ
ゴ・・・・
ゴードンさん
ほっとけよ オッサン
俺達の友情は バダンとか亡霊とか すでに超越しちまってるんだよ!!
よく言った!!
じゃあテメエも
いっぺん死ね!!
殺してやるから
あとはバダンに
頼むんだな!!
ム?
ガウウウ
モンキー
アタッーーーク
わ・・・・と
ア・・・・
アマゾン!!
・・・・じゃ
なくて・・・・
村雨さん・・・・?
くそ・・・・
まだだ
どうにもうまくいかん
良は〜〜ん
ムチャしすぎや
!
がんがんさん
だけど・・・・
先人にあれだけ
いわれたらな
ムラサメやる!!
お前
できる!!
恐ろしい・・・・
恐ろしいライダーの
縦社会や・・・・
おいソレ早く
どいてやれよ
・・・・あ
・・・・
漫画『仮面ライダーSPIRITS』16巻 第46話 双頭の牙 村雨良 アマゾン(山本大介・村雨の回想) 岡村マサヒコ モグラ獣人(再生体) がんがんじい ゴードン 他 より
そうか
ガランダーの毒を
採取して血清を
造るために・・・・
あの臆病な
モグラがね・・・・
しかしまず
アレだな
ウウ?
(それがたとえ再生怪人でも「そいつがいる世界を守る」・・・・か
しかも泣くし)
いいやつじゃん
滝和也←ライダーいいやつだと超ウレシイ人
それなら
ムラサメ
「イイヤツ」
え?
ムラサメの目・・・・
哀しさ知ってる目
大事な何かを
失って・・・・
それを越えてきた
強い目・・・・してた
・・・・
そうか・・・・
・・・・
そうだな
ま・・・・
それでも
奴もまだまだ
ライダーとして
半人前よ
色々と鍛えて
やってくれっつうか
それでもなにか
あったら この俺に
ん?
いねえ?
なあ・・・・?
落ちたあっ
おい・・・・
大丈夫か!?
タキ・・・・
魚!!
魚食うか!!
タキも早くくる!!
青い魚かよ・・・・
・・・・・
俺・・・・ナメられ
てんのかな・・・・
ん?
アマゾン?
あーームリムリ
あいつを手懐(てなず)けようなんて・・・・
あいつは
文明というか
そういう階層制(ヒエラルキー)
みたいな価値観
ないから
クッソオオオー
なら実力で
示してやろうじゃないか
漫画『仮面ライダーSPIRITS』16巻 第46話 双頭の牙 アマゾン(山本大介) 滝和也 立花藤兵衛(滝の回想) より
村雨さん!!
重くない?
ああこのガタイだ
重いんだろうな
でも 俺は 平気だ
スゲェ!!
やっぱり 仮面ライダーだよ この人!!
!
おーいモグラはん
急がへんと置いてきまっせ!!
チ・・・・
チュ〜〜ン
おい
やっと帰れるぞ!!
チ・・・・
クソッ・・・・
どっから射って
きやがったんだ!!
ガウッ
ウウウウ
これで2度目だ
愚かなる魂の群れよ・・・・
覚悟を決めるがいい
備えていた
・・・・だと
!!
うまく
いったようですね
ゼロ大帝も
よもや無人とは
思わなかったでしょうね
しかし
1億2千万ドルの
囮とは・・・・
対価が
ガランダーなら
安いものです
漫画『仮面ライダーSPIRITS』村雨良 アマゾン(山本大介) 滝和也 岡村マサヒコ モグラ獣人 がんがんじい アンリエッタ・バーキン 佐久間ケン ゼロ大帝(真) 他 より
ガアアアアウウ
??
むむ!!
アマゾン!!
さすが本家だ
は?
大丈夫か
モグラ!!
アマゾン
ムラサメ
守るぞ!!
おお!!
(・・・・・・・
会ってみたいな
アマゾンとかいう男)
(あれがアマゾン
6番目の仮面ライダーだ!!)
(ZX・・・・)
「守る・・・・」
あん時と同じか・・・・
滝さん
おそっ
どこまでも
シンプルなやろうだぜ
ま・・・・そこに村雨は
シビレたみたいだが
シビレた?
ああ
ここに来るまで
紆余曲折あった
やつだからな
すべてを敵に回し
何を守るのか・・・・
何故守るのかも
解らずに・・・・
そんなの
決まってるだろ
なんだ
・・・・ソレ
アアアア
変んっ
マアアアア
ゾオオオオン
身
おおお
スッゲー!!
へっ
ちとスゴすぎだろ
この異色の
ダブルライダーはよ
ウルセエ!!んな
ダブル天然に負けてられっかあ
くらいやがれ
漫画『仮面ライダーSPIRITS』16巻 第46話 双頭の牙 仮面ライダーZX(村雨良) 仮面ライダーアマゾン(アマゾン・山本大介) 滝和也 岡村マサヒコ ゴードン モグラ獣人 より
月曜、朝八時三十分。
俺は、病院長室の窓からの景色に見とれていた。
こうした所に呼び出されると、自分が大学病院に向いてないことをつくづく思い知らされる。とはいっても俺のような下っ端が病院長からじきじきに呼び出されることは滅多にない。それはつまり自分が組織に合わないという事実をつきつけられる機会も少ないということで、その点から見ると、自分は案外幸運かも知れない、と思う。
それでも、本当についているのかっ自問すれば、月曜朝一番に呼び出しを喰らうのが、今週一番の幸運な星座の運命だとはどうしても思えない。
眼下に広がるのは桜宮市街だ。低層の建物の中に時折、調子はずれの中高層のビルが混じる。そうした病院長室の窓からの景色には、密かな愛着と憧憬がある。滅多に足を踏み入れたことがないため、その風景にはかえって強く惹き付けられる。
こう言うと、そんなのはスカイ・レストラン『満天』からの景色からと同じさ、とちゃちゃを入れるヤツが必ず出てくる。そんなセリフを吐くのは、「もののあはれ」を解さない無粋なヤツに決まっている。重厚な調度品に囲まれた静謐(せいひつ)な窓からの風景と、白衣をだらしなく着込んだ医師が一杯三百円のうどんをすする猥雑な空間からの景色が同じだと強弁する輩に、俺のささやかなあこがれを理解できるはずもない。
あれは権力の残り香かも知れない。
下層階級の俺は、いつも権力からの距離の取り方に苦労している。つかず離れず権力はわずらわしいお客様だ。それでもこの景色を堪能できるなら、たまには病院長室に招待されるのもそんなに悪くないと、場違いな夢想をして時をやり過ごす。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』1章 遠景 冒頭 本文 より
「桐生恭一です」
よく通るバリトン。自己紹介の一言で、部屋の空気が真夏に塗り変えられる。
一重瞼の細い顔、通った鼻筋、大きな口。目の前に立たされるだけで感じられる風圧。隠しきれず溢れ出る自信。全身を覆う、うんざりするほど強烈な生命力。
派手なヤツ。ミーハー体質の女なら、一目でいちころだろう。ただし俺にとっては一緒に飲みにいきたくなるようなタイプではない。
猛禽類を思い浮かべた。鷲?鷹?それともハゲタカだろうか。
「田口公平です」
名は体を表す、とはよく言ったものだ。彼はどこからどう見ても「桐生恭一」だし、俺の方は「田口公平」以外の何ものでもない。なぜ、世の中はかくも不公平なのだろう。自己紹介をするたびに俺は、公平と名付けた親をこっそりなじる。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』2章 監査を望む鷹 本文 田口公平 桐生恭一 より
きびすを返す桐生の背中越しに、俺は声をかけた。
「すいません、あと一つだけ。初対面の方に、私の趣味で訊いていることがあるのですが」
振り返った桐生の眼が、「何でしょうか?」と問いかける。
「先生のお名前は確か恭一、でしたよね。どういう由来があるのですか」
「私の名前の由来、ですか……」
桐生は一瞬、遠い眼をした。
「一番になっても恭しさを忘れるな。……外科医だった父がそう言っていました」
次の瞬間、白衣の裾を翻した桐生は風のように姿を消していた。
一番になって恭しさを忘れるな、か。凄いものだ。一番になることが当然のことのように折り込み済みなのだから。
俺は日溜まりの中で、ひとりぼんやり、エレベーターの表示灯の往復を眺めていた。頭の中で、その上下する光のリズムに合わせるように、「はーちみつ・きんかん・のどーあめ」というのどかなコマーシャル・ソングのリフレインが鳴り響いていた。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』2章 監査を望む鷹 本文 田口公平 桐生恭一 より
部屋のたたずまいは古風で物静かだ。
病院棟は俺が医学部最上級生になる少し前、バブル経済絶頂期に完成した。考えてみるともう十七年前になる。いけいけどんどんの時代。細部をきちんと詰めることよりも、ジュリアナのお立ち台の勢いとスピードが優先された時代。最終確認を怠ったため、構造上の欠点に気づかないまま、建物は完成した。設計途中で出された隣の資材倉庫拡張という要望に、うっかりこの部屋に続く廊下を割り当ててしまったというあたりがコトの真相だろうと俺は睨んでいる。
完成直後、部屋の処遇に困った事務方は、隣の資材倉庫の延長の空間として使うことにした。まあ妥当な手段だ。きっとそれくらいしかこの部屋の用途はなかっただろう。
実は俺は、学生時代からこの部屋の存在を知っていた。
サボり魔だった俺には、隙間の空間を見つけ出す才能があった。サボるためには他人に見咎められることのない空間を見つけることが最優先する。そのようにして探し当てた秘密基地。それがこの部屋だった。
こうしたことに上手くなるにはちょっとしたコツがある。それは、他人とは毛色の違う好奇心を持つことだ。
どんづまりの部屋に、はめ殺しのくもり硝子から、光が陽射しの形状を徐々に喪失しながら、部屋に染み込んでくる。その光は柔らかく、昔も今も少しも変わらない。こうしていると、学生の頃を思い出す。
学生時代、ここは俺の一番のお気に入りだった。床に寝そべり古本を読みながら、意味もなく天井のシミを数えたりもした。いつの日かここでぼんやりと時を過ごせるようになればいいなあ、と夢見ていたあの頃。
夢はかなう。ただし、半分だけ。
ここで時を過ごすという夢はかなったが、ぼんやりと暮らしたい、という残り半分はかなっていない。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』3章 愚痴外来 本文 より
「最後に一つ、皆さんにお名前の由来やエピソードについて質問させていただいてます。これは私の個人的な趣味ですので、答えていただかなくても結構ですが」
「貴之というのは、人から尊ばれる偉い人になれ、という気持ちを込めてつけたのだそうです。之の方は、適当につけたようです」
浮かした腰をもう一度落ち着けて、羽場は続けた。
「立派な名前をもらうと息苦しいので、自分の子供は思い入れの少ない名前にしようと思っていました。例えば一郎、とかね。でも、親ってどうしようもない生き物ですね。自分が同じことをやって初めて、自分の親を許せるようになりました。代わりに今度は、私が中学生になる息子に恨まれる羽目になりました。因果は巡る糸車、自業自得ですわ」
「ちなみに息子さんには、どんなお名前をつけたのですか?」
「雪之丞」
即答に、俺はコケた。冗談かと思って羽場を見たら、真顔だった。
羽場雪之丞クンには、これからどんな人生が待ち受けているのだろう。俺は密かに、未だ見ぬ彼に同情した。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』7章 聞き取り調査2日目 本文 田口公平 羽場貴之 より
桐生は眼を閉じて、静かに続ける。
「手術には、表には出ない部分を引き受けてもらうことで、術者が精神的に安定する部分があるのです。酒井君はそのことをまだ理解していない。手術を指先の反射神経勝負だと思っているうちは、一人前の外科医とは呼べません。こういうことはいずれ骨身で知る日が来るでしょう」
意外にも垣谷に対する評価は高く、反比例するかのように酒井の評価は低い。
桐生は二つのことを同時に言っている。一つは酒井の技量に対する評価は低いわけではないこと。そしてもう一つは、垣谷の技量が低いと繰り返すことで酒井は、自分が外科医として未熟だということをさらけ出してしまっているということ。
言葉にできないものを感知する能力。それが器というものだ。桐生の評価はその意味で厳しい。外科医としての酒井の器は小さい、と言っているのだ。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』8章 外科医の血脈 本文 桐生恭一 より
桐生の眼が赤黒く光る。吐き捨てるように呟く。
「移植で助けられる命を、なぜむざむざ見殺しにするんでしょうか、この国は」
それは、誰もが悪人になりたくないからだ。心の中で呟きながら、俺は桐生の迫力に気圧される。間合いを外すように釣り球を投げてみる。バチスタ・リストを眺めていた時の違和感の追求がが裏の意図だ。続けて起こった術死の最中でも、不連続な断層のように小児症例は成功裏に終わっている。その結果、子供の症例に関しては連勝が途切れずに続いている。
「明日の手術は先生にとって、マスコミのストレスが強いですか、それとも小児心臓手術というご専門だから気楽ですか?」
桐生は笑う。
「いつもと同じ、ベストを尽くすだけです。子供でも大人でも、私の手技には関係しません。普段と違って大変なのは高階病院長と黒崎教授の方ですよ」
桐生の選球眼なら、こんな悪球は当然見送るだろう。試すまでもなくわかっていることでも、試してみたくなる時はあるものだ。
桐生の眼から、ぎらぎらした光が消え失せ、透明な表情になる。
「明日の手術は成功させます。子供の無限の可能性を潰したくはないですから」
俺は、桐生の煙草を持つ指が、かすかに震えているのに気づいた。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』8章 外科医の血脈 本文 田口公平 桐生恭一 より
目の前に垂れ下がった蜘蛛の糸をぼんやりと見つめる。高階教授は続ける。
「医師の仕事は、口頭試問で適性が測れるほど底の浅いものではありません。知識なんと些細な枝葉、臨床の海に飛び込めばイヤでもついてくるものです。それ以前にもっと大切な資質があるのです」
「それは何ですか」
高階教授は俺をじっと見つめた。それから静かに言った。
「それを卒業試験の追試課題としましょう。よく考えてみて下さい」
ちょっぴり不親切だと思ったのか、高階教授は思い出したようにつけ加えた。
「ひとつだけ、ヒントを差し上げましょう。ルールは破るためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです」
それから、俺の眼の奥をのぞき込んで、にっこり笑う。
「ま、少なくとも今の君の答えを聞いて、私が未来の責務を免除していただけそうなことは確信しましたがね」
高階教授の言葉は、その日暮らしの俺にとっては難解すぎた。その後の呼び出しがなかったことをいいことに、俺は追試をバックれた。
おかげで卒業証書は手にできたが、代わりに追試課題はずっと心にひっかかり続け、今日に至っている。高階病院長の前に立つと、落第生の落ちこぼれ気分になるのはそのためだ。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』8章 外科医の血脈 本文 田口公平 高階権太(教授) より
何事も実際に体験してみなければ、本当のことはわからない。俺は今日、「再鼓動せず」という言葉を疑似体験した。術死は、カルテの薄さという洒落た表現に収まりきるものではなかった。それは、暗黒の絶望感だった。
俺に反感を抱く酒井でさえ、調査に素直に協力した理由が納得できた。この恐怖を取り除いてくれるのなら、俺でもきっと親の仇にだってすがりつくだろう。これと比べたら、俺と酒井のいざこざなんて、取るに足らない笑い話だ。
現実に横面を張られ、俺は自分の使命を再認識した。術死は二度と起こしてはならない。そのためには立て続けに起こった術死の原因を明らかにすることが、何よりも最優先だ。
垣谷が言うように、偶然が重なっただけなら、それに越したことはない。俺の努力が無駄になるくらいで済むのなら、それくらいの不利益は喜んで引き受けよう。
けれども、手術に立ち会って、俺の中に確信が生じていた。あれだけ冷静な桐生がおかしいと言っている。それだけで、もうすでに十分おかしいことなのだ。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』9章 アフリカの不発弾 本文 より
二人の間に沈黙が流れた。俺は最後の質問に移った。
「全員に質問していることがあるんですが、個人的な趣味ですので、答えたくなければお答えにならなくても結構です」
前置きをしてから、涼という、彼の名前の由来を尋ねてみた。鳴海は一瞬きょとんとしたが、次の瞬間シニカルな微笑を浮かべて言った。
「田口先生の発想は実にユニークです。日本には珍しいタイプですね。義兄が田口先生のことを気に入った理由がよくわかりました」
俺の質問には答えようとせず、鳴海は、はぐらかすように俺を評価し返した
鳴海は断じて桐生の影などではない。鏡だ。相手を映し出すが、自分の裏側は決して見せない。鳴海の心の裏側を見るためには、鏡は砕かなかければならないだろう。但しその時には、鳴海の存在自体が砕かれてしまうかも知れない。
俺は鳴海に、桐生の印象を尋ねようとして、やめた。それは二枚の鏡を合わせるようなものだ。言い伝えでは、合わせ鏡から飛び出してくるのは悪魔だったはず。
俺は、オカルト系の話は苦手だった。
俺は鳴海の話を打ち切ることにした。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』10章 聞き取り調査3日目 本文 田口公平 鳴海涼 より
俺は実験から手を引いたが、代わりに臨床の雑用を一手に請け負った。当直の肩代わりも引き受けたので、先輩たちから重宝された。連続一ヶ月、病院に泊まり込んだこともある。
こう言うと、さも俺が身を粉にして激務に励んでいたかのように聞こえるが、現実は違う。神経内科の患者は大半が長期慢性疾患だ。病棟の仕事は、老人ホームのヘルパーに近かった。しかもヘルパー業務の大半は看護師がこなしてくれる。だから病院を住処(すみか)にしてしまえば、大した仕事ではなかった。
下界では、研修医が緊急出血の患者対応で、点滴、採血、クロスマッチ(輸血用交差試験)と地べたをはいずりまわっていたちょうどその頃、天国に最も近い十ニ階病棟では、お茶菓子をいただきながら、お婆ちゃんの孫自慢を延々と聞かされ続けている俺がいた。
そんな俺のことを、先輩医師たちは、“天窓のお地蔵さま”と呼んだ。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』12章 廊下とんび 本文 より
首をひねる俺を見て、白鳥が貧乏揺すりを始める。いきなり言葉遣いが変わる。
「なんで、こんなに鈍臭いかなあ。これじゃ、氷姫といい勝負だな。どうも買い被りすぎたみたいだな。いい、よく聞いてね。あんたは対象を自分の繭の中に取り込んでそこでゲロさせる。これがバッシヴ・フェーズ。僕は相手の心臓を鷲掴みして、膿んでいる病巣にメスを突き立てる。これがアクティヴ・フェーズ。わかった?」
これが白鳥が自分でも自覚している欠点、「相手が単なるバカだとこらえ性がなくなっちゃう」というやつだろうか?それでも言っていることは全然わからない。
ひとつだけうっすら理解したことは、この短いやりとりの間に、俺は白鳥から「あんた」と呼ばれるくらい、仲良しの一人にカウントされてしまったということだ。
友情や恋愛は、いつだって片想いから始まるのだから、俺がとやかく言うべきことではないのだが。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』13章 火喰い鳥 本文 田口公平 白鳥圭輔 より
どさくさに紛れて、俺は過去の負債を精算することにした。
「これでようやく、学生時代の借金をお返しできます」
「何のことですか?」
卒業試験の口答試問での出来事を話す。高階病院長は視線を窓の外にさまよわせていたが、記憶の小部屋にたどりついたのだろう、しばらくしてから、にっと笑う。
「まだそんなことを気に病んでいらしたのですか。あの時私が、先生を合させたことを恩に着る必要なんか、全然ないのですよ」
「でも温情だったのでしょう?」
「とんでもない。あの時私は、たかが外科の知識が少々足りないこっくらいで、こういう素直でアホな男を一年遅らせるのをもったいない、と思っただけです。余計に大学病院の雑務に埋もれることになっただけです。なのに、私は君に長く感謝される、大学も助かった。田口先生はそこそこの医者になって世の中の幸せを少し増やしている。私の裁量ひとつで誰も損はしていないし、みんなハッピーじゃないですか」
ハンマーでガツンとやられた気がした。俺は一体何を見て、何を考えてきたのだろう。白鳥のセリフがよぎる。
----もっと自分の頭で考えなよ。先入観を取り除いてさ……。
今ようやく俺は、卒業試験を終えたのだ。俺は一生この人には頭が上がらない。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』22章 後日談 本文 田口公平 高階権太 より
「私は、間違っていたのでしょうか」
桐生の問いかけに俺は立ち止まる。二、三歩進んでから、桐生はゆっくり振り返る。俺の眼を真っ直ぐに見つめる。俺は首を横に振る。
「わかりません。桐生先生は正しかったし、間違ってもいたでしょう」
桐生は桜吹雪に眼を細め、俺の言葉の続きを待っている。高く青い空に、俺と桐生の視線が吸い込まれいく。やがて、俺の言葉が空の彼方からゆっくり降りそそぐ。
「光には必ず闇が寄り添います。光をどれほど強めても、闇は消えません。光が強いほど、闇は濃く、深くなるのでしょう」
桐生は俺の言葉に耳を傾ける。やがて、ぽつりと言った。
「氷室君という闇は、ぞっとするほど深かった……」
それから、さくらの花びらの吹き溜まりに視線を落とす。
「私にはふと、あの闇の深さが懐かしく思えることがあります」
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』終章 さくら 本文 田口公平 桐生恭一 より
「……33分の1」
俺が呟く。桐生は、えっ、という表情を俺に向ける。
「桐生先生のバチスタ術死率です。大した外科医です」
桐生は首を横に振る。
「いいえ。33分の5、です。オペの結果は私一人の力ではありません。失敗も成功もひっくるめてチーム・バチスタ、グロリアス・セブンの成績です。成功率八割は、まさしく私たちチームの実力です。結局私はそこそこ凡庸なバチスタ術者だったということです」
「そんなことありません。明確な悪意は除外すべきです。素晴らしい数字ですよ」
「そう言っていただけて嬉しいです。けれどもそんな数字は、もうどうでもんです。数字で人は救えません。失われた命を前にしたら、数字なんて何の意味も持たないのです」
俺は、桐生がそう答えるだろうということを知っていた。そして今、桐生に伝えなければならない言葉が俺の目の前にある。
「おっしゃる通りです。でも数字にも意味はあります。それは一人の外科医の航跡。未来の外科医が目指す、輝ける銀領への道標なんです」
桐生は照れ臭そうに笑う。
「その言葉、外科冥利に尽きます」
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』終章 さくら 本文 田口公平 桐生恭一 より
桐生と並んで、ぽくぽく歩く。
不意に立ち止まり、桐生はあおぞらに向かって大きくひとつ、のびをした。指先を溢れかえる桜の梢に届かせようとせんばかりに。春の陽射しを掴みとろうとせんばかりに。
桐生は日輪にむけてつま先立ちになり、一瞬、真剣なまなざしをした。
その姿を振り返りながら、俺はぼんやり考える。
コイツは、これから先もずっとこうやって生きていくのだろう。
桐生は息をつき、つま先立ちの姿勢を戻す。それから蕩けるような笑顔を俺に振り向ける。
「あとは頼みます」
桐生は、ポンと軽く肩を叩くように、何かを俺に託した。それが何か確認せずに、俺はうなずいた。確認しなくてもわかっている気がした。確認してはいけないような気がした。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』終章 さくら 本文 田口公平 桐生恭一 より
田口は言う。
「患者を救おうというあなた方の姿勢は尊い。ですが、最後まで面倒を見られないのに引き受けるのは少々無責任です」
田口の言葉に小夜は凍りつく。翔子が助け船を出す。
「患者を受け入れたのはあたしです」
小夜はほっとする。そして、好ましくない状況でも、自分の行動の責任を取る翔子を、尊敬のまなざしで見つめる。そのつよさが羨ましい。田口が言う。
「これからは周囲を見回してから、判断するこてをお勧めします」
穏やかな口調の田口に、翔子は噛みついた。
「先生のお話は正論です。でも、それならあたしたちは一体どうすればよかったんですか。吐血している患者を手をこまねいて見てろ、とおっしゃるんですか」
田口の眼に深い色が浮かぶ。一瞬の間。田口は穏やかな表情で、続けた。
「今のは大学病院に属する組織人としての言葉です。次に残り半分、医療人のひとりとして、私自身の意見をお伝えします。今夜のあなた方の行動は医療人として適切でした。その結果、一人の患者の命が助かった。あなた方は立派に責務を果たしました」
田口はそこで言葉を切り、窓の外をちらりと見た。そして、更に続けた。
「口やかましいことを言ったのは、大学病院のスタッフなら誰でもこう言うからです。手続きを飛ばして正義を貫こうとしても、刃は肝心の所に届かない。いつかしっぺ返しに遭って、叩き潰される。お二人を見ていて、少し心配になったものですから」
身構えていた翔子は、田口の言葉に拍子抜けしたようだ。
「勝手をして、申し訳ありませんでした」
翔子がこんな風に素直に謝るのは珍しい、と小夜は思う。
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』3章 ドア・トゥ・ヘブン(天国への扉) 本文 田口公平 如月翔子 浜田小夜 より
冴子は田口を見つめる。
「行灯先生ってそういうタイプの先生なのね。ま、あたしとしては助かるけど」
「お酒は止められません、よね?」
冴子はふっと笑う。
「人間って大半は水でできているんですってね」
「確か八五%は水のはずですが」
「あたしの場合、それが水ではなくてお酒なの。人が水を飲まなければ生きていけないのと同じで、あたしはお酒を飲まないとダメなのよ」
「それは、アル中の決まり文句です」
冴子は首を振る。
「そうかも知れない。でも、すべての言葉はもうじき意味を失う……」
語尾をぼかし、冴子は田口に尋ねる。
「ところで、スペシャル・アンプルはどうしてミニボトルばかりなの?飛行機に乗ってるみたいな気分になるわ」
「当たりです。機内で貰うのを集めているんです」
「セコいのね」
「学会出張の度にこつこつためたコレクションです。ナンバー1からナンバー30まで、一ヶ月のストックがあります。全部別種類ですから、飽きませんよ」
冴子は、目をきらきらさせて、田口を見つめる。
「毎日、違う種類のお酒?素敵ね……。だけど、一ヶ月は要らないわ。せいぜい半分ね。あたしが頂戴できるのは……」
冴子は物憂げに窓の外を見る。田口は、首筋に冷気を感じた。慌てて明るく言う。
「そんなこと言わずに、全部片づけて下さい。処分に困っていたんです。いまさら捨てるわけにはいかないし」
「自分で飲めばいいじゃない」
「私は下戸ではありませんが、一人では飲めません。友人と飲む機会も少ないもので」
「それなのにお酒のボトルを集めているのは、なぜ?」
「綺麗だからです。ミニボトルを眺めていると、その時の記憶が浮かんでいます」
冴子は田口を見つめる。唇の端をきゅっと持ち上げ、微笑む。
「行灯先生って、淋しい人なのね」
冴子の不意打ちに、田口は黙り込む。冴子は穏やかに続ける。
「大切な思い出の品を、あたしなんかがいただいてもいいのかしら」
「酒は飲むためにある。私のような楽しみ方は邪道です」
「よくわからないわ。でも、ありがと」
田口は部屋を後にする。部屋には冴子と城崎、そして琥珀色のボトルが残された。
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』8章 ミニボトル・コレクション 本文 田口公平 水落冴子 城崎 より
小児科診療にはマンパワーが必要だ。子供は小さな獣で、注射一つにも力づくで押さえつけることが必要な時もある。一般患者なら本人聴取で済むが、小児科は両親の話も聞き、その上本人の聴取に途方もない根気が要る。愛情が深い分だけ、両親に客観事実を納得させるのに、手間がかかる。
官僚システムが生み出した、書類上で組み立てられた場当たり的な医療改革案は、医療現場に害悪と混乱をまき散らし続けている。副島真弓助教授は徹夜明け勤務時間で疲れ切った顔を霞ヶ関の方角へ向けて、静かに宣告する。
----子供と医療を軽視する社会に、未来なんてないわ。
副島の鋭い視線を受け止めた窓硝子のハーフミラーに、白髪の奥寺教授の穏やかな笑顔が重なる。小児科教授回診は粛々と雨中の行軍を続けた。
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』5章 オレンジの黄昏 本文 副島真弓 より
目覚めた時、窓に陽の光があふれていた。寝坊した、とあわてて起き上がる。それから寝呆けた視線を壁のカレンダーに走らせ、休みだったことを思い出す。
テーブルの上には書きかけのレポートが乱雑に放り出されていた。頭の中では、もうとっくに完成しているが、書き下ろすことができない。眼球摘出という単語のところで小夜ねペンは凍りつく。
----患者への過度の感情移入は危険。共感は大切だけど、過度だと看護が壊れる。
猫田師長の言葉。その言葉を聞いた時は意味が全く理解できなかったけれど、今ならよくわかる。
窓を開ける。真冬の朝の冷気が部屋に流れ込む。再び猫田の言葉が甦る。
----迷った時は患者に還ること。医療の原点は患者にあるの。
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』10章 天窓の黙示録 本文 浜田小夜 猫田麻里(師長) より
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管理担当です。 いつもご利用ありがとうございます。 本スレッド…(シスオペ)
10レス 356HIT 匿名さん -
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🎵YouTube 自曲を削除するミュージシャン💿
楽曲の中にはCD販売されているのもあり、そうなるとレーベル会社などにも…(サラマンドラ)
4レス 402HIT おしゃべり好きさん -
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理不尽なファン…だと
確かにそうかも! 期待しないで応援できますからね! (通りすがりさん0)
9レス 362HIT 通りすがりさん -
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なら全カットして疲れた人が~😂
羨ましい~ 芸能人~😂 幸せ~ (おしゃべり好きさん0)
2レス 261HIT おしゃべり好きさん
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漫画「あたしンち」の感想10レス 198HIT おしゃべり好きさん
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日曜劇場!え~!7レス 155HIT 匿名さん
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プリキュア シリーズ1000回 おめでとう 再々再々127レス 3315HIT キュアプリズム
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