人間とはなんであるか？

フロムはこう言う
人は気付いた時には生きている

そこに意味はあるのか？
私はありようがないと思う
それは自分の意思とは関係無く
気付いた時には自分自身がいる

意味があるとしたら両親の幸福だろうか
多くの人が両親の幸福のために生まれてくる
両親は暖かい家庭を形成するために
子を産み育てる
我々は両親の幸福のために産まれてきた

• << 9 しかしなんだろう 私自身とは 何で どこから来て どこに行くのだろう はっきり分かるのは 今ここに私自身が存在しているということ デカルトの言葉 我思う故に我在り これが私の生きている意味になるのだろうか

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生身では生きられず
与えられた頭脳で
如何に外界と能動的に対峙するか
思考と試行を続けて行くが

他の生物は当然に行っている営みに反して
子孫が繁栄する余地を狭めている



袋小路種滓

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>> 2 人は自然のままでは生きられない
しかし人は自然の一部である
この矛盾を解消するために自然との調和が必要になり
人はそれを常に模索してきた
それはこれからも変わらないだろう
理性は人が人として生きていく上で必要だが
強すぎる理性は人を殺す
自己自身と世界との関係

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未確人非行物体

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人間は間違える生き物である
自然の中では動物たちは間違えない
人間は間違えるうえに後悔する
間違えてからはじめていろんなことに気付く

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精神
心の作用
心から愛する何かがそばにあれば
力が湧き出るような
活力が湧き出る
心から悲しむ何かがあれば
何もできなくなる
体の動きもにぶくなる
最悪動けなくなる

心は体を支配している

こう考えると
人間というのは精神体なんだなということが分かる
この肉体は神からの借り物であり
いつかは返さなくてはならない
この心が私であり自分自身である
キルケゴールの言葉
人間とは精神である
の言葉に合致しそうである
古典哲学におけるプシュケ
日本の神道における魂にも通じる

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人って自然のままでも本当は多くのことを識っている
だけど識ってはいるが
真実を正面から捉えず
目を背け
できないことをしようとして
それができないと悩む
現実が受け入れられない
あるがままの姿が受け入れられない
だから悩む
悩む人は本当の結論を識っている

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人生が祝福に満ちたものになるか
憎しみと怒りに支配されたものになるのか

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>> 1 フロムはこう言う 人は気付いた時には生きている そこに意味はあるのか？ 私はありようがないと思う それは自分の意思とは関係無く … しかしなんだろう
私自身とは
何で
どこから来て
どこに行くのだろう
はっきり分かるのは
今ここに私自身が存在しているということ
デカルトの言葉
我思う故に我在り
これが私の生きている意味になるのだろうか

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ブッダの言葉
生まれ変わり死に変わり
彼岸に達すれば
生まれ変わることもない

この言葉により輪廻は存在するとする者がいる
或いはサンスクリット語の誤訳とし輪廻は存在しないとするものがある
仏教の源流を探ると輪廻は矛盾をはらんでいるという気はしなくはないが
決定的な要素がなくやはり分からない

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絶望は愚か者の結論である
これは有名な言葉ではある
しかしこの言葉は誤りである
何故なら絶望は誰でもするから
全ての人が愚者になってしまう
絶望してる人は決して愚か者ではない
絶望は人生においては大切な過程である
『ひとつの事柄にも球のように様々な面がある』
トルストイはこう言った
絶望することにより今まで見えなかった面が見えてくる
新たな道が見えてくる
本当に大切なものがみえてくる
だから以上の理由から
絶望は愚か者の結論である
私はこの言葉は全否定します

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この宇宙の中で一人の人間など
砂漠の中の砂一粒にも満たないだろう
永久とも思える時間の中で
一人の人間の一生など一瞬にも満たないだろう

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何が正しくて何が間違えているのか
毎日が慌ただしく結果を出す事だけが要求される
考えてる暇なんてない
ただ毎日毎日結果を出し続けるだけ
そうした毎日の中で自分自身を見失う
自分自身が誰なのか分からなくなる
何が正しくて何が間違ってるのか
分からなくなる

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