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とある話より…

レス312 HIT数 12165 あ+ あ-

ストロベリー( bAF01 )
15/03/08 14:46(更新日時)

気にかかる話など、

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No.1848612 12/09/12 09:55(スレ作成日時)

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No.312 15/03/08 14:46
ストロベリー ( bAF01 )

がんばってください。

No.311 15/03/06 12:07
匿名292 

それなんか分かる気がする。自分も周りも何か変わった気がするから。
まだまだこれからだけど。

No.310 15/03/05 15:18
ストロベリー ( bAF01 )

…とある投稿より。



副業が儲かりすぎて、
自社ビルを建てた男が実在します。

あなたも彼と同じように
稼ぐことが可能です。


興味がございましたら、
今からお話する正真正銘の
実話をお聞き下さい。


かつて千葉県の木更津市に、
月収20万円の自動車整備士がいました。



ある日彼は、両親から数千万円の
借金があることを打ち明けられます。


困った彼は、副業で、
インターネットビジネスを始めます。


その結果、開始2週間で
150万円の売り上げを達成します。

ここまではよくある話ですが、
ここからが常軌を逸しています。



その後彼のビジネスは急成長し、

・ 両親の借金を全て解決します。

・ かねてからの夢であった、
  6頭の馬のオーナーになります。

・ 愛犬をドッグショーで優勝させます。

・ ゴルフでトップアマレベルの
  実力を身に付けます。
 (ハンディはシングルです。)

・ 2015年、自社ビルが建ちました。

・ 釣りをするため、
  しょっちゅう鹿児島に行きます。
  釣りの技術はプロの漁師から学び、
  やはりプロ並みの技術を
  身に付けました。



このように、好きなだけ使える
自由なお金と自由な時間を手にし、
興味を持った様々な分野で次々と
一流の成果を上げています。



もうお気づきかもしれませんね。

これはネットビジネスの鬼才、
市原高一氏の話です。


今、市原氏は検索エンジンに関して、
ある「異常な変化」を察知したと
警告を発しています。




彼によれば、これまでの常識が完全に覆り、
初心者も上級者も関係なく、
ある「法則」に気付いたものだけが
急激に稼ぎ出すとのこと。

その法則について、無料公開しています。




No.309 15/02/14 09:54
ストロベリー ( bAF01 )

追加…3
そんないかにも子どもらしい願いごとが続きます。


それを先生はずっと読んでいくうちに、こんな言葉に出会いました。


「かみさま、ぼくのとなりの子のうでを、はやくなおしてあげてくださいね」 


言うまでもなく、あの弟が書いたものでした。


先生はその一途な願いごとを読むと、もう我慢ができなくなって、体育の時間のことを、お母さんたちに話して聞かせました。


小児マヒの子のお母さんは、我が子が教室でどんなに不自由しているだろうと思うと気がひけて、教室に入ることもできず、廊下からそっとなかの様子をうかがっていました。


しかし、先生のその話を聞いたとたん、廊下から教室に飛び込んできて、床に座り込み、この弟の首にしがみつき、涙を流し、頬ずりしながら絶叫しました。


「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・・・」


その声がいつまでも学校中に響きました。

_______

「続 気配りのすすめ」

鈴木健二 著

講談社文庫より

_______


No.308 15/02/14 09:53
ストロベリー ( bAF01 )

追加…2
家ではお兄ちゃん、学校ではこの友だちでは、幼い子に精神的負担が大きすぎるのではないかと思ったからです。


その夜、ご主人と朝まで相談しました。家を引っ越そうか、弟を転校させようかとまで考えたそうです。


結局、しばらく様子を見てから決めようということになりました。


学校で最初の体育の様子を見てから決めようということになりました。


学校で最初の体育の時間のことです。


受持ちの先生は、手の不自由な子が体操着に着替えるのを放っておきました。


手伝うのは簡単ですが、それより、一人でやらせたほうがその子のためになると考えたからです。


その子は生まれて初めて、やっと右手だけで体操着に着替えましたが、そのとき、体育の時間はすでに三十分も過ぎていました。


二度目の体育の時間のときも、先生は放っておきました。


すると、この前は三十分もかかったのに、この日はわずかな休み時間のあいだにちゃんと着替えて、校庭にみんなと一緒に並んでいたのです。


どうしたのかなと思い、次の体育の時間の前、先生は柱の陰からそっと、その子の様子をうかがいました。


すると、どうでしょう。


前の時間が終わるや、あの弟が、まず自分の服を

No.307 15/02/14 09:52
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」…より

一人のお母さんから、とても大切なことを教えられた経験があります。


そのお宅の最初に生まれた男の子は、高熱を出し、知的障害を起こしてしまいました。


次に生まれた弟が二歳のときです。


ようやく口がきけるようになったその弟がお兄ちゃんに向かって、こう言いました。


「お兄ちゃんなんてバカじゃないか」


お母さんは、はっとしました。それだけは言ってほしくなかった言葉だったからです。


そのとき、お母さんは、いったんは弟を叱ろうと考えましたが、思いなおしました。


―――弟にお兄ちゃんをいたわる気持ちが芽生え、育ってくるまで、長い時間がかかるだろうけど、それまで待ってみよう。


その日から、お母さんは、弟が兄に向かって言った言葉を、自分が耳にした限り、毎日克明にノートにつけていきました。


そして一年たち、二年たち・・・


しかし、相変わらず弟は、「お兄ちゃんのバカ」としか言いません。


お母さんはなんべんも諦めかけ、叱って、無理やり弟の態度を改めさせようとしました。


しかし、もう少し、もう少し・・・と、根気よくノートをつけ続けました。


弟が幼稚園に入った年の七夕の日、偶然、近所の子どもや親戚の人たちが家に集まりました。


人があまりたくさん来たために興奮したのか、お兄ちゃんがみんなの頭をボカボカとぶちはじめました。


みんなは 「やめなさい」 と言いたかったのですが、そういう子であることを知っていましたから、言い出しかねていました。


そのとき、弟が飛び出してきて、お兄ちゃんに向かって言いました。


「お兄ちゃん、ぶつならぼくだけぶってちょうだい。ぼく、痛いって言わないよ」


お母さんは長いこと、その言葉を待っていました。


その晩、お母さんはノートに書きました。


「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」


ほとんど無意識のうちに、ノートの終わりのページまで鉛筆でぎっしり、「ありがとう」を書き連ねました。


人間が本当に感動したときの言葉は、こういうものです。


やがて弟は小学校に入学しました。


入学式の日、教室で初めて席が決められました。


ところが弟の隣に、小児マヒで左腕が不自由な子が座りました。


お母さんの心は動揺しました。


No.306 15/02/12 08:53
ストロベリー ( bAF01 )


世の中には自信たっぷりな人と、

自信のなさそうな人がいる。


両者を比べると、能力でそんなに大きな開きがあるわけではない。


いったいどこから自信のあるなしが出てくるのだろうかと、

いろいろと観察してみて一つ気がついたのだが、

自信たっぷりな人間は、

何か一つ

「人に負けないもの」

を持っているということだった。


それが麻雀でもいい。


何でもいいから「これなら自分は人に負けないぞ」

というものを持つことだ。


そうすれば自分に自信が持てるようになり、

自信を持って生きている人間特有の魅力がにじみ出てくる。


~~~

出典

[人生、逆転の法則ここだけの100話]

川北 義則 著

三笠書房より

No.305 15/02/11 20:10
匿名292 

心当たりがあるからよく分かるよ。

No.304 15/02/11 13:31
ストロベリー ( bAF01 )

つまり、本来ひとは皆、誰かを思っているし、本当の悪人はいないと信じたい。


とはいえ最近は、残虐なニュースが多く、胸が締め付けられる思いですし、しっかりと罪を償って頂きたいのですが、


生まれながらにしての「悪人」はいない筈です。


もしかしたら、この詩の娘も、2回譲ったのに、3回目たまたま譲らなかったシーンを、たまたま誰かに咎められたらどうでしょう。


次からは、もう席を譲らなくなってしまうかもしれませんし、電車に乗るのが嫌になってしまうかもしれません。


逆に、この善行を見ていた大人が、2回も偉いね♪って言葉を掛けていたら、また譲りたくなるかもしれません(*^_^*)


情報の断片だけで判断せず、しっかりと相手の優しさや相手のしてきたことを見れる大人でありたいと思いました♪


___


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。

__________


No.303 15/02/11 13:31
ストロベリー ( bAF01 )


吉野弘さんという方が書いた「夕焼け」という詩をご紹介させていただきます。


感じるものがあります♪

_______


いつものことだが 電車は満員だった。


そして いつものことだが 若者と娘が腰をおろし としよりが立っていた。


うつむいていた娘が立って としよりに席をゆずった。


そそくさととしよりが坐った。


礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。


娘は坐った。


別のとしよりが娘の前に 横あいから押されてきた。


娘はうつむいた。


しかし 又立って 席を そのとしよりにゆずった。


としよりは次の駅で礼を言って降りた。


娘は坐った。


二度あることは と言う通り


別のとしよりが娘の前に 押し出された。


可哀想に。


娘はうつむいて そして今度は席を立たなかった。


次の駅も 次の駅も 下唇をギュッと噛んで 身体をこわばらせて---。


僕は電車を降りた。


固くなってうつむいて 娘はどこまで行ったろう。


やさしい心の持主は いつでもどこでも われにもあらず受難者となる。


何故って


やさしい心の持主は 他人のつらさを自分のつらさのように 感じるから。


やさしい心に責められながら 娘はどこまでゆけるだろう。


下唇を噛んで つらい気持ちで 美しい夕焼けも見ないで。


_______


やさしい人の「心」を見ていてくれる人がいます。


唇を噛んでこらえているのを見ている人もいます。


やさしさは、どれだけ相手の立場を考えられるか?相手のことを思えるか?


人には人の事情や思いがあるものです。


この娘も、3人目のご老人が目の前に立ったところから、この娘をみると「席を譲らない娘」に見えますが、


最初から見ていた人には「勇気を出して2回も席を譲った娘」です。


だれかを非難している人がいますが、「その出来事の全てを見たうえで言っていますか?」と思ってしまいます。


一部の断片的な情報だけをたよりに、人を責めたり傷つけたり・・・


その部分だけ注目されたら、確かに「悪人」にも見えますが、それが本当に答えでしょうか?


僕は、孟子が言う「性善説」を信じたい。


性善説とは、人間の本性は基本的に善であるとする教えですが、「性善説」のお話はまた明日するとして、


No.302 15/02/11 08:49
ストロベリー ( bAF01 )

会話をする相手が限られている場合には、第三者を交えることを心がけるといいと思います。

その第三者というのは、人ではなく、本や雑誌の記事でもかまいません。

それを傍らに置いて、たとえば、

「この『生物と無生物のあいだ』という本は面白かったよ」

「へぇ、どんなことが書いてあったの?」

「『動的平衡』という言葉がキーワードになっているんだけど…」

という風に、普段使わない言葉を使ってしゃべってみる。

映画やDVDを見た後に、感想を話し合うのも良いでしょう。


誰でも学生時代までは、自分の興味のない分野でも必修で勉強し、幅広い語彙に触れ、それを使っているものですが、社会人になると、自分の専門分野しか勉強しない、興味があることしか話さない、という風になっていきがちです。

そうすると、自由に使える語彙も限られていってしまう。

そういう硬直した状態を変えていこうとする意識を持つようにして下さい。


『脳から自分を変える12の秘訣』新潮文庫





職業別の寿命では、僧侶が1位だという。

その大きな理由の1つが、読経(どきょう)ではないか、と言われている。

読経という「音読」は、脳を活性化し、言葉を忘れにくくする。

そして、声を出すことにより、呼吸法が自然とできることも大きい。


また、普段使わない言葉を使うには、読書が一番だ。

それは、それを誰かに話したり書いたり、というアウトプット型の読書だ。

読書もいくら冊数を読んだからといって、インプットだけに終わってしまっては脳は活性化しない。


普段より、読経や素読(そどく)をしたり、祝詞(のりと)をあげたりする。

そして、多くの本を読み、それを誰かに語る。


いつまでも、脳を活性化させておく習慣を身につけたい。



No.301 15/02/11 08:49
ストロベリー ( bAF01 )

【言いたい言葉が出てこないとき】№1995


脳神経外科医、築山節氏の心に響く言葉より…


言いたいことは自分で分かっているのに、その言葉が出てこない。

その人の顔や仕事ぶりはよく知っているのに、名前が思い出せない。

それで、つい「あれ」「あの人」などと言ってしまう…という状態は、単純な記憶力の問題とは区別して考えた方がいい面があります。


その原因と考えられるのは、多くの場合、次のどちらかです。


●普段しゃべる機会が少ない。

●(よくしゃべっているものの)自分の言いやすい言葉ばかり使っている。


普段しゃべる機会が少ないというのは、特殊なケースのように思われるかも知れませんが、そうとも限りません。

私は以前、認知症と発語量の関係を調べるため、発語カウンターという計測器を使って、人が1日にどのくらいしゃべっているのかを調査したことがあるのですが、そのときによくわかったのは、「人は案外しゃべっていない」という事実でした。

私はこの研究で、認知症状に向かっていきにくい発語量の基準として「1日2000語」という仮の結論を出したのですが、毎日それくらいしゃべっている人は多くなく、挨拶や返事以外の言葉を1語も話さず生活している人も珍しくありませんでした。


若い世代にもそうなっている人がたくさんいると思います。

外国語ならともかく、母国語である日本語を忘れるはずがないと思われるかも知れませんが、完全には忘れなくても、「概念と語彙を結びつける力が弱くなる」ということは起こるのです。

まずはそのことを知っていただき、できるだけ発語する機会を増やすよう心がけていただきたいと思います。

会話する相手に恵まれていない場合には、とりあえず音読を毎日の習慣にして下さい。



続いて、2つめのケースです。

こちらの方がより一般的だと思いますが、しゃべってはいるものの、自分が言いたい言葉、言いやすい言葉ばかり使っている。

その結果、普段あまり使わないような言葉が思い出しにくくなっているというパターンです。

これは一言でいえば、

意志的に言葉を選択して使う力が落ちている。

ということだと思います。


No.300 15/02/07 12:18
ストロベリー ( bAF01 )

マイナスの出来事にも必ず「意味」があります。

その意味に気づくと、マイナスの出来事すらプラスに思えて「ありがとう!」と感謝できるようになります。


私自身にも一つ、思い当たることがありました。

大病をした時のことです。

生死をさまよいながらも無事、回復して退院できました。

しかし、治療の後遺症に苦しみ、「もう俺の人生は終わりだ」と落ち込んでいました。

そんな時、あるお医者さんに言われました。


「病気は気付きです。なぜそうなったのか、気付いて学ぶことが大切です。何かを気付かせるために、神さまがあなたを病気にしてくださったのです」


その言葉のおかげで、自分の考え方や心の持ち方を変える努力をするようになりました。

そうして初めて感謝の心がわかったのです。

すると、病気にすら感謝できる。


あなたの目の前にも、「ありがとう」と言える「幸せ」がいっぱいあるはずです。


『他人と比べない生き方』フォー・ユー





「病気」も「事故」も「失敗」も「挫折」も、苦しいこと辛いことなど、自分の意に沿わないことや嫌なことはすべて、何かの気付きのために神さまがプレゼントしてくれたこと。

その中には必ず、自分が成長するための何か学びがあるからだ。

そこから学ぼうとしない人は、他人やまわりのせいにしたり、愚痴や泣き言や文句を言い続け、そしてそのことをずっと許さない。


どんなことからも学ぼうとする人には「感謝の心」がある。

そして、病気や事故といった辛いことからだけでなく、日ごろの当たり前のような小さな幸せにも感謝ができる。

「歩くことができて幸せ」「仕事ができて幸せ」「食べることができて幸せ」そして「生きていて幸せ」、と。


すべてのことは学びの場と、感謝の念で日々過ごしたい。



No.299 15/02/07 12:16
ストロベリー ( bAF01 )

【病気は気付き】
志賀内泰弘氏の心に響く言葉より…
沖縄に島袋勉さんという友人がいます。
彼は、「義足のランナー」として知られています。
2001年4月10日午後10時5分頃、島袋さんは千葉県船橋の電車の踏み切りで事故に遭いました。
意識が戻った時、彼は両足を失っていたのです。
そのうえ脳の機能障害も起こしてしまい、つい先ほどの出来事さえも忘れてしまう状態になってしまいました。
人の顔が二つも三つにも見えたり、めまいに襲われることも。でも、彼はあきらめませんでした。
妹さんのサポートを得て、猛烈な、かつ過酷なリハビリを始めたのです。
切断された部分に包帯を巻くと、義足を装着できなくなります。
包帯なしで義足をはけば、猛烈な痛みが襲います。
それでも「傷の痛みは怖くない。怖いのは歩けなくなることだ」と歩行練習を続けました。
歩くだけではありません。
彼は「走る」ことにも挑戦します。
そして、義足をはいてホノルルマラソンを完走してしまったのです。
当然のことながら、猛烈な痛みとの戦いがありましたが、なぜ彼は、その戦いに打ち勝つことができたのか。
そこには、お母さんの一言があるといいます。
病院でリハビリをしている時、お母さんに電話をしました。
すると「痛い?」と聞かれました。
傷の周辺を氷で冷やし、痛み止めを飲み、坐薬まで使って痛みに耐えているのです。
「そりゃ痛いよ」と答えました。
するとお母さんは、
「そんなに痛い思いをして、何も学ばなければただのバカだよ。アハハハハ」
と笑って言ってのけたのでした。
島袋さんは、「自分は何を言ってもらいたかったのだろう」と自問したそうです。
「痛いでしょう。大丈夫?」といった同情の言葉を期待していたのでした。
その時、ハッと気付いたそうです。
「これがいけないんだ」と。
長く病院生活を続けていると、同情の言葉にすっかり慣れてしまう。
この時から、日々の努力の中から何かを学ぼうとす意識するようになり、周囲の光景がいろいろな色に変わって見えるようになったといいます。
人は、辛いことがあると失望します。
「なんて私は不幸なんだろう?」と思います。
一つ何かを失うと、人生が真っ暗闇で、すべてを失ったような気持ちに陥ってしまう。
そこで、大切なことまで見失ってしまうのです。

No.298 15/02/06 11:12
ストロベリー ( bAF01 )

【あえてへたにやる】№1990


スティーヴ・チャンドラー氏の心に響く言葉より…


うまくできるか自信がないために、何かをやらないということがある。

この典型的な例が、作家に見られる「ライターズブロック」という現象だ。

これは、作家がどうしても書けなくなってしまう、心理的な障害のことだ。

重症な場合は、心理療法士の助けを借りることもあるほどだ。


この「ブロック」という現象が起こるのは“うまく書けない”という思いこみが書こうとする手を止めることが原因だ。

こんなときは、作家の中の悲観的な声がこうささやいているのだ。

「書けることなんてまったく思いつかないだろう?違うか?」


この現象は、作家に限らず、私たちの多くが経験する。

たとえばメールの返事を書くとき、気の利いた文が思いつかず、ずるずると先延ばしにしてしまうのも同じことだ。

この状態から抜けだすのにセラピーは必要ない。

こういったときに自信を取り戻す方法は簡単だ。

「あえてへたに書く」

と決めればいいのである。


文章を書くときのコツは、とにかく書きはじめることだ。

たとえそれが最低の出来でもかまわない。

「どんなに優れた文章も、たいていはひどい出来から始まる」

と小説家のアン・ラモットは言う。


一度行動を起こせば、エネルギーを高めるのも、仕事の質を上げるのも簡単だ。

私たちはしばしば、うまくできるという保証がなければ、怖くて実行することができなくなる。

そしてその結果、何もしないで終わるのである。


G・Kチェスタトンは、この状況を憂慮し、こんな言葉を残している。

やる価値のあることなら、へたにやる価値もある。


私はセルフモチベーションのセミナーで、受講者に「来年の目標を書く」という宿題を出すことがよくある。

長さは半ページ。

ごく簡単にできる宿題のはずだが、実際は、驚くほどたくさんの人が、この宿題にもがき苦しむ。

たった半ページ分が書けない理由は、“正しい目標”を書こうとするからだ。

ここで書いた目標が、一生を決めるかのように悩んでしまうと、一文字も書くことはできない。

そこで私は、彼らに向かってこう言う。

「とにかく何か書いてください。嘘でもいいのです。自分の目標でなくたってかまいません。とにかく何か書けばいいのです」


No.297 15/02/03 17:45
匿名292 

やった🐱

No.296 15/02/03 09:08
ストロベリー ( bAF01 )

イン・フォメーションとは、外からの情報を受け入れて自分の中に認識を形創ること。

それに対し、エクス・フォメーションとは、自分の内にある認識を、外へ形創っていくことだ。


イン・フォメーションは、世の中から求められている自分を作っていく行為であるのに対し、エクス・フォメーションは自分が求めている世の中を創っていく行為といえる。

後者を常に意識した行動をとることが、これからの時代は何よりも求められる。


『バカになるほど、本を読め!』PHP




スティーブ・ジョブズの有名な言葉に次のようなものがある。

「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」


そして、ジョブスは、次のような、ヘンリー・フォード(自動車王)の言葉を好んで引用していたという。
 
「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」


多くの人は、今の延長線上にあることしか想像できない。

突拍子もない発想や非常識な考え方は、最初から考えようともしない。


だからこそ、これからますます「知識創造」「価値創造」型の読書をすることが必要とされる。

既存の常識の枠を超える発想を生み出すためにも…


バカになるほど、本を読みたい。

No.295 15/02/03 09:05
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともす…より
【バカになるほど、本を読め!】№1987


神田昌典氏の心に響く言葉より…


意識の高い人の本の読み方には、変化が見られる。

それは、「知識創造」「価値創造」型の読書をする人が増えているということだ。


その理由は、世の中で付加価値をつけられる人のスキルとセットが変化したこと。

旧来型の読書をしても、評価されなくなったことにある。


旧来型の読書というのは、本に書いてある知識をしっかりと頭にに入れ、それを必要なときに正しく迅速に引き出せるようにする、というものだった。

かつての知識人というのはこういう人だったわけで、たとえば、マルクスの『資本論』を読破し、その内容を正確に語ることさえできれば、大学教授や評論家として社会的地位を得られたわけだ。


ビジネスでも、そうした「旧来型の読書」型の人材が求められていた。

たとえば役所や銀行では、何よりも正確性が求められる。

そのため、書いてあることを記憶する能力のある人、たとえば東大生などの受験エリートがもてはやされたわけだ。


ところが、その「正確な知識を提供する」役目は、今やコンピュータにとってかわられてしまった。

No.294 15/02/02 08:52
ストロベリー ( bAF01 )

【笑顔はつくらなければならない】№1986


石川洋氏の心に響く言葉より…


私にとって大事に励ましてくださる方で、かとうみちこさんという女性がおります。

この人は高校生のときに、無腐性壊死という、助からない病気を患いました。

今はそれを克服して、立派に活動している方でありますけれど、このかとうみちこさん、自分で治したと言ったらちょっと言いすぎかもしれませんけれども、発想の転換で病気を治したと言っていました。


「かとうさん、もうちょっと病院にいなさいよ」という言葉を振り切って、病院から家に帰ったそうです。

病院で死にたくはないと思ったんでしょう。


お家に帰って、お兄さんが

「みちこ、退院だから、記念で写真撮ろう。笑顔で撮ろうよ、笑いなさい」

と言って、笑って撮った写真。

その写真を大きく引き伸ばして、私に見せてくれました。


「この顔を見てください。笑おうね、笑うよと言って撮った写真。泣いているでしょう」

と言いました。

「だから、笑顔はつくらなければならない。

それが私の人生の第一歩でした」

とおっしゃいました。


人生の隠し味という詩を作っています。


「からいお塩はおいしいお汁粉の隠し味

No.293 15/01/29 13:02
ストロベリー ( bAF01 )

申し訳ありません

No.292 14/06/04 12:36
匿名292 

ああ、読み終わっちゃった・・

No.291 13/05/06 14:34
ストロベリー ( bAF01 )

…続き



そういう子に育てようと思って部活動を指導してきました。


だから兵庫県一になるとか、日本一になるとか、そんなことは考えていませんでした。

しかし結果として、西脇工業なんか誰も行きたくいと言われていたのに、いまでは地区の中で一番志願者の多い高校になりました。

それも、優秀な生徒が集まってきている。


“弱小チームから日本一への道”

『月刊致知 2013年6月号』“水野彌一&渡辺公ニ・対談”致知出版社



渡辺公ニ氏は、昭和13年生まれ。

日体大を卒業し、43年に当時荒れていた、県立西脇工業高等学校に赴任、陸上で学校を建て直そうと、陸上部を創った。

幾多の困難を乗り越え、全国高校駅伝の男子で最多の計8回優勝を成遂げた。

その実績を買われ、昨年、74歳で日体大のコーチとして招聘された。

日体大は、昨年(2012年)の箱根駅伝では創部史上最低の19位だったが、今年の正月はなんと30年ぶりに総合優勝。

招聘され、たった1年での快挙だった。


日本の武道や、茶道、といった「道」には、必ず「型」がある。

型は、挨拶や、礼儀、歩き方や、立ち方等の、立ち居ふるまいまで決まっている。


武道では、「守、破、離」と言われるが、型が出来ないかぎり、「守」の段階からは先には進めない。

型が出来て初めて、それを応用することができ、さらにそこから離れ独自の世界を築くことができる。


型は、仕事で言うなら、「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」という5S。

どんなに優秀なスポーツ選手であっても、挨拶やしつけといった基本の型ができてなかったら、社会では通用しない。


スポーツであれ、仕事であれ、勝負にこだわる前に、まずは人間力を磨きたい。




No.290 13/05/06 14:25
ストロベリー ( bAF01 )

【勝ち負けより、人間をつくる】№1149


日体大、渡辺公ニ氏の心に響く言葉より…


昨年の4月に指導を頼まれて、まずは2週間という約束で横浜まで、日体大陸上部の練習を見に行きました。

合宿所で一緒に寝泊りしたのですが、選手たちは夜中の12時近くまで起きている。

古い木造二階建ての寮でしたから、話し声が聞こえるんですね。

これじゃいかんと思って、結局そのまま8月いっぱいまで住み込んで、夜10時半消灯、朝5時半起床、これを徹底させました。


また、驚いたのはグランドへ行ったら、立派なオールウェザー(全天候型)なんです。

ところが、もう草が茫々(ぼうぼう)。

「おまえたちは入学してからグランド整備したことあるか?」と聞くと「1回もありません」と。

私は「陸上で一番大事なのはグランド整備。次が生活態度、その次が目標、目的を持った練習なんだ」と言って、毎朝15分間のグランド整備を始めました。


練習メニューは監督に一任して、私は口出ししない。

ただ、態度が悪いとかだらしない時にはとことん注意しました。

学生には煙たがられたと思いますよ。


でも、徐々に記録が伸びていった時に初めて「ああ、先生は僕のこと考えて叱ってくれたんや」と分かってくれたようです。

最初は食堂などで顔を合わせると避けていた学生たちも次第に向こうから声を掛けてくるようになりました。


まあ、もともと力は持っていたと思います。

けれど、だらしない生活で、魂がないような練習しかしてなかった。

そこを変えていったというだけですよ。


選手としての勝ち負けなんか大したことではなくて、部活動は人間をつくるところ、要するに人生の勝利者をつくるところだと思ってきました。

選手として優秀だった人が優秀な人間になるとは限らない。

部活動を通じて謙虚さや素直さ、感謝の気持、責任感や協調性を身につけることができれば、世の中のどこへ行っても通用する。

それが私の指導の根底にありました。


日体大の前は、西脇工業という高校で指導していたのですが、私が赴任した当初、西脇工業は卒業したらみんな就職していました。

ならば必ず箒(ほうき)を握れる人間に育てないかんと。

社会に出たらまず、箒を握って自分の仕事場を掃除する。

仕事が終わったら後にもう一回掃除をして、窓を閉めて帰る。

そうしたらどこへ行っても可愛がられる。



…続き

No.289 12/12/28 07:27
ストロベリー ( bAF01 )

続き




不思議なことに、強くなると、やり返そうという気持がなくなった。


「先生のひとことで、救われたんだよ」

フライ級の日本一になって北海道に帰ったとき、先生にそう言った。

先生は、変わらぬ優しい笑顔で、小さくうなずいた。

『心がギュッと強くなる本 大切な人への手紙23通』PHP研究所




人はちょっとしたひとことで、明るくもなれば、暗くもなる。

そして、たったひとことで命が救われることもある。


「いつだって、私はあなたの味方」

「泣きたかったら思いきり泣いてもいいんだよ」

「君がいてくれるだけで幸せ」

「どんな時でも君のそばにいるよ」


勇気を与えてくれる「ひとこと」、発したい。





No.288 12/12/28 07:27
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【先生のひとことで、救われたんだよ】№1220



プロボクサー内藤大助氏の心に響く言葉より…


ひどいイジメだった。

胃潰瘍ができた。

毎日毎日、恐怖が続いた。

いまもそのトラウマが残っている。


僕がボクシングを始めた理由。

それは、中学のときのイジメだ。


相手に仕返しするためじゃない。

自分の身を守るため。

パンチを打つのではなく、相手のパンチをよけるため。

僕は強くなりたいと思った。


僕は北海道の豊浦町で生まれた。

家は貧しかった。

サビだらけのトタン板で囲われた木造二階建て。

窓は木枠でできていたけれど、きっちり閉まらない。

毎年、冬の寒さをしのぐため、ビニールを打ち付けて、窓をふさいでいた。


僕には父親の記憶がない。

僕が生まれてすぐに離婚したらしい。

母親は、自宅の離れで食堂兼民宿を営み、朝から晩まで忙しく働いた。

なにも買ってもらえなかった。


中学時代当時の僕は、身長が140センチくらい。

相手は170センチ以上あるやつもいて、喧嘩してもかなわないと思った。

僕は笑いのものされ、使いっぱしりをさせられ、それでもご機嫌をとり、媚を売りながら生きていた。

母親には隠していたけれど、ある日、お腹が痛くて病院に行くと、胃潰瘍ができていた。


中学三年になって、さらにイジメはエスカレートした。

モノを隠され、靴を捨てられ、服を脱がされた。

もう、限界だと思った。

カラスやスズメ、虫でもいい、人間以外のものになりたかった。

学校に行きたくなかった。


そのとき、佐々木先生が異変に気づいてくれた。

先生は、小さくて、運動神経がよくて、サッカー部の顧問。

歳は25歳くらい。

生徒との距離が近くて、冗談が通じるやわらかい雰囲気を持ったひと。


その佐々木先生がホームルームで、こう切り出した。

「最近、誰かが、誰かをからかっている。

特定のひとに、ひどいことをしている。

誰がやっているか、思い当たるひとは手をあげろ!」


誰も答えない。

すると先生は、大声であいつの名を呼んだ。


「おまえのことを言ってんだよ!!」


シーンとなった。

僕は、ビックリした。

すごいと思った。

こんな大人もいるんだと思った。

先生が叫んでから、イジメはおさまった。


僕は、ボクシングを始めた。



No.287 12/12/25 09:39
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用



【ハンサムウーマン、新島八重】№1217


「新島八重 ハンサムな女傑の生涯」の中から、心に響く言葉より…



その個性から、「幕末のジャンヌ・ダルク」「ハンサムウーマン」「悪妻」など、さまざまに語られる新島八重。


会津藩の砲術師範・山本家に生まれた八重は、幼いころから力持ちで負けず嫌い。

兄に教わった砲術を、近所の子どもに教えていました。


八重のふるさと・会津若松は、戊辰戦争で官軍に包囲されます。

八重は城内に入り、鉄砲を手に奮戦しますが、衆寡敵せず、会津藩は降伏します。

この戦争で、八重は父と弟をはじめとする多くの縁者を亡くします。


八重と婚約した新島襄は、彼にとって「アメリカの母」であるハーディ夫人に宛てた手紙の中で、彼女の写真を同封した上で、

「彼女は決して美人ではありません。しかし、私が彼女について知っているのは、美しい行いをする人(person who does handsome)だということです」

と、紹介しました。

要するに襄は、容姿よりも、八重の美しい心根に魅かれたのです。


キリスト教教育の夢を叶えるため、多忙を極める夫の同伴者として、八重は献身的に襄を支えます。

「厳格」・「慎重」な夫に対し、「快活」・「豪縦」な妻という、真逆の性格を持った二人でした。


襄はその死に際し

「グッドバイ、また会わん」

と言い残したといわれています。

襄にとって、八重は終生「我最愛ノ友」でした。

『新島八重 ハンサムな女傑の生涯』(同志社同窓会・編)淡交社



新島八重の夫、新島襄は同志社の創設者だ。

八重は、若い頃一度結婚し、襄とは二度目の結婚だったが、襄が47歳と若くして亡くなったため、結婚生活はわずか14年間だった。


襄は、妻に「八重さん」と声をかけるが、八重は夫を「襄」と呼んだ。

アメリカ教育を受けた襄は、妻に限らず、生徒・女中・用務員に対しても「○○さん」と呼びかける人であったという。


戊辰戦争のときは、髪を断ち、弟・三郎の形見の袴を着て男装していた八重。

負けず嫌いで、勇敢で、しかも変化を恐れない柔軟な心も持っていた。


明治には、魅力あるハンサムウーマンがいた。







No.286 12/12/24 22:16
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【ちょっとした勇気があれば】№1216


石川起子さんの心に響く言葉より…


冬休みに入って間もなく、電車に乗りました。

アルバイトで疲れ、少し人間関係がイヤになっていたとき…ふと前を見ると、右手の不自由なおじさんが乗ってきて、私の左側に座りました。

そして、片手で一生懸命本を読み始めました。


ちらっと横目で見たら、1ページ1ページめくるのが大変そうで、思わず片手をサッと出して本のはしを持ってあげました。

黙って見ていられなくなってしまって、役に立ちたいと思ったからです。

おじさんは遠慮して、

「あっ、大丈夫ですよ」

と言って、すぐに読みかけの本をしまって、しばらくうつむいてしまったのです。


次の駅に着いたとき、おじさんは目に涙を浮かべながら、

「やさしんですね…」

と言ってくれました。

胸のどこかでじーんとした喜びがありました。


その直後、下車するようだったので、勇気を出して、

「がんばってください!」

と言えて、また、じーんとした熱い思いがこみあげてきました。

“埼玉県新座市 石川起子(16歳)”

『涙が出るほどいい話 第六集』河出書房新社




人に話した言葉は、実は、自分に話している。

なぜなら、口の一番近くにあるのは、他人の耳ではなく、自分の耳だからだ。


だから…

相手を罵倒すれば、自分を罵倒しているのと同じ。

相手を励ませば、自分を励ますのと同じ。


「困っている人に言葉をかけていますか?

そんな人に対して何が出来るだろうか?」(デール カーネギー)


ちょっとした勇気があれば、人に優しく、親切にすることができる。




No.285 12/12/24 14:03
ストロベリー ( bAF01 )

続き



その車に乗って見に行こうね」


それを聞いたポールは何も言わずに車を降りると、

少年の弟を抱き上げ、新車の助手席に座らせた。


目をキラキラ輝かせた少年もその横に乗り込むと、三人はドライブに出かけた。


本当にすばらしいクリスマスのドライブだった。


このクリスマスの日、ポールは聖書のみことばをしみじみ感じたのである。


『受けるよりは与えるほうが幸いである』


~~~

出典

[こころのチキンスープ]

愛の奇跡の物語

ダイヤモンド社より




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No.284 12/12/24 13:59
ストロベリー ( bAF01 )

100人の…これは僕の友だち、ポールの話である。


ある年のクリスマスイブのこと、

ポールは、兄さんからクリスマスに新車をプレゼントしてもらった。


ポールがオフィスから出てくると、街でよく見かける少年が、

そのピカピカの新車のまわりを歩き回っていた。


よほどその車が気に入ったらしく、ポールに話しかけてきた。


「この車、おじさんのかい?」

「ああ、兄貴からのクリスマスプレゼントさ」

と、うなずきながらポールは答えた。


少年はそれを聞いてひどく驚いた様子だった。

「えっ? おじさんの兄さんがくれたって?

おじさんは全然お金を払わなくてよかったの?

うわあっ、すごいな? ぼく・・・」


と、少年は何かを言いかけたが、そのまま口をつぐんでしまった。


少年は、「ぼくにも、こんな兄さんがいたらなあ」

と言いたかったのだろう、とポールは思った。


ところが、少年の口から出た言葉にポールは耳を疑った。

「ぼくね、おじさんの兄さんみたいになりたいなって思ったんだ」


ポールは、まじまじと少年の顔を見つめていたが、

自分でも思いがけない言葉が口をついて出ていた。


「この車に乗ってみるかい?」

「本当? ウン」


車を走らせてまもなく、少年の目はキラキラと輝き始めた。


「おじさん、ぼくの家の前まで乗せてくれる?」

ポールは思わずニヤッとした。


きっとこんな大きな車で帰ってくるところを近所の人たちに見せて、自慢したいんだなと思った。


しかし、その憶測はまたもやはずれた。


「あそこに階段がついている家が見えるだろう?

そこでちょっと待っててくれる?」

少年は車を降り、駆け足で家に入っていった。


しばらくすると家の中から、ゆっくりとした足音が聞こえてきた。


少年が身体の不自由な弟を背負って出てきたのだった。


弟を階段の一番下に座らせ、車がよく見えるように弟の身体を支えた。


「ほらバディー、見てごらん。さっき言ったとおり、すごい車だろ。


そこにいるおじさんの兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。

それも、まるっきりタダでくれたんだって。

お前も、待ってなよ。


兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をお前にやってやるからね。


そしたら、いつも話してるクリスマスのきれいな飾りを、

No.283 12/12/23 20:16
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用



【些細な振る舞いから】№1215


山内昌之氏の心に響く言葉より…


北条早雲の孫である氏康は、北条5代の中でもとくに優れた器量を持っていた。

同時に、人の器量を見抜く目も備えていた。


ある日、氏康と氏政親子は共に食事をしていた。

氏政は飯が盛られた茶碗に味噌汁を一度かけ、量が足りないと見るやもう一度かけた。

この様子を見た氏康は、息子の器量のなさを嘆いたという。


「食事という毎日のことでありながら、飯にかける汁の量を一度で量ることができないとは…。

このような些細な見積もりもできない者に、家臣や領民の心中を推し量ることなどできないだろう。

北条はわたしの代で終わるに違いない」


じつの息子に対してあまりに手厳しい人物評だが、氏康の不安は的中する。

父の跡を継いだ氏政は、のちに豊臣秀吉と敵対したことですべての領地を失った。


このエピソードは、人材の力量は仕事の成果だけでなく、日常の些細な振る舞いからも判断できることを示唆している。

『リーダーの英断』日経ビジネス文庫



人の力量や器は、何気ない些細な言動や行動に現れる。

日常のとるに足らないような言動にはその人の素(す)がでるが、意識した振る舞いは飾ることができるからだ。


森信三先生はこう語った。

「学校の再建はまず紙屑を拾うことから。

次には靴箱のカカトが揃うように。

真の教育は、こうした眼前の些事(さじ)からスタートすることを知らねば、一校主宰者たるの資格なし」


つまり、目の前に落ちている紙屑を拾うことができなかったり、脱いだ靴をそろえることができない人は、どんな偉そうなことを言ったとしても、人物ではないということだ。

眼前の些事をおろそかにせず、何事にも真剣に取り組む人でありたい。




No.282 12/12/23 20:07
ストロベリー ( bAF01 )

続き



「だいじょうぶですか」とカウンターの向こうに回ってみると、片脚に包帯を巻いている。

こんな脚で、衣類をぎっしりつめこんだ買い物袋を下げて、ずっと立ちつくしていたのだ。

私は車椅子を手配し、みんなで老人をその車椅子に座らせたが、見ると脚の包帯に少し血がにじんでいる。

「痛いですか」と聞くと、老人は「心臓のバイパス手術をしたばかりでね。

そのために必要な動脈を脚からとったんだよ」


なんということだ!

老人は心臓のバイパス手術を受けたばかりの身体で、

ニューオリンズ行きの切符を買えと路上に放り出されたのだ。

付き添いもなく、たった一人で!


こんな状況に出くわしたのは初めてだった。

何をしてあげたらいいのだろう。

私は上司の部屋に行き、どこかに老人を泊めてあげてほしいと相談した。

上司はすぐさま、ホテル一泊の宿泊券と、夕食と朝食の食事券を出してくれた。

カウンターにもどった私は、ポーターにチップをわたして、

「この方を階下までお連れして、シャトルバスに乗せてあげて」とたのんだ。


車椅子の彼のうえに身をかがめて、ホテルのこと、食事のこと、旅の段取りをいまいちど説明しながら、

彼の腕をとんとんと叩いて励ました。


「すべてうまくいきますからね」


いざ出ていく段になると、老人は「ありがとう」と頭を下げて、泣きだした。


私ももらい泣きしてしまった。


あとになって、上司の部屋に礼を言いに戻ると、

彼女はほほ笑んで言った。


「いいわねえ、こういう話。

その人は、あなたのためにやってきたクリスマスの使者だったのよ」


~~~

出典

[心のチキンスープ7]

ジャック・キャンフィールド他著

ダイヤモンド社

p4 より






No.281 12/12/23 20:06
ストロベリー ( bAF01 )

百人の一歩より引用


去年のクリスマスは、とてもつらかった。


家族も親友も、はるか遠い故郷のフロリダにいた。

私は一人、寒いカリフォルニアで働き続け、体調もくずしていた。


私の職場は、航空会社のチケットカウンター。

その日はクリスマス・イブ。


私は昼夜のダブルシフトぶっとおしで勤務していたが、夜も9時をまわり、内心みじめでならなかった。


当番のスタッフは2、3人いたものの、乗客の姿はまばらだった。


「つぎのお客さま、どうぞ」カウンターごしに声をかけると、柔和な顔をした老人が杖をついて立っているのが見えた。

老人はそろりそろりとカウンターまで歩いてくると、

聞きとれないほどの小声でニューオリンズまで行きたいと言った。


「今夜は、もうそっちへ行く便がありません。

明日までお待ちいただくことになりますが」

と言うと、その老人はとても不安げな顔になった。

「予約はしてあるのですか」「いつ出発のご予定だったのですか」などと聞いてみたが、

聞けば聞くほどいよいよ困った様子で、ひたすら「ニューオリンズに行けって言われたから」と繰り返すばかり。

そのうち、いつくかのことがわかってきた。

老人はクリスマス・イブだというのに、義理の妹に

「身内のいるニューオリンズに行きなさい」と車に乗せられ、この空港の前で降ろされたらしい。

彼女は老人に現金をいくらか持たせ、「中へ行ってこれで切符を買いなさい」と言って立ち去ったのだ。


私が「明日もういちど来ていただけますか」と聞くと、

「妹はもう帰ってしまったし、今晩泊まる所もない。

このまま、ここで待つことにします」と言った。

これを聞いて、私は自分が恥ずかしくなった。


私はクリスマスの夜に一人ぼっちのわが身を憐れんでいた。

でも、クラレンス・マクドナルドという名の天の使者が、こうして私のもとにつかわされ、

一人ぼっちとはどういうことか、本当の孤独とはどんなものかを教えてくれている。

私の胸は痛んだ。


私はただちに「ご安心ください。万事うまくやってあげますからね」と彼に伝え、

顧客サービス係に明朝一番の便を予約してもらった。


航空運賃も年金受給者用の特別割引にし、差額は旅費の足しにしてあげることができた。

一方、老人はくたびれ果てて立っているのもつらそうだ。




No.280 12/12/22 12:52
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【己の品性を高める】№1210


伊集院静氏の心に響く言葉より…


正岡子規は明治元年に生まれた。

時代が大きく変わろうとする時である。

子規の親友、夏目漱石こと、夏目金之助も同じ年に生まれた。

時代が激しく変わる中で、二人は寄席で落語、講談を聴いたり、芝居小屋で浄瑠璃を見て愉しんだりしている。


二人が互いを認めたのは、たとえば寄席で落語を聴いていても、大声で茶化すなど、人の品性の卑しい行為を嫌悪した点である。

もう一点は、喀血を若くして経験し、死を、自分の生の間近に見た子規と、ノイローゼ気味で、初中後(しょつちゅう)体調が良くなかった漱石も己の生涯を考えたからである。

27、8歳の若者が、それをきちんと考えたのである。


サッカーの日本代表がオーストラリアと対戦する試合をテレビで観た。

サッカーは引き分けだったが数人の選手のインタビューを見聞きした。

…ああ、これでは野球は衰退してしまう。

と思った。


サッカー選手のコメントは日本語がきちんとしており、しかも話の軸が見えた。

ひどいのはプロ野球選手である。

なぜそうなったか?

時代と環境にちやほやされたからである。

若い時にそれをされるとよほど性根、己と時代を見る眼がないと置かれた立場に気付かない。

『別れる力』講談社



「粗にして野だが、卑ではない」という言葉がある。

元国鉄総裁、石田礼助の国会答弁の時の言葉だ。


若いときは、荒削りで勢いもあり、洗練されていない。

しかし、だからと言って、下品で卑しくていい訳ではない。


真の人格者は、知識や頭脳が優秀な人ではなく、品性が磨かれた人だ。

若い時から、己の品性を高めたい。





No.279 12/12/22 12:19
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【二つの質問】№1209


斎藤一人さんの心に響く言葉より…


死んだらどうなるか…。

オレは小さい頃、神さまに見せてもらったことがあるの。

死ぬとね、二つしか質問されないからね。


1つは、「人生を楽しみましたか?」って。

もう1つは、「人に親切にしましたか?」。


この2つしか聞かれないんだよ。

だけど、この2つは同じなんだよ。

人生を楽しみましたか?…って、他人(ひと)に喜ばれると、人はすごくうれしくて楽しいんだよ。


人間、生きてて、なにがうれしい、ってさ。

ゴルフで、ポンって、穴にボールが入ってくれるのも、うれしいだろうけど、

「あんたがいてくれて、しあわせだよ」とかね。

「あなたと同じ時代に生まれてしあわせだ」とか。

そうやって言われたら、いちばん幸せだよね。


「自分は人からどんなふうに思われてもいいんだ」って言うけど、嫌われたら、しあわせじゃないよね。

だから、しあわせって、追求したらね。

追求すればするほど、人に喜ばれることが、「しあわせだ」ってことがわかるよね。


人間ってさ、自分の魂が成長したときに無上の喜びを感じるものなんだよ。

『人生が楽しくなる「因果の法則」』PHP研究所



仏教には、「浄玻璃(じょうはり)の鏡」という言葉がある。

人が死んだときに、人の一生が、一瞬にして映し出される鏡のことだ。


悪いことをしたり、人を傷つけたりしたことがあると、それを見て身もだえするほど苦しくなるが、その別名を地獄と言うそうだ。

反対に、人の喜ぶことを多くし、人に感謝される人生を歩んでいると、うれしくて楽しくて、えも言われぬほど心地よくなるが、その別名を天国というそうだ。


人の喜ぶことを多くし、人に感謝される生き方を目指したい。





No.278 12/12/22 12:01
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【何がなんでも始めることだ】№1214


ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より…


私はよく本の書き方について質問を受ける。

「僕も先生のように本をたくさん売って、人に影響を与えたい」と彼らは言う。

「それはいいことです。今までにどんなものを書いたの」と尋ねると、たいてい「まだ何も書いたことはありません」という答えが返ってくる。


それでも激励の意味を込めて、「それでは、今何を書いているの」と訊くと、「まだ実際には書いていませんが、アイデアはたくさんあります」と答える。

そして、学校を卒業したら、来週になったら、来年になったら、もっと時間ができるという話になる。

この説明を聞いたとたん、この若者は本を書くことはないだろうと思う。


100冊以上のウエスタン小説を書き、2億3000万部以上を売った作家ルイス・ラムーアは、

「何がなんでも書き始めるのだ。蛇口をひねらなければ、水は流れ始めない」

というアドバイスを残している。


望むだけでは足りない。

やる気があるだけでも足りない。

能力があるだけでも足りない。


自分から進んで行動してこそ、成功できるのだ。

『「戦う自分」をつくる 13の成功戦略』三笠書房



バスケットボールのスター選手、エド・マッコリーは、バスケットボール・キャンプで子どもたちにこう言ったという。

「今いい加減にプレーをしている奴は、今もどこかに必ず全力で努力している同レベルの選手がいることを覚えておけ。

将来そいつと対戦する日が来たら、絶対お前の負けだぞ」


「明日から努力する」、という人間は明日も同じことを言う。

毎日の少しずつの努力の積み重ねの分しか、人は前に進まない。


だから…

「何がなんでも始めることだ」

自分がなまけているこの瞬間も、コツコツと努力を続けている人はいる。




No.277 12/12/21 12:01
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【組み合わせたら】№1208


ポール・スローン氏の心に響く言葉より…


1999年、『アバ・パーテル』というタイトルのCDが、バチカンで制作された。

教皇ヨハネ・パウロニ世がラップにとてもよく似たリズムに乗せて、メッセージや祈りの言葉を伝えようとしたCDだ。

ローマカトリック教会のような伝統のある保守的な組織でも、こんな突飛な組み合わせが思いつける。


組み合わせを考える習慣をつけよう。

ふたつの商品を見たときに、それらを頭のなかで組み合わせてみるという習慣だ。


誰かが時計とベルを見てひらめいたのが、アラーム付き時計だったのかもしれない。

誰かが消しゴムと鉛筆を使っていて、「鉛筆の端に小さな消しゴムがついていたら便利だな」と思いついたのが、消しゴム付きの鉛筆だったのかもしれない。


同じことは誰にでもできる。

いっしょに使われているものでも、そうでないものでもかまわない。

「組み合わせたら、どうなるだろう?」と胸のなかでつぶやく習慣をつけよう。


人と会って、商売の話になったら、互いの商売をどう組み合わせられるかを考えてみる。

趣味の話になったら、互いの興味をどう組み合わせられるかを考えてみる。

商品でも、サービスでも、マーケティングでも、どんなことでもかまわないので、次に創造的なアイデアが必要になったときには、まったく異なるものを組み合わせて、何が生まれるかを試してみよう。

これは定評のある発想法だ。

【ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣】二見書房



携帯電話は組み合わせの宝庫だ。

電話の機能を中心に、メール、カメラ、音楽、手帳、時計、メモ、テレビ、地図… と限りなく色々なものが組み合わされている。


最近では、雑貨やアパレルのお店にカフェが併設されているところも増えてきた。

また、書店が、CDや雑貨を売っているところも多い。


異質な組み合わせは、大きなビジネスチャンスとなる。

「組み合わせたら、どうなるだろう」という視点を常に持ち続けたい。




No.276 12/12/21 11:53
ストロベリー ( bAF01 )


続き



どんないい話を聞いても、「でも」、「だけど」、「そうは言っても」と否定から入る人間は、決して自分からやろうとしない。


「ボクシングを見ている奴はいろいろなことを言うが、リングで戦っている奴を褒(ほ)めろ」(セオドア・ルーズベルト大統領)

外野で騒ぐだけの人間を黙らせる言葉は、「自分でやってみろ!」。


リスクを恐れずに挑戦する者だけに幸運がめぐってくる。




No.275 12/12/21 11:52
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に…【 リスクをとろう】№1207


ロビン・シャーマ氏の心に響く言葉より…


これだけは請け合います。

人生のたそがれどきを迎えて、死の床につくとき、あなたがいちばん後悔するのは、負ってきたあらゆるリスクではありません。

あなたの心を満たす最大の悲しみは、避けてきたすべてのリスク、つかまなかったすべての機会、立ち向かおうとしなかったすべての恐怖でしょう。

いいですか、恐怖の向こうには自由があるのです。


時代を超えた成功の原則に焦点を合わせてください。

「人生は数字のゲームにすぎません…リスクを負えば負うほど、報酬は多くなります」。


あるいは、古代ギリシアの悲劇詩人、ソフォクレスの言葉を借りれば、「運は勇気のない者にはめぐってこない」ということになります。

人生をまっとうするためには、もっとリスクを負い、恐れていることをしてください。


やっかいな状況に強くなり、いちばん抵抗のない道をすすむのをやめるのです。

もちろん、人があまり通っていない道を歩けば、いろいろなものに爪先をぶつける確率は高くなるでしょうが、どこかに行くにはその方法しかないのです。


フランスの小説家でノーベル賞をとったアンドレ・ジードは、「長い間岸を見失う勇気がなければ、新しい大陸を発見することはできない」といっています。

充実した人生を送る秘訣は、安全を探すことに日々をついやすのではなく、機会を追いもとめることに時間をさくことです。


私はセオドア・ルーズベェルト元大統領のことばを書斎にかかげています。


大切なのは評論家ではない。

実力者がどのようにつまずいたか、善行家がどこでもっとうまくやれたかを指摘する人物はいらない。

顔を泥と汗と血でよごしながら、実際に現場で闘っている男。

勇ましく立ち向かっている男。

何度も判断をあやまって、期待にそえない男。

おおいなる熱意と献身についてわかっていて、りっぱな大義に身をささげている男。

最善の場合は、最終的に大成功をおさめた喜びを知っている男。

最悪の場合は、たとえ失敗したとしても、勝利も敗北もしらない、冷たくて臆病な連中とは違う、あえて勇敢に立ち向かって結果として失敗した男。

そういった男たちをこそ、称賛すべきなのだ。

『3週間続ければ一生が変わる』海竜社



人のアラを探し、批評ばかりする評論家は、自らリスクを取ることをしない。

No.274 12/12/21 11:19
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【ロケットの打ち上げ】№1213


古川武士氏の心に響く言葉より…


「ロケットが上昇する最初の数分間、数キロで必要としたエネルギーは、それから後の数日間、約70万キロに及ぶ旅をするために使用したエネルギーをはるかに上回るものであった」


ロケットを打ち上げる際の難関は大気圏を抜けることです。

大気圏を抜けるのには膨大なエネルギーが必要です。

それは重力が地上に引き戻そうとするからです。

しかし、いったん宇宙空間に出てしまえば、重力の法則から開放され、少ないエネルギーで進むことが可能になります。


これを習慣に置き換えると、重力が習慣引力になります。

つまり、隙あらばやめさせようとする引力です。


よって、大気圏を抜けるまでが習慣化のプロセスにあたります。

宇宙空間は、習慣化された状態にたとえられます。


つまり、いったん習慣化されれば、非常に少ない労力で続けられるというのは、無重力の宇宙を少ないエネルギーで進めるロケットと同様なのです。

『30日で人生を変える「続ける」習慣』日本実業出版社



豊臣秀吉の家来に、曽呂利新左衛門という人がいた。

ある時、新左衛門が手柄を立てたので、「そちの望みのものは何でもやろう」と秀吉は言った。

新左衛門は、「米を1粒からはじまり、次の日はその倍の2粒、3日目はその倍の4粒、というように、1ヶ月間ちょうだいしたい」とお願いした。

秀吉は、「なんだそんなものでよいのか、欲のない奴よ」、と簡単に承諾した。

しかし、その数がとんでもないことになることに途中で気づき、頭を下げ、別の褒美と変えてもらったという。


現代のお金で考えてみると、1円、2円、4円、8円、と倍々で30日間もらうということだが、26日を過ぎた頃から急激に増え、なんと30日目には5億3687万0912円となる。

それら全てを合計すると、30日間でなんと、10億7374万1823円だ。


これは、習慣の継続と似ている。

努力の成果はすぐには出ないが、あるときを境に爆発的に伸びるときが必ずくるということだ。


いいことを続ければ、いつか大きな花が咲く。







No.273 12/12/20 19:18
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【相手のメリットになることをやろう】№1212


作家の中谷彰宏氏の心に響く言葉より…


自分のメリットより、相手のメリットで付き合うことが大事です。


例えば、自分がセールスする立場で考えてみるとよくわかります。

親しくなりたい相手もセールスの仕事をしていたとします。

そのとき、やるべきことは「どんな商品があるんですか?」と、相手の商品パンフレットを見せてもらうことです。

ここで、自分の商品パンフレットを「見てください」と相手に出してしまってはダメなんです。

ほとんどの人が、自分から仲よくなろうとして、どうしても自分のことばかりを話そうとします。

これは、まちがったイニシアチブの取り方です。


お互いに飲食店を経営している人同士なら、「今度、自分の店に来てください」と言うのではなく、相手のお店に自分から足を運ぶのです。


笑福亭鶴瓶さんは、知らない人と仲よくなる天才です。

僕は知らない人に話しかけることが苦手なので、鶴瓶さんの番組をよく観察するようにしています。

そうすると、とんでもなく細かい気くばりを自然にやっていることに気づきました。


『家族に乾杯』という旅番組で、鶴瓶さんは街で出会ったお店の家族に話しかけるときに、こんなふうに言っています。

「あ、それ、おいしそうやな。1個ちょうだいな」

まず、相手の家族がやっているお店のものを買って食べます。

そして、おいしそうに食べながら、世間話をするのです。


これが並のレポーターだと、「あの、家族に乾杯という番組なんですが、ご家族は何人でやられているんですか?」と、自分が聞きたいことを話しかけます。

すると、相手のほうも構えてしまって、あまり話が広がりません。

鶴瓶さんは、自然に聞く側にまわって、いつの間にか家族から面白いネタを引き出しています。

相手のペースにさせて、自分がイニシアチブをとるということもできるのです。


「自分を売り込むことをやめて、相手のメリットになることをやろう」

『仕事を見直す 25の質問』サンクチュアリ出版



「魅(み)は与によって生じ、求(ぐ)によって滅す」という、無能唱元氏の言葉がある。

魅力は、与えることによって生まれるが、欲しいと求めた瞬間に消滅する。


人付き合いも同じで、誰かと仲よくなりたかったら、自分から先に相手に与えること。



No.272 12/12/10 11:58
ストロベリー ( bAF01 )

【聞いてくれて、ありがとう】№1202


阿川佐和子氏の心に響く言葉より…


私は10年ほど前から、農林水産省などが主催する「聞き書き甲子園」という仕事を続けています。

これは、全国の高校生100人がそれぞれ、森で働く名人100人のところを一人で訪ね、「聞き書き」をしてレポートをまとめるという活動です。

森の名人とは、木こり、造林、炭焼き、枝打ち、椎茸作りなどに従事する職人のことですが、1昨年前からは範囲を広げて、川や海の名人にも加わっていただくことになりました。


高校生に課されたノルマはけっこう過酷です。

まず、見ず知らずの名人(ほとんどが60歳以上の高齢者)に電話をし、訪問する日を決め、当日は電車やバスを乗り継いで、森の奥へ一人で出かけ、「初めまして」と会った瞬間からテープを回してインタビューを始めるのです。

助けてくれる大人はいません。

インタビューを終えると自宅へ戻って、自分でテープ起こしをし、要点を拾い上げ、名人の一人語りのかたちでレポートをまとめます。


「大変だったけれど面白かった」と応える高校生の横で、嬉々とした表情を浮かべているのは、高齢の名人たちだったのです。

「最初、こんな孫みたいな若い高校生に、何を話せばいいんだか、何の役に立つんだか、わかんねかったけど、会って質問されているうちに、うれしくなっちゃってね。

だって、家族も知り合いも、誰も自分の仕事のことなんかに興味を持ってくれないからね。

こんなに自分の話、長くしたことねえもんな」


もはや「跡継ぎなどいらん!この仕事は自分でおしまい!」と豪語する名人たちが、「聞いてくれて、ありがとう」と高校生に感謝を述べている姿を見て、私は涙が出てきました。


素直な気持で好奇心の赴くままに人の話を聞いたとき、聞き手は自分の記憶や気持をそこに重ね合わせ、必ず何かを感じとるはずです。

そして、聞かれた側もまた、語りながら改めて自分の頭を整理して、忘れかけていた抽斗(ひきだし)を開け、思いも寄らぬ発見をするかもしれません。

『聞く力 心をひらく35のヒント』文春新書



本当は、人は自分のことを話したくてウズウズしている。

特に自分が今、もっとも関心のあること、力を入れていることなどを、ズバッと聞いてくれたら話は止まらない。


他人から認められ、共感されることほどうれしいことはない。

その反対が、無視や無関心


No.271 12/12/08 07:58
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【小さなチャンスを見逃さない】№1200


おちまさと氏の心に響く言葉より…


「自分には、なかなかチャンスが巡ってこない」という悩みを持っている人に、共通していることがあります。

それは、大きなチャンスだけを、チャンスと思い込んでいること。


偶然知り合った有名企業の社長から「うちの会社で働いてみないか」と誘われたり、アルバイト先のオーナーから「君に店を一軒任せたいと思っているんだよ」と言われたり…。

そういうのをチャンスだと考えている人が多いんですね。


こうした一攫千金型のビッグチャンスは、人生のうちにそう何回も訪れるものではありません。

ですから、こんなチャンスだけを待っていては「いつまで経ってもチャンスが巡ってこない」のは当たり前のことです。


僕たちに訪れるチャンスの多くは、もっとささやかなものです。

例えば、今は主役級を務めているハリウッドの俳優だって、駆け出しの頃は通行人役から始めている人が少なくありません。

でも、通行人役だって、役がもらえるだけでチャンスなんです。


通行人役でチャンスをものにしたら、次はひと言だけセリフのある役、次は主人公の友達役というように、少しずつステップアップを重ねる過程で、ある日、注目を集めて主役に抜擢されるときがくるのです。

だから小さなチャンスをバカにしてはいけません。

小さなチャンスを積み重ねる中から、大きなチャンスが生まれていくのです。

世の中の99%の人が、チャンスというものは大きなチャンスだけだと誤解しているのです。

『99%の人が見逃しているチャンスのつかみ方』KKロングセラーズ



小さなチャンスを見逃すことは、目の前にある当たり前の幸せを見逃すことと似ている。

チャンスを見逃さない秘訣は、今の自分の立ち位置を低くすることだ。

目線を少し低くし、期待値を下げること。


期待しないものが、思いがけず手に入った時の喜びは大きいが、熱烈に願ったことが成就しなかったときの落胆はさらに大きい。

日々感謝の気持で暮らせば、小さなチャンスを見逃さない。





No.270 12/12/07 15:21
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用



【免疫力を高めるには】№1197


精神科医、樺沢紫苑氏の心に響く言葉より…


UCLAの演劇学科で行なわれた実験があります。

被験者は、これまでの人生で起こった最も気がめいることについて一日中考え、それを科学者の前で演技しながら表現する、というものです。

実験の間、被験者はスタニスラフスキー方式の練習をしました。

これは、おびえる場面であれば、おびえたものの記憶を詳細にたどり、実際におびえた感情を引き出しながら演じるというものです。


もう一方のグループには、幸せな記憶だけを思い出して演じてもらいました。

その後2つのグループから数回採血し、免疫機能を継続的に調べたところ、楽しい記憶を思い出したグループの免疫細胞は数も多く、活発でした。

それに対して、気がめいる記憶を思い出したグループは、免疫細胞の数が著しく低下し、その活動性も低くなり、感染症にかかりやすい状態になっていたのです。


「悲しい」「苦しい」「つらい」ことをイメージするだけで、わずか1日で免疫力が低下するという身体の変化があったのです。

これはつまり、ストレスを受けるか受けないかは、あなたが実際にストレスを受けているかどうかが問題ではなく、あなたの頭のなかが「苦しい」と感じているか、「苦しい」で埋め尽くされているかによって変わってくるということです。

『「苦しい」が「楽しい」に変わる本』あさ出版


アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズとカール・ランゲの有名な言葉がある。

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」

泣くことを演じれば、心も悲しくなり、元気もなくなる。


医学博士の安保徹氏は「免疫低下の大きな原因の一つはストレス」だと言う。

ストレスは、自らが感じ、自分でつくるもの。


幸せな記憶を常に思い起こし、自己免疫力を高めたい。





No.269 12/12/07 15:14
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用



【50年存続する会社】№1198


藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…


「不易流行」

不易(ふえき)とは、変わらないということである。

時代がいくら変わっても不変なものがある。

また変えてはならないものがある、ということである。

流行とは、時とともに移り変わっていくもの、また変えていかなければならないもののことである。


以前、こういう話を聞いた。

ある人が地方都市に旅行し、市役所の人に古くからある神社を案内してもらった。

その神社は50年前に修復を行い、100の会社が協賛、寄付をしてくれた。


さて、50年経ったいま、そのうち何社が残っていると思われますか、と市役所の人に質問された。

残ったのは、たった1社である。

それも業態を変えて、残ったのである。


では、100年後に生き残れるのはどれくらいか。

1000社のうち2、3社が定説である。

生存率0.2、3%。

企業という生命体を維持発展させていくことがいかに難しいかをこの数字は示している。


ちなにみ日本には200年以上続いている会社が3000社ある。

韓国はゼロ、中国は9社だという。


何百年も続く老舗を観察すると、共通のものがあるように思える。


一つは創業の理念を大事にしていること。

その時代その時代のトップが常に創業の理念に命を吹き込み、その理念を核に時代の変化を先取りしている。


二つ目は情熱である。

永続企業は社長から社員の末端までが目標に向け、情熱を共有している。


三つは謙虚。

慢心、傲慢こそ企業発展の妨げになることを熟知し、きつく戒めている。


四つは誠実。

誠のない企業が発展した験(ためし)はない。


いずれも不易の基をなすものである。

その不易を遵守(じゅんしゅ)していくところに生命の維持発展がある。

『月刊 致知 2013年1月号』致知出版社



「棒高跳びのバーは常にあげられてゆく これを超えねば競争場裡より去らねばならぬ」

とは、経営難に陥っていた東芝を建て直し、その後経団連の会長になった土光敏夫氏の言葉だ。

時代の変化という、バーの高さに対応できなければ、会社の存続はできない。


変えることと、変えてはいけないこと。

「不易流行」の心を持ち、いつまでも長く続く企業を目指したい。





No.268 12/12/07 14:56
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【優しい言葉をかけてほしい】№1199


高野登氏の心に響く言葉より…


マザー・テレサの、この言葉はご存知ですね。

「愛の反対は憎しみではない。それは無関心である」


誰だって自分の存在を無視されるのは辛いもの。

嫌われても憎まれても、自分の存在が認められている分、まだましなのです。


では、相手に「私はあなたに関心を持っていますよ」ということを伝えるにはどうしたらいいのでしょう。

答えは簡単です。

相手に言葉で伝えること。

優しい言葉で伝えてあげることです。


ある100歳のおばあちゃんの言葉です。

「お金もいらない。

着物もいらない。

命だってもういらない。

でもお願い。

優しい言葉をかけてほしい」


100年生きてきて、最後に彼女が欲しかったものは優しい言葉だったのです。

それなら100年も待たないで、今日から周りの人に優しい言葉をかけてみませんか。


「あなたに会いたくて来たよ」「あなたと過ごせて、とても嬉しい」「あなたといると、とても楽しい」「あなたで、本当によかった」「すべてあなたのおかげです」「本当にいいお仕事、していますね」「うわあ、すごい、よくできたね」「どうすれば、あなたのようになれるかな」「嬉しい。でも頑張りすぎないでよね」「すごく美味しい。おかわり!」


どれも何気ない一言ばかりです。

それで相手の気持が癒されるのなら、どんどん口にしたいですね。


そしてもっといいことに、それを言っている自分自身が、実はどんどん輝いてくるのです。

優しさという心の筋肉が、強く大きくなっていくからなのでしょうか。

『「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣』(高野登・志賀内康弘)青春出版社



「愛語よく回天の力あり」(道元禅師)

道元禅師は、優しい言葉は世界をも変える力を持っている、と語っている。


愛語とは、一人一人を大切に思い、優しい言葉、思いやりのある言葉をかけること。

人が死んでもずっと残るもの…

それが、その人が、人々に与えた喜びや悲しみ。


だからこそ…

どんな人にも、やさしい言葉をかける人でありたい。





No.267 12/12/04 09:12
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用



【良いことを信じつづける】№1196



植西聡氏の心に響く言葉より…


東北のあるところに、どうにもこうにも手がつけられない不良少年がいました。

高校を中退して以来、定職に就くこともなく、恐喝やケンカばかりしていたのです。

心配になった母親が占い師にみてもらったところ、「息子さんは、いずれ極道の道を行くことになるだろう」と言われ、大変なショックを受けました。


しかし、母親は気を取り直し、「占い師にみてもらったら、おまえは将来、仕事で大成功をおさめるらしいよ」と、息子にわざとウソの告白をしました。

すると、息子は大いに発奮し、「東京で一旗あげてみせる」と母親に宣言し、上京することを決心しました。

それから30年経った今、息子は極道の道を歩むどころか、年商40億円を誇る造園会社の社長として大成功をおさめるにいたりました。


この話を通して言いたいのは、占いが当てにならないこともさることながら、良いことを信じつづけると、人生の流れが確実に良い方向に変わるようになるということです。

良いことを信じつづけると、心の中にプラスのエネルギーが生まれるようになります。

それが充満すると、成功や飛躍・発展につながるラッキーな現象が引き寄せられるようになるのです。

『運気をつかんで離さない人の習慣』徳間ポケット



斉藤一人さんは、「風水や、方位などを気にする人がいるが、今あなたのいるところがよい場所であり、よい方角。そんなことを気にするより、今いる場所に感謝するほうが大事」と言っている。

占いや方位、名前の画数、あるいは、仏滅や大安などにこだわりすぎると、生き方が窮屈になる。

それより、それらを逆手にとり、自分に都合のいいように解釈した方が、成功する確率が格段に高くなる。


言葉は、「言霊(ことだま)」。

善き言葉を大事にすれば、善き事がやってくる。


良いことを信じつづけけて、良き人生を歩みたい。





No.266 12/12/04 09:04
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用



【考え方の癖】

みんなと話していると、考え方の癖があることに気づく。
それは、格闘塾の3つの掟にしているひとつ、人生七変化の法則が当てはまる。

考え方がマイナスの人で、プラスの言葉を使っているのを見たことがない。

人生七変化の法則は、
言葉⇒考え方⇒行動⇒習慣⇒性格⇒出会い⇒人生
という人生が変わっていくまでの変遷を説いたものだ。

考え方がマイナスの人は、どうしてもマイナスの言葉を使っている。
だから、ずっと波及して、マイナスの人生になる。

自分の考え方の癖をプラスに変えたい人は、プラスの言葉を使わなければいけない。

人生はいろいろある
いろいろあるたびに、ムカツイたり、怒ったりしていては、あかん。
人生は、ムカツイたり、怒ったり、愚痴や不満を言ったりして、良くなることは絶対にないからだ。

自分の人生を変えたければ、目の前の人が笑顔になるような言葉を使うのだ。
そんな素敵な言葉を使うということは、一番誰が素敵な言葉を聞いているか?
そうだ、自分なんだ。
自分がたくさんステキな言葉を使うようになると・・・、当然、素敵な人生が手に入るのだ。

考え方、行動、習慣、性格、出会い、人生なんて、変えられるんだよ。
それは、使っている言葉を積極的にすればいいだけのことだ。

いついかなる時も積極的な言葉を使うこと

素敵な言葉を使って、目の前の人、回りの人の心に灯をつけてあげる。
すると、自然と自分の回りは明るくなり、自分の人生も輝き出すのだ。

さぁ、たった一度の今日という日を人生最高の一日にするために、
当然、爆走しかないでしょう!

いくよ!いくよ!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

===========





No.265 12/12/03 14:50
ストロベリー ( bAF01 )

1の秋に母親が男作って家を出ていき、俺は親父の飯で育てられた。



当時は親父の下手くそな料理が嫌でたまらず、

また母親が突然いなくなった寂しさもあいまって俺は飯のたびに癇癪おこして大泣きしたりわめいたり、

ひどい時には焦げた卵焼きを親父に向けて投げつけたりなんてこともあった。



翌年、小2の春にあった遠足の弁当もやっぱり親父の手作り。



俺は嫌でたまらず、一口も食べずに友達にちょっとずつわけてもらったおかずと持っていったお菓子のみで腹を満たした。


弁当の中身は道に捨ててしまった。


家に帰って空の弁当箱を親父に渡すと、

親父は俺が全部食べたんだと思い涙目になりながら俺の頭をぐりぐりと撫で、

「全部食ったか、えらいな!ありがとうなあ!」


と本当に嬉しそうな声と顔で言った。


俺は本当のことなんてもちろん言えなかった。


でもその後の家庭訪問の時に、担任の先生が俺が遠足で弁当を捨てていたことを親父に言ったわけ。


親父は相当なショックを受けてて、でも先生が帰った後も俺に対して怒鳴ったりはせずにただ項垂れていた。


さすがに罪悪感を覚えた俺は気まずさもあってその夜、早々に布団にもぐりこんだ。


でもなかなか眠れず、やっぱり親父に謝ろうと思い親父のところに戻ろうとした。


流しのところの電気がついてたので皿でも洗ってんのかなと思って覗いたら、親父が読みすぎたせいかボロボロになった料理の本と遠足の時に持ってった弁当箱を見ながら泣いていた。


で、俺はその時ようやく、自分がとんでもないことをしたんだってことを自覚した。


でも初めて見る泣いてる親父の姿にびびってしまい、謝ろうにもなかなか踏み出せない。


結局俺はまた布団に戻って、そんで心の中で親父に何回も謝りながら泣いた。



翌朝、弁当のことや今までのことを謝った俺の頭を親父はまたぐりぐりと撫でてくれて、俺はそれ以来親父の作った飯を残すことは無くなった。



親父は去年死んだ。


病院で息を引き取る間際、悲しいのと寂しいのとで頭が混乱しつつ涙と鼻水流しながら


「色々ありがとな、飯もありがとな、卵焼きありがとな、ほうれん草のアレとかすげえ美味かった」


とか何とか言った俺に対し、親父はもう声も出せない状態だったものの微かに笑いつつ頷いてくれた。



弁当のこととか色々、思い出すたび切なくて申し訳なくて泣きたくなる

No.264 12/12/03 14:12
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【もし、高杉晋作がいなければ】№1193


童門冬ニ氏の心に響く言葉より…


「リーダーいかんで組織はどうにでもなる」

このときに大事なのがリーダーにおける“エレイントメント現象”である。

それは、リーダーがその職場で“気流”になり、“つむじ風”になれ、ということだ。

その職場で、リーダーは自分が率いる人間たちを巻き込めるような新しい気流を起こせ、ということである。

しかも、この気流を起こすにはつぎの3つのEが必要だといわれている。


①つまらない仕事を面白く(エンターテイメント)する。

②暗い職場を明るく楽しく(エンジョイメント)する。

③一人ひとりの構成員に仕事の意義を感じさせ興奮(エキサイティング)させる、つまり、生き甲斐を感じさせる。


この3つのリーダーシップの発揮によって、新しい気流が巻き起こってくるということだ。

歴史の上でも、人が人に影響を与え、また人が人から影響を受けた例は数限りなくある。

それも、日本では戦国時代や幕末明治維新のような激動の時代にこういう例が多い。

『男の器量』知的生きかた文庫



1863年、長州藩は、関門海峡を通る外国船に砲撃を加えた。

しかし、その翌年、イギリス、フランス、アメリカ、オランダ4カ国の17隻からなる連合艦隊から、長州藩は大規模な攻撃を受け大敗した。

そして、講和となったが、イギリスは山口県下関市の南端にある彦島の租借を提案してきた。


その時、長州藩の交渉の全権を任されたのが、当時24歳だった高杉晋作。

その2年前、イギリスの租借地となっていた香港の屈辱的な惨状を見ていた高杉は、その提案を断固として受け入れなかった。

のちに伊藤博文は、「高杉があの時、租借問題を拒否していなければ、彦島は香港になり、下関は九龍半島になっていただろう」と語ったという。


「おもしろきこともなき世をおもしろく」

とは、29歳で亡くなった高杉晋作の有名な辞世の句。


「リーダーいかんで組織はどうにでもなる」

どんな状況になっても、新しい気流を起こせる人は最高のリーダーだ。





No.263 12/12/03 09:17
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【間抜けの構造】№1195


ビートたけし氏の心に響く言葉より…


間抜けなやつ、というのは、いつの時代にもどこの世界にもいる。

でも、間抜けには愛嬌というか、どこか憎めないところもある。

本人はいたって真面目な場合が多くて、笑わせてやろうとか受けを狙おうみたいな作為はあまり感じられない。

本人が真面目であればあるほど、傍から見ていると間抜けに映るわけで、そこになんとも言えないおかしさがある。


辞書を引くまでもなく、間抜けというのは「“間(ま)”の悪いやつ」のこと。

特においらのような芸人にとって、“間”というものは死活的に重要で、逃れることができないもの。

漫才でもコントでもテレビのフリートークでも“間”を外したら一発で台無し。

だから、今さら大声で言うことではないかもしれないけど、“間”を制するものはお笑いを制する、とっても過言ではない。


お笑いだけじゃない。

映画や絵画や音楽といった芸術、野球やサッカーや相撲といったスポーツ、踊りや茶道といった芸事、そして人生にいたるまで、あらゆるジャンルにおいて、“間”というものは、決定的に重要なものだ。

考えてみれば、日本人は、「床の間」や「茶の間」といった空間に馴染(なじ)んできたし、「間に合う」「間尺に合わない」という慣用句もあるくらいだから“間”というものを大事にしてきた民族だと思う。

どうやったら“間”というものをコントロールできるのか、人生においていかに“間”を活かすか。

“間”もへったくれもない、こんなギスギスした時代だからこそ、それは結構重要なことだと思っている。

『間抜けの構造』新潮新書



歌舞伎や落語などで、一瞬の“間”あると余韻が残る。

絵画や庭などでも、何もない空間があることにより、そこにかえって広がりや余韻を感じさせる。


“間”の取り方の上手な人は、待つことのできる人。

ヘタな人は、人のことを考えずに、一方的に話をしたり、ひとりよがりに自分だけ楽しんでしまう。


“間”を知る人は、粋で余韻がある。






No.262 12/12/02 17:27
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用


そなたの秘蔵の宝物はなにか?


ある日、関白・秀吉が、諸大名の前で、


「わしは、天下の有名な宝を、ほとんど集めた」

と言って、指を折りながら刀や茶碗の名を挙げ、自慢を始めた。



やがて、徳川家康に向かって、

「そなたの、秘蔵の宝物は何か?」

と問いかけた。



家康の答えは意外だった。


「ご存じのように、私は三河の片田舎で育った武骨者ですから、

珍しい宝物は持っておりません。


ただし、私のためならば、火の中、水の中へも飛び込み、

命懸けで働いてくれる部下を五百人ほど持っております。


この五百人を召し連れると、

日本中に恐ろしい敵はありませんので、

この部下たちを第一の宝と思って、

平生、秘蔵しております」



さすがの秀吉も、顔を赤らめて、一言も返事ができなかったという。


秀吉と家康の考え方の違いを表すエピソードですね。



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

自分のことを想ってくれる人がいます。

大切にしましょうね!




No.261 12/12/02 16:55
ストロベリー ( bAF01 )

続き


シュリハンドクは・・

静かに目を閉じたまま口を開きます。



青年達は 「今だ!!」 と

罵声をかけようとした瞬間・・・・・・


シュリハンドクは

「 心清くあれ~ 心清くあれ~」


「心清くあれ~心清くあれ~ 」


そのやさしく、美しい響きに

青年達は ハッ とします。


そして、、青年達みんなは その言葉に


ジーーンと胸を貫かれます。


そして、、

ハラハラと 涙を流してしまいます。


涙をながしている時も

「心清くあれ~」 「心清くあれ~」


とシュリハンドクは

ただひたすらに続けたそうです。


とうとう、青年達の涙声につられて、

その会場の全員がシュリハンドクの

言葉が心に響いてしまい、、


反省の涙を流したそうです。


会場のみんなはなぜお釈迦様が

シュリハンドクを越させたのかを理解し

素直さとは何かを学んだようです。



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

素直さ。

大切です。。


一所懸命、ひたすらに続けることで

誰かの心に響くことになるのですね♪


~~~




No.260 12/12/02 16:55
ストロベリー ( bAF01 )

とある話…

2500年前のお釈迦様の弟子で

シュリハンドクというお坊さんがいまして、


これが朝聞いたことを夕方には忘れている

という程度のもんじゃなくて、

自分の名前すら覚えられなかったといいます。



皆から馬鹿にされるし、そんな自分が情けなくて

お釈迦様に相談したところ「心配することはないよ」

と言われて、



1本のホウキを渡し、「これで綺麗にしなさい。」

ただし、お釈迦様は掃除の際にこの言葉を言い続けなさいといいます。



それは・・・「心清くあれー 心清くあれー」

と言いながら 掃除せよ と言われたそうです。


素直なシュリハンドクは、それから何年にもわたり、

師匠のお釈迦様の言うとおり 「心清くあれ~」

「心清くあれ~」 といいながら


バカな自分にはこれしかないと掃除の修行に

励んだそうです。



来る日もくる日もただひたすらお掃除に励みました。



数年たち、ある町でお釈迦様の有名なお弟子さんの説法会が開かれます。



多くの青年たちが楽しみにその日を待ちます。


しかし、当日近くなって有名なお弟子さんはこれなくなりました。


青年たち多くは落ち込み、良い話聞ける予定だったのに残念がっていると、

代わりの他の弟子が来るという連絡が入りました。


その弟子の名前はあのシュリハンドクだったのです。



町の青年達は 怒りました、笑ってる者もいます。



なんで、お釈迦様はあの大馬鹿のシュリハンドクなんか来させるんだろう?


「自分の名前すら覚えられない弟子なんか

来てもらって、説法されても いい迷惑だ」


よし、みんなでここは1つ、シュリハンドクがみんなの前で説法し始めたら、


みんなで 「大馬鹿シュリハンドク!帰れ―」

と大声かけて、恥をかかせてやろう


当日、、、

大勢の町の方が集まってます。


青年達は前の方に陣取って、シュリハンドクが登場するのを心待ちに待ってます。



「よし、みんな いいか、シュリハンドクのバカが

話始めたら一斉に罵声するぞーー」

と青年の1人がいいます。


そして、いよいよ シュリハンドクが現れます。


しかし、、、


その姿は、いやに神々しく、

穏やかな顔に満ち溢れています。



青年達の目の前を通り、

青年達は息をのみます。。。





No.259 12/12/02 16:42
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【まず先に与えること】№1194


さい ふうめい氏の心に響く言葉より…


仕事やお金は人が運んできます。

私たちが「運がいい」と感じるときは、他から何か刺激を受けたときです。

ということは「運」は人によって運ばれてくると考えていいでしょう。

人がよってこない人には、運は訪れないのです。


では、どうすれば人がいいチャンスを自分に持ってきてくれるのでしょう。

人は自分一人では幸福を手に入れることはできません。

大切なことは、待っていても誰も与えてくれないということです。

まず先に与えて、その結果与えられる。

つまり、人に何かを与えた人にだけチャンスは訪れるのです。


ただし、人に与えたときに何か見返りを求めてはいけません。

求めると裏切られることが多いのです。

したがって、与えることそのこと自体が自分に運をもたらすことだと考え、それだけで自分の気持ちが高揚し、幸福を感じられるように持っていくのです。

この「与える」という端緒なしに幸運を手に入れることはできません。


この法則は「好いて・好かれる」という局面にも当てはまります。

人に好かれている人は、まず、好いているのです。

自分が誰も好きになっていないのに、人に好かれようとするのは「自然の理」に反します。

運の無駄遣いなのです。


また、人はチャンスだけでなく、災いも人が運んできます。

ということは、与える相手は運の引き寄せ方を知っている相手がいいのです。

周りを見渡していると、運の悪い人は運の悪い人に与え、それが理由で災いを背負い込んでいる嫌いがあります。

『運をつかむ人のがす人』産能大学出版部刊



天国と地獄では、長い長い箸で食事をするという。

天国にも地獄にも、山のように山海の珍味が食卓にあるが、なぜか地獄の住人たちはガリガリにやせていて、文句と不満で充満している。

しかし、天国の住人はいつもニコヤカで、栄養もたっぷりとれている。

天国の住人たちは、長い箸で互いの口に食事を運ぶが、地獄の住人たちは箸が長すぎて自分の口には入らない。


「うばい合えば足らぬ

わけ合えばあまる

うばい合えばあらそい

わけ合えばやすらぎ」(相田みつを)


人に何かを与え続ける人には、いつか幸運がやってくる。







No.258 12/12/02 16:23
ストロベリー ( bAF01 )

続き


モニカは、まるで自分の肺のように少しの不具合もなく、親友の肺が自分の身体の中で元気に生きているなんてこと、知るはずもありませんでした。

_______


人と人を結ぶ「縁」


縁あって出会うのでしょうね。




No.257 12/12/02 16:22
ストロベリー ( bAF01 )

続き
まるで神様がモニカのためにもう一つの完璧な肺を作ったかのようです」


ジェーンは私の診療所に来て手術の経過を語った時、ずっと感激の涙が止まりませんでした。


ジェーンもモニカも古くからの知り合いで、私も心からこの親子のために喜んでいます。


「肺の提供者を知っていますか」と聞いたら、ジェーンは「分かりません」と答えました。


2週間後、ジェーンは真っ青な顔をして、再び私の診療所を訪れました。


モニカの容体が悪化したのかと思いきや、彼女は意外なことを教えてくれました。


「モニカにはジェニファーという幼馴染の友達がいました。


二人は何でも一緒に行動し、けんかをしたことが一度もありませんでした。


ジェニファーはモニカより明るくて、スポーツがとても得意で、自転車、水泳、ランニング、何でも優秀でした。」


「しかし、私はモニカの父と離婚して引っ越しをしました。


二人の子供にとって、永遠の別れのようなものでした。


仕事が見つかり引っ越しを決めたので、二人の子供を無理やり引き離す形になってしまったのです。


モニカはずっと悲しんでいました。


健康状態が悪化したのはジェニファーと別れてからでした。


二人はそれからも手紙のやりとりをしていましたが、モニカの体調が悪くなってからは、二人の連絡も途絶えてしまいました。


ジェニファーから送られた最後の手紙には、彼女は今ある慈善募金のためにトライアスロンの準備をしていると書いてありました」


「ところが、昨日そのジェニファーの両親から手紙が届いたのです。


驚く事に、トライアスロンの試合の最中、ジェニファーは、自転車で転んで体が遠く吹き飛ばされ地面に落ちたとき、頭を岩に強くぶつけ、意識不明になってしまったという事でした。


その後、20日あまり経っても意識が戻らず、医師からは植物人間と診断されました。


そしてその後まもなくジェニファーは、この世を去りました。


しかし、彼女がトライアスロンに参加した理由は、モニカが一日も早く健康な肺を持てるように募金したいからだ、と書いてあったそうです」


ジェニファーが亡くなったのは2週間前の深夜3時で、それはちょうどジェーンが電話で起こされた時刻でした。


そうです…モニカの身体の中で元気に働いているのはジェニファーの肺だったのです


No.256 12/12/02 16:21
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用


夜中の3時、ジェーンは突然かかってきた電話に、ベッドから飛び起きました。


こんな時間に電話がかかってきたということは、危篤状態になっている入院中の娘・モニカに緊急事態が発生したのかもしれません。


案の定、病院の医師からの電話でした。


モニカが待ちに待った移植用の肺がいまヘリコプターで病院に運ばれており、1時間後に移植手術が始まるので、すぐ病院に来てほしいとの連絡でした。


ジェーンは急いで夫と一緒に病院に駆けつけました。


今が最も希望に満ちた時であり、それはまた、娘を失う可能性がもっとも高い時でもあります。


しかし、手術をしないと、娘の命はもう長くはなかったのです。


ヘリコプターはまだ到着していませんが、病院の中はすでに準備万全でした。


今は1分1秒がとても貴重なもので、一人の命が亡くなると同時にもう一人の命が救われるかどうかは、創造主の賜りを仰ぐしかない、と誰もが分かっています。


手術の成功を信じているモニカの顔を見て、ジェーンは少し安心しました。


しかし、モニカの身体についている設備、酸素マスクと多くの測定機器を見て、ジェーンはやはり不安を拭い去ることができませんでした。


娘の命を続けさせるためには、これらの機器がすべて正常に働かなければなりません。


生まれた時、モニカは健康な赤ちゃんでした。


頑固で気性が激しい子でしたが、とても頭がよく、しかも小学校から高校までずっとスポーツの達人でした。


しかし、大学に入ってから頻繁に風邪を引くようになり、大学院に入ってからはますます病弱になりました。


司法試験に合格した後、弁護士として1日も働いたことがありません。


彼女の肺は次第に壊死していきました。


最初、小さな酸素バッグを携帯すれば間に合いましたが、徐々に大きい酸素ボンベから離れられなくなりました。


とうとう、終日イスかベッドに座っていることしかできなくなっていました。


手術を終えた医師の目は希望に輝いており、ジェーンにこう話しました。


「今までこんなにぴったりの移植をしたことがありません。


肺の大きさはまるでモニカのために設計されたようなものです。


さらに不思議なのは、各種の生理条件、例えば肺の生存に必要な数十種類の検査値も完璧に合っています。




No.255 12/11/30 08:49
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用


【5%の成功者】№1192


西田文郎氏の心に響く言葉より…


「5%の成功者」は、そうでない人たちと比べ、最初からどこかが違っているのです。

「この人なら必ず成功する」

そう感じさせる何かを彼らは、はじめから持っていたのです。


私に、「いずれ成功するぞ」「いつか頭角を現すぞ」と予感させ、やがてその通りに成功していく人たちの心には、ある共通の質(心の質)が備わっていました。

それは次のようなものです。


①実現が難しそうな「大きな夢」を描く。

②物事に素直に感動し、感激できる。

③自分の役割に真剣に、またがむしゃらに取り組める。

④努力を努力と思わない。

⑤悪い結果は、自分の責任と思う。


一方、私がどんなに力を入れて指導しても、また本人がいかに努力しても、なぜか成功しない人たちに共通する心の質とは…

①未来の目標より、いまの快楽のほうに引かれる。

②物事に感動し、感激することが少ない。

③いま成すべきことに、がむしゃらになれない。

④努力することは苦しいことだと思っている。

⑤不平不満を口にし、自己正当化ばかり考える。

『5%の成功者の「頭の中」』知的生き方文庫



幕末の志士、坂本竜馬は次のような言葉を残している。

「何でも思い切ってやってみることですよ。

どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから」


人生、開き直れば、ふつふつと勇気がわいてくる。

そして、がむしゃらになれる。


夢を語る人は、感性豊かで、明るい。

愚痴や泣き言をいう人は、自己中心的で、暗い。


夢を追い求める冒険的な人は、いつも感動と感激を忘れない。

1回しかない人生、一途一心に努力する人でありたい。




No.254 12/11/29 18:44
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【悪条件で練習する方がいい】№1191


エミール・ザトペック氏の心に響く言葉より…


「悪条件で練習する方がいい。レースのときに大きな安心を得られるからだ」(エミール・ザトペック)


エミール・ザトペックは、「人間機関車」という異名をとったチェコ・スロヴァキア(現在のチェコ)出身の陸上選手だ。

1952年に開催されたヘルシンキオリンピックの、5000メートル、1万メートル、そしてマラソンの3種目で金メダルを獲得した。


重要なプレゼンテーションを行なうときには用意周到な準備をするのが常識である。

だが、いくら綿密な準備と予行演習をしても、本番になってまったく役に立たないことがあるだろう。


たとえば、パソコンが使えなくなったり、データが消失したり…。

こんなトラブルをおこすのは、なぜか一流の設備を持った大企業が多い。

一流の設備を持っていれば、どんなトラブルにも対処できそうなものだが、実際にはその反対が多いのだ。

一流の設備に慣れてしまうと、悪条件のもとでは、普段の実力の半分も出せなくなってしまうのである。


自分の職場の環境について、劣悪だと嘆く人は多い。

しかし、その劣悪な環境で、一流の設備を持った会社の人間と同じ仕事をこなせれば、彼らと闘うときには必ず優位に立てるのではないだろうか。

「そのときのため」と考え、劣悪な環境で力を磨くことが、実力につながるのだ。

『心を強くする指導者の言葉』PHP



東京オリンピックでレスリングは金メダルを5個取った。

それは、当時のレスリング協会、八田一朗会長の、厳しくて、ユニークな選手育成のたまものと言われている。

たとえば、外国に遠征に行ったとき、「夜眠れずに調子が悪かった」というような言い訳をさせないため、合宿所では夜寝るときも、電気や、テレビ、音楽をつけっぱなしにしていたという。

どんなところに行っても、どんな状態になっても、寝れるように訓練したのだ。


スポーツだけでなく、経営も、勉学も、整えられた環境でぬくぬくと育つと、ヤワな人間が育ってしまう。

ちょっとした環境の変化でも、自分の実力を発揮できない。


普段から自分を追い込んで、野生のたくましさを身につける必要がある。







No.253 12/11/28 19:47
ストロベリー ( bAF01 )

続き


「元気が出る絵、希望が沸く絵というのは何だろう?まだまだ分かりませんが、それを極めていきたいですね。そして似顔絵セラピーが一つの文化になるのが、僕の夢なんです」

「上柳昌彦のお早うGood Day!」(2007年11月27日放送)

『80点コロッケ 涙があふれて心が温かくなる話』ニッポン放送




似顔絵は、ブラックジョークとも似ている。

ある種のタブーやネガティブなことをデフォルメして笑いにする。


しかし、まわりにはウケたとしても、風刺された本人は笑えない。

人が喜ぶのは、根っこにトゲがなく、心の底から笑えるようなポジティブな明るさだ。


自分の特技を使って、人に希望を与え、元気にさせることができたら最高だ。




No.252 12/11/28 19:46
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【似顔絵セラピー】№1189


上柳昌彦氏の心に響く言葉より…


「ケンイチさん」… 本名、岡村賢一さんは、25歳。

これまでにおよそ1万人もの方の似顔絵を描いて、その腕前を、病院に入院中の患者さんの「癒し」や「励まし」に応用しています。


高校を出て進学したのは、名古屋芸術大学のデザイン学部のイラストコース。

オープンキャンパスの日、にわか似顔絵屋さんをやってみたのです。

これがなかなかの好評でした。

これをキッカケにケンイチさんは、大学祭やイベントで、さまざまな似顔絵を描くようになりました。


今年の2月には、アメリカの似顔絵団体が主催する大会の、色を使わずに描く白黒部門に出場。

120人ほどの似顔絵画家が、5日間ホテルにこもって、ひたすらお互いを描き合う。

できた作品を、どんどん貼り出す。

その作品を画家同士がお互いに投票するという熾烈なコンテストです。

ここで25歳のケンイチさんは見事、優勝を勝ち取ったのです。


似顔絵の面白さというのは、その人の特徴をとらえて大げさに描くことです。

けれども、その特徴が本人にとってはイヤなことだったり、コンプレックスだったりすることもあります。

そういう場合は、周りの人は笑っても本人は笑いません。


ケンイチさんは、心に誓います。

「本人が笑って喜んでくれる似顔絵を描こう。風刺ではなく、いいところをとらえて描くことを旨としよう」


入院病棟には、重度の患者さんもいます。

ですから、できるだけスピーディーに仕上げなければなりません。

また、顔色が悪かったり、病気で頬がこけてやつれてしまった人もいます。

それをそのまま描いても、何にもなりません。


ケンイチさんは、患者さんの職業や趣味を聞いて、その人が人生の中で最もピカピカに輝いていたころのものを絵の中に描き入れることを考えました。

建設業で活躍していた人には工事現場にちなんだもの。

カラオケの先生には音符などを描き添えると、笑顔の輝きが増すことも分かってきました。


普段はほとんど表情を失っていた認知症のおばあさんは、自分の似顔絵を見て手をたたいて喜んでくれました。


週末医療の病室では、ご主人が元気だったころの仲良く寄り添う二人を描きました。

付き添いの奥さんの涙が止まりませんでした。


ケンイチさんは、言います。




No.251 12/11/28 12:40
ストロベリー ( bAF01 )

続き


そして、奥さんがお見舞いに来た時に、

彼が奥さんと一緒に温泉に行きたがっていたことや、

本当に奥さんに感謝しているという彼の想いを伝えてあげました。


ふと、黙って聞いていた奥さんが彼の方を見ると、


彼の口が歪んで鼻水と涙で

顔中がぐちゃぐちゃになっていました。




奥さんは泣いている彼の涙をゆっくりと拭いてあげると


「私は今が一番、幸せよ

1日中どこにも行かないあなたのそばに

ずっと一緒にいられることが今まであった?


こんなに一緒にいられる時間持てて、

私は今が一番、幸せ。


迷惑とも苦労しているとも、ちっとも思わない」


と泣きながら、震える声で彼に話しかけました。


その後の男性はこれまで見たこともないような穏やかで優しい顔つきになりました。




その1週間後、彼は奥さんに見守られながら静かに亡くなりました。


看護師さんは

「私もこの夫婦のようになりたいと思って、

この時に彼の奥さんが自宅の庭から摘んで来たバラをいただいて

私の家の庭に植えたんです。


毎年、咲いてくれる花を眺めながら、

伝えなければ伝わらない想いがあることを忘れないようにしています」

と話してくれました。




病気になってからでは伝えられないこともあります。




身近な人に、自分の感謝の気持ちを忘れずに伝えることが大切です。

~~~

出典

[悔いのない生き方に気づく24の物語]

中山和義 著(フォレスト出版)より






No.250 12/11/28 12:39
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

[無表情のわけ]




検査で喉頭がんと診断された年配の男性がいました。


しかし、彼は医師からの手術の説明にはまったく耳を傾けないで

「最後まで手術をしないで戦う」

と言って、手術の治療を拒みました。


新聞記者だった彼にとって、声を失う手術を受けると取材ができなくなるからでした。


しばらく、入院した彼はその後、手術をしないで自宅で療養することになりました。


しばらくして、彼が再び、入院することになりました。

病状が悪化してしまったので、手術をする必要があったからです。


痩せて、水さえも飲むことができなくなって、苦しそうに呼吸をしていた彼の姿を見て、

看護師さんは

「こんな状態になるまで自宅で過ごしていたのか…」

と彼の意思の強さに驚きました。

気管切開の手術を受けることになった彼は、看護師さんに

「負けました。病に負けました」

と一言だけ話をしました。


気管切開の手術を受けると声をだせなくなるので、これが彼の最後の言葉でした。


彼は若い頃から熱血新聞記者としえ仕事一筋で生きてきました。

全てを仕事にかけるような人生でした。

そのために、息子さんや家のことは全て奥さんに任せっきりだったようです。


以前に入院した時に看護師さんに

「取材、取材でいつも飛んで歩いているから、女房には苦労をかけた。

定年になって仕事を退いたら、取材旅行ではなくて、夫婦水入らずで温泉旅行に行きたい。

女房に楽をさせることがこれからの私の生きがい。

これからは女房との時間を大切にしたい」

と話していたそうです。


やがて、彼はガンの進行のために首から下の神経麻痺が起こり、手足が動かなくなりました。


彼の奥さんが時間のある限り、彼に付き添っていましたが、彼の顔からは笑顔が無くなって、

無表情になり、一点をみつめたまま、誰の言葉にも反応しなくなりました。


奥さんに

「主人が最近、全然、話を聞かなくなり、笑わなくなりました。

何を話しても無反応で夫が何を考えているか分かりません。

どうかなってしまったんですか?」


と相談された看護師さんは


「これからは女房との時間を大切にしたい」


と彼が言っていたのを思い出して

彼のこの気持を声が出せない彼の代わりに

伝えてあげようと考えました。




No.249 12/11/26 16:41
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【新聞紙の札束】№1185


医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…


イメージトレーニングとは、頭の中で理想の部屋をつくることだけではありません。

想像体験を習慣化することで、あなたが望むあらゆる願望は、内容いかんにかかわらず、すべて実現の方向へと近づいていけます。


私のセミナーに参加してくれていたあるご婦人のユニークな想像体験を紹介しましょう。

その体験のユニークなところは、頭の中で何かを想像するだけでなく、実際の行動にイメージを持ち込んだことです。

彼女は、なんと新聞紙で300万の札束をつくり、どこへ行くにも持ち歩いたのです。

そして、「私は高級ハンドバッグに300万をしのばせている裕福な女」と自分に言い聞かせ、リッチな気分を満喫していました。

そうすれば必ず裕福になれると信じていたのです。


そうした行動を続けて半年ほどすると、現実に変化が起こってきました。

彼女は内職の仕事から一転、親しい人のすすめで、健康食品を販売する仕事をスタートさせたのです。

そしてわずか3年ほどで、それまでの経済状態をみるみる好転させてしまいました。

銀行口座には300万どころか、さらに多額の預金がつくられました。


想像体験の威力を実感した彼女は、それからも、新聞紙の札束を手放しませんでした。

5年、10年と経過し、今では豪邸のほかに別荘も建て、高級外車も乗り回しています。

『願えばかなう「思い込み」の魔力』KKベストセラーズ



人は、関心のないことは目に入らない。

「お金なんて興味がない」「つつましく暮らした方がいい」「お金は汚い」と思っている人は、お金には縁がない。

お金に関心がないからだ。


経営者でも、利益や儲けに関心がなく、趣味やボランティアばかりに目がいっている人は、利益を出すことができない。

あまりガツガツとお金のことをいうのは品がないが、さりとて仙人のように無関心なのも問題だ。


お金に限らず、自分の夢なり目標を、より具体的に、鮮明に、イメージできることが、その実現につながる。

より具体的に、ありありと、夢をイメージしたい。





No.248 12/11/26 16:32
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【一日一笑日記】№1186


精神科医の斎藤茂太氏の心に響く言葉より…


「笑いのセンスをもっと磨きたい」というあなたの面白さに磨きをかける、簡単な方法があります。

「一日一笑日記」をつけるのです。

つまり、一日の生活の中で、いちばん「可笑しい」と感じたことを、毎日日記につけておくのです。

さほど笑いのない毎日でも、振り返ってみれば、可笑しいことのひとつやふたつは必ず見つかるものです。

街で出会った可笑しな人、自分の失敗談、他人の失敗談、可笑しな夢、可笑しな本やテレビのネタなど、身近な珍事件から探してみましょう。


場合によっては、一日一笑どころか、あっという間に、一日五笑くらいになってしまうかもしれません。

その瞬間は青ざめるような失敗も、客観的に見つめると、可笑しな事件にすぎないことがよくあります。

そんなあなたの体験のひとつひとつが貴重な財産となり、笑いのネタとなります。


日記をつけるときに笑い、昔のページを見ては笑い、とくり返し笑っているうちに、自然と笑いのセンスが磨かれていきます。

日頃から面白いことを探して笑っていれば、そのうち人にもユーモアを振りまけるようになるでしょう。


この一日一笑日記の発案者である私の知人は、マジメ人間ですが笑いのセンスは一流です。

しかも、毎日必ず一回は笑っているだけあって、非常に健康体です。

毎日笑っているから自然治癒力が知らず知らずのうちに高まり、病気知らずの体になっているのでしょう。

『「一緒にいてほっとする人」のこころの習慣』青春文庫



多くのお笑い芸人は、「ネタ帳」というものを持っている。

「ネタ帳」とは、ギャグや、コント、オモシロネタ、自分のドジ話等、思いついたらすぐに書くメモ帳のことだ。


発明王のエジソンは、極度の「メモ魔」だったと言われ、ペンと紙を常に携帯していた。

メモには、発明に関するものばかりではなく、ジョークや日常の些細な事など、多岐にわたっているという。

このエジソンのメモは「エジソンノート」と呼ばれている。

また、レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインもメモ魔として有名であった。


「ジョークがうまくなりたいな」などと、ただ思っているだけでは、絶対にユーモアのセンスは磨かれない。

具体的に行動することで、ユーモリストになることができる。



No.247 12/11/26 14:48
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【幸せのかくし味】№1187


美輪明宏氏の心に響く言葉より…


今すぐ幸福になる方法、常に幸福感を味わえる方法があります。

それは簡単なことです。

つまり、どんなことでも何でもよいから〈感謝すること〉を自分の中に、まわりに探して見つけることです。

「見える、ああ有り難い」、「聞こえる、ああ有り難い」、「話せる、ああ有り難い」、「手足が動く、雨風をしのげる天井や壁のある所で寝起きができる、ああ有り難い」、「着るものがある、食べ物がある、ああ有り難い、幸福だなあ」等々。

もしそれが「えっ、それが何で?どうして?」と理解できない人は、一度それ等の病気をしたり、ホームレスになったりして一切を絶ってみれば、有難味や感謝する気持が、感覚でよく身に沁(し)みてわかります。

ちょど断食の行のように、水絶ちの後、最初に飲んだ水の美味しさ有り難さは、日常では忘れているものです。

普段は「こんなまずいものが食えるか」と思っていた一汁一菜の食事が、「こんな旨い粥がこの世にあったのか」と思うほどです。


ですから世の中で忌み嫌われている、病気や貧困や不安やトラブルという〈負〉の部分は、実は幸福を感じるためのバロメーターなのです。

断食の行とは世の中のあらゆるものを感謝する心を芽生えさせるための行なのです。


肉親をはじめ多くの人に愛されてきた人は、愛されることの嬉しさ、有難さ、幸福感を、それが当たり前だと思い、鈍感になっています。

しかし親にも他人にも愛されずにきた孤独な人は、誰かからほんの少し愛されたり優しくされただけでも、大変な喜びを感じたり、有難味を、また幸福感を味わうことができるのです。


〈白〉の白さを際立たせるには、その〈白〉の傍(かたわら)に黒い色のものを置けばよいのです。

苦労した事が多く、苦しみの深さが深ければ深いほど、幸せが訪れた時、それがどんなにささやかな幸せでも、大きな幸福感として満喫出来るものなのです。

『ああ正負の法則』PARCO出版


すべてのことは、それを「当たり前」と思った瞬間に、感謝がなくなる。

今、仕事があること、住む家があること、手足が動くこと、そして生きていること…


「ビリがいるから1位がいる」(相田みつを)

勝ち続けて、どん底を味わったことのない人は、人の悲しみや痛みがわからない。


禍(わざわい)の後には、必ず幸せが来る

No.246 12/11/26 14:28
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

自分には、

自分にだけ、与えられた道があると思う。


どんな道かは知らない、

ぜったいに、ほかの人には歩めない。


自分だけにしか歩めない道があると思う。


しかも、その道は、二度と歩むことのできない、かけがえのない道だ。


その道は広い時もある。


せまい時もある。


のぼりの時も、くだりの時もある。


坦々とした時もあれば、

かきわけ、かきわけ、汗する時もある。


この道は、

はたして歩いて行ってよいものだろうか。。


悪いものだろうか。


思案に、押しつぶされそうになる時が何度もある。


そして、なぐさめを求めたくなるような時も何度もある。


しかし、

しょせんはこの道しかないのだ。


あきらめるというのではない。


いま、立っているこの道、

いま、歩んでいるこの道、

とにかく、この道を休まず歩むことにしよう。


自分だけにしか、歩むことのできない大事な道なのだから。


自分だけに与えられている

かけがえのない

この道なのだから。


他人の道に心うばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、

道は少しも開けない。


道を開くためには、まずは、歩まねばならぬ。


心をさだめ、いっしょうけんめいに歩まねばならぬ。


それが、たとえ遠い道のように思えても、

休まず歩む姿からは、必ずあらたな道が開けてくる。


深いよろこびも生まれてくる。


この道が果たして良いのか悪いのか、

思案にあまるときもあろう。


しかし、所詮はこの道しかないのではないか。


よく、「迷わず進め」という人がおります。


わたしは、

こういうはなしには違和感をおぼえます。


本当に迷わずに進むという順調な道を歩む人は数少ないと思うのです。


わたしは、やはり、みんな迷いつつ進んでいくものだと思います。


迷いつつ、進んでいくけれども

結論は、

道をはずさずして進んでいく。


そしてゴールインする、

こういうことになるのではないかと思うのです。


それが、わたしは人生というものではないかという感じがします。


・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

自分にしか歩めない道を

かけがえのない道を


いま、歩いているのですね☆

~~~



No.245 12/11/26 14:16
ストロベリー ( bAF01 )

続き

そして、数年後、K氏はあまり自分の写真が売れなくなり、どこか売り込むところはないかと苦労していたとき、そのときの担当者があの雑誌の編集長になっているのを知ったのでした。

もし、あのとき寛容に編集者を許していたら…

『成功する人はみんなやっているのに誰も気づいていない人間関係99の法則』徳間書店




「後世への最大遺物」(内村鑑三)という本の中に、カーライルの話がある。

カーライルはイギリスを代表する言論人だが、何十年もかけて「フランス革命史」を書き上げた。

たまたまその原稿を見つけた友人が絶賛し、一晩家に借りていった。

しかし次の朝、そんなことを知らない家のお手伝いが、暖炉の火付けに丁度いいと、それを燃やしてしまったのだ。

カーライルはそれを聞き、絶望的になって10日ほどは、何も手につかなかった。

しかし、もう一度思いなおし、自分を鼓舞して再び書き直し、その本を世に出したのだ。


すでに終わってしまったこと、元に戻らないことを、怒ったり、悔やんだり、ネチネチと文句を言っても、何も変わらない。

人の過去のミスを責め立て、それでよくなることなど一つもない。


人のミスを許す人は、心の広い人から好かれる人だ。





No.244 12/11/26 14:15
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【人を許すということ】№1188


中嶋真澄氏の心に響く言葉より…


写真家のK氏はある写真雑誌の編集者から、その雑誌の特集記事に掲載するための写真を数点貸してほしいと依頼を受けました。

掲載されれば、もちろんK氏の名前も出るし、ギャランティも支払われます。

快くフィルムを預けたK氏のもとに、やがて掲載誌が送られてきたころ、「じつは…」と担当編集者から電話がかかってきました。


「どうお詫びすればよいのかわからないのですが、お預かりした貴重なフィルムを紛失してしまいました」というのです。

編集者は返送用の封筒に入れたフィルムをかばんのなかにしまい、そのかばんごと電車の中に置き忘れたらしいのです。


「なんて無責任なんだ」K氏は激怒し、電話口でひたすら平謝りの担当編集者を責めました。

「預けた写真はもう一度同じものを撮ろうと思っても、二度と取れるものではないんだ。

きみも写真雑誌の編集者なら、それぐらいのことはわかるだろう」、そして追い討ちをかけるように「それ相応の謝罪と賠償をしてもらわなくては困る」と言ったのです。


すると、担当編集者は切り出しました。

「そのことですが、編集長とも相談の結果、こちらの雑誌で連載というかたちで当分の間、先生のお写真を毎回掲載させていただき、そこに上乗せする形で今回の償いをさせていただけないかということなのですが…」

それは必ずしも悪い条件ではなかったのですが、K氏は「そんな口約束が守れるとは思えない。だいたいきみが担当をはずれればそれで終わりだろう。冗談じゃない。きちんと責任をとって、賠償金を支払ってほしいね」


K氏が腹立ちまぎれもあり相当な金額を提示したので、担当編集者は困り果て、「もう一度、編集長に相談します」と言って、打ちひしがれた声音で電話を切りました。

それから、数日後のこと。

K氏のもとに、晴れ晴れとした声で担当編集者から電話がかかってきました。

「フィルム、見つかりました。がばんを届けてくれた人がいたみたいで、駅から電話があって… かなり日にちががっているのに不思議です…」


K氏のもとには無事、フィルムが戻ってきて一件落着。

しかし、K氏が平謝りの担当編集者を責めたてた事実は残り、その後、その雑誌社からの写真掲載の依頼は一切なくなってしまいました。




No.243 12/11/26 14:00
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

北条氏第3代目当主“北条 氏康”さんが、


嫡男の氏政さん(次期当主)と食事を伴にした時、


北条の家は我が代にて終わるだろうと言ったそうです。


その理由がこうです。


「氏政が食べるのを見ていると、飯に汁をかけるのに二度もかけてちょうどよい量にし、食べている。


人間は誰でも日に二度は毎日食事をするのであり、食事に慣れていないなどということはない。


毎度のことでありながら、飯に汁をかけるのに一度で適量をはかることができず、もう一度かけてやっと適量にするとは、愚かなことだ。


毎日朝夕することさえ見積もりができぬ者が、他人の心中を推し量り、目利きすることなどできるはずもない。


他人に対する目利きができなければ、人材を得ることもできない。


今日は戦国の世であり、自分が明日にも死ねば、周囲より名将たちが乱入してきて氏政を亡ぼすこと間違いない。


それで、北条の家も自分で終わるだろうと言ったのだ」


事実、戦国大名としての小田原北条氏は滅んでしまいました。


何気ない行動の中にこそ、自分が出てしまうのかもしれませんね・・・


しょうゆ、


1発で決めていきます!!!



No.242 12/11/20 21:10
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【「まめさ」と「早さ」】№1178


山崎拓巳氏の心に響く言葉より…


「モテる男」は、「かっこいい男」ではなく、「まめな男」だとよく言われます。

しかも、「まめ」であることは、非常に簡単なんです。

いきなり宙返りをしろと言われても、ムリですよね。

ある期間練習しないといけない。

しかし、「まめさ」とは誰もが持っている能力で、しかも今すぐできる能力です。

「よし!まめにしよう」と思った瞬間から、復活できるのです。


「まめさ」と「早さ」を掛け合わせた面積が、成功の面積になると、僕は思っています。


つまり、

成功=「まめさ」×「早さ」


「早さ」とは、社会的信用のない人が人の信用を獲得する、もっとも簡単な方法と思います。

たとえば、何かをお願いした場合、「すぐにお送りします」と言って、早急に対応してくれる人がいます。

「そんなに急いでいないのに悪いなぁ」と思った後、「こいつはできるやつだ」「こいつは将来いけるかも」と感じるものです。


「まめさ」と「早さ」を兼ね備えれば、信用される人間になります。

その瞬間から、絶好調になれます。

成功への扉が開くのです。


とくに情報量が多い昨今。

放っておいても情報が集まってきます。

そういう世の中では、まめさが欠けると、すぐに忘れ去られてしまいます。


だからこそ、逆にチャンスが生まれます。

早く、まめに連絡を入れてみましょう。


まめな人は、相手の印象に残りますよ。

まめな人は、人に好かれますよ。

『世界一やさしい 成功法則の本』知的生き方文庫



ネットや携帯が急速に普及した現代では、「スピード」は大きな武器となる。

メールや問い合わせに対する、返信や対応の速さだ。

リアルの世界でも、宅急便やクリーニングのように、速さを極めただけで、大きな商いとなる。


森信三先生は世俗的な雑事、雑務の処理の切り抜け方は、「スグサマ着手」、「即刻、処理」以外にない、と語っている。

後に延ばさず、すぐに取り掛かり、その場で処理する。

完璧でなくても、8割程度できればよしとする、というのがコツだ。


まめで、スピード感あふれる人は、人から信用される。




No.241 12/11/20 09:43
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【ナンバー2理論】№1182


西田文郎氏の心に響く言葉より…


「会社を潰すのは社長であり、会社を大きくするのはナンバー2である」

会社の命運は、トップである社長にかかっています。

しかし会社という組織が成長できるかどうかのカギを握っているのは、トップよりナンバー2なのです。


その理由は簡単です。

「目標」も「戦略」も、また「マネジメント」も、実際に社員を動かしてそれを模範となって実行し、形にするのはナンバー2であり、ナンバー2の責務だからです。

また、それができる人のことをナンバー2と呼ぶのです。


経営では、考えて決断するだけでなく、確実に達成し、間違いなく現実化し、しっかり定着させなければならない。

だからこそ優秀なナンバー2が必要なのであり、会社の成長・発展は、ナンバー2にかかっているのです。


企業の規模に関係なく、社長というのは会社の最高意思決定機関であり、最高経営責任者(CEO)です。

そして、会社のナンバー2は最高業務執行責任者(COO)なのです。


ナンバー2とは、文字通り「二番目」という意味です。

と言っても、ナンバー1より劣るとか、実力でかなわないという意味ではありません。

ナンバー2のほうが実力的には明らかに上である。

世の中にはそんなケースはいくらでもあり、それでうまくいっている会社も多いのです。

『№2理論 最も大切な成功法則』現代書林



ナンバー2として最もよく知られているのがホンダの藤沢武夫氏。


「私は戦前から、だれかをとっつかまえて、いっしょに組んで自分の思い通りの人生をやってみたいと思っていました。

その場合には、私はお金をつくって物を売る。

そして、その金は相手の希望しないことには一切使わない。

なせならば、その人を面白くさせなければ仕事はできないにきまっているからです。

大きな夢を持っている人の、その夢を実現する橋がつくれればいい。

いまは儲からなくても、とにかく橋をかけることができればいい」『経営に終わりはない』(藤沢武夫)

(以上、同書より引用)


斎藤一人さんは、「社長一人喜ばせられないなら、世の中に出てもうまくいかない」と言っている。

それは、社長にコビを売ったりおべんちゃらを言うということではなく、会社の大きな夢や目標に向って進むことがトップが一番喜ぶことになるからだ。


No.240 12/11/20 09:08
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【「でも」と「だけど」】№1179


植西聡氏の心に響く言葉より…


ダイエットのためにスポーツ・ジムに通いはじめたと友だちに話したら、「でも、いくらジムに行っても食べる量を制限しなければ、やせないんじゃない?」と言われてしまった。

そういうとき、たいていの人はちょっと不快な気持ちになります。


夏休みにグアムへ家族で旅行に行ってきたと同僚に話したら、「だけど、向こうだって暑いんでしょう。暑いときに暑いところに行くのは、どうかなあ」と言われた。

こんなときも、これまたたいていの人はちょっと不快になります。

「これ以上、この話をするのはよそう」と思う人もいるでしょう。


なぜでしょうか。

それは、「でも」とか「だけど」と言われると、自分の考えや体験を否定された気になることと関係しています。

誰に対しても、口グセのようにそういう言葉を用いていると、周りから、「あの人は私が言うことにいつも異を唱える」と思われるようになってしまうでしょう。


人と話すときは、話題の主導権を相手に譲り、それに同調・共感するくらいの気持ちでいるといいのです。

それだけのことでも、対人関係はガラリと改善されるものです。

『「いいこと」がいっぱい起こる鏡の法則』王様文庫



相手に同調し、共感するのに最もよい方法は、田中真澄氏の提唱する、「うなずき」、「相づち」、「驚き」という傾聴の3動作の実践だ。


講演会などで、聴衆のうなずきが多いと講師は話をしやすい。

心の底からの「ああ、そうなんだ」「なるほど」という相づちの言葉は、相手をほっとさせる。

驚きの表情で感嘆して聞いてくれると、最高の味方を得たような気持ちになる。


「でも」と「だけど」はやめて、傾聴の3動作の実践をしたい。





No.239 12/11/19 17:33
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用

【前座の修行】№1180


人間国宝の講談師、一龍斎貞水氏の心に響く言葉より…


我々は前座修行の時代に、お客様や目上の人、師匠や先輩に対する礼儀から勉強します。

あるいは、楽屋でお茶を汲んだり、師匠の着物をたたんだりする仕事から任される。


最近弟子になった若い連中の中には、こんなことを言う人もいます。

「寄席でしゃべりたくて芸人になったのに、なんで楽屋でお茶汲みやらなきゃならないんですか」

言いたくなる気持は分かりますが、こっちも意味なくそんなことをさせているわけじゃない。

本当はお茶だって自分でいれた方が美味いし、着物だって自分でたたんだ方が安心できる。


それをあえて前座修行の若い連中に任せているのは、そういう些末な仕事でも、心を込めて一生懸命にやる人間かどうか。

そこに、思いやりがあるかないか。

それを見たいからだし、そういう人間を育てたいからなんです。

そこから磨かれている人間かどうかということが、人前で話をするときの魅力の差として、必ず出るからなんです。


お茶汲みひとつにも、雑巾がけ一つにも、その人の人間性が現れているものです。

それと同じものが、話し方の中にも出るんです。

『心を揺さぶる語り方 人間国宝に話術を学ぶ』生活人新書



人は、その人の肩書や役職ではなく、日頃の些細な行動や言動で判断され、評価されることが多い。

掃除や雑巾がけを一生懸命にやらない人は、往々にして仕事も手を抜いたり、いい加減にしたりする。


若いうちに理不尽な体験を多くした人は、人としての幅があり、魅力的な人が多い。

他人の気持がわかるからだ。


どんなに些細な仕事にも、一生懸命な人でありたい。





No.238 12/11/19 16:07
ストロベリー ( bAF01 )

続き

お母さんの表現によれば、「ちょっぴり個性的な心臓と肺をもって、この世に生まれてきた」。

入院は30回以上 になるという。

この詩は、りお君の小さい頃からのおしゃべりを、お母さんがまとめたもの。


人は、みんな「自分」を選んで生まれてきた。

頼まれてこの世に出たわけではない。


そして、いいことをするために生きている。

人の喜びのために働く人生をおくりたい。




No.237 12/11/19 16:06
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【自分をえらんで生まれてきたよ】№1181


「いんやくりお」君の心に響く言葉より…



雲の上から、お姉さんとお兄さんを見て、

「どの人がやさしいかなあ」って、

見ていた。

それで、ママのところにした。

ママなら、心のことを

わかってくれると思ったら。



生まれる前、ぼくは

すごく強い赤ちゃん忍者で、

しゅりけんで、51人やっつけて、

「もうママは、だいじょうぶ」って思ってから、

おなかの中に入った。

ママのこと、

かかしみたいに、守っていた。

ぼくは、ママを守っているんだよ、

いまも。



赤ちゃんが病気のときは、

「苦もあれば、後から楽もある」ということを、

神さまが、伝えてくれている。

だから、心配しなくていい。

赤ちゃんが生まれたおうちには、必ず、楽がある。

というか、生きているものには、必ず、楽がある。



赤ちゃんは、どのお母さんにするか、

どんな体にするか、どんな性格になるか、

自分で決めて生まれてくるのが、ふつうだよ。

僕が病気で生まれたのは、

病気で生まれる子や、お母さんちを、励ますためだ。

だから、ママは、

ぼくの言葉を、みんなに教えていい。


ぼくは、病気だったから、

幸せなんだ。

ぼくは、病気だったから、

心の言葉が話せるんだ。

だから、いつか、心の幸せを配る

サンタさんになるんだ。



ぼくがかわいいのは、

ママがぼくを守るためだよ。

ぼく、かわいがられるために、

生まれてきたんだよ。

ママは、かわいがってくれると思ったから。



人は必ず、喜びをもっている。

たとえば、生きる喜び。悲しめる喜び。

じつは、悲しめるというのは、

幸せなことなんだよ。

いろいろな気持ちは、ぜんぶ幸せなんだ。

悲しめる喜びというのは、

悲しんだ後、またハッピーになるでしょ。

そのハッピーは、前のハッピーより、

もっと大きいハッピーになる。

だから、悲しみって、たいせつなんだよ。



人は、みんなに

いいことをするために、生きている。

それを、「自分の仕事」という。

みんなのために

働かないと、仕事とは呼ばない。

「自分の仕事」がなければ、

生きていけない。

『自分をえらんで生まれてきたよ』サンマーク出版



印鑰理生(いんやくりお)君は、現在11歳

No.236 12/11/19 15:58
ストロベリー ( bAF01 )

てんつくラブレター~言葉の力は無限やねの巻~より引用


知ってる?

知ってる?

「飲み物に声をかけると味が変わる事」

東京アホ学に向かう新幹線の中からワンダフルアフタヌーン!

この前、ゆの里に行って来て水のことを教えてもらった。

水はいろんな情報を吸収し、それを運んでいるんやって。

だから、人間は空気の中にある水を吸って、また水を吐き出してるねん。

その証拠に窓ガラスに息をかけるとガラスが曇るやろ。

そう、自分の中の水が窓ガラスについてん。

そして、凄いのがそこには自分のいろんな情報が入っているということ。

凄いやろ、水って。

そこで、実験してん。

これ、面白いからやってみて。

ただ、メルマガやブログを読むんじゃなくて実践してや。

まずは、アイスコーヒーを買ってきて、それからグラスを二つ持って来て。

別にオレンジジュースでも日本酒でも焼酎でもいいよ。

(待ってます)

(待ってます)

(待ってます)

持って来た?

その飲み物を二つのグラスに分けて入れる。

そして、まずは両方、飲もう。

もちろん、それは一緒の味やんか。

そこで、今度は片一方だけのグラスを持って言うねん。

「私の体に一番、優しい味になってね」

「私の体に一番、優しい味になってね」

「私の体に一番、優しい味になってね」

そして、伝えた方を飲んでみて。

さらに、違う方のを飲んでみて。

ほぼ、みんなこの時点で味が変わっているから。

それは、自分の中の情報がこの飲み物の中に入っていって、その情報がコーヒーの中にある成分と反応するねん。

そして、また、元に戻って同じ味になってねって言うとまた、元の味になるねん。

人間は70%が水と言われている。

さらに脳は90%が水と言われている。

だから、いろんな言葉に共鳴していく。

愚痴をたれても人生。

笑っても人生。

ならば、喜びや愛の言葉をいっぱい使おう。



No.235 12/11/15 22:06
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【積極性を身につけるには】№1177


笠巻勝利氏の心に響く言葉より…


【積極性を身につけるには】

①積極的に生きることを信条とする

②ものごとを明るく考える

③できないということばは使わない

④明確な目標を持つ

⑤心身を健康に保つ

⑥何事においても人に負けない意識をもつ

⑦常に人より早く行動を起こす

⑧歩くときは足早に歩く

⑨できるだけ元気のよい声を出し、否定用語は使わない

⑩失敗を恐れない



こんな話がある。

「イタリアの片田舎の村にすばらしい美人がいた。

みんなは高嶺の花で、どんなすてきな人と結婚するのだろうと思っていたところ、つまらない男と結婚をしてしまった。

みんなはどうしてあんなつまらない男と結婚したのか知りたくて、代表を立てて訊きにいった。

その答えは、その男だけが美人の女性にプロポーズした唯一の人間であったからだった」

『金運・幸運・仕事運』PHP文庫



「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」 (本田宗一郎)


何もしなければ、失敗もしないかわりに成功もしない。

「それは出来ない、無理」と言って何も動かない人は、コツコツと努力する人にいつか抜かれる。


できるかできないかは、やってみなければ分からない。

失敗を恐れない、明るく積極的な人でありたい。







No.234 12/11/14 07:19
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
人生は今日が始まりの気持で】№1176


S・スマイルズの心に響く言葉より…


「学問をはじめるのに遅すぎることはない」ということわざがあるが、これを裏づけるのにふさわしい人物の名前は、たくさんあげることができる。

ヘンリー・スペルマン卿は博学な学者であったが、科学を学びはじめたのは50歳代のことであった。

フランクリンが物理の研究に専念しはじめたのも50歳を過ぎてからであった。

ドライデンとスコットが詩人として認められるようになったのは40歳代で、イタリアの文学者ボッカチオが、文学者として出発したのは35歳だった。


このように、世間でいう“人生の盛り”を越えた年齢になってから未踏の分野に敢然と踏み出し、その道で大成した人々の例は枚挙にいとまがない。

「私はもう歳だから、学ぶなんてとてもとても…」などというのは、意思の弱い怠け者の、哀れな繰り言でしかない。


長い人生は、先を争ってカッコよく駆け抜ける必要はない。

急ぐ必要はない。


日々こつこつと、天から与えられた仕事に励み、自己修養を限りなく積みつつ、降りかかる困難を克服して前進する強い意志をもち続けていれば、自分が打ちたてた目標に必ず到達する。

しかも、世の中のために役立ったという充実感を、心ゆくまで味わうことができるのである。

【スマイルズの信念が自分をつくる】三笠書房


「人生は今日が始まり 昨日まではリハーサル 今日から本番」(田中真澄)

学問も、仕事も、はじめるのに遅すぎることはない。

なぜなら、気づいたときが、スタートのときだから。


そして、常に、人生は、「今とここ」だけだ。

ほんとうは、昨日もなければ、明日もない。


人生は今日が始まり、の気持で毎日を過ごしたい。






No.233 12/11/13 15:45
ストロベリー ( bAF01 )

続き
人は、理由がなければ行動しない生き物であり、行動する理由とはすなわち「動機」のことだ。


スペック(仕様書、性能)という、値段やグラム数、産地などを列挙したところで、お客さんに買う気は起こらない。

買うには、行動を起こさせるような理由が必要だ。


どんなに素晴らしい商品でも、お客さんにその価値が伝わらなかったら、この世にないのと一緒。

人に伝える技術を磨きたい。




No.232 12/11/13 15:45
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【「買いたい!」スイッチ】№1175


小阪裕司氏の心に響く言葉より…


そもそも人間はどのように価値を認識するのだろうか。

それを考えるいい題材がある。


「エモーション・ド・テロワール」というフランス産ワインがある。

講演会では、客席の方々にこのワインボトルの写真を見ていただき、第一のスライドをお見せする。

そこには商品名と価格(3800円)、フランスワインであること、赤はフルボディであることが示されている。

そして「今このワインが飲みたいという気持がわき上がっている方はどれぐらいいらっしゃいますか」と尋ねる。

会場に5、600人いても、手を挙げるのはたいいがい1人か2人だ。

そこが店だとすると、このワインはほとんど売れないことになる。


次に、「このワインはジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニ、マルサネという、4種類の葡萄を使用しています」

これで飲みたくなるかというと、やはりならない。

会場の方に再度挙手をお願いすると、多少は増えることもあるが、先ほど1人か2人だったのが7、8人になる程度だ。

このように商品説明を語っても「買いたい!」スイッチは押されない。


次に、あるダイレクトメールのスライドを映す。

「今、フランスのワイン界で、天才と呼ばれているワイン醸造家がいます。

それは『ヴァンサン・ジラルタン』さんです。

有名なワイン評論家ロバート・M・パーカーJr.も『彼のワインを見つけたら走って買いに行け』と言っているほどです。

ところが、そんな彼がフランス政府に逆らって世に送り出したワインがあります。

それが、このワインなのです」


会場のスライドでこの文面をお見せすると、たいがい6割ぐらいの方が挙手をしてくれるようになる。

「買いたい!」スイッチが押されたのだ。


しかし、ここで私は、DMを上手に作ろうと言いたいわけではない。

ここで重要なのは、人はどのようにして価値を認識するかということである。

『価値創造の思考法』東洋経済新報社



小阪裕司氏は、こう語る。

「どうして私が今、あなたから、この商品を買わなきゃいけないの?」

というのが、お客さんからの究極の質問だという。

この質問に答えられなければ、お客さんに買う動機は発生しない。



No.231 12/11/12 16:19
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用
頑固オヤジは

ある飲食店のオーナーです。


この頑固オヤジは人の話しは聴かない。


頭ごなしに怒鳴りつける。


言い出したらきかない。


とにかく頑固なんです。


でも若いスタッフは頑固オヤジのことを慕っているんですね。


どうしてだと思います?


コーチングスキルとして

お伝えしたような



傾聴とか承認とか一切しないんですよ。


どうして若いスタッフは

頑固オヤジを慕うんでしょうか。


その理由はこうなんです。



頑固オヤジは

店が退ける深夜になって家に帰るスタッフの姿を

必ず店の外に立って見送るんですね。


決して声には出さないけれど


「気をつけて帰れよ。無事に帰れよ」


って、心で強く願いながら

姿が見えなくなるまで見送るんですって。



次の日

スタッフが出勤してくると

態度はぶっきらぼうだけど

「今日もいい顔してるな。よく来たな」

って、強く心で感謝するんですって。



相手のことを

心から思う気持ちがあれば


極論を言うと

テクニックなんて必要ないんですね。



頑固オヤジの話は

そんなことを私に教えてくれました。


~~~

出典

「3年後なりたい自分になれるドリームマップ」

秋田稲美著

大和書房より


・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

テクニックもいいですが、

相手を想う気持ちや愛があればこそですよね♪


大切にしていきます。




No.230 12/11/12 15:44
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用
[心を暖める座布団]


しなの鉄道の大屋駅。

明治29(1896)年に開業した際の旧国鉄時代の木造駅舎がそのまま使われている。


その待合室の3つのベンチに久留米絣(かすり)の座布団12枚が敷いてある。


座布団は25年前に始めて置かれた。


駅員もだれが置いていってくれたか、知らなかった。


翌年の夏、ある女性が座布団を洗濯のために回収に来て、初めて真相が判明した。


駅前で写真館を営んでいる女性で、

冬の夜、冷たい風の吹き込む駅舎に

「せめて座布団を」と置いたのが始まりだった。



大家族だった家には当時、使わなくなった布団がたくさんあった。


仕事の合間を使って、その布団の綿を、

これまた着なくなった久留米絣の着物の布地に入れて、座布団を作った。


大屋の駅や町、空気が好き。


古くて素朴な大屋駅には、絣がよく似合うと思いました。


女性は70歳になった今も、年一回の座布団の洗濯と補修を続けている。


今年も座布団を持って行くと、観光客の男性が

「こんな所に住みたいな」とつぶやいた。

嬉しかった。


そこに気持ちを置かせてもらっているだけ。

どうってことない。


大屋に来て心が休まればいい。


高校一年の男子生徒は

「毎日使うけど、知らなかった。

感謝しないといけませんね」


駅員の山辺真一さんも

「木のいすじゃ冷たくて座れない。

今ではあって当たり前になったけど、ありがたいことです」



この女性は、新聞記事でも名を明かしていない。

~~~

心温まるニュースより

・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

人知れず・・・

誰かの為に。


いいですね♪心温まります

~~~



No.229 12/11/12 14:55
ストロベリー ( bAF01 )

続き
ひとめで違いがわかるもの、お客さんの期待を裏切らないもの、人の心を癒すもの、グッとくるもの…それがブランド人である。

『ブランド人になれ!』阪急コミュニケーションズ


トムピーターズ氏はブランド人の世界をこう表現する(同書より)。

■人びとの記憶に長く残る仕事をする。

■日々、切磋琢磨し、達人を目指す。

■すったもんだがあるから人生は楽しい。

■意識して、変人と付き合う(カッコいい人からカッコよさを学ぶ)


その反対の人は…

■やれと言われたことだけをやる。

■書類とにらめっこして、時間をつぶす。

■ごたごたはもうたくさん。

■新しい友だちはいらない。ほっといてくれ。



時代の変化は激しい。

特に、この何年かの変化は、過去何十年かに匹敵するほどの変わりようだ。

日本が絶対優位にあると思っていた、家電業界も軒並み赤字。

新聞やテレビの退潮。


インターネットが出てきてからは、世界が一変した。

今安泰といわれている大企業も、何年か先には無くなっている可能性は大いにある。


その自衛策としては、自分をブランド化し、自分で自分を守るしかない。

ブランド人といえば、今までは、芸能人や歌手、俳優、政治家、評論家、作家、といったマスコミに出る有名人だけだった。

しかし現代はインターネットの進化により、たとえ無名であっても、誰もが自分をブランド化し、自分の価値を高めることができる時代となった。


自分を磨き、自分を高め、価値あるブランド人となりたい。




No.228 12/11/12 14:55
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【ブランド人になれ!】№1173


トムピーターズ氏の心に響く言葉より…


1950年代。

恵まれた連中は、大学を出て、有名企業に就職した。

そして、波風を立てず、面倒なことに巻き込まれなければ、順調に出世できた。

「お仕事」を聞かれたら、胸を張って会社の名前を答えた。


子供たちは大きくなり、家を離れ、結婚し、孫が生まれる。

55歳になり、65歳になり、めでたく定年。

40年余りの涙ぐましい忠勤が報われ退職金がたっぷりでる。

あとは年金でのんびり暮らすだけだ。

これが第二次世界大戦後の人生設計だった。


しかし、1975年頃から世の中がおかしくなってくる。

外国企業との競争がはじまり、アメリカの絶対優位が崩れ、コンピューターが単なる計算機ではなくなってくる。

そして、世の中はてんやわんやの大騒ぎになった。


だれの机の上にもコンピューターが置かれるようになり、それがネットワークで結ばれるようになり、電子データ交換が普及し、そして、インターネットの時代が来た。

それまでレイオフといえば、だいたい重厚長大産業の話だったが、その波はついに時代の最先端をいく企業まで呑み込んだ。

ライトサイジング(規模の適正化)といえば聞こえはいいが、実態は人員整理にほかならない。

しかし、いくら呪ったところで、時計の針は戻らない。


そう、これは革命なのだ。

ホワイトカラーの9割以上が、今後10年から15年以内に、煙のように消えうせるか、昔日の面影をとどめないほどに姿を変えるだろう。


だけど…

おもしろい時代が来ると、私は思う。

考えただけで背筋がぞくぞくする。

思う存分、自分の力を試せる時代が来ると、私は思う。


先が見えないときは、誰だって恐ろしい。

しかし、何をやるかはすべて自分で決められるようになったのだ。

こんなうれしいことはないと、私は思う。


要は気がまえである。

会社勤めを続けるとしても、個人事業主のように考え、行動しよう。

個人事業主は独立独歩、頼りになるのは自分の腕だけだ。

その腕をつねに磨いていかなければ、明日にでも食いっぱぐれる。

個人事業主の売り物は、自分の実績と自分のプロジェクトしかない。


だれにも頼らず自分の力で生きていける人を、私は「ブランド人」と呼びたい。



No.227 12/11/11 20:37
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用
受ける喜びより与える喜び。


この事実は幼児にもあてはまることが、カナダのブリティッシュコロンビア大学の3人の心理学者による新しい研究で判明した。


パブリック・ライブラリー・オブ・サイエンス(PLoS One)に掲載された研究論文によると、


2歳未満の幼児は、お菓子をもらうことより与えることの方に喜びを感じるという。


さらに、単にお菓子を与えるより、自分の持ち物を分けるときの方が、喜びが高いという結論も出している。


大人が人を助けるときに満足感を得ることを測定した最近の研究結果を裏付けるものであり、


自腹を切っても社会のために貢献しようとする心理の解明にもつながる。


今回の研究は、幼児が人に与えることに喜びを感じることを示す初めてのものだ。


「幼児は本来、自分本位と思われがちですが、実際は、与えることの方に強い幸せを感じるということが観察されました」。


共同研究論文の筆頭執筆者ラーラ・アクニン(Lara Aknin)博士は語る。


研究では、金魚の形のビスケットなどのお菓子を幼児に与え、数分後、ひとつをぬいぐるみに与えるよう促した。


さらに、追加のお菓子を幼児に手渡し、ぬいぐるみに与えるよう促した。幼児の反応は録画され、録画をもとに幼児の幸福度を7段階で評価した。


アクニン博士は次のように述べる。


「幼児が自分のお菓子を分け与えることに最大の喜びを感じているということが、最も興味深い結果でした。


自分にとって何でもないものを手渡すときより、自分の大切なものを人の利益のために譲るときの方が、幸せを感じるのです」

_______

大紀元日本の記事より


_______


与える喜び、


遺伝子に組み込まれていたんですね♪


もっともっと、与えていける人になっていきます♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「与えることだよ!

ただひとつのほんとの喜びは 与えることだ!」


by チャールズ・M・シュルツ(アメリカの漫画家、スヌーピー作者)



No.226 12/11/09 08:50
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用
昔、ある王さまが自分の後継者を選ぶために、3人の王子たちを呼んでこう言いつけました。


「おまえたちの宮殿を1週間以内に何かでいっぱいにしてみよ。ただし、使える費用はコイン1枚だけだ」


3人の王子たちは、その無理難題に頭を抱えました。


3人とも大きい宮殿に住んでいましたし、コイン1枚では買えるものも限られています。


いったいどんなもので大きな宮殿を埋め尽くせばいいのか。


さて、王子たちはどんな策をとったでしょう。


1週間後、王が王子たちの宮殿を検分する日がやってきました。


一番目の王子は、コインで安いワラを買い集めて、宮殿に運び入れていました。


でも、ワラは広い宮殿の3分の2までしか埋まっていません。


これでは条件をクリアしたことになりません。


王は不満顔で次の王子の宮殿に向かいました。


二番目の王子は、なんと町中のゴミをかき集めて、ゴミで宮殿をいっぱいにしていました。


ゴミなら費用もかかりませんし、いくらでも集められると考えたわけです。


しかし、いくら条件を満たしたとはいえ、せっかくのきらびやかな宮殿を汚いゴミの山にするとは言語道断。


王はあまりの強烈なにおいに眉をひそめ、ますます不機嫌になって宮殿を後にしました。


三番目のいちばん若い王子がやったことはちょっと変わっていました。


宮殿にモノを運び込むのではなく、宮殿からありとあらゆるものを運び出し、宮殿内の壁や床をピカピカに磨き上げていたのです。


王は夜になって、三番目の王子の宮殿を訪れました。


広く静まり返った部屋のなかには何ひとつモノがなく、ただ、それぞれの部屋や廊下の燭台(しょくだい)に火がともされ、その光がピカピカの壁や床を照らして神秘的な輝きを放っていました。


王は王子に言いました。


「なんという荘厳な美しさだろう。だが王子よ、予(よ)は何かで宮殿をいっぱいにせよと申しつけたはずだ。その約束はいったいどうなったのじゃ」


王子は微笑みながら答えました。


「いえ、王さま、宮殿内はどこもかしこも灯りで照らし出されています。私は光で宮殿をいっぱいにしたのです」


その答えに王は満足し、この三番目の王子を後継者に決めたということです。

_______

「大富豪インド人のビリオネア思考」

サチン・チョードリー 著

フォレスト出版



No.225 12/11/09 08:34
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【あえて人と違った道をゆく】№1171


植西聡氏の心に響く言葉より…


江戸時代の近江商人に、松居遊見(ゆうけん)という人物がいました。

一代で莫大な財産を築いた近江の大商人です。


当時、近江商人たちは全国を行商して歩きましたが、その多くは東海道をナワバリにして商売をしていました。

東海道にある宿場町は人口が多く、また裕福な人たちが住んでいましたから、商売をするにあたっての条件が良かったのです。

しかし、松居遊見は東海道へは行きませんでした。

彼は中仙道へ行商をしに行ったのです。


中仙道は山間地で、人口も少なく、住んでいるのは裕福ではない百姓ばかりです。

そんな悪い条件の地を自分から好き好んで行商しにいく松居遊見を、他の近江商人たちは「なんて愚かなんだろう」と笑いました。

しかし実際には、松居遊見は、東海道へ行商に行く商人たちよりもずっと多いお金を稼ぎ出すことに成功しました。


その理由は簡単です。

中仙道へ行商に行くのは松居遊見ぐらいでしたから、彼はそこで上がる利益をほとんど自分一人で独占することができたのです。


一方、東海道には、たくさんの商人たちが群がるように押し寄せていきます。

ですから、いくらそこには裕福な人がたくさん住んでいるといっても、ライバルたちとそれらのお客を取り合いますから、結局商人一人が得られる利益は減ってしまうのです。

松居遊見はそれを見抜いて、あえて悪い条件を選び取ったのです。

『「求めない」ほどうまくいく』RHブックスプラス


有名な相場の格言がある。

「人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」

俗説では、千利休の作とされている。


人のやらないこと、人と違う道を選択することが、成功の秘訣だという。

しかも、そのチャンスは限られているので、早くやることが肝要(かんよう)。


「群れずに、己(おの)が道をゆく」

人と違ったことを恐れない人でありたい。




No.224 12/11/08 22:17
ストロベリー ( bAF01 )

続き
急いでメールを開きました。


「私の初めてのお友達へ。

私、もう治らないかもしれない。

いっしょに遊びたかったけど、ごめんね。


もうキーボードも打てない。

お姉ちゃんにかわりに打ってもらってるんだ。


サイトを見て。

あなたのために書いた最後の絵、置いてあるから。


このメールが届いたなら、私はもういない。


でもあなたを見守っています。


忘れないで、さようなら。


そしてありがとうー」


私はぼやけていく画面をずっとにらみつけていました。


ゆっくりとあのサイトを開くと、

二人の女の子が仲良く手をつないで、


笑っていました。


ほんの少ししか話せなかったけど、


彼女は私の人生でとても大事な存在になりました。  

友達として大事なのはいっしょにいる時間ではないのです。


私達のきっかけを作ってくれたあのサイトは、

今も彼女の夢をのせて輝き続けています。





No.223 12/11/08 22:17
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用
「NTT西日本コミュニケーション大賞」より


とても感動するお話です

~~~


私は昨年入院していました。


風邪が悪化して肺炎になり、

せっかくの春休みなのにベッドに横になり天井を眺めるだけの生活が続きました。


そんな時祖父がかねてより約束していたノートパソコンを買ってくれました。

業者さんにパソコンの設定をしてもらいパソコンは私の物になりました。


友達とメールをしたり趣味のサイトをのぞいたり、気がまぎれるせいかせきに悩まされることもへっていきました。


入院して数日が過ぎ、いつものようにサイト巡りをしていると、あるサイトが目にとまりました。


「上手な絵だなぁ」

そっとクリックしてサイトを開くととても上手で細かく描かれた絵が画面いっぱいに表れました。


教室の絵。

女の子と男の子が何人も描かれていてみんな楽しそうに笑っていました。

学校がなつかしい。

早く友達に会いたいなぁ。

そう思いながらそのサイトの絵を見てまわりました。


最後にサイトの管理人さんのコメントが置いてあるのを見つけました。

「私は今病院にいます。

このサイトでは学校や制服の子達を描いてきたけど、

本当は学校に行ったことがないんです。


だから憧れをいっぱい詰めてサイトを作りました。


もうすぐ手術なので更新はおやすみです。

応援して下さるみなさんありがとう。

病気が治ったら、高校生ですよ!

普通の学校とはちがうけど、とっても 楽しみです」


そうなんだ。

この人の描く絵が目にとまったのは、願いが詰まっているからなのかも。

メールしてみようかな。

サイトのメール欄に精一杯の応援とお友達になりたいことを書き込み、送信。

返事はすぐに来ました。



「初めまして。私達同い年なんだね。

ちょっとびっくりだね。


私も入院してるんだけど、なかなかよくならなくてね。

来週手術を受けるんだ。

退院したら会うことがあるかも!?」


私はうれしくなってキーを打つ。

友達がふえた。


「もしかしたら同じ学校だったりして!会えるといいなぁ。

今はまだ寒いけど、暖かくなったらいっしょに外に行こうね」


いつまで待っても返信はありませんでした。

何か変なこと書いたかな。

怒らせちゃったのかな…。


それから一週間後。

あの子からメールが来ました。


No.222 12/11/08 22:01
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【笑うことと悲しむこと】№1169


五木寛之氏の心に響く言葉より…



明るく振る舞い、よく笑うほうがいい。

けれども性格的に無理な人もいるでしょう(笑)。


ただ、いろいろな外国の本なんか読んでいて面白かったのは、脳は人間の感情を支配しているけれども、結構騙(だま)されやすいともいうんです。

だから人と明るく談笑したり、大笑いできないような人は、一人鏡に向かって「アハハッ」と口を開けて笑うといいそうです。

すると脳はその楽しそうな顔を見て、あぁこの人はいま喜んでいるんだなと錯覚するらしい。


喜び上手というのはとても大事です。

だけど同時に悲しみ上手も大事なんです。


最近はグリーフケアといって、人の悲しみに寄り添うことの大切さが論じられるようになりましたが、悲しい時にはちゃんと悲しむこと、泣くっていうことが大事なんです。

戦後よくなかったのは、なんでもプラス思考で、笑うこと、ユーモア、明るい気持ち、前向きと、そんなことばかり持てはやしていることです。

でもそれは車の片方の車輪でしかない。

もう片方の深く悲しむ、嘆く、涙をこぼすことも大事なんです。


本居宣長も説いています。

人間は長く生きていると必ず悲しいことに出会うんだと。

悲しいことに出会ったら悲しいと思え。

ごまかさずに真っ直ぐ見据え、あぁ私は今悲しい、悲しいって声に出して言え。

人にも語れ、空に向って拝みもせよ。

それが昇華されて素晴らしい歌になるんだと。


ちゃんと悲しむということは、笑うことと同じように大事なことなんです。

“大人の幸福論”より

『月刊致知 2012年12月号』致知出版社



喜怒哀楽の感情が豊かな人は、人生を愉(たの)しむことができる人だ。

うれしいときには笑い、不正なことに憤(いきどお)り、悲しいときには涙を流し、楽しいときにはともに愉しむことのできる人。

喜怒哀楽の感情を抑え込んでしまうと、それはスタンプを集めるようにたまっていき、いつか爆発する。



『災難に逢ふ時節には災難に逢ふがよく候(そうろう)。

死ぬる時節には死ぬがよく候。

是(これ)はこれ災難をのがるる妙法にて候』(良寛禅師)


良寛さんは、災難をのがれる唯一の方法は、どんなにひどい状況になろうと、そこでジタバタせず、すべてを受け入れ、淡々と生きることだと言った。



No.221 12/11/08 21:40
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用
ある晩、ネズミが桶の中に落ちた。


とびあがって出ようと、最初は、おおいに努力したが、桶が深くてとても無理だった。


そこで今度は、桶の側を食い破って出ようとかじり始めた。


しばらくやっても、どうも側の木が厚くて硬くて食い破れそうもない。


あわてたネズミは、場所をかえて、またかじる。


ところが、やっぱりだめだった。


そこでその場所をあきらめて、また次の場所に移った。


しかし、ぶ厚い木は、なかなか、食い破れそうもなかった。


さんざんに、報われることのない努力をしたネズミは、とうとう明け方近く、心身ともに疲れはてて、むなしく死んでいった。


はじめ、かじり始めた箇所を、最後までかじり続けておれば、桶の側の板に、通りぬける穴ができたものを。


世間には、このネズミを笑えない人が多い。


一つのことに失敗して、また他のことに失敗し、転々と自分の仕事をかえてゆく人は、薄志弱行といわれる。


もっとも、人間というものは強いものではない。


迷うことなく自分の道に進んでゆくということは、なかなかに難しい。


固い意志と、たゆまぬ努力が必要だ。


迷えば迷うほど努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し、断固努力で突きぬけるがよい。


入り口のほうは、とても入る余地のないようにこんでいる満員電車でも、奥へ入ってゆけば案外すいているものだ。


入り口がふさがっているからといって、断じて絶望してはならない。


西洋の、ことわざにあるではないか。


『転がる石には、苔が生えぬ』

_______


「新装版 光に向かって100の花束」

高森 顕徹 著

1万年堂出版より


_______


短期的にみたら、掘る場所を変えるのは得策かもしれないけど、


長期的にみたら、あまり得策とはいえません。


その穴を深く掘る!


凄く大切なことだと考えさせられました♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「足下を掘れ、そこに泉あり」


by ニーチェ(ドイツの哲学者)



No.220 12/11/08 21:07
ストロベリー ( bAF01 )

都市伝説@2ch82より引用
「無題」

 横浜での話だったと思う

中学生くらいの男の子と母親が信号待ちをしていた
見るからに大切に育てている息子

でもマザコンチックであったり、教育ママ的でもなく、微笑ましい関係が見ただけで判る、そういう親子

信号待ちをしていた親子に車が突っ込んだ
車は息子だけを轢き、母親は呆然と立ちすくんでいた

周囲の人々が、車の下敷きになった息子を助け出し、救急車を呼び、辺りは人々が取り囲み騒然とした

------

 息子の腕はちぎれ、足は関節がいくつも出来たように折れ曲がっている
その顔は苦痛に歪んでいる

助かるかどうかは判らないが、とりあえず今は生きている

すると母親が突然叫んだ

「殺しましょ、ね、殺しましょ。このまま生きていても苦しいだけだし、
腕もどっかいっちゃったし、足も変だし、殺しちゃいましょうよ、ね、ね、ね!!」

周囲の人々に訴えかける。

救助活動をしていた市民が母親に「お前それでも母親か!」と言っても

「殺しましょ。もう一回車で轢いてよ!」

その後は救急車が来て、どうなったかの顛末は判らない

<了>

------
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No.219 12/11/08 18:48
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用
わたしたちは生きていくなかで、

失敗を繰り返しながらも学ぶことのほうが多い。


幼い頃のわたしたちは、とつぜん立ち上がって

そのまま歩いたわけではない。



車の運転でも、初めてハンドルを握って

いきなり名ドライバーなどということはありえない。


思いきりやってみればいいのだ。



初めてやってみて思ったほどうまくいかなくても、

かまわないではないか。


自分にとってもっとも大切なことに

全力を注いで、取り組み続ければいい。


大事なのはここから何をするかだ。


ここをスタート地点として、

よりよい人生が始まる、


限りないチャンスと

すばらしい経験にあふれる人生が始まると思えばいい。



~~~

出典

「腐ったバナナを捨てる法」

ダニエル・T・ドルービン 著
小川 敏子 訳

サンマーク出版より



No.218 12/11/08 17:52
ストロベリー ( bAF01 )

続き
動物にも笑いはあると言われるが、人間ほど表情筋が発達していないため分かりにくい。

むしろ、争いを起こさないための服従や劣等の表情やしぐさが見られるという。


人類は、「言葉」や「笑い」という、他の動物より圧倒的に有利な武器を手に入れたことなる。

これが、「肯定的な感情を伝える」ことにより仲間同士が助け合ってきた人類の歴史であり、人類を生き残らせた心の仕組みの一つだと言える。


「言葉」や「笑い」は、人間を人間たらしめている最も大切な道具。

人類に与えられたこの優れた力をもっと磨き、己のコミュニケーション能力を高めたい。




No.217 12/11/08 17:51
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【人類を生き残らせた心の仕組み】№1170


明治大学教授の石川幹人氏の心に響く言葉より…


チンパンジーは、下位の雄が、上位の雄に接近すると怒りの感情を発動させていまいます。

仲間内で、それを回避するために、するのが毛づくろいです。

チンパンジーの体毛にはノミやシラミが生息していて、それをとってもらうのは気持がいいのです。


上位の雄は、下位の雄に毛づくろいをさせることで、階層関係を確認します。

また、もめごとが起きると、毛づくろいをしあうことで、それを鎮静化します。

それ以外にも、愛情や友情を確認する場面でも、終始毛づくろいをしています。

毛づくろいという共通価値を介して、肯定的感情を広め、協力集団としての群れを確固たるものとしています。


チンパンジーが毛づくろいで肯定的感情を伝播しているとしたら、人間はどうしているのでしょう。

人間は言語を使っているのです。

対話的な言語を中心に、表情やしぐさを交えて肯定的感情を伝播しているのです。


友人が「楽しい」とか「うれしい」と言っていれば、じぶんも自然と楽しくなってくるでしょう。

また、「なんでそんなに楽しいの」と聞いて、その楽しさを共有することもできるしょう。

そうして人から人へと、肯定的感情が伝播するのです。


では、勝利のおたけびのように、いっせいに伝播する仕組みはあるのでしょうか。

「楽しいぞ」と叫んでも、遠くの人への伝播効果は薄いでしょう。

なんといっても、伝播効果がすぐれて高いのは「笑い」です。


笑い声を聞いたり笑い顔を見たりすれば、自分も自然に「にやっと」してしまいます。

笑いは、大集団でもすぐに利用できる特性をもっています。

大勢で取り囲んで、誰かがおもしろい話をするのを聞いたり、滑稽なしぐさをするのを見たりすれば、皆がいっせいに笑います。

同期して笑うことは、観衆の共感をかなりたかめるにちがいありません。


アメリカでは「有能なリーダーにはユーモアが欠かせない」と言われていますが、笑いによる共感を適切に利用できる能力を重視した言葉だと思います。

人間関係には、コミュニケーションのくい違いや、否定的感情がたびたび発生します。

そのときユーモアは、それを笑いに転化し、一同に肯定的な感情を喚起するのです。

『人は感情によって進化した』ディスカヴァー



No.216 12/11/06 19:53
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用
Live your life so that your epitaph could read 'No regret'
墓石に「我が人生に悔いなし」と書けるように生きる

後悔しない人生とはどんな人生だろうか?

自分自身が満足できるように、
自分の責任で、自分が本当にしたいことをすること

これが続くと、後悔しない人生に辿り着く。

しかし、現実は、やりたいと思ったことが出来ない。
その感情が高まると、ストレスになる。

しかし、全てのことは可能なのだ。
それを止めているのは、自分で作る限界

人生というものは、今この瞬間の連続ではないのか
人生というものは、今この瞬間を体験し続けることなのではないか

だとしたら、過去も未来も、全て今この瞬間の意識が作り出している出来事

だから、今この瞬間を精一杯に生きることで、過去と未来の執着から自由になる。

現実の世界では、行動することだけが結果を産み出す
だとしたら、いかに行動する時間を増やすことができるかが勝負の分かれ目。

人生とは、今この瞬間を味わうゲームと考えよう。
今この瞬間の使い方で、思い通りの未来が手に入る。
だとしたら、今この瞬間を精一杯に生き切るしかないだろう。

今夜も当然激烈に勉強三昧だ。

今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!
 
今日が今までの人生で最高の一日になるように、寝るまで努力を惜しまないこと!

===========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう!

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

===========




No.215 12/11/06 19:44
ストロベリー ( bAF01 )

「無題」

 オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。

当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。

それをばあちゃんに見せては

「ここでモンスターが出るんだよ」

「ここに止まったら三回休み~」

ばあちゃんはニコニコしながら

「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」

と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。

やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。

ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて

「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。

------

 先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。

遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。

開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか妖怪も混じっていたり。
「ばあちゃん、よく作ったな」

とちょっと苦笑していた。

最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に

「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」

人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。

ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。

<了>




No.214 12/11/06 12:00
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

小学生のとき、少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いA君がいた。


でも、絵が上手な子だった。


彼は、よく空の絵を描いた。


抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。


担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。


冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。


N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。


私はN先生が大嫌いだった。


クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、全校集会で先生のお別れ会をやることになった。


生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。


先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。


お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。


私は、A君の言葉を忘れない。


「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」


A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。


水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。


放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。


その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。


N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響いただけでした。





No.213 12/11/06 10:24
ストロベリー ( bAF01 )

続き、、、
また、宮里藍選手も

「賞金だけを追うビジネスとして割り切ったゴルフをしている選手には感動や夢を与えることはできません」

と言い切っていました。

『一流選手の親はどこが違うのか』新潮新書



杉山芙紗子(ふさこ)さんは、娘であるテニスの杉山愛さんのコーチで、現在も多くのジュニア選手を育成している。

一流のアスリートたちの育ち方には共通点があると杉山さんは言う。

それは、アスリートたちは小さいうちからスポーツを始めているので、スポーツが家族の共通の話題であり、重要なコミュニケーション手段となっていたこと。

家庭には対話が常にあり、コミュニケーション力がそこで磨かれていったという。


小さな頃から、あるスポーツを突き詰めた一流のアスリートたちは、若くして自分なりの哲学や倫理観、そして価値感ができあがる。

独自の深い哲学があるからこそ、素晴らしいコメントを発することができる。


一つのことを徹底し極めた人の言葉には、普遍的な真理がある。

仕事や生き様を通して、自分を磨き、独自の深い哲学を身につけたい。




No.212 12/11/06 10:23
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【一流アスリートのコメント力】№1168


杉山芙紗子氏の心に響く言葉より…


スポーツ選手が勝利した時は、気分も高揚してますし、嬉しい気持ちで一杯なので、その時の態度は意識せずとも「いいもの」になります。

勝者のオーラに包まれた彼らは、毅然として爽やかなアスリートの姿を体現しているからです。

しかし、トップレベルの選手になればなるほど、対外的なコメントを求められる場面が多くなり、負けた試合でも容赦なくそれがやってきます。

しかし、そうした局面でも、彼らの態度は一貫しているのです。


負ければ誰でも悔しいし、情けない。

アスリートはみんな負けず嫌いな人達なのです。

負けた試合の後は、相当に悔しい思いをしていたはずです。

それでも彼らには、負けた時でも客観的に自分を振り返り、それをコメントできる力がある点では共通しています。


ゴルフの石川遼選手のフィジカルトレーナーである仲田健さんから聞いた話なのですが、ある日、石川選手は仲田さんとの雑談の中で、

「僕は今、ゴルフの調子がいいし結果もでているので、インタビューも多いし、みんなにちやほやされている。

でも、いつまでも続くとは限らないし、いろいろな人に感謝することも忘れてはいけない。

いつも謙虚でありたい。

だから、もし自分が生意気な口を利いたり、そういう態度が出たら注意してほしい」

と告げたそうです。

石川選手が頭角を現してきたのは、まだ彼が高校生の時でした。

その当時からすでに、彼の口からは大人も舌を巻く程の立派なコメントが常に出てきていました。


また、テニスの杉山愛選手はある時、「あなたにとってテニスとは何ですか?」と質問されて、こう答えていました。

「テニスは私にとって、自分探し&自分磨きのツールです。

どんなスポーツでも仕事でも、普段の生活が全てその中に出てしまうと思うのです。

テニスはテクニックだけ磨いてもコート上でいいパフォーマンスはできないし、人々に感動や勇気を与えることもできません。

一人の人間として、女性として、充実した生活を送っていることが、いいテニスプレーヤーになることの基本だと思います。

強いプレーヤーになることも大事かもしれませんが、もっと大切なことは、チャレンジし続け、それを通して自分磨きをすることだと思います」





No.211 12/11/05 19:29
チル ( ♀ 6eEfye )

>> 210
凄い愛情ですね…

No.210 12/11/05 19:17
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用

Every day show your family "how much you love them" with your words, with your touch and with your thoughtfulness.
言葉や心遣いで、どれだけ感謝しているか、毎日家族に伝えよう

仙台に住むあるご夫婦がいた。
大きな地震のあと、家から逃げなくても大丈夫だろうと、自宅に留まった。
近くまで津波が来ているからと、二階に上がった。
すると、旦那さんが、「大切なアルバムだけは持ってこよう」と一階に降りていった。
そこへ津波がやってきて、旦那さんを飲み込んだ。

奥さんは、二階の窓から、旦那さんが流された方向を見て、旦那さんを探した。

濁流の中、旦那さんは奇跡的に水の中から顔をだすことが出来た

もし、キミがその旦那さんだったら、どういう行動を取るだろうか?

私なら、「助けてくれ~!」と叫ぶかもしれない

その旦那さんは、なんと奥さんに向かって「ガッツポーズ」をして、
笑顏で手を振って水の中に消えていったと言うんだ

この話を伺って、嗚咽を止めることができなかった。
また、思いやりの体現だと思った。

思いやりとは、相手の立場になって、モノを考え行動できること

旦那さんがもし「助けてくれ~」と叫んでいたら、
残された奥さんは、最後に見た旦那さんの姿が忘れられず、
そして、「どうして助けてあげられなかったのか」と、
残りの人生を悔やむことになっただろう。

しかし、旦那さんが「ガッツポーズ」で笑顏で最後の姿を残したからこそ
奥さんは、残りの人生、後悔なく生きていけるだろう。

旦那さんのガッツポーズには、
今までありがとう!幸せだった!という意味も込められていただろう。
旦那さんの笑顏で手を振って水の中に消えた姿には、
僕の分まで長生きして、人生楽しむんだよという意味も込められていただろう。

何気ないこの日常の生活こそが宝物なんだね。

だからこそ、愛を体現しよう。

愛とは、思いやり
思いやりとは、相手の立場になってモノを考えて行動できること

そんな大人になるために、



No.209 12/11/05 12:48
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【人として格が高い人】№1165


渋谷昌三氏の心に響く言葉より…


「役職にもついて、偉くなった女性って、口のきき方がなんとなく男みたいになるのね。私は気をつけなきゃ」といったのは、知人のキャリア志向の強い女性です。

このような「口のきき方」になるのは、たぶん「男性並み」に仕事をしていることを無意識のうちにもアピールしようとした結果、それこそ「男性並み」の威張った命令口調が身についてしまったということなのでしょう。


しかし、この「男性並み」というのは、偉くなった者は、ある程度ふんぞり返って、下に厳しくしなければなめられるという、古いタイプの上司の姿にも見えます。

少々乱暴な言葉で指示をとばしたほうが、「できる自分」を演出できると思っているからかもしれませんが、それは、バブル期のイケイケドンドンの頃のようにも思います。


本当に仕事のできる人には、ある共通点があります。

それは、相手が上司であれ部下であれ、どんな人にも「やわらかく対応する」ことです。


人の上に立てば、命令したり、注意したりとそれなりに偉そうな言葉を使わなくてはいけないと思っていると、周りの人は少しずつ距離をとろうとし、いずれ敬して遠ざけるようになります。

そいう「上司言葉」を使い慣れてくると、知らず知らずのうちに部下の心は離れ、それは仕事がスムーズにいかない原因ともなっていきます。


心がけたいのは、丁寧なもののいい方を忘れないように自分にいい聞かすことです。

部下の人格を尊重し、きちんと対応してこそ、上司の評価があがるというものです。

いつの時代でも、人に対するときの丁寧さ、行儀のよさは大事なことで、そういったことで人望も違ってきますし、いざというときには人間の品が問われるのです。

『「なぜか人に好かれる人」のたったこれだけの技術』新講社


偉そうにしている人は、まわりからは滑稽(こっけい)に見え、恥ずかしいことが分からない。

上から目線の偉そうな言葉を使ったり、命令口調でいわなければ、自分の権威が保たれないのを、まわりは見抜いている。

虚勢を張っている、「張子(はりこ)の虎」だ。


自分に自信があり、真に実力がある人は、命令口調ではなく、静かな口調でやさしく話しても、内容が伝わり、徹底され、それが実行される。

「弱い犬ほどよく吠える」、だ。


No.208 12/11/05 12:38
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【真のサービスマンをめざす】№1167


ゼットン代表の稲本健一氏の心に響く言葉より…


飲食業界に飛び込むのは簡単。

学歴や職歴がなくても、飲食店で働くことはできます。

でも、長く続けるのは、根っからのサービスマンじゃないとできない。


「人を楽しませたい」という強い思いが必要です。

これは誰にでも備わっているわけではない。

サービスマンとは職業ではなく、人の性質。

もっと言えば、生き方です。


店にいる時はお客さまに気を遣うけれど、家に帰ったら横柄になる。

それは本物のサービスマンではありません。

店だろうが、家だろうが、24時間サービスマン、命が果てるその瞬間までサービスマン。

そんな人をめざしてほしいと思います。


飲食店は忙しい。

その中で

「あの人、いま楽しそうじゃないな。一言かけてみよう」

「お皿が汚れてるから、すぐに替えないと」

「グラスが空だからお酒を注ぎに行かなきゃ」

と、さまざまなことに気を回さなければならない。

一日中、気を張っていなければならないのが飲食業です。


ヘトヘトになって帰る時にも、守衛のおじさんに笑顔で「お疲れさまでした」と声をかけ、家に帰ってからは常連さんに「今日はありがとうございました」とメールを書いておく。

そんなことを楽しめる人が真のサービスマンであり、飲食業に選ばれる人です。

この才能のある若い人たちには、どんどん飲食業に入ってきてほしい。

そして、真のサービスマンをめざしてほしいと強く思います。


そして才能のある人は、継続できるように自分を磨くこと。

笑顔を忘れないこと。

『飲食業はもう二度とやらない』柴田書店



サービスマインドは、飲食業に従事する人だけに必要なわけではなく、いつでも、誰にでも必要なこと。

サービスマインドのある人は、気配りや、人を喜ばせようとする気持を持っている、真のサービスマンだ。

いくらお店でニコニコしていても、近所の人や業者の人に対して、横柄で挨拶もしなかったり、外では不潔でだらしない格好だったりしたら、サービスマンは失格だ。


人の価値や値打ちは、仕事の場だけで評価されるわけではなく、プライベートの場でもしっかりと見られていることを知らなければいけない。

むしろ、仕事を終わった後の、気を抜いた時間の方が、その人の本当の姿が分かる。


No.207 12/11/04 09:12
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【良い男選びの条件】№1166


磯田道史氏の心に響く言葉より…


小林一三(いちぞう)は阪急電鉄の創設者。

沿線を総合開発する鉄道経営法をあみだし、日本中の鉄道会社が彼の経営を模倣した。

さらに、演劇や映画を企業化するノウハウを独創。

宝塚少女歌劇も始めた。


小林は宝塚の舞台に惜しい女優でもその結婚引退を引き止めなかった。

良い結婚相手の選び方まで指南している。


小林のいう「良い男選び」は簡単だ。

どんな職業でもいい。

結婚相手はその仕事自体が好きなのか。

成功したい出世したいから、やむなく仕事をしているのか。

そこを見ろ、といった。


出世や成功を目的に働く人は、いきおい不平が多くなる。

<自分の職業を重荷の如く考へて、その辛さ、苦しさ、割の悪さを並べ立てるやうな青年を決して選んではなりません>

自分の職業が好きで楽しみ夢中になって働く人を選べ。

ただ、仕事ばかりの人は人間生活が狭くなるからいけない、ともいった。


趣味の広い人がいい。

1つの趣味に凝り固まって他に見向きもしないのは無趣味と同じ。

<趣味の広い青年は、家庭生活を楽しむことのできる青年です>

といっている。


結婚相手の選び方など人それぞれだろうが、楽しく働いている人のほうが、相手に選んで幸福な生活を築きやすいのはたしかだろう。

『良人(おっと)を選ぶなら、自分の職業を楽しんで、邪念なく、朗(ほがら)かに働く青年を選びなさい』(小林一三)

『日本人の叡智』新潮新書


これは、良い男や、良人(おっと)を選ぶためだけの基準ではない。

男女や年齢を問わず、友人や付き合う人を選ぶ時の、大事な目安でもある。


会社員であろうが、経営者であろうが、今携わっている仕事に楽しみや面白さを見つけられなければ、日常の生活や友人関係においても、楽しさを見つけることはできないだろう。

欠点やあら探しばかりする人は、どこへいっても同じことをする。


夢中になって時間を忘れるほど仕事に熱中する。

しかし、それだけではダメで、趣味も含めて、広範囲の事柄に興味や関心がある。

すると、余裕ができて、邪念なく、朗らかに働くことができる。


自分の職業が大好きで、夢中になって働く、視野の広い人間でありたい。




No.206 12/11/02 10:00
ストロベリー ( bAF01 )

続き
[ローランド・メイシー]


ニューヨークの店が成功するまで彼は7度の失敗をしている。


 ↓


全米を中心に431店舗を展開する一大デパートチェーン・メイシーズの創始者である。



[アルベルト・アインシュタイン]


彼は4歳になるまで話すことができず、

7歳まで文字が読めなかった。


両親は彼の知能が低いと思い、先生の一人は彼のことをこう表現した。


「精神的に遅れており、社会性はなく、いつまでもとりとめのない空想にふけっている」


学校を退学になったあとチューリッヒの学校から入学を拒否されている。


後になんとか読み書きができるようになった。


 ↓


相対性理論を築きあげた理論物理学者。


20世紀最大の天才と言われる。



[グレアム・ベル]


彼の作ったベル電話会社は当初、

運営に行き詰まり、10万ドルでその権利をウェスタン・ユニオンに譲ると申し出た。


その申し出は「電気のおもちゃを作る会社で何ができるのかね?」と冷たく拒否された。


 ↓


後のAT&Tとなる。


アメリカ合衆国最大手の電話会社である。



[ジークムント・フロイト]

フロイトはヨーロッパの科学者の集まりの演壇で、

初めて自論を披露したときブーイングを受けた。


 ↓


精神分析学者。精神力動論を展開した。



[チャールズ・シュルツ]


子供の頃から恥ずかしがりで一人で時間を過ごすことが多かった。


高校のイヤーブックスタッフに描いて提出したマンガは全て却下された。


 ↓


スヌーピーで知られる代表作「ピーナッツ」の漫画家



[ヘンリー・フォード]


自動車会社が成功するまでに7度の失敗、5度の破産をしている。


 ↓


自動車会社フォード・モーターの創設者



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

成功した人でも打ちひしがれるような思いや困難があったのですね。


それでも、「あきらめなかった」

それをも楽しんで「乗り越えた」


感銘を受けました!


No.205 12/11/02 09:59
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

それでもあきらめなかった偉人




[エイブラハム・リンカーン]


1832年の春にビジネスのトラブルから無職になり、

その後1835年には恋人のAnnを亡くし、

かなりの打撃を受ける。



1832年に州議会に立候補したが落選し、

それから数えて合計8回の選挙に落選する。


結婚してからは次男を病気で亡くしている。


 ↓

第16代アメリカ合衆国大統領。


アメリカ国民に最も愛された大統領でもある。



[ウィンストン・チャーチル]


2ヶ月早い未熟児として生まれる。


子供の頃のチャーチルは反抗心旺盛で、よく罰を受けていた。


寄宿学校に入れられ両親はあまり訪ねて来ることはなく、

父親ともあまり話をしたことがないとチャーチル自身が後に述べている。


子供の頃には言語障害があり、何年もの間苦労した。


寄宿学校を出てから士官学校に入るのに3度も落ちている。


1922年、1929年と選挙で敗北。


 ↓


イギリスを第二次世界大戦を勝利に導いた戦時内閣の首相である。



[ルイ・パスツール]


パスツールは大学在学の頃、平凡な学生であり、

化学の成績は22人中15番目であった。


 ↓


狂犬病やコレラのワクチンを発明した生化学者、細菌学者である。



[チャールズ・ダーウィン]


医師の道になじめずあきらめた時、

彼の父親に「動物を捕まえることしか脳がない」と言われた。


彼自身の自伝にはこう書かれている。


「父親や師範からはごく平凡な子供と思われ、

どちらかというと一般の知性レベルに達していないと思われていたようだった。」


 ↓


進化論の方向性を確立し、生物学で重要な功績を残した自然科学者である。



[トーマス・エジソン]


彼は小学校の教師に

「学習する知能がなさすぎる」と言われ、

仕事は2度「生産性がなさすぎる」と解雇され、


電球の発明に1000度の失敗があった。



後にインタビューで記者に

「1000回失敗したという気持ちはどういうものですか」と尋ねられ、


「1000度の失敗をしたわけではない、1000のステップを経て電球が発明されたのだ」

と答えた。


 ↓


発明王の異名を持つ発明家。



No.204 12/11/02 08:34
ストロベリー ( bAF01 )

続き
主演を完全に食ってしまうほどの活躍ぶりで、評論家たちはこぞってチャップリンを絶賛。

大型新人の登場は、大きなインパクトを与えた。


チャップリンが秀でていたのは、いつでも「チャンスさえあればやれる」ように準備をしていたことだ。

さまざまな職業で生活資金を稼ぐ一方で、舞台で場数も踏み、経験を積んでいた。

環境や他人のせいにすることなく、ただ自らの才能を信じて前に進み続けたのである。

『君の歳にあの偉人は何を語ったか』星海社新書



急に舞台の主役が倒れ、急遽、主役の代役ができるのは、主役のセリフと演技を覚えていた人だけだ。

「幸運とは、準備がチャンスに出合うこと」(オプラ・ウィンフリー)


チャンスは、夢や希望がない人にはやってこない。

夢や希望がなければ、チャンスがやってきて、もそれに気づかないからだ。

そして、チャンスに気づく人は、失敗を恐れず夢に向って行動する人。


「必要なのはチャンスだけ」

将来の夢に向ってコツコツと準備を整え、必死の努力を重ねたい。



No.203 12/11/02 08:33
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【必要なのはチャンスだけ】№1164


真山知幸氏の心に響く言葉より…


チャップリンは6歳にして貧しい人々の施設「貧民院」に入所したため、まともな学校教育を受けることができなかった。

芸人だった父は酒乱で、チャップリンが1歳の時に離婚。

安いアパートの屋根裏部屋での生活は、母の歌手としての収入だけで成り立っていた。


チャップリンが始めて舞台に立ったのは5歳のとき。

急に舞台で声が出なくなった母が、観客からの激しいヤジで袖に引っ込まざるを得なくなり、その代役として舞台に送り込まれたのが、そもそもの始まりだった。

わずか5歳で舞台に立たされるなんて、緊張して泣き出してもおかしくない状況だが、チャップリンはオーケストラの演奏をバックに、当時流行していた曲を堂々と歌い始める。

歌の途中で、客席からお金が次々に投げ込まれると、チャップリンは「お金を拾ってからつづけます」と歌を中断してお金を拾い始めた。

すると観客は大笑い。

その後も、ダンスからモノマネまでエンターテイメントの才能を発揮した。


母の喉は回復することはなく、この舞台を最後に引退。

生活はさらに苦しくなり、仕送りを気まぐれに送ってきていた父親も37歳で他界してしまう。

その後、母も病に倒れるなど、次から次へと人生の困難が、若きチャップリンに降りかかってきたのだ。


チャップリンは自伝で、次のように書いている。

「新聞売り子、印刷工、おもちゃ職人、ガラス吹き、診療所の受付、等々と、あらゆる職業を転々としたが、その間も、俳優になるという最終目標だけは、一度として見失わなかった」


チャップリンは仕事と仕事の合間に、俳優事務所を訪ね歩いていた。

いくつかの寸劇を行ないながら、大きなチャンスが巡ってきたのは、17歳のときだ。

イギリスの劇団のオーナーから『フットボール試合』という芝居で、ハリイ・ウェルドンという当時人気を博したコメディアンと同じ舞台に立つチャンスを与えられたのである。

「どうだ、『フットボール試合』でハリイ・ウェルドンの相手役がやれるかね?


突然、転がり込んできたチャンス。

チャップリンは戸惑うことなく、堂々とこう答えた。

「ええ、私に必要なのは、チャンスだけです」


オーナーも初めはどこまでやれるのか半信半疑だったが、2週間のテストの結果、チャップリンは見事合格した。

No.202 12/11/01 19:54
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【言葉にならない】№1162


本田健氏の心に響く言葉より…


親子や恋人同士でハグし合う(抱きしめあう)のは、外国の文化では当たり前になっているところが多くあります。

日本では、公衆の面前で抱きし合うのは、よほど熱烈なロマンス状態の恋人か、酔っ払ったサラリーマンぐらいでしょう。

十代のころ、アメリカの友人と世間話をしていたとき、私が「父親とハグしたことがない」というと、信じられないという顔をされました。

日本では、ハグどころか、握手する親子も珍しいでしょう。


でも、その後の人生では実は一度だけ、父親と真剣にハグしたことがあります。

私は大恋愛の末結婚した女性と26歳のときに離婚しましたが、その報告のために、神戸の実家に戻ったときのことです。

数日滞在しましたが、あまり会話もないままに、もう東京に帰る朝になりました。


いよいよ出発というとき、あまりしゃべらない父が急に握手を求めてきました。

そういうことをしない人だったので、正直びっくりしました。

差し出された彼の手を取ると、父は私を思い切り自分のほうに引きよせ、抱きしめてくれたのです。

それから「心配するな」とだけ、絞り出すような声で、ぼそっといいました。


それまで、何度も父子の縁を切るといって怒鳴られ、実際に3度勘当され、また私もそんな父に猛反発したりして、お世辞にもいい関係とはいえませんでした。

でも、抱きしめられたとき、父の不器用な愛を感じました。

それが、父との最初で最後のハグでした。


そのときは、あまりの驚きに何も感じられませんでした。

けれど、新幹線に乗ってしばらくすると、気がつかないうちに、涙が後から後から流れてきました。

まわりを気にする余裕すらなく、ただただ子供のように泣きました。


その父も、私が無事に新しいパートナーと幸せな結婚をし、最初の孫娘が生まれるのを見届けるようにして、旅立ちました。

『きっと、よくなる!』サンマーク出版



心の底から悲しんでいるとき、空虚な慰(なぐ)めの言葉は、かえって悲しさが増すことがある。

だから、相手のことを真剣に考えれば考えるほど、掛ける言葉が見つからない。


「悲しみは言葉にならない、深すぎて」という、北山修氏の詩がある。

言葉にならないときは、ただ抱きしめたり、手を握るだけでいい。


「心配するな」、「大丈夫」…

No.201 12/11/01 19:46
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用

Expect life to be fair
人生が公平であると思え


生まれも育ちも顔も形も違うのに、何が公平なのか?

それは、「時間」と「言葉」は、誰にでも与えられているからだ。
そして、このふたつの使い方は、全てキミに任されているからだ。

時間をいかに有効的に使うか。
前向きな言葉をいかに使うか。

これだけなのだ。

だから、人生は公平なのだ。

時間は、命の別名だ。
自分の命がいつ正確に終わるか知っている人はいない。
そして、自分が時間を操作できるのは、今この瞬間だけだ。
未来を作れるのは、今、この瞬間だけだ。
だから、無駄に使わないように、計画を立てて、
それをしっかりと守ればいいのだ。

言葉は、全ての基本だ。
「人生七変化の法則」を思い出してもらいたい。

言葉を変えると、考え方が変わる
考え方が変わると、行動が変わる
行動が変わると、習慣が変わる
習慣が変わると、性格が変わる
性格が変わると、出会いが変わる
出会いが変わると、人生が変わるのだ。

だから、言葉を積極的な言葉に一新する
それを凡事徹底していくと、人生が変わってくる

言葉を変えて、時間の使い方を変えると、人生が変わる。
ということは、人生は思い通りに操作できるということだ。

自分の生きたい人生を思い描き、思い通りの人生を手にしよう。

今夜も、時間を1分1秒まで有効に使い、前向きに積極的に勉強三昧に徹するのみ。

今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!
 
今日が今までの人生で最高の一日になるように、寝るまで努力を惜しまないこと!



No.200 12/11/01 18:40
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

最近、講演でよく受ける質問が、


「悩んだり、落ちたりしたとき、どうすればいいですか?」

です。


皆さんは、どうされてますか?


僕の生涯のライバル赤塚元気くんのフェイスブックの中に、悩みを解決するヒントがありましたので、ご紹介します♪


=====


先日とあるレストランに行きました。


そこで「元気さんですよね」と声をかけてもらったので
少しお話をしてたら、こんな話をしてくれました。


「私はアルバイトでここで働いているのですが、
以前に、店長から誘われて居酒屋甲子園に行きました


そこで居酒屋で働く人達が凄く輝いて見えたし、
私がバイトしてるこの飲食業って素敵な仕事だと思いました


私は特に夢がなくて何となく大学に行きながらバイトしてたのですが、私は居酒屋甲子園に出会えたおかげで夢を持ちました


それはいつか小さい田舎のレストランを持つことです
居酒屋甲子園で人生変わりました!!ありがとうございます!」


なんだかとっても嬉しかったです。


僕は思います。


自分を変えてくれるものに出会えるのは


変わるという素直さと勇気があるからだと思います。


変わろうと思うのなら、動いてみることです。


悩んでしまうのは、考えてばかりで動いてないからです。


とにかく動いてみる。


これがとっても大事ですよね。


そして大嶋さんはいつもこう言います。


「リーダーとは変化を起こす人であり
人を巻き込む力が大事だ」


今回のレストランの女性は店長から誘われて
よくわからないまま居酒屋甲子園に連れて行かれました。


でもその店長が動いて仲間を巻き込んだおかげで
一人の女性の人生を変え、「あなたのおかげで」と言われ感謝されたのです。


刺激のない日々は人を心の病気にします。


刺激ある人や場所に行けば人は元気になります。


居酒屋甲子園ってなんだかんだ毎回凄い感動するよね。




No.199 12/11/01 16:38
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

たとえば、女性が二人で話していたとします。


そこでAさんがBさんに

「Bさん、いつもきれいねぇ」


と言ったとしたら、この言葉は誰に反応するでしょうか。



「きれいねぇ」と言われたBさんに反応するように思われますが


実は違います。


Bさんのことを褒めているにもかかわらず


その言葉はAさんに反応するのです。



つまり、言葉を発したAさんの脳が「きれい」という言葉を読み取り体に表現するのです。



ということは、褒められたBさんよりも、褒めたAさんのほうが


美しく、きれいになるということです。



このように考えると、言葉は使った人にご利益があるということがわかります。


これは、どのような場合にも、どのような内容にも当てはまります。


ですから、美しくなりたいと思うのなら


まわりにいる人を褒めまくればよいのです。



しかし、人を傷つけるような言葉や、呪うような言葉を使えば


それも自分にはね返ってきますから


日頃からいい意味をもつ言葉を使うように心がけるといいでしょう。


自分がいい気持になれる言葉こそ、自分を高めていくのです。


こういうふうに、どんなことであっても、言葉にして出したことは


全てそれを発した人間に返ってくるのです。



そう考えると、言葉というのは怖いものだということがわかります。


ここでもうひとつ大事な点は、褒められたBさんにも

実は少しだけご利益があるということです。


それはどういうときかというと、褒められたBさんが

その言葉を本気にしたときです。


ここが大事です。



本気にして信じると、Bさんにも3割ぐらいのご利益があるのです。


~~~

出典

【運命は「口ぐせ」で決まる】

佐藤富雄著
三笠書房より


・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

褒め言葉は相手だけじゃなく

自分のためになっているのですね♪


じゃんじゃん褒めて行きましょう!


~~~




No.198 12/11/01 16:16
ストロベリー ( bAF01 )

「調査から浮かびあがるのは、世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、1万時間の練習が必要だということだ。

作曲家、バスケットボール選手、小説家、アイススケート選手、コンサートピアニスト、チェスの名人、大犯罪者など、どの調査を見てもいつもこの数字が現われる」

『天才!成功する人々の法則』講談社



この法則は、世界的な神童や天才と言われる人にも通用するという。

つまり、「生まれながらの天才などいない」ということ。

そして、それは努力だけが全てを決める、という単純な話ではなく、努力にプラス、「トレーニングや勉強を続けることができる環境」や、「他者の協力を得ることが上手な性格」、などがなければいけないと言う。


世界に通用するには、1万時間の練習が必要。


「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」(井上靖)

不平や不満を言わず、コツコツと努力を重ねる人でありたい。



No.197 12/11/01 16:16
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【1万時間の法則】№1163


マルコム・グラッドウェル氏の心に響く言葉より…


1990年代はじめ、心理学者のK・アンダース・エリクソンがある調査を行った。

ベルリン音楽アカデミーの二人の教授の助けを得て、アカデミーで学ぶバイオリニストを三つのグループに分けた。

まずスターのグループ=世界的なソリストになれる可能性をもつ学生。

二番目が“優れた”という評価にとどまるグループ。

そして、最後がプロになれそうもなく、公立学校の音楽教師を目指すグループ。


その上で全員に同じ質問をした。

「はじめてバイオリンを手にしたときから、これまで何時間、練習してきましたか?」


学生はだいたい同じ時期、5歳ごろから練習をはじめていた。

最初の2、3年はみんな同じくらいで、練習は週に2、3時間。

ところが8歳くらいになると、大きな違いが見られはじめる。

トップクラスの学生たちが、他の誰よりも多く練習に励むようになるのだ。


トップクラスの学生は9歳で週に6時間。12歳で週8時間。14歳で週16時間。

20歳のころには上手になりたい一心で、強い決意を持って、優に週30時間以上も練習をしていた。

事実、そのころには、トップクラスの学生の練習時間は、ひとりあたり1万時間に達していた。


“優れた”学生グループの場合は8000時間。

将来の音楽教師グループでは、4000時間を少し上まわる程度だった。


エリクソンたちは、プロとアマチュアのピアニストについても調べたところ、同じ傾向が見られた。

ここで注目すべきなのは、エリクソンが“生まれつきの天才”を見つけられなかったことだ。

仲間が黙々と練習に励む、その何分の一かの時間で、楽々とトップの座を楽しむような音楽家はいなかった。

その反対に、他の誰よりも練習するが、トップランクに入る力がないタイプである“ガリ勉屋”も見つからなかった。


頂点に立つ人物は他の人より少しか、ときどき熱心に取り組んできたのではない。

圧倒的にたくさんの努力を重ねている。

複雑な仕事をうまくこなすためには最低限の練習量が必要だという考えは、専門家の調査に繰り返し現われる。


それどころか専門家たちは、世界に通用する人間に共通する“魔法の数字(マジックナンバー)”があるという意見で一致している。

つまり1万時間である。



No.196 12/11/01 12:44
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

リーダーになれば、地位と特別待遇と権力が手に入ると誤解している人が多い。


しかし、実際には、上に立つ者は常に犠牲を強いられる。


優秀なリーダーになるためには、いつでも犠牲を払う覚悟がなければならない。


これが「犠牲の法則」だ。


成功する人は誰でも、必ず何らかの犠牲を払っている。


希望の仕事に就くため、多くの人は4年以上の歳月と費用をかけて大学に行く。


アスリートは記録を伸ばすため、長い時間を練習に費やす。


哲学者で詩人のラルフ・ウォルドー・エマソンが言うように、


「人は失うものがあれば、何かを得る。そして何かを得れば、何かを失う」


(中略)


責任がなければ、人は自分のやりたいようにできる。


だが、責任が大きくなるにつれ、選択肢は減る。


リーダーの払う犠牲は、他の人より大きい。

_______

これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう

ジョン・C・マクスウェル 著

渡邉美樹 監訳

三笠書房より



No.195 12/10/29 15:48
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【何かをする前にしあわせになる】№1160


斉藤一人さんの心に響く言葉より…


しあわせになるには、何かをする前にしあわせになるの。

日本に生まれてしあわせだなとか、今日も目が覚めてしあわせだなとか、とにかくしあわせになる。

それで、しあわせになってから行動するんです。


いちばんいけないのは、しあわせになるために何か行動することなの。

なぜかって言うと、それは今、しあわせじゃないんだよね。

つまり、不幸って自分で認めていることになるから。


それでうまくいかない人の多くは、はたから見てしあわせそうじゃないんだよ。

まわりから見ても、しあわせそうに見えないとダメ。


たとえばおいしいおまんじゅうがあったとするでしょ。

おいしいだけじゃダメなの。

おいしそうに見えないとダメなのね。


会社に行ったら「一生懸命仕事してます」とか「楽しく仕事してます」って言うけど、そう見えなかったらダメなんです。

しあわせになりたかったら、しあわせだと思うこと、しあわせに見えることが大事なんだよ。

そうすると、そういう人が寄ってくるの。


上に上に向上していくと、やはりそれに見合った人格が現れるんです。

自分が向上すればまわりに向上した人が集まってくるの。

それで、たとえば人の悪口ばかり言っていた人は、そういう人が集まるところに行くから、これも“引き寄せの法則”なんだよね。

弱い者いじめしていた人は、そういう人が集まるところに行くの。

『変な人の書いた世の中のしくみ』サンマーク出版


しあわせそうに見えない人は、不幸のオーラを発している。

不平不満や愚痴ばかり言っていたり、暗い顔をしていたり、挨拶がなかったりする。

しあわせそうに見える人は、小さなことにも「ありがとう」と感謝したり、うれしいとか楽しいとか、ニコニコ笑顔で言っている。


おまんじゅうやケーキは、「うまい」だけじゃダメ、「うまそうに見える」ことの方が大事。

だから…

「元気がいい」ことより、「元気がよさそうに見える」こと。

「運がいい」ことより、「運がよさそうに見える」こと。

「ツイている」ことより、「ツイているように見える」こと。


「今日目覚めることができた!自分は運がいい!」、と何かをする前から運がいいと思うこと。

そのためには、まわりから、運がよさそうに見えることが必要。

No.194 12/10/29 15:36
ストロベリー ( bAF01 )

いったい誰が目の見えない女性をうらやむというのだろう。


この1年をやっとの思いで生きてきたというのに。


不思議に思って、彼女は運転手に聞いた。


「どうして、いいねぇなんて言うんですか?」


運転手は答えた。


「だって、あんたみたいに大切にされて、守られていたら、さぞかし気分がいいだろうと思ってさ」


スーザンには運転手の言っていることが全然わからなかったので、もう一度尋ねた。


「どういう意味なの?」


答えが返ってきた。


「ほら、今週ずっと、毎朝ハンサムな軍人が通りの向こうに立って、あんたがバスを下りるのを見守っていたじゃないか。


あんたが無事に通りを渡って、オフィスの建物に入っていくのを確かめているんだよ。


それから、彼はあんたにキスを投げ、小さく敬礼をして去っていく。


あんたはほんとうにラッキーな女性だよ」


幸せの涙がスーザンの頬をつたった。


目には見えなくても、マークの存在がありありと感じられた。


わたしはラッキーだ。ほんとうにラッキーだわ。


彼は視力よりももっと力強いプレゼントを、見る必要などない、はっきりと信じられるプレゼントをくれたのだった。


闇の世界を明るく照らしてくれる愛というプレゼントを。

_______

「こころのチキンスープ〈13〉ほんとうに起こったラブストーリー」

ダイヤモンド社より



No.193 12/10/29 15:35
ストロベリー ( bAF01 )

それでなくても頼りなく、怒りにさいなまれているのに。そんなことを言われたら、どうなるだろう?


マークの予想どおり、またバスに乗ると考えただけで、スーザンは震え上がった。


「目が見えないのよ!」彼女は苦々しく答えた。


「どうすれば行く先がわかるの? あなた、もうわたしの面倒を見るのがいやになったんだわ」


こう言われてマークの心は傷ついたが、しかしなすべきことはわかっていた。


彼はスーザンに毎日、朝晩いっしょにバスに乗ってやると約束した。


彼女がひとりで大丈夫と思うまで、どんなに時間がかかっても。


そのとおりになった。まる2週間、軍服を着て支度を整えたマークは、毎日スーザンの送り迎えをした。


残った感覚、とくに聴覚を働かせて、自分の居場所をつかみ、新しい環境に適応する術をスーザンに教えた。


バスの運転手ともなじみになり、彼女に気を配り、座席をとっておいてもらえるようにした。


そのうちに、スーザンも笑い声をあげるようになった。


バスを下りるときにつまづいたり、書類が詰まったブリーフケースを通路に落としてしまうといった運の悪い日にすら、笑顔が出るようになった。


毎朝、2人はいっしょに出かけ、それからマークはタクシーでオフィスに向かった。


車で送迎するよりももっと費用がかかったが、マークは時間の問題だと知っていた。


スーザンはきっとひとりでバスに乗れるようになる。


彼はスーザンを信じていた。


視力を失う前の、何があっても恐れずに立ち向かって、決してあきらめなかったスーザンを。


ついに、スーザンはひとりでバスに乗ると言いだした。


月曜日になった。


スーザンは出かける前に、夫であり親友でもあるマークの首に両腕をまきつけた。


彼の誠実さと忍耐と愛を思って、スーザンの目に感謝の涙があふれた。


「行ってきます」。


2人は初めて、べつべつに出勤した。


月曜日、火曜日、水曜日、木曜日……。


毎日は無事に過ぎていき、スーザンの気持ちも、かつてなかったほど明るくなった。

やったわ!自分だけで出勤できるんだ。


金曜日の朝、スーザンはいつものようにバスに乗った。


料金を払ってバスを下りようとしたとき、運転手が言った。


「あんたはいいねぇ」


スーザンは、まさか自分に言われたのではないだろうと考えた。


No.192 12/10/29 15:34
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

バスの乗客は、白い杖を持った美しい若い女性が慎重にステップをのぼってくるのをはらはらしながら見守っていた。


彼女は手探りで座席の位置を確かめながら通路を歩いて、運転手に教えられた空席を見つけた。


座席に腰を下ろすと、ブリーフケースを膝に載せ、杖を脚によせて立てた。


34歳のスーザンが視覚障害者になってから1年になる。


誤診のために視力を失って、彼女は闇と怒りと苛立ちと自己憐憫の世界に突き落とされた。


ひと一倍独立心の強い女性だったのに、残酷な運命のいたずらのせいで、ひとの助けを借りなければならないのが辛かった。


「どうして、こんな目にあわなければならないの?」彼女は怒りに胸をつまらせて嘆いた。


だが、いくら泣いてもわめいても祈っても、辛い現実が変わるはずもないことはわかっていた。


視力は2度と回復しない。


以前は明るかったスーザンの心は、重い鬱の雲に覆われた。


毎日をやり過ごすだけでも、苛立ちや果てしない疲労の連続だった。


彼女は必死の思いで夫のマークにすがった。


マークは空軍の将校で、心からスーザンを愛していた。


視力を失った彼女が絶望の淵に沈み込んだとき、マークはなんとか妻にもういちど力と自信を取り戻させよう、もういちど独立心を回復させてやろうと決意した。


軍人であるマークは、扱いの困難な状況に対処する訓練を充分に受けていたが、その彼でさえ、これはこの上なく厳しい闘いになることを知っていた。


ついに、スーザンは仕事に復帰する決心をした。


だが、どうやって職場に通ったらいいだろう?


以前はバスを使っていたが、ひとりで街に出るなんてもう怖くてできない。


マークが、毎日車で職場まで送って行こうと申し出た。


2人の職場は街の反対側に分かれていたのだが。


はじめ、スーザンは喜んだし、ほんのわずかなことにも大変な思いをしている妻を守ってやりたいというマークの気持ちもこれで満たされた。


ところがしばらくすると、マークはこのままではいけないと気づいた。


そんなことを続けるのはどう考えても無理だったし、負担が大きすぎる。


スーザンはひとりでバスに乗ることを覚えなければいけないんだ、とマークは自分に言い聞かせた。


だが、彼女にそう言うと考えただけで、彼はひるんだ。




No.191 12/10/28 09:41
ストロベリー ( bAF01 )

うまくいっている夫婦には「一方が支配的で、もう一方が服従的(カカア天下や亭主関白の夫婦)、一方が相手につくすのが好き、もう一方が甘えんぼう」のように「相補性」があったそうです。


お見合い結婚は、いい意味で「とりあえず暮らしてみよう」とあきらめがついた状態で生活がスタートします。

そのため、お互いの違いを相補性として意識しやすいのです。

一方、恋愛結婚では、「この人は最高のパートナー」という最初の期待値が高くなりがちです。

だからこそ、だんだん生まれてくるささいな違いが許されなくなってしまいます。

『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』クロスメディア・パブリッシング



結婚の問題は、うまくいっている社長と副社長の関係とも似ている。

例えば、ホンダ社長の本田宗一郎氏が製造や開発一筋で、方や副社長の藤沢武夫氏が財務と販売というような、異なった才能の組み合わせ。

本田宗一郎氏はこう語った。

『藤沢武夫という盟友をえたおかげで経営を任せる事ができ、自分は技術や開発に専念できた。今日のホンダがあるのは藤沢武夫のおかげである』


あらゆる選択は、自分の好みで選べば、類似性という自分と似たものを選ぶことになる。

嫌いなもの、苦手なもの、真逆のものという、自分とは異質なものは選ばないからだ。

会社や組織においては、異質な才能が組み合わさっているからこそ、全体として強くなる。


相手への期待値を高くすれば、欠点ばかりが目につくようになる。

反対に、期待値を下げれば、人の良いところが見えてくる。

そして、相手との違いも気にならない。


期待値を下げ、もっと楽に生きてみたい。





No.190 12/10/28 09:40
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【期待値を高くしないこと】№1159


五百田達成&堀田秀吾氏の心に響く言葉より…


ここ何年か「熟年離婚」が社会問題になっています。

ところで、結婚にも「恋愛」と「お見合い」とがありますが、どちらが幸せなのでしょうか?


実はそういう統計があって、恋愛結婚は、結婚したときが幸せのピークで、あとは時間の経過とともに下がっていきます。

一方のお見合い結婚は、最初は低いものの、年々幸福度は上がっていき、結婚5年もすると恋愛結婚を逆転することがわかりました。

実際に離婚率を見てみると、恋愛結婚では50%、お見合い結婚ではわずか5~10%という結果が出ています。

その差はどこにあるのでしょうか?


人は、出会った最初は「類似性」に目が行きます。

休日の過ごし方や好きな歌手など、似ていること、共通していることがあると親しみを感じやすいのです。

しかし、関係が深まってくると大事になってくるのは類似性ではなく、「相補性」です。

相補性とは、たとえば「自分は苦手だけど相手は得意なこと」「自分にはないけど相手が持っている特技や特徴」などのことです。

「夫は料理ができるけど掃除は嫌い」「妻は掃除が好きだけ料理はできない」というように、お互いがお互いを補える相補性があると、いい関係を築きやすくなります。


じゃあ、最初から相補性のある人を探せばいいじゃん、と思うのですが、相補性とは「自分と違う」という意味でもあります。

たとえば大学生になってテニスサークルに入る人と文芸サークルに入る人では、外見から趣味嗜好から違う人種(であることが多いはず)です。

「ワオ、君の思慮深さと俺の行動力合わせたら最強タッグになっちゃうじゃん!」なんていう、実はすごい相補性があるかもしれないのですが、第一印象では互いに「オタク!」「な、なんてチャラいんだ!」と相容れないことが多いので、「あなたとの相補性に惹かれました」とはなかなかならないのです。


離婚問題を研究している人いわく、「結婚生活をうまくいかせるには、パートナーとは違う部分があってあたりまえと思うことが必要」だそうです。

ウインチという心理学者が25組の夫婦を対象に面接調査をしました。




No.189 12/10/27 12:38
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

なにか悲しいこと、辛いこと、

そのほか消極的な出来事があったら、

努めて「笑う」ようにしてごらん。



どうだい、これならあなた方でもできるだろう?


多く言うまでもなく、笑えば心もちは

何となくのびのびと朗らかになります。


すなわち鬱な気が開けるんです。



あなた方も、笑えばこう、何となく楽しくなってきやしませんか?


ためしに、おかしくもなんともないときに


「アハハ」って笑ってみてごらん。


なんだかおかしくなってくるから。



悲しいときや辛いときにも、おかしな話に引き込まれると

なんだか笑っているうちに悲しいのや辛いのを

忘れはしなくても、やわらいだっていう経験おありでしょう。



笑うにつれ腹がたってくるとか、悲しくなってくるとか

辛くなってくるってことは、絶対にないんです。


この簡単な事実を、案外にも多くの人は

見逃していやしませんか。



この笑いの効用を応用すれば、すこぶるいい結果を

人生に招くことができるんですよ。



このことに気付いている人が少ないようですなぁ。


考えてみればすぐおわかりになられることなのですが

そもそもこの笑いというものは、

生きとし生けるすべての生物の中で、

われわれ人間にだけ与えられている

特殊の作用なんですぜ。



ほかの生物の世界には、人間のように笑うという表情をもって

心の喜びを表現する特別の作用はだんぜんありません。


どんなに訓練された犬や猫でも、

人間同様に笑うということは断じてできないんです。


~~~

出典

「君に成功を贈る」

中村天風著

日本経営合理化協会出版局より


No.188 12/10/27 12:34
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【引きずらないこと】№1158


田坂広志氏の心に響く言葉より…


何年か前、人間の「不動心」について、興味深い心理学的実験が行われました。

最近、座禅の修行を始めたばかりの若者と、永年、禅寺での修行を積んだ禅師の二人に、脳波の測定実験を行ったのです。

最初、二人同時に、座禅による瞑想状態に入ってもらい、その脳波をそれぞれに測定したところ、二人の脳波は、いずれも、整然とした「アルファ波」を示しました。


そこで、二人を驚かせるために、突如、大きな音を立てたところ、二人の脳波は、いずれも、大きく乱れた波形を示したのです。

結局、永年厳しい修行を積んだ禅師も、決して「不動心」ではなかったのです。


しかし、実は、その後の二人の脳波が、大きく違いました。

若者の脳波は、音が静まった後も、いつまでも乱れ続けたのですが、禅師の脳波は、すみやかに、もとの「アルファ波」の状態に戻ったのです。


この興味深い実験結果は、「不動心」の本当の意味を、教えてくれます。

「不動心」とは、「決して乱れぬ心」のことではなく、「乱れ続けない心」のことなのです。

『自分であり続けるために』PHP



肚(はら)が座っている、とか、どっしりとしてうろたえない、という「不動心」は、何も驚かない、何も感じないということではない。

人は、感じることや、驚き、を失ったら、機能や効率だけを追求するロボットと同じになってしまう。


喜怒哀楽も同じで、喜怒哀楽の振幅の少ない人の方が、人間ができているように思うが、そうではない。

本当は、喜怒哀楽の幅の大きい人が魅力的なのだ。

うれしいときには大喜びし、義憤を感じたら涙を流して憤慨(ふんがい)し、悲しいときは大泣きし、楽しいときには呵呵(かか)大笑する。


しかし、大事なことは、喜怒哀楽を引きずらないこと。

「今泣いたカラスがもう笑った」という、子どものような柔軟な感性が必要なのだ。


色々な感情を、「引きずらないこと」、「とどめないこと」は、とても大事だ。






No.187 12/10/26 11:46
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

愛の秘密を教えましょう。


愛を受け取るには、

愛されることはもとめずに


愛をあたえなければならないという秘密です。


何かの目的をはたすためや満足をうるために、

また自分の誇りを守るために愛することは、

愛ではありません。



愛とはなんの見返りも求めない贈り物なのです。



今やあなたは、利己心をもたない愛が

それ自体で報酬であることを知っています。



たとえ、あたえた愛が返ってこなかったとしても、


愛は失われません。



報われない愛はあなたのもとに舞い戻り、

あなたの心を和らげ、

浄(きよ)めるからです。


その恵みに感謝しなさい。


~~~

出典

「この世で一番の奇跡」

オグ・マンディーノ著

より




No.186 12/10/26 11:35
ストロベリー ( bAF01 )

その後、男の子の話は「小さな運転手 最後の夢」というドラマになってテレビに放映されました。


江ノ電の本社には、男の子が描いた絵が飾られています。

自分が江ノ電を運転しているところを描いたものです。

江ノ電を愛してくれた男の子がいたことを、社員全員が忘れないために掛けられています。

『涙を幸せに変える 24の物語』フォレスト出版



多くの大人は、知らず知らずのうちに、子どもたちの夢をつぶしている。

子どもが、「宇宙飛行士になりたい」「野球の選手になりたい」と夢を語ると、「そんな夢見たいなことばかり言ってないで、さっさと勉強しなさい」と。

「それは無理」、「これはダメ」、と、すぐに否定する。


だから、難病の子どもたちの夢を必死で叶えようとするメイク・ア・ウィッシュのような活動が光る。

そして、大人が真剣になればなるほど、子どもはそれに向き合ってくれる。


制服をそろえ、運転席で実際に運転させ、整列して直立不動で敬礼をする…

子どもの夢を心から応援できる大人でありたい。





No.185 12/10/26 11:31
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【江ノ電の運転手】№1156


中山和義氏の心に響く言葉より…


「江ノ電の運転手になりたいという病気の子どもの夢を叶えてもらえないでしょうか?」

ある日、こんな手紙が江ノ電の会社に届きました。

難病と戦う子どもたちの夢を叶えることを支援している団体「メイク・ア・ウィッシュ」からの手紙でした。

その手紙に書かれていた子どもは「拡張型心筋症」という先天性の難病で入院していた16歳の新田明宏君でした。


「江ノ電を運転したい」と男の子が強く思うようになったのには、理由があります。

幼い頃から病気のために、運動が思いきってできない男の子を癒してくれたのが電車でした。


お母さんが「外で遊べない息子のために」と思って買ってくれた電車のおもちゃが大好きでした。

お父さんもそんな男の子を、休日のたびに電車に乗せてあげていました。

電車の中でも、ゆっくりと街中を走る江ノ電が特にお気に入りでした。

中学生の頃になると男の子の電車への思いは、ますます強くなります。


ところが、男の子が15歳の時、病状が悪化します。

入院した男の子は、大好きな鉄道にも乗れなくなってしまいました。

それどころか、男の子の病状は、もはや治療する方法がない状態でした。


病院の先生はベッドの上でも時刻表を離さない男の子を見て、

「もう、この子を助ける方法はない。

こんなに鉄道が好きで、運転手になりたいと心から思っているこの子の夢を、何とか叶えてあげたい」

と思い、メイク・ア・ウィッシュに連絡しました。


運転の当日、この日は11月にしてはとても暖かい日でした。

救急車で藤沢駅に到着した男の子が、運転手の制服に着替え、付き添われながら運転席に座ると、江ノ電がゆっくりと駅を出発しました。

普段は無人の駅もありましたが、この日はすべての駅に駅員が待機して、運転席にいる男の子に直立不動で敬礼しました。


またスタッフは運転免許を持たない男の子に、運転席に座るだけではなくて、何とか本当に電車を運転してほしいと強く思っていました。

スタッフが用意した免許を必要としない検車区間に電車が進むと、男の子はレバーを握り、自分の力だけで電車を動かしました。

その間、男の子は病気だとは思えないような笑顔で、目を輝かせながら電車を運転していました。


その3日後、夢を叶えた男の子は遠くに旅立ちます。

No.184 12/10/26 10:57
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

みんな、「わたしはこう思ってます」とかって、いうだろ。


「自分の意見はこうだ」って。


果たして、自分が思ってることの何%が“本当の自分”の判断なんだろう。


あなた、考えてみたことある?


みんな、ビックリするけど、オレが見たところ、10%もないね。


だから、「自分は引っ込み思案なんだ」とかっていうのは、親とか親せきに、ちっちゃいときから、そういわれてて、自分がそう思い込んじゃった、とかな。


「ウチはお金がないからダメなのよ」とか。


こんな貧乏くさいことを、周りの大人たちがいったり、やったりしてるのを、そばで見てるうちに貧乏漬にされちゃったりね。


それから、「いい学校に行けない人は落ちこぼれだ」とか、「英語ができなかったら、出世できない、万年平社員だ」とかって。


親とか、学校の先生、世間が、何百、何千と、そういうことをいってて。


それを聞いてるうちに、「自分は落ちこぼれだ」「落伍者だ」と思い込んじゃってて。


あなたに洗脳みたいなことをした、親や学校の先生やなんかを非難しろ、悪者だからやっつけろ、って、いってるんじゃないの。


一人さんが問題にしてるのは、たとえば、こういうことなんだよ。


クラス会やなんかに行ったとき、成績がいちばんだった子が、いちばん出世してますか?っていうと、そんなこと、明らかにないの。


明らかに「ない」にもかかわらず、いまだに、「自分は学校時代に勉強ができなくって・・・」


とかって、昔をひきずって自身をなくして、落ち込んだり、してるんだよな。

_______

「自分さがしの旅」

斎藤一人 著

KKロングセラーズより



No.183 12/10/26 10:41
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【サーカスの虎】№1157


七澤友一郎氏の心に響く言葉より…


百匹働きアリがいると、必ずその中の20匹は働かないで怠けているということをご存知でしょうか。

皆が働いているときに働かずにノラクラしている怠け者のアリ。


「それじゃ、しょうがないからあっちに行っててもらおう」

と、その20匹をどけると80匹になります。

すると、またそのうちの2割は働かなくなってしまいます。

これは何匹にしても同じことで、必ずそのうちの2割は働かない。

そういう面白い習性がアリにはあるそうです。


これは、アリだけでなく、たとえばサーカスの虎でも似たようなことがあるそうです。

これはムツゴロウこと畑正憲さんが体験した話で、大体次のようなものです。


あるサーカスに10匹の虎がいました。

8匹はシベリア産の虎で、2匹はインド産です。

シベリア産の虎は非常に俊敏で頭がよく、芸をすぐにマスターします。

ところが、インド産の虎は怠け者で頭も悪く、ちっとも芸を覚えません。


「どうしてこんな物覚えの悪い虎を置いておくんですか?

全部シベリア産にすればいいじゃないですか」

とムツゴロウさんが質問しました。


するとサーカスの人は、

「いや、これでいいんです

全部をシベリア産にしてしまうと、みんな神経過敏だから苛立ってすぐにケンカを始めてしまいます。

インド産のノラクラが2匹いるお陰で、なごやかな雰囲気になって全体の調和が保たれているんです」

と答えたということです。


これは組織を運営する上で大きなヒントになるのではないでしょうか。

『人生の波に乗る人乗れない人』たちばな出版



「無用の用」という荘子の言葉がある。

一見何の役にも立たないと思われるものが、実は大切な働きをしていること。


例えば、読書にしても自分の仕事に役立つものばかりしか読まないとしたらどうだろう。

およそ、味のないつまらない人間が出来上がるだろう。


商売にしても同じで、ムダの排除は仕事の必須条件だと言われるが、実は必要なムダというのもある。

決して合理的でもなく、効率的でもなく、損得で考えてもムダ、というもの。

つまり、車のハンドルのアソビのようなものだ。

アソビがなければ、ちょっと動かしただけで車はすぐに曲がってしまうので、運転に相当神経を使わなければならない。

No.182 12/10/24 15:29
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

食い倒れの大阪で、有名なそば屋があった。


たいへん、商売熱心なその主人は、旅行などに出かけると、土地のそば屋へは必ず試食に出かける。


ついでに、その店で使っている材料や、しょうゆや、ダシなどを詳しくたずねて帰ってくる。


それらと、自分の店のとを比較研究して、日夜、美味への挑戦を、おこたらなかった。


あまりの評判を聞いて、ひどく興味をもったある人が、遠路もいとわず、この店を訪ねていった。


当の主人は、カウンター内に、姿勢正しく座っている。


ウェイトレスたちは、できあがったそばを、お客へ運ぶ前に、必ず主人の所へ持ってゆき、一つ一つ味見してもらっているではないか。


それにまた主人は、実に真剣そのもので「よし」とか、「これはいけない」と、静かに裁断を下している。


自分の納得できない料理は、決してお客に出してはならぬという信条に、生きている。


この態度を見てその人は、なにによらず人が名を成すことは、決して、偶然や一朝一夕のことではないことを知らされ、頭が下がったという。


ある人が、有名な音楽家タルベルグに、ピアノの演奏の依頼にいった。


近日にせまった新曲発表を、ぜひ、成功させたかったからである。


ところが、タルベルグの返事は意外であった。


「申し訳ないが、練習する日がたりません」


「あなたほどの大家、四、五日もあれば、これくらいの歌曲は、わけないでしょう」


「いや、私は公開の席に出るには、一日五十回、一カ月千五百回以上の、練習をしなければ出演いたしません」


さすが達人の言というべきか。


大家でも、かかる信念に生きているのだ。


飲み、食い、眠り放題で、頭角を現そうとすることは、木に縁って魚を求めるに等しい、と言わねばならぬ。

_______

「光に向かって100の花束」

高森 顕徹 著

1万年堂出版より


本物の職人であり、本物のプロですね♪


そのこだわりの先に、喜んでくれる人がいる♪


自分も見習っていきます!!



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「“負けました”といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。


つらい瞬間です。


でも“負けました”とはっきり言える人はプロでも強くなる。


これをいいかげんにしている人は上にいけません」


by 谷川浩司(将棋棋士)



No.181 12/10/24 09:02
ストロベリー ( bAF01 )

どんなに悲惨な場面でも、その状況を楽しめる人がいる。

全て自分で決めたこと、と肚をくくって、人のせいにしない人は、どんな状況でも楽しめる人。

また逆に、こんな事になったのは自分のせいではない、と他責の人は、文句ばかり言って、嘆く人。


「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」と言ったのはチャップリン。

喜劇を演じるなら、細かいことは気にせず、時に、遠目で、ぼんやりとながめることも必要だ。


一度しかない自分の人生、笑いで満載の喜劇と決めて生きてみたい。





No.180 12/10/24 09:01
ストロベリー ( bAF01 )

【人生は喜劇と決める】№1155


斉藤一人さんの心に響く言葉より…


一人さんは「自分の人生は喜劇」と決めてるの。

だから、オレの人生、おもしろくてしょうがない。

何が起きてもおもしろいんだよ。

だって、オレは、喜劇なんだよ。


だけど、なかには「悲劇」と決めてきている人もいる。

そういう人の人生って、なんでも悲しくて、何しても泣くんだよ。

だけど、その悲しいドラマ、本当は、いとも簡単に変えられるの。

脚本、変えればいいんだよ。

それで、オレたちはね、主役で脚本家なんだよ。


だから、一人さんは、たとえ、ものすっごい苦労がきたって、「笑い」なんだよ。

ふつうの人なら自殺しちゃうようなことでも、オレだったら大笑いなんだよ。

なぜかというと、「喜劇だ」って決めてるから。


だから、おかしくてしょうがない。

いろんなことが起きるとね、おもしろくてしょうがないんだよ。

この世の中ね、おもしろいと決めれば、全部おもしろいんだな。

だから、みんなも、自分の人生、自分で決めたほうがいいよ。


自分の人生な、成り上がりでもいいんだよ。

ウチにはお金がないんです…ということは、成り上がりになれるんだよ。

あのな。

昔から、代々お金持ちの家はお上品、と決まってるんだよ。

オレたちは成り上がり。

成り上がりには、成り上がりのよさ、というのがあるんだよ(笑)。


外車を買って、いい女を隣に乗っけて、って、成り上がりじゃなきゃできないことがあったりするんだよな(笑)。

それをいちいち「自分は成り金だから」とか、いっちゃいけない。

成り金は、お客さんを喜ばせて利益を出して、雇用を作って、って。

正当なる努力をして成り金になったんだから、エライんだよ。


人生は、楽しむ気になりゃ、どんなことをしても楽しめるんだよ。

だから、自分が主役、主導権を握ってないとダメだな。

『斉藤一人 自分さがしの旅』KKロングセラーズ



人は人生という舞台では、誰も自分で脚本を書き、自分で主役を演じている。

舞台には、喜劇や悲劇もあるが、人情劇、冒険活劇、愛情劇、狂気劇、復讐劇など、色々ある。

その舞台の脚本を、どんなものにするのかは、全て自分で決められる。

喜劇の主人公を演じるのもいいし、悲劇のヒロインを演じるのも自分の勝手だ。

だが、できることなら大笑いの喜劇の方が気分がいい。


No.179 12/10/23 21:25
ストロベリー ( bAF01 )

彼の行為に両親も触発され、一家は蓄えた財産で困っている人々を助けた。


彼の無私の行為は評判となり、人格者として人々から尊敬された。


一方、人から与えられる人生を選択した兄は、謝家に生まれた。


謝家は非常に貧しく、乞食をして生活をしていた。


彼は人々の施しと同情を受けながら、一生を送ったという。


【大紀元日本】より

_______


与えてばかりいる人と、もらってばかりいる人・・・


損得じゃなく考えたら与えた方がイイに決まっている。


しかし、


損得で考えても、与えた方が得だ!ってことですね♪


与えると言ったらおこがましいかもしれませんが、沢山与えて行きます!!



No.178 12/10/23 21:24
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

中国の明の時代、全く性格の異なる兄弟がいた。


兄は怠け者で大食漢、いつも些細な事で怒り、ケンカが絶えなかった。


一方、弟は勤勉で忠実、人と人との繋がりを大事にする男だった。


ある日、二人が馬車で山道を進んでいると、折悪しく雨が降ってきた。


ぬかるんだ道を疾走していた馬車は転倒し、二人はあっけなく死んでしまった。


兄弟の魂は身体を離れ、あの世の門までやってきた。


あの世の門番は兄弟を中へ招きいれると、閻魔大王のところに連れて行った。


大王は二人に告げた。


「お前たち二人が人間として生きた人生は、特に悪事はなかったが、目だった善行もなかった。


従って、次も引き続き人間として生まれ変わるのがいいだろう。


裁判官よ、次にここにいる息子たちが行く家族はどこだ?」


あの世の裁判官は答えた。


「二つの家族がいます。趙家と謝家です。


趙家に生まれる者は、常に他人に自分のものを与える運命です。


謝家に生まれる者は、一生、他の人から与えられることになっています」。


大王は慎重に名簿をめくった。そこには、生前の行いによって決められた人間の輪廻転生が細かく記載されていた。


大王は二人を趙家と謝家に生まれ変わらせることに決めた。


それを知った兄は、ふと思った。


「もし俺が趙家に生まれたら、他人に施すために、懸命に働かなければならない。
それは大変な人生だ。それよりも、他人から与えられる方が楽だ」。


兄はすばやく大王の前にひざまずき、懇願した。


「大王様、どうかご慈悲を。他人に与えるだけの人生は、非常につらいものです。
どうか私を謝家に生まれ変わらせ、他人から与えられる人生を送らせてください」。


誠実で正直者の弟はずっと黙っていたが、兄の言葉を聞くと、恭しく述べた。


「大王様、どうか兄を謝家に、私を趙家に生まれ変わらせて下さい。
私は趙家に生まれて、人々に与え、助けたいのです。それによって、私は人々と善縁を結ぶことができるでしょう」。


大王は兄弟の願いを聞き入れ、二人をそれぞれ趙家と謝家に生まれさせた。


困っている人々を助けると誓った弟は、高貴で裕福な趙家に生まれた。


彼はこの家の一人息子で、たいそう可愛がられ、とても頭がよかった。


彼はいつも友好的で、人々を助けた。




No.177 12/10/23 19:03
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

昭和の大物政治家、


三木 武吉(みき ぶきち)さんが初当選した1917年のお話です。


三木さんが総選挙の演説会において、


対立候補の方からこう言われたそうです。


「名前は言わないが、某候補は家賃を2年分も払っていない。


米屋にも、1年以上ためている。


このような男が、国家の選良として、議政壇上で、国政を議することができるでありましょうか。


この一事をもってしても某候補のごときは、いさぎよく立候補を辞退すべきものと、私は信ずるのであります」


これに対し三木さんは次の演説会場で、


「某候補がしきりと、借金のあるものが立候補しているのはけしからんと、攻撃しているそうだが、


その借金がある某候補とは、かく言う不肖この三木武吉であります。


三木は貧乏ですから、借金があります。


米屋といわれたが、それは山吹町の山下米屋であります。


1年以上借金をためているといわれたがそれは間違いで、


じつは2年以上もたまっております。


家賃もためているのは2年以上ではない。


正確にいいますれば、3年以上も支払いを待ってもらっておるわけです。


間違いはここに正しておきます」


と反論し、会場は拍手と爆笑に包まれ、「えらいぞ、借金王」と野次が飛んだそうです。

_______


このいさぎよさ、素敵です!


急に好感度が上がっちゃいます♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「トップに立つ人は、泥をかぶる覚悟で仕事に立ち向かえ。


それでだめだったら潔く(いさぎよく)シャッポを脱いで謝る。


ただ責任ということで、けじめをつけようとすることは間違いだ」


by 井深大(ソニー創業者の一人)





No.176 12/10/23 18:55
ストロベリー ( bAF01 )

100人の1歩より引用

「生まれ変わってもお母さんの子どもがいい?」



自分のお子様を前に立たせて、こう聞いてみてください。


「あなたもう一度生まれてくるとしたら、もう一度お母さんの子どもに生まれてきたいかい?」と、


その時たいていの子どもは、

「冗談じゃないよ」って言うかもしれません。


でも、冗談じゃないよって言っても良い。


その時こう言って欲しいのです。


「私はお前のお母さんとして生まれて来て良かった」

と…。


そう言うお母さんが、今は求められているのです。



お父さんであれば、自分の息子を前にして、

「お前は俺の息子に生まれて良かったか?」と聞き、

息子がどんなへらず口を答えたとしても、

「俺はお前の親父として生まれてきて、これほど良かったことはないよ」

と言ってあげることが出来る、お父さんが必要なのです。


そして役割が違えば、例えばご主人であれば、奥さんを前にして、

「俺はお前の夫になったことを、とてもうれしく思う」

と一言言えるか、思えるかが非常に大事なことだと思います。


そのことが言えるような豊かな気持ちが必要だと思います。


この話を聞いた、あるお母さんがこのような手紙を書いて来てくれました。


林和尚の話を聞き、私の家でも小学校3年生と1年生の娘2人との関係について、

いろいろと反省させられました。


先日ふと娘たちに「生まれ変わってもママの子どもがいいかな?」と尋ねました。


上の娘は目にいっぱい涙をためて

「ママとパパの子どもが一番に決まってるよ」と、


「でも死んだら何もかも忘れるから、死んだらだめだよ。

ママ死んだらだめだよ」

と言いました。


下の娘はニコニコしながら、

「ママが一番好きだから、また子どもになりたい」と

言いました。


私は急に胸がジーンとし、二人を抱き締めました。


子どもをありがたいとつくづくそう思いました。


他人さまからみると、出来の悪い子どもかもしれませんけど、私と主人からみると宝物です。


これからの長い人生ともに頑張って行こう、

そう思いました。






No.175 12/10/23 10:06
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【独りを愉(たの)しむ】№1153


菅原圭氏の心に響く言葉より…



「友達がたくさんいない人間はダメだ」。

日本人はとくにそういう思いこみが強いのではないだろうか。

幼稚園でも小学校でも「友達をたくさんつくって、みんなで仲よく遊びましょう」と教えられる。

それはけっしてまちがいではない。

幼稚園や小学校は、それまで家族や近所などごくかぎられた人間関係のなかだけで過ごしてきた子どもが、幼稚園や学校生活を通して、社会と交わっていくことを学ぶ場でもあるからだ。


しかし、本来、友達は数を集めるものではなく、質を追及するものだ。

本当の友達と呼べるような人はそんなにいない。


作家の渡辺淳一さんは、インタビューで「親友は何人おられますか?」と聞かれると、「いません」と答えるのだそうだ。

若いときは2.3人、親友だと思っていた友もあったそうだが、年齢を重ねるにつれ、仕事が変わったり、住む世界が違ってきて、いつのまにか離れてしまったのだそうだ。

年をとると、ひとりがいちばん気が合うものだからね、ともいっておられる。


渡辺さんは文壇でも知られる華麗な人脈の持ち主であり、外ではたいてい編集者など多くの人に囲まれている。

だが、その渡辺さんにして、こうなのだ。


人は成熟するにつれて、ひとりで過ごす時間をそう寂しいとは思わなくなるものだ。

「未熟でもいい。やっぱり、ランチは仲間とおしゃべりしながら食べたい」というなら、自分が誘う側にまわればいいだけの話ではないか。

こまめに自分から声をかければ、いっしょに時間を過ごしてくれる人はきっと見つかる。

『ものごとに動じない人の習慣術』河出書房新社



真の成熟した大人は、「群れない」人だ。

群れない、とはいつも独(ひと)りでいる孤高の人、というわけではない。


大勢の人と一緒でも良し、時には独りでも良し、というこだわりのない心を持った人。

誰も自分を相手にしてくれないと嘆くのではなく、会いたくなったら自ら声を掛けて誰かと会うこともできる人。

そして、つるんで行動するのではなく、人と違う道を行くことを恐れない自立した人でもある。


成熟した大人は、独りでいることを愉(たの)しむことができる。

例えば、何時間でも、何日でも没頭できる仕事や趣味という、ワクワクするような自分独自の世界を持っている人。


No.174 12/10/23 09:48
ストロベリー ( bAF01 )


当たり前のことに感謝しはじめると、人はもっとしあわせを実感できるようになります。


しあわせって、結局、当たり前のことにどれだけ喜べるかなんだよね。


私は毎日、朝、昼、晩と三度ご飯が食べられることがうれしいんです。


たとえそれが、どんなおかずであってもうれしいんです。


おいしい料理を食べることができたからうれしいとか、高級レストランで食べることができたからうれしいということではありません。


“しあわせおんち”な人って、たとえば100万本のバラの花を見ないとキレイだって思えないの。


でもそんなのってめったに見ないよね。


それよりしあわせって、道端に咲いてるタンポポを見てもきれいだなって思えることなんだと思うの。


どんな小さな花を見てもきれいだと思えると、毎日がしあわせになってくるんです。


だから大切なことは、自分のしあわせを感じるレーダーの感度を、常に上げていかないとダメなんだってことなの。


感度が鈍ってくると、目の前にあるしあわせに気づけなくなってしまうよね。


それよりレーダーの感度を上げていけば、自分のまわりにしあわせがいっぱいあることに気づけるんです。

_______

「変な人の書いた世の中の仕組み」

斎藤一人 著

サンマーク出版より


しあわせな場所があるのではなく、


自分がしあわせと感じられるかどうかが大切ですね♪


ある人は「あの人ばっかり上司に教えてもらってずるい!」


とヤキモチ焼いて、


そのある人は「なんで私ばっかり教育するんだろう・・・私ってダメなのかな?」


と肩を落とし、


またある人は、「上司が何も言わないお陰で、伸び伸び仕事ができる♪」


と喜び、


別のある人は、「たくさん指導してもらえてありがたい!よっぽど期待されてるんだな♪」


と張り切る。


ほんの些細な事かもしれないけど、


その些細な事を喜べるのか、それとも当たり前だと感じてしまうのか・・・


しあわせに生きるコツですね♪





No.173 12/10/23 09:33
ストロベリー ( bAF01 )

社会経済全般の動向を知るために新聞を読むことは不可欠なことだ。

だがそこで他の人々と同じように考えてはいけない。


投資家的に生きるために絶対に必要なのは、「真実」に気づく「ニュースの裏を読む力」である。

新聞などで何かしらの情報を見たときに、「この会社はこれから伸びそうだな」と感じたら、自分と同じことを考える人間が世の中に数万人から数十万人はいると思ったほうがいい。


基本的に新聞には、誰かが「アナウンスしてほしい情報」だけが載っている。

誰か声の大きな人間が、世間を自ら望む方向に誘導するために流している情報だと考えるべきなのだ。

真に価値のある情報というのは、みんなが知った瞬間に、その価値がなくなってしまう。

つまり、本当に儲け話につながる話は、いっさい新聞には載っていないのである。

『僕は君たちに武器を配りたい』講談社



これは、これから社会に旅立つ若者に向けてかかれたメッセージだが、実は新たな事業を立ちあげる上でもこれとまったく同じことが言える。

今がブームの商品や商売に手を出したら、失敗する確率は著しく高い。

ブームというのは一時的な頂点のことだから、その後は下がるばかりだからだ。

まだ儲かるからと多くの企業が参入したら、後発の小さな会社にまず勝ち目はない。


これから新規事業を興すなら、多くの人がまだ気づいていないニッチな分野(すきま産業)に参入したほうが成功率は高い。

あるいは、今は見捨てられてしまった分野でも、何か別のものと組み合わせたり、全く違う業種の視点でみたら、再び成長する事業となるかもしれない。


新聞やマスコミで流されている情報は、目立つ情報だ。

ブームなどはその最たるもので、新聞ネタになりやすい。

しかし、本当に価値ある情報や、儲け話につながる情報は、新聞などに載らない目立たないところにある。


事業の盛衰を見極めるには、投資家的な視点で見る必要がある。





No.172 12/10/23 09:32
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【これから伸びる産業はどこか】№1154


瀧本哲史氏の心に響く言葉より…


就職希望者に「これから伸びる産業はどこでしょうか」とよく聞かれるが、それがはっきりわかれば投資家は誰も苦労しない。

ただし明確に言えるのは、すでに多くの人に注目されてしまっている分野には行かないほうがいいだろう、ということだ。

たとえば昨今の原発事故の影響で、にわかに太陽光や風力発電などの自然エネルギー事業に注目が集まっている。

しかしそれらの事業を行なっている会社に今から飛び込んだとしても、すでに多くの会社が参入しているため「うまみ」を得るのは難しい。


就職先を考えるうえでのポイントは、「業界全体で何万人の雇用が生み出されるか」という大きな視点で考えるのではなくて、「今はニッチな市場だが、現時点で自分が飛び込めば、数年後に10倍か20倍の規模になっているかもしれない」というミクロな視点で考えることだ。

まだ世間の人が気づいていないその市場にいち早く気づくことなのだ。


過去の事例でいえば、中学受験の塾市場がそれにあたった。

今のように中学受験が過熱する前は、栄光ゼミナールのような現在最大手の塾も、埼玉県にある小さな学習塾にすぎなかった。

しかし同塾は、子どもの人口増加と中学受験の過熱という2つの波にうまく乗り、次々に各地域に進出し、上場するまでの成長を遂げた。

2011年現在では、中学受験を専門とする学習塾というのはすでに飽和状態にあるが、少し前は「宝が埋まっている山」だったのだ。


日本の景気全体が良くなり、この国で生きているだけで幸せになれる、という時代は残念ながらもうこない。

特定の産業があるタイミングで大きくなり、そこで働いていた人が一時的に潤(うるお)うが、そこにあとからやってきた人は報われない、という状況が繰り返されるだけだ。


これからの就職や転職を考える人は、マクロな視点を持ちつつ、「これから伸びていき」「多くの人が気づいていない」ニッチな市場に身を投じることが必要なのだ。

つまり就職においても「投資家的視点」を持っているかどうかが成否を左右するのである。


投資家的視点とは、たとえば「メディアの情報をそのまま信用するな」ということだ。

世の中の人々が、話題となっている会社や商品、サービス、世の中のトレンドについてどう思っているのか。



No.171 12/10/21 12:02
ストロベリー ( bAF01 )

【ポジティブに生きる】№1151


アメリカ心理学会会長、マーティン・セリグマン氏の心に響く言葉より…


ミルウォーキーにある、ノートルダム教育修道女会の修練院180人のシスターの、幸福と長寿との関連を調査した結果がある。

修道女たちは、世間から隔離され、毎日決まりきった生活を送っている。

彼女たちは毎日、ほとんど変わらない味気ない食事をし、酒も飲まずタバコも吸わない。

経済上も社会上も同じ階級に属し、同じ医療機関を利用する。


このように生活環境はほぼ等しいにもかかわらず、修道女の寿命や健康状態には大きな違いがみられた。

180人の修道女全員が見習い時代に書いたものを注意深く読んでいくと、そこには注目に値する相違点があった。

ある修道女は、「とても幸せ」や「心からうれしい」というポジティブな感情をあらわす言葉を使っているが、別の修道女はこうした言葉をまったく使っていない。

また、修道女たちのポジティブな感情量を調査したところ、最も快活なグループではその90%が85歳になっても生存していたのに対し、最も快活でないグループでは34%しか生存していなかった。


では、ポジティブな性格の人は、本当に長生きなのだろうか。

この調査では、不幸の表現度、将来への期待度、信心深さ、略歴内容の知的レベルや複雑さといった要因が検証されたが、いずれも寿命との関連性は見られなかった。

寿命の違いをもたらしたものは、それぞれが記した略歴にあらわされているポジティブな感情量の違いだけだった。

すなわち、「幸福な修道女」=「長生きをする修道女」ということになる。

『世界でひとつだけの幸せ』アスペクロ



マーティン・セリグマン氏は、「楽観的で前向きな人は、幸せで、長生きで、成功する!」と言う。

物事を、楽観的に考えるのか、悲観的に考えるのかで、生き方は180度違ってくる。


例えば、「道で転んでケガをした。今日はツイてない」とボヤく人もいれば、反対に「この程度で済んでよかった」と感謝する人もいる。

事実は一つだが、物事の見方には常に両面がある。


『世の中には幸福も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ』(シェークスピア) 

楽観的であるか、悲観的であるかは、考え方のクセのようなものだ。


ポジティブで長生きするのか、ネガティブで短命で終わるのか…

常に、明るく、ポジティブに生きたい。


No.170 12/10/21 11:47
ストロベリー ( bAF01 )

出典「3つの真実」野口嘉則著ビジネス社より

ある秀才の男の子がいた。


彼は成績がいいことばかりを褒められて育った。


つまりHavingばかり褒められて育ったのだ。


その結果、彼は


「いい成績を取らなければ自分には価値がない。

他人から評価されなければ自分には価値がない」

と思うようになった。


彼は大人になった今も、

人から評価されなければ安心できない。


そして出世競争に時間と労力を捧げるようになり、

自分の人生を楽しむことができなくなった。



ある女の子は、母親から


「積極的であってほしい。

社交的であってほしい。

友だちをたくさん作ってほしい」

と期待されて育った。


しかし実際は内気な性格で、

友だち付き合いが苦手だった。


一人か二人の、よほど気の合う子としか遊ばなかったし、

しかも自分から遊びに誘うことはなかった。


なによりも、本を読むのが好きだった。


そんなわが子を見て母親は、


『あなたは、どうして積極的でないの?

どうして友だちと遊ばないの?』


と、いつもため息をついた。


つまり「友だちと遊ぼうとしない」という、

その子のDoingを嘆いたのだった。


その結果、その子は

「そのままの自分ではダメだ」

と、思うようになって、自信を失っていった。


ところが、その子が高校生のとき、

その子の母親の心が変わった。


その子の存在をそのまま受け入れるようになった。


『どんなときのあなたも愛しているよ。


あなたがいてくれることが

お母さんの幸せなのよ』


というメッセージがその子に伝わり、

その子の自尊心は満たされていった。



その子は自分らしさを愛せるようになり、

大人になって小説を書くようになり、

今は小説家としての人生も楽しんでいる。


子どもの自尊心は、

いい成績を取って褒められたときに満たされるのではない。


悪い成績をとっても抱きしめられたときに満たされる。


『君はそのままで素晴らしい存在なんだ』

と、そのままの自分を受け入れられたときに

自尊心は満たされる。


自分のDoingでもHavingでもなく、

自分のBeingを

そのまま無条件に受け入れられたときに、

その子の自尊心は満たされる。



われわれの最大の価値は、


取った行動や出した結果にあるのでは

No.169 12/10/21 11:33
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【どうやったら、面白くなるんだろう】№1152



坂口孝則氏の心に響く言葉より…


笑い話がある。

「野球選手がエラーをしないためにはどうすればいいか」。

答え「試合に出ない」。


このように、「ない」と否定形を使う答えは使用しない。

それは答えになりえないからだ。

たとえば、「仕事がつまらない、どうしよう、どうしよう」と悩んだとき、「こんなくだらないことがある」「あの上司も最低だ」「自分の仕事を評価してもらえない」と次々と不平不満が頭のなかを巡りだす。

そのときに、どうせ何をやったってダメだからと、「仕事をしない」ことを答えにしてはいけない。


「なぜこんなに仕事はつまらないだろう」という質問から、すべて「どうやったら、仕事が面白くなるんだろう」と変換するのだ。

これはささいなことに思うかもしれないけれど、非常に大切な転換だ。


また、「ダメだ、ダメだ。どうしようもない」と考えてしまい、ある種の不安にさいなまれることがある。

私は、この絶望や不安というものを否定したくない。


必要なのは、そのような感情が浮かぶことを肯定したうえで、「ダメでも、絶望的でも、どうしようもなくてもいいから、何かすべきことはないかなあ」と問うことだ。

もちろん状況は一変しないかもしれない。

諦観をもったうえで、ただそれでもなお、現状を静かに見つめ未来への思索を考える。

『モチベーションで仕事はできない』KKベストセラーズ


質問の仕方は大事だ。

ネガティブな質問をすれば、ネガティブな答えが返ってくる。

逆に、ピンチを乗り越えたり、心を軽くするポジティブな質問もある。


「この状態で感謝できることは?」(ピンチをチャンスに変える51の質問)より

どんな最悪な状態になっても、感謝できることを見つけることはとても大事だ。

片足を骨折したと嘆くより、片足以外は全部無事だったことに感謝する、という姿勢だ。


「どうやったら、仕事が面白くなるんだろう」

「今がどんなに絶望的でも、何かすべきことはないだろうか」


未来につながるポジティブな質問は、心が晴れ明るくなる。






No.168 12/10/21 11:26
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用


【自分との約束を果たす秘訣】

「どやさん、自分で作った計画は自分との約束ですよね。
その自分との約束をきちんと果たすためには何か秘訣がありますか?」


「そうやねんなぁ、人間は他人との約束は結構守るんだけど、自分との約束はなかなか守り続けることができないねんな
これができると、成績もグングンあがるはずや。

ひとつだけ、秘訣があるねん。

それは、「例外を作らないこと」
これだけや。

計画が続かない原因は、自分に甘いことやねん。

「今日は、体育祭の準備で疲れたから、いいやろ」
「今日は、あまり寝ていないから、明日にしよう」

自分との約束を粉砕してしまう悪魔の声が心の中から聞こえてくる。
その声に従うか、
それとも「何をぬかしとんねん、やらなあかんねん!」と、自分自身を叱咤激励して、頑張るか、ここが勝負やねん。

「例外を作らないこと」
「やると決めたことは、きちんとやってから寝る」

悪魔の声に乗るか、乗らないか
ここで勇気を振り絞る、ここで自分で決めたことを思い出す
すると、我勝道が体現できるわけやな。

我勝道を体現した先輩は皆合格していった。

さぁ、後に続こう!

今日も、人生最高の一日にするべく、熱く熱く熱くやるしかないよね。

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)


No.167 12/10/21 11:20
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用


The true measure of a man is how he treats someone who can do him absolutely no good.
人間の真の度量は、自分のために全然なってくれない人をどう扱うかで決まる


人が生まれてきた目的は、自分の心、魂を磨くこと。
自分の心、魂を磨いた先の境地は、自他同然。

自他同然=自分のことと同じように、他の人のことを考えてあげられること。


人間は、自分の心、魂を人間関係の中で学ぶことになっている。

だから、今の自分の心の成長に欠かせない人を神様は配剤してくださっている。
その欠かせない人が、きつい人かもしれないし、優しい人かもしれないし、人生を導いてくれる人かもしれない。

人間が一番成長するのは、きつい経験をした後だ。
人生できつい経験は、三つと言われている
病気
倒産
借金
これを乗り越えると、人間として大きく成長できるそうだ。

人間は、自分の心の成長に欠かせない人たちのおかげで、成長できるようになっている。

としたら、キツくあたってくれる人が近くにいる人は、大きな成長を約束されている人かもしれない。

そして、行き着く先は、太陽のような人
誰彼別け隔てなく、自分のことのように、他の人に接することが出来る人
自他同然は、神様の境地、
まずは、親身、親のような気持ちで相手に接することを目指してみよう。
親の身になって、相手に接するのだ。
すると、相手は自分を好きになってくれる
人から好かれる人は、自分の思いが叶いやすくなる。
そして、目指すは、「また会いたいなぁ」と思って貰える人になること

今夜もそんな人を目指して、勉強三昧だ!

今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!
 
今日が今までの人生で最高の一日になるように、寝るまで努力を惜しまないこと!



No.166 12/10/19 12:59
ストロベリー ( bAF01 )

本当は、望まない役はさっさと止めればいいだけの話なのだ。

「人生という劇場では、自分で役を選べる」

嫌な役はさっさと止め、明るくて前向きな役を選びたい。





人の心に灯をともすより引用しました。





No.165 12/10/19 12:58
ストロベリー ( bAF01 )

【人生という劇場では、自分で役を選べる】№1150


川北義則氏の心に響く言葉より…


囚人服を着せられて独房で一週間過ごせば、どんな人間も囚人らしくなってくるということが、有名な心理学の実験で確かめられている。

その実験は、学生を集め、囚人役と看守役に分けて、本物と違わない環境と状況を設定して行われた。

日当が支払われることもあって、最初はみんなおもしろがっていたらしいが、実験はわずか6日で打ち切られた。

あまりにも影響力が大きかったからだ。

実験であることがわかっているのに、囚人役の学生は囚人らしく変貌し、看守役も恐ろしいくらい看守らしくなってしまったのだ。


また、日常生活ではどうなのか。

いじめられっぱなしの人間が、いつまでたってもそのままなのは、その役にはまってしまったからではないのか。

たぶん、いじめる側にもそれは言えるだろう。


同じことは人間関係のすべてに当てはまるに違いない。

よいことにも悪いことにも…。

シェークスピアが言っているように、「人生は演劇であり、人はみんな役者」なのだ。



しかし、自分が望まない役はあんまり演じないようにしたほうがいい。

フリのつもりでいても、気づかないうちに本物になってしまう危険性大だからだ。


昔、俳優の森繁久彌さんがこんな意味のことを語っていたことがある。

「乞食の役をするために、乞食の格好をしてデパートに入っていったら、みんなからじろじろ見られ、イヤがられた。

そのうち自分は本当に乞食になったような気持ちがしてきた」


もしかすると、知らないうちに囚人役を演じさせられているかもしれないではないか。


そうとわかったら、さっさと役柄を変える努力をしよう。

そうしないと、一生そこから出られなくなる。

『人間関係のしきたり』PHP新書



人は、誰でも、立場によって様々な役割を演じている。

波風を立てないようにと、犠牲者や、我慢する役を演じるときもある。


しかし、犠牲者や我慢する役を演じ続けると、それに慣れてしまう。

こんなにいじめられているのに、「私ってなんて我慢強いんだろう」、「こんなことに絶対負けるもんか」とか、思ってしまう。

犠牲者などという、囚人の役は演じなくていいのにも関わらず…


加害者や迫害者の役も同じだ。

暴力的で、居丈高な迫害者になる人は、その役に酔いやすい。


No.164 12/10/18 08:40
ストロベリー ( bAF01 )

あの日・あの時 10 月18日

72年

北陸自動車道金沢西~小松間が開通。



67年

ミニの女王、ツィッギーが来日。



41年

東条英機内閣が成立。



31年

アメリカの物理学者・発明家トーマス・エジソン没(1847.2.11~1931.10.18)生涯に1000件を越える特許をとった。



1881年

日本初の政党・自由党が結成大会、29日に板垣退助を総理に選出。


昔の100円札に描かれていたけど、知っている人はほとんどいないだろうなぁ…。



◇THE 雑学


歴代内閣総理大臣

1 伊藤博文
2 黒田清隆
3 山縣有朋
4 松方正義
5 伊藤博文
6 松方正義
7 伊藤博文
8 大隈重信
9 山縣有朋
10 伊藤博文
11 桂太郎
12 西園寺公望
13 桂太郎
14 西園寺公望
15 桂太郎
16 山本權兵衞
17 大隈重信
18 寺内正毅
19 原敬
20 高橋是清
21 加藤友三郎
22 山本權兵衞
23 清浦奎吾
24 加藤高明
25 若槻禮次郎
26 田中義一
27 濱口雄幸
28 若槻禮次郎
29 犬養毅
30 齋藤實
31 岡田啓介
32 廣田弘毅
33 林銑十郎
34 近衞文麿
35 平沼騏一郎
36 阿部信行
37 米内光政
38 近衞文麿
39 近衞文麿
40 東條英機
41 小磯國昭
42 鈴木貫太郎
43 東久邇宮稔彦王
44 幣原喜重郎
45 吉田茂
46 片山哲
47 芦田均
48 吉田茂
49 吉田茂
50 吉田茂
51 吉田茂
52 鳩山一郎
53 鳩山一郎
54 鳩山一郎
55 石橋湛山
56 岸信介
57 岸信介
58 池田勇人
59 池田勇人
60 池田勇人
61 佐藤榮作
62 佐藤榮作
63 佐藤榮作
64 田中角榮
65 田中角榮
66 三木武夫
67 福田赳夫
68 大平正芳
69 大平正芳
70 鈴木善幸
71 中曾根康弘
72 中曾根康弘
73 中曾根康弘
74 竹下登
75 宇野宗佑
76 海部俊樹
77 海部俊樹
78 宮澤喜一
79 細川護熙
80 羽田孜
81 村山富市
82 橋本龍太郎
83 橋本龍太郎
84 小渕恵三
85 森喜朗
86 森喜朗
87 小泉純一郎
88 小泉純一郎
89 小泉純一郎
90 安倍晋三
91 福田康夫
92 麻生太郎
93 鳩山由紀夫
94 管直人
95 野田佳彦

No.163 12/10/18 08:31
ストロベリー ( bAF01 )

「魂が震える話」より引用

あの西郷隆盛さんに、


「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困りもす。


そういう始末に困る人物でなければ、艱難を共にして、国家の大業は為せぬということでございます」


と言わせた、


山岡鉄舟さんのお話です。

_______


鉄舟の剣道場には「鉄門の三狂」と呼ばれる三人の弟子がいた。


その筆頭が村上だ。


師に引けを取らない巨漢で、剣はすご腕。


だが酒乱で、著しく短慮な男だった。


「三狂」のほかのふたりも似たり寄ったりで、もめごとを起こしては、そのたびに鉄舟が尻拭いをした。


それでも鉄舟は彼らを、けっして見限らず、暮らしが立ち行くように計らい続けた。


自分に厳しい者は、いきおい他人にも厳しいものだが、鉄舟はこんな言葉を残している。


「放っておいても間違いのない者は、なにもこっちから進んで面倒みてやる必要がない。


始末におえぬやつをたたき直したり、厄介者の面倒をみてやるのが、ほんとの世話だ」

_______

「男の生き方」

「歴史読本」編集部 編

新人物文庫より

_______


そんな人物だからこそ、


明治天皇から清水の次郎長にいたるまで、幅広く信頼されていたのでしょう。


男が男に惚れる生き方、


かっこいいですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「人には、秀でた所もあれば、劣った所もある。


一概に、人を捨てたり、人を笑ったりできない」


by 山岡鉄舟(政治家、思想家)



No.162 12/10/18 08:10
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用
【真価が問われるとき】№1149


明治大学教授の諸富祥彦氏の心に響く言葉より…


オーストリアの精神科医、ヴィクトール・フランクルがナチスによってアウシュビッツ収容所に囚われていたとき、目の当たりにしたのは、飢餓状態で他人のパンを奪い取る人もたしかにいた一方で、極度の飢餓状態の中にあって、それでも自分のパンを半分、ほかの囚人に分けてあげる囚人もいたというのです。

死と紙一重の状態に追い込まれてもなお、たえず他人をいたわり、聖人のように振る舞っている気高い精神をもつ人々をフランクルは目の当たりにしたのです。

フランクルはこういいます。

「人間の気高い精神はいかなる極限状態に陥っても失われることはない」のだと。


彼らはなぜ、気高い精神を保ちえたのでしょうか?

それは、死をも目前にした極限状況であったからこそ、そこで、どう振る舞うかによって、自分という人間の真価が問われていることを、彼らは直感的に知っていたからではないでしょうか。


いわゆる「極悪人」とみなされている人でも、死の直前には、人間の精神の輝きをかいまみせることがあるのです。

たとえば、暴君と呼ばれ、比叡山を焼き討ちにし僧侶を大量虐殺するなどの行為をくり返してきた織田信長。

信長は本能寺明智光秀の謀反に遭ったとき、侍女を部屋に集め、こういったというのです。


「光秀はワシと違って根はものすごくやさしい人間だ。

罪もない女・子どもを殺したりはしない。

だから、ワシのことなどかまわず、さっさと逃げろ」


また、小姓に対しても、こう語ったといいます。

「おまえたちも降伏するなり逃げるなりするがいい。

光秀が狙っているのはワシのクビだけだ。

ワシにつきあっておまえたちまでいのちを落とすことはない」

『「運命の道」は見つけられる』



人は、極限状態に陥ったとき、隠れていたその人の本質が出る。

大震災の後、原発事故が起きたとき、官邸において、まわりに怒鳴り散らした政治家がいたという。


人間は、どんな状況においても、その一挙手一投足を、周りにしっかりと見られている。


たとえ、仕事の場であろうが、遊びの場であろうが、常に、その人の真価が問われていると言っていい。


パニックが起きたとき、そこで取り乱さず、しかもまわりに気配りできる人には、人間として崇高な気高さがある。




No.161 12/10/18 02:33
ストロベリー ( bAF01 )


宇宙からのメッセージより引用しました。





あなたは
どう生きたいですか?



あなたは
なにを大切にしたいですか?



あなたは
自分のどこが
好きですか?




あなたは
どう在りたいですか?



あなたに名前を
つけるなら

どんな名前をつけますか?


大人になって
人にどう貢献することができるか

で 考えてみてください


やさしく癒す人 ですか?

道を導く人 ですか?

話を聞く人 ですか?

美味しい料理を創る人
ですか?



それらを深く考えてみてください





あなたが
あなたを
深く愛するために


真剣に


考えてみてください




あなたは
あなたを
大好きになってほしい



だれかが

あなたを愛していても

あなたが

あなたを
愛さなければ



幸せは
続かないのです



だれかが
あなたを認めてくれても


あなたが
あなたを認めて
受け入れなければ


苦しいきもちは
なくなりません



あなたが
あなたを
たくさん愛してね




No.160 12/10/17 15:50
ストロベリー ( bAF01 )


続き…

怒ったり、八つ当たりしたり、ヒステリーになったりするのは、わがままで聞き分けのない子供の振る舞い。

真の大人は、セルフコントロール力があり、精神的に自律している人。


がっかりしたときや、苦境に陥ったときには、その人の本性が出やすい。

「がっかりしたときの振る舞いで品格が量られる」

がっかりすればするほど、逆に、感謝の気持ちで接したい。




No.159 12/10/17 15:49
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともすより引用しました。
【がっかりしたときの振る舞い】№1148


山崎武也氏の心に響く言葉より…


イギリスのヘッドハンティング会社の依頼を受けて、その日本での活動を手伝っていたことがある。

スムーズに一件落着となる場合もあれば、紆余曲折を経ても失敗といったほうがよい結果になった場合もあった。


だが、後味の悪い思いをしたケースもある。

外国企業の日本支社長に日本の省庁の高官だった人を推していたときだ。

高慢なところが言動の端々に見られたので、ちょっと辟易しながらの作業をしていた。

だが、経験と能力は十分であったので、本社の幹部が当人と食事をしながら面接をするという最終段階にまで漕ぎ着けた。

だが、その結果はノーであった。

そのうぬぼれが強くて高慢な性格が理由だ。


残念な結果になった旨を当人に伝えると、激怒した。

罵詈雑言を浴びせられた。


企業がいったん採用しないと決めたら、それを覆すのは、まずは不可能である。

当人としてはあきらめ切れない気持ちがあるのは理解できるが、その感情を人にぶつけても、結果を変えることはできない。

大の大人であれば、その点はよくわかっているはずだ。


望みどおりの結果にならなかったからといって、人を脅すにも似た捨て台詞(ぜりふ)をいってみたり、土下座せんばかりの懇願を試みたりしても、何一つよくなることはない。

ただ見苦しさを露呈するだけで、自分の品格を下げる結果になる。

即座に諦めて引き下がるのが、賢明な人のすることである。

さらに、その段階にまで行き着くのに努力してくれた人に対して、感謝の一言でも述べておけば、その冷静さといさぎよさが相手にさわやかな印象を与える。


未練がましさには、前向きの姿勢が見えない。

未練は残るものだが、それは自分の心の中にだけ留めておく。

少なくとも表向きには、すぐに捨てるのだ。


中に残った未練の気持ちが強かったら、そのエネルギーを「昇華」させてプラスの方向へ向けていく。

無用、といういようりもマイナスの長物にもなりかねないエネルギーをプラスに転換していくのだ。

がっかりしたときの振る舞いで品格が量られる。

【人生は負けたほうが勝っている】幻冬舎新書


自分の思い通りいかなかったとき、どんな態度をとるかで、その人の品性がわかる。

品性とは、大人の振る舞いができるかどうかだ。


No.158 12/10/17 15:40
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用しました。


【「れ」と「ら」の違い】

例えば、キミがどや君に、「このノート、明日までに写しておいて」と頼んだとする。

翌日、どや君が
「あっ、ごめん。やろうと思ったんだけど、昨日は文化祭で大活躍していて、すっかり忘れたんだよ」
と言い訳したら、キミは怒り心頭のはずだ。

それが、自分との約束の時には、どや君に怒ったと同じ怒り心頭するだろうか?

計画を立てたとする。その段階では、「よし、絶対にやり遂げるぞ!」とやる気になっていたのに、何かの事情で、やっていなかったら、どや君がやっていない時と同じように、怒り心頭するだろうか?

そんな時にこう言うんだ。
「やれませんでした」

何かの事情があって、「やれなかった」と言う。

しかし、実態は、「やれなかった」のではなく、「やらなかった」のだ。

やらなければいけないとわかっていながら、しなかったのだ
それを「やらなかった」という。

決して「やれなかった」のではない、「やらなかった」のだ。

自分に言い訳を許してはならない。
他人の三倍自分に厳しくて、ちょうどいいくらいなのだ。


他人との約束には、厳しいが、
自分との約束には、甘いのが、人間の常なのだ。

そして、他人には、評価が厳しいが、自分には、評価が甘い、
これも人間の常なのだ。


「春風秋霜」
他の人には春の風のようにやさしく温かく、自分と対峙する時は秋の霜のように厳しく

いいね、今日も人生最高の一日のために、自分にトコトン厳しく、熱く熱く熱く生き切ろう。

それが成長への王道なのだ。

今日も王道をぶっ飛ばすぜ!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

No.157 12/10/16 12:59
ストロベリー ( bAF01 )

その時、「あぁ、泣いてもいいんだ」と思った。


涙が出てきた。


止まらなかった。


母さんごめんな。


そしてありがとう。


生まれてくる娘の名前には、あなたから一文字頂きます。


あなたに返せなかった愛情を、

そのぶんこの子に与えられるように。


そして、あなたの優しさや強さをこの子に伝えるために。



No.156 12/10/16 12:58
ストロベリー ( bAF01 )


100人の1歩より引用しました。




今年、母が亡くなった。


遅い反抗期だったと思う。


中学生まで親に逆らわず良い子だった俺が、高校生になり急に親に反抗するようになった。


母親には罵声を浴びせ、家に帰らない日々が続いた。


高校卒業と同時に家出同然に実家を出た。


最初のうちはそれでも住所くらいは伝えていたが、住所を何度か変えるうち

いつの間にか両親との連絡は一切途絶えてしまっていた。


唯一電話番号を教えていた(それでも一切連絡のなかった)弟から電話が来たのは、

俺の彼女のお腹に子供がいることが判明した今年2月の事だった。


母が倒れたと言う。


両親に対する反抗心はもうなかったが、いまさら帰るのは正直億劫だった。


母が深刻な状態などとは思ってもいなかった。


それでも行く気になったのは、彼女を紹介しようと考えたからだ。



母親が亡くなったのは、翌日俺たちが高速道路を走っている頃だったらしい。


久しぶりに会った親父はひどく小さな背中をしていた。


相変わらずの無骨な声で、「よう」だか「おう」だか一言発しただけだった。


母は俺の記憶とは全く違う老いた顔で、それでも安らかな表情で眠っていた。

涙は出なかった。


葬儀も終わって一週間位たった頃、親父から俺宛にひとつの段ボール箱が届いた。


中身は父の無骨な字で書かれた「母さんの形見だ」というメッセージと大量の手紙、

そして、ひとつの指輪だった。


百通以上はあろうかという手紙は、すべて母が俺に宛てて書いたもので、

俺が家を出た頃から書いていたらしい。


母らしい丁寧な字で、

ひたすら俺のことを心配する、そして自分の不甲斐なさを俺に詫びる内容だった。


それらの手紙は、親父らしからぬ几帳面さできちんと順番に梱包されていた。


同封されていた指輪にも一通の手紙が添えられていた。


「この指輪は、私のお母さん、つまりあなたのおばあちゃんの形見です。


私が結婚するときにもらったものです。


あなたにいい人ができたら

この指輪をプレゼントしてあげてください。


私の両親や私たちのように

幸せな家庭を築いてください。」


俺は指輪と手紙を彼女に渡して、黙って寝室に行った。


しばらくして彼女が真っ暗な部屋に入ってきて、

俺の背中に背中を合わせて座った。


すすり泣いていた。


No.155 12/10/16 12:45
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より引用しました。


【ナギサのなりたい職業】

以前、塾生に「自分のなりたい職業」について作文を書いてもらったことがある。
中1の女の子で、ナギサの書いた作文には驚いた。
ナギサは、「街のテイッシュ配りのお姉さんになりたい」と書いていたのだ。

予想外の答えだったので、ナギサにどうしてティッシュ配りのお姉さんになりたいのか聞いてみた。

「私、毎日駅を通って学校に行くんやけど、その駅で毎朝ティッシュを配っているお姉さんがいるねんね。そのお姉さんが一人一人に元気な声で『おはようございます!』と声を掛けてティッシュを配っててな。そのお姉さんの声はな、私も元気に頑張ろうって思ってしまう不思議な声やねん。そして、そのお姉さん、いつも笑顔で、私にも優しくティッシュをくれて、「いってらっしゃい」って言ってくれるんや。あの声が嬉しいねん」


それを聞いて、ナギサにそのお姉さんにお礼の手紙を書くように言った。
その手紙をナギサは勇気を出して、ティッシュ配りのお姉さんに渡した。
後日、ナギサが「返事をもらった!」と嬉しそうに、手紙を持ってきてくれた。

「ナギサちゃん、お手紙ありがとう。
ティッシュ配りをしていてお礼を言われたのは初めてでびっくりしました。
でも、ほんと嬉しかったです。

毎朝駅でティッシュを配っているのですが、朝はみんな忙しいので無口な人が多いのです。少しでもみんなに機嫌よく仕事や学校に行ってほしかったので、大きな声で「おはようございます」を伝えていました。

私の姿を見て、ナギサちゃんがティッシュ配りのお姉さんになりたいと思ったという手紙を読み、泣いてしまいました。

こんな仕事と・・・思っていましたが、これからはナギサちゃんを始め、もっとたくさんの人に「おはようございます」と伝えるために私も頑張ります。

ナギサちゃん、ありがとう」

と書かれてあった。


つまらない仕事、つまらない勉強はない。
やる人が、つまらなくしているだけ。

今日をつまらない一日にするか、人生最高の一日にするかは、キミ次第だ。

せっかく迎えた一生に一度だけの今日という日。
だったら、当然、熱く熱く熱く生き切って、人生最高の一日を過ごすのだ。

さぁさぁ、いくよ!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜

No.154 12/10/16 11:43
ストロベリー ( bAF01 )

人の心に灯をともす 1147 緊張してきたらを引用しました。



【緊張してきたら】№1147


松岡修造氏の心に響く言葉より…


緊張するのは、自分自身が本気になっている証拠です。

僕自身、テレビ番組や講演会など人前で話すときは、今でもかなり緊張しています。

手が氷のように冷たくなり、心臓の鼓動が聞こえるときもあります。


でも、緊張している状態は嫌いではありません。

極度に緊張するのは、「この思いをしっかり伝えたい」「この試合は絶対に勝ちたい」、そんな気持ちが強いからです。

なんとなく中途半端だったら、緊張しないはずです。


それだけ自分が本気になっている証ですから、「緊張してきた。どうしよう」と不安を覚えてはいけません。

逆に『緊張してきた。よっしゃあ!!』というぐらい、自分を応援したり、喜んじゃいましょう。


人前で緊張するのは、人間の自然な反応です。

特異な反応ではありません。

これっぽちも恥ずかしくないですよ。


自分の本気を真っ直ぐぶつけるぐらいの気持ちで目の前のことに取り組んでください。

そういうシーンを乗り越えると人は強くなります。

思わず逃げ出したくなるような緊張感がなくなったら、成長するモチベーションもなくなってしまいます。

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』アスコム



有名なスポーツ選手でも俳優でも、大きな試合や舞台の前では緊張するという。

だから、一般の人が、大勢の人の前でスピーチすることにでもなったら、緊張するのは当たり前だ。


緊張するときは、結婚式などでのスピーチ、発表会や演奏会、入社試験や面接、仕事のプレゼン、初対面の人や有名な人と会うときなどだ。

つまり、自分が、本気になったり、真剣になったりしたとき。

心臓がドキドキしたり、上手く話せなくなったり、頭の中が真っ白になったりする。


しかし、本人が思うほど、まわりは気にしていないものだ。


「緊張してきた。よっしゃあ!!」

赤っ恥かいても、失敗してもいい、という気持ちで、その緊張感を楽しみたい。




No.153 12/10/16 11:33
ストロベリー ( bAF01 )



我勝道と凡事徹底より引用しました。




【限界は自分が作っている】

お年寄りへのアンケート結果がある。

「あなたの人生で後悔することは何ですか?」

の問いに、一番多かった答えが、

「もっとエキサイティングな人生を歩めば、より楽しめただろう」

だそうだ。

「よし!やろう!」という自分の第一歩を止めているのは、自分が心の中で作った恐怖であり、自分が心の中で作った壁だ。
自分で自分の限界を決めている。
リングにあがる前から、負けることを認めている。

ありもしない恐怖を感じ、ありもしない壁におびえているのは人生の損失でもある。

人間の能力なんて、そんなもんじゃないぞ。
自分の体を構成する60兆の細胞が、人生を楽しみたくてウズウズしているのだ。

物事の判断基準は、「ワクワクドキドキ」
人生、面白くなりそうだなぁ・・・
人生、楽しくなりそうだなぁ・・・
そう思ったら、即実行だ。

「人生は短い。退屈な人生なんかクソ食らえだ!」




No.152 12/10/14 12:01
ストロベリー ( bAF01 )

あの日・あの時 10 月14日より





2007年

東京神田の交通博物館が大宮に移転。鉄道博物館がオープン。



1992年

金丸信衆議院議員が東京佐川急便からの5億円違法献金疑惑で議員を辞職、政界を引退。



83年

日本初の試験管ベビーが東北大で誕生。



82年

韓国・ソウルにて統一協会が1万人参加の「集団結婚式」開催。日本からも3千組が参加。元歌手の桜田淳子もいました。



74年

長嶋茂雄が「巨人軍は永久に不滅です」の名ゼリフを残し引退。



58年

東京タワー完成。



1872年

新橋~横浜間の鉄道が開通。

本日は鉄道の日です。



No.151 12/10/14 00:11
ストロベリー ( bAF01 )



あの日・あの時 10 月13日より





94年

大江健三郎ノーベル文学賞受賞。


62年

世界バレーボール選手権大会で日紡貝塚女子チームが完全優勝。


1884年

ロンドン郊外のグリニッジ天文台を通る子午線を経度0度と定め、ここの時刻が世界の標準時として採用される。



No.150 12/10/14 00:10
ストロベリー ( bAF01 )

ほんとうは、人脈を作ろうと考えるのではなく、自分の中身を磨くことが先決。


「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」

魅力が高まれば高まるほど、自然と周りに人が集まってくる。




No.149 12/10/14 00:09
ストロベリー ( bAF01 )

【誰に知られているか】№1144


水野俊哉氏の心に響く言葉より…


人脈とは、「誰を知っているか」ではなく、「私は誰か」が大事である。

つまり、「誰に知られているか」や「誰を呼べるか」が真価となる。


「同じ勉強会に参加したことがある」とか「○○さんセミナーに参加したことがある」は知っていることにはなろうが、そこで安心しては意味がない。

相手が自分を知っていて、なおかつ「会いたい」と思われるようなレベルを目指すべきである。

そうなるためにはまず、「人脈以外のことへ使う時間が人脈を開拓する」ことを理解しなければいけない。


例えば週に5回、交流会に参加し、週末はセミナーやパーティー。

さらに平日の朝も勉強会に参加するなどすれば、月に1000人と名刺交換することも可能である。

しかし、そうした労力に対して得られるリターンは少ないだろう。

なぜなら自分自身の価値を高める時間が奪われているからだ。


例えば、昔週に8回合コンに参加している知人がいたが、そんな生活をしていても、まともな恋愛にたどり着くのは難しいだろう。

なにしろ毎日が合コンなのだから知り合った相手とデートする暇もないし、頭の中も色恋のことばかり。

毎日勉強会やセミナーに参加して、名刺交換やfacebookで友達リクエストばかりしていないで、会を厳選して参加した方が時間効率は良いのではないだろうか。

『「成功」のトリセツ』角川フォレスタ



「私は○○さんを知っている」と、よく、有名人の名前を挙げる人がいる。

「では、その人を紹介してください」、というと、たいていの人がシドロモドロとなり、「いつかまた」ということになってしまう。


「どこかで会ったことがある」、「名刺を交換したことがある」、といった類の、単なる「知り合い」の域を出ない人間関係だ。

しかもほとんどが、相手の有名人はその人のことを覚えていない。


本当の人脈とは、自分がその人を「呼ぶ事ができる」、「その場で電話ができる」、というような知り合いのことをいう。

誰かを呼べる人は、日頃からその人に「何かを与える」ことをしている人だ。

もらってばかりいる人が、相手に無理を言えるわけがない。


人脈を作ろうとして、色々な会に出入りする人は、すぐに忘れ去られる。

その人に、「また会いたい」と思わせる魅力がないからだ。







No.148 12/10/13 23:56
ストロベリー ( bAF01 )



あなたの知らない世界より




▽英国で液体窒素入りのカクテルを飲んだ18歳の少女が、腹痛と呼吸困難を訴え、その後胃を切除する緊急手術を受けていたことがわかった。
手術を受けたギャビー・スキャンロンさんは、英国ランカスターのワインバーで友人らと共に自らの18歳の誕生日を祝っていた。
そこで提供された、液体窒素を用いた「ニトロ・ジャガーマイスター」というカクテルを飲んだところ、激しい腹痛と呼吸困難が彼女を襲った。
液体窒素とは、気体の窒素をマイナス196℃以下の低温冷却により液体化したもの。
空気に触れると白い煙を出すことから、視覚的演出として料理やカクテルに用いられることがある。
正しく取り扱えば無害だが、液体の状態で摂取すると体内で気体に変わって膨張するため、胃が傷つくおそれがあるという。
ギャビーさんの胃には穴が空いており、命の危険があったことから搬送先の病院で胃を全摘出する緊急手術が行われた。
重体ではあるが容体は落ち着いているとのことだ。
胃を切除してもそれまでと変わらない生活は可能だが、食事量や栄養には今後十分気を配らねばならないという。
ギャビーさんにとっては楽しいはずの祝いの席が、一転悲劇の夜となってしまった。
事件直後、バーはこのカクテルの販売を停止。
提供時に店側からしかるべき説明があったかなど、警察が現在捜査している。
英国の食品基準協会は、液体窒素は正しく取り扱えば危険はないとした上で、提供・摂取時にはその危険性を十分認識し慎重に扱うよう注意を喚起した。
日本でも液体窒素を用いた飲食物を提供するバーやレストランが増えているという。
飲食店はもちろんだが、消費者も正しい知識を持つことで更なる事故防止に繋がる。
液体窒素が完全に気化したのをしっかり確認してから口に入れよう。




No.147 12/10/12 07:51
ストロベリー ( bAF01 )


87年

マサチューセッツ工科大学の利根川進教授がノーベル賞を受賞。



78年

プロ野球の西武ライオンズ誕生。



55年

金田正一投手が1シ-ズン340奪三振の新記録。



1492年

コロンブスが新大陸発見。



No.146 12/10/12 07:42
ストロベリー ( bAF01 )


ある大学で社会学を学ぶ学生たちが、


ボルチモアのスラム街に住む少年200人を対象に、


ひとりひとりの家庭環境と生い立ちを調査しました。


そしてこの調査結果をもとに少年たちの将来性についてのレポートを作成しました。


するとどの学生も、これらの少年たちには何の将来も期待できないだろうと書いたのでした。


それから25年後のこと、


ある社会学の教授がこのときの調査結果を見つけ、当時の少年たちがその後どうなったか学生に調べさせました。


ところが、引っ越したり、死亡した20人を除いた180人のうち、


何と176人が弁護士や医者、またはビジネスマンとして人並み以上の成功をおさめていることがわかったのです。


教授はこの報告に大変驚くと共に、興味をそそられ、さらに詳しく調べることにしました。


幸い、調査対象になった人たちはまだその地域に住んでいたので、


教授は自らひとりひとりに会いに出かけ、こう質問したのです。


「あなたを成功に導いたものは何だったのですか?」


すると、誰もが感慨をこめて、ある先生の名前を挙げたのでした。


教授はまだ健在だというその女の先生にぜひ会いたいと思い、訪ねていきました。


そして、年はとっていても、しゃんとしたその先生に、こう尋ねたのです。


「スラム街からあんなに大勢の成功者が出るなんて驚きました。


あなたは、一体どんな魔法を使ったんです?」



その先生はパッと顔を輝かせ、

口元に微笑を浮かべると、こうこたえたのでした。



「とても簡単なことです。

私は生徒達を愛したのです」



~~~

出典

「心のチキンスープ」

ジャック キャンフィールド+マーク・ビクター ハンセン 著


No.145 12/10/12 07:29
ストロベリー ( bAF01 )

しかし、エリートコースをまっしぐらにきた人は、ちょっとした理不尽なことに、大きくストレスを感じることが多い。


長期間、同じメンバーで、宇宙という閉ざされた空間に滞在する、宇宙飛行士には逃げ場がない。

宇宙飛行士に必要な、「同じ釜の飯体験」とは、共同生活で、他者への共感や、「人に揉まれる」という人間関係を学ぶこと。

「理不尽体験」とは、不合理なことや理不尽なことに耐えられる情緒的余裕のことで、これがなければ、想定外のことに対処できなくなる、と松崎氏は言う。


人は、「情」という好き嫌いや、感性の力で動くのであり、論理や理屈で動くのではない。

人に揉まれ、理不尽な体験を通して、「情け」という、他人をいたわる気持や、思いやりの心を身につけたい。





No.144 12/10/12 07:29
ストロベリー ( bAF01 )

【理不尽体験】№1143


精神科医の松崎一葉氏の心に響く言葉より…


どんなに努力しても叶わないこと、自分でコントロールできないことに直面した時、私たちはどう対処したらいいのか?

努力すれば報われる(報酬が得られる)という形態を、「努力―報酬モデル」と呼ぶ。

努力―報酬モデルは、「頑張れば結果に繋がる」という極めて単純明快なシステムだ。


「一生懸命勉強すれば成績が上がる」

「練習すればできるようになる」

「頑張って働けば給料が増える」


人は、この努力―報酬モデルが成立しているうちはストレスをあまり感じない。

大変な努力をしても報酬が得られればストレスは最小限で済む。


ところが、このシンプルな努力―報酬モデルが崩れてしまうと、人は非常にストレスを感じることになる。

この単純明快な努力―報酬モデルが崩壊した時、人は心を病むことが多い。


世の中は、必ず優れたほうが勝つとは限らない。

いい企画が必ずコンペで勝てるわけではない。

何らかの力が働いて、明らかに勝っているほうが落とされる。

それは論理では割り切れない理不尽さだ。


私が子供の頃、まだ日本社会にはコミュニティが存在していて、地域の繋がりはとても密接だった。

そして、ガキ大将の兄貴的な保護の下に、時に厳しく躾(しつ)けられ、成長できた。


そういった地域や集団での関わりの中で、理不尽さをいっぱい経験した。

子供のころ群れて遊ぶと、とにかく人に揉まれる。

そいいった小学生の頃の年代を「ギャングエイジ」と言う。


宇宙飛行士に必要な資質、「同じ釜の飯体験」と「理不尽体験」を、ギャングエイジで得ることになるのだ。

理不尽なことをたくさん経験してきている人というのは、社会に出て、明らかに上手くいかないことがあっても「まあ、そんなもんだわな」と乗り越えることができる資質=『情けの力』を身につけている。

ギャングエイジの体験によって情緒的に理不尽さを享受できる『情けの力』が育つのだ。

『情けの力』幻冬舎



理不尽な体験は、小学校でできなくても、学校の運動部で経験できる。

たった1学年しか違わないのに、上級生に対する絶対服従や、下級生への理不尽な要求。


社会に出ても、運動部出身者が比較的に理不尽なことに耐えられるのは、この経験があるからだと言われる。





No.143 12/10/12 01:09
りんりん ( ♀ NqwIc )


いつも主さんのスレに感動しています。

男の方かな?

いつもありがとうございます☺

No.142 12/10/11 20:01
ストロベリー ( bAF01 )

お父さんがいないからお母さんとおばあちゃんの事を仕方なく書いたのに。


どうしてみんな泣いているのだろう?


「〇〇君・・・」


「はい・・・」


「先生は人の心が分からないダメな先生でした。


ゴメンなさい。


世の中には親御さんのいない子もいるのにね。


そういう子たちの事も頭になくてお父さんの事を書いてだなんて、


あなたの事も知らなかったとはいえ本当にごめんなさいっ!」


先生は顔を覆ったまま泣き崩れていた。


それがその日起こった出来事だった。


次の日からなぜかイジメられなくなった。


相変わらず口悪くからかったりはされたけど殴られる事はなくイジメのリーダー格の子に遊びに連れていってもらえるようになった。


先生はその後の家庭訪問でその日の出来事をおばあちゃんに話して謝っていた。


作文の事は僕は話もしていなかったので少し怒られたけど話を聞いた母も、


今は亡くなったばあちゃんもうれし泣きみたいなくちゃくちゃの顔で叱ってくれた。


僕も立派な、人に誇れるような仕事はしていないけど、


家族のおかげで一人前の大人の男にはなれたとは思う。

_______


人は、相手のことを100%知ると、


嫌いにはなれないといいます。


嫌な人、苦手な人、罪を犯してしまう人・・・


いろんな人がいますけど、


相手の育った環境や、相手に起きた過去の出来事などを知ると、


許せちゃったりしますよね♪


(勿論、犯罪は罪を償ってからですけど)


もし目の前に、みんなからいじめられてたり嫌われていたりする人がいたら、


一度話を聴いてみましょう♪



No.141 12/10/11 20:00
ストロベリー ( bAF01 )

「僕のお父さんはいません。


幼稚園の時に車にはねられて死んだからです。


だからお父さんと遊んだのもどこかへ行った事もあまりありません。


それにお父さんの事もあまりおぼえていないです。


写真があるのでみましたがおぼえていないです。


だからおばあちゃんとお母さんのことをかきます。


お母さんは昼間しごとにいってお父さんののかわりに働いています。


朝はやくから夜おそくまでいつも働いています。


いつもつかれたといってますが甘いおかしやたいやきを買ってきてくれるのでとてもだいすきです。


おばあちゃんはげんきで通学路のとちゅうまでいつもいっしょに歩いてきてくれます。


ごはんはみんなおばあちゃんが作ってくれてとてもおいしいです。


お母さんが働いているので父兄参観の時にはおばあちゃんが来てくれます。


みんなはおまえの母ちゃんババァなんだとからかってくるのではずかしったけど


でもとてもやさしいいいおばあちゃんです」


「だからお父さんがいなくても僕はあまりさびしくありません。


お母さんとおばあちゃんがいてくれるからです。


お母さんはお父さんがいなくて


ゴメンねと言ったりするので早く僕が大人になって仕事をして


うちの家族のお父さん代わりになってお母さんとおばあちゃんの生活を楽にしてあげたいと思います


だからおばあちゃんには長生きしてねといつもいっていて、


お母さんにはいつも肩をもんであげています。


二人とも泣いたりするのですこしこまるけど


そんなお母さんとおばあちゃんが僕は大好きです。」


一気に僕はしゃべった。


先生には死んだお父さんのことを書けばいいのにと言われると思ったし、


クラスの子達からはおまえお父さんがいないのか?


もしかして捨て子だったんじゃねえか?


とまたイジメられるのかなと思ったりしていた。


顔をあげる事もできなかった僕は救いを求めるように先生の顔を見てみた。


先生は立ったまま泣いていた・・・


先生だけではなかった。


他の子たちもみんな泣いていた。


僕が始めて好きになった初恋の子は机にうずくまって泣いていた。


イジメていた子たちもみんな泣いていた。


でも僕にはなぜみんな泣いているのか分からずにいた。


どうして?


No.140 12/10/11 20:00
ストロベリー ( bAF01 )



小学生の時僕はイジメられていた。


無視されたり叩かれたり・・・死にたいとは思わなかったけど学校に行くのはとても辛かった。


イジメをするのは一部のクラスメートだけだったけど他の子たちは自分もイジメられるのが怖くて、誰も助けてはくれなった。


ある日授業で「自分のお父さん」の事について作文を書く授業があった。


先生はなんでもいいんだよ。


遊びにいった事とかお父さんの仕事の事とかでいいと言っていた。


けど僕はなかなか書く事ができなかった。


クラスの子達はみんな楽しそうに書いている中、僕一人教室のなかでひとりぼっちだった。


結果から言うと作文は書いた。


書いたのだが「自分のお父さん」というテーマとは違う事を書いた。


あとで先生に怒られるかも・・・またこれがきっかけでイジメられるのかなと子供心にとても不安だった。


でもそれしか書けなかった。


作文は授業の終わりと同時に集められ先生は「じゃあ来週発表会をします。」と言った。


先生はそのまま教室を後にした。


その後は頭を叩かれてイジメられているふだんの僕がいた。


「じゃあ今日は発表会をしてもらいます。」


今日は作文の発表会の日。


先生が選んだ中から順に書いた本人に読んでいってもらいますと先生は言った。


「僕のお父さんは・・・」


「私のパパはよくおならをします。」


クラスの子たちのおもしろい文章にみんな笑ったり、お父さんの仕事に驚いたりしていた。


でも僕は全然聞いていなかった。


ただひたすら「僕の作文は選らばませんように」ただ祈って下を向いているだけだった。


発表会は順調に進みあと10分で授業も終わるところまで来ていた。


僕は少し安心していたのだがその期待は無駄だった。


「じゃあ最後に〇〇君に読んでもらいます」


頭の中は真っ白だった。


「あの、先生・・・僕はお父さんの事書いてないです。」


クラス中から非難の声が上がった。


バカじゃねえの?廊下に立ってろよオマエ


様々な声が飛び交ったが非難の意見はみんな一緒だった。


もうどこにも逃げられなかった。


「静かにしなさいっ!」


突然の大声に教室は静まり返った。


「先生はどうしても読んでもらいたいの。だからみんな聞いてください」


「さあ読んでください」


「ぼくのお父さん」


No.139 12/10/11 19:59
ストロベリー ( bAF01 )



【メールの差出人】



あんなに楽しかったのに、


あんなに元気だったのに、


なんでっ!


病院に行くと、細くなった妻が寝ているんだ。


起きている時は携帯でメールをしたりしていると、看護師さんが言ってたから、


ある時気になって、そのメールを見てみたらさ・・・


もう、その場にいられなくなる位涙が出てきて・・・


妻の携帯もって病室の外に向かったんだ。


妻の携帯のメールには、


こんなメールが届いてたんだ。


「必ず治るよ!私がついてる!」


「気合いだー!気合いだ-!気合いだー!」


「止まない雨はない。明けない夜はない。治らない病気もないんだ」


「大丈夫!きっと大丈夫!」


そんな励ましの言葉がいっぱい並んでて、


で、


その差出人は、


妻、本人だったんだ・・・


自分で自分にエール送って、


毎日毎日自分を勇気付けて、


正直俺、何やってんだ!って、自分が情けなくなって、


涙が溢れてきた。


もっと近くで、もっと俺が、もっと励まさなきゃいけないのに、


余命僅かの妻が、自分で自分を奮い立たせているのに、


そう思ったら泣けてきた・・・


次の日に、ありったけの応援メールを送ったらさ、


ニコニコ笑顔で携帯見せてきたんだ。


そのメールの言葉を待ち受けに設定したんだって、喜んでたなぁー・・・


亡くなる3日前に、妻から最後のメールが届いてさ、


その後、ほとんど意識が無くなっちゃって、


ちゃんとお礼も言えずに天国に行っちゃった。


その最後のメールには、こうあったんだ。


「私はまだあきらめてない!きっとよくなるから、またディズニーつれてって。


もうわがまま言わないから、神様お願い、私のからだを治して・・・


○○と一緒に過ごす一日一日が、


こんなに大切で幸せなものだったと、


今になってやっと気付いたよ。


はやく治して、また一緒にふざけ合いたいよ。


治るまで、ちょっとだけ待っててね」


最後の最後まであきらめてなかった妻のメールを見るたびに、


俺はいつも勇気がわいてくる。

_______


感動です。


あきらめない姿勢、


そして、自分で自分にエールを送る姿、


僕もこのお話を聞いて、勇気がわいてきました♪


最後の最後まであきらめないっ!



No.138 12/10/11 19:58
ストロベリー ( bAF01 )

マークの母親は、「先生、ありがとうございます。ご覧のとおり、マークはこれを宝物にしていたんです」と話した。


教え子たちがマークの両親と私のまわりに集まってきた。


チャックは、はずかしそうにほは笑み、こう言った。


「先生。僕、例のリストをまだ大事にとっているんですよ。机の一番上の引き出しに入れています」


ジョンの妻もその後をついで言った。


「私たちも結婚記念アルバムに入れています」


「私もやっばり持ってますよ、先生」とマリリンが続いた。


やがて、ビッキーがハンドバッグから財布を取り出すと、中からすっかり古びて擦り切れた紙が現われた。


それを見せながら、彼女は目を大きく見開きまばたきもしないで言った。


「私も肌身離さず持ち歩いています。あのリストは、みんなにとってそれだけ大事なものだったんです」


その言葉を聞いたときだった。


私はついにこらえきれなくなり、椅子に座り込んで泣き始めた。

死んだマークと、そのマークに二度と会うことのない友人たちのために、涙はとめどなく流れ続けた。



「こころのチキンスープ」

ヘレン.P.ムロスラ著






No.137 12/10/11 19:54
ストロベリー ( bAF01 )

「マーク・エクランドの家族から、昨日の夜、電話があったよ」


「本当? ずいぶん久しぷりね。最後に手紙をもらってから、もう何年にもなるわね。マークは元気にしてた?」


父は静かに言った。


「マークはね、ベトナムで戦死したそうだ。葬式は明日だそうだよ・・・・・ご両親がお前にも出席して欲しいって言ってたよ」


それを聞いた瞬間、時間が止まったように感じた。


四九四号線のどこを車で走っていたかさえ、今でもはっきり覚えている。


翌日の葬儀で初めて見る軍の棺には、あのマークが横たわっていた。


じっと目を閉じた彼の顔はとてもハンサムで凛々しかった。


その彼に向かって、私は心の中で叫んでいた。


「マーク、先生に何か言ってちょうだい。世界中の粘着テープを用意して、あなたが話してくれるのを待ってるから。お願い、昔みたいにおしゃべりをしてちょうだい」


教会はマークの友だちでいっばいだった。


チャックの妹が「戦死した兵士を天国へ送る歌」を歌った。


よりによって、この葬式の日に、どうして雨が降らなければならないのだろう?墓地では、さらにその思いが強まった。


牧師のお祈りに続き、軍のしきたりにそって弔いのラッパの音が響き渡った。


一人ずつ棺に聖水を振りかけてお別れをした。


最後に私の番がやってきた。


そこへ、棺の付添いとして立っていた兵士が近寄って来た。


「失礼ですが、マークの数学の先生ですか?」


私は棺を見つめたままうなずいた。


「マークから先生のことはよく聞いています」とだけ言うと、その兵隊は敬礼をして去っていった。


葬儀が終わると、クラスメートたちは会食のためにチャックの家に向かった。


そこでは、マークの両親が、私を待っていた。


「先生にぜひお見せしたいものがあります」と、ポケットから財布を出しながら父親が話しかけてきた。


「マークが死んだ時、身につけていたものです。先生なら、これが何かおわかりになると思います」。


そして財布の中から二つ折りになった紙を、破れないように丁寧に取り出した。


私には、それが何かすぐにわかった。


昔、クラスメート全員がマークのいいところを書き、さらに私が書き写したあのリストだった。


何度も何度もマークが手にとって読んだのだろう。


破れそうになったところを何か所もテープでつなぎ合わせてあった。


No.136 12/10/11 19:53
ストロベリー ( bAF01 )

もう、昔のようなおしゃベりは姿を消していた。


ある金曜日、マークのクラスで数学を教えていると何かがいつもと違っているのに気づいた。


その週に入ってから新しい学習に一生懸命とり組んできたのだが、生徒たちはこれに手こずり、だんだんイライラしてきたのだろう。


お互いにとげとげしくなっているようすだった。


私はこのまま授業を続けるのをやめ、ここで一息いれることにした。


そこで、二枚の紙に自分以外のクラスメート全員の名前を、少し間をおいて書くよう指示した。


そして、一人一人の友だちについて、その人の持っているいいところを考えて書き込んでいくように言った。


結局、授業の残りの時間はこの作業で終わってしまった。


でも、教室を出るとき、チャックは私ににっこりと笑いかけ、マークは「先生、ありがとうございました。よい週末を」と言って、できあがったリストを渡していった。


翌日の土曜日、私は一人一人の子どもについて他のクラスメートが書いたことを、別の紙に書き移していった。


月曜日になってそのリストをそれぞれの生徒たちに渡した。


中には、二ページにわたっているものもある。


もらったリストを読み始めると、子どもたちの顔に笑みが広がっていった。


そしてあちこちからこんな声があがった。


「ほんと?・・・こんなこと書いてもらえるなんて信じられないわ」


「ヘェーッ、僕のあんなとこがいいって言ってくれるのか」


「僕って、結構好かれてたんだな-」


まもなく、生徒たちはリストのことを話題にしなくなった。


生徒たち同士で放課後話し合ったのだろうか?


それとも両親に話したのだろうか?


でも、そんなことはどうでもいいことだった。


みんなが再び元気になり、心の平静を取り戻せたのだから。


生徒たちは私の元から飛び立っていった。


それから何年か経った。


ある日、休暇から戻ると、両親がいつものように空港に迎えにきてくれていた。


車の中で、母がいつものように聞いてきた。


旅行先での天気はどうだったか、どんな経験をしてきたか、とかいった質問だ。


でも、私は両親の態度に何か不自然なものを感じた。


しばらくすると、母が促すように父を構目でちらっと見て言った。


「ほら、父さん。あのこと・・・」父はゴホンとせき払いをした。


No.135 12/10/11 19:52
ストロベリー ( bAF01 )



「追憶」


何年も前のこと、私はミネソタ州モーリス市にある私立セントーメリー学園で、三四人の小学三年生を教えていた。


子どもたちはみな可愛かったが、中でもマーク・エクランドは特に記憶に焼きついている。


ハンサムな上に、いつも楽しくてしかたないといった様子をしていて、いたずらをしたときでさえ思わず楽しくなったものだ。


ただ、マークはひどくおしやべりで、「授業中に勝手にしゃべってはいけません」と、一日に何回も注意しなくてはならなかった。


でも私が驚いたのは、叱られたときのマークの態度だった。


いつもまじめな顔になってこう言うのだった。


「先生、注意してくれてありがとうございます。」


初めてそう言われたときは、どう受けとめたらいいものか戸惑ったが、いつも言われているうちに慣れてしまった。


ある日、午前中の授業で、マークのおしゃべりがあまりひどいので、私はついに我慢できなくなった。


マークをにらむと、教師があまり言うべきではないことを言ってしまった。


「マーク!あと一言でも何か言ったら、その忙しいロにテープを貼ってしまいますよ!」すると10秒もたたないうちに、チャックという子が言いつけた。


「先生、マークがまたおしゃべりしました!」


マークの見張りを頼んだ覚えはないのに…。


でも、もういちどしゃべったら罰を与えるとみんなの前で言ってしまったのだから、そうするほかなかった。


あの朝のことは今でも忘れない。


私は机の引き出しからもったいぶって粘着テープを取り出し、一言も言わずに歩いて行くと、マークの口にテープでバツ印をつけた。


そして、教室の前の自分の席まで戻った。


そこでどんな様子かと目をやると、マークは私にウィンクしてくるではないか!思わず笑い出してしまった。


クラス中がワイワイと大騒ぎする中を、私は彼の机まで戻リ、テープをはがし、肩をすくめた。


すると、開口一番マークは言ったのだった。


「先生、注意してくれてありがとうございました」


その年の終わりに、私は数学教師として同じ学校の中学部に移った。


それから何年かして、私の数学のクラスに再びマークがいるのを見つけた。


彼はますますハンサムになリ、あの誠実な態度は変わらないままだった。


中学三年ともなると、さすがのマークも技業をしっかり聞き始めた。




No.134 12/10/11 19:50
ストロベリー ( bAF01 )

あなたの知らない世界より





▽ストックホルム
密輸で禁固刑1年の有罪判決を受けていた男が、自分の友人を代わりに服役させていたことがわかった。
スウェーデンの刑務所関係者が発表した。
刑務・保護観察当局のエリザベス・ラガーさんによると、2008~2009年に全く別人のこの男は刑期の3分の2を刑務所で過ごした後、保護観察で釈放された。
また、違う人物だったと分かるまで3年以上かかった理由について当局はノーコメントとしている。
男は入所時に有罪判決を受けた友人の運転免許証を所持しており、その顔写真だけ自分のものにすり替えていた。
本来服役しなければならなかった男について、複数のメディアは「自分と代わってくれたこの男に報酬を支払い、その後はアジアに逃亡した」と報じている。



No.133 12/10/11 12:24
ストロベリー ( bAF01 )


ニワニュースより




■ホンダ、F1復帰に関心示す
 自動車メーカーのHondaが、F1に復帰したいとの願望を持っていることが、10月10日までに明らかに。山本芳春社長は「個人的に今すぐに復帰できるとは思いませんが、機会があれば、復帰したい」と将来的なF1復帰に関心を示した。

■藍「調子は悪くない」
 10月11日にクアラルンプールGCで行われる米女子ゴルフツアーのサイム・ダービー・マレーシアに出場する宮里藍が10日、同コースで調整した。賞金ランク4位の宮里は「いい形で来ている。調子は悪くない。どれだけ自分のペースでできるか」と意気込んだ。

■俺の妹、アニメ2期放送決定
 アニメ第2期「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」が来年4月から放送されることが、10月10日までに決定した。同作は、モデルでオタク趣味のある美少女の妹と平凡な高校生の兄を描いた小説家・伏見つかさ氏原作の人気作。

■たけし、石橋貴明とコラボ
 タレント・ビートたけしとお笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明がコラボするTBS系バラエティ「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(10月21日開始)の取材会が10日、都内で行われた。たけしは「とにかくくだらないことをやる」とコメントした。

■岡田准一、官兵衛に
 2014年放送のNHK系大河ドラマが「軍師官兵衛」に決定し、アイドルグループ・V6の岡田准一が主演することが10月10日、発表された。黒田官兵衛を演じる岡田は「いろんな面がある。妻を愛した部分や戦略家とか。人物像が楽しみ」と語った。

■草刈、ボンデージ姿披露
 元バレリーナで女優の草刈民代が、約2年半ぶりとなる写真集「INTRINSIC」を11月7日に発売する。ボンデージ姿を披露した草刈は「過激な写真集になりました。踊っていた時に発揮していなかった個性が表れています」と自信をみせた。

■常盤&尾野、W主演
 女優の常盤貴子と尾野真千子が、フジ系ドラマ「松本清張没後20年特別企画第3弾『疑惑』」(11月9日放送)でW主演することが10月10日、分った。尾野は常盤との初共演に「憧れていた方なので嬉しかったです」と話した。




No.132 12/10/11 10:04
ストロベリー ( bAF01 )



あの日・あの時 10 月11日より




72年

本田技研が75年に予定されている※「マスキー法」を控えて開発された低公害エンジン「CVCC方式」のエンジンを発表。後にシビックに搭載。



ホンダは今から40年近くも前から環境問題に取り組んでいたと言う事です。

※下段参照



46年

上野のアメ横開店。



45年

戦後初の映画「そよ風」封切。主題歌「リンゴの唄」大流行。



マスキー法とは…

米国で1970年12月に改定された大気汚染防止のための法律の通称。

上院議員、エドムンド・マスキーの提案によるためこの名で呼ばれている。

正式には大気浄化法改正案第二章。


内容は

1975年以降に製造する自動車の排気ガス中の一酸化炭素、炭化水素の排出量を1970~1971年型の1/10以下にする。

1976年以降に製造する自動車の排気ガス中の窒素酸化物の排出量を1970~1971年型の1/10以下にする。

以上をそれぞれ義務付け、達成しない自動車は販売を認めないという内容。




No.131 12/10/11 09:58
ストロベリー ( bAF01 )

最後のときをすごす2人に、両親も親戚もなにもいわず見守った。


春、従兄弟が3度目の意識不明に陥った。


あまりの痛みに子供のように泣き叫ぶ従兄弟を、彼女と従兄弟の母親が押さえつけ、抱きしめた。


「ここにいるよ。ひとりじゃないよ」


彼女は、死の激痛にあえぐ従兄弟の顔にキスして、手足をさすった。


医師が死亡宣告し、遺体が自宅に搬送されるまで、彼女は従兄弟を抱いた。


何かにとりつかれたように嗚咽する彼女をみて「人を愛する」ってこういうことかと思った。


彼女は、親戚の手前、通夜、葬式にも出られなかった。


毎年、従兄弟の墓参りには来ていた。


従兄弟が死んで数ヶ月あと、勤めていた会社をやめたことを聞いた。


数年たって、墓参りにもこなくなった。


最近、彼女が結婚し、1児の母になったことを聞いた。


寂しく思った反面、ほっとした。


幸せになってほしいと思う。

________


人は必ず亡くなる時がきます。


自分にもその時がきます。


大切な人も、家族も、仲間も、皆・・・


その“死”というものから目を背けてはいけないと教わりました。


自分にとって、都合の良いモノは受け入れるけど、


都合の悪いモノは受け入れない。


それではいけないと・・・


いつか訪れる日まで、一生懸命生きたいし、この世界を楽しみたいと思う。


こうして読んで下さる皆様の大切なお時間も、皆様の命の一部分だと思うと感謝しかありません。


少しでも無駄にならないように、これからも頑張ります♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「命だっていつか終わりがくる。

でもわたしたちが出会って、一緒に過ごした時間が消えてなくなるわけじゃない」


by きむらゆういち(童話作家「あらしのよるに」)





No.130 12/10/11 09:58
ストロベリー ( bAF01 )



いとこ(27歳男)が、大腸がんで死んだ。


その彼女は、従兄弟ががんと分かってから、仕事もあったのに毎日病室に訪れ付き添った。


結婚の約束もしていたんじゃないかな。


食べ物を、「お口アーン」とか、やり合ってじゃれてたり、がんが侵食して痛む従兄弟の腰や背中を、彼女がさすってあげたり。


そのころ、10代のガキだったせいもあるけど、従兄弟が死ぬなんてまったく想像つかなかった。


「きっとこの2人はあと数年もしたら結婚して、幸せな家庭築くんだろーな」


なんて、見舞いにいくたび幸せな想像しかできなかった。


普通にうらやましかった。


しかし、従兄弟の病状はどんどん進んでいった。


みるみるやせて、目ばかりぎょろぎょろになって、身内のわたしでも正視できなかった。


はやく終わってほしかった。


人の命のもろさが怖かった。


でも彼女はずっとそばにいた。


従兄弟のやせ細った手を握って、抗がん剤の影響で、ぼろぼろに禿げたあたまにかぶる毛糸の帽子を作ったり。


わたしは、怖くて怖くて病室にも入るのもいやで病室に入っても、彼女の後姿ばかり見ていた気がする。


従兄弟は、癌がよくなったらどこかへいこうとか、あれ食べに行こうとか今度の携帯の最新機種を買いたいとか、来ない日のことばかりしゃべった。


彼女は笑顔で、「絶対いこーね」「わたしあれ食べたい」とか、いってた。


気休めだろって思ったけど、彼女の目は本気だった。


今、思い返せば、彼女はほかにどうすることもできなかったんだと思った。


彼女も怖かったのに、好きな人を失うことが、きっと自分が死ぬ以上に恐ろしかったと思う。


年末に、癌が全身にまわり、肺に転移。


従兄弟は最初の意識不明に陥った。


医師は、


「癌を抑える薬がある。しかし、一時的に抑える効果しかない。苦しみがのびるだけ。私の子供が患者だったらこのまま死なせる」ときっぱり。


両親は、「せめて27歳の誕生日を迎えさせたい」と延命を望んだ。


横で、彼女はだまって、ふるえていた。


薬は効いて従兄弟は劇的に回復した。


彼女と温泉にいったり、近場に旅行いったり、新薬は2人に時間をくれた。


「癌が治った」とはしゃいでいたけど、一時的だというのは本人が何よりも知っていたと思う。





No.129 12/10/11 09:45
ストロベリー ( bAF01 )



我勝道と凡事徹底より




【雰囲気の作られ方】

人はそれぞれ雰囲気というものがある。
パッとその人を見たときに印象、その人全体から醸し出される匂いのようなものだ。

その人の雰囲気というのは、その人が今までの人生をどう生きてきたかで、作られるものなのだ。
だから、雰囲気を自分がすぐに変えることはできない。
だから、とても大切なモノなのだ。


雰囲気はどのように形成されるか・・・

人間の体を一本の空瓶と考えてみよう。
そして、毎日生きていく中で、回りの人を喜ばせると「ありがとう」という言葉が返って来るね。そのように、他の人からいただく感謝の気持ちなんかが、瓶の中にたまっていくんだ。

また、回りの人とケンカをしたりすると、相手からは「汚い」言葉や、非難、愚痴などが返って来るね。それも、瓶の中にたまっていく。

瓶の中では、過去の周りの人たちからもらった言葉や気持ちがたまって熟成される。
そして、もちろん、過去の自分が使った言葉や気持ちがたまって熟成される。
その熟成された、その瓶から醸し出される香りが、その人の雰囲気なのだ。

だから、その人の雰囲気が良ければ、良い言葉や気持ちをいっぱいもらい、使ってきたんだろうね。その逆もしかり。

雰囲気というものは、自分の全人生をかけて作られるものだ。
素敵な雰囲気を持った人になろう。

知識も自分の雰囲気を作る大きな要素だ。
いっぱいの知識を入れて、たくさんの人を喜ばすことが、いい雰囲気作りには大切だ。

今日も人生最高の一日を送るために、しっかりと生き切ろう。
それが、最高の雰囲気を作るためには大切なことだ。

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)



No.128 12/10/11 09:38
ストロベリー ( bAF01 )

すべてのチームの演奏が終わり、全国大会へ行くことができるバンドの名が読み上げられます。

そして、南相馬市のこの小学校の名前が。

はじける子供たち。

泣きじゃくりながら抱き合って喜びます。


先生が本番直前に子供たちに投げかけた言葉は…


「先生は、実はそんなに心配していません。

おまえたちは本番に強い!

必ずやってくれると信じています」


奇跡は、こんなにも短い一言で生まれたのです。

『壁を超えられないときに教えてくれる 一流の人のすごい考え方』アスコム



過去に起きてしまったことは、誰も変えることはできない。

過去を愚痴ったり、非難したり、怒ったりしても、今がよくなるわけでもない。


だからこそ、「今」と、「未来」、を変える言葉が必要なのだ。

それがたった一言の魔法の言葉。


「今度はなにをしよう」、「みんなは本番に強い!」、「きみたちを信じている」

人をワクワクさせる魔法の言葉を使いたい。






No.127 12/10/11 09:37
ストロベリー ( bAF01 )

【奇跡は短い一言で生まれる】№1142


西沢泰生氏の心に響く言葉より…


国民的ベストセラー『窓際のトットちゃん』。

トットちゃんこと黒柳徹子さんが、子供のころに通っていたトモエ学園での体験を綴った小説です。

終戦の直前まで現在の自由が丘にあったトモエ学園は、教育者の小林宗作が校長となり、自由奔放な教育を展開した学校でした。


小林校長がすべてを捧げて創り上げた理想の学校のトモエ学園は、この物語の最後に、B29からの焼夷弾で焼けてしまいます。

燃え上がる校舎をじーっと見ていた小林校長は、そばに立っている大学生の息子に声をかけます。


その言葉とは…

「おい、今度は、どんな学校作ろうか?」



テレビのあるニュース番組で、福島県南相馬市にある小学校のマーチングバンドの特集を放送していました。

福島県南相馬市…。

そうです。

放射能の影響で、多くの方々が故郷を離れて閑散としてしまった土地です。


マーティングバンドはチームプレーが命。

単に演奏を合わせるだけでなく、複雑なフォーメーションの動きをピタリと合わせなければなりません。

ですから普通は、全体練習を何度も何度も繰り返します。

ところが、この小学校のマーティングバンドのメンバーは、放射能によって、散り散りばらばらになっていました。

各々(おのおの)のメンバーが、各々の避難先で、東北大会へ向けた練習を続けなければならなかったのです。


やっと全体練習ができたのは東北大会の直前。

練習を指導した先生は愕然(がくぜん)とします。

演奏がぜんぜん合わない、何度やってもうまく行かない、全体で動くフォーメーションなんてまったくダメ…。

子供たちも焦ります。

「もし、全国大会に行けなかったら、この仲間たちと集まることは2度とないかもしれない」。

そんな思いがプレッシャーとなって、余計にうまく行かなかったのです。


結局、練習では一度も成功せず、不安一杯のまま本番を迎えてしまいます。

東北大会の当日、楽屋裏で指導の先生は、演奏直前の子供たちへの最後の言葉を贈ります。

この言葉が子供たちに魔法をかけたのです。


本番では、練習で一度も合うことがなかった演奏がピタリと合います。

全体のフォーメーションもバッチリ決まる。

そして、一度もミスすることなくフィニッシュ!

会場は拍手喝采です。





No.126 12/10/10 21:46
ストロベリー ( bAF01 )



上昇志向雑学より





【午睡のススメ】


午睡を上手にとることで、午後の仕事の効率を上げれます。


ポイントは気持ちいいからといって長時間眠らないで、15分から長くても30分までが良いそうです。


寝るというよりも椅子に座ったまま目をつぶるだけでもスッキリします。


最近では医学的にも認められていて、この午睡は、多くの成功しているビジネスパーソンも推奨しています。


*午後3時以降に眠ると体内時計がずれ、夜眠りにくくなるので注意してください。




No.125 12/10/10 21:40
ストロベリー ( bAF01 )




宇宙からのメッセージより






一瞬一瞬を

奪うこと
非難すること

の かわりに

ただ与え
ゆるすことに
費やすならば


わたしたちは
つねに平穏で
穏やかで
平和を感じることが
できます


より与えることを
学ぶとき

そして
与えることは
受け取ることだ
と 気づくとき


わたしたちは
罪悪感や
非難~責めるきもちを手放すことが
とても
重要である

ことが わかります




私たちは
自由と幸せのために
責任を
受け入れましょう


なぜなら
私たちは
自分自身の思い以外の何ものからも
傷つけられることは
ないのですから


私たちの心が
他のひとのこころ
思いと
分かち合ったり
信頼しあって
ひとつになるか


あるいは
攻撃される
攻撃する
被害者となる

傷つきやすい存在として
分離の世界に
生きるかを
決めるのは


私たちの 思い

だけ なのです


ひとは
いちいち
他のひとが
言ったり
したりすることに
振り回されたりします


わたしも そうでした



ですが
その反応は
自分の決意によって
決まる

のです



私たちは
自由は とても
大切です


おおらかに
ゆったりと
ときに楽しく
ユーモアをもって
生きれるからです


そのために
他のひとや
起こる出来事を

怖れ では なくて

愛をもって見る力
感じる力を

意識を向ける


ということが

大切におもいます



意識する

ってこと ですね




反射的に
反応して

怖い いやだ
腹立つ
むかつく
悲しい ~って

なったっていい


その あと

意識 したら
えーんだと おもう


思い は
選択できるのです







No.124 12/10/10 20:25
ストロベリー ( bAF01 )






小さい時から真面目で、折り目正しい男が居た。
男は結婚し、可愛い子供も生まれた。
ずっと妻を愛し、子供を愛し、仕事にも励み、幸せに暮らしていた。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。
朝9時に仕事を始め、夕方6時に仕事を終え、家族が待つ家に帰る。
その彼が裁判でし刑の宣告を受けた。
彼は訴えた
「私は真面目に仕事をしていただけだ!」
彼はし刑になった。
彼の仕事は上層部から言われたノルマを達成すること。
彼はヒットラー時代のドイツの忌まわしいガス室の責任者だった。





No.123 12/10/10 20:24
ストロベリー ( bAF01 )





③④テープの最後は、崖に続いていました。このテープはとび降り自さつの現場に続いていたのです。
そして、あのテープは警察の鑑識が作ったもの残りだったのです。
とび降りたと思われる箇所には赤いテープで二つのまるが描かれていました。
崖は30m位の高さがあり、ゴツゴツした岩場になってます。
恐怖を感じましたが、好奇心に負けて、ひょいと崖から下を見下ろしました。それは、彼女も同じようでした。
 しかし
彼女が丁度真下を見下ろした時
「ドン」という音があたりに響き。
彼女は悲鳴をあげることもなく人形のように落ちてしんでしまったのです。
そこまで話た後、彼の話を聞いていた壁に、こう付け足しました。
「**********,************************************。**********、
********!!!」
それから最後に一言。
「まぁ、俺がつきおとしたんだけどな。」
<了>
------






No.122 12/10/10 20:23
ストロベリー ( bAF01 )



登山


①②ある晴れた休日に彼女とドライブがてら、ちょっとした登山というか、高原にハイキングにいきました。
僕らは、だいぶ都心のほうに住んでるもので、青々とした木々や、よく澄んだ青い空がとても気に入り楽しい時間を過ごすことができました。
彼女の作ってきたお弁当を食べた後、やはり若さのせいか、なんとなく飽きてきてしまって、近くの林の中を探検しながらぶらぶら、することになりました。
 いろんな話しをしながら歩いていると、木と木の間に赤いテープがはってあって、けもの道のような狭い道につながっているのでした。
彼女は好奇心が強い人で、そのテープをたどってみようと言い出しました。
少し考えた後、そろそろ終わりにしようと思っていたし、もうすぐ日も暮れそうだったので、「もう、ちょっとだけだよ」と言って彼女の後をついていきました。
赤いテープは途中途切れ途切れになっている個所もありましたが、その分、赤いテープで作った矢印がポツリポツリとあって、スムーズに最終地点まで行くことができました。
そこに着くまで、このテープはいったいなんだろう?子供のイタズラだろうか?と考えていたのですが、その場所に着いた時すべてがわかりました。

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No.121 12/10/10 19:51
ストロベリー ( bAF01 )



我勝道と凡事徹底より




Always do more than is required of you.
常に求められること以上のことをやる


塾生に大人気のコミックがある。

「心の放火魔」こと、中村文昭さんの最初の著書「お金ではなく、人のご縁ででっかく生きろ」(サンマーク出版)のコミック版だ。

このコミック版には、4つの鉄板ルールがわかりやすく解説してある。

「人生4つの鉄板ルール」
1)返事は0.2秒
2)頼まれごとは試されごと
3)できない理由を言わない
4)今できることをする

これがしっかりできると、世間から可愛がられる存在になれるほど、威力のある四か条だ。

「鉄板ルール」の中の2番目、「頼まれごとは試されごと」がある。

人がキミにモノを頼んでくるときには、相手の人は、「これなら(キミに)頼んでもきちんとやってくれるだろう」という期待を持って頼んできてくれる。

それを「かったるいなぁ」とダラダラやるのか、
もしくは、
「ははぁ~ん、私を試していますね。わかりました。あなたの予測を上回る成果をプレゼントしましょう」とやるか、
この積み重ねが、人生を決めてしまうのだ。

世の中の何気ないところに、チャンスは転がっている。

「雑用にチャンスあり」なのだ。

「相手の予測を上回る成果」を毎回毎回出すつもりで、頼まれごとをこなす若者がいたら、世間は絶対に放ってはおかない。
それが、自力でチャンスを手にするということだ。

今夜も、相手の予測を上回る勉強、やるしかないでしょう。

さぁ、今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!

元気出して行こう!





No.120 12/10/10 13:23
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あの日・あの時 10 月10日より




89年

東京都葛西臨海水族館open。


90年

野茂英雄が21試合連続2桁奪三振の日本記録を達成。


69年

巨人の金田正一投手が史上初の400勝を達成。


64年

アジア初五輪東京大会開幕、日本金メダル16個。



No.119 12/10/10 13:04
ストロベリー ( bAF01 )

特に、決戦の天王山であるTV討論会の印象で雌雄(しゆう)を決するのは、内容そのものよりもいかに力強い印象を視聴者に持たせるかであると言われています。


そんな見てくれ、体裁ではなく、大事なのは中身じゃないか、という反論も聞こえてきそうです。

しかし、その場にふさわしい格好をすると自分自身の気持が大きく左右されます。

TPOによって着替えるということは、相手のためだけではなく自分のためなのです。


これはもちろん格好だけはなく、話し方、表情、身振り手振りなども重要な要素です。

元気にエネルギーにあふれた、コミュニケーションの仕方、立ち居振る舞いをすることによって、周りの人もそのエネルギーを感じ、その反応からさらに自身がエネルギーを増幅する、という循環を作ることもできます。


やり手のエグゼクティブたちが皆、いろいろな人とエネルギッシュに話して回るのが好きなわけではありません。

しかし、ほとんどの人はエネルギッシュに見えます。

そのようにエネルギッシュに動き回るのが好きなように見せます。

なぜなら、リーダーやトップにはそのような人が求められるからです。

そのように振る舞うことで、自分もその気になる、また周りからそう思われることでさらに弾みがつくということを知っているからです。

『ラッキーをつかみ取る技術』光文社新書



普通の人は、明るいところ、元気なところ、感謝が多いところ、楽しいところ、というポジティブで、エネルギーに満ちあふれているところに引き寄せられる。

しかしまれに、暗くて、元気がなくて、愚痴や非難が多くて、つまらない、というネガティブで、負のエネルギーでいっぱいのところへ行きたくなる人もいるようだ。


それは今が、プラスのスパイラル(循環)にはまっているか、マイナスのスパイラルにはまっているかによって決まる。

まわりに、エナジー・レベルの高い人が多ければ、プラスの循環になりやすい。

だから、付き合う人が大事なのだ。


今、ツキがない人も、「ツイてる!」と言い続ければ、必ずツイてる人間になるという。

エナジー・レベルの高い人と付き合えるよう、自分の立ち居振る舞いをエネルギッシュに見えるよう、変えることも必要だ。






No.118 12/10/10 13:04
ストロベリー ( bAF01 )

【エナジー・レベルの高い人】№1141


小杉俊哉氏の心に響く言葉より…


人はエナジー・レベルの高いとこへ、高い人のところへエネルギーをもらいに引き寄せられます。

エネルギーの高い人とはどのような人でしょう。

常に元気にあふれていて、何事にも前向きで、話し方にもパワーがあり、目力(めぢから)があるような人です。

その人と接していると周りの人も元気になるような気がします。


それは、必ずしも外に向ってエネルギーを放出している人に限りません。

内側にエネルギーを湛(たた)えている場合も同様です。

そのような人は周りの人も一緒に仕事がしたいし、応援したいし、企業も採用したいと思うのは当然です。


ラッキーは人が介してやってくるので、そのような人にはよりラッキーが来やすいわけです。

反対に、いつも否定的で、後ろ向きで、話しているとこちらのパワーを逆に吸い取られてしまうような人と一緒にいたいと思うでしょうか?

あなたが悩んでいたりめげていたりすると、エナジー・レベルが低いだけでなく、そのようなネガティブ・パワーを周りに振りまいていることになります。


だから、どうしても合わない人とは付き合わない、付き合いを最小限にすることが必要です。

これは、そのような人との付き合いはあなたのエナジー・レベルを下げるからです。


アメリカの大統領予備選の様子を見ていると、よりエネルギーを発している人が結果的に候補者に選ばれています。

そして、各州を制していくとより多くの支持者を集め、さらにエナジー・レベルが上がっていきます。

それに比べ、経歴は立派で弁は立っても、エナジー・レベルが低いままの人は、なかなか大統領候補の座を射止めることはできません。

故レーガン大統領にしても、クリントン大統領にしても、そのようなエネルギーの好循環を作っていました。

彼らは多くの人から、チャーミング(人を惹きつける)であると言われていました。


面白いことに、エナジー・レベルが高ければ、それが必ずしも正義ではなく、時に悪であっても人を惹きつけるということです。

日本でも決して清廉潔白とは言いがたい政治家に多くの支持が集まるのもそれです。


アメリカの大統領選挙では、スタイリストがつき、ファッションから髪型まで事細かに、いかに受ける印象を作り出すかはよく知られたところです。




No.117 12/10/09 17:08
ストロベリー ( bAF01 )

あの日・あの時 10 月9日




2000年

さいたま市にジョン・レノンミュージアム開館。

2010年9月30日閉館。

一度行きました(*^_^*)
今日はジョンの誕生日。
生きていれば72歳…


89年

幕張メッセがオープン。


82年

映画「蒲田行進曲」封切。


81年

京都市で全国初の空き缶回収条例が可決。




No.116 12/10/09 08:54
ストロベリー ( bAF01 )





名刺を1枚残して去って行ったの。


ボク、おじさんの背中を見ながら、泣いたよ。

ボロボロ泣いたよ。


ところがさ、ボク貰った名刺をなくしちゃって。

いつか恩返ししようと思ってたのに、なくしちゃって。

オレって、どう言う人間なんだろうかと自分を疑っちゃったよ。


それでテレビに出られるようになってから、

いろんな番組でその話をして、活字でも言い続けたんだけど、

おじさんからの連絡はなし。


昭和62年になって、ボクがテレビをやめようとしたときになって、やっと手紙が来たんだ。


「テレビや雑誌であなたが私のことを言ってくれていることは知っていました。

でもあなたが懸命に働いている時に、名乗り出るのはイヤでした。

あなたがお休みすると聞いたので手紙を書きました。

ゆっくり休んでください」


すっごいでかい会社の社長さんだった。


「ボクが間違っていた」と言える人ってカッコいい。

そういうカッコいい人って、社長になっちゃうんだよね。


~~~

出典

[人生が楽しくなる気持ちのいい日本語]

萩本欣一著

ゴマ文庫より






No.115 12/10/09 08:54
ストロベリー ( bAF01 )


欽ちゃんのお話です。

~~~


高校生の時は、新聞配達のほかにも、いろんなアルバイトをやった。

西銀座のデパートで、窓と床とお便所をきれいにして、1日340円。

封筒のあて名書きをやって、1日240円。錆付いた鉄板を磨く仕事が一番高くて、1日400円。

賄いを目当てに飲食店の出前のバイトもやった。


ある日、自転車に乗って出前をして、店に帰る途中、

新宿の交差点で信号待ちしてたらさ、


「おまえ、何しやがんだ!」

って、おじさんが顔を真っ赤にして、ボクに近づいてきたんだよ。

「何って、なんなんですか?」

「なんなんですかじゃねぇだろう。ココを見てみろ!」

おじさんの車に横線が入っていたの。

ピッカピカの新車に長いひっかき傷が1本。

ボク知らないうちに、自転車の荷台に載っているアルミ箱の角かなんかで、ひっかいちゃったみたいで…。


「お前が働いてる店はどこだ。店の名前を言え!」

「言わないよ。ボク」

「言わないじゃないだろ、言えよ!すぐに店に連絡しろ!」

店、店の名前って言うから、ボクは言ったんだ。


「おじさん、ボクはアルバイトなの。

1日230円。店のオヤジさん、いい人だから、ボクのかわりに払ってくれると思うけど、

小さな店だし、そんな大金払ったら、大変なことになっちゃうよ。

おカミさん、泣いちゃうよ。だから、店の名前は言えない」


「おまえのウチは?」


「ウチにお金がないからアルバイトをしてるの。

おじさん、むちゃなこと言わないでよ。

ウチの親から取ろうとしてるんでしょ。

親が困らないようにボクがアルバイトしてるのに」


インチキはダメだ。

絶対に逃げないぞ、とボクは思った。


「おじさん、ボクをおじさんの会社まで連れて行って、

その分だけ、働かせるのが一番いい方法だと思うんだよ。

どれだけでも働くから。

おじさんの車のあとを自転車で追いかけてついて行くからさ」


そしたらさ、おじさんが急に。


「君の言っていることが正しいな。

ボクの言っていることが間違ってた」

って。


「オレもキミみたいにアルバイトして、頑張った頃があって、今、車を買えるようになったんだ。

そのことを思い出した。

学校を卒業したら、オレの会社においで。ごめんな…」


おじさん、涙をためて「さよなら」って、





No.114 12/10/09 08:38
ストロベリー ( bAF01 )


『行きづまる会社を見ていますと、たいていは仕事がひまになったらうろたえて、無理をしてでも注文を取ろうとします。


無理をして取ればそれだけ安くなります。


その結果かえって大きな損をして会社の破綻を招く結果になってしまいます。


反対に、そういう無理をせずに、


“ひまはひまで仕方がない。これは一時的な現象なのだから、この機会に改めるべきは改めて、日ごろ怠りがちだったお得意様に対するサービスをしておこう”


とか


“機械の手入れすべきものはしておこう”


というような態度をとっている会社は、少しも衰えずに、かえって時を得て発展するという姿になっているのです。


ひまになって、人を遊ばせておくのはもったいないという考えはそれなりに一理あるようですが、


人件費の損失もさることながら、うろたえて、いらざることに手を広げた場合には、


往々にして取り返しのつかない損失をこうむる結果になってしまうわけです』

_______

「経営心得帖」

松下幸之助 著

PHP文庫より



No.113 12/10/09 08:10
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火事場の底力を発揮し、どれだけ潜在能力を引き出せるかが勝負。

今の自分にあぐらをかいてしまったらおしまいです。

だからどんな時も自分に真剣に向かい合って、潜在能力が引き出せるような仕事がしたい、そう思っています。

『99人の小さな転機のつくりかた』大和書房



発明王のエジソンは、「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう1回だけ試してみることだ」と言う。

エジソンは、電球のフィラメントには京都の竹が最適なことを発見した。

それには、1万回の実験を要したが、「それは失敗ではなく、1万通りのうまくいかない方法を発見したのだ」とエジソンは語ったという。


まさに、松下幸之助翁も同様に、「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければ、それは 成功になる」と言っている。

多くの人は、この失敗が永遠に続くのかと暗澹(あんたん)たる気持ちになり、途中で辞めてしまう。


「最後にもう1回だけ」

あきらめそうになったとき、この言葉を思い出したい。




No.112 12/10/09 08:08
ストロベリー ( bAF01 )

【最後にもう一回だけ】№1140


作家の北方謙三氏の心に響く言葉より…


大学時代に書いた純文学が文芸誌に掲載されたのが、僕の作家デビュー。

学生の作品が文芸誌、それも商業雑誌に載るなんてごく稀(まれ)だったんで、まわりから天才だって言われましたよ。

自分でも「俺は天才だ!」って思ってたんで、それから10年間、アルバイトをしながら小説を書き続けたんです。

ところがその間、活字になったのは4本のみ、編集者に原稿を持って行っては返され、持って言っては返され…の繰り返し。


5年経って自分は天才ではないことがわかり、10年経って自分はその辺の石ころに過ぎないことがわかりました。

それでもう文学はきっぱりやめて、同級生のつてを頼ってどこかの会社に潜(もぐ)り込もうと決意したんですが、ふと駅前のおでん屋で若いやつと酒を飲みながら文学の話をする自分の姿が目に浮かんだんです。

「俺も昔は文学やっててなぁ…」なんて独りごちるオヤジ。

そんな自分を想像したとき、最後にもう一作だけ書いてみようと思ったんです。


その辺の石ころでも10年研(みが)いたら光るんだってことを世の中に見せることはできないだろうか?

それで自分の人生や読書体験を振り返ってたどり着いたのが、エンターテイメント小説だったんです。


最初のエンターテイメント小説は、横浜を舞台に退職刑事が活躍する物語。

それでも編集者に文学の尻尾を引きずっていると言われたんで、さらにそれを切って切って切り捨てていったら、3作目で賞を受賞したんです。

それからは注文が殺到するようになって、気がつけば“ハードボイルド小説の旗手”なんてもてはやされるようになっていた。

でも、ハードボイルドとは何なのか、実はまったく知らなかったんですよ。


作家は自分がもっている創造力を発揮できる場所を絶えず探し続けなければならない。

創造力が枯渇した時、作家は死ぬ。

“火事場の底力”って言われるけど、僕はいつもそれを出していると思っています。

200枚の締め切りを前にして最初の1枚を書き始める時、それが3桁になるなんて想像できない。

「ああ今度こそ、原稿を落とす」と思いながら、3枚目、4枚目…と書くうちに198枚目とかになっている。


人間、自分の力はこれまでと思った瞬間、終ってしまうもの。



No.111 12/10/08 20:23
ストロベリー ( bAF01 )


我勝道と凡事徹底より





It's not your blue blood, your pedigree or your college degree.
It's what you do with your life? that counts.
誰の血を引いているとか、頭がいいとか、どんなのどうでもいい。
大事なのは、自分の人生をどう生き抜くかということ。

その時代に合った価値観や常識がある。

もし、士農工商の江戸時代に生まれていたら、誰の血をひいているとか、どこの家柄だとかが大切な判断材料だったのだろうが、現在は関係ない。

地球の中の恵まれた日本に生まれたのだ。
やりたいことがやれる環境に生まれたのだ。

なぜキミが日本に生まれたのか?
日本に生まれたご褒美を存分に駆使して、世のため人のために生き、素晴らしい地球建設のために生きなさいという理由なのではないだろうか。

素晴らしい地球は隣人との関係が基本だ。
自分のいる四方八方を笑顔でいっぱいにする。

投げかけたものが返ってくる
恨めば恨まれる
憎めば憎まれる
悪く言えば悪く言われる
奪えば奪われる
疑えば疑われる
愛せば愛される
許せば許される
喜べば喜ばれる
与えれば与えられる
感謝すれば感謝される
しかも倍になって

というのが、宇宙の法則だ。
この法則を応用して、笑顏を増やしていこう。




No.110 12/10/08 18:36
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上昇志向雑学より





【予防的思考】


ピーター・ドラッカー

「大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している」


これは、機会に時間という餌を与え、問題を餓死させようとする。

つまり、予防的に物事を考える。

「緊急で重要なこと」を予防するには、「緊急ではないが重要なこと」に時間を取り入れることによって問題が予防できるはずです。


*緊急で重要・・クレーム、病気、事故、災害など


*緊急ではないが重要・・人間関係づくり、健康維持、
 勉強など


「時間がないから本が読めない」ではなく「本を読まないから時間がない」





No.109 12/10/08 11:01
ストロベリー ( bAF01 )


金言・名句集より




◇彼等の多くは沢山の人を殺して(戦争で)勲章を貰った。我々は人々を楽しませて(音楽で)勲章を貰った。我々の方が、貰う価値は有ると思う。

*エリザベス女王から、ビートルズ各自に、MBE勲章を授与された時の発言
(1965年10月)


ジョン・ウィンストン・オノ・レノン
(1940-1980)
英国・音楽家




No.108 12/10/08 10:51
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、、、、、、、、、、



「お前はどうしてそのような高い所におかれ、人々から敬われているのか。なぜ私は毎日、人々から踏みつけにされなければならないのか?」


大仏になった石は答えた。


「それは簡単だ。お前は容易な道を選び、石床になった。しかし、私は苦を舐める道を選び、大仏になったのだ」


安易な道と苦難の道、どちらを選ぶかは自分次第。


いずれの道を選んでも、必ずそれに見合うだけの結果が待っているだろう。

_______

大紀元日本より

_______


「苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし」


とは、水戸黄門で有名な徳川光圀公の言葉です。


自分で選択できますね♪


今日はもう寝るのか?


もうちょっと頑張るのか?


休みの日だけど自分磨きに行くのか?


家でテレビを観ているのか?


自分で選択していきましょう♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「運命とは偶然の問題ではなく、選択の問題である。


それは、待つものではなく、自分の手で獲得するものである」


by ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(アメリカの政治家・元国務長官・政治学者)






No.107 12/10/08 10:50
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昔、ある町に立派な寺が建立された。


とても美しく重厚な寺だったが、大仏の像だけがなかった。


そこで、信者たちは有名な彫刻家に大仏の像を制作してもらうことにした。


彫刻家は山に上ると、大仏になるのにふさわしい石を探した。


ようやく見つけた石は美しかったが大きすぎたため、彫刻家はそれを二つに割ると、早速片方の石に刀をあてて彫り始めた。


すると、彫られている石は彫刻家に向かって不満をこぼした。


「彫られるのは、本当に痛いし辛い。もう少し、優しく彫れないのか?私は風雨を耐えてきたが、こんなに辛いのは初めてだ。あんたは、私を大仏に彫るというが、本当なのか?」


彫刻家は答えた。


「忍耐がそのプロセスだ。もしお前が決心すれば、この辛苦の後に必ず新しい世界が開ける。私を信じ、耐え続けなさい」


石はしばらく考えると、彫刻家に聞いた。


「いつ、その大仏は完成するのか?」


「たった今彫り始めたばかりだ。30日間耐えなさい。その後、もし人々がお前の見栄えに満足しなければ、さらに彫り続け、仕上げに時間を要するだろう」


大仏の彫像になれたらどんなに素晴らしいだろう、と石は考えた。


しかし、それに至るまでの苦しみは容易ではない。


二時間ほど痛みに耐えた後、ついに我慢できなくなった。


「もういやだ。刀で私を彫るのをやめてくれないか。こんな痛みにはもう耐えられない」


彫刻家は仕方なく、もう片方の石を彫ることにした。


すると、この石はちっとも不満を漏らさない。


彫刻家は石に話しかけた。


「お前は痛くないのか?」


「私は簡単にあきらめたりはしない」


「最初の石は、優しく彫ってくれと言っていた。お前もそう思うか?」


「いや、優しく彫られたら、彫像の見栄えが悪くなるかもしれない。そうすれば、また彫刻のやり直しだ。初めから、きちんと彫ってくれた方が時間を無駄にしなくて済む」


彫刻家は石の強靭な意志に心を打たれ、懸命に大仏の姿を彫り始めた。


30日間の耐え難い苦しみの後、石は荘厳な大仏の姿に生まれ変わった。


間もなく、大仏の彫像は寺の祭壇に置かれ、大勢の人々が毎日参拝に訪れた。


ある日、寺の石床となった最初の石が、大仏に向かって言った。






、、、、、、、、



No.106 12/10/08 10:37
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あの日・あの時 10 月8日より




97年

金正日(キム・ジョンイル)書記が北朝鮮労働党総書記就任。



74年

佐藤栄作首相がノーベル平和賞を受賞。



68年

阪神江夏豊投手がシーズン383奪三振の世界記録を達成。



32年

国立公園第1回選定。
阿寒・十和田・日光・富士・中央アルプス・吉野・熊野・瀬戸内海・伯耆大山・阿蘇・雲仙・霧島の12個所。





No.105 12/10/08 10:30
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しかし、これらが行き過ぎてしまうと…

「我慢しすぎる」「閉じこもる」「人の顔色をうかがう」「こびる」「すねる」「自分で考えず人に頼る」

というように、「受け身」、「依存的」、「反抗的」、という否定的な形となって出てしまうことになり、悪しき「思い込み」となる。


「感情に流されてはいけない」というのも同じ「思い込み」だ。

いつも人の顔色をうかがうような、「いい子ちゃん」でいたら、自分の殻など破ることはできない。

時には、思い込みを捨て、感情に流されて動くことも必要だ。





No.104 12/10/08 10:29
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【時には感情に流されよう!】№1139


アラン・ダウンズ氏の心に響く言葉より…


「感情に流されてはいけない」という嘘がある。

感情のままに行動してしまったらきっととんでもないことになる…そんな思い込みは根強く、これが原因で、人は人生が与えてくれるはずのものをたくさん失っている。


しかし、歴史に名を残している人たちを考えてみるといい。

彼らは果たして「感情に流されなかった」人たちだろうか。


●ジョージ・ワシントン(米国初代大統領)は感情のままに行動した。

●ライト兄弟(飛行機発明家)は感情のままに行動した。

●エリノア・ルーズベルト(大統領夫人・社会運動家)は感情のままに行動した。

●マーチン・ルーサー・キング(公民権運動指導者)は感情のままに行動した。


例をあげたらきりがない。


「感情に流されて」行動しなければ自分の力を存分に活かすことなどできないのだ。

「感情に流される」という表現は、本当のところ適切ではないかもしれない。

自分の感情を信じて身をまかせるといっても、自分をコントロールできないほどひどい状態を意味するわけではない。

自分の中にあふれるパワーの源を見つけ、そのパワーに元気付けてもらう、という意味だ。

たとえ「感情に流されて」いるときでも、自分の行動はしっかりとコントロールできる。


まちがった思い込みが足かせとなってしまうと、ワクワクすることにあふれる人生を実現できず、果たすべき使命もまっとうできなくなる。

たとえばこんな言葉に押しとどめられる。


「我慢しなさい」

「まわりに合わせて、波風を立てないように」

「感情に流されないように気をつけて」

「人の期待を裏切らないような生き方をしなさい」


このような思い込みが妨げとなり、自分の情熱を見つけてその情熱のままに従うことができなくなっている。

ずっと夢に見てきた人生を実現できずにいる。

キャリアの成功のために、古い殻を脱ぎ捨てるように、こうした根強い思い込みは捨て去ってしまおう。

『その他大勢から抜け出すただ1つの方法』きこ書房



子供の頃に親から伝えられた価値感は多くある。

その肯定的な面としては…

「素直」「従順」「礼儀正しい」「我慢する」「言うことをよく聞く」「協調性がある」

というような、「いい人」であれ、という教えだ。








No.103 12/10/08 10:09
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「心から「ありがとう」といえるだけで元気が出る」

斎藤 茂太 著

新講社 より

~~~


精神科医の著者は言います。



「『ありがとう』ということばが

どの国にもあるのは、おそらく人と人には、

とても大切なものだからだろう。


『お金』はなくてもナントカなるが、

これがなくては生きていけないというぐらい大切なものなのだ。


『ありがとう』といわれた人は、気分がいい。

『ありがとう』といった人も、気分がいい。


こんなに、お互いに『いい気分』になるのであれば、

もっと使ってみては、どうか。


お金も要らない。

手間もいらない。


それで、みんなが元気になれば、

こんなに幸せなこともない」



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・


「『ありがとう』は、心のゆとりのバロメーターだ。

心にゆとりがあり、

周りの人の『ありがたいこと』を感知できれば、

『ありがとう』が口から出てくるだろう。


心にゆとりがない人は、『ありがとう』をいえないものだ。」

by斎藤 茂太 先生




No.102 12/10/07 20:37
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あなたの知らない世界より




▽中国
店員 「値引き?金がないなら他の店に行きな。買えないのに品物見んなバーカ」→殺される。
値引き交渉、発端に殺人事件、店員の「安売り店街行け」に激高。
中国では百貨店やスーパーを除けば、値引き交渉は当たり前。
店によっては値札の半額近い価格で購入できることもあり、値引き交渉しない者はバカとも言われるほど、買い物での値引き交渉は基本中の基本となっている。
そうした商習慣が根強い中国で先日、値引きを迫った客が店員から「買えないのに何見ているの?」と挑発的な言葉を返されて激高、店員を殺害するという痛ましい事件が起きた。
中国紙瀟湘晨報などによると、この事件が発生したのは、湖南省長沙市にある小さなブティック店でのこと。
28歳の李(仮名)は従妹の誕生日プレゼントを購入するために、ブティック店「明明号」を訪れた。
一通り店内を見て回った後、チェック柄のシャツとジーンズを購入することに決めたという。
このとき、李の手持ちは約230元(約2,800円)しかなく、購入しようとしたプレゼントの合計代金には少し足りなかった。
そこで「値切れる」と踏んだ李は店員と値引き交渉を開始したのだが、店員は頑なに拒否。
ついには、店員から「買えないのに何見ているのよ?もし安い商品が欲しいなら、下河街(安売り店が多い街)へ行けばいいじゃない」と皮肉を言われてしまった。
この言葉にカッと来た李は服をその場で投げ捨て、それをきっかけに店員との間で小競り合いに。
そうこうしているうちに、店員が指に噛みつき、李は激怒。
持っていた果物ナイフで店員を刺し殺してしまった。
後日、李は友人宅にいたところを逮捕された。
李は店員のたった一言で我を失い、幸せのすべてを失ってしまったことを泣きながら悔いたという。




No.101 12/10/07 12:46
ストロベリー ( bAF01 )



あの日・あの時 10 月7日より



84年

かい人21面相、グリコに続き森永製菓を脅迫。



57年

日本初のプロレス世界タイトルマッチ、力道山対ルー・テーズ戦。熱戦の末、両者、力尽きて引き分け。



46年

日本国憲法成立。




No.100 12/10/07 08:43
ストロベリー ( bAF01 )


結局結婚式に出席することはできなかった……。



披露宴当日。

どうしても、父にお礼が言いたかった。


わがままばっかり、心配ばっかりかけてきたことを謝りたかった。

そして、なにより花嫁姿を見て欲しかった。 


祝福の喜びの中で、その場に父がいない淋しさで私は一生懸命涙をこらえていた。


終宴の間近の花束贈呈の時、会場が突然真っ暗になった。


次の瞬間、前方のスクリーンに、病床の父が写し出された。

カメラを手に包帯でくくりつけ、

「あゆみ、結婚おめでとう。」


という父の絞り出すような声に会場がどよめいた。


「パッ、パパ……?」


父の傍らに置いてあるノートパソコンに、

花束を持って立つ、私のウエディングドレス姿が映っている。


それは、父との約束をなんとか実現させてやろうと、

夫になる彼が私に贈ってくれた、最高のサプライズだった。 

カメラを持って、Webカメラを覗き込む父が、

「ふたり並んで、一番いい顔をして。」


と震える指でシャッターを押してくれた。

「カシャッ」


絶対、無理だと思っていた父との約束……。


会場とスクリーンの中のパソコンから流れる私の声。


「お父さん、今までわがままで心配ばかりかけて、ごめんなさい。


そして育ててくれて、本当にありがとう。

これから、この人と幸せに生きていきます。

本当に、ありがとうございました。」


それから半年後、父は天国に行ってしまった。


その時私と父を繋いでくれたWebカメラは今では、母と息子たけしとのコミュニケーションツールになっている。


「ばあちゃん、いつもばあちゃんの後ろに飾ってある写真って、ボクのパパとママ?」


人生を写真一筋で生きてきた父の最後の一枚……。


それは、パソコンのモニターの中で微笑む私と主人の結婚写真だった。


不可能に思えた夢を〝素敵なサプライズ〟というカタチで実現してくれたインターネット。


息子が大きくなったとき、それは、どんなサプライズを届けるのだろう……。







No.99 12/10/07 08:42
ストロベリー ( bAF01 )




NTT西日本コミュニケーション大賞より

藤崎マリア(ペンネーム)作

~~~

【その日、届いたサプライズ。】


「あゆみ、こっち向いて!」 

小さい頃から、振り向くといつも父はカメラを構え、

ファインダーごしの私を見てくれていた。

数々の賞を獲得し、趣味の写真が転じて写真店を始めた父。


父の写真はいつも「人」そのものにスポットを当てた、素晴らしいものだった。


母から聞いた話では、長女の私が生まれたことが相当嬉しかったらしく、

私のアルバムは、

「あゆみ、生後1日目。ザンネン! ついてない!」

のモノクロ写真から始まって、毎日父のコメントとともに、数十冊にもなっていた。

いい加減なところはいっぱいあったけれど、


いつも明るく楽天的な父は誰からも好かれていた。


家族も大切にしてくれ、とりわけ私は子どものころから”パパっ子“で、

大きくなってからも腕を組んで歩くほど父が大好きだった。


「パパ、私が大きくなったら私の花嫁姿の写真は、絶対パパが撮ってね!」


「もちろん、オレの自慢の娘の花嫁写真は、オレが必ず撮ってやるからな。」 


子どもの頃から、この、同じ会話を数え切れないくらいしてきた。


私を「自慢の娘」と言ってくれるパパが、本当に大好きだった。


時が経ち、そんなパパに「この人と結婚します」と紹介する時が来た。


父は、泣きそうな顔をして声を震わせながら、

「幸せにしてもらえ。」

とひと言だけ言ってくれた。


すでに挙式が決まり、案内状を出し終わった頃、母から電話があった。


「もしもし、あゆみ? お父さんが……

お父さんが脳梗塞で倒れて意識不明なの……」


「えっ……?」

口から心臓が飛び出しそうになりながら病院に駆けつけた時、

ICUの中の父は人工呼吸器でかろうじて命をつなぎとめていた。 


呼びかけても、呼びかけても、ピクリともしない。


「どうして? なんでなの? 私の花嫁姿、撮ってくれるっていったじゃない!

目を覚ましてよ!

パパ、パパ、お願い、ねぇ、パパ、お願い……」


大好きな父と歩くはずだったヴァージンロード……。


最高の写真を撮ってもらえるはずだった私のウェディングドレス姿……。


意識は戻ったけれど、もう、歩くことも、カメラを持つことができない父は、






No.98 12/10/07 07:25
ストロベリー ( bAF01 )

【余計なひと言】№1138


福田健氏の心に響く言葉より…


言ったほうがよい、これは言うべきだと思ったとき、キチンとものを言うのは大切なことである。

ただ、言うべきことを言うのと、つい言いたくなって、余計なことを言うのとは、同じではない。


たとえば、ある人が中年女性に対して、

「いつもお若いですね」

と、ほめる。

すると、横から口をはさむのが、「余計なひと言」を発する人で、

「気だけはね」


仲間と飲みに行き、ついでにカラオケの店に入る。

後輩が上手に歌うのを見て、先輩がひと言言う。

「仕事をやっているときとは大違いだな」

せっかくいい気分で歌った後輩をイヤな気持にさせる、「言わなくてもいいひと言」である。


会話の途中で、

「キミはなにも知らないだろうが」

と、言い出す者がいる。

言われたほうは、

〈知らなくて悪かったな〉

面白くない気分にさせられる。


どうせ言うなら、

「キミも知っていると思うが」

これなら、相手も素直に、

「実はよく知らないんだ」

「じゃ、説明しよう」

となる。


余計なひと言を口にする人は、どこかで相手を見下している。

すなわち、コミュニケーションの水平感覚が育っていない人である。

そうした優越感の裏にはコンプレックスが隠れていたりする。

『人は「話し方」で9割変わる』経済界



よけいなひと言で、相手の気持を冷やす人がいる。


失敗したことを素直に伝えたとき、「だからダメだって言ったじゃない」

感動した講演を聞いた後、内容を話したら、「そういうのって、何だか宗教ぽいよね」

一生懸命ダイエットした人に、「急にやせるとリバウンドが怖いんだよね」

ニヤニヤしながら、女性に向って、「最近ちょっとふっくらしたんじゃない」



わざと嫌な事を言ったり、余計なひと言をいう人は…


「劣等感がある人」

「上から目線で、自分が偉いと思っている人」

「そいうことで笑いが取れると勘違いしている人」

「満ち足りていなくて、あまり幸せではない人」


いつも、愛のある言葉で、相手の気持ちを温かくする人でありたい。




No.97 12/10/07 07:16
ストロベリー ( bAF01 )



我勝道と凡事徹底より




がんばろう!日本!
『敷島の大和心の雄々しさは、ことある時にぞ現れにける』

一緒にがんばろう!
東北のみんな!

==========

【我勝道】
(がしょうどう)
自分の弱い心、怠け心に負けないこと

【凡事徹底】
(ぼんじてってい)
誰にもできることを
誰にもできないくらいに
続けること

==========

【今を充実させる】

人生とは、一日一日の積み重ねを言う。
そして、我々はこの今、この現在にしか生きられない。
強いて言うと、今一瞬一瞬の積み重ね、その集大成が人生なのだ。

この瞬間にやれることをやり続けることでしか、人生は拓いてはいけないのだ。

「今」を思う「心」=「念」

自分自身を信じて、今に全力を注ぎ込むこと、それが「信念」の体現なのだ。

先のことを思い煩うことなく、過去を後悔することなく、この今一瞬に全てを注ぎ込むのだ。

未来を心配しても、胃を痛めるだけだ。
過去を後悔しても、ため息がでるばかりだ。

それは、心が現在にないからだ。

肉体は、現在しか生きられないのだ。
心は、過去も現在、未来と自由に飛んでいける。
だから、ややこしくなるのだ。

人生は今、一瞬の積み重ねなのだ。
だとしたら、今をどう充実させるかで一生が決まる。

心と肉体を今、現在に、この瞬間に集中させるのだ。

今日を人生最高の一日にする努力が合格へキミを誘ってくれる。

今日も、当然、熱く熱く熱く生き切ろう。

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)




No.96 12/10/06 17:38
ストロベリー ( bAF01 )



母が認知症になった。


施設には入れずに、自宅で介護を続けてきた。


施設の見学には行ったが、

母をそこに入れることが不憫に思えた。


3年後。


懸命な介護にもかかわらず、母の認知症は進んだ。


その頃には私も介護に疲れ、少しのことでイラつくようになっていた。


ある日、家の庭に野良猫がやってきた。

母は猫を指差し、「あれは何だい?」と訪ねてきた。


私は「あれは猫だよ。」と、少し冷たく答えた。

母は1分もしないうちに私に訪ねた。

「あれは何だい?」

「母さん。さっき言っただろ?あれは猫だよ。」

私は少しイライラしていた。


母はまたすぐに言った。

「ねぇ、あれは何?」


私は感情にまかせて母を怒鳴った。


「母さん!何度も言ってるだろ!あれは猫だよ!!分からないの!!」

母は恐れるような眼で私を見つめ、それからは黙っていた。


その後すぐに、私は母を施設に入れることにした。


母の荷物をまとめるために部屋を整理していると、古いノートが何冊も出てきた。


パラパラとめくって中身を見ると、それは母の日記で、


私を産んでから数年間、毎日のように書かれたものであった。


私はハッとした。


それを読んでも母を施設に入れる気持ちは変わらないと思ったが、

なんだか申し訳ない気持ちになって、なんとなく読み始めていた。


内容はありふれたもので、

『私が初めて〇〇をした。』というようなことがほとんどであった。


私は大した感動をすることもなく1冊目を読み終えると、

2冊目の日記を読み始めた。


6月3日。


もうすぐ4歳になる息子と公園に行くと、


1羽のハクセキレイが目の前に飛んできた。


息子は「あれは何て言う鳥?」と、


私に何回も何回も訊いてきた。


私はその度に

「あれはセキレイって言うんだよ。」

と、言って息子を抱きしめた。



何度も訊いてくれることが、

私をこんなに穏やかにしてくれるなんて。


この子が生まれてきてくれてよかった。


ありがとう。


読み終わった私の目には涙があふれ、

母のもとに駆け寄り、

やさしく抱きしめながら泣きじゃくった。



母は、そんな私をただやさしく撫でていた。



No.95 12/10/06 17:13
ストロベリー ( bAF01 )

【自分の顔に責任を持つ】№1137


作家の佐藤愛子氏の心に響く言葉より…


「自分をいい男だと自負している男に、いい男がいたためしがない」

これが私の持論である。

ハンサムは己の顔を忘れなくてはいけない。

忘れたときからまことのいい男になって行く。


醜男(ぶおとこ)もまた、自分の顔を忘れなければならない。

忘れたときから彼もまた、いい男になるのである。


たまたま、「いい男とは何か?」と質問するハイミスがいて、私は答えた。


「キリストを見よ、釈迦を見よ、はたまたソクラテスを見なさい。

昔から聖人偉人といわれる男はすべていい男に生まれたのではなく、いい男になったのです。


昔、フランスの革命政治家ミラボーは、ひどいアバタ面でした。

ある貴婦人がミラボーを尊敬するあまり、肖像画を下さいというと、ミラボーは言下にいいました。


『虎をごらんなさい。

虎にアバタがあると思えば私の顔になります』と。


ミラボーは女に好かれること無類で、彼のまわりにはいつも女がつきまとっていたといいます。

これぞ、いい男の代表というべき人物ではありませんか。

男の顔は男の人生を語るものです」


“男友だちの部屋”(エッセイ)

『ああ面白かったと言って死にたい』海竜社



第16代アメリカ大統領であったリンカーンの有名な言葉がある。

「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持ちなさい」


ある支援者の一人が、「この男を使ったらどうか?」と閣僚に推薦してきた。

しかし、リンカーンは彼と会ったが、採用しなかった。

後で、なぜ彼を採用しないのか、と支援者から詰問されたとき答えたのが、「顔が悪すぎる。40歳を過ぎたら自分の…」というこの言葉だ。


人間、40歳も過ぎれば、その人の品性や知性や、考え方がそっくり顔に表れる。

まさに、男の顔は履歴書だ。

と、同時に、これは女性にも当てはまる。

いくらお化粧で隠したとしても、その品性や卑しさといった心根は顔に出る。


「いい男に生まれたのではなく、いい男になったのが、聖人偉人」

年を重ねて人生を語れるような、いい顔でありたい。




No.94 12/10/06 16:08
ストロベリー ( bAF01 )

あの日・あの時 10 月6日より


86年

海部俊樹、無投票で自民党総裁選に決定。



84年

岡本綾子全英女子オ-プン選手権で優勝。


有楽町の日劇跡に(マリオン)開業。



81年

エジプトのサダト大統領がイスラム原理主義運動集団により暗殺。



74年

「宇宙戦艦ヤマト」テレビ放映開始。



No.93 12/10/05 11:19
ストロベリー ( bAF01 )


大好きな斎藤一人さんの著書よりご紹介させて頂きます♪

_______


バチカンって何も売ってないんだよ。


キリストって死んでから二千年たつ。


それでも、世界中から人がくるんだよ。


それって、なんでですか?


って言ったとき、キリストの言ったことがステキだったんだよ。


だから、人間、ステキに生きたほうがいいんだよ。


それで、誰だって、ステキに生きられるんだよ。


ステキとは、言ってることに「愛と光」があればいいの。


わかるかい?


リストラされてな、辞めることが決まったら、辞めるしかないんだよ。


だけど、そのときに、仲間の悪口も言えるんだよ。社長の悪口も言える。


でも、「お世話になりました」も言えるんだよな。


「みんな、仲良くしてくれてありがとね」とか。


「近所にきたら、遊びにくるからね」とか。


ところで、自分の言ってること、ステキですか?って。


うらみごとを言うほうが、いいんですか?って。


人があなたのためを思って、一冊の本を紹介してくれた、そのとき、


「オレ、本、読まない人なんだ」って言うのと、


「オレ、本、読まないけど、社長が言ってくれるんだから、オレ、読むよ」って。


どっちのほうがステキですか?


何かあったときに、あなたの言ってること、ステキですか?って。


いつも本出しても読まない人が、「悪かったよ」って、


「オレに、本読めって言ってくれるの、あなただけだから、読んでみるよ」って言ったとき、「こいつ、違うぞ」と思うもんな。


わかるかい?


人間って、もっともっと、ステキになれるんだよ。


ステキになれば、人生、変わるんだよ。

_______

「知らないと損する不思議な話」

斎藤一人 著

PHP研究所より





No.92 12/10/05 11:11
ストロベリー ( bAF01 )


我勝道と凡事徹底より



がんばろう!日本!
『敷島の大和心の雄々しさは、ことある時にぞ現れにける』

一緒にがんばろう!
東北のみんな!

==========

【我勝道】
(がしょうどう)
自分の弱い心、怠け心に負けないこと

【凡事徹底】
(ぼんじてってい)
誰にもできることを
誰にもできないくらいに
続けること

==========

【人間は不完全な生き物】

順調に今日まで来た人よりも、、なかなか伸びない成績にやきもきしている人の方が当然多いのが、現状だ。

でもね、でもね、

自分をダメだと思わないこと

完璧を求めてはいけない。

完璧な人間なんて、この世の中には存在しない。

そして、生きている価値のない人は一人もいないのだ。

今の自分を許してあげよう。

今までほんと頑張ってきたじゃないか。


今日は、残りの人生の最初の日なんだ。

今日から、本気の本鬼でやり直せば、まだ、間に合う。


一番怖いのは、諦めることだ。

諦めたり、止めたりすることで、良くなる人生なんてないからね。


いいね、粘り強く、粘り強く、攻め続けるのだ。

今日に集中し、今日やれることを力の限りこなすのだ。

だから、凡事徹底なんだ。
誰にもできることを誰にもできないくらいにコツコツコツコツやる

寝る前に、「よく頑張った!」と自分を褒めてあげられる今日一日を過ごすことにしよう。

そのためには、熱く熱く熱く熱く、人一倍熱く、今日を生き切るのだ。


『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

===========




No.91 12/10/05 09:34
ストロベリー ( bAF01 )

ところがデューラーはハンスの手を握りしめたまま呆然としました。

そして、泣きました。


なんとハンスの両手は長い間の力仕事でごつごつになり、

絵筆がもてない手に変わってしまっていたのでした。



「僕のためにこんな手になってしまって」

と言って

デューラーはただ頭を垂れるばかりでした。


自分の成功が友達の犠牲の上に成り立っていた。


彼の夢を奪い、僕の夢が叶った。


その罪悪感に襲われる日々を過ごしていたデューラーは、

「何か僕に出来ることはないだろうか」

「少しでも彼に償いをしたい」

という気持ちになり、

もう一度、ハンスの家を訪ねました。


ドアを小さくノックしましたが、応答はありません。

でも、確かに人がいる気配がします。

小さな声も部屋の中から聞こえきます。

デューラーは恐る恐るドアを開け、部屋に入りました。


するとハンスが静かに祈りを捧げている姿が目に入りました。


ハンスは歪んでしまった手を合わせ、

一心に祈っていたのです。


「デューラーは私のことで傷つき、苦しんでいます。

自分を責めています。


神さま、どうかデューラーがこれ以上苦しむことがありませんように。


そして、私が果たせなかった夢も、彼が叶えてくれますように。


あなたのお守りと祝福が、いつもデューラーと共にありますように」


デューラーはその言葉を聞いて心打たれました。


デューラーの成功を妬み恨んでいるに違いないと思っていたハンスが、

妬み恨むどころか、自分のことより、デューラーのことを一生懸命祈ってくれていたのです。


ハンスの祈りを静かに聞いていたデューラーは、

祈りが終わった後、彼に懇願しました。


「お願いだ。君の手を描かせてくれ。

君のこの手で僕は生かされたんだ。


君のこの手の祈りで

僕は生かされているんだ!」



こうして、1508年、友情と感謝の心がこもった

「祈りの手」が生まれました。


・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

素敵なお話です(ToT)


友を想い

友の為に祈る。


素敵ですね♪







No.90 12/10/05 09:32
ストロベリー ( bAF01 )


ドイツの画家、版画家である

『アルブレヒト・デューラー』

氏の描いた「祈りの手」のエピソードに感動しました。

~~~

いまから500年ほど前、ドイツのニュールンベルグの町に

「デューラー」と「ハンス」という若者がいました。


2人とも子沢山の貧しい家に生まれ、

小さな時から画家になりたいという夢を持っていました。 

2人は版画を彫る親方の元で見習いとして働いていましたが、

毎日忙しいだけで絵の勉強ができません。


思いきってそこをやめて絵の勉強に専念したいと思いましたが、

絵の具やキャンバスを買うお金もままならないほど貧しく、

働かずに勉強できるほど余裕はありませんでした。


ある時、ハンスがデューラーに1つのことを提案しました。

「このままでは2人とも画家になる夢を捨てなくてはいけない。

でも、僕にいい考えがある。

2人が一緒に勉強はできないので、1人ずつ交代で勉強しよう。


1人が働いてもう1人のためにお金を稼いで助けるんだ。

そして1人の勉強が終わったら今度は、別の1人が勉強できるから、

もう1人は働いてそれを助けるのだ。」


どちらが先に勉強するのか、2人は譲り合いました。

「デューラー、君が先に勉強してほしい。

君の方が僕より絵がうまいから、

きっと早く勉強が済むと思う。」

ハンスの言葉に感謝してデューラーはイタリアのベネチアへ絵の勉強に行きました。


ハンスはお金がたくさん稼げる鉄工所に勤めることになりました。

デューラーは「1日でも早く勉強を終えてハンスと代わりたい」

とハンスのことを思い、

寝る時間も惜しんで絵の勉強をしました。


一方残ったハンスはデューラーのために早朝から深夜まで重いハンマーを振り上げ、

今にも倒れそうになるまで働きお金を送りました。

1年、2年と年月は過ぎていきましたが

デューラーの勉強は終わりません。

勉強すればするほど深く勉強したくなるからです。

ハンスは「自分がよいと思うまでしっかり勉強するように」

との手紙を書き、

デューラーにお金を送り続けました。

数年後ようやくデューラーは

ベネチアでも高い評判を受けるようになったので故郷に戻ることにしました。

デューラーは「よし今度はハンスの番だ」と急いでニュールンベルクの町へ帰りました。


2人は再会を手を取り合って喜びました。


、、、、、

No.89 12/10/05 07:34
ストロベリー ( bAF01 )


【出会いの質を変えるには】№1136


作家の宮本輝氏の心に響く言葉より…


昔、ある人から「俺は50を過ぎた人間の情熱しか信じない」と言われたことがあるんです。

35歳の時でしたけれど、その時は意味が分からなかった。

まるで35歳の自分が否定されたような気がしてね。


で、いよいよ50歳になる直前ぐらいになって、ようやく、「ああ、そうか」と。

50年ですから、どんなに平々凡々と暮らしてきた人でも、やっぱりいろんな経験をしていますよ。

思い通りにいかないことばっかりだっただろうし、病気もしただろうし、人に裏切られたこともあるだろうし。

そうやって生きてきた人間の持つ「力」というものがあるんですよ。


僕は子供の頃から人よりいろいろな経験をしてきたと思っていました。

父親が事業に失敗して貧乏したり、女性問題を起こしたり、それで母親がアルコール依存症になったり。

最後は愛人のところで倒れて、僕が親父の借金を背負うことになって浪速(なにわ)の金融王みたいな連中から逃げ回ったこともあります。

作家になった後も病気(パニック障碍や結核)になったりと、まあ濃い人生を送ってきたと思っていましたが、やっぱりまだまだ洟垂(はなた)れ小僧だったなと思いましたね。


人よりいろいろな経験はしてきたかもしれませんが、僕自身は深刻になったり、人生を悲観することはなかったんですね。

そしてどこかに「10年先か20先か分からないけれど、必ずこれが自分の宝物に替わる」と思っていたところがありました。


出会いというのは、偶然ではないと思うんですね。

これは動かしようのない一つの法則性があって、どんな人に出会うかは自分次第なんですよ。

そう思いません?


運の悪い人は知り合う人もやっぱり運が悪いんですよ。

やくざの下にはやくざが集まる。

性悪(しょうわる)女は性悪男とくっつく。

これは不思議なものです。

仮に性格のいい人と付き合っても、次第に離れていきます。


それを分かりやすい言い方をすると、「命の器」だと僕は言うんです。

人と人は、その人の最も核となるもの、基底部を成している傾向性が共鳴し合う。

要するにどんな人に出会い、縁を結んでいくかは、その人の「命の器」次第ということです。

そして、その出会いの質を変えるには、自分が変わるしかないんです。

“人生、山河あり”より
『致知 2012年

No.88 12/10/05 07:26
ストロベリー ( bAF01 )


あの日・あの時 10 月5日より


1989年

ダライ・ラマ14世のノーベル平和賞受賞が決定。



83年

ポーランドのワレサ委員長にノーベル平和賞が授与。



80年

山口百恵が日本武道館で最後のステ-ジ。

白いマイクをステージに置いた瞬間涙が溢れ出ました。って、私はいくつだ?(^^;



74年

銀座と新宿で土曜歩行者天国開始。



62年

ビートルズのシングル『ラブ・ミー・ドゥ/P.S.アイ・ラヴ・ユー』がリリース。



No.87 12/10/04 22:18
ストロベリー ( bAF01 )


宇宙からのメッセージより




じぶんを
ほめること


きょう
一日を振り返って

じぶんのこと

おもいかえして
みてください


じぶんが

ここ イケてたな~

よかったな~

と おもうところを

おもいだして

いっぱい
ほめてくださいね



これを
ず~っと
つづけて いくと


・・・


あなたは

上司や
部下や
旦那様や
奥様や

お友達や
お母さん
お父さん
兄弟
姉妹の

よいところ
素晴らしいところも

ふしぎと
みえてきますよ~


じぶんほめ上手は
他者 ほめ上手


だれもが
素晴らしいところを
もっています


あなたと似てる部分もあれば
あなたと違う個性を
もっているひとも
います


へんなところを
みつけて
不快になるなら

面白いところ
素晴らしいところ
個性をみつけて
いくと
一緒にいるとき

ここちよい時間に
なると

あなたの
幸せ時間は
倍増していきます




じぶんのよいとこ



いつも

かんじて

ほめてあげよう


そうして

ほかのひとの
素晴らしいとこ

いっぱーい
みつけて

素晴らしいところを

あなたは
~がすばらしい~

と つたえましょう




お互い

幸せ に

なる よねー



(^O^)/




〇〇〇〇〇〇〇






第四回ゆるし学講座

じぶんを
まんま受け入れ
慈しみ
承認する

それは
あなたのもつ
可能性を
拡大すること

使命を生きること

に つながっていきます~


その力を
つけていきましょう~
(^O^)/


自身のかかっている魔法(思いこみ・観念)をみつけ

浄化させること



より
自由に生きやすくなります


ぜひ
一緒に ゆるしのひとに
なりましょう~


(^O^)/





No.86 12/10/04 21:56
ストロベリー ( bAF01 )


恐怖より…②


階段に一番近い部屋のふすまは開いていて、そこから夕日の残光が弱弱しく天井に向けて射している。

つばを飲み込むと、僕は這うように奥の部屋に向かった。

女の人が顔を出していたのは一番奥の部屋で、僕は夕日の残光を背に、暗い廊下をそこに向かってすすんだ。

廊下は階段同様に、歩くたびにみしみしと音を立てる。

奥の部屋に付く頃には四本足だった僕はそこでやっと二本足になって、ふすまの取っ手に手をかけた。

さすがに一気に開けるのはためらわれたので、音を立てないように、ゆっくりとゆっくりと開いた。

10cmほど開けただろうか。

中を覘いてみたが真っ暗な部屋の中、わずかに藍色の光が見えるのは、鎧戸の隙間だろう。

隙間に近づけた顔に閉め切った夏の部屋特有の熱気と臭い。

そしてそれに混じる畳の香り。

何もなさそうなので思い切ってふすまを開いたが、婆様の言ったとおり何も無かった。

誰もいなかった。

なら、僕が見たのはなんだったのだろう。

釈然としないままふすまを閉めると、僕は一階に降りるために廊下を歩き出した。

と、5歩も歩かないうちにぽんと肩をつかまれた。

ぎょっとして振り向くと先ほどの女の人が見下ろしている。

白粉の匂いがした。

「こりゃ。覘いたらいかんやろ」

僕は声も出ないまま、その手を振り解き、一階へと駆け下りた。

婆様と、ちょうど帰ってきたばかりの叔父にこれを伝えて探してもらったが、やはり何もいなかった。

僕の体験はというと、「夢か寝ぼけていた」で済まされてしまった。

ちなみに、僕は建て替えるまで、その家の二階に上がることは無かった。









No.85 12/10/04 21:55
ストロベリー ( bAF01 )

恐怖より…①


■開かずの間

僕が怖い思いをしたのはお盆で、母方の実家。

その家は建て替えたためもう存在しないが、今となってよく考えるととても奇妙な家だった。

一階は普通の日本家屋なのだが、2階の造りがどうもおかしい。

二階に上がるためのメインとなる階段と、裏口から入ったところにひっそりと設えられた細く急な階段。

メインの階段は気味が悪いだけでそれ以外は何も無かったが、細い階段から見上げる二階は妙に暗く、子供心に恐ろしかったのを覚えている。

で、肝心の2階なのだが、まずあがりきったフロアの隅に、古い火鉢や茶碗、タンスなどがまとめおきされており、掃除もほとんどさておらずとても不気味だった。。

そして、奥が部屋となるわけだが、ゆったりとした間取りの一階とくらべ、3~4畳程度の狭い部屋が7つ(か8つ)もあり、手前の2部屋を除いて誰も使っていなかった。

昼寝をしていた僕が目を覚ましたは18時半過ぎ。

家にいたのは僕と婆様だけでやることがない。

ロータリースイッチ式のテレビをつけては見たが、特に面白い番組もない。

退屈しのぎに、「何か飲み物ない?」尋ねてはみたが、何もないという。

サイダーを二本買ってくるように頼まれた僕は600円もらって外へ出た。

夕焼けがとても赤かったことを覚えている。

鮮やかな緑色をした、1L入りのサイダー(スプライト)のビンを自販機から取り出し、冷たいそれを両脇に抱えながら家の前に着いた僕は、なぜかすっと二階を見上げた。

見上げると、普段は開いてるのを見たことがない二階の鎧戸が開いており、そこから白い顔をした女の人が見下ろしている。

よくみると、顔が白いんじゃなくて、白粉で塗り固めた着物を着た人だった。

その人は僕を見るとにこりと笑いかけ、袖を振った。

なぜか猛烈にぞっとした僕は、急いで家に入ると、婆様に誰かが二階にいると伝えた。

「そがんことあるはずなかやっか」

と言われ、夕食ができてるから手を洗って来いと婆様。

「いや絶対居た!」

という僕に、

「なら見てこんね?」

と婆様。

怖がりと思われたくなかった僕は、仕方なく二階にあがることにした。

双子ソケットに二球はまって光っているとはいえ、二色光は余りにも暗すぎる。

一段踏むたびにギシギシ音を立てる階段にビビリつつ、僕は15段ほどの階段を上りきった。

、、、、

No.84 12/10/04 20:06
ストロベリー ( bAF01 )


上昇志向雑学より




【どっちかな?】


やれなかった、やらなかったどっちかな


(相田みつを)


すごい短い文章で、1文字違いですがまったく違うことだと思います。


たぶん年をとったときに


「やれなかった」


はいい思い出まではいかないかもしれませんが、


「やらなかった」


よりは充実していると思います。


やらないで後悔するよりやって後悔したほうが、人生のいいネタになるんじゃないかな。



No.83 12/10/04 19:59
ストロベリー ( bAF01 )


あなたの知らない世界より




▽米オハイオ州
死刑囚が、肥満を理由に刑執行の延期を求める申し立てを行った。
体重過多のまま薬物注射による死刑が執行されれば「ひどい苦痛が長く続く」ことになると訴えている。
州刑務当局によると、来年1月16日に死刑執行が予定されているロナルド・ポスト(Ronald Post)死刑囚(53)は、武装強盗の際にホテル従業員を殺害したとして死刑判決を受け、28年間獄中にある。
体重は現在、220キログラム超。ポスト死刑囚の弁護団は前週行った申し立ての中で、死刑囚の「体力や健康状態の特異さを考慮すると、死刑執行によって彼が深刻な肉体的・心理的苦痛を受けるリスクがかなり高い。
絶命するまで拷問のようなひどい苦痛が長く続くことになる」と主張している。
同死刑囚の法定代理人を務めるジョセフ・ウィルヘルム氏は、「肥満を理由に執行延期を求めているわけではない」としつつ、ある麻酔科医がオハイオ州の死刑執行方法について「ポスト死刑囚には合わない」「絶命まで最大16時間かかる」と判断したと説明。
残虐で異常な刑罰を禁止している米憲法修正第8条に違反すると訴えた。
オハイオ州では、死刑執行は薬物注射のみ。
AFPが入手した申立書のコピーによれば、弁護団は4年前に州大学病院の医師がポスト死刑囚に注射をしようとした際、針がきちんと刺さらず3回失敗した例があることや、死刑執行台が同死刑囚の体重に耐えられない可能性を指摘。
さらに、ポスト死刑囚はエクササイズで減量を試みたが、関節障害で運動ができず「エクササイズ用自転車は体重が重すぎて壊れてしまった」などと訴えている。
同死刑囚は胃バイパス手術の申請をしたが認められず、また重度のうつ病のために減量も困難だという。




No.82 12/10/04 19:42
ストロベリー ( bAF01 )


都市伝説…②


「あなたが犯人なんでしょう?!私が犯人なわけないもん!それに、こんな状況でビデオ撮ってるなんておかしいわよ!」

「違うおれじゃない!これは警察に証拠として、渡すために・・・」

少女は最後まで話をを聞かずに外に飛び出していった。それをすぐ追いかけるカメラの男。

そこで、急に画面が黒くなり次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、カメラの男が映っていた。そこでビデオは終わった。

「すげぇだろ?これ警視庁に勤めてる兄貴が密かにダビングして、おれにくれたんだ。」

「確かこの犯人はカメラの男で、後から遺書も見つかったらしいね。ビデオが警視庁に届けられて事件が発覚したとか。」

「そうだよな。あんま覚えてないけど(笑)・・・・ん?どうしたカツミ?何か考え込んでるようだが」

「いや・・・、その話聞いておかしいなと思ってな・・・。」

------


「ここは、無人島だろ?7人全員死んだってことは一体誰がビデオを警察に送ったんだ?まさか、勝手にビデオが羽生えて飛んでいったわけじゃあるまいし。」

「そういえばそうだな。・・・そういえばこの事件の無人島ってユウキの家の所有物じゃなかったっけ?何か知ってるか?」

そういってユウキの方を見たが、顔が真っ青だ。俺は直感的に何かを感じた。

「まさか、ユウキ・・・・お前・・・」

<了>

------
2ちゃんねるで広がり続ける都市伝説。アナタも飛び込んでみませんか?
【検索!】都市伝説




No.81 12/10/04 19:41
ストロベリー ( bAF01 )


都市伝説より…①


 「いよー!面白いもん手に入れたぜ~」

「え?なになに?」

俺の名前はカツミ。今、俺たちは友人であるマサキの家にいる。

マサキは陽気でみんなのムードメーカー。

そして、そのマサキに好意を持っているミナミ。
ミナミはマサキに負けず劣らずの明るさで友達もかなり多い。

そして、ミナミの幼馴染のアカリ。アカリは控えめだが言いたいことはズバッと言う性格のため、嫌われることも多々ある。

そして、もう一人はユウキ。ユウキは暗くほとんど喋らない。だが、家は結構なお金持ちらしい。

------


「一年前、うちの大学の生徒が無人島で7人全員死んだって事件あったよな?」

「あぁ、あったな。それがどうした?」

「実は、その事件の模様を映したビデオがここにあるんだよな~♪」

「マジで?!」「えぇ~うっそー」「怪しい」「・・・ホントに?」

みんなそれぞれ勝手なことを言っている。。。

「まぁ、とりあえず観てみようぜ~」

ビデオが再生されると初めは普通の旅行のようだったが、その夜に一人の死体がみつかるとそこからはパニック映画のようだった。みんな震え、怯えている。

そこから次々と死体で発見されていき、結局はカメラマンと一人の少女が残った。少女は言う。

------



No.80 12/10/04 13:42
ストロベリー ( bAF01 )

【夢とそして根拠のない自信だけ】№1135


西田文郎氏の心に響く言葉より…


「最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。

そこからすべてが始まった」


これは孫正義さんが若き日を振り返って語った名言ですが、まさにこれは「その気」の法則を表していると言っても過言ではありません。

この若き日の孫さんは脳が「快」でプラス思考です。

孫さんはこの初心があったからこそ、ソフトバンクが今のような大企業に世長したのだと思います。


では、なぜあなたは「その気」になれないのか。

はっきり言いましょう。

あなたが「その気」になれないのは成功体験が少ないからです。

さらに、「もともと自分はツイていない」「どうせ自分には無理だ」といった失敗体験に基づいたネガティブな思考に支配されているからです。


言い訳、嫉妬、責任転嫁、イヤイヤ行動するなど、それでは「その気」は生まれてきません。

自分でツイていない、と言えば言うほど、ツキは逃げていきますし、自分でマイナスの言葉を言うことは、脳に「自分はツイていない」と思い込ませて、さらにツイてない脳へ強化していることになるわけだからです。


脳はとても優秀で、過去の体験データから「こんなこと無理だ」とか「できるわけない」といった結論もすぐに出してしまいます。

ですから、過去に成功体験が多くある人ほど自信が持てますし、失敗体験が多いとどうしても弱気になります。


しかし、ご安心ください。

実は脳の条件付けを変更するのは案外簡単です。

肯定的な脳を作るためには、プラスのデータを入力すれば脳は錯覚します。

本当にあったことと、イメージなのかを区別することができないのです。


ですから、ウソでもいいので、「自分はツイてる」「この失敗があって本当に助かった、次回に活かせる」「今度はもっと上手くできる」など、口に出して言ってみます。

内心信じられなくてもいいのです。

口から出た言葉が耳を通して脳に入力され、それを繰り返し行うことで脳はだまされ、「次にもっと上手くするにはどうしたらいいのか」など考え始めます。

つまり何度も繰り返しプラスのイメージを入力することで、扁桃核の判断を肯定的に切り替えられるのです。

『その気の法則』ダイヤモンド社



何度失敗しても、「最後は自分は絶対にうまくいく」、というような根拠のない自信を持っている人は、いつか必ず成功する

No.79 12/10/04 13:29
ストロベリー ( bAF01 )

次の日の夜明け前に、モンロビアに臨時停車し、

他の乗客に気づかれないように静かに駅に降りたところ、

そこには車椅子を持った看護婦さん達が数人待機していてくれた。


車椅子に乗せてもらい行こうとしたら、

なぜか列車がざわざわしているので、

振り返ってみてびっくりします。


一等、二等はもとより、全ての列車の窓と言う窓が開き、

アメリカ人の乗客が身を乗り出して口々に何か言っていた。


最初は、日本人である自分に何か嫌なことを言っているのかと思ったが、

そうではなかったのです。


名刺や、住所や電話番号を書いた紙切れなどに、

ドル紙幣をはさんだものが、

まるで紙吹雪のように、投げられた。


「死んではいけない。きっと助かるから、安心しなさい」、

「人の声が聞きたくなったら、私のところに電話をかけてきなさい」、

「手紙を書きなさい。寂しかったら、いつでもいいよ」

と口々に声をかけてくれていたのです。


彼女は、4.5メートル先に停まっている列車が涙で見えなかったという。



結局、3年間入院したが、

その間、毎週毎週、見知らぬアメリカ人が見舞いに来てくれたが、

これも列車の乗客だった。


そして、3年間の膨大な手術費と治療費を払って出ようとしたら、

乗客の中の一人のお金持ちがすべて匿名でお金を払った後だった、という。



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

心に響きます。


たった一人が

人を想い行動すること


その連鎖が世の中を照らすのでしょうね。





No.78 12/10/04 13:28
ストロベリー ( bAF01 )


南蔵院の林覚乗住職のお話です


~~~


戦後間もない頃、日本人の女子留学生が

アメリカのニューヨークに留学しました。


戦争直後の、日本が負けたばかりの頃なので、

人種差別やいじめにもあいました。


そして、とうとう栄養失調になってしまい、

病院に行ったところ、重傷の肺結核でした。


戦後まもないころ、肺結核は死の病と言われていました。


医者からは

「モンロビアに行きなさい。

そこには素晴らしい設備を持った療養所があるから」

と言われました。


飛行機がまだ発達していない時代、

ロサンゼルス近郊のモンロビアは、

ニューヨークから特急列車で5日間もかかる距離でした。


当時、汽車賃さえない彼女は、恥ずかしい思いをして、

知人や留学生仲間に頼み込み、カンパしてもらい、

列車のお金を集めた。


しかし、食料までは手が回らず、

3日分を集めるのがやっとでした。


治療費は、日本にいる両親が、

家や田畑を売り払ってもなんとかするから、

という言葉を証明書代わりに、列車に乗ります。


列車では、発熱と嘔吐が続き、満足に食事もできなかったが、

それでも、とうとう3日目には、食料がつきてしまいます。


そして、最後に残ったお金を出し、

車掌にジュースを頼みました。


ジュースを持ってきた車掌は、

彼女の顔をのぞきこみ「あなたは重病ですね」と言った。


彼女は、「結核となってしまい、モンロビアまで行く途中ですが、

そこまで行けば、もしかしたら助かるかもしれない」

ということを正直に話をします。


車掌は、「ジュースを飲んで元気になりなさい。きっと助かる」

とやさしい言葉をかけてくれました。


翌日の朝、車掌が

「これは私からのプレゼントだ。

飲んで食べて、早く元気になりなさい」

と言って、ジュースとサンドイッチを持ってきてくれました。


4日目の夕方、突然車内に放送が流れた。


「乗客の皆さま、この列車には日本人の女子留学生が乗っています。

彼女は重病です。ワシントンの鉄道省に電報を打ち、

会議してもらった結果、

この列車をモンロビアで臨時停車させなさい

という指令がきました。

朝一番に止まるのは、

終着駅のロサンゼルスではありません」


これは、現在で言えば新幹線を臨時停車させるくらい大変なことです。




……続く、、、、

No.77 12/10/04 08:00
ストロベリー ( bAF01 )

【夢とそして根拠のない自信だけ】№1135


西田文郎氏の心に響く言葉より…


「最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。

そこからすべてが始まった」


これは孫正義さんが若き日を振り返って語った名言ですが、まさにこれは「その気」の法則を表していると言っても過言ではありません。

この若き日の孫さんは脳が「快」でプラス思考です。

孫さんはこの初心があったからこそ、ソフトバンクが今のような大企業に世長したのだと思います。


では、なぜあなたは「その気」になれないのか。

はっきり言いましょう。

あなたが「その気」になれないのは成功体験が少ないからです。

さらに、「もともと自分はツイていない」「どうせ自分には無理だ」といった失敗体験に基づいたネガティブな思考に支配されているからです。


言い訳、嫉妬、責任転嫁、イヤイヤ行動するなど、それでは「その気」は生まれてきません。

自分でツイていない、と言えば言うほど、ツキは逃げていきますし、自分でマイナスの言葉を言うことは、脳に「自分はツイていない」と思い込ませて、さらにツイてない脳へ強化していることになるわけだからです。


脳はとても優秀で、過去の体験データから「こんなこと無理だ」とか「できるわけない」といった結論もすぐに出してしまいます。

ですから、過去に成功体験が多くある人ほど自信が持てますし、失敗体験が多いとどうしても弱気になります。


しかし、ご安心ください。

実は脳の条件付けを変更するのは案外簡単です。

肯定的な脳を作るためには、プラスのデータを入力すれば脳は錯覚します。

本当にあったことと、イメージなのかを区別することができないのです。


ですから、ウソでもいいので、「自分はツイてる」「この失敗があって本当に助かった、次回に活かせる」「今度はもっと上手くできる」など、口に出して言ってみます。

内心信じられなくてもいいのです。

口から出た言葉が耳を通して脳に入力され、それを繰り返し行うことで脳はだまされ、「次にもっと上手くするにはどうしたらいいのか」など考え始めます。

つまり何度も繰り返しプラスのイメージを入力することで、扁桃核の判断を肯定的に切り替えられるのです。

『その気の法則』ダイヤモンド社



何度失敗しても、「最後は自分は絶対にうまくいく」、というような根拠のない自信を持っている人は、いつか必ず成功する

No.76 12/10/04 07:58
ストロベリー ( bAF01 )

我勝道と凡事徹底より


【自分のために勉強しないこと】

本を読んだり、勉強したり、一番身につく方法がある。
それは・・・「自分のために勉強しないこと」なのだ。

こんなお話がある。

小学生の女の子がいた。
その子は、全ての科目よく出来るのだ。
「どこかの塾で勉強しているのか?」
「優秀な家庭教師がついているのか?」
塾へも行っていなければ、家庭教師もついていない。

彼女の母はその女の子にこう話していたそうだ。
「お母さんは勉強が嫌いであまりしてこなかったから、いま、知らないことがいっぱいあるの。お前が学校へ行って習ったことをお母さんに教えて頂戴」

すると、その女の子は、「お母さんに教えてあげなくちゃいけない」と、授業をシッカリ聞いて、毎日お母さんに今日習ったことを報告していたそうだ。
それが復習となり、成績が良かったのだそうだ。


人のために勉強すると身につくのだ。

自分のためにやると、言い訳がしやすくなるのだ。
人間は言い訳をする天才だから。
しかし、誰かのためにやると、言い訳が言いにくくなり、言えなくなる。
すると、確実に実行できてしまうわけだ。

勉強のわからない友達がいたら、積極的に教えてあげよう。
役立つ話、面白い話があったら、ドンドン友達に教えてあげよう。

教えるためには、それがわかっていなければいけない。
教えることは復習にもあり、知識が整理され、
一番自分のためになるのだ。
そして、教えることで感謝もされる。

友達はライバルではない、戦友なのだ。
ひとりで合格してもひとりでしか喜べない。
みんなで合格すると、みんなで喜べるのだ。

仲間は、受験の苦しみを半減し、
合格の喜びを倍にしてくれるために、キミの周りにいてくれるのだ。

そして、キミの勉強はキミの将来のためにするのではなく、
将来出会う人を幸せにするためにするのだ。

みんなで合格すると、楽しいで!
Together Everyone! みんな一緒に合格だ!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

No.75 12/10/04 07:51
ストロベリー ( bAF01 )

>> 74
NO41どうして続きがなかったのかな?


↓↓↓↓↓

そうですね……
つまり……、、、、
    ___ ・・・・・。
   / ― \
  /ノ (●) \
 |(●)  ⌒) |
 |  (_ノ ̄  /
 |      /
  \_ ⊂ヽ∩\ 
   /  (_ \\
   | /   \_ノ








    ___ ぁあ~
   / ― \あの続き…
Σ /ノ (〇) \知らない
 |(〇)  ⌒) |ほうが
 |  (_ノ ̄  /よかった
 |      /かも…
  \_ ⊂ヽ∩\ 
   /  (_ \\
   | /   \_ノ



No.74 12/10/04 07:23
りんりん ( ♀ NqwIc )

>> 73
😨怖っ!

ありがとうございます。
NO41どうして続きがなかったのかな?

No.73 12/10/04 02:26
ストロベリー ( bAF01 )


NO.41…の続き、、、、





・・・鳥居ではなく、文字の方へ。

「お」

そのまま次の文字へ。

「い」

次の文字へ。

「で」

そして鳥居に戻りました。

A君「おいで・・・?」

意味がわかりませんでしたが、C君が早く終わりにするように言いました。

A君「あぁ、ええと・・・こっくりさん、ありがとうございました。」

これでこっくりさんは終了です。

C君「A、気分はどうだ?」

A君「うん・・・なんか楽になった気がするかな・・・」

私「まだ、何か見えるか?まだ居るのか?」

A君「居ない・・・さっきまで居たとこには居ない。何も感じないし、もう平気なのかな。」

C君と私はホッとしました。

A君もやっとぎこちないですが笑顔を見せてくれました。

その後、3人で外で食事をし、また近いうちに会おう、と言って解散しました。

しかしもう会うことはできませんでした。

その次の日のニュースで、A君が飛び降り自殺をしたことを知りました。

前日にA君と会っていた、ということで警察が私のところに来ました。

現場の状況と、遺書らしきメモ書きから自殺と断定したそうですが、その内容がどうも分からない、ということでした。

そこには一言だけ、こう書かれていました。

「Bが呼んでるから、いってくる」

私の話は以上です。

呪いというのは本当にあるのでしょうか。
私は霊を見ていませんし、こっくりさんも、A君が自分自身も知らない潜在意識で十円玉を動かしていただけかも知れません。

しかしその後にB君が事故で死に、それによりA君が長い間苦しみ、最後に死んでいった、というのも事実です。

これは呪いによるものです、と言っても、私は否定できません。







No.72 12/10/04 00:38
匿名72 ( ♂ )

俺もこのスレ好きで見てるんですが41だけ謎です💦

No.71 12/10/04 00:07
りんりん ( ♀ NqwIc )

すみませんNO41の続きは?です💦

No.70 12/10/04 00:06
りんりん ( ♀ NqwIc )


これの続きは?

気になります。

No.69 12/10/03 19:33
ストロベリー ( bAF01 )


【習慣という引力】


習慣には強い引力があります。


この引力は敵にもなり、味方にもなります。


例えば、後回しの習慣(癖)がある人は、つい「まあ、後でいいか」となります。


しかし、後回しの習慣をすぐやる習慣に変えると、逆に
後回しにすると気持ち悪くなります。


人間(脳)は非常に適応力のある生物で、大概の事は慣れてしまいます。

*ちなみに習慣を変えるには21日(30日説もあり)続ければ習慣になるみたいです。

21日もと考えるか、(長い人生で)たった21日でと考えるかです。


No.68 12/10/03 19:24
ストロベリー ( bAF01 )


がんばろう!日本!
『敷島の大和心の雄々しさは 事あるときにぞ現れにける』

一緒にがんばろう!
東北のみんな!

==========

【我勝道】
(がしょうどう)
自分の弱い心、怠け心に負けないこと

【凡事徹底】
(ぼんじてってい)
誰にもできることを
誰にもできないくらいに
続けること

==========

Dream as if you'll live forever, live as if you'll die today.
永遠に生きるがごとく夢を見て、今日死ぬがごとく生きろ


自分の目標や夢が明確になると、
人間、どこからともなく力が湧き出て、やる気がでてくる。

そして、やることによって、ますますやる気が出てくる。

待っているだけではやる気は出てこないものなのだ

だから、まず、この夢が叶う三原則を守ることだ

1)絶対に叶うと決める
2)絶対に諦めない
3)絶対にやり続ける

まず、自分の夢は叶うと決めてしまったら、
決まっているんだから、不安や心配になる必要はない。

そして、不安や心配になる暇がないほど、諦めずに、やり続ける。

やり続けていると、必ず壁にぶち当たる。
それは、神様からの問題集だ。
キミが本当にやる気があるのか、試しているのだ。
この問題集をクリアできると、神様は背中を押してくださる。
その資格がキミにあるのか、試しているのだ。
だから、「わぁ、シンドイな」、「ムズいなぁ」、「辛いなぁ」と感じた時には、
「キタ~~~!」と喜ぶべきなのだ。
ようやく神様から試されるレベルまでに成長したと。

そして、腕まくりして、自分には、こうつぶやく
「神様、私を試していますね。いよいよ面白くなってきたぜ!」

そして、目の前の壁を叩き潰し、乗り越えていくのだ

夢が実現するまでには、この壁が何度が現れる。
でも、同じやり方で、壁を乗り越えて、必ず夢を実現させるのだ。

今夜も、夢の実現に向けて、勉強三昧だ!

今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!
 
今日が今までの人生で最高の一日になるように、寝るまで努力を惜しまないこと!

===========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう!

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう

No.67 12/10/03 14:46
ストロベリー ( bAF01 )


成功哲学の祖といわれている“ナポレオン・ヒル”さんの著書よりご紹介させて頂きます。


_______


ゴールドラッシュの時代のこと、


ダービーという人が、コロラド州に金脈を持っていました。


金脈からは金がたくさん出ましたが、それもしばらくのことで、やがてさっぱり出なくなったように思われました。


ダービーはもう少し奥まで、またもう少し深くまで掘ってみました。


しかし金は少しもとれませんでした。


そのため、掘るのをやめ、採掘の道具と金鉱を数百ドルである探鉱者に売りました。


ところが、この探鉱者は、ダービーが掘るのをやめた場所から三フィート(約九〇センチ)と離れていないところで、数百万ドルの価値ある金脈を掘り当てたのです。


この出来事によってダービーの人生は変わりました。


金脈からわずか三フィートのところで作業をやめてしまったという過ちを、ダービーは決して忘れませんでした。


数年後、ダービーは言いました。


「あれは、不幸に見えて結局は幸福をもたらすものになった。


僕は、どんなに大変な状況であっても、あきらめないで頑張り続けることを教わった。


もっと早くに学ぶべきだったが、今じゃどんなことでもあきらめないで頑張れるようになっているよ」

_______

「巨富を築く13の条件」

ナポレオン・ヒル 著

きこ書房より



_______


このダービーさんは、金脈を掘り当てなかった時の経験があって良かったと言っています。


あきらめそうになったとき、このお話を思い出して頂けたらと思います♪


もの凄く困難が押し寄せてくるときは、あと一歩の所まで来ていることが多いそうですよ♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されているものだ」


by ナポレオン・ヒル(アメリカの成功哲学者)


No.66 12/10/03 14:41
ストロベリー ( bAF01 )

【見事に格好よく生きる】№1133


牟田学氏の心に響く言葉より…



人間が人間に惚(ほ)れこむのは、魅力のせいである。

魅力があるから、その人に心酔してついていくのだ。

魅力は、事業や人生に成功するうえで、リーダーにとって不可欠の要素だ。


その魅力の根源はどこにあるかと突き詰めると、性格に辿(たど)り着く。

性格こそ、魅力を構成している根源である。


男と女が恋をする。

初めは顔だとか、体とかに魅(ひ)かれるものだ。

しばらくすると、その人の持つ知識や、経験から出ている性格に魅かれるようになる。


特に、年をとってくると、性格こそ一番の魅力である。


もともと愛とは、この魅力に魅き込まれることをいう。

魅力とは、その人の性格であるから、性格を磨く以外にない。


性格が深く、広く、そして強くなければ、他への愛は生まれない。

特に、リーダーや、男は、優しくないと魅力がない。

強くなければ優しくなれないし、優しくなければ強い心を保てない。


学問も、思想も、事業も、政(まつりごと)も、幸福になりたいという人間の情の満足のためにある。

人を不幸にするものは、学問でも、思想でも、事業でも、政でもないし、長く続かない。


性格を鍛え、象(かたど)るものは、具体的には世界観を磨くことであり、たくさんの場数を踏むことが大事である。


だから、見事に格好よく生きることが、私の人生哲学である。

みっともないことはしない。

『打つ手は無限』サンマーク出版



みっともないことをする人は、格好悪くて、魅力がない。

格好悪い人は、自分より弱い立場の人に威張ったり、実力もないのに見栄をはったり、少しうまく行ったらすぐに調子に乗るような人だ。


本当の格好よさとは、スマートであることではなく、「素・朴・愚・拙」(感奮語録より)で生きることだ。

素とは、何も飾らない魅力。

朴とは、泥臭い朴訥(ぼくとつ)とした魅力

愚とは、バカになれる魅力

拙とは、要領はよくないが、実直で不器用な魅力。


「素・朴・愚・拙」の人は、深くて、厚みがあって、重みがあって、そして味がある。


二度とない人生…

この世を、見事に格好よく生きたい。


No.65 12/10/03 13:52
ストロベリー ( bAF01 )


『履物並べから学んだ人生観』

田村一二 氏



私は六人の息子を持っているわけですが、

彼らがまだ小さいとき、どうしても履物をきちんとそろえられなかった。



叱っても、そのときはそろえるが、

すぐに元通りに戻ってしまうのです。


それで、私が尊敬する糸賀一雄先生にお尋ねしました。


「しつけとはどういうことですか」と。

先生は、


「自覚者が、し続けることだ」


とおっしゃる。


「自覚者といいますと?」


と聞くと、



「それは君じゃないか。

君がやる必要があると認めているんだろう?


それなら君がし続けることだ」



「息子は?」



「放っておけばいい」


というようなことで、家内も自覚者の一人に引っ張り込みまして、実行しました。



実際にやってみて、親が履物をそろえ直しているのを目の前で、

息子がバンバン脱ぎ捨てて上がっていくのを見ると、

「おのれ!」とも思いました。



しかし、糸賀先生が放っておけとおっしゃったのですから、仕方ありません。



私は叱ることもできず、腹の中で、

「くそったれめ!」と思いながらも、


自分の子供であることを忘れて、

履物をそろえ続けました。



すると不思議なことに、ひたすらそろえ続けているうちに、

だんだん息子のことも意識の中から消えていって、

そのうちに履物を並べるのが面白くなってきたのです。



外出から帰ってきても、もう無意識のうちに、

「さあ、きれいに並べてやるぞ」と楽しみにしている自分に気がつきました。


さらに続けていると、そのうちに、

そういう心の動きさえも忘れてしまい、

ただただ履物を並べるのが趣味というか、

楽しみになってしまったのです。



それで、はっと気がついたら、

なんと息子どもがちゃんと履物を並べて脱ぐようになっておりました。



孔子の言葉に、


「これを楽しむ者に如かず」というのがありますが、

私や家内が履物並べを楽しみ始めたとき、

息子はちゃんとついてきたわけです。



私事で恐縮ですが、ここに教育の大事なポイントの一つがあると思います。



口先だけで人に、


「こら、やらんかい」


とやいやいいうだけでは、誰もついてきません。



自分が楽しんでこそ、人もついてくるんだという人生観を、私は履物並べから学んだ次第です



No.64 12/10/03 13:35
ストロベリー ( bAF01 )

自我への偏愛を捨てよということである。


そして、第二次来襲のときに、「驀直進前(ばくじきしんぜん)」とだけ告げる。

あれこれとおもいわずらわず、ただまっすぐに進め…と。

「莫煩悩」を積極的に展開すると、「驀直進前」となる。


思いあがりを恐れる小心があれば、逆境も悲運もみな頭を押さえてくれる良き師となる。

病み、悩む体験によって、すこしでも自分を深め、高めたいとの気が起きたら、病中や逆境にありながら、しかも病気や逆境をその人は超えているのである。


病気や逆境に成り切って、はじめて煩悩が起きても煩悩が作用する余地がなくなる。

莫煩悩や驀直進前、とはそういうことである。

『人生の極意』PHP文庫



藤田東湖が吉田松陰に贈った言葉がある。

「国難襲来す。

国家の大事といえども深憂(しんゆう)するに足らず。

深憂とすべきは人心の正気の足らざるにあり」

(感奮語録より)


正気が足りないとは、気力と気迫がなくなることだ。

個人の病気やトラブル、また会社の危機、あるいは国難にあっても、それは同じこと。

むしろ、心配すべきは、危難そのものではなく、人々に気力と気迫がなくなってしまうこと。


できることなら…

甕(かめ)の如き胆力を身につけたい。


No.63 12/10/03 13:35
ストロベリー ( bAF01 )

【甕(かめ)の如き胆力】№1134


松原泰道師の心に響く言葉より…


個人が危険な目にあう災難があるように、日本の国にも、国家・国民全体が受けた危難がたびたびあった。

それを「国難」という。

今世紀に受けた第二次世界大戦の敗戦は、わが国が受けた最大の国難である。

それまでは、国難といえば「元寇(げんこう)」が挙げられた。


鎌倉時代の末期に近い1274年に、当時の中国を支配していた元の国王フビライが、日本に使者をよこして、日本の入貢を要求したが、鎌倉幕府はこれを拒否して、使者を帰した。

フビライは怒って日本の国に攻めよせ、壱岐(いき)や対馬など日本の領土が一時元軍に侵略された事件を「元寇」と呼ぶ。

「寇」は「あだをする・攻め入る・人や財産を殺したり奪ったりする」意味である。


当時の幕府の最高指導者は執権職の北条時宗(ときむね)である。

このとき時宗は23歳の青年だった。

翌75年に重ねて日本の入貢を要求した元の使者を、彼は鎌倉の由比ガ浜で斬る。


81年、時宗が30歳のとき元軍の第二次来襲を受ける。

このときの元軍は前回にも増した15万の大軍の侵入だが、彼は沈着にこれを迎え撃ち退却させた。

勝利を得た大きな原因に、突如大風が吹いて多くの敵船を沈めたいわゆる「神風(かみかぜ)」が挙げられる。

しかしすべてを天の佑(たす)けとするのは当たらない。

上下一致団結の愛国心と、勇猛な将兵の努力が、よき指導者のもとで実を結んだからである。


時宗は、自分から進んで戦争を計画したのではない。

元のフビライから仕掛けられた日本民族の危機に、彼は止むなく起ったまでだ。

彼は元寇の役が終った3年後に、33歳の若さで没した。

彼はこの国難に心身をともにすり減らしたのである。


時宗が師事した一人に、彼が中国の宗から招いた禅僧の無学祖元(むがくそげん)がある。

ある日、彼は祖元に「私は臆病(おくびょう)でこまる。気が小さくてこまる」と悩みを訴えている。

的確に自分を「小心・臆病」と認知できたら、その人はすでに小心者でも臆病者でもない。

このとき、時宗はすでに、「甕(かめ)の如(ごと)き胆力(たんりょく)」を自分の中に据(す)えたと見るべきであろう。


祖元は「莫煩悩(まくぼんのう)」(煩悩するなかれ)と三文字を書いて時宗に与えた。


……続く、、、

No.62 12/10/02 14:12
ストロベリー ( bAF01 )



あの、諸葛孔明さんが息子さんに宛てた手紙をご紹介させて頂きます。

_______


徳と才能を備える者の行いは、心静かで安らか、精神が集中し、エネルギーのバランスを保つことから来る。


人は心と身体を修養し、自分の行いに気をつけ、精進しなければならない。


もし人が世俗の名利に淡白でなければ、己の志が見えなくなるだろう。


心身が穏やかでなければ、大きな理想を成し遂げることはできない。


学習したなら必ずそれを吸収し、能力を高めるには刻苦勉励しなければならない。


努力を怠れば、才能と智慧が伸びることはない。


もし己の志が明確でなければ、勉学をしても成就することができないだろう。


享楽を追及し、怠慢で散漫であれば、精神を奮い立たせることはできない。


浮ついて短気な者は、己の気質をコントロールすることができない。


彼は年を重ね、志も退化していき、結局、何も成し遂げることができない。


最後には社会にとって何の価値もない人間となる。


その頃にはやるべき事もなく、自分の小さな世界に閉じこもって、自分が出来なかったことを嘆くのみだ。

_______


諸葛孔明さん、厳しいお言葉ありがとうございます。


心と身体の修養と、己の気質をコントロールすること!


大切なことですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える」


by プルタルコス(古代ギリシャの哲学者・著述家)


No.61 12/10/01 08:27
ストロベリー ( bAF01 )

今、世の中で起きていることは、選ばれる商品と選ばれない商品、選ばれる店と選ばれない店、選ばれる会社と選ばれない会社。

それが明確になっているということなんです。

『やっぱり!「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』実業之日本社



映画の「男はつらいよ」の寅さんの、「体験」を売る話がある。

寅さんが、なんの変哲もない消しゴムつきの鉛筆を売るシーンだ。


「おばちゃん… オレはこの鉛筆を見るとな、おふくろのこと思い出してしょうがねえんだ。

不器用だったからねぇ、オレは。

鉛筆も満足に削れなかった…。

夜おふくろが削ってくれたんだ。

ちょどこの辺りに火鉢があってな。

その前にきち~んとおふくろが座ってさ、白い手で『肥後守(ひごのかみ)』を持って、スイスイ、スイスイ削ってくれるんだ。

その削りかすが火鉢の中に入って、ぷ~んといい匂いがしてなあ。

きれ~に削ってくれたその鉛筆をオレは、落書きばっかりして、勉強ひとつもしなかった。

でもこれぐらい短くなるとな、その分だけ頭がよくなったような気がしたもんだ」


しみじみとした寅さんの話は続き、それを聞いていた家族みんなが鉛筆を欲しくなる。

(以上、本書より)


体験には、心が温かくなるようなストーリーや、どうしても欲しくなるような価値や、意味がある。

しかし、価格も、機能も、性能も、それはただ単に無機質な「モノ」でしかない。


「モノ」ではなく、「体験」を売って、選ばれる会社になりたい。


No.60 12/10/01 08:27
ストロベリー ( bAF01 )

【 選ばれる会社と選ばれない会社】№1132


藤村正宏氏の心に響く言葉より…


ユニクロやH&Mみたいなファスト・ファッションの流行や、家電量販店の乱立。

安売りが当たり前の世の中になってきています。

モノを「モノ」として売っている限り、価格競争になってしまうのは必然。

大激変の時代には、商品やサービスにフォーカスするマーケティングではなく、体験価値をしっかり伝える「エクスペリエンス・マーケティング」が有効になるのです。


体験というのは商品やサービスではなく、「コト」です。

さまざまなコトを発信していると、そこに関係性が生まれやすくなる。

関係性はモノだけでは生まれません。

だって、人は、同じものを買うのなら「関係性」の深い店から買うからです。


保険に入るとき、自動車を買うとき、税理士さんを頼むとき、美容院を選ぶとき、もしあなたの知り合いがそれらを売っていたら、見ず知らずの人より知り合いから買いますよね。

ごくごく簡単にいうと、これが「関係性」ということ。


モノが世の中に行き渡って、人口が減少傾向になると、モノは売れなくなります。

世の中にモノやサービス、お店があふれ、ライバルとの差別化も難しくなっています。

この流れは、加速することはあれ、元に戻ることは決してありません。


じゃ、もうモノは売れないのでしょうか。

そんなことありません。

この不景気だといわれているときに、繁盛している会社や店はたくさんあります。


安売りするのではなく、「体験」を売るチラシで情報を発信して、圧倒的に売上を上げているスーパー。

既存顧客を大切にして関係性を深めることで、売り込まなくても注文が殺到するケーキ屋さん。

衰退業態といわれる中、技術よりも「思い出」を売ることで、業績を伸ばし続けている写真館。


あなたのお客さまは、モノやサービスが欲しいわけではないということです。

そのモノを買うことによって、どういうステキな生活が手に入るのか、どういう体験が起こるのか、どういう嬉しいことがあるのか。

その商品の先にある、「体験」を発信しなければモノは売れない、ということなんです。


どんなに不況になっても、髪を切る人はいます。

不景気になっても家を建てる人はいるし、外食する人はいるのです。

……続く、、、

No.59 12/09/30 13:49
ストロベリー ( bAF01 )

携帯電話と同様に、我々の「人格・人間性」も、日々充電を心がけていないと、必ず“電池切れ”になってしまいます。

繰り返しになりますが、「積善の家に余慶」が生じるのは、善を継続して積み重ねた結果であり、年令相応の「人徳・品性」が備わっている人とは、30代、40代、50代…と、常に徳を養い続けてきた人なのです。

「電池=電気の池」とは、非常に興味深い言葉です。

季節に見合った、爽やかで涼やかな人となるために、心の中に「善の池=善池(ぜんち)」を、イメージしてください。
人と接する時、己が務めに勤(いそ)しむ時、胸中のその池より、善が溢れ出るのを感じてください。
そして、「善力不足」に陥らぬために、お互いに日々「発善」を心がけましょう。

「充善」の完了した小さな「善池」を携行し、目の前にいる人の役に立つことが、我々がこの世に生まれてきた意味だと考えます。


No.58 12/09/30 13:48
ストロベリー ( bAF01 )

【人間だからできること(52) 蓄電と積善】

「猛暑だ、電力不足だ、計画停電だ…」
原子力発電所再稼働のため、国をあげて危機感を煽(あお)っていた夏が終わりました。
ご承知のとおり、再稼働は強行されましたが、結果的には、原発はなくても電力は十分に足りていました。

夏が訪れる前の偏向した“煽り”に対して、総括や反省をほとんど示すことのない電力会社、何事もなかったかのように知らん顔で政権の動向に没頭する政治家、マスコミの諸氏…。
彼らにとっての「生きる意味」とは何なのでしょう?
それぞれの人生に、人として生まれてきた、心からの清々しさ、爽やかさはあるのでしょうか?

強弁、開き直り、他罰、傲岸…そうした言動を駆使する首長が、東でも西でも大衆から支持されている現実に、大きく首をひねり続けているのですが、それらは人として恥ずべき態度なのだ、という心を、私は持ち続けていたいと思います。

さて…
電力不足が問題となるそもそもの原因は、
「電気は貯めることができない」
という、その性質によるものです。
(もちろん最大の要因は「電気の使い過ぎ」ですが)
この「発電~即消費」という在り方を、ガスや水道やガソリンなど、他のライフラインに当てはめて考えてみると、それはとっても大変なことで、電気というエネルギーの持つ宿命を感じずにはいられません。

ところで今、「電気は貯めることができない」と言いましたが、実際には乾電池や蓄電池などの方法がありますので、もう少し正確に申し上げると、
「電気は少量なら蓄えることができる。だが、その恩恵に浴し続けるためには、常に発電し、充電、蓄電を繰り返さなければならない」
ということになりましょうか。

で、今回お伝えしたいのは、この電気の持つ特質が、私たちの「人格・人間性」にも当てはまるのではないか、という考えであります。

『易経』の中に、「積善の家には必ず余慶あり」という有名な文句があるように、私たちはそれぞれの内面に、「善」を積んだり、「徳」を蓄えたりすることが、確かに可能です。
しかしながら、それら〈善なる徳性〉は、「一度積めばそれでよし、未来永劫に蓄えられる」というものではありません。

電池が、使えばなくなるように、善や徳も、人間関係の中で消費されます。
蓄電されたバッテリーに放電作用があるように、過去の善行も、為した後、放置したきりでは、知らぬ間に失われていきます。
……続く、、、

No.57 12/09/30 12:19
ストロベリー ( bAF01 )


ホンダの創業者、本田宗一郎氏はある日、代表の座を降りました。


その後、宗一郎氏は全国行脚の旅に出ます。


全国のホンダの営業所、工場を訪れ社員一人一人に挨拶し、

握手を交わしたいと言い出したのだ。


それが社長を辞める際の唯一の願いだった。



飛行機、車、新幹線を乗り継いで、

全国どころか外国も含め、1年半ですべてを回りきった。


ある工場で宗一郎氏と握手する前に急いで走り去ろうとするものがいた。


「どうした?」


そう呼び止めると


「手が汚れているから」


と油で真っ黒になった手を隠しながらもぞもぞしている。



だが宗一郎氏は、


「いいんだよ、それでいいんだ」


と彼の真っ黒な手を握り締めた。



「働いている手じゃないか、

立派な手だ。


俺はこういう手が一番好きだ」



そういいながら涙ぐむ宗一郎氏と一緒に社員も涙を流した。



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

熱い気持ちになりますね!


「人間というものは、面白いものであり、

不思議なものであり、

必要のない人間というのはいないのである。」


by本田宗一郎


No.56 12/09/30 12:11
ストロベリー ( bAF01 )

人生で最も大切なことを三つに絞り、それに優先順位をつけるとすれば、一番が「引き」、二番目が「運」、三番目が「力」であるとの考えから、この言葉は生まれたのです。

「引き」とは、辞書によれば「引き立て、自分の希望を達するためのてがかり・縁故・つて」と説明されています。

つまりは、自分を引き立ててくれる人や組織の力を指すと考えていいでしょう。


人の一生は、そのほとんどが引きからスタートします。

最初は親や親族の人たちからの引きから始まり、次第に友人・知人へと引きは広がっていきます。

この引きがあるかどうかで、人生は決まっていきます。

なぜならば、引きはやる気のある人が手にできるものであり、そのことが分かった人は自分がやる気を持続することで、次なる引きを得られるはずだと無意識のうちに悟っているからです。

ですから、「引きは機関車、運や力は客車」と言っても過言ではありません。

引きに恵まれれば、運も力もついてくることになります。


どんなに仕事に対する自信があっても、「あの人を引き立ててやろう」というほかからの引きがなければ、仕事は手にできません。

その引きを得るには、普段から、どんな仕事でも手を抜かず、誠心誠意やり抜き、相手の期待以上の成果を示すことが大前提となります。


そのうえで、自分に仕事を割り当ててくれた人に対して心から感謝し、その気持ちを手紙やはがきに託して先方に届けるという行為を示すことです。

そうした行為を重ねているうちに、「仕事を頼むなら、あの人だ」というほかからの引き(好意的な推薦)を得ることができるようになります。

『やる気再生工場塾』ぱるす出版



イチロー選手が大学時代、夜中、合宿所に幽霊が出る、との噂が出たことがあった。

調べてみたら、野球の練習が終わって選手達がクタクタになって寝静まった後、イチロー選手が一人で黙々とバットの素振りをしていたということが分かった。

人一倍努力し、それをひけらかさないイチローを監督が認めない訳がない。


上司や、監督から引きがある人は、手を抜かず、誠心誠意の努力を重ねる人だ。

自らを必要以上にアピールする人ではなく、黙って結果を残す人。

そして、引きがある人は、恩人や両親や周りの人に対し、常に感謝の念を持っている。


「一引き、ニ運、三力」

感謝の多い人は、人から好かれ、まわりから引き立てられる

No.55 12/09/30 11:58
ストロベリー ( bAF01 )


【誤った余裕】

人生で成功したかったら、「手抜き」をしないことだ。

手抜きは油断から生まれる。
相手を、目の前の事を、過小評価することで生まれてくる誤った余裕だ。
「こんなんで、相手に勝てるだろう」
「こんなんで、相手も満足するだろう」
が油断を呼ぶのだ。

油断防止のために、どうするか?

「そこまでやるか」と回りの人がつぶやく位のレベルまでやるのだ。
密度で勝ち、時間の長さで勝ち、量で圧勝するのだ。

「そこまでやるか」、この気持ちを全てに込めることができれば、必ずうまく行く。
この境地に入れれば、相手は感動する。
いや、感動を通り越して、感涙する。

そのためにも、「そこまでやるか」の根底にあるのは、本気の本鬼!

目の前のことを一生懸命にやる鬼
目の前にひとを一生懸命に喜ばす鬼

鬼になって、目の前のこと、目の前の人のために、動き回るだけなのだ。

「人生は短い。手抜きをしている暇なんてない」

人生最高の一日のために、熱く熱く熱く!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

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今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

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No.54 12/09/29 00:58
ストロベリー ( bAF01 )


宇宙からのメール…


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No.53 12/09/28 08:34
ストロベリー ( bAF01 )

昭和48年の夏、長者原登山口に捨てられていた子犬を、バスの切符売りの方が面倒を見るようになりました。

はじめは白い毛が半分抜け落ちて皮膚病にかかっている痩せた犬でした。

お弁当を分けてもらえるからか、登山客と一緒に山を登るようになったのです。


ある日、九重連山に慣れていない夫婦が道迷いをしたときに、

白い犬が長者原登山口まで連れて行きました。


命拾いをした夫婦は、飼い主に犬の皮膚病を治してくださいとお金を置いていきます。

それから皮膚病も完治して、その犬は立派な秋田県のメスということがわかりました。

この時期がガイド犬「平治号」の誕生でした。


名前の由来は、平治岳にちなんで命名されたもので、

それから飼い主と一緒に何度も訓練を重ね、

体格もしっかりしてきて頼もしいガイド犬になっていきました。


平治はとても気持ちが優しい犬だったようで、

人に向かって吠えたり、噛んだりは決してしませんでした。

登山客のペースに合わせて、ゆっくりと先頭を進んでいきます。

分かれ道になると必ず、立ち止まって待っています。


登山客が小屋で休憩しているときも、決して中には入らず外に座って待ちます。


そして言葉が解るかのように目的地まで連れて行ったそうです。


ガスにまかれた人、吹雪で立ち往生している人、夜の登山の同行など、

たくさんの人の救いと励ましになってきました。


月日は流れ、13年目の頃から急激に平治が衰えて行きます。

人間にしてみると老人です。

耳も遠くなり、足を引きずるようになります。


平治は山が好きなのでいつまでも登ろうとします。


しかし、ある日、三俣山の急勾配でどうしても登ることができなくなりました。


その時、平治はとても悲しげな目をして同行した登山客を見ていたそうです。


昭和63年8月3日の早朝。

平治は星生キャンプ場で倒れました。


飼い主が飛んで駆けつけたときには、手足を震わせながら瀕死の状態でした。


平治は前日、登山客を山に案内して必死で星生キャンプ場まで連れて帰って力尽きたようです。


飼い主は一旦、職場に戻り昼過ぎに再び平治の元に戻ったとき・・・


平治は既に力尽きていました。

周りのキャンパーや登山者は、泣き崩れました。


飼い主は

「長い間、ご苦労だったなぁ、ありがとう平治」

心の中でつぶやきながら登山口まで、

No.52 12/09/28 08:31
ストロベリー ( bAF01 )


昔の人の教えです♪

_______


【人は山に躓く(つまずく)なくして垤(てつ)に躓く】


「人間は山のような大きなものではなく、蟻塚のような小さなものにつまずく」(『淮南子』)


些細なことだからと軽く見てかかったばかりに、後で「しまった」と思うことが多い。


人間はなぜ、小さなことでつまずくのか。


大きなことは誰でも難しいことがわかっている。


だから、緊張感を持って取り組むので、かえってつまずくことが少ない。


その点、小さなことは「こんなこと、わけもない」と、なめてかかる。


そういう心の隙がつまずきの元になるのである。

_______

「中国古典」の教え

守屋 洋 著

フォレスト出版より

No.51 12/09/28 07:49
ストロベリー ( bAF01 )

【ゴールしたときが始まりのとき】№1129


アルボムッレ・スマナサーラ師の心に響く言葉より…


景気がいいとき、商売が繁盛しているとき、ものごとがいい方向に着々と進んでいるとき、人は舞い上がって、気を緩め、安心感に浸ります。

ところが、状況は急に変わります。

平和ボケした人はピンチに対応できないので、いざというときに失敗の憂き目を見ることになります。


この世のすべてが変わり続ける真理、「無常」を知っている人は、つねに状況を観察をしているので、有事のときの対応のしかたを発見できます。

だから、失敗もしません。


男女を例にとると、「永遠の愛」を誓って結婚した二人は、安心し、怠けるようになります。

やがて無残にも、永遠であるはずの愛は壊れてしまいます。

無常を知っていれば、結婚後も努力します。

お互いの愛を継続するには、いたわりあわなければならないことがわかっているからです。

そんな二人ならば、ピンチも一緒に乗り越えられます。


結婚は婚姻届を出したら終わりではありません。

「永遠の愛」なんて、ウソっぱちなのです。

『こころを清らかにする言葉』イースト・プレス



この世の中のあらゆるものは、ひとしく同じところにとどまることなく、常に変化し続けている。

つまり、永遠不変のものはない。

このことを、仏教では、「無常」という。


無常を説くお釈迦さまは、「何かをやって成功したら、次にはそれを捨てなさい」と、おっしゃっている。(同書より)

一つの成功にとらわれていては、新たな発想ができず、次の段階へのスタートがきれないからだ。

だから、ゴールしたときが、まさに始まりのとき。


商売にしても、人間関係にしても、うまくいっているときに人は慢心し、努力を怠(おこた)るようになる。

どんなときも、「人生は今日が始まり」、の気持ちで日々精進をしたい。


No.50 12/09/27 21:53
ストロベリー ( bAF01 )

自分は親から月謝を出してもらい、小遣いまでもらって、「お願いだから」と頼まれているのに学校へ行こうとしない。

彼にとっては極端な環境変化と言えますが、そこでなにかの遺伝子がONになったのでしょう。

彼は街の市場に行って自分が着ていた洋服を売り、そのお金で教科書を買いこんで、学校に届けることにしたのです。


子どもたちに教科書を配ると、全校あげて大歓迎してくれたといいます。

おそらく、自分のやったこどでこんなに感謝されたことは、それまでに一度もなかったにちがいありません。


帰国後、彼はアフリカの学校に教科書を送る手伝いをしながらスワヒリ語を学びはじめ、いくら親が頼んでもやらなかった勉強に、率先して励むようになりました。

『生命(いのち)のバカ力(ぢから)』講談社+α新書



火事場のバカ力が発揮されるのは、極限状態に追い込まれたとき。

多くの日本人は、現代の豊かな生活に慣れきってしまっている。


だから、遺伝子のスイッチをONにするには、その慣れた環境を劇的に変える必要がある。

健康で言うなら、断食なり、絶食という、断つ方法。

普通は、薬やサプリを飲むというような、栄養なり体に良いものを入れることを考えるが、その真逆にあるのが「断」であり、「捨」だ。

それは、自分を驚かせる、ということでもある。


また、生活でいうなら、今の環境をドラマチックにガラッと変えること。

例えば…

「何に重点的に時間を使うのかという時間配分を変える」

「住む場所やよく行く場所を変える」

「付き合う人を変える」

つまり、T・P・Oという「時間」「場所」「場合」を自ら強制的に変えること。


火事場のバカ力を発揮するには…

時に、自分で自分をワザと厳しい環境に追い込むこと。


No.49 12/09/27 21:53
ストロベリー ( bAF01 )

【バカ力(ぢから)を発揮するには】№1128


筑波大学名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…



遺伝子のON・OFF機能をうまく活用するには、それなりの要因が必要です。


たとえば、末期ガンを宣告された人たちがモンブラン登頂に挑戦したところ、免疫力が上昇したという実例があります。


また、若いときに結核にかかり、療養には栄養補給がいちばんと言われて栄養をとることに専念していたのに、効果がいっこうにあらわれない。

そんなときに東洋医学に出会い、断食療法を実践したところ、つまり栄養を断つほうに治療法を変えてみたところ、結核が快方に向ったといいます。

これも断食による適度な飢餓感によって、関連する遺伝子のはたらきがONになったものと思われます。


「火事場のバカ力」という言葉もあるように、人間は極限的な状況に遭遇したときなど、ふだんでは考えられないような能力を発揮することがあります。

これなどは、私たちの内部で眠っていた能力が目覚めた瞬間の非常にわかりやすい例でしょう。


私の弟はアフリカで、エイズで差別を受けている子どもたちのために学校などをつくる仕事をしていますが、そこに、日本で落ちこぼれてしまった子どもを連れていくことがあります。

一人の高校生の例ですが、日本にいるときは、親がいくら学校へ行くように言っても、「勉強にどんな意味があるのか」と言って、まったく行こうとしないで、盛り場などをうろうろしては、同じような連中と群れて、自堕落に生きていきました。

たまに学校に行けば、規則にしたがわないので、先生から「もうくるな」と言われる始末です。

そんな親も手をつけられない、教師にも見放された少年が、アフリカの子どもたちの現実を目のあたりにするわけです。


アフリカでは、子どもが学校に行きたがっても、親はお金がないから行かせてあげられない。

それどころか、子どももわずかなお金のために朝から晩までゴミ捨て場あさりなどをしています。

劣悪な衛生状態、慢性的な栄養失調、日本では考えられない惨状に直面すれば、いやでも自分の身と比べることになります。


……続く、、、

No.48 12/09/27 21:43
ストロベリー ( bAF01 )


【我勝道】
(がしょうどう)
自分の弱い心、怠け心に負けないこと

【凡事徹底】
(ぼんじてってい)
誰にもできることを
誰にもできないくらいに
続けること

==========

The quality of a person's life is in direct proportion to their commitment to excellence.
その人の人生の質は、うまくやってやろうというこだわりの強さに比例する


人生は、彫刻のようなものだ。
彫刻するに必要なのは、ノミと設計図。

どのような彫刻(人生)にするのかという設計図。
それがあって初めて、ノミという道具が活躍する。

どのような人生を生きたいのか
どのような人間になりたいのか

この二つがしっかりしていないと、どこの学校へ行こうが、どの会社に入ろうが、自分が納得した人生は送れまい。

そして、大切にしたい人は誰なのか?
その人を幸せにするために、命をどう使うか?

自分が頑張れる原動力は、大切にしたい人の笑顔。
その笑顏を維持するために、もっと笑顏になってもらうために、自分が出来ることをひたすら続けていく
これが、人生の王道

今夜も「我が人生」という彫刻、彫り続けよう。

今日一日しっかりと生きた証(あかし)を残すために、もうひと頑張りだ!
 
今日が今までの人生で最高の一日になるように、寝るまで努力を惜しまないこと!

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今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう!

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

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No.47 12/09/27 21:00
ストロベリー ( bAF01 )


▽米オハイオ
長年連れ添った夫は、見たことも会ったこともない実の父親だった。
米オハイオ州在住のバレリー・スプルイルさん(60)がこの衝撃の事実を聞かされたのは、夫が亡くなって6年後のことだった。
この衝撃の事実を知ったスプルイルさんは心身共に打ちのめされ、脳卒中で2度倒れ、さらに糖尿病と診断されたという。
しかし、スプルイルさんは、 自分と同じ問題を抱える人の助けになればと今月、雑誌でこの事実を公表することにした。
一体なぜ、そんなことになってしまったのか。
スプルイルさんは、2004年に叔父からこの事実を聞かされて以来、この疑問の解明に努めてきた。
スプルイルさんは、夫が使っていたブラシから採取した毛髪でDNA鑑定を行い、夫が実父であることを確認済みだという。
スプルイルさんはオハイオ州アクロンで夫と出会い、結婚。
スプルイルさんにとって2度目の結婚だった。
夫は優しく、働き者で、スプルイルさんの前夫との間にできた3人の子どもにも優しかったという。
スプルイルさんの母親は、10代の頃に当時15歳だった父親の子どもを妊娠。
スプルイルさんは生後3カ月で祖父母に預けられた。
当初、スプルイルさんは、祖父母が両親だと思っていたという。
そして8~9歳の頃、時々家にやってくる女性が自分の母親だと知らされた。
父親については何も聞かされなかった。
現在、スプルイルさんには3人の子どもと8人の孫がいる。
スプルイルさんは、子どもたちに「義理の父親ではなく祖父だ」と真実を打ち明けるべきか迷ったが、セラピストに背中を押され、2年前に打ち明けた。
また最近、孫たちにも事実を打ち明けたが、皆、理解を示し協力的だという。


No.46 12/09/27 21:00
ストロベリー ( bAF01 )


【我勝道】
(がしょうどう)
自分の弱い心、怠け心に負けないこと

【凡事徹底】
(ぼんじてってい)
誰にもできることを
誰にもできないくらいに
続けること

==========

【やる気の法則】

「1:1.6:1.6の2乗」の法則がある。

これは、いやいややった時の効率を1とすると、
納得してやった時の効率が、1.6になり、
自分が率先して楽しくやると、1.6の2乗=2.56も効率があがるというものだ。

親がうるさいから、先生がやかましいから・・・と、イヤイヤ勉強していて効率が悪いなぁと、今まで思ったことはないだろうか?
勉強に集中するよりも、親や先生の放った言葉に感情が乱され、頭に血がのぼっているから効率が悪いことこの上ない。
そんな風に勉強していては、なかなか伸びない。

また、何でも先生や親が教えてくれると考えていてもダメ。
やはり、自分から積極的に行動しないと。

わからないことはいい加減に処理してはいけない。
わからないことは、自分が成長するチャンスなんだ。
成長するチャンスを逃していはいけない。

勉強をこなして、ある程度の量と質が達成されると成績にも反映される。
返ってきた点数を見て「やれば私もできるんだな」と思えれば、自分から「もっと勉強しよう」という意欲も湧いてくる。
そんな気持ちで勉強すると、2.56倍の効率の良い勉強ができるんだ。

そんな高効率の勉強を毎日積み重ねると、合格を引き寄せる力も2.56倍違うのだ。

今日も結果に反映する努力を積み重ねよう!

今日も当然、笑顔で爆走だぜ!

『キミの未来は今日作られる』

今日も熱く明るく元気に笑顏で、人に温かく生き切ろう。

そして今日が今までの人生で最高の一日になるように努力を惜しまないこと。

今日も、喜愛と輝愛で、元気出していこう!

『いってらっしゃい!』

「ポン!」(肩を叩いた音)

==========

今日も、我勝道を極めるべく、自分の弱い心、怠け心に負けぬように、凡事徹底を貫こう

===========

今日も
いいこと言って
いいことして
いいこと思って
いい人になろう
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

===========

No.45 12/09/26 19:47
ストロベリー ( bAF01 )



「空腹の人に魚を与えても、一時的に飢えをしのげるだけで、根本的な解決にはならない。


いつでも自分の力で魚を手に入れられるように、魚の釣り方を教えるのが正しい」


おなじみの説話です。


確かになるほどと思わされますが、今の時代にあっては、


「魚の釣り方を教える」ことも、僕には間違いのように思えてなりません。


コンピューターの出現以降、とにかく時代の流れが早くなっています。


(中略)


つまり、「魚の釣り方」を教えたところで、その方法ではすぐに魚が釣れなくなる可能性がある。


そんな時代に突入しているのです。


こういう時代を生き抜くために、もっとも必要なのは「自分で考える力」を養うことではないでしょうか。


釣竿にルアーを付けて魚を釣る方法を教わった人が、そのやり方で魚が釣れなくなった場合、すぐに別の方法を考えて対処できる力がなければ、ふたたび飢えの時代がやってきます。


現代社会において、空腹の人に魚を与えるのは間違いだし、魚の釣り方を教えるのも間違いで、


正解は「魚の釣り方を自分で考える方法を教えること」です。

_______

「魚の釣り方」は自分で考えろ

泉 忠司 著

中経出版より
_______


メルマガ → ブログ → ミクシィー → SNS → ツイッター → フェイスブック・・・


といった具合に、


発信するツールだけをとっても、これだけめまぐるしく変わっていきます。


ツールの一つ(フェイスブック等)のやり方を覚えるより、


ツールを使って何をしたいのかを考えた方がいいですね♪



まさに、「魚の釣り方を自分で考える力」を磨いていくことですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「僕がこれまでどうやってきたかは教えられるけど、君がこれからどうするかは自分で考えなきゃ」


by ジョン・レノン(ミュージシャン、ビートルズ元メンバー)


No.44 12/09/26 19:43
ストロベリー ( bAF01 )

【勝海舟のものさし】№1127


童門冬二氏の心に響く言葉より…


勝海舟は、その人物が凡人であるか非凡であるかを見分けるのに、次のようなものさしで見ていた。

「職責を超える仕事ができるかできないか。

また、求められたら、そういう職責を超える仕事をやる勇気があるのか、ないか」


というのは、勝の経験では、彼の職責と職務内容が一致するということは、極めて稀だったからである。

彼は幕府からある職位を与えられても、たいての場合、他の仕事をしていた。

その職位に見合った仕事よりも、はるかに重大な任務に就いていた。


例えば28歳頃、彼は私塾を開いてオランダ学を講義していた。

しかも、この頃の彼は、大砲や鉄砲の製作までやっていた。

身分は幕府の無役である。


また、長崎の海軍伝習所にいた時、学生監督程度の身分で、薩摩藩主島津斉彬と会っている。

斉彬は、勝を友人待遇にし、自分でもしばしば手紙を書いた。

いわば、幕府の外交官のような立場で、斉彬と堂々と対していたということだ。


また、神戸に海軍操練所を作り、幕府や各藩の子弟を預かって教育した時、別に私塾を設け、ここに坂本龍馬以下、資格のない若者を全部放り込んで教育した。

こういう奔放なやり方も、明らかに職責を超えている。

姑息な幕臣だったら、後生大事に幕府が作った海軍大学の経営と教育に邁進し、私塾を作ってまで、資格のない者を教育するということはしなかったろう。

『勝海舟の人生訓』PHP文庫


役所や、銀行や、学校などの堅いと言われる職業を見ていて分かるのは、その中で出世する人は、自分の職分を超える人との付き合いや、異業種の会合や勉強会への参加を怖れないことだ。

その組織内での、古くからのしきたりや上下の力関係を飛び越える、実力なりパワーを持っているから、枠をはみ出すことができる。


リスクをとってチャレンジできない人は、埋もれてしまう。

失敗を恐れ、余計なことは一切やらないという、守りに入った人間は、変化の激しい現代では生き残るのは難しい。


柔らかな心を持ち、チャレンジを怖れず、職責を超える仕事ができる人でありたい。


No.43 12/09/26 19:32
ストロベリー ( bAF01 )


▽米オレゴン州
ヒルズバラで、強盗の通報を受けた郡保安官代理が現場に向かったところ、男がキッチンの床で眠っていた。
ワシントン郡保安官事務所によれば、ロック・クリークのそばの家の家主が、見知らぬ男が眠っているのを発見した。
クリスチャン・ビリャレアル・カスティーリョ容疑者(20) のポケットには、鍵のかかっていなかった自動車から盗んだものと思われる小さな電子機器が入っていた。
家の中には、貴重品を求めて荒らされた痕跡が残っていた。
ビリャレアル・カスティーリョ容疑者は貴重品を集めている最中に眠りにおちたものとみられている。
家のドアにも鍵はかかっていなかった。
彼には強盗、窃盗未遂、侵入、器物損壊の容疑がかけられている。
また、逮捕の数時間前に発生した別の強盗事件にも関与している可能性があるとのこと。


No.42 12/09/26 19:25
ストロベリー ( bAF01 )


【成功の反対は失敗ではなく「何もしない」こと】


いつもしていることをし続けていれば、いつも得ているものしか手に入らない。

(ジャック・キャンフィールド)


いつもと同じ行動をしていればいつもと同じ結果が出ます。


現状に満足していなければ、「いつも」と違うことをやってみてはどうでしょうか?


結果はどうであれ、「いつも」とは違う結果が出るはずです。


待っているだけではチャンスは絶対にやってきません。


成功の反対は失敗ではなく「何もしない」です。

No.41 12/09/25 22:18
ストロベリー ( bAF01 )

私・C君「こっくりさん、お願いです。どうぞおかえりください。」

A君「こっくりさん、ごめんなさい。お願いです。どうぞおかえりください。」

すると、十円玉がゆっくりと動きだしました。

・・・鳥居ではなく、文字の方へ。

「お」

そのまま次の文字へ。











No.40 12/09/25 22:17
ストロベリー ( bAF01 )

しかしB君が死んだのは事故です。

私はオカルト好きではあったものの、人を殺せるような呪いなんてある訳がないと思っていました。

私「あれは偶然が重なった事故なんだよ。Bが死んだのはAの責任じゃないって。」

C君「そうそう。第一そんな呪いなんてあったら、この世の中もっと大変なことになってるぜ?」

A君は首を強く振り、泣きながら話を続けました。

A君「違う。あるんだ。呪いはあるんだよ。霊も居るんだよ。実際にそこに居るんだよ。ずっと居るんだよ。何やっても離れていかないんだよ。」

そこ、と言っても部屋には私達3人しか居ません。

しかし話を聞いているうちに、段々と部屋の空気が重くなり、肌寒いような感じがしてきました。

A君「人を呪わば穴2つって言うだろ?Bを呪い殺してしまった俺が死ぬまで、こいつはずっと離れないんだ。途中で止めたからだ。あれは途中で止めちゃいけないんだ。そんなこと知っていたはずなのに、怖かったから・・・ほんとに怖かったから止めてしまったんだよ。」

A君は叫ぶように言いました。

更にA君は続けます。

A君「何でもやったよ。日本中回ってお払いしたり、お札買ったりお経読んだり。でもダメなんだ。当たり前だよな。だってもうBを死なせてしまったから。もう自分が死ぬまで終わらないんだ。」

そんなことない、ただの思い込みだ、と励ましてももう聞く耳も持たないようでした。

そしてA君は何故今日、私達を呼んだのかを話してくれました。

A君「今日呼んだのは、さっき言った通りもう一度こっくりさんをやるためだ。だって、あの時止めたままで終わってるからな。ちゃんと帰さないと。」

事態が飲み込めました。

それなら、こっくりさんをちゃんと帰せばA君は助かるのでは?と思い、C君と私は再びこっくりさんに参加することにしました。

あの時の続き、ということで「は」の位置に十円玉を置き、指を起きます。

A君がまた呪文を唱えます。そして言います。

A君「こっくりさん、どうぞおかえりください。」

しかし十円玉は動きません。もう一度言います。

A君「こっくりさん、どうぞおかえりください。」

動きません。

私達も声を揃えて言います。

……続く

No.39 12/09/25 22:17
ストロベリー ( bAF01 )

再会の挨拶もそこそこに、A君はすぐに家に行こうと言うので、3人でA君の家に向かいました。

A君の住んでいるアパートはお世辞にも綺麗とは言えないようなアパートでした。

何となく嫌な感じのする建物でしたが、A君の部屋に入るとその感じは更に増しました。

部屋の壁のあちこちに何やら難しい文字のお札や、写経を写した紙が貼ってあり、変な形の水晶や数珠、お香の道具のようなものが置いてあります。

一体何事かとA君に聞いても何も答えず、取りあえずそこのテーブルの前に座ってくれと言われました。

テーブルの上には一枚の紙が置かれていました。

紙には文字や数字や鳥居の絵・・・それは忘れもしない、こっくりさんの紙でした。
そしてA君がこう言いました。

A君「これはあの時使った紙だ。これからもう一度、こっくりさんをやるぞ。」

私達にはA君の意図がまったく理解できませんでした。

2人で理由を問い詰めると、A君はやっと説明をしてくれました。

8年間彼を苦しめ続けている話を。

A君「小学校の頃、こっくりさんやったよな?あの時、最後に俺、変な質問したろ?最初に死ぬのは誰だ、って。そうしたら、「は」って、Bの名前の最初の文字指したろ。あれな、本当は名前じゃないんだ。
俺が口で言った質問はフェイクみたいなもので、心の中で違う質問をしてたんだ。「こっくりさん、Bを呪い殺せますか?」
って。その返事だったんだよ。あれは。“はい”っていう返事だったんだ。」

正式(?)なこっくりさんの紙には「はい」/「いいえ」のような言葉も書いておくらしいですが、私達のその紙には書いていませんでした。

それというのも、A君が元からその質問をする予定だったので、答えが「はい」/「いいえ」では誤魔化すことができないから、書かないでおいたそうです。

昔、A君はリーダー的存在でしたが、B君も負けず劣らず、頭も良く運動神経もよく、何より格好もよかったのでクラスの人気者でした。

A君は子供ながらに彼を邪魔に思っており、ある時A君が好きだったクラスの女の子がB君を好きだということを知って、B君を憎むようになり、こっくりさんをやって脅かしてやろう、と思ったそうです。

話をしているうちにA君は泣き始めました。

………続く

No.38 12/09/25 22:16
ストロベリー ( bAF01 )

他の3人もそう思っていたと思います。

ほぼ予想通りの回答が得られ、恐怖も感じずにわいわいとやっていましたが、これで最後、と言ったA君の質問で雰囲気が変わりました。

A君「こっくりさん、最後の質問です。この中で最初に死ぬのは誰ですか?」

私達他の3人は唖然とします。

何聞いてんだ、やめろと言おうとしましたが、すぐに十円玉が動き出します。

私はこの時ばかりは指に力を込め、十円玉を止めようとしました。

しかし止まりません。十円玉は鳥居から抜け出し、最初の文字に向かいます。

他のB君C君も止めようとした様子でしたが、それでも動きは止まりません。

そしてこっくりさんが最初の文字を示しました。

「は」

皆凍りつきます。それはB君の名前の最初の文字でした。

B君の顔を見ると、見る見る青ざめていきます。

言われもない恐怖を感じ、A君も含み、皆一斉に指を離しました。

B君は半泣き状態です。

何故かA君を攻める気力も失せてしまい、その日はそれで終わりにして各自無言のまま帰宅していきました。

2日後、B君が亡くなりました。

呪いによる不可解な死・・・ではなく、交通事故でした。

しかし当然こっくりさんのことが頭に浮かびます。

A君、C君も同じように感じていたと思いますが、お互いにそのことには一切触れず、こっくりさんを行ったこと自体、暗黙の内になかった事として忘れることにしました。

それから約8年後のことです。

A君は小学校卒業と共に引越し、C君は私とは違う中学へ行ったため、3人は小学校以降会うことはありませんでしたが、ある日突然A君から電話がありました。

A君「Cと3人で会わないか?」

昔のこともありましたが、どうしても会いたい、というので、1人暮らしをしているというA君の家で3人で会うことになりました。

約束の時間に待ち合わせの場所に行くとC君が既に来ていました。

約8年ぶりでしたが、C君は余り変わっていませんでした。

そして遅れること5分、A君がやってきました。

彼は変わっていました。

昔は活発で運動神経もよく、リーダー的存在だったA君。

しかしその面影はなく、すっかり痩せ細り生気のない顔をしていました。

……続く

No.37 12/09/25 22:15
ストロベリー ( bAF01 )


■呪い

私には霊感と言われるものはないと思います。

なので、この話にも幽霊オバケの類は一切出てきません。

ただ、私が見えてなかっただけかもしれませんが。

昔、まだ私が小学校5,6年生だった頃のことです。

当時、誰もが知っている「こっくりさん」が流行っていました。

オカルト好きだった私や、私の友人達の間でも当然話題になり、是非やってみたかったのですが、何故か学校で「こっくりさんは絶対にやってはいけない」という規則があると言われ、禁止されていました。

実際にはそんな規則はある訳もなく、恐らく「良くない遊び」としてどこかの親が子供に言い聞かせたか、または誰かがこっくりさんに信憑性を持たせるためそんな噂を流したか、だと思います。

しかし禁止されると余計にやりたくなるもので、ある日、私を含む4人でこっくりさんをやってみることにしました。

実施する時間はやはり夜が良かったのですが、子供だけでそんな遅くに集まることはできません。

ところが丁度近所で夜祭が開かれており、そこに行くという名目で4人集まろう、ということになりました。

場所は学校の教室にしました。

当日、なんとか4人で学校に忍び込み、教室に集まります。

メンバーはA君、B君、C君、私です。

A君はクラスの中でもリーダー的存在で、このオカルト好き集団の中でも当然リーダーでした。

教室内で、予めA君が用意してきた文字や数字、鳥居などが書かれた用紙を広げます。

そして鳥居の場所に十円玉を置き、それを皆の指で押さえます。

A君が何か呪文のようなものを唱え、準備完了です。

A君「よし、誰かこっくりさんに聞きたいことないか?」

私は特に聞きたいこともなかったのですが、B君C君が色々と質問します。

と言っても小学生の他愛のない質問です。

「○○の好きな子は?」

「俺、将来何になっている?」

「××先生ってカツラだよな?」

などなど。

質問の度に十円玉が文字の上を動き、答えを示します。

私は指に力を入れてなかったのですが、誰かが勝手に動かしているのだろうと思っていました。

……続く

No.36 12/09/25 20:05
ストロベリー ( bAF01 )


【成功曲線】


努力から想像する期待値と実際に得られる結果は、大きくずれる時期がある。


簡単に言うと、時間に比例して結果が出ると思いがちですが、自分の期待した結果や良い結果は思ったより遅く来ることが多いです。


まるでずっと低空飛行をしていて、急に大空へ飛び立つような感じです。


飛び立つ(結果が出る)直前が1番つらいので、このブレイクポイントで踏ん張れるかどうかがかなり重要です。


もしあきらめそうになったら、ちょっとこの「成功曲線」を思い出してもう少しだけ頑張ってみてはいかがでしょうか。



No.35 12/09/25 19:59
ストロベリー ( bAF01 )


▽イギリス
入国管理局に務める男性が妻にうんざりし、なんとテロリストの名簿に妻の名前を載せて、入国禁止にしていたことが判明したそうです。
入国管理局員のこの男性は妻にほとほと嫌気がさしていたと言い、妻が身内を訪ねてパキスタンに出国した時に、入国禁止のテロリストのウォッチリストに加えたそうです。
帰国しようと妻が空港に行くと係員から飛行機の搭乗を拒否され、説明もされませんでした。
困って夫に電話したところ調べてみると言われたまま放置され、実に3年もの間パキスタンに留まることになったのです。
妻は帰国できない理由がわからず、さらに夫が入国管理局に勤めていることから、すぐに原因の調べがつくだろうと思っていたはずですが、よもや夫自身によって、こんな状況に追い込まれていたとは全く気づかなかったようです。
ところが夫の昇進時に個人情報をチェックされ、妻がテロリストに入っていることを不審に思った上司に呼び出されたことから事態が発覚。
その説明に夫は本当のことを言うしかなく、あえなく職権を乱用したことが判明して即解雇されたとのことです。
職は失ったものの、妻をそこまで嫌ってテロリストのリストに載せたということで伝説になりそうだと入

No.34 12/09/25 14:52
ストロベリー ( bAF01 )



世の中には、

さまざまな問題を抱えて苦しんでいる人が大勢いるが、

こうした人々の力になるには、

まず、自分自身にゆとりがなければならない。



溺れている人を助けるには救命道具がいる。


一緒に溺れたら元も子もない。



自分自身の要求が完全に満たされてこそ、

他人に惜しみなく与え、

なおかつ自分が傷つく心配をしなくてもすむだけの
余力が生まれる。


また、この線までなら人に与えてもいい、

と境界線を決めておけば、

エネルギーを吸い尽くされる心配もない。

~~~

出典

いつも「いいこと」が起きる人の習慣

トマス・レナード著

三笠書房

・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

なるほど!

余裕がなければ、人を助けないというのではないですが、

一緒に溺れたら元も子もないですね。


自分の心にゆとりをもつこと。

大切ですね♪

No.33 12/09/25 14:47
ストロベリー ( bAF01 )

【心の進化のバロメーター】№1126


竹村健一氏の心に響く言葉より…


私は以前、松下幸之助氏にその成功の秘訣を問うたことがある。

すると、彼は何くわぬ顔をして、こう語ったものだ。

「あらかた運ですな。

ひとりの人間がやれることなんて、たかだか知れています。

万事、世の中のすべては、天の摂理で決まるのが90%、あとの10%だけが人間のなしうる限界やと思うとります」


この言葉からもうかがい知れるように、松下幸之助氏は事業における運の重要性をきわめて素直に認めている。

あたかも現在あるのは、これ運のおかげといった、非常に謙虚な姿勢が感じられるのである。

と同時に、彼がそのように考えるのは、自らの運の強さを十分に自覚しているからではないかと私は思っている。


いずれにせよ、なぜ松下幸之助という人物には、「運」や「ツキ」がついて回るのか。


神道から発した言葉に、

「心の進化のバロメーターは感謝の多少によってはかられる」

というのがある。


これはわかりやすくいうと、人間の心がどれだけ進化し、聖化したかを自己判断するには、自分の周囲のものごとに対してどのくらい感謝の気持を持っているかが、そのバロメーターになるというものだ。

逆にいえば、なにごとに対してもありがたみを感じない人、感謝しない人は、心が進化していないことになる。


たとえば、自分の置かれた立場や境遇を嘆いて、いつも不平不満ばかりいっている人は、ツキも運も逃げてしまう。

だが、素直に現状を肯定し、ありがたみや感謝を忘れない人には運がついて回るというのが神道の考え方なのである。


このリクツをもってすれば、たぐいまれな強運の持ち主、松下幸之助はつねに深い感謝の念を心のうちに秘めた人物、ということになる。

『運の強い人間になる法則』PHP文庫



心が進化している人は、当たり前のことに感謝ができる人。

心が進化していない人は、うまくいかないのを人のせいにしたり、不平不満や愚痴ばかりを言う人。

心の進化は、感謝できるだけでなく、どれだけ人を喜ばせることをしたか、世のため人のために動いたかという、人格や、徳を高める努力をしたか、でもある。


斎藤一人さんは、「自分に起きる問題は、自分の魂を成長させるためのもの」と言う。

そして、「問題を解決し、魂のステージを上げるたった一つの方法が、感謝すること」、だそうだ。


No.32 12/09/24 18:34
ストロベリー ( bAF01 )



「使ったお金の額」と「その人の器の大きさ」は比例する。


バブルの頃とは違い、今は将来への不安からか、遊びにお金を使わない若者が増えている。


まだ20代で「貯金が趣味」だなんて声も聞く。


しかし、若くてお金がないときでも、その範囲内で一生懸命人のため、自分のためにお金を使う経験は、絶対に必要なことだ。


それは間違いなく自己投資なのだから。


(中略)


なるべくお金を使わないようにするということは、そのお金で経験できること、学べることを放棄しているということである。


たとえば、セミナーの参加費がギリギリあって、講師の話を聞きたいと思っているのに、


「お金がもったいない」とセミナーに行かないのであれば、その人はそれまでだ。


あなたがお金を使うとき、お金が減るだけでなく、それによって増えるものがたくさんある。

_______

「死ぬほど働いて損があるか!」

嶋津良智 著

三笠書房より
_______


以前、大成功している経営者さんから伺いました。


「俺は大学を出ていない。


だから若い頃、


せめて大学生が掛けたであろう“お金”と“時間”は、自分を磨くために使うと決めたんだ。


自分を磨くためのお金と時間を惜しむなよ!」


ギャンブルや投機は、一時的には儲かることもあるかもしれないけど、


自己投資は、自分さえ裏切らなければ一生稼ぎ続けますね♪


自分を磨くことへの投資、


大切ですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす」


by ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家・科学者・著述家)


No.31 12/09/24 18:26
ストロベリー ( bAF01 )

【自慢話をする人】№1124


さいふうめい氏の心に響く言葉より…


ギャンブルで勝ったり、異性にもてたりすると自慢したくなるのが人の常。

ところが、それは運の女神の落とし穴である。

人間を試しているのだ。


競馬で勝った話の大きい人は、あとになってみると借金地獄で苦しんでいることがある。


また、もてた話を自慢する人は実際は、異性に人気がなかったりする。


実は、自慢話をすると、ツキがどんどん逃げていくのだ。

心に油断ができるのも一因だろう。


そして、自慢話をする人は、人に煙たがられる。

自慢話は、聞くほうは心地好くはないものである。

だから、周りが後押しをしなくなるのである。

同じ条件のふたりがいて、周囲に好かれる人とそうでない人がいたら、結果は火を見るより明らかである。


自慢話と同じようにツキが逃げるものに「威張る」というのがある。

力のある人は、自分から威張ることはない。

静かにしていても、周りが認めてくれるから、威張る必要がないのである。


ところが、ある程度年をとり、周囲の同じ年代の人が、若い人に尊敬されているのに、自分が尊敬されていないとよく威張りたがる。

威張っていないと、存在感が誇示できないのである。

これは始末が悪い。

『運の法則を読む』サンマーク文庫



自慢話をしたり、威張ったりする人は、自分のことを認めてもらいたくて仕方がない人だ。

褒めてくれる人や、自分を認めてくれる居場所を持っている人は、テングになったりはしない。


聞いていてうんざりする自慢話には…

「学歴自慢」

「仕事の忙しさ自慢」

「著名人、有名人を知っている自慢」

「車や時計など持ち物自慢」

「一番になったとか、過去のすごかった自慢」


たとえ実際に、すごい自慢ネタがあったとしても、自らそれを口にしたとたん、つまらない自慢話になってしまう。


失敗ネタなら笑えるが、自慢話は一文の得にもならない。

謙虚で周囲に好かれる、運を引きよせる人でありたい。


No.30 12/09/24 18:17
ストロベリー ( bAF01 )



ある日、いつものメンバーで遊んでる時、ゆうき(仮名)の具合が悪そうだった。


そいつは元気だけがとりえだったのに、その日だけは具合が悪かった。


日がたつたびにゆうきの具合が悪そうだった。


俺たちは心配になって体調を聴いたが

『大丈夫。なんてことないよ』

と、言っていた。


数日後ゆうきは学校を休むようになって、病院で入院していることを親に聴いた。


親からゆうきが難病に掛かっている事、そして治らない事、もう直ぐ天国に行くかもしれない事。


全部聴いた。俺たちは言葉が出なかった・・・。


俺たちはいつもより1人少ない、3人で御見舞いに行った。


プレゼントを持って。逢って元気付けてあげて又、一緒に遊ぶんだって俺は思った。


病室に入ってゆうきを見たら、全身チューブだらけでちゃんと顔を見る事ができなかった。


俺たちは『絶対良くなるよ』って言ったらゆうきは

『まだ死にたくない』って言った。


面会時間が短かったからプレゼントを渡して病室から出た。


病室から出た後、俺たちの涙は止まらなかった。


まだ、死んでる訳じゃないのに凄く悔しかった。


何で俺たちの親友がこんなに苦しまなきゃいけないんだと思った。


俺たちは何も出来なくて、ただ涙を流す事しか出来なかった。


そして俺たちは毎日の様に御見舞いに行った。


俺は親から貰ってる少ないお小遣いを貯めてゆうきの為にプレゼントを買って病院に行った。


いつもの病室だから迷う事なく真っ直ぐ進んで病室に入るとゆうきの姿は無かった。


部屋の中の状態はいつものままなのにゆうきだけが居なかった。


頭の中が真っ白になって何が起きたのか判らなかった。


部屋の前でプレゼントを持って立っていると後ろからゆうきの母親が来て俺に言った

『本当についさっき息が止まって・・来てくれてありがとう』

って涙を我慢しながら俺に言った。


プレゼントはゆうきの母親に渡して俺は病院を出た。



その後、俺たちは3人だけで遊ぶようになった。


俺たちの仲間が居なくなって初めて気が付いた。


友達の大切さを。


今迄本当にありがとう。

絶対忘れないよ・・・



No.29 12/09/21 17:18
ストロベリー ( bAF01 )

いい話より♪

~~~


田舎の祖母が入院してるので実家に数日戻ってきた。


祖母はあんまり長くないらしい。


祖父母は九州に住んでて祖父は完全に頑固一徹の昔ながらの親父って感じ。


男子厨房に入らずを徹底して、晩酌は日本酒(必ず熱燗)・ビール・ワインをその日の料理と気分で飲み分ける。


当然、すべて祖母が準備。


熱燗がちょっとでもぬるいと、口を一度つけたあと「ぬるい」と一言だけ言い、

無言で祖母に温めなおすよう指示。


祖母は「すみません」と言いその熱燗をもって台所にいき、温めなおす。


祖父は祖母を怒鳴りつけるということはなかったが、

とにかく一貫してそんな態度だった。


小さい頃からこまごまとよく働く祖母を呼びつけて

「茶」だの「新聞とってこい」だの召使のように扱う祖父をみて、

なんだか理不尽なものを感じていた。


その反動か俺は小さい頃から母親の手伝いをよくやったし、

今も家事を積極的に手伝うようにしている。


その祖母が先月いきなり倒れたらしい。

検査の結果癌発見。


しかももう手遅れで、手術して無駄に体力奪うよりこのまま…という方針に決まった。


で、GW中は仕事が忙しかったので、

連休明けて仕事一段落して長めの休暇もらっていってきたんだが、

実家帰ってびっくりしたのが、祖父が連日祖母の病院に朝からいっているらしい。


ほとんど一日病室で二人で過ごしているそうだ。


病院にいったら祖父はいなかったが、しばらくしたら祖父が帰ってきて、その手には売店で買ってきたらしきプリン。


祖母が食欲が落ちてきたので食べやすいものを、と思って買ってきたらしい。


見ていると祖父が良く動く。


鞄から祖母の着替えを出したり、ちょっとした買い物やなんやと。


俺がそろそろ帰ろうかとしていると、祖父がいきなり
「そうだ。せっかくだから写真を撮ろう」といいだした。


祖母が「こんな痩せてガリガリの写真なんて撮らないでください。


葬式には若い綺麗なころの写真を使ってくださいね」と冗談めかしていうと


祖父は

「病人だし飯も食わんのだからガリガリなのは当然だ。


今のお前が綺麗じゃないという奴がいたら俺がぶん殴ってやるよ」と。



祖母は「まぁまぁ・・」なんて笑ってたけど、ちょっと泣いてたんだよな。


なんだかんだ言いながらこの二人は夫婦なんだなぁと思った。

No.28 12/09/21 16:17
ストロベリー ( bAF01 )



『少しだけ自分の運命の方向を変えたとすれば、


その運命の変更を積み重ねれば、


もっと大きく運命を変えることができるのではないのか。』


出典:「ダブルトーン」梶尾真治、著


【幸ちゃんから一言】


角度がつくってすごいんです。


例えば、横1メートル高さ1センチメートルの直角三角形の斜辺と底辺の角度は、ごく小さい角度です。


でも、この角度で横1キロメートルの直角三角形の高さは、10メートルにもなります。


人生でも少し舵を切ることで、到達地点は大きく異なるってことですね。


進むべき道が違うな?と思ったなら、勇気をもって舵をきろう!

_______


納得のお話です♪


少し角度を上向きにするだけで、


ほんの少し方向性を変えるだけで、


人生はどんどん変わっていきますね♪


はいっ!今よりもちょっと上向けてみますっ!



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「一枚の紙は頼りないが、何百枚も重ねれば立派な本になる。


毎日の練習も同じで、そのような一枚一枚の積み重ねが大切だ」


by 八田一朗(元レスリング選手、レスリング指導者)


No.27 12/09/21 15:42
ストロベリー ( bAF01 )



ソフトバンク“孫 正義”さんのお話です。

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【まず、目標を決めました】


ゴルフを上達するのも「目標ありき」というのが孫氏の方法。


「1年以内に90台でラウンドする、


2年目に80台、


3年目に70台で回り、


パープレイを達成する。


ゴルフを本格的に始めた最初の日にこれを決めました」。


そして実際、ゴルフを始めて3年目でパープレイを達成した孫氏のゴルフ上達法は、


「世界で一番フォームのいい人のビデオを半年間、徹底的に見ました。


そうしたら、スウィングはこういうものだとわかってきました。


練習場に行くのはその後です」。

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「孫正義が40年間語ってきたこと」

孫正義語録制作委員会 著

フォレスト出版より
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このゴルフも一つの例ですが、


そのことを分かりやすく「桃太郎」にも例えています。


「まずは、


“村人を苦しめる鬼を退治して村を救う”


という志を立てる。


次に、


“鬼はどこにいて、どういう姿をしているのか。


鬼を倒せば、どれだけのお宝を持って帰れるのか”


というビジョンを示す。


最後に、


“どうやって鬼を倒すのか”


という戦略・役割分担を明らかにする」


なるほど♪


志、


たいせつですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「志を守り抜く工夫は、日常茶飯の自己規律にある」


by 司馬遼太郎(小説家)


No.26 12/09/21 13:06
ストロベリー ( bAF01 )



「玉磨かざれば光なし。

人学ばざれば道を知らず」


という言葉あります。



人の心はダイヤモンドに似て、

磨けば光る性質を持っています。



その自分を光輝かせていく方法が、学びであるわけです。



学ぶことが、やすりや布のようなもので

自分を磨いていることにつながっているのです。



ダイヤモンドも磨くと光ってくるように、

人も学ぶと光ってくるのです。



光はあたりを明るくし、

迷わずに前に進むことができます。 



光のない暗がりでは、

不安でどう進んでいったらよいかわかりません。


人にとっての光とは、知ることです。


さまざまなことを知ることによって、

迷わず人生を生きていくことができるようになるのです。



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出典

[人生は好転できる]

杉田 寛仁 著

グラフ社より


No.25 12/09/21 12:50
ストロベリー ( bAF01 )

【名将に武勲なし】№1122


矢沢永一氏の心に響く言葉より…


最近、銀行強盗が流行っている。

強盗が入ってきて、それを勇敢な社員が捕まえた。

それは実に立派なことだと、その社員は表彰された。

しかし、はたしてそれが本当に喜ぶべきことでしょうか。


銀行強盗に入るには、たいてい下見に入っている。

その銀行の守りが堅固だったら、強盗は「これはダメだ」と思って、おそらく諦めるだろう。

その結果として、銀行は無事である。

そのように持っていける支店長が、実は最高の存在なのです。


「故(ゆえ)に善く戦う者の勝や、智名無く」

どんな会社でもそうです。

実際、その人が会社を支えているような立派な人がいるものですが、その人は持て囃(はや)されない。


一方に、パフォーマンスが好きな社員がいて、そんな類のことを喜んでやる。

世間ではみんな「彼は優れている」と言うけれども、本当は優れているのではない。

むしろ目立たないところに、優れた人物がいるのだということです。

企業であれ、学校であれ、どこにでもそういう人がいますね。


勝って当たり前のような勝ち方をしているから、目につかないということで、大石蔵助がまさにその標本です。

「戦争の上手な人が勝っても、その智謀が優れているという評判もなければ、武勇による功績もありません」

というのは、つまり目につきやすい功績は、真の功績にあらずということです。


勝つか負けるか予断を許さないというような、鍔迫(つばぜ)り合いの決戦に持ち込んで、奮闘のすえ辛うじて勝ったという場合、その指揮者を名将と言えるか、という問題があります。

応えは、否、です。

本来あるべき名将は、事態をそのような危機に持ち込む以前に、敵が戦いを挑(いど)んでくる余地のない情勢をつくりあげるでしょう。

だから、名将に赫々(かくかく)の武勲(ぶくん)なし、というのです。

『孫子・勝つために何をすべきか』“矢沢永一・渡部昇一”PHP文庫



戦国時代の剣豪の塚原卜伝(ぼくでん)に次のような話がある。

ト伝が船に乗っているとき、途中から若い武芸者が乗ってきた。

武芸者は、高名なト伝が乗っていると知るや、決闘を申し込んだ。

ト伝は、のらりくらりとかわしていたが、ト伝が臆病風に吹かれたと思った武芸者は、ますます図に乗って挑発した。

まわりの乗客の迷惑になるの気にしたト伝は、仕

No.24 12/09/19 09:10
ストロベリー ( bAF01 )



成功者は努力をいとわない。


というより、努力をあまり努力と思っていない。


自分の努力に対して、「いや、このぐらいやるのは当たり前」ぐらいに思っている。


彼らは、自分の努力に関しては、驚くほど無頓着なのである。


一日に一八時間くらい働いていても、「みんな、これくらい働いているんじゃないかなぁ」とケロッと発言するのが、大物になる秘訣である。


「俺って努力してるなあ」と思っているうちは、その努力はまだ本物ではない。


本物の努力というのは、限界の、その先にある限界を突破し、一五〇パーセントぐらいの力を出しているということである。


もし「こんなに頑張ってるのに、成功しないなあ」と思っているなら、答えは簡単、


努力がまだ小さすぎるのだ。

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「成功者の習慣が身につく“超”心理術」

内藤誼人 著

東洋経済新報社より

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周りの上手くいっている人を見ても、


「努力に対して無頓着」という共通点があります。


楽しくて、夢中になってしてしまっている時、


努力している感覚がなくなるのでしょうね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】


「勝利の女神は努力を好む」


by カトゥルス(古代ローマの抒情詩人)


No.23 12/09/19 08:58
ストロベリー ( bAF01 )


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[感動するほど合格する]


木下晴弘氏のお言葉です

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感動ということについて、 私は塾生活の最後の何年かで不思議なことを発見した。



子どもを入試の直前に感動させると合格率が上がるのである。



なぜだかはわからない。


数も多くはないのでどこまで厳密な観察であるか、

確かなことは言いにくいのだが、

そういう傾向があるのは核心している。


感動させるといっても特別なことをしたわけではない。



最後の1年を必死に頑張ってきた受験生には私たち講師も熱い思い入れがある。


当日、入試の会場で私は子どもたちを一室に集め最後の訴えかけをする。


本当に受かってほしくて、心から言うのである。


「今日は素晴らしい舞台が用意されたね。


ここまでくれば今まで勉強してきたことを書いて出すだけだ。


その結果はダメでもいい。

別にいいじゃないか。


頑張ってきただけで素晴らしいんだ」



頭の片隅には、頑張った子と同時に頑張っていない子の姿もよぎった。


けれども、私たち講師が見て頑張っていない子というのは、

自分自身でも頑張っていないということを痛いほど感じている。


だから、自ら頑張ったと思わせないと戦う前から負けてしまう。


とにかくもうここまできたら、自分のやってきたことに自信を持ち、

力をすべて発揮してもらうしかないのである。



「もうここにいること自体が大変なことや。

宿題をサボったことも確かにあるやろ。


しかしそれでもこの会場にやって来て、ここに座っている。


授業を受けたということは勉強していたということだよな。


これをほかの人たちはなかなかできないんだ」


そんなことはない。


できている生徒はたくさんいる。


だけどそう言うのである。


「ただな、これだけ用意された舞台、君たちの力だけでできたことかな。


だれかの力もあるやろ。

ほかに力を借りたやろ?」



すると「お父さん、お母さん」という声が上がる。


中学受験では親がついてきて会場のなかにいる。

そこで私は言う。



「そうやな。

じゃあ今から入試会場に行くけど、


その前に一分間だけお父さん、お母さんのところに行ってお礼を述べておいで。


ありがとう、頑張ってくるからね。

そう一言言えば結果は問題じゃない」



すると子どもたちはパーッと

No.22 12/09/19 08:35
ストロベリー ( bAF01 )

【守りに入れば必ず衰退する】№1120


トニー野中氏の心に響く言葉より…


ロスチャイルドとの初めての会食の場でのこと。

参加者全員が順番に自己紹介を行いました。

その際、私は本業ビジネスにてIT分野を中心に、数社の会社経営をしていることを述べた後に、ライフワークで「成幸者研究家」としての顔を持ち、成功している人たちを研究していることを話しました。

成功者が他人には見せないような習慣や普通の人には考えられないような特徴を分析して、これから成功を目指す人でも真似できることをまとめて、セミナーなどを通して広く伝えようとしていると。

このような内容で私は自分の紹介を終え、下がろうとしたときでした。


私の話にずっと耳を傾けていた氏が、突然身を乗り出すようにして真剣な表情で言いました。

「是非、私にもその成功の秘訣をレクチャーしてほしい!」と。

それを聞いた私は「あなたはすでに偉大なる成功者(成幸者)なのですから私のレクチャーなど必要ないでしょう」という思いが言葉となって、喉元まで出てきましたが、ぐっと飲み込むようにして、「Anytime、if you want!」となんとか微笑んで返しました。


このとき、成幸者の共通点であると私が考える特徴を、氏も同じように持っていると実感しました。

それは、どれだけ成幸を成し遂げた人でも、自分が成長することに実に貪欲で学ぶ意識を片時も忘れてはいないということです。


普通の人の“勝利”とは、他人に勝つことを意味しますが、成幸者にとっては、昨日の自分を超えることが“勝利”と捉えているからです。

彼らは本を読むことや情報収集、そして講演会や説明会に足を運ぶなどの自己投資や努力をまるで惜しまず、成幸してもなお、止めようとしません。


それは、「守りに入れば必ず衰退する」と、歴史上の偉大な人物たちから学び、よく知っているからです。

高みを目指すことをやめた場合、そのあとに訪れるのは下降のみです。

この法則は、あらゆる事象にも当てはまり、時代・国・宗教に関係しない、不変の法則と言えるのはないでしょうか。

『世界の大富豪2000人に学んだ幸せに成功する方法』総合法令出版



佐賀大学元学長の上原春男氏は、『創造の原理』(日本経営合理化協会)の中でこう語る。

「企業だけでなく、国家も、外部の変化に対応できる新たな創造を行なわないと、わずかの期間で成長力を失

No.21 12/09/18 15:37
ストロベリー ( bAF01 )

【励ます人か、がっかりさせる人か】№1119


ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より…


ヘンリー・フォードとトーマス・エジソンは、エジソンの会社が主催した会合で出会った。

当時、フォードはその会社でエンジニアとして働いていた。

ある人がエジソンに「フォードという若者がガソリンで走る車を考案したそうです」と言ったのがきっかけで、二人は自動車について話しあった。

すると突然、エジソンが興奮してテーブルをこぶしで叩き、「君のアイデアは素晴らしい!」と絶賛した。


その後、ヘンリー・フォードはフォード・モーターを設立し、自動車王と呼ばれるようになった。

彼はエジソンとの初対面のときの様子をこう語っている。


「そのときまで誰も私を励ましてくれませんでした。

私は自分が正しい方向に進んでいると思っていたが、これで本当にいいのかどうか迷っていたのです。

しかし、あのとき突然、世界最高の発明家が私のアイデアをほめてくれたおかげで自信が持てました」

その後、二人は何年間もいっしょに働き、旅行をし、親交を深めた。


偉業を成し遂げた人たちの生涯を調べると、彼らを励ました人が存在することに気づく。

あなたは誰を励まし、勇気を出させ、助けることができるだろうか。

周囲の人たちが本来の能力を発揮するのを助けよう。

そしてその人たちの業績を祝福しよう。

『励ましの言葉が人を驚くほど変える』扶桑社


誰かが何かをしようとすると、必ず足を引っ張る人がいる。

それがたとえ、善意に基づくアドバイスだったとしても、その行為を否定し、止めるなら、結果として、足を引っ張っていることには変わりがない。


「励ます」の反対は、「がっかりさせる」だ。

自分は、誰かを、励ます人なのか、がっかりさせる人なのか、確認する必要がある。

誰かを励まし、勇気付け、常に夢と希望を与える続ける人でありたい。


No.20 12/09/18 12:59
ストロベリー ( bAF01 )



………

1秒の価値を理解するには、たった今、


事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。


10分の1秒の価値を理解するためには、


オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。


だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。


そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだったら、十分に大切にしましょう。


その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。


そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。


昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。


明日は、まだわからないのです。


今日は、与えられるものです。


だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。

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No.19 12/09/18 12:58
ストロベリー ( bAF01 )



次のような銀行があると、考えてみましょう。


その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。


同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。


つまり、86,400ドルの中で、


あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。


あなただったらどうしますか?


もちろん、毎日86,400ドル全額を引き出しますよね。


私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。


それは時間です。


毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。


毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。


それは、翌日に繰り越されません。


それは貸し越しできません。


毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。


そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。


もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、


あなたはそれを失ったことになります。


過去にさかのぼることはできません。


あなたは今日与えられた預金の中から今を生きないといけません。


だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。


そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。


時計の針は走り続けてます。


今日という日に最大限の物を作り出しましょう。


1年の価値を理解するには、


落第した学生に聞いてみるといいでしょう。


1ヶ月の価値を理解するには、


未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。


1週間の価値を理解するには、


週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。


1時間の価値を理解するには、


待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。


1分の価値を理解するには、


電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。


………続く、、、、

No.18 12/09/16 10:42
ストロベリー ( bAF01 )



子供の頃

母さんはただのケチだと思ってた。



小遣いなんてもちろんなく、

周りの友達がうらやましかった



高校生になった俺は母さんのこと

ウザいとしか思わなかった。



大学へ入学し、一人暮らしを始めて


三度のメシや掃除、洗濯・・・

ありがたかったんだと気づいた。



俺は留学をしたかったが

家にお金の面で更に迷惑をかけるから悩んでいたが

母さんは、すぐに


「大丈夫!まかせなさい!いってらっしゃい!」

と言ってくれた。



それからというもの、母さんはいつもボロボロの服を着ていた。



自分の物は一切買わず、

いつも応援してくれた。


いつも信じてくれた。


母さんの為にもと留学先で必死に勉強した。



この度。

就職先も決まり、卒業して

やっと母さんに少しは親孝行できる。




それなのに



それなのに・・・



末期がんって。。


まだ何にも返せてないよ。




神様、

どうか


母さんをもう少し生かして下さい。




・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・


後悔しない生き方を…



「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」「大好き」




いつか伝えようと思っている言葉


今日、伝えていきましょうね


~~~

No.17 12/09/15 09:04
ストロベリー ( bAF01 )

懸命に感情を抑えながら、「どうして一度にこんなにたくさんの手紙をママに出すの?」と聞いた。


「前は郵便ポストに手が届かなかったけど、最近やっと届くようになったから、前に書いた手紙も一緒に出したんだ」と息子は答えた。


一瞬、茫然とした私は、すぐに言葉が出なかった。


しばらくして息子にこう話した。


「ママは天国にいるから、書いた手紙を燃やせば天国に送れるんだよ」


夜、息子が寝た後、私は外に出て息子が書いた手紙を燃やし始めた。


何を書いたのかと思い、何通か読んでみた。


その中の一通に、ひどく心が痛んだ。


「ママへ:


ママに会いたい!


今日、幼稚園でパフォーマンス発表会があったの。


ママがいないから僕は学校に行かなかった。


パパにも言わなかった。


パパがママのことを思い出して悲しくなるから。


パパは僕を探していたんだけど、でも僕はパパに悲しんでる自分を見せたくなかったから、


ゲーム機の前で遊んでる振りをしたんだ。


パパに理由を聞かれたけど、僕は何も言わなかった。
毎日パパは泣いている。


きっと僕と同じでママに会いたいんだ。


ママ、僕の夢に出て来てください。


会いたい人の写真を胸の上に置いて寝れば、


その人が夢の中に出てくると聞いたんだけど、


どうしてママは僕の夢に出てこないの?」


もう何があっても、二度と息子に手を出さないと、


手紙を燃やしながら私は妻に誓った。

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余計な言葉や解説はいりませんね。


大切なことに気付かせて頂けるお話でした。


No.16 12/09/15 09:04
ストロベリー ( bAF01 )

それ以来、私は母親の役割をもっとうまく演じようと心に決め、多くの時間をかけて息子の世話をするようにした。


1年後やっと、幼稚園を卒業して小学校に入学する時期を迎えた。


幸い、この間あった出来事は息子の心に影を落とさず、彼はのびのびと成長してくれた。


しかしある日、私はまたも息子に手を出してしまった。


幼稚園から突然、息子が幼稚園に来ていないという電話があった。


不安でたまらない私は、すぐに仕事先を早退して家に戻り、息子の名前を何度も呼びながら住宅街の付近を必死で探した。


やっと、文房具屋さんのゲーム機の前で遊んでいる息子を見つけた。


私はまたも頭に来て、息子を叩き始めた。


彼は何の言い訳もせず、ひたすら「ごめんなさい」と謝った。


しばらくして私は、その日幼稚園で母親たちが子どものパフォーマンスを鑑賞する行事があったことを知った。


数日後、息子から幼稚園で字の書き方を教わったと聞いた。


それ以来、彼はしょっちゅう自分の部屋に閉じこもり、まじめに字を書く練習をしていた。


天国にいる妻はきっと、息子の様子を見て安心しているだろうと思うと、なんども涙がこぼれた。


息子は成長し、冬がやって来た。


街中にクリスマス・ソングが流れるシーズンに、私の息子は再び問題を起こしてしまった。


ある日、住宅街にある郵便局からクレームの電話があった。


息子が宛先のない手紙をたくさんポストに投函したのだという。


郵便局にとってこの時期は多忙きわまるシーズンであり、息子のいたずらは彼らにとって大迷惑だったのだ。


もう息子を叩かないと心に決めた私は、急いで帰宅して、息子にそのわけをたずねた。


何も説明せず、ただ謝るばかりの息子に業を煮やし、またもや手を出してしまった。


私は郵便局に行って息子の手紙をもらってくると、彼の前に投げ出して、


「どうしてこんないたずらをするんだ!」と怒鳴った。


息子は泣き出して、「それ、ママに送る手紙なんだ」と答えた。


この話に、私は目頭が熱くなった。


……続く、、、

No.15 12/09/15 09:03
ストロベリー ( bAF01 )



とっても大切なことに気付かせて頂けるお話です。

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妻が4年前に事故による不慮の死を遂げ、私と息子の二人だけの生活になった。


息子の世話や毎日の食事の支度に疲れ果て、仕事もうまくいかないことがよくあった。


家事もうまくこなせない私と息子を見て、あの世で妻は悲しんでいるだろうか。


私は父親役と母親役をうまく演じられず、何度も挫折感を味わった。


ある日のこと。


夜遅く家に帰った私は、疲れ果てて食事を作る気力もなく、スーツを脱いですぐにベッドに身を投げだした。


その時、「パン!」という音がして、赤い汁とラーメンが飛び散り、シーツと布団が汚れてしまった。


布団の中に、インスタントラーメンが置いてあったのだ。


なんて子だ!と怒った私は、部屋を出て、おもちゃで遊んでいる息子のお尻を叩いた。


あまりにも腹が立ったのでひどく叩きすぎた。


そのとき、泣き出した息子が私にこう言った。


「炊飯器の中のご飯は朝、全部食べちゃったんだ。


夜ご飯は幼稚園で食べたんだけど、パパがいつまで経っても帰って来ないから、インスタントラーメンを見つけて、シャワー室の熱いお湯で作ったの。


パパがガスは使っちゃいけないと言ったから。


ひとつは自分が食べて、もうひとつはパパに残しておいたんだ。


インスタントラーメンは冷めたら美味しくないから、パパが帰るまでお布団の中に入れておいたの。


おもちゃに夢中になって、パパに言い忘れてた。


ごめんなさい」


息子の話に涙がこぼれた。


それを隠すためにトイレに入り、蛇口を開いて思いっきり水を流しながら号泣した。


しばらく心を落ちつかせてから、まだ泣いている息子を慰め、傷ついた彼のお尻に薬を塗って寝かしつけた。


汚れたシーツと布団を掃除し終わった後、息子の部屋のドアをこっそり開けて様子を見ると、彼は母親の写真を手に握りしめたまま泣いていた。


私は、立ったまましばらくそれを眺めていた。


……続く、、、

No.14 12/09/15 08:40
ストロベリー ( bAF01 )



人がお互いのためにできる最善のこととは、

さりげないことなのかもしれません。



毎日の生活を共にしていく中で、

思わず唇に微笑みをもたらしてくれるようなささやかなこと、

元気づけてくれるさりげないことが最高のプレゼントです。



良いこととというのは、

ときには、常識的で礼儀正しさだったり、

思いやりのある行動であったりもします。



時には、ほんのささやかなことが非常に大きな違いを生み出すのです。



ですから、

新聞売り場のおばさんに微笑みを投げかけてください。


会社の建物の中に荷物を運び入れている人がいたら、

手を貸してあげてください。


打合せが終わったら、一番に立ち上がって

椅子を片づける人になってください。


誰もそのことに気づかないかもしれません。


気がついても、誰もそれを覚えていないかもしれません。


しかし、そういうささやかなことでも積もり積もって、

他の人の人生を幸せにするのに役立つのです。


それが良いことだというただそれだけを理由にして、

良いことをしてください。


~~~

出典

[それでもなお、人を愛しなさい]

ケント・M. キース著
早川書房


No.13 12/09/15 08:29
ストロベリー ( bAF01 )

これは、店や会社の宣伝にも似ている。

どんなに大金をかけて目を引くような大きな広告を打っても、店や会社の中身がたいしたことがなければ、初めは行列ができても、あっという間にお客様は潮を引くようにいなくなる。

どんなに美人でスタイルがよかろうが、あまりにレベルの低いことばかり言うようなら、百年の恋も一挙に冷めてしまうだろう。


『大切なのは、どれだけ骨太でパワーのある「原液」がつくれるか』

外見を飾ることに汲々(きゅうきゅう)とすることより、中身を充実することこそが本質的な努力となる。


No.12 12/09/15 08:29
ストロベリー ( bAF01 )

【カルピスの原液】№1116


秋元康氏の心に響く言葉より…


いまやITの全盛時代である。

パソコンやモバイル機器が使いこなせないと、ビジネスマンとして落第だというような風潮がある。


だが、僕はツールに関しては、どうでもいいと思うのだ。

「結局、もとは同じだ」ということである。

つまり、どんなものであれ、もともとの発想が面白くてソフトが面白ければ、地上波で流そうと、インターネットで流そうと、面白いものは面白いのだ。


僕がスタッフによくいうのは「カルピスの原液をつくれ」ということだ。

カルピスの原液ができれば、時代に合わせてさまざまな飲み物がつくれる。

僕が子供の頃、カルピスは瓶に入っていて、それを自分の好みに合わせて水で薄めて飲んでいた。

その後、「カルピスソーダ」などができ、さらに時代がもっと薄味で水感覚で飲めるものを求めるようになると、「カルピスウォーター」が大ヒット商品となった。

最近では、さまざまなフルーツと組み合わせた「フルーツカルピス」まで登場している。


だが、目先はどんなに新しくなっても、時代に合わせて形を変えているだけで、カルピスの原液自体は何も変わっていないのだ。

それと同じように、今後どれだけオフィス機器がハイテクになろうと、やっている仕事の「原液」は変わらないはずである。

大切なのは、どれだけ骨太でパワーのある「原液」がつくれるか、ということなのだ。


パソコンができようが、インターネットができようが、それは手段であって、その手段を使って「何をやるか」が問われている時代なのだ。

ツールに振りまわされるより、企画の核となる「原液」をどう生み出すか。

そこが、本当の勝負なのである。

『企画脳』PHP文庫


仕事によっては、パソコンやインターネットという「手段」の技量を磨くことが必要な人もいるかもしれない。

しかし大事なことは、パソコンやインターネットそのものより、それらを使って、「何を発信するか」、ということだ。

……続く、、、




No.11 12/09/14 13:50
ストロベリー ( bAF01 )



ダイヤモンドはどこにある?

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昔、インダス川のほとりに、ひとりの年老いたペルシャ人老人が住んでいました。


名前をアリ・ラフェッドと言います。


アリはとても広い農場を持っていて、美しい妻にかわいい子どもと、なに不自由ない暮らしをしていました。


ある日、ひとりの僧侶がやってきて、世界の生い立ちについてアリに話ます。


その話の中でダイヤモンドの事について触れます。


「親指ほどの大きさのダイヤモンドがひとつあれば、


おまえが持っている農場の何倍も広い土地が手に入る。


ひとつかみのダイヤモンドがあれば、国を買いとることができる。


ダイヤモンドの鉱山がひとつあれば、その富の力で子孫を主座につかせることができる」


アリはこの話を聞いて、ダイヤモンドの鉱山を手に入れたいと思ったのです。


どこに行けばダイヤモンドの鉱山があるのかと言う問いに、


高い山に挟まれた、白い砂の上を流れる川に行けば見つかると僧侶は答えます。


次の日アリは、広い農場などの財産をすべて処分し、家族を親戚に預け、ダイヤモンド探しに行ったのです。


しかし、ダイヤモンドの鉱山はそんなにたやすく見つける事ができず、


莫大な資金も次第に底を付き、アリは見知らぬ異国の果てで力尽きるのです。


ある日、アリの牧場を買った男が、ラクダに水を飲ませようと庭園に入ったところ、


小川の白い砂の中から奇妙な光が出ていることに気が付きました。


その石は七色の輝きをはなっていたそうです。


そうです。


それは紛れも無くダイヤモンドの原石だったのです。


かつて、アリ・ハフェッドのものだった庭園から、見事なダイヤモンドが見つかったのでした。

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「ダイヤモンドを探せ」

ラッセル・コンウェル 著

岸本 紀子 訳

ディスカヴァー・トゥエンティワン
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この本の著者、コンウェルさんが、イラクのバグダッドを旅行いていた時にガイドさんから聞いた話で、



実際、このお話で紹介されている鉱山は、ゴルコンダと言って、史上最大のダイアモンド鉱脈なんだそうです。


そして、著者は言います。


「自分が今いる場所でチャンスをつかむことができると信じている人は、


どこにいても何かをなしとげられる人です。


今住んでいるところで、人の役に立ちなさい。


学校を手

No.10 12/09/14 13:21
ストロベリー ( bAF01 )

では、彼女のために紙吹雪を散らすのも「あり」?

それはまずい。

紙吹雪を撒くと清掃員の仕事が増える。

清掃員の作業時間が増えれば、運賃を上げなければならない。


考え抜かれた単純明快なアイデアは、行動を決定する驚異的な力をもつ。

『アイデアのちから』日経BP社



「考え抜かれた単純明快なアイデア」は、簡潔にして核心をついていなければならない。

例えば、ディズニーランドでは、従業員のことを「キャスト」と呼んでいる。

従業員を、演劇の役者に見立てることで、モチベーションがあがり、それが従業員の行動規範となっている。


●キャストは採用面接ではなく、役をもらうためのオーディションを受ける。

●園内を歩くときは、舞台にいるのと同じ。

●ディズニーランドを訪れる人々は、顧客ではなくゲストである。

●仕事はパフォーマンス、制服はコスチュームである。

(同書より)


どんなにすぐれたアイデアであっても、伝わらなければ、それはないのと一緒だ。

アイデアを多くの人に伝えるためには、「簡潔にして、誰もがわかる一言」である方が、脳裏に焼き付き、従業員が行動に落とし込みやすい。


優れた会社には、単純明快なアイデアがある。


No.9 12/09/14 13:20
ストロベリー ( bAF01 )

【単純明快なアイデア】№1115


チップ・ハース+ダン・ハース氏の心に響く言葉より…


サウスウエスト航空が成功企業なのは周知の事実だが、同社と競合他社の業績の差は、驚くほど大きい。

航空業界全体がかろうじて黒字かどうかという状態であるにもかかわらず、サウスウエストは30年以上にわたって黒字を続けている。


サウスウエストのCEOを最も長く務めたハーブケレハーは、かつてある人物にこう言った。

「30秒あれば、当社の経営の秘訣を君に教えられる。

『当社は最格安航空会社である』。

以上だ。

これさえ理解すれば君も私と同じように、当社の未来についてあらゆる経営判断を下せるようになるさ」


「例えば」とケレハーは言う。

「営業部門のトレーシーが君のオフィスにやって来て、こう言ったとする。

調査の結果、ヒューストン―ラスベガス間で軽い機内食を出すと喜ばれそうなことがわかりました。

今はピーナツしか出していませんが、チキンシーザーサラダなら乗客の多くが喜ぶでしょう、と。

さて君はどう答えるかね?」


相手がしばし口ごもっていると、ケレハーは答えた。

「こう言うんだよ。

『トレーシー、チキンシーザーサラダを追加すれば、当社はヒューストン―ラスベガス間で最格安航空会社になれるのかな?

無敵の格安航空会社となるのに役立たないなら、チキンサラダなんて出さないよ』とね」


ケレハーの「司令官の意図」は、「当社は格安航空会社である」だ。

シンプルなアイデアだが、サウスウエスト従業員の行動を30年以上にわたって導くのに十分役立ってきた。


もちろん同社については、「当社は格安航空会社である」という核となるアイデア以外にも語るべきことが多くある。

例えば、1996年に同社が人員募集を行った際、5444名の枠に12万4000人もの応募があった。

同社は就職先として人気が高いが、これは驚くべきことだ。

普通コスト削減に熱心な会社に勤めるのは楽しいはずがない。


中心にある円、つまり核心は「最格安航空会社」だが、そのすぐ外側には「楽しく働く」という円がくるのかもしれない。

同社の従業員は、最格安航空会社という地位を脅かさない限り、楽しんでもかまわないことを知っている。

例えば、機内放送で客室乗務員の誕生日を冗談交じりにアナウンスしても大丈夫か?

もちろん大丈夫。

……続く、

No.8 12/09/13 19:21
ストロベリー ( bAF01 )


 この間風邪をこじらせ、会社を早退した
一晩寝たら治ると思ってたが、次の日目が覚めたら体が動かなかった

枕もとのポカリ飲むのがやっとで、マジで這う事も出来ない
鞄の中で携帯が鳴ってても、そこまでたどり着けない

その内目の前が真っ白になってきて、あーこれヤバいと思いつつ意識が飛んだ

そしたら思いっきり鼻を噛まれて目が覚めた
忘れてたんだが俺は一人暮らしで、猫(メス・推定5歳)と住んでいる

不規則な仕事なんでこいつのメシと水は、三日分くらいストック出来る自動給餌機使ってるんだが、起こしに来たって事はメシが無くなったって事だ。

それにトイレ掃除もしてない

------


 これはいかん、と思って死に物狂いで布団から這い出した

時々ふっと意識が途切れたが、その度猫に噛まれて覚醒
何とか部屋の真ん中まで来たところでまた携帯が鳴った

必死で出たら会社の同僚だった
何か言ってるが、全然頭に入ってこない

とにかく体が動かない事を伝えた所で本当に意識が飛んだ

------


 次にハッキリ目が覚めたら病院にいた

医者の話を聞いて驚いたんだが、俺は過労と栄養失調から風邪がこじれて肺炎になりかけていたらしい

ついでに早退した次の日と思ってたら、既に三日経っていた
熱で意識がぶっ飛んでいたらしい

同僚が来て救急車を呼んでくれなかったら、本当に死んでいたそうだ

付き添っていてくれた同僚に礼を言った後、猫の世話を頼んだ
迷惑とは思うが、メシと水とトイレの始末してもらえば後は何とかなるから

そう言ったら、同僚がちょっと変な顔をした

「いや、猫いなかったぞ?つーか、猫の物なんか無かったぞ」

覚えてないが救急車で運ばれる前、俺はずーっと猫の事を言い続けていたそうだ
だから世話をしようとしてくれたそうだが、猫もいなければ給餌機もトイレも見当たらなかったらしい

「仕方ないから、コンビニで猫缶買って開けてきたけどさ」

------


 そんな訳無いだろ、と言い掛けてぞっとした

何で忘れてたのか分からんが、猫はもういなかった
3月の頭に車に轢かれて死んで、あいつの使っていたも物全部処分した

その事言ったら、今度は同僚が青くなった
俺が電話に出た後ろで、猫がでかい声で鳴いていたそうだ

俺は今朝退院して所だが、連休に入ったら墓参りに行く事にした

No.7 12/09/12 10:04
ストロベリー ( bAF01 )



「ひらめきには賞味期限がある」というお話に感銘を受けました♪


以下をどうぞ。

_______


みんながアイディアを持っている。


アイディアは不死身だ。


アイディアは永遠だ。

一方、ひらめきは永遠に持続できるものではない。


果物や牛乳のように賞味期限がある。


何かしたいことがあれば、今しなければいけない。


しばらく放っておいて二ヶ月後に取りかかるというわけにはいかない。


「後でやる」とは言えない。


「後で」ではそんなにやる気満々でもないだろう。


もし金曜日にひらめいたら、土日を返上してプロジェクトに専念するのだ。


インスパイアされている間は二十四時間で二週間分の仕事ができるものだ。


そういう意味ではひらめきはタイムマシンだ。


ひらめきとは不思議なものだ。


生産性を高め、やる気をあおる。


待っていてはくれない。


ひらめきとは「今」のものだ。


もし、虜にされたなら、逆に仕事に専念することだ。

_______

「小さなチーム、大きな仕事 完全版」

ジェイソン・フリード 著

デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著

早川書房より

_______


あの天才エジソンさんは、


常に紙とペンを携帯し、何かがひらめいた瞬間に面倒くさがらず書き留めていたといいます。


レオナルド・ダ・ヴィンチさんや、アインシュタインさんも、メモ魔として有名です。


成功している多くの経営者さんは、枕元に紙とペンを置いて、寝る寸前に思いついたひらめき等を書き留める習慣があるそうです。


素晴らしいひらめきがあったとしても、行動しなければひらめいてないのと一緒です。


そのひらめきを忘れないようにメモすることと、


その熱い想いがあるときに、事を成す!ですね♪



【希望の世界よ、待たせたなっ!】



「成功者はひらめきを即座に行動に移す。


そして行動しながら、考えをまとめる」



by 植西聰(心理カウンセラー)


No.6 12/09/12 10:04
ストロベリー ( bAF01 )



ゴールデンルールとは、

「自分がしてほしいと思うことを人に与えよ」


という法則(ルール)です。



これは人生に幸運と成功を引き寄せるためには、

絶対必要な法則なのです。



なぜなら、この法則だけが、

宇宙に遍満する「繁栄のエネルギー」を流し込むことができるからです。



じつは、わたしたちの周りには、

目には見えませんが、

繁栄のエネルギーが至るところに充満しているのです。



この宇宙の繁栄のエネルギーを流しこむことができたなら、

どんな望みも手に入り、

人生を思うように動かせるのです。



そんなとてつもないエネルギーなのです。



アメリカの自動車王、ヘンリー・フォードが

次のように語っている。



「もし、私がいままで築き上げたすべての富を失ったとしても


5年もあれば取り返すことができるだろう。



なぜなら、私は無限なる宇宙の繁栄のエネルギーと


つながる方法を知っているからだ」




世の中の成功者と呼ばれている人の多くは、


この


「与えれば与えられる」


という法則を意識的か、

もしくは無意識的に使っているのです。



ほとんどの人たちは、間違った法則の中で生きている。



与えたら自分のものが減ってしまう。


実際に物をあげたら自分の分は減ってしまいます。



そして、多くの人は減らないように減らないように自分自身を守って生きています。



だから、多くの人は満たされない人生を生きているのです。



それは大きな間違いです。



物を持つたびに心は貧しくなっていく。


与えれば心は豊かになっていく。


そして、与えれば与えるほど 与えられる。



「常に最高の自分を差し出し、多くの人に貢献するぞ」


と生き、実践したときにこそ、

最高の成功の中に生きることができるのです。



~~~


「夢をかなえる『そうじ力』」

舛田光洋著より


No.5 12/09/12 10:03
ストロベリー ( bAF01 )



中村天風さんと、その師匠であるインドのヨガ聖者“カリアッパ師”のやりとりです。


天風さんが当時は不治の病とされていた奔馬性結核を発病し、


何としてでも治そうと欧米諸国を訪ねたが、その手がかりはなく病も進行、


自らの死を悟った天風さんは、「死ぬなら祖国で」ということで帰国の路に・・・


その途中で出会ったのがカリアッパ師。


初対面の天風先生に、


「お前は救われた」と言ったそうです。


以下、ちょっと長いかもしれませんが、お時間のある時にどうぞ♪

_______



「お尋ねしたいことがあるんですが」


「なんだ」


「カイロでおっしゃったお話は、いつごろからうかがえるんでしょう」


「カイロで何と言ったっけな」


「えっ、お前はまだ救われる人間だ。


だが、自分が助かる大事なことを一つ忘れている。


それを教えてやるから、ついて来い。


そのお言葉で、私はここまでついてきたのです」


「ああ、あれか。あれなら覚えているよ」


「いつごろから教えていただけるのでしょう」


「私の方は、ここへ着いた翌日からでも教えたいと、その準備が出来ていた」


「えっ、私はまた、ここへ着いた翌日から、教わりたい準備が出来ていたんですよ」


「いや違う。準備が出来ていたのは、私の方だけだ。


毎日毎日、お前の顔を見て、顔を見るたびに、まだ準備が出来ていないな、と思うので、いったいこの男は、いつになったら本当に教わる気になるのかな、と思ってな。


私のほうから、それを催促したかったんだよ」


「これはしたり。全然話が違います。


私は来た日から教わりたくて、教わりたくて」


「お前はね、気持ちをそういうふうに偽って言うが、私の霊感にうつるところは、お前はまだ、本当に教わる準備が出来ていない、と見るよ」


「いや、その準備は出来ています」


「ああ、お前は強情だな。


お前自身の心の中は、お前自身より、私の方がよけい知っている。


その証拠は、すぐ見せてやる。


あの水を飲む器に、水をいっぱい注いでおいで」


言われるままに、その器にいっぱい水を注いで、それを持ってきた。


すると、また今度は、「お湯をいっぱい持って来い」


それでまた言われるままに水をそこに置いて、またお湯を持ってきたら、


「そのお湯を水の上から注げ」


あまり馬鹿馬鹿しいことなんで

No.4 12/09/12 10:01
ストロベリー ( bAF01 )



ネットにあったお話です。


お時間のある時に、深呼吸してからお読み下さい。

_______


あなたは私を産むまでずっと父の暴力に苦しんでいましたね


私が産まれて時、あなたは泣きながら喜んだんですね


私が一歳の誕生日に、借金を抱えたまま父が自殺しましたね


借金を返すために昼はパート夜は居酒屋で仕事の毎日でしたね


保育園では遠足のおやつは雑穀のおはぎでしたね


小学校の給食費を払えない月もありましたね


修学旅行のおみやげはご当地キーホルダーだけでしたね


中学の制服は親戚のおさがりでしたね


高校のお弁当はいつもご飯に梅干しと海苔でしたね


無理を承知で大学行きたいと頼んだ時、あなたは反論しませんでしたね


ごみ処理場から捨てる予定の参考書をもらいに行きましたね


お金がかかるから私立は受けられず、国立専願受験でしたね


センター試験の前日には初めて特上寿司を食べさせてくれましたね


センター試験に失敗したけど、あなたは最後まで諦めないよう励ましてくれましたね


前期に落ちて、一度私は自殺しかけましたね


あなたは怒ることもなく、ずっと私に謝り続けていましたね


私もあなたにずっと謝り続けましたね


そして私は気持ちを切り替えて後私はその後も頑張って勉強して、


なんとか後期に合格することが出来ましたね


あなたはずっと「おめでとう、おめでとう」と泣き続けてくれましたね


でもあなたは入学の準備の時に急に倒れて病院に運ばれましたね


医者が、癌が全身に転移していてこれから一週間が峠だと告げましたね


私がただただ泣き続けている時にあなたは


「この体の傷や癌の一つ一つがあなたを育てあげた立派な勲章なのよ」と


微笑みながら言いましたね


あなたは最後まで泣くことも苦しむこともなく、静かにこの世を去りましたね


今私は医者になるために毎日一生懸命に勉強していますよ


あなたの命を奪った癌に苦しむ人々を治療して助けたいから


私が育った環境は決して恵まれてはいなかったけれど、


あなたに生まれ、育てられて本当によかったよ


ありがとう、お母さん

_______


ありがとうございます。


日頃、言い訳している自分が恥ずかしくなりました。


どんな環境からでも人は育つ。


環境のせいにして逃げないようにしていきます!


No.3 12/09/12 09:59
ストロベリー ( bAF01 )



古代ギリシアに

スパルタという国がありました。



この国は強く、

そして野望がありました。


その野望とは『ギリシア全土支配』です


そのためには国民の知的能力、身体的能力をさらに高めようと思ったのです。


具体的になにをしたのか・・・



頭の悪い子

体が弱く生まれた子

を郊外の山中に運んで捨てたのだそうです・・・


こうすれば『強い人間ばかりになる』と思い。。



その結果どうなったか



ギリシアの国々の中で

スパルタが一番最初に滅んでしまったそうです。




「弱さは強さだ」



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・


僕たちは

弱さあってこそ強くなれる


弱いからこそ、傷つき

人の痛みがわかり

強くあろうと踏んばり

強くなろうと顔晴る



弱さを、愛しましょ♪


No.2 12/09/12 09:58
ストロベリー ( bAF01 )

【訴えられる医者とは】№1113


マルコム・グラッドウェル氏の心に響く言葉より…


訴えられやすい医者と訴えられにくい医者がいる。

それを調べる方法は二つ。

まず、医者が受けた教育と実績を調べ、過去数年間に犯したミスの記録を分析する方法。

もうひとつは医者と患者の短い会話を聞く方法である。


たいていの人は、二つめの方法がいいに違いないと考えるはずだ。

そのとおり。

でもなぜ?


実を言うと、医者が医療事故で訴えられるかどうかは、ミスを犯す回数とはほとんど関係ない。

訴訟を分析したところ、腕のいい医者が何度も訴えられたり、たびたびミスをしても訴えられない医者がいることがわかった。


一方で、医者にミスがあっても訴えない人がかなりの数に上ることもわかった。

要するに、患者はいい加減な治療を受けただけでは医者を訴えない。

訴訟を起こすにはほかに「わけ」がある。


その「わけ」とは何か。

それは、医者から個人的にどんな扱いを受けたかである。

医療事故の訴訟にたびたび見られるのは、医者にせかされたとか、無視されたとか、まともに扱ってもらえなかったという訴えだ。

「患者は好きな医者を訴えたりしないものなの」と医療事故訴訟が専門の弁護士アリス・バーキンは言う。


医療について研究しているウェンディ・レビンソンは医者と患者の会話を何百件も録音した。

ほぼ半数の医者は訴えられたことがない。

あとの半数は二度以上訴えられている。


二つのグループの医者に明らかな違いがあることを見つけた。

訴えられたことのない外科医は、訴えられたことのある外科医よりも、一人の患者につきあう時間が3分以上長かったのだ。


この分析をさらに進めた実験もある。

心理学者のナリニ・アンバディは、外科医と患者の会話に注目した。

判定者は外科医の技術レベルについては何も知らなかった。

患者に何を話していたのかさえわからなかった。

判断材料は外科医の声を分析した結果だけ。

威圧感のある声の外科医は訴えられやすく、声が威圧的でなく患者を気遣うような感じの外科医は訴えられにくかった。


医療事故というと、とんでもなくややこしい問題のように思うかもしれないが、要は患者を大事にしているかどうかの問題であり、その態度は声の調子に現れるのだ。

医者にとって最も損な声は威圧的な声ということになる。

『第1感』光

No.1 12/09/12 09:57
ストロベリー ( bAF01 )



「僕たちの遺伝子は、

38億年前にすでに存在し、

それが途切れることなく連綿と進化して現在の僕たちがいるのです。



ということは、38億年間

人間の遺伝子は勝ちっ放しなんです。



まさに生物界のエリート中のエリートであって、

お金が儲かるとか、東大に入るとか、



そんなことは

人間として生まれるすごさに比べたら

大したことではないんです」



と、遺伝子工学の世界的権威である

村上和雄先生はおっしゃいました。




人間って、スゴイですね!


僕たちは誰もが素晴らしい

38億年も前から勝ち続けている遺伝子を受け継いでいるんですね♪




自分はダメだとか、能力がないとか、価値がないとか・・・



そんなことないです!


エリート中のエリート


可能性のかたまりですね♪



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・


「人間は99.9%同じ遺伝子暗号を持っている。


誰もが

自分の花を咲かせる可能性があります。」


by村上和雄


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