人の生き方

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2011/11/11 13:56(更新日時)

人生様々な悩み事や葛藤を抱えながらも生きている人、少なくはないこの世の中。

解決の糸口は合理的結論と、本人の心の哲学と合わさっていく事が重要といえよう。

その様な中、少しでも心の哲学論として、今生きる悩み人の芯を強く持てる様な伝えを、先行き不透明ともいえる小生が、中国先人から伝わる四字成語(四字熟語)を下に談話していきたいと思っております。

人の生き方そのものは人それぞれ、人様強要するものではないという事は、小生身を持って心情に持っているものでございます。

何卒、それは個々の情けと心の入れ替えをお考えになられている方々への、僅かながらでもお役に立てる事が出来ればと思い、身の程知らず者の戯言としてお受け願えれば、この小生も安心致す思いであります。

続けていける限りは書き込み努力いたしますので、気が向いた時にでもお目に通して頂ければ幸いと感じます。では、始めます。

No.1682690 (スレ作成日時)

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No.151

自分の形と自分の影とがお互いに様子をたずね合い慰めあう。

孤独で頼りない状況にいるさまです。



━形影相弔━けいえいそうちょう

No.152

物事を行うに際して、始めから終わりまで方針や態度が一貫している。

このような人は、人から信用されるでしょう。



━首尾一貫━

No.153

感情を偽らず、自分が思うままに行動し、
相手の思惑などを顧みない。

“直情”とは、偽りや飾りのないありのままの感情です。

“径行”とは、曲げないで行うことです。



━直情径行━ちょくじょうけいこう

No.154

中国、戦国時代の思想家、墨子は白い糸を見て、

それがどんな色にも染まるのを知って泣いたといいます。

人は習慣、環境によってその性が善悪どちらにでもなり得るだろうと。



━墨子泣糸━ぼくしきゅうし

No.155

「陰徳ある者は必ず陽報あり」

世に知られずに善い行いをすれば、後日、
必ず目に見える報いがあるのです。



━陰徳陽報━

No.156

形体が曲がっていれば影も曲がり、
形体がまっすぐであれば影もまっすぐになる。

人の行いの善悪は、その人の心の善悪によるということです。



━形影相同━

No.157

中国、常山に棲む率然という両頭の蛇は、
首を打たれれば尾が助け、尾が打たれれば首が助け、胴を打たれれば首、尾が共に助けたといいます。

先陣と後陣、右翼と左翼が互いに連絡しあい、攻撃防御する陣形です。



━常山蛇勢━

No.158

家庭内で夫が妻に対して絶対的権威を握り威張っている。

人から見られている普段の風体からはとても想像ができず、

人は見かけによらないことが多いのです。



━亭主関白━

No.159

手のひらを上に向けると雲がわき、下に向けると雨が降る。

手のひらを返すように、人情の変わる人も沢山います。

少しのことで心変わりするというのは、信用できるはずもありません。



━翻雲覆雨━ほんうんふくう

No.160

じっと我慢し軽々しく行動しない。

苦しみ耐え忍ぶ、今はそれが大切。

きっとそのうち良いことがある。

それまでは我慢、我慢です。



━隠忍自重━

No.161

鶏を小さな集団、牛を大きな集団にたとえ、

大きな集団の中で人 の尻についているよりも、
小さな集団でも構わないからその中の長になれ、という教えです。



━鶏口牛後━けいこうぎゅうご

No.162

全く嘘、偽りがない、真実、純粋でまじりけのない、“本物”であるということ。

携わる人々のとてつもない苦労が伺えます。



━正真正銘━

No.163

社会では、誰しも誤りをしてしまうことは当然起こります。

頭を下げ、身を低くして恐縮しながら平謝りを繰り返す、その姿勢は必要です。

悪気はないのだから、その低頭姿勢が通じ、人から許しを受けるのです。



━低頭平身━

No.164

この世の現象は全て留まることなく移り変わっていきます。

一時、天下をとったような勢いであった人も、今ではおちぶれて見る影もないぼどの有り様となり得ます。

変われば変わるものです。



━有為転変━

No.165

世の中を治め、人々の苦しみを済(すく)うこと。

「経済」という語が生まれた要因です。



━経世済民━

No.166

身の危険を顧みず火災の消防に従事。

頭を焦がし額をただれさせても、事変の渦中に入って奔走する。



━焦頭爛額━

No.167

ある事柄に適した才能を持つ者を、それに適した任務、地位につける、またはつかれることは大事です。

向かない仕事は早急に切り上げ、本人に適した仕事を与える、または与えられれは、その時こそ本領発揮となるでしょう。



━適材適所━

No.168

右を見たり左を見たりして迷うこと。

人の噂や便りを気にして、ぐずぐずするさま。

決断も躊躇いがちになります。



━右顧左眄━うこさべん

No.169

人は、いかに力を持とうとも、自然の摂理には従わなければなりません。

常に学問をし天をおそれ敬って、人を愛し、優しくできる心境に到達する、
それが必要であるといえます。



━敬天愛人━

No.170

最初に思い立った志を貫く、
この意志はとても大事なこと。

途中で挫けず最後まで諦めず、
やり通すことがいかに大切なものを手に入るか、

そのやり遂げた者にしか解らないものです。



━初志貫徹━

No.171

天人の着物には縫い目のような作られた跡がないということから、

性格や言動が無邪気で屈託のないということ。

また、詩や文章にわざとらしい技巧の跡がなく、ごく自然に書かれていて、しかも完全で美しい。



━天衣無縫━

No.172

物事の、ありのままに素直に見ていたい、
しかし時として自然に、理に反していることを垣間見せられる場合があります。

角のない子牛、角の生えている馬のように。



━童牛角馬━どうぎゅうかくば

No.173

生まれたばかりの赤ん坊は古今東西、泣き声もみな同じようであるが、成長すると風俗、言語を異にするようになります。

本来、人間の性質は同じだが、育ちの環境、教育によって変わります。



━同声異俗━

No.174

昔、斉の荘公が猟に出かけた時、一匹のカマキリが前足を上げてその乗車に打ちかかろうとしました。
荘公が御者に「何という虫か」と聞くと、御者は「これはカマキリといい、進むことを知って退くことを知りません。自分の力も知らずに相手を軽んじるものです」と答えました。
荘公は「もしこの虫が人間ならば、必ず天下の勇者となるだろう」と言って、カマキリを避けて通ったといいます。

ここから“蟷螂が隆車に向かう”
“蟷螂車を返す”などのことばが出て、力の弱い者が自分の力量も考えずに強敵に向かう、このような者も世の中にはいるのだということです。



━蟷螂之斧━

No.175

竜を仕留める技術を習得しても、

竜は実在しないので、それは世の中の役に立たない技術なのです。



━屠竜之技━とりょうのぎ

No.176

舟を飲み込むほどの大きな魚。

大魚も水を離れると、ケラやアリの思うままである。

聖人賢者もその地位を失えば、小人物にもばかにされるということです。

地位を守るべきものとは、このような意味合いも含まれているのでしょう。



━呑舟之魚━どんしゅうのうお

No.177

口にまかせてさまざまに悪口をいう人はいます。

「黙って聞いていればいい気になって言いたい放題かい。いい加減黙りなさい」



━悪口雑言━

No.178

もつれた麻をよく切れる刀で断ち切るように、

複雑にからみ合った物事やこじれた問題などを、手際よく明解に処理をする。

どのような難問も苦問も速やかに解決することは、先を見いだせる土台となります。



━快刀乱麻━

No.179

人はどの者でも可能性は奥深く隠されているものです。

突然、頭の働きが鋭くなり才知溢れ、才能が光り輝くことがあります。



━才気渙発━

No.180

人として、守らなければならない節義と分限。

行いの基準となる道理、

その理由付けとなる明らかな根拠。


━大義名分━

No.181

古き時代、靴ならずわらぞうりであった時、
それが二足で三文であったこともあるという。

現代では、二足を二束と強調した形で、品物をまとめて捨て値で投げ売りするときに使う言葉です。



━二束三文━

No.182

枯れた柳と盛りを過ぎて咲き残る花。

自身美人と若き時代を生き、この身は永遠と自負していたが、時が過ぎれば、容色の衰えた
“過去美人”になっていた、
それが現実なのです。



━敗柳残花━

No.183

中国の仙女、麻姑。
鳥の爪のように長い爪をもつ。

後漢の蔡経がそれを見て、
かゆいところならどこでも届き、さぞ気持ちが良いであろう、と思ったという。

物事、思い通りになるだろうとのたとえです。



━麻姑掻痒━

No.184

釈迦が誕生したとき、七歩歩いて右手で天を、左手で地を指差し、「天上天下唯我独尊」と唱えました。

この世に誰ひとりとして自分に及ぶ者がないということです。

転じて、自分ほど偉い者はいないと自惚れていること。



━唯我独尊━

No.185

八大地獄の中で最も下層にあるとされている“阿鼻”は、
親をあやめるなどの五逆の罪を犯した者が堕ちるところです。

その亡者どもが非常な苦しみのために泣き叫ぶとされています。



━阿鼻叫喚━

No.186

一粒のもみを蒔くと一万倍もの米になるという考えから、

僅かなものが増えて多くのものになることをいい、

また少しのものも粗末にしてはいけないことの思想も含まれています。



━一粒万倍━

No.187

物事には、一方で利益がある反面他方で害がある場合もある。

商売の上で決まった量の利益を得ることができるものを、二つの会社が仲良く分けるところが、第三者の介入によりその利益を奪いに来たとき、その者を排除できる決まりも法律もない。
結局そこに何が生まれるのかというと、利益の奪い合いとも言える戦いが生じてくる。せっかく仲良く平和に利益を分けたかったのに、いらぬ戦いをしなければならない苦痛と不本意な思い、これを余儀なくされてしまう。

負けた者は本来入るはずであった利益が得られず、このままでは首をくくらなくてはならない。生きるためには何だってやらなければならない覚悟をもしなければならず、日々葛藤する毎日になるだろう。それが悪行と解ってはいても抜け穴を探りながら生きていかねばならない。

社会の縮図時代、このような背景も存在していることは確かです。



━一利一害━

No.188

海に千年、山に千年棲んだ蛇は竜になると云う。

長い間の経験の中で、地べたを這いつくばり泥まみれの境遇であった時。
人間の欲望を満たす為ならどんな美味しいものを揃えれば満足するかを知り、それを与え尽くして相手を喜ばすことに精進した時。

金やポストを手に入れる目的なら金を持つ人間達の飼い犬にもなってやる心情。

この様々な経験から世の中の裏も表も知り尽くした悪がしこい者にもなる。



━海千山千━

No.189

人生一大事。元気がありすぎて意気込み盛んな状況であるときは、誰でも直面する。

しかしここに精神の落とし穴が幾つか潜んでいる。

「行きはよいよい帰りはこわい」

こうならなければよいのだが。



━意気軒昂━

No.190

運を信じて生きるのも良いが、
その良し悪しは全て天の思し召しであり、逆にいうと運を天に任せるということです。

明日の飯を賭けた運なら食欲。

自分趣味を賭けたライフワークなら半人生。

幸福を賭けたパートナー選びなら生涯。

人生を賭けた仕事選びなら一生。

この人物の在り方を賭けたならその命そのものである。



━運否天賦━

No.191

権力とは人を動かす力と富を得ることである。同時に動かされる者たちの幸せを一心に背負っていることでもある。

栄えときめくのは権力者だが、その背を見て生きる者たちへの明日をひっぱらなければ、ただの贅沢三昧肥えた豚である。

そんな豚になるか、豚をさばいて料理し食って生きるか、その人間の資質にかかっているだろう。

一般か、超えた世界か、その者の生きる土台が今、どこにあるのかは、それぞれなのです。



━栄耀栄華━

No.192

この世に出会った人も、人生ははかなく無情なもので、
縁で結ばれた者、縁で知り合えた者も必ず別れが訪れる運命にあります。

それは思い起こせば悲しい思い出ばかりが浮き出し、その心情は何事にも変えることは出来ない。

しかし、現実であることを噛み締めて生きていく、この先は見えぬとも。



━会者定離━

No.193

一か所の領地に生命をかけ、生活を決め、

そこに一心に骨を折る決意。

簡単には言うが、その中には蠢くすざましい葛藤がひしめいている。

頑張ろう、などと安易に言える世界でも美談でもないのである。

しかし、大抵の人は、綺麗な美談で支持されたいと思う。
陰の暗略、陰謀、妬み、その全てを裏とし封印し、明るい優しさ、思い遣り、助け、このことのみが表出され、それが美談と語り広まる現実。

背景には、個人の偽りと努力、最も弱い個人的好みが大きく加わっている、現実はこのような社会である。

これから派生した「一生懸命」という言葉が美談語となっている。


━一所懸命━

No.194

“怪”は不思議なこと
“力”は勇気ある強い力
“乱”は道徳に背き正義を乱すこと
“神”は鬼神

これらを合わせると、理性で説明できる範囲など、とうに超え、

人知では推しはかれないものである。



━怪力乱神━

No.195

美人は多くは不幸せです。

病弱短命な者が多い。



━佳人薄命━

No.196

魂を得た者、幾つになるか精神を自身と自覚する時期はくるだろう。

自身の命、生かすも殺すも心の胸のままである。

何を思うか、自分が思うその全て、

それだけなのです。



━活殺自在━

No.197

自分に都合のよいように自分の田へ水を引き入れる、

自分の利益を第一に考える、その行動は動物の本質です。

人は進化した動物。
強引に自分の都合のよいように取り計らう知恵を備えてしまいました。

得をする、この知恵を得た者は、さらに知恵を働かせる努力をします。

それが現代の人間の進化なのです。



━我田引水━

No.198

貴様なんぞ眼中にないと、何者も恐れずおごり高ぶって、人を人とも思わず問題にしない。

この傲慢な人間にも人生愛する孫娘がいるもの。

決して根っからの非情人間ではない。

育ちの上の思想なだけである。



━眼中無人━

No.199

何だかんだ深刻なお話だからと、時間を割いて相手の話を聞くが、殆どは愚痴といえるような無駄話である。

なかなか本題へと入り込む勇気と隙間ときっかけがないまま、お騒がせでしたと軽いお話しで終わってしまう、さては。



━閑話休題━

No.200

あつかましく、恥知らずでまったくずうずうしい、

そしてつらの皮のあつい人。

どこの世界にも一人二人はいるものだ。

しかしこちらまで、つらの皮をあつくする必要はないのです。



━厚顔無恥━

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