死刑制度って 無くした方がいいの?

レス500 HIT数 12890 あ+ あ-

匿名( ♂ ItYxj )
10/07/31 09:53(更新日時)

皆さん。死刑制度について皆さんの意見を聞かせて下さい。特に廃止すべきと考えている方の意見を知りたいですね。


色々な方が掲示板の中で廃止論を支持する理由を書き込んでいますが 何か大事な物が抜け落ちているような…。中には全く理解できないような物もあり 今のところ納得できるような廃止すべき理由にはお目にかかってません。


もちろん死刑制度を肯定している方の意見も参考にしたいので ご自由に書き込んで下さい。


あと殺人事件 犯行件数 インタビュー等々 関連のあると思われる資料を開示できる方は遠慮無く貼り付けて下さい。


ちなみに自分は死刑制度は必要と感じてます。


討論はご自由に。できるだけ放置しないように心がけますので よろしくお願いしますm(_ _)m

No.1361885 10/07/03 22:33(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 10/07/03 22:43
名無し1 

私は、死刑は無くすべきだと思います。

冤罪が絶対無いとは言い切れないから。

No.2 10/07/03 22:54
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 1 主です。さっそくありがとうございます。冤罪は死刑はもちろん有期刑でも罰金刑でもあってはならないと思います。

目撃者も証拠も自供もあり冤罪の可能性の無い事件もありますが それに関してはどうですか?

No.3 10/07/03 23:08
名無し1 

>> 2 まず死刑後、冤罪だと取り返しがつかない。

勿論、死刑で無くても冤罪はいけませんが、有罪刑なら最悪過ちを正す事が出来る。

死んでから謝って貰っても仕方ない。(殺されたのと同じ)


犯人が秋葉原みたいにはっきりしているのと、宮〇勤みたいに証拠は沢山有るが現場は見られていない、和歌山カレー事件みたいに、本人は否定しているが死刑判決。


Ⅰ番だけ死刑可。では納得出来ないと思います。

やはりこの人が犯人に違いないと判決は欲しい。

そして死刑以外の一番重い刑(私なら終身刑)に。

その為に、いろいろ証拠や科学捜査等して欲しい。

  • << 6 そのあたりが 廃止派の方と見解が食い違う分岐点になるのかもしれませんね。 自分は最低限 冤罪の恐れの無い凶悪事件には死刑があってもいいと考えますから。どちらかというと終身刑に疑問符なんですよ。

No.4 10/07/03 23:10
社会人4 

死刑に変わる抑止力がある制度が無い以上は 死刑制度に賛成

  • << 7 ありがとうございます。 自分も抑止力が一番 重視されるべきでは と考えます。被害者や加害者の人権だとか 背景だとか 考える部分は色々ありますが 最終的には どうすれば今後被害者を出さないか という部分に戻ります。

No.5 10/07/03 23:48
大学生5 

社会人4さんに同意

でも本当のところ犯罪者には更生してほしい。しかし世の中そんな上手くいくはずがないし、死刑制度によって犯罪が抑制されているなら存続させるべきだと思う。
ただ犯罪抑止に重要なのは犯罪の心理をつきとめる事だと思うので、ただ闇雲に「殺人を犯したら死んで当然」といったような偏った見方をするのはあまり理解できない。

  • << 9 ありがとうございます。 更生の教育の方法 それぞれの気質 受け入れる社会 等々 色々な問題がありますが 現在、再犯率の高さはよく指摘されますよね。 「羊達の沈黙」で取り上げられていた 加害者の人格を分析する事で犯罪捜査に役立てるという事ですね。 より広く正確な分析が可能になれば 捜査だけではなく子供の教育にフィードバックできる部分もあると思いますが。 それでも犯罪はいつの世でも 凡人の想像を超えた物もありますからね、残念な事に。

No.6 10/07/03 23:50
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 3 まず死刑後、冤罪だと取り返しがつかない。 勿論、死刑で無くても冤罪はいけませんが、有罪刑なら最悪過ちを正す事が出来る。 死んでから謝って… そのあたりが 廃止派の方と見解が食い違う分岐点になるのかもしれませんね。

自分は最低限 冤罪の恐れの無い凶悪事件には死刑があってもいいと考えますから。どちらかというと終身刑に疑問符なんですよ。

No.7 10/07/04 00:02
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 4 死刑に変わる抑止力がある制度が無い以上は 死刑制度に賛成 ありがとうございます。

自分も抑止力が一番 重視されるべきでは と考えます。被害者や加害者の人権だとか 背景だとか 考える部分は色々ありますが 最終的には どうすれば今後被害者を出さないか という部分に戻ります。

No.8 10/07/04 00:22
匿名8 

死刑制度は賛成です。でも怖い気もします。前レスにもあったように冤罪とか考えると…。でも例にあげるなら、女子高生コンクリート殺人事件などの事件で凶悪犯罪でありながら未成年と言う理由で死刑を免れ今も普通に生きている犯人などに対しては死刑にして下さい!って思ってしまいます。終身刑も納得できないです。アメリカなどでよく、280年の終身刑とかありますが結局は人としてご飯や睡眠、運動といった最低限は守られている訳ですよね…。死刑に対しては凄く難しく別れる意見だと思います。

  • << 10 コンクリート事件の副犯は出所後すぐに監禁事件を起こし逮捕されましたね。「取り調べの相手を騙すのは簡単だ」と語っていたという報道もありましたが 更生の難しさを端的に表してます。そしてあの判決は正しかったのかという事を 担当した司法関係者に聞いてみたいですね。無理ですが…。 終身刑も あまりに重労働なら むしろ非人道的で かといって軽いと懲役の意味が無い、まして70過ぎて 認知症なら かえって便利な制度になってしまうかも。 難しいですよね。

No.9 10/07/04 00:26
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 5 社会人4さんに同意 でも本当のところ犯罪者には更生してほしい。しかし世の中そんな上手くいくはずがないし、死刑制度によって犯罪が抑制されてい… ありがとうございます。


更生の教育の方法 それぞれの気質 受け入れる社会 等々 色々な問題がありますが 現在、再犯率の高さはよく指摘されますよね。

「羊達の沈黙」で取り上げられていた 加害者の人格を分析する事で犯罪捜査に役立てるという事ですね。

より広く正確な分析が可能になれば 捜査だけではなく子供の教育にフィードバックできる部分もあると思いますが。


それでも犯罪はいつの世でも 凡人の想像を超えた物もありますからね、残念な事に。

No.10 10/07/04 00:42
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 8 死刑制度は賛成です。でも怖い気もします。前レスにもあったように冤罪とか考えると…。でも例にあげるなら、女子高生コンクリート殺人事件などの事件… コンクリート事件の副犯は出所後すぐに監禁事件を起こし逮捕されましたね。「取り調べの相手を騙すのは簡単だ」と語っていたという報道もありましたが 更生の難しさを端的に表してます。そしてあの判決は正しかったのかという事を 担当した司法関係者に聞いてみたいですね。無理ですが…。


終身刑も あまりに重労働なら むしろ非人道的で かといって軽いと懲役の意味が無い、まして70過ぎて 認知症なら かえって便利な制度になってしまうかも。

難しいですよね。

No.11 10/07/04 00:58
匿名11 

死刑廃止論者、廃止運動?の皆様方~その前に殺人廃止運動を行ないましょう🙌死刑廃止を唱える事で~自分は人権重視、人類愛に満ちた文化的な人間だ!何て思わないでね🐨

  • << 15 ありがとうございます。 まさしくそこなんですよね。よほどの事が無い限り死刑にはならないわけで 死刑制度がある事が よほどの事を減らすわけですから 廃止にこだわるよりは いかによほどの事を減らす事にこだわる方が人道的のような気がするんですけどね。

No.12 10/07/04 01:01
匿名12 

昭和30年以降のグラフを見たことがあるのですが、死刑制度は抑止力になっているので、それに変わる抑止力が無い限り残しておくべきだと思います。

日本の死刑制度は、カナダやフランス等 簡易処刑を行っている国より人道的だと思います。

よほど更正の見込みが無い凶悪犯とか
凶悪な再犯を繰り返さない限り死刑宣告されませんし

死刑宣告されても、実際は中々死刑にはなりません
死刑囚の生活は三食労働なし3時のおやつ付き冷暖房完備だそうです。

  • << 16 ありがとうございます。 センセーショナルに報道されるので殺人は増えていると思いきや 減っているんですよね、実は。 もしも廃止になったとして増加に転じたとしたら…。どうせ誰も知らん顔でしょうね。 反対意見はもちろんあっていいと思いますが 自分がいつも抜け落ちていると感じるのが抑止力です。 命が大事なのはわかりますが 行いに応じた責任からは逃れられないと感じているんですが…。

No.13 10/07/04 01:07
匿名 ( ♂ ItYxj )

例えば松永太とかアメリカでいえばテッドバンディとか 狡猾で反省のかけらも無い人間がおり 彼らを研究するのは大事ですが その後も生かしおく事にどんな意味があるのか疑問なんです。テッドバンディは死刑執行されましたが。


自分がもし被害者なら 誰かに仇をとってもらいたいと思いながら死ぬと思うんですが…。

No.14 10/07/04 01:16
匿名11 

現法相は~死刑執行を行ないましょう~現在まで死刑執行を許可?した大臣達は、苦しみながら、そんな役は嫌だけど職務を実行した😠 自分だけ~その重責から逃げるなよ!出来ないなら最初から法務大臣なんて受けるな!

No.15 10/07/04 01:22
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 11 死刑廃止論者、廃止運動?の皆様方~その前に殺人廃止運動を行ないましょう🙌死刑廃止を唱える事で~自分は人権重視、人類愛に満ちた文化的な人間だ!… ありがとうございます。


まさしくそこなんですよね。よほどの事が無い限り死刑にはならないわけで 死刑制度がある事が よほどの事を減らすわけですから 廃止にこだわるよりは いかによほどの事を減らす事にこだわる方が人道的のような気がするんですけどね。

No.16 10/07/04 01:44
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 12 昭和30年以降のグラフを見たことがあるのですが、死刑制度は抑止力になっているので、それに変わる抑止力が無い限り残しておくべきだと思います。 … ありがとうございます。


センセーショナルに報道されるので殺人は増えていると思いきや 減っているんですよね、実は。


もしも廃止になったとして増加に転じたとしたら…。どうせ誰も知らん顔でしょうね。


反対意見はもちろんあっていいと思いますが 自分がいつも抜け落ちていると感じるのが抑止力です。


命が大事なのはわかりますが 行いに応じた責任からは逃れられないと感じているんですが…。

No.17 10/07/04 01:45
匿名17 ( ♀ )

私は、死刑制度には賛成です。ただ、『死刑になりたかったから人を殺しました。』なんて人間もいるのでそういう人間が出てこないようにそんな人間用の罰が必要だと思う時もあります。死刑制度は犯罪の抑制であるべきで助長になってはいけません。あと個人に時々ですが(道徳とか正義とか全部ナシにして考えて)殺した人間と同じ方法で殺されれば良いのに、とか暴行事件などは同じように暴行されてみれば良いのに。と思う時があります。酷い事件であればあるほど。とんでもない事してるのに『未成年』で保護されたりすると、ちょっとおかしいんじゃないの?と思います。

No.18 10/07/04 02:50
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 17 ありがとうございます。


年間一千件以上の殺人のうち かなり低い率でしょうが死刑目的の殺人がありますね。廃止論者の中に それを理由に廃止すべきという主張をしている人もいます。被害者総数を減らす事を考えると廃止の理由にはできないと思います。


懲役や死刑執行に関して 拷問や見せしめ等の意見に出くわしますが さすがにそれにはちょっと賛同できないんですよ。気持ちは理解します。


少年法に関してはコンクリート事件をはじめ光市母子殺人事件等々 残忍な事件があり ある程度 弾力性のある運用ができないと この情報過多の時代の少年には抑止力としての効果が足りないのかもしれないと思います。今の子供達って 昔に比べ 驚くほど物知りですからね。

No.19 10/07/04 15:34
匿名 ( ♂ ItYxj )

今回 自分が皆さんの意見を聞きたいと思ったのは あるスレを覗いたとき ある廃止論の方がおっしゃった 「誰からも憎まれ蔑まされる殺人犯の命でさえ奪わないのだから 罪を犯さない人の命の尊さは言わずもがなであろう」と言う主旨の発言に賛同できる部分があったからです。


廃止論では命の平等を訴える意見が多いですが この方の理念は 教育に反映させられる事ですし 単に平等だとか権利を主張していない部分がいいと思いました。抑止力と遺族感情、被害者の心を思うと 同意はできないですが 理念として理解できるものでした。

自分としては肯定している方の言い分に共感していますし 光市の本村さんの発言や闇サイト事件での死刑嘆願活動などを見るたびに死刑制度存置がベターだと考えますが。


平日は忙しいので こちらからコメントはできない事が多いですが 独り言程度の意見であっても 皆さんお持ちの考えを自由に書き込んでいただけると幸いです。

  • << 21 その言葉、教育として 成り立つかなぁ。。? 悪への怒り、 被害者の悲しみ、 同じ人間同士の命の尊さ 混在しては 理解できなくなるけどなぁ。 教育としての何を主張したいかが わからなくなるような

No.20 10/07/04 16:50
フリーター20 

死刑廃止にしたって 日本国民に何の得も ない。 わざわざ廃止する必要ないわな。

No.21 10/07/04 17:45
フリーター20 

>> 19 今回 自分が皆さんの意見を聞きたいと思ったのは あるスレを覗いたとき ある廃止論の方がおっしゃった 「誰からも憎まれ蔑まされる殺人犯の命でさ… その言葉、教育として 成り立つかなぁ。。? 悪への怒り、 被害者の悲しみ、 同じ人間同士の命の尊さ 混在しては 理解できなくなるけどなぁ。 教育としての何を主張したいかが わからなくなるような

No.22 10/07/04 19:28
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 21 ありがとうございます。


説明不足ですが その方は終身刑を望む理由として書いておられました。


廃止論の中に見受けられる産み出した社会の責任とか国による殺人とか人権は平等だとかの理屈と違い 被害者の命を重さと加害者の罪の重さを強調するロジックになっている部分が終身刑に賛成する理屈として筋が通っていると感じましたし 被害者を蔑ろにしがちな廃止論とは一線を画していると思いました。


ただ自分は終身刑には反対なので賛成は出来ませんが。


教育に関しては 虐めによる自殺やトラウマによる人格障害の報道を目にすると 他者の命の重さや気持ちを尊重する事の重要性を感じてますが 結果的に命を奪う事は死刑になるほど罪が深いというだけでは不充分と感じてます。
抑止力として死刑制度がより効果的に働くには やはり命の重さと悲しみを次の世代に伝える方法論を絶えず模索し続けなければいけないと考えます。


教育現場で どう伝えていくかは難しい事ですが 死刑にならない方法や死刑にはならない残虐行為もあります。そのあたりも含め 死刑がある事に安心しないで他者を尊重する意識を持たせる努力が欠かせないとも思ってます。

  • << 25 死刑と教育は 結びつかないと思うけどなあ。 教育も何も無視した行為が犯罪者となってるんだし みんな殺人も自殺もダメな事だとは わかってるはず。 ではなぜ殺人を犯すのか。。 謎
  • << 26 主さんはじめまして。私は今子育て中の主婦です。子育てや教育で感じる些細な出来事ですがちょっと通じるところがあるかなと思いましたので書きます。 🍀バスの車内で騒ぐ子どもに親が一言「運転手さんに怒られるから静かにしなさい。」→運転手さんに「怒られるから」静かにしなきゃいけないのでしょうか。周りの方々に「ご迷惑をお掛けするから」騒いではいけないのですよね。 🍀友達に叩かれたりすると訴えた子どもに親が一言「叩かれたら叩き返して来なさい」→同じ叩く行為で解決するのでしょうか。やめて欲しいことを自らで訴える力と、先生や他のお友達など周りの人の意見や力を借りる術を身につけるべきなのではないでしょうか。 子どもの頃から、誰かに怒られるからしちゃいけないと教えられると、怒られなければしてもいいと、他者の迷惑に鈍感になります。また、誰かから被害を受けた時にそれと同じだけ相手に被害を与えて構わないと教えられると、自己の痛みにだけ敏感になります。 親の些細な一言一言が積み重なりインプットされた行動規範は、大人になり社会全体の物事(死刑存否論など)に思いを巡らせる時にも影響を及ぼすそうです。

No.23 10/07/04 19:47
名無し23 

死刑を無くしたい…とか、非人道的だ…とか、口先だけの綺麗事ならいくらでも言える。

だが、死刑囚を命懸けで守ろうとする奴はいない。

それが、死刑は必要だと物語る現実。

  • << 29 ありがとうございます。 色々な殺人がありますが 死刑まで適用されるのは かなり悪質な物に限定されており その悪質な事件を一つでも減らす手段として死刑制度が必要と考えていても 廃止論者の中には野蛮だとか原始的だとかの批判を浴びせる人も確かにいます。 しかし現実問題 悪事をきれいごとだけで踏み止まらせるのは とても困難な事でしょう。 運用は慎重に慎重を重ねるべきですが 抑止力の話を避ける廃止論は逆に非常に乱暴な意見と感じる時があります。 稀に死刑囚と獄中結婚する人がいたりして 女心は複雑ですよね。どこまで本気かは 本人のみぞ知る…。

No.24 10/07/04 20:07
匿名24 ( ♀ )

死刑制度は今は必要です。理由は今の司法制度や世の中の状況で止めても、犯罪者にとってはただの甘い措置になるからです。どなたかも言ってましたが、殺人抑止をまず考えるべきでしょう。地域ごとにパトロールを強化したり犯罪心理になりにくい環境を整えたり…国民みんなが本気になれば夢じゃないと思います。殺人がないんだから死刑なんてもういらないと廃止するのがいいですね。

  • << 37 ありがとうございます。 自分もあなたとまったく同じく死刑制度が無用の長物になる時代が来る事を願ってますし 現在裁判員制度になってからは性犯罪に関しては厳罰化の傾向があり 良い傾向かなと思っています。 自分がこの問題を考えはじめたのは 知り合いで殺人事件を起こした者が二人います。それぞれ飲食店を経営しており それぞれ暴力団とのトラブルの末 刺し殺したという似たような事件でした。二人共におおもとの原因は組員の方にあり前科も無く反省しているという事で 比較的短い判決のようでした。 しかし二人共に普段は温厚で人を脅すような人間とは正反対ですから きっと暴力団に対する恐怖心が理性を上回ったのでしょうが 普段の彼らを知っている自分には衝撃でした。 死刑制度とは関係無いですが そんな体験をしてから殺人や刑罰に関心を持ちはじめ この問題を考えるようになりました。 きっかけ次第で 誰しもが加害者にも被害者にもなりますから いかに殺人事件を減らすかを考えるようになったんでしょうね。 余談が多過ぎて すみません。

No.25 10/07/04 21:01
フリーター20 

>> 22 ありがとうございます。 説明不足ですが その方は終身刑を望む理由として書いておられました。 廃止論の中に見受けられる産み出した社会の… 死刑と教育は 結びつかないと思うけどなあ。 教育も何も無視した行為が犯罪者となってるんだし みんな殺人も自殺もダメな事だとは わかってるはず。 ではなぜ殺人を犯すのか。。 謎

  • << 35 直接 死刑と教育を結びつけるのは かなり上の高等教育以降になるでしょうが学校だけでなく家庭の情操教育 道徳教育も含め 考える必要は感じます。教育が万能などとは全く思いませんが しかし使い方次第では非常に役立つ事も事実で 最初から どうにもならない者もいますが 段々 悪事を重ねるうちに 本格的に社会性を失ってしまう者もいます。教育が直接 犯罪をくい止められないですが温床にならないように土壌を少しずつ変える事は可能というか 可能であって欲しいと思ってます。 間接的にでも犯罪者の底辺が狭まるような方向に向かえば それはそれで住みやすい社会となるでしょうし。まあ抽象的な理想論に過ぎませんがね。

No.26 10/07/04 22:08
名無し26 ( ♀ )

>> 22 ありがとうございます。 説明不足ですが その方は終身刑を望む理由として書いておられました。 廃止論の中に見受けられる産み出した社会の… 主さんはじめまして。私は今子育て中の主婦です。子育てや教育で感じる些細な出来事ですがちょっと通じるところがあるかなと思いましたので書きます。

🍀バスの車内で騒ぐ子どもに親が一言「運転手さんに怒られるから静かにしなさい。」→運転手さんに「怒られるから」静かにしなきゃいけないのでしょうか。周りの方々に「ご迷惑をお掛けするから」騒いではいけないのですよね。

🍀友達に叩かれたりすると訴えた子どもに親が一言「叩かれたら叩き返して来なさい」→同じ叩く行為で解決するのでしょうか。やめて欲しいことを自らで訴える力と、先生や他のお友達など周りの人の意見や力を借りる術を身につけるべきなのではないでしょうか。

子どもの頃から、誰かに怒られるからしちゃいけないと教えられると、怒られなければしてもいいと、他者の迷惑に鈍感になります。また、誰かから被害を受けた時にそれと同じだけ相手に被害を与えて構わないと教えられると、自己の痛みにだけ敏感になります。

親の些細な一言一言が積み重なりインプットされた行動規範は、大人になり社会全体の物事(死刑存否論など)に思いを巡らせる時にも影響を及ぼすそうです。

No.27 10/07/04 22:53
名無し26 ( ♀ )

>> 26 →続き

子どもの価値観形成に及ぼす親の影響力について、という講演会が先日地域であり、前レスのようなお話を聞いてきました。そういう声掛けをしている親がとても多いと。



死刑存否の話題に戻ります。私は死刑は廃止が望ましいと考えていますが、私の世代では実現は難しいとも思います。廃止を可能にするには、次世代を担う子どもたちの導き方を変えていく必要があると思います。

それは学校教育しかり、家庭での躾、親の一言一言、子どもを教え導く人全てが関わるとてつもなく大きな意識改革だと思います。

実際に可能かというと…とても難しいことかなとも感じます。ひょっとしたら孫、その孫の代までかかるかもしれません。大人の意識を変えるだけでも相当な時間が掛かると思いますし。

ただ、今私たち大人が少しでも意識を変えていけたら、子どもたちが大人になった時に、他者の痛みに敏感な感性を身につけ、死刑廃止を願う人間が増えていくのではないかと思います。

  • << 36 ありがとうございます。 殺人者が突然変異で生まれる事はありますが 確かに幼い頃からの環境の影響に負うもの有りますよね。 何年か前 某市で 割れ窓理論の実践という試みで 駐車違反を徹底的に取り締まったところ理論どうり 犯罪全体が減少したとか。 要は小さな不正を見逃す事は大きな不正を招くという事なんですが モラル意識や良心を育む事は 積み重ねが必要でしょうね。提示していただいた例に関しては 自分も常々疑問を抱いてました。 殺したいと思うほどの暴力衝動を感じた事は 少なからずの人が持ったでしょうが 実際には強力な心のブレーキが暴走を防ぎます。 自分は死刑制度はそのブレーキの助けになっていると思っていますが それだけでなく 弱者を思いやれる気持ちや 倫理観を持つ事は住みやすい社会であると同時に犯罪全体をも抑制すると思っています。 あなたのおっしゃった事は自分も関心を抱いていた部分で興味深かったのですが 何故廃止すべきと考えるようになったのでしょう?差し支えなければ教えていただけるとありがたいです。
  • << 143 他者の痛みに敏感な死刑廃止論者ではなくて、死刑になるようなことをしない人達になって欲しいですね😄

No.28 10/07/04 23:36
匿名24 ( ♀ )

他者の痛みに敏感だと死刑廃止を願うんですか?被害者と遺族の痛みに敏感だとってことです?子供のしつけと死刑制度を結びつけるのは強引というか的外れな気がします。

  • << 30 子どもたちが他者の痛みに敏感になることを大切だと感じられれば(感じられるように育てていけば) 自分の身近な人間のSOSを見逃さずに助けたり、また助けられたり出来ますね。 そういうつながりが満ちていれば、死刑相当の残虐な殺人を起こすような人格を作り出さずに済みますね。 死刑相当の残虐殺人が起きなければ、死刑が必要なくなるという意味です。 子どもの躾と死刑存否論は、話のスケールがピンポン玉と地球ぐらい違うかもしれませんが、全然関係ない話とは思っていません。 実際問題、人格形成期に精神を病む子どもたちは近年何倍にも増えてい統計があります。 統計上の、異変に気付いて病院にかかることができた子以外にも、病院にもかかれず社会にも適応できず、歪んだ思考を修正できない子はたくさんいるのではないでしょうか。 そこから犯罪が生まれていくのなら、やはり元を正す必要があるのでは? 元を正す、つまりは、全ての子どもたちが然るべき善悪の判断と思いやりを身につけられるようにする責任が大人にある =教育や日々の躾が大切だと感じるのです。 何か不快なら申し訳ありませんでした。

No.29 10/07/04 23:54
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 23 死刑を無くしたい…とか、非人道的だ…とか、口先だけの綺麗事ならいくらでも言える。 だが、死刑囚を命懸けで守ろうとする奴はいない。 それが… ありがとうございます。


色々な殺人がありますが 死刑まで適用されるのは かなり悪質な物に限定されており その悪質な事件を一つでも減らす手段として死刑制度が必要と考えていても 廃止論者の中には野蛮だとか原始的だとかの批判を浴びせる人も確かにいます。


しかし現実問題 悪事をきれいごとだけで踏み止まらせるのは とても困難な事でしょう。


運用は慎重に慎重を重ねるべきですが 抑止力の話を避ける廃止論は逆に非常に乱暴な意見と感じる時があります。


稀に死刑囚と獄中結婚する人がいたりして 女心は複雑ですよね。どこまで本気かは 本人のみぞ知る…。

No.30 10/07/05 00:07
名無し26 ( ♀ )

>> 28 他者の痛みに敏感だと死刑廃止を願うんですか?被害者と遺族の痛みに敏感だとってことです?子供のしつけと死刑制度を結びつけるのは強引というか的外… 子どもたちが他者の痛みに敏感になることを大切だと感じられれば(感じられるように育てていけば)

自分の身近な人間のSOSを見逃さずに助けたり、また助けられたり出来ますね。

そういうつながりが満ちていれば、死刑相当の残虐な殺人を起こすような人格を作り出さずに済みますね。

死刑相当の残虐殺人が起きなければ、死刑が必要なくなるという意味です。

子どもの躾と死刑存否論は、話のスケールがピンポン玉と地球ぐらい違うかもしれませんが、全然関係ない話とは思っていません。

実際問題、人格形成期に精神を病む子どもたちは近年何倍にも増えてい統計があります。

統計上の、異変に気付いて病院にかかることができた子以外にも、病院にもかかれず社会にも適応できず、歪んだ思考を修正できない子はたくさんいるのではないでしょうか。

そこから犯罪が生まれていくのなら、やはり元を正す必要があるのでは?

元を正す、つまりは、全ての子どもたちが然るべき善悪の判断と思いやりを身につけられるようにする責任が大人にある

=教育や日々の躾が大切だと感じるのです。

何か不快なら申し訳ありませんでした。

No.31 10/07/05 00:10
社会人4 

主さんこんばんは、教育についてのレスがちらほらあるので参考になればと思い貼らせて頂きます。

私は人間は必ずしも人間の形をしているから人間

では無いと思います。お子さんを持つ方々には、大切なお子さんだからこそ、凶悪な何かでは無く人間に育てて欲しいです。

公開講座 第2期第3回「精神医療から見た最近の事件について」
                ~ 各世代が抱える精神面での問題の考察 ~  要約


 《 ポイント 》
 多くの犯罪者に共通する特徴として、劣悪な(気の毒な)家庭環境がある。
犯罪を犯させない為には
 1.こどもに対して愛情をもった環境を整える
 2.思春期までに必要なしつけを行なう

  • << 38 自分にとっては とても興味深い資料です。ありがとうございます。 ポイントの 愛情と躾、劣悪な家庭環境という部分が重要なんでしょうね。 よく連続殺人者が人を殺すようになる前 小動物を殺す遊びをした者が多いとの話を聞いた事がありますが 本当のところどうなんでしょうね。 死刑になるほどの事件を犯す者の背景を探る事が 被害者を生まない社会を作る上の道標として役立つと思います。 最近はゲーム脳とか携帯依存とか 成長期の子供に対する影響が取り沙汰されていますし 不景気のせいで自分の生きる事で精一杯という風潮にもあります。 ただ 人を殺さずに一生を全うするのは 普通に考えれば当たり前の事で 難しい事では無いでしょうが 何故 もっと減らないのでしょうね。 我が子を虐待で死なせる親までいます。死刑制度の抑止力に期待するだけではなく 殺人者を生んでしまう背景はもっと深く知る必要があるでしょうね。 お手数おかけしました。ありがとうございます。

No.32 10/07/05 00:13
社会人4 

>> 31  《 ライフサイクル 》
 最近の事件の特徴・・・親から子への虐待、少年による残虐な犯罪、自殺、金銭目当ての凶悪な犯罪
こういった犯罪者の心理には、それぞれの世代のライフサイクルに問題が隠されている場合がある。
  乳幼児期 ・・・ 母親の愛情 (基本的信頼感)
  学童期   ・・・ 父親の適宜のしつけ (倫理観)
  思春期   ・・・ 第二次反抗期 (自己を模索)
  成人期   ・・・ 人格の統合期 (社会的存在)
  中年期   ・・・ 人生の振り返り (現状の受容)
  老年期   ・・・ 人生の集大成 (喪失体験の甘受)
人格形成の重要なポイントは、思春期までの時期(乳幼児期と学童期)

No.33 10/07/05 00:17
社会人4 

>> 32  犯罪者のうち、ごく一部の者が簡易精神鑑定を受ける。
これは、取調べに当たった検察官が、何らかの理由で責任能力の有無を疑った場合で、
なんらかの疾患が疑われるケースである。
 講師担当の過去約4年間の簡易精神鑑定事例 50例中、
  ・統合失調症 22例 (44%) ・・・ 内、完全責任能力者も少なからずいた
  ・人格障害    7例 (14%)
   (この簡易精神鑑定を判断材料として、検察官が起訴・不起訴などを決める)


 犯罪抑止のために
 まず、あたたかな家庭を作ることが基本。
人間が生まれてから死ぬまで、いろいろな試練に直面します。そんな中で自らを保つためには、自分自身
の存在が(誰かに)認められているということが、保障されることです。
そういったことが、家庭(家族)の中でなされていれば、まず大きな心配はないでしょう。

No.34 10/07/05 00:21
社会人4 

>> 33 またスレの流れで、誰かの何かのお役にたてそうなそうな資料があったら貼りにきたいと思います。

m(__)m

No.35 10/07/05 01:46
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 25 死刑と教育は 結びつかないと思うけどなあ。 教育も何も無視した行為が犯罪者となってるんだし みんな殺人も自殺もダメな事だとは わかって… 直接 死刑と教育を結びつけるのは かなり上の高等教育以降になるでしょうが学校だけでなく家庭の情操教育 道徳教育も含め 考える必要は感じます。教育が万能などとは全く思いませんが しかし使い方次第では非常に役立つ事も事実で 最初から どうにもならない者もいますが 段々 悪事を重ねるうちに 本格的に社会性を失ってしまう者もいます。教育が直接 犯罪をくい止められないですが温床にならないように土壌を少しずつ変える事は可能というか 可能であって欲しいと思ってます。


間接的にでも犯罪者の底辺が狭まるような方向に向かえば それはそれで住みやすい社会となるでしょうし。まあ抽象的な理想論に過ぎませんがね。

No.36 10/07/05 02:30
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 27 →続き 子どもの価値観形成に及ぼす親の影響力について、という講演会が先日地域であり、前レスのようなお話を聞いてきました。そういう声掛けをし… ありがとうございます。


殺人者が突然変異で生まれる事はありますが 確かに幼い頃からの環境の影響に負うもの有りますよね。


何年か前 某市で 割れ窓理論の実践という試みで 駐車違反を徹底的に取り締まったところ理論どうり 犯罪全体が減少したとか。


要は小さな不正を見逃す事は大きな不正を招くという事なんですが モラル意識や良心を育む事は 積み重ねが必要でしょうね。提示していただいた例に関しては 自分も常々疑問を抱いてました。


殺したいと思うほどの暴力衝動を感じた事は 少なからずの人が持ったでしょうが 実際には強力な心のブレーキが暴走を防ぎます。

自分は死刑制度はそのブレーキの助けになっていると思っていますが それだけでなく 弱者を思いやれる気持ちや 倫理観を持つ事は住みやすい社会であると同時に犯罪全体をも抑制すると思っています。


あなたのおっしゃった事は自分も関心を抱いていた部分で興味深かったのですが 何故廃止すべきと考えるようになったのでしょう?差し支えなければ教えていただけるとありがたいです。

  • << 51 主さんこんばんは。 私が死刑廃止するべきと考えるようになった理由は、出産子育てを経験したことが大きいと思います。 子どもに、善悪の判断基準や他者への思いやりを教え導く日常を送る中で、もし、教え導くことが子どもにきちんと伝わるならば、死刑に相当するような犯罪は起きるはずがないと思ってしまい…。 でも、現実には、死刑相当の凶悪殺人行為は起きていますよね。 純粋になんでなんだろうと感じてしまいます。 親の手を離れた後(自立後)の人間関係がそうさせるのか、環境がそうさせるのか、その辺に関してはごめんなさい、見当がつきません。 ただ、自立後…大人になっても、子は子、社会の人間関係や環境に辟易する状態になったとしても、親や家族だけは必ず助言をくれるという思いがあれば、他者を傷付けようとは思わないと思うのです。 だからといって先に死刑廃止ありきとは言いきれない私がいます。まずは、親、大人の意識改革が急務、子を育てるということがいかに大切なことかが浸透して育てられた子たちが、どう考えるか、そんなことが繰り返し継がれていったのちに、結果として必要のない刑罰になることを願っています。

No.37 10/07/05 03:05
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 24 死刑制度は今は必要です。理由は今の司法制度や世の中の状況で止めても、犯罪者にとってはただの甘い措置になるからです。どなたかも言ってましたが、… ありがとうございます。


自分もあなたとまったく同じく死刑制度が無用の長物になる時代が来る事を願ってますし 現在裁判員制度になってからは性犯罪に関しては厳罰化の傾向があり 良い傾向かなと思っています。


自分がこの問題を考えはじめたのは 知り合いで殺人事件を起こした者が二人います。それぞれ飲食店を経営しており それぞれ暴力団とのトラブルの末 刺し殺したという似たような事件でした。二人共におおもとの原因は組員の方にあり前科も無く反省しているという事で 比較的短い判決のようでした。


しかし二人共に普段は温厚で人を脅すような人間とは正反対ですから きっと暴力団に対する恐怖心が理性を上回ったのでしょうが 普段の彼らを知っている自分には衝撃でした。


死刑制度とは関係無いですが そんな体験をしてから殺人や刑罰に関心を持ちはじめ この問題を考えるようになりました。


きっかけ次第で 誰しもが加害者にも被害者にもなりますから いかに殺人事件を減らすかを考えるようになったんでしょうね。


余談が多過ぎて すみません。

No.38 10/07/05 03:36
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 31 主さんこんばんは、教育についてのレスがちらほらあるので参考になればと思い貼らせて頂きます。 私は人間は必ずしも人間の形をしているから人間… 自分にとっては とても興味深い資料です。ありがとうございます。


ポイントの 愛情と躾、劣悪な家庭環境という部分が重要なんでしょうね。


よく連続殺人者が人を殺すようになる前 小動物を殺す遊びをした者が多いとの話を聞いた事がありますが 本当のところどうなんでしょうね。


死刑になるほどの事件を犯す者の背景を探る事が 被害者を生まない社会を作る上の道標として役立つと思います。


最近はゲーム脳とか携帯依存とか 成長期の子供に対する影響が取り沙汰されていますし 不景気のせいで自分の生きる事で精一杯という風潮にもあります。


ただ 人を殺さずに一生を全うするのは 普通に考えれば当たり前の事で 難しい事では無いでしょうが 何故 もっと減らないのでしょうね。


我が子を虐待で死なせる親までいます。死刑制度の抑止力に期待するだけではなく 殺人者を生んでしまう背景はもっと深く知る必要があるでしょうね。


お手数おかけしました。ありがとうございます。

  • << 40 お役にたてたなら嬉しいです。生物最大の威嚇(死刑)にだけ頼るだけで無く 主さんの仰有る通り、生まれた時無垢だった者が、凶悪に成長する原因は、死刑制度に肯定的な者も否定的な者も、各々考え無いと、と思います。 また、教育と凶悪犯罪者に関しての資料があったので貼らせて頂きます。m(__)m

No.39 10/07/05 18:51
フリーター20 

教育は難しいですね。 外部から見たら裕福や普通の家庭環境で育って 昔は真面目だったとかでも 重犯罪犯すのもいるし、 学生時代不良だった人が きっぱり真面目になっていたり。 やっぱ人間関係の形成が 一番重要なのかな?? でも 犯罪犯さない人は犯さないし。。。ゥ~ム 謎

  • << 48 躾 愛情 教育 人間関係が複雑に絡みあい人間の形の人間に育っていくのでしょうが 人間関係で考えると たった一人の教師との出会いで勉強嫌いが 勉強の面白さに気付いたり 逆にたった一人の先輩との出会いで勉強のつまらなさに気付いたり…。友人の何気ない一言が人生観に影響したり。 何故 残虐な犯行が繰り返されるのかはあなたの言うとおり謎が多いですし 良心というもは一体何?という根源的な疑問にも行き着いてしまいます。

No.40 10/07/06 19:03
社会人4 

>> 38 自分にとっては とても興味深い資料です。ありがとうございます。 ポイントの 愛情と躾、劣悪な家庭環境という部分が重要なんでしょうね。 … お役にたてたなら嬉しいです。生物最大の威嚇(死刑)にだけ頼るだけで無く
主さんの仰有る通り、生まれた時無垢だった者が、凶悪に成長する原因は、死刑制度に肯定的な者も否定的な者も、各々考え無いと、と思います。

また、教育と凶悪犯罪者に関しての資料があったので貼らせて頂きます。m(__)m

No.41 10/07/06 19:06
社会人4 

誤った親子関係か脳機能の異常か -人格障害者の誕生-




   「子供の頃、親から厳しく育てられた」 と言う受刑者が少なくないのに気づいたのは、受刑者たちとの面接を始めてからしばらく経った後のことでした。 最初のうちは、厳しく育てられた者がどうして非行や犯罪など悪いことを繰り返すのだろうかと、その意味がよく分かりませんでしたが、聞いているうちに、それは親からの体罰や虐待を受けて育てられたということでした。

   受刑者が親から受けたと言う体罰は、殴られた、蹴られた、布団叩きやハタキの柄やズボンのベルトなど手近の物で叩かれた、熱い湯茶を浴びせられた、タバコの火を体に押し付けられた、針で刺された、バケツの水の中に頭を押し込まれた、食事を与えられず外に締め出された、紐で縛られ物置で一晩明かしたなど、親の気に入らないことをするたびに体罰と罵倒に見舞われたというものでした。 これはもう、しつけのための罰どころではなく、親の気に入らないことをただ子供に向けて発散し、繰り返えされる凄惨な虐待以外のなにものでもありません。

No.42 10/07/06 19:08
社会人4 

>> 41    それ以来、面接ノートに、親から受けたしつけ方を 「厳格」(罵倒、体罰、虐待あり)、「普通」、「甘い」(大抵、欲しいものは買って貰えた、わがままが通った)と、いささか主観的な判断ですが3つに分けて、面接ごとに全員の記録をとりました。 その結果、「甘い」 にチェックされた者はわずかでしたが、「厳格」 にチェックされた者が3分の1以上おり、特に、暴力団関係者など粗暴犯受刑者(傷害、暴行、恐喝など)、それも少年院歴のある者、累犯者に目立ちました。

   親から暴力的なしつけを受けて育てられた受刑者には、親と同様、思い通りに事が運ばなくなると、直ぐにいら立ち、攻撃的な衝動が抑えきれず、暴力的言動を現す者が多いことも分ってきました。 子供の頃から暴力を振るう親のもとで、その被害を受けているうちに、次第に自分もそのような行動を学んできたのです。

No.43 10/07/06 19:10
社会人4 

>> 42    例えば、子供を虐待して殺人、傷害致死の罪に問われ、栃木刑務所に服役中の女子受刑者372人の調査結果では、37%の者に幼少時に親からの虐待経験があったという報告があります(柏原智子 「女子犯罪と成人矯正」 『犯罪と非行』 No.138 2003年)。 虐待は世代を越えて移っていくのです。

   体罰をする親の方は、子供を良くするための 「しつけ」 と信じ、決して無闇に暴力を振るっているわけではないと主張します。 しかし、体罰などの罰によるしつけ方によって、子供が親の望む方向に矯正されたとしても、それは、罰への恐怖の結果であって、自制心、善悪の判断力、良心が育ったわけではないのです。

No.44 10/07/06 19:12
社会人4 

>> 43    生れ落ちた子供は、親、特に母親の保護なしには、普通、生きていけません。 赤ん坊は、母親から食事が与えられ、排泄物の始末をしてもらい、体を清浄に保ち、暑さ寒さから守られ、愛撫され、安心して眠りにつくことができます。 赤ん坊にとって母親は生きていくための守り神ですから、そのご利益(愛情)を受けるために母親の望むことに応え、同調し、その喜ぶ顔を見て、受け入れられたことを早くから学びます。 こうして、次第に両親が喜ばない行動を自制し、保護者の生活態度、道徳観、価値観を取り入れて育ちます。 これが良心の最初の芽生えで、その発達とともに社会適応の仕方を学習していくのです。

   しかし、信頼と愛情に満ちた親子の関係が、突如、打ち切られ、体罰という恐ろしい目に会い続けますと、頭が混乱し、体罰の意味が分らないまま、泣き叫び、ただ罰を避けることに過敏になり、不安緊張から神経症様の行動を現します。 

No.45 10/07/06 19:14
社会人4 

>> 44 その一方で、罰を加える者への怒りと敵意が生まれ、次第に親だけではなく、周りの誰をも信頼できなくなり、いつ危害が加えられるか分らないと、警戒・敵視し、相手が攻撃的でないのに先制攻撃に出る衝動的、暴力的な態度が身についてきます。

   行為障害のある非行少年や反社会性人格障害をもつ犯罪者に特徴的なことは、幼児期から周囲との暖かい人間関係が妨げられ、正常な感受性や良心や道徳心が育たず、他人の苦しみや悲しみに無関心で、相手に苦痛や被害を与えても、相手の痛みが分からないなど、よい対人関係を続けるのに必要な感受性の希薄さが感じられることです。 自分と付き合う人間は、自分の利益に役立つ間だけ価値のある人であり、相手を道具として利用するだけの関係でしかありまえせん。 「彼らは人間関係の儀式だけを学び、その意味を学んでいない」(G.R.ローヴ)のです。

No.46 10/07/06 19:16
社会人4 

>> 45    このような人間性を欠いた感情の持ち主をK.シュナイダーは 「情性欠如者」(Gem?tlose)と名づけました。 「情性」 とは暖か味のある感情のことで、それが欠如した思いやりのない冷たい人のことです。

   この種の人格障害者のもう一つの特徴は、その時どきでやりたいと思ったら、その衝動を自制できないことです。 小動物を意味もなく惨殺し、衝動的に物を盗み、無謀運転し、賭博に大金を賭けて興奮し、ささいなことに激怒し、破壊、暴行、殺人に及んでも、それによって衝動を発散し終えれば気分がすっきりし、反社会的行動をした意識も罪悪感も湧きません。 自分のした行動の結果を予測することもできません。 それらはどうでもよいことなのです。 ですから、中には、犯行を隠すこともせず、殺害現場で一服し、遺体に小便を掛け、道路わきに放置したまま去った者がいました。

No.47 10/07/06 19:22
社会人4 

>> 46    ところで、これまで幼児期の誤った親子関係が成長後、反社会性人格障害の誘因になる可能性を心理学の視点から見てきましたが、その一方で、大脳機能の生来的な異常性を重視する研究報告もあります。

   例えば、人の脳波は、5歳児くらいまでは周波数が4~7サイクルの徐波(slow wave)が多くみられますが、その後、成長するに従って、8~13サイクル波(アルファ波)が増えてきます。 しかし、衝動的、攻撃的な人格障害者には、成人後も徐波が、特に、感情の動きと関係のある大脳の側頭葉域に現れることが多く、これは情動面で未発達の脳の状態を示唆するものとして以前から注目されてきました。

   つまり、人格障害の誘因は、誤った親子関係か脳機能の異常か、という問題です。 親子関係重視説は、乳幼児への過大なストレスが大脳の発達を歪め、生理的、心理的外傷(トラウマ)を招く可能性を主張します

  • << 49 とても興味深く何度も読み返しました。 生物として子孫を繁殖させていく事に過ぎないんですが 動物は本能に基づいた行動をするだけで子供を成長させるのに 人間のややこしさというか難しさ。生涯の中で出産する数が少ないという事もありますが 文化を持ってしまったが故に 動物達とは違う困難を背負ったんでしょうか。 愛がキーポイントですかね。愛情のやり取りを親子の間で正しく繰り返しておかないと 成長しても他者との正しい愛情のやり取りができず 結果的には著しく社会性を欠いた行動を引き起こす。親子の間の愛と異性間の愛は違うように見えても 自分の遺伝子を末永く受け継がせていく本能によるものですから 本質的には繁殖という共通の目的があります。そして多くの殺人では愛が絡んでいますしレイプは理性を伴わない繁殖行為と考えられますから、 幼少期から愛情というものに正しく接しておかないと 肉体が成熟した時 生物なのに愛情という本能を使いこなせなくなってしまうという事なのでしょうかね。 凶悪犯罪の構造はもっと複雑な図式でしょうが 人格形成における親の愛情の役割の重さをこの資料は伝えてくれていますね。

No.48 10/07/06 22:09
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 39 教育は難しいですね。 外部から見たら裕福や普通の家庭環境で育って 昔は真面目だったとかでも 重犯罪犯すのもいるし、 学生時代不良だった人… 躾 愛情 教育 人間関係が複雑に絡みあい人間の形の人間に育っていくのでしょうが 人間関係で考えると たった一人の教師との出会いで勉強嫌いが 勉強の面白さに気付いたり 逆にたった一人の先輩との出会いで勉強のつまらなさに気付いたり…。友人の何気ない一言が人生観に影響したり。


何故 残虐な犯行が繰り返されるのかはあなたの言うとおり謎が多いですし 良心というもは一体何?という根源的な疑問にも行き着いてしまいます。

No.49 10/07/07 02:22
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 47    ところで、これまで幼児期の誤った親子関係が成長後、反社会性人格障害の誘因になる可能性を心理学の視点から見てきましたが、その一方で、大脳… とても興味深く何度も読み返しました。


生物として子孫を繁殖させていく事に過ぎないんですが 動物は本能に基づいた行動をするだけで子供を成長させるのに 人間のややこしさというか難しさ。生涯の中で出産する数が少ないという事もありますが 文化を持ってしまったが故に 動物達とは違う困難を背負ったんでしょうか。


愛がキーポイントですかね。愛情のやり取りを親子の間で正しく繰り返しておかないと 成長しても他者との正しい愛情のやり取りができず 結果的には著しく社会性を欠いた行動を引き起こす。親子の間の愛と異性間の愛は違うように見えても 自分の遺伝子を末永く受け継がせていく本能によるものですから 本質的には繁殖という共通の目的があります。そして多くの殺人では愛が絡んでいますしレイプは理性を伴わない繁殖行為と考えられますから、 幼少期から愛情というものに正しく接しておかないと 肉体が成熟した時 生物なのに愛情という本能を使いこなせなくなってしまうという事なのでしょうかね。


凶悪犯罪の構造はもっと複雑な図式でしょうが 人格形成における親の愛情の役割の重さをこの資料は伝えてくれていますね。

  • << 61 確かに、凶悪犯罪にはレイプが絡んだものが多いですよね、有名な心理学者が『人間の全ての行動は性衝動からきている』と言ってますが、その関係もあるのでしょうか? 人格形成においては、親の愛情や幼少時期に関わる人間関係が大きいんでしょうね

No.50 10/07/07 03:19
匿名 ( ♂ ItYxj )

>> 49 続き


いさかいによる感情の爆発以外の殺人で 加害者が人として越えてはいけない一線を越えてしまうのは 相手の痛みを感じ取れる感受性の欠如が条件なのかも知れません。


資料を見て思ったのは 感受性は 他者と愛情をやり取りする事で初めて身に付ける事ができるようになるのかなという事です。


先日報道されていましたが友人を溺れさせた事件とか その他にもよく報道される未成年者の苛めがエスカレートした事件。共通するのは憎しみより遊び半分で単に面白さを重視している点。される側の痛みを感じ取る感受性が圧倒的に欠落しているように思えます。

  • << 62 ええ、そう思います。本来人間は他人の痛みを思いやれる動物のはずです、遊び半分で友人を虐待死させてしまう様な者は、人間になりきれて無いのでしょうね
投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

9/20 標準スレ表示モードの変更(9/25実施)

テーマ別雑談掲示板のスレ一覧

テーマ別雑談掲示板。ひとつのテーマをみんなでたっぷり語りましょう❗

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧