幸せってなんだっけ…

さぁ、整理しなきゃ。
私の10年。


色んな事が受け入れられなくて心が壊れて…ただ生きていただけの途中5年間。
自分が壊れていっている事さえ気付かなかったな。

ようやく脱出できたけど、今も一歩さがると落ちる所にまだいる。
歩かなくちゃ…落ちちゃう。

ゆっくり…受け入れるために振り返ろう。そしたら前だけ向いて歩きだそう。

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幼い頃から…


私が小学2年の頃、両親が離婚した。

両親が揉めてケンカばかりしていた小学1年からの2年間、私の記憶はまだら。

幼い私はショックだったんだろうな…

暴れる母。

とめる父。

夜中に１人で泣いてた母。

家にいつも居なかった父。

まだらに残る記憶はそんなものばかり。
家族団欒は記憶にない。

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私が家庭に執着するのは…


生い立ちからかもしれない。


家族はこうあるべき！

理想が高いのかもしれない。


家族を知らない私はテレビで見るような家族が本当の家族なんだと、勝手に思い込んでいたのかもね。

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小学3年


母と内縁の旦那と私と弟と一緒に暮らしだした。

母と内縁の旦那は商売を始めた。

今でも大嫌いな内縁の旦那。
奴さえいなければ…

母は奴のせいで苦労してた。
金…女…

でも私が大人になってわかった事

母は奴を愛していたんだ。
母は頑張ってたよ。
でも母も女だったんだね。

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奴…


大嫌い。
今でも私は奴に利用されてる。

商売人の子として愛想を叩き込まれた。学校の長期休みも朝から店を手伝わされた。
遊びに連れて行ってもらった事などない。

愛想上手の商売人の子。
仕事も覚えてる。

そりゃ便利だわな。

子育ての合間にちょうどいいなんて上手く言って、今も手伝わされてるよ。

私は逃げられない。

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奴…


商売人の子として育った私。
それは表向き。

家では居ない存在のように扱われたよ。
所詮、我が子じゃないものね。

母は奴に何も言わなかった。奴に従ってた。
今思えば、母が一番悪いのかもね。

私を守ってはくれなかった。

あの頃…母は私達姉弟じゃなく、奴と商売を選んだんだよね。
今も変わらないか…まっ、昔よりは丸くなって年をとってあの頃を少しは後悔してるみたいだけど。
結局、今でも奴には逆らえない。

なんで？母さん。

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私の役目…



休みの日は朝から店を手伝い、平日は学校から帰りしだい弟の面倒をみながら家事をした。

しなきゃ母に殴られた。

奴にすごい目で無視された。

小学生なのに遊びにさえ行けなかった。
奴と母が仕事から帰ると黙って急いで夕飯食べて子供部屋に行かされた。

母と話をしようものなら咳払いをしつこくされ、会話をさえぎられた。

母はたまに部屋に来てくれた。
それだけが当時うれしかったよ。

あぁ、やっぱり母が母でなかったのかもね。

子を持つ母になった今の私には理解できないよ…当時の母は。
それでも幼い私にとっては大好きな母さんだったんだよ。

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当時…


私はよく母に殴られた。

家事ができてない。
学校の忘れ物が多い。

宿題をしていない。
色んな事で。

でもね、忘れ物は母さんが用意してくれなかったからだよ？
教材や準備物、買いに行けなかったからだよ？

お金くれたって買いに行く時間なんてなかったんだよ？

宿題も家事におわれ、家事が終わる頃には奴と母さんが帰ってきて、ご飯食べたらすぐ寝かされてたからだよ？


まっ、そのおかげで理想の家庭を作る私の夢ができたんだろうけどね。

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奴に…


何度も甘えてみたよ。
新しい家族だと思っていたから。

でも違ったんだよね。
ただの連れ子…他人。

「オレはあんたの親違うから」

幼い私には突き刺さったよ。

親じゃないね。
親じゃない。

でも子供だった私は親だと思おうと努力したんだよ。

それを…一蹴された。
あの時から私の中で純真な子供心は消えた。

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母さんは仕事ばかりだったね。


参観も運動会も来てはくれなかった。

運動会の時、周りはじぃちゃんばぁちゃんまで来てるのに、弟と二人で私が持って行った弁当を食べた。
あれは辛かった。


そう…この頃かな。殺意を抱いたのは。
小学4年。まだ子供なのに。
この頃は母さんに理不尽に殴られ、家事ばかりさされ、奴には無視され…やらなきゃ自分がやられると本気で思ってたよ。
もちろん自殺も考えた。
まだ小4だったのに。

母さん気付いてた？

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そして…


高校生になるまで続いた母さんの暴力と奴の無視。

楽しい記憶なんて…思い出せないよ。


高校生になった時、私は父の元に帰った。
母さんは泣いていたね。
「育てられなくて悔しい」と。

育てられなくて悔しい…ただのプライドだったんでしょ？


はぁ…しんど。

もういいか。

母を責めるのは。

もういいよね。

母さんも必死だったんだよね？
母子になって必死に稼いで、奴にはいいように利用され、母さんもしんどかったよね。
奴は金にも汚くて、女にも汚くて…母さんもすさんでいたんだよね？
今なら少し理解できるよ。

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今でも…


奴に利用されてる母さん。
同情はしない。
母さんが選んだ道だもんね。
私や弟の気持ちより奴との生活を選んだんだもんね。

こうやって書き出すと大した事ないように感じるけど…

奴との事は思い出したくないし、書ききれない。

思い出したくない…これがいけないのかな。
向かい合えない。

母さん、苦労ばかりしてきたね。
今も。
幸せなの？

母さんにこうやって辛かったんだよってぶつけられたら私は楽になれるんだろうな。
でも…後悔しながらいまだに苦労している母さんにそんな事言えないよ。

母さんは後悔してるから。
もう十分。

今は感謝してるよ。あなたの子でよかった。
奴はいらないけどね。

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ここまで書いて思った事。


私は母さんに見てもらいたかったんだね。
母さんの子供でいたかったんだね。

父さんが欲しかったんだね。

家族が欲しかったんだね。

子供だったんだよ。
普通の家族に憧れて、冷たい家族の中で育った。

やっぱり家族が欲しかったんだよね。

かわいいと抱きしめられたかった。

私の心は今でも小学4年で止まっているのかも。

母さん。大好きだよ。
母さん。一緒に寝たかったよ。

母さん。もう少し子供のままでいたかった。


母さん。これからは大切にするよ。幸せになってほしい。

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奴へ…


今でもあなたの恐怖から逃げられず、あなたに従い仕事を手伝う私を都合がいいと思っているのでしょうね。

年をとり、他に行く所もない母をバカにしながら遣い、自分は遊び続けて…。

現実をみてください。
あなたには誰一人、従業員はついて行きません。
母がいるからみんなついてくるのです。
億単位の借金をギャンブルで作った時、必死になり金策をしたのは誰ですか？

母ですよね？

母がいなければ、あなたの人生はあの時自分で終わらすしかなかったんですよ？
当時は母に感謝していたのに…喉元すぎれば…ですね。

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奴へ…


私にも守る家族がいます。

今でもあなたの威圧的な態度、冷たい目、無視が身震いする程怖いです。

でも、もうあなたの都合のいいようには遣われません。

あなたは私に商売を継がせたいのですよね？
商売人の子として育った私は都合がいいでしょう。
私に継がせて隠居して金だけ出せと？


ギリギリまで継ぐふりをしてあげます。あなたが油断するまで継ぐふりをしてあげます。


そしてその時がきたら、あなたとはサヨナラです。
継いでたまるか！

母は私と弟がみます。あなたはしりません。

だって、家族じゃないんですもんね。

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さてと…


次は何を書こうかな。

父ちゃんとの事かな。

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ゆっくり整理…


ここに書き出した幼き頃の思いと、それをいつまでも引きずる私。

そりゃ病むわね。


ここに書いてみて、ようやく少しずつ自分の中の渦が何かわかったような気がする。

いつも何かあるたびに渦まいていた。

あの時あれさえなければ


あの時ああしていれば

過去や人のせいにばかりして逃げていたのかもね

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過去…


過去は変えられないんだよね。


自分がこの人生を生きてきたのも何か意味があったんだろうな。

上をみれば上はいる

でも私よりもしんどい人も沢山いる


甘えてたなぁ

過去は変えられない
なら前を見るしかない

幼き頃も鬱病だった日々も私の生きていくこれからにきっと役に立つ…よね？

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さあ、父ちゃんの事…


もうすぐsweet10だよ

すごいなぁ

人生まだまだのはずだから、先はもっと長いんだろうけど


私の輝く？20代を全部あげちゃったな

あの時、父ちゃんと結婚しなければ私はどんな人生を歩いていたのかな

コンパ三昧だったかな

夢を叶えていたかな
あっ、でも幼い頃の夢は叶ってるんだよね

「結婚して家庭がほしい」って夢は…。

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今日は…


早いなぁ


帰るメール


早いのか？

朝方まで起きて待つのに慣れてしまったよ

今日は早いから少し長く眠れそうだな


早くないかっ…。

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いま…



ここ最近、父ちゃんにイライラする


何でもない言う事、する事にイライラする


どうしたんやろ


恩ぎせがましい

～してやった

～しよるやないか


せっかく色々してくれて感謝してるのに

何のためにしてるの？

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いま…



私が鬱病の時は優しかった

何もしない、できない私に文句も言わず家事、育児を手伝ってくれた


なんて優しい人と結婚したのだろう

心から感謝した

感謝の気持ちは今でも変わらない

父ちゃんいなかったら私は今ここにいないだろうから


でも今、事あるごとにチクチク言われる

あの時はしんどかった

わかってるよ
感謝してるよ
申し訳なく思ってるよ

でも言わないで

責められてる気がして
また落ちそうになる

ホント、なんのために私を助けたの？
なんのために助けてるの？

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天気…



大雨が上がってもなかなか回復しないなぁ

こんな日に限って子どもはおねしょするんだよね…


もうすぐ子ども達が帰ってくる

ようやく一週間が終わったわ

週末は少しゆっくり眠れるから…楽


てか、今日は子ども達を遅刻させてしまったけど

目覚まし鳴ったのかなぁ？


二人ともごめんよ。

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昨夜…


サラッと言ってみた

「最近、父ちゃんのこと冷め気味なんだよね…一緒に居ても寂しいんだよね…」

やっぱり冗談だととったみたいだけど…

自分でも何故かわからない程、気持ちが離れて行ってるよ

周期で来る倦怠期？ならいいんだけど…
冷めるきっかけがなかった今回


自分でもこのまま冷めて行くんじゃないかと不安になる


二人で過ごす時間はない

どうしちゃったのかな…私

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出会った頃…


私は19才、父ちゃんは25才。
出来る上司で憧れたなぁ


でも女癖悪くて…


それでも一緒に居たくって


「2番目でもいいの？」
って聞かれた時


「それでもいい」って言った私は


今思えば笑い話


今の私は自他共に認める最強の嫁だもんな


あれから10年


早かったな

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結婚…


とにかく結婚に憧れて付き合って2ヶ月で入籍

金なくて…金ないどころか父ちゃんには借金まであって…

それでも結婚したかったから

周りは反対したけどね


あの時の私は間違っていなかったと今は周りが言ってるよ

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結婚して…


5ヶ月経ったクリスマスの日
妊娠してる事がわかった

私はすごく嬉しかったけど父ちゃんは

「自由の羽がもがれた」と言ったよね


ショックだったなぁ

借金もまだあったけど

私はこれで家族になれると思って嬉しかったのに


この事も今はいい父親になったから

もう忘れよう


若かったもんね

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