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一緒にお話つくろう会

No.443 07/03/08 20:26
高校生389
あ+あ-

≫442

⑬「…」

竜王は黙って、キックを見つめる。

⑭「分かりました…どうか、ご無理はなされませんよう」

竜王の命令は絶対だ。キックは心配だが、首を横に振るわけにはいかない。

③「竜王様!有り難うございます!」

⑬「なに…使えん奴だ。好きに使ってくれ」

そうこうしていると部屋に長老・ナタレー・秋国隊長が入ってきた。

長老「セレナ様!この星をお立ちになると聞きましたので、慌てて、駆けつけてきましたじゃ」

秋国隊長「どうか、おきおつけて…凱の船はもう中庭に着いたようですよ。セレナ姫は【まだかぁ~】って叫んでましたよ」

③「えぇ。直ぐに行きます。皆さん有り難うございました。」

③「ナタレー様。もう身体はいいんですか?そう言えばハークをしりませんか?」

⑧「はい。もう大分と魔力も戻ってきています。ハーク殿は…魔法界に行かれました」

③「魔法界ですか…」

セレナとナタレーが話している間に竜王はキックに剣を渡していた。

⑬「キックよ。この【竜刀】を持っていけ。」

⑭「えっ!!その剣は竜王様の…」

⑬「命令だ。受けとれ…」

⑭「はぁ…」

命令には逆らえない。キックは仕方なく竜王の愛剣を受け取ることにした。剣からは魔力に似た力を感じる。

セレナとキックはライオネルや竜王たちに分かれをつげ、中庭に走っていく。

中庭には大勢の人々に囲まれ、凱の船があった。

⑦「遅いぜ!早くしろよ!!」

⑭「悪い待たせたな!」

船の入口にはサマーがいた。どうやら見送りに来てくれたようだ。

⑤「サマー。タカ伝いつ教えてくれるんだい?」

サマー「ふふ。まだ覚えてたのですか…ではコレを…」

サマーは一冊の本をセロに渡す。

サマー「【タカ伝】です。読んで見て下さい。」

そんなこんなで、セレナたちも船に乗り込み、船はゆっくり動き始めた。

ドラー「ガハハハハ!またなぁ~!」

周りのエルフ・珍獣族・竜人・竜などから各々声が上がる。

⑦「よし!出発するぜ!」

船はどんどん上昇していき、ついには見えなくなった。

⑬「これも…また…運命か…」

竜王は蒼き青空を見つめ、そう言った。彼はまるで、今から起こることが分かっているようだ。

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