注目の話題
湯船のお湯が黒くなる。
彼氏に誕生日を偽られ?ました。
ホームランボールは小さな子供に譲るべきなの??

一緒にお話つくろう会

No.403 07/02/15 01:25
高校生389
あ+あ-

≫402

クリスとキルトの戦いは目にも止まらぬ、攻撃の応酬だ。

①「はっ!」

キルト「くっ」

キルトの研ぎ澄まされた極薄の特殊素材で作られた透明の円形の刃をを巧みにつかいクリスの剣を受けている。

クリスはキルトに剣をふるいながら、昔を思い出していた。あのころ…あの平和だったあのころを

私はダンテスティン星の母、父、兄の四人家族に生まれた。

母、父が生きていた時は本当に楽しかった。いつも笑顔が絶えない家族。

母はとても料理上手で食事の時が一番家族が笑っていたのが記憶に残っている。

父は剣術の道場をやっていて私の剣技、兄もそうだが父に教わったものだ。

父はダンテスティン星一、いや世界一の剣豪だった。父の剣術は自然の力を自在に使う剣術で、【神剣】と言われていた。父は自分の子以外、つまり私と兄だが、子以外には誰一人として【神剣】を教えなかった。何人の弟子希望者を断っているところを見たことか、しかし、それが私たちの幸せを壊す原因になったのだけど。

だが、父を恨んだことは無い。【神剣】を教えなかったのも、正しいと思う。

恨むのは母・父を殺した。ドイスだ。

【あの事件】が兄を変えた。いや兄だけではないかもしれない私も変わった。

ダンテスティン星での【あの事件】で両親を失った私と兄は国の施設に預けられた。【あの事件】で亡くなったのは私の両親だけではない多くの人が亡くなり、私のような孤児になってしまった子供も多い。【あの事件】で死亡者はダンテスティン星の約半分の人達がなくなったらしい。【あの事件】があったせいで国力が強かったダンテスティン国も連合軍に簡単に占領された原因だろう。

キルト「クリス!腕が鈍ったか!」

キルト。そう、セロやキルトは国の施設で一緒に暮らした。

①「よくも、そんな口がたたけたもんだね!キルト!」

キルト「昔の俺じゃねぇぜ!」

キルト「この透明の円剣は…手の内は全部知られてるが…これは知らないはずだ」

消えた。

クリス「なっ!」

クリスの剣が宙を斬る。

キルト「影隠れ…」

キルトはクリスの後ろから、そうクリスの影から現れ、斬りかかる。

クリス「ちっ…」

さすがにクリスの反応も早かったが、キルトの円剣を肩にかすめ、傷を負う。

キルト「さすが…これをかわしたのはクリス…お前が初めてだぜ」

クリス「っ…」

403レス目(500レス中)

新しいレスの受付は終了しました

テーマ別雑談掲示板のスレ一覧

テーマ別雑談掲示板。ひとつのテーマをみんなでたっぷり語りましょう❗

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧