注目の話題: 35歳以上は無理なのですか？; 妊娠中から旦那が無理になった; 義母との関わり方

ホラー映画のタイトル

No.397　16/04/13 15:55
匿名さん325 ( ♀ ) あ+あ-

｢鐘の中｣、マジ怖い！！
私の予想の｢鐘の中｣はね。
さよは、たびたび墓を訪れる。それは、現実を見るための儀式となっているかのようだ。

とおるがもうこの世にいないなんて、信じられない。悪い夢なんじゃないか。夢から覚めたのか、目覚めても悪夢の中にいるのか、どちらか分からない頭で、さよは、着替えて墓地へと向かう。

真夜中。車を走らせ、着いた霊園。懐中電灯で墓石に刻まれた名前を確認し、1つの墓の前でへたへたと座り込む、かよ。長い髪は、地にまでついている。

長い嗚咽をとめることができない。とおる。。抱きついて愛でる墓石のしんとした冷たさ。かよの熱がわずかに移ったかと思わせる生暖かさ。それに繰り返し触れることで、いつしか失っていた正気をとりもどしていく、かよ。もう、とおるはいないのだ、という現実に。

とおる、安らかに眠り、私のことも見守っていてほしい。ずっと愛している｡

星空の下、想いを届けようと、鐘の棒へと続く縄を引く。

手を離した。
しかし、鐘は鳴らなかった。

もう一度やってみた。
やはり、鈍い音をたてるのみ。

とおる。。へたりこみ、懐中電灯で鐘を照らす。
その鐘の中。真一文字に刃物を加え、こちらを見る見開かれた2つの目。

はっ。あ、、、
声がでない。
誰かがはりついている。

その時、
キャアアアアアー

息荒く、ベッドの上で叫び起きる彼女がいた。

はじめて書いてみた🌸