肌のバリア機能 皮脂膜とは
「皮脂膜」
皮脂膜とは
皮脂膜はどんなもので作られているかと言うと、お肌の皮脂腺から出される油と汗からできています。普通は脂と水分と言うのは混ざり合うことはありません。
なぜ皮脂膜の脂と汗(水分)が混ざり合うのか
体内でつくる油は、作ることができないほどの濃度の薄い油であるため、皮脂膜の脂と汗(水分)は混ざり合います。この理想の天然保湿クリームは、この濃度の薄い油と、リン脂質・アミノ酸によって可能になる汗と交じり合い、この自然保湿クリームである皮脂膜ができあがります。
この皮脂膜は水に近いほど薄い油です。人間の体から自然に作られるため、これだけ純水な油分(保湿)効果の高いものが出来上がります。
皮脂膜の他の効果
「お肌にうるおいを出してくれる」「ツヤを与えてくれる」「バリア機能がある」
「お肌にうるおいを出してくれる」「ツヤを与えてくれる」は、皮脂膜でお肌に膜をはることにより、お肌の角質が剥がれるのを防いでくれます。また、お肌の中に存在する因子である「天然保湿因子」や、水分の蒸発を防ぐ働きもあります。
皮脂膜の欠点
皮脂膜には、酸化するという欠点も存在します。
酸化する条件
一般的には、「紫外線」「酸素」「温度」の3つが揃うと酸化すると言われています。
こうなることで、「過酸化脂質」というものに変化し、シミ・シワ・お肌の老化・乾燥などの原因となります。
酸化脂質にしないで済む方法
「食べる絹」と言われている「シルクパウダー」というものが過酸化脂質を防いでくれます。
シルクパウダーは、東京農工大学で発明されており、体内で消化や吸収できるように低分子化した絹のことを言います。絹には優れたアミノ酸構成があり、全部で18種類のアミノ酸で作られています。これらのアミノ酸の効果以外にも、シルクのタンパク質がいくつかの病気の症例に効果があるとされています。
その他に「UVカット」「美白効果」にも効果があるとされています。このシルクパウダーを摂取することにより、ますますお肌が美肌に近づくわけです。
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