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No.68 19/04/03 13:12
メッテルニヒ=パレオロゴスAUT ( 40代 ♂ MLdWxe )
あ+あ-

≫67

🎶先に進む前に。

これ第2楽章の時に言っておくべきだったが、第2楽章のテーマを特にピアノソロで弾く部分、何かダンディーでマッチョ、男の渋さとエレガンス、哀愁がスペイン音楽と共通して無いか?

またラフマニノフの前奏曲の有名なOp.23-5にしても、あれをスペイン作曲家のグラナードスの作品だと言われても違和感ないだろう?

何故、ロシアのラフマニノフが、ヨーロッパで一番遠いスペイン音楽に似ている所があるのか?

これは勿論ラフマニノフが協奏曲2番で一躍有名になった後ヨーロッパ各地で活躍し、フランスやスペインの作曲家らと親しくなったのも原因だろうが、しかしドイツやオーストリアの作曲家はどんなにスペイン作曲家と親しくなっても、スペイン風の作品は作らない、作れない場合が殆ど。

ラフマニノフ等ロシアと、スペインの共通性を探るのに、歴史の知識が必要になる。
(一流の音楽家には相当、世界史や哲学などの深い知識、教養が必要)

ロシアとスペインの共通点。

まず、どちらもヨーロッパの端に位置し中世にイスラムに支配された過去を持つ事。

スペインがあるイベリア半島が8世紀から15世紀まで、イスラムに支配されイスラム世界の一部だったのは有名だが、ロシアも13~15世紀、200年以上モンゴルのキプチャク・ハン国に支配された。このキプチャク・ハン国はイスラム教の国。(モンゴル人よりトルコ系が多かったのと、モンゴル人の支配階級がすぐイスラムに改宗したから)

次に、このヨーロッパ辺境地域でイスラムの影響受けた以外に、両者を結ぶ要素はジプシー(ロマ)。
彼らは定住しない民としてヨーロッパ各地に住み着き、独自の社会と文化を保持した。
音楽に優れ、特にロシア、ハンガリー(ルーマニア含む。ルーマニアの大半は長年ハンガリー領だったから)、スペインに強い影響を与えた。

ハンガリーはリストのハンガリー狂詩曲やブラームスのハンガリー舞曲がモロにジプシー音楽であり、後にバルトークらが真のハンガリー(マジャール系)音楽と、これらジプシー音楽を分けたが、ロシアやスペインではジプシー音楽の要素がそのまま溶け込んだ印象が強い。

つまりイスラムとジプシー(ロマ)。これがロシアとスペインの共通点で、音楽がダンディーで渋いエレガンスと哀愁持ったモノに成るのだ。

ギター風のアルペジオや、何より楽器の名人芸的要素も。

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