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日本の家

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名無し
18/10/01 00:19(最終更新日時)

日本の家の天井の低さには驚く。あまりに低すぎるため、圧迫間で息苦しくなる。
何でこんなに低いのか？部屋の狭さに加え、天井も低さ、このダブルパンチでかなり居心地が悪い。
一般住宅の室内照明に白色を使用するのもどうかと思う。西洋では間接照明が主流で、電球色を使用する。

家のデザインも微妙だ。
昔ながらの日本家は素晴らしいが、戦後、1960年以降あたりから出てきた、洋でもない、和でもない、独特のデザインが酷い。
日本の家というのは、どうも無機質で、色も、白、茶、黒、グレー系統が主流で、地味な色彩だ。西洋のように、赤、ピンク、黄、青、緑といった色はほとんどない。
日本の家は、流行でデザインがコロコロ変わるので、新築当時は良いが、20年30年建つと古臭さが目につくようになる。欧州では200年300年前の建物に普通に住んでいる人がたくさんいる。フランスなどのアパートメントは築150年200年は当たり前にあり、改修しながら昔の建物をずっと使い続ける文化がある。つまり日本のように流行でデザインをコロコロ変える風習がないので、何百年前の建物だろうが、亀裂が入ったり補修しなければならない傷みが出たとしても、建物そのもののデザインが古臭いという感覚がない。
日本も、昔ながらの日本の伝統的な家を現代でもずっと建築していれば、何十年、何百年経とうが、古臭い家など出てこないはずである。

西洋人は、日本の伝統的な家に惹かれる。畳、縁側、瓦屋根、または白川郷の茅葺き屋根など、大変に素晴らしいと思う。欧州は昔ながらの伝統的な家を変わることなく継承しているから、統一感があり、流行による古臭さがないのである。
日本は新しいもの好きの国民性なのかも知れないが、もし、「欧州の街並み、建物は素敵だ、それに比べて日本は〜」と言うならば、それは自分たちの歴史や伝統文化を忘れている、あるいは粗末にしているだけだと思う。日本には日本の伝統的な素晴らしい建築があるのに、それを捨てて、近代的ではあるが、洋でもない、和でもない、はっきり言えば無機質で地味色の建築物にして、綺麗な日本伝統デザインを壊しているのは当の日本人なのだから。

それにしても日本の電信柱や街灯の無機質さは酷い。街によってはガス灯のようなデザイン性のある街灯もあるが、大半は打ちっぱなし灰色コンクリートの柱で、黒と黄色のストライプが貼られている。これは…