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本当に≪夏は汗を書くから塩分を多く摂った方が良い≫のか？

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通行人
14/08/28 21:48(最終更新日時)

よく、夏は塩分を多めにとらないと・・・と言われますが、本当でしょうか。

成人の体は約60％が水、塩分は約０．３％です。このバランスを維持することが健康を維持することにつながります。よく汗をかく夏には塩分を余分に採った方が良いのか？というと、日本人の食事はもともと塩分摂取量が世界でも多い食事なのです。家の中でちょっと汗をかくぐらい（１日２００－３００ｃｃ程度）ならばいつもの水分補給で十分。汗の書きやすい季節だからといって余計に塩分をとる必要は基本的にはないそうなのです。

ただし、炎天下で運動をしたり、暑い家の中で家事をしたりして、ダラダラと汗をかくような場合（目安として１日５００ｃｃ以上の汗）はいつもよりも水分や塩分を多めにとる必要が出てきます。

５００ｃｃと言っても測るわけにはいきませんよね。下着を着替えたいと思うほどの汗をかいたかどうかというのが目安となります。
汗をかいた時に身体から出て行ってしまうのは塩分だけではありません。カリウムやマグネシウム、リンなど体に必要な電解質も一緒に流れ出て行ってしまいます。このため、単に水分補給といっても水だけを飲むのでは足りない場合があります。

なので、スポーツドリンクを飲むのもおすすめですが、水と一緒に塩昆布や梅干しを摂るのも有効なんですよ。最近はナトリウムが含まれたキャンディなども販売されていますので、そういうものをうまく活用していくと良いと思います！

足りなくなったら栄養素をバランスよく補って、暑い夏を元気に乗り切りたいですね。